JPH07331739A - 柱・梁接合構造 - Google Patents
柱・梁接合構造Info
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- JPH07331739A JPH07331739A JP15422594A JP15422594A JPH07331739A JP H07331739 A JPH07331739 A JP H07331739A JP 15422594 A JP15422594 A JP 15422594A JP 15422594 A JP15422594 A JP 15422594A JP H07331739 A JPH07331739 A JP H07331739A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】柱RC梁S構造物において、棒状ブレースの設
置を容易にすることにより、該構造物の耐久性、安全性
の向上を容易にさせる。 【構成】鉄筋コンクリートからなる鉛直な柱2と水平な
梁6とが、パネル部PN1を形成する形で互いに接合し
てなる柱・梁接合構造において、柱2に枠状のふさぎ板
10を、柱2のパネル部PN1を包囲する形で設け、パ
ネル部PN1に、ブレース13の一端が接続され得る、
ブレース接続部材9を、該ブレース接続部材9と梁6の
上部又は下部間及び、該ブレース接続部材9とふさぎ板
10間をそれぞれ接合する形で設けて構成される。
置を容易にすることにより、該構造物の耐久性、安全性
の向上を容易にさせる。 【構成】鉄筋コンクリートからなる鉛直な柱2と水平な
梁6とが、パネル部PN1を形成する形で互いに接合し
てなる柱・梁接合構造において、柱2に枠状のふさぎ板
10を、柱2のパネル部PN1を包囲する形で設け、パ
ネル部PN1に、ブレース13の一端が接続され得る、
ブレース接続部材9を、該ブレース接続部材9と梁6の
上部又は下部間及び、該ブレース接続部材9とふさぎ板
10間をそれぞれ接合する形で設けて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート柱と
鉄骨梁を接合してなる柱・梁接合構造に関する。
鉄骨梁を接合してなる柱・梁接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁から
なる柱RC梁S構造物が構築されている。また、柱RC
梁S構造物では、該構造物に生じる振動等により、鉄筋
コンクリート柱に曲げ応力等が加わるが、鉄筋コンクリ
ート柱は構造上、曲げ応力等に弱いので、柱RC梁S構
造物の耐久性、安全性を向上させるためには、該構造物
に対して耐震要素を設置し、該構造物に生じる振動等を
抑制して、鉄筋コンクリート柱に加わる曲げ応力等を緩
和させる必要がある。
なる柱RC梁S構造物が構築されている。また、柱RC
梁S構造物では、該構造物に生じる振動等により、鉄筋
コンクリート柱に曲げ応力等が加わるが、鉄筋コンクリ
ート柱は構造上、曲げ応力等に弱いので、柱RC梁S構
造物の耐久性、安全性を向上させるためには、該構造物
に対して耐震要素を設置し、該構造物に生じる振動等を
抑制して、鉄筋コンクリート柱に加わる曲げ応力等を緩
和させる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、柱RC梁S
構造物の耐震要素として、1つの柱・梁接合部と他の柱
・梁接合部の間、或いは、1つの柱・梁接合部と梁の間
等を連絡接続する形の棒状ブレースの設置が望まれてい
る。また、棒状ブレースと柱・梁接合部(或いは、梁)
の接続は、通常、鋼板ガセットプレート等のブレース設
置部材を柱・梁接合部(或いは、梁)側に接合し、接合
された該ブレース設置部材に、前記棒状ブレースの一端
を接続する形で行われている。しかし、柱RC梁S構造
物の柱・梁接合部では、柱が鉄筋コンクリートであるた
め、鋼製のブレース設置部材を溶接接合することが困難
であり、従って棒状ブレースの設置が困難である。そこ
で本発明は、上記事情に鑑み、柱RC梁S構造物におい
て、棒状ブレースの設置を容易にすることにより、該構
造物の耐久性、安全性を容易に向上させることのできる
柱・梁接合構造を提供するものである。
構造物の耐震要素として、1つの柱・梁接合部と他の柱
・梁接合部の間、或いは、1つの柱・梁接合部と梁の間
等を連絡接続する形の棒状ブレースの設置が望まれてい
る。また、棒状ブレースと柱・梁接合部(或いは、梁)
の接続は、通常、鋼板ガセットプレート等のブレース設
置部材を柱・梁接合部(或いは、梁)側に接合し、接合
された該ブレース設置部材に、前記棒状ブレースの一端
を接続する形で行われている。しかし、柱RC梁S構造
物の柱・梁接合部では、柱が鉄筋コンクリートであるた
め、鋼製のブレース設置部材を溶接接合することが困難
であり、従って棒状ブレースの設置が困難である。そこ
で本発明は、上記事情に鑑み、柱RC梁S構造物におい
て、棒状ブレースの設置を容易にすることにより、該構
造物の耐久性、安全性を容易に向上させることのできる
柱・梁接合構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第一の
発明は、鉄筋コンクリートからなる鉛直な柱躯体(2)
と水平な鉄骨梁(6)とが、柱・梁接合部(PN1)を
形成する形で互いに接合してなる柱・梁接合構造におい
て、前記柱躯体(2)に枠状の補強鋼板(10)を、前
記柱躯体(2)の柱・梁接合部(PN1)を包囲する形
で設け、前記柱・梁接合部(PN1)に、棒状ブレース
(13)の一端が接続され得る、ブレース設置部材
(9)を、該ブレース設置部材(9)と前記鉄骨梁
(6)の上部又は下部間及び、該ブレース設置部材
(9)と前記補強鋼板(10)間をそれぞれ接合する形
で設けて構成される。また本発明のうち第二の発明は、
前記鉄骨梁(6)が、前記柱・梁接合部(PN1)を中
心として互いに対称なる2方向(矢印A、B方向)に伸
延する形で、前記柱躯体(2)と該鉄骨梁(6)との接
合がなされた第一の発明の柱・梁接合構造において、前
記柱・梁接合部(PN1)に、該柱・梁接合部(PN
1)を中心とした前記2方向(矢印A、B方向)側にお
いてそれぞれブレース設置部材(9)を設け、2つの前
記ブレース設置部材(9)間を、前記補強鋼板(10)
と前記柱躯体(2)を貫通した形の応力連絡部材(8)
を介して接続して構成される。また本発明のうち第三の
発明は、第二の発明において、前記2つのブレース設置
部材(9)と前記応力連絡部材(8)とを一体の部材
(7)で形成して構成される。なお、( )内の番号等
は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもので
あり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束される
ものではない。以下の作用の欄についても同様である。
発明は、鉄筋コンクリートからなる鉛直な柱躯体(2)
と水平な鉄骨梁(6)とが、柱・梁接合部(PN1)を
形成する形で互いに接合してなる柱・梁接合構造におい
て、前記柱躯体(2)に枠状の補強鋼板(10)を、前
記柱躯体(2)の柱・梁接合部(PN1)を包囲する形
で設け、前記柱・梁接合部(PN1)に、棒状ブレース
(13)の一端が接続され得る、ブレース設置部材
(9)を、該ブレース設置部材(9)と前記鉄骨梁
(6)の上部又は下部間及び、該ブレース設置部材
(9)と前記補強鋼板(10)間をそれぞれ接合する形
で設けて構成される。また本発明のうち第二の発明は、
前記鉄骨梁(6)が、前記柱・梁接合部(PN1)を中
心として互いに対称なる2方向(矢印A、B方向)に伸
延する形で、前記柱躯体(2)と該鉄骨梁(6)との接
合がなされた第一の発明の柱・梁接合構造において、前
記柱・梁接合部(PN1)に、該柱・梁接合部(PN
1)を中心とした前記2方向(矢印A、B方向)側にお
いてそれぞれブレース設置部材(9)を設け、2つの前
記ブレース設置部材(9)間を、前記補強鋼板(10)
と前記柱躯体(2)を貫通した形の応力連絡部材(8)
を介して接続して構成される。また本発明のうち第三の
発明は、第二の発明において、前記2つのブレース設置
部材(9)と前記応力連絡部材(8)とを一体の部材
(7)で形成して構成される。なお、( )内の番号等
は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもので
あり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束される
ものではない。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、柱躯体(2)に設けられた補強鋼板(10)と、ブ
レース設置部材(9)との間が接合される。また、柱躯
体(2)のうち該柱・梁接合部(PN1)ではフープ筋
(5)を配筋しない。また、本発明のうち第二の発明で
は、2つのブレース設置部材(9)が棒状ブレース(1
3)等を介して、互いに対称なる2方向(矢印A、B方
向)に応力を受ける際、該応力は、2つのブレース設置
部材(9)間を接続した応力連絡部材(8)を介して打
ち消される。また、本発明のうち第三の発明では、ブレ
ース設置部材(9)と応力連絡部材(8)間が一体とな
っており、溶接等の接合を行わない。
は、柱躯体(2)に設けられた補強鋼板(10)と、ブ
レース設置部材(9)との間が接合される。また、柱躯
体(2)のうち該柱・梁接合部(PN1)ではフープ筋
(5)を配筋しない。また、本発明のうち第二の発明で
は、2つのブレース設置部材(9)が棒状ブレース(1
3)等を介して、互いに対称なる2方向(矢印A、B方
向)に応力を受ける際、該応力は、2つのブレース設置
部材(9)間を接続した応力連絡部材(8)を介して打
ち消される。また、本発明のうち第三の発明では、ブレ
ース設置部材(9)と応力連絡部材(8)間が一体とな
っており、溶接等の接合を行わない。
【0006】
【実施例】図1は、本発明による柱・梁接合構造の一例
を示した図、図2は、図1のX1−Y1線における拡大
断面図、図3及び図4は、本発明による柱・梁接合構造
のうちの他の一例を示した図である。
を示した図、図2は、図1のX1−Y1線における拡大
断面図、図3及び図4は、本発明による柱・梁接合構造
のうちの他の一例を示した図である。
【0007】柱RC梁S構造物である柱梁構造物1は、
図1及び図2に示すように、図示しない基礎上に上下方
向に立設された、鉄筋コンクリート製の複数の柱2を有
しており、柱2中には、上下方向に適宜配筋された複数
の主筋3及び、水平方向に適宜配筋された複数のフープ
筋5が埋設されている。複数の柱2には、複数存在する
所定の高さレベルL1、L2、……(図1では2つの高
さレベルL1、L2だけを図示)において、H型鉄骨等
による水平な、複数の梁6がそれぞれ接合され設けられ
ている。即ち、各高さレベルL1、L2等における複数
の梁6は、これら梁6どうしが、水平な複数の格子KS
1(図2において部分的にのみ図示)を形成する形で互
いに接合されて設けられており、各高さレベルL1、L
2等における複数の梁6は、これら梁6どうしの各接合
箇所PT1(図では十字状の接合箇所PT1だけが図示
されているが、T字状やL字状等の接合箇所PT1も存
在し得る)が各柱2に接合され支持されて設けられてい
る。なお、梁6の接合箇所PT1と柱2との接合部はパ
ネル部PN1となっている。従って、隣接する柱2、2
間には、これら柱2、2と、これら柱2、2間において
各高さレベルL1、L2……に設けられた複数の梁6と
によって、鉛直な複数の格子KS2が上下方向に形成さ
れている。
図1及び図2に示すように、図示しない基礎上に上下方
向に立設された、鉄筋コンクリート製の複数の柱2を有
しており、柱2中には、上下方向に適宜配筋された複数
の主筋3及び、水平方向に適宜配筋された複数のフープ
筋5が埋設されている。複数の柱2には、複数存在する
所定の高さレベルL1、L2、……(図1では2つの高
さレベルL1、L2だけを図示)において、H型鉄骨等
による水平な、複数の梁6がそれぞれ接合され設けられ
ている。即ち、各高さレベルL1、L2等における複数
の梁6は、これら梁6どうしが、水平な複数の格子KS
1(図2において部分的にのみ図示)を形成する形で互
いに接合されて設けられており、各高さレベルL1、L
2等における複数の梁6は、これら梁6どうしの各接合
箇所PT1(図では十字状の接合箇所PT1だけが図示
されているが、T字状やL字状等の接合箇所PT1も存
在し得る)が各柱2に接合され支持されて設けられてい
る。なお、梁6の接合箇所PT1と柱2との接合部はパ
ネル部PN1となっている。従って、隣接する柱2、2
間には、これら柱2、2と、これら柱2、2間において
各高さレベルL1、L2……に設けられた複数の梁6と
によって、鉛直な複数の格子KS2が上下方向に形成さ
れている。
【0008】前記パネル部PN1の構造は、柱2の所定
位置(即ち、前記高さレベルL1、L2、……の位置)
において、複数の梁6の接合箇所PT1を該柱2のコン
クリート躯体中に埋没させた形で構成されている。更
に、各パネル部PN1では、柱2のコンクリート躯体の
水平方向周囲を包囲する形で、枠状の鋼板からなるふさ
ぎ板10が設置されており、ふさぎ板10は、該パネル
部PN1で接合されている梁6の下端レベルLK1か
ら、該梁6の上端よりも所定の上下幅W1だけ高い上端
レベルLJ1に亙る上下範囲において設置されている。
なお、パネル部PN1で接合されている梁6は、該ふさ
ぎ板10を貫通した状態になっており、ふさぎ板10は
複数の鋼板片が適宜溶接接合されることによって、柱2
を包囲する枠状に成形されている。なお、柱2のうちパ
ネル部PN1では、前記フープ筋5が省略されている
が、該箇所の周囲には鋼板からなるふさぎ板10が設置
されているので、該パネル部PN1における柱2の剪断
応力等に対する補強が十分になされている。また、パネ
ル部PN1においては、柱2の主筋3は、該パネル部P
N1に接合されている複数の梁6を避ける形で上下方向
に通過して配筋されている。
位置(即ち、前記高さレベルL1、L2、……の位置)
において、複数の梁6の接合箇所PT1を該柱2のコン
クリート躯体中に埋没させた形で構成されている。更
に、各パネル部PN1では、柱2のコンクリート躯体の
水平方向周囲を包囲する形で、枠状の鋼板からなるふさ
ぎ板10が設置されており、ふさぎ板10は、該パネル
部PN1で接合されている梁6の下端レベルLK1か
ら、該梁6の上端よりも所定の上下幅W1だけ高い上端
レベルLJ1に亙る上下範囲において設置されている。
なお、パネル部PN1で接合されている梁6は、該ふさ
ぎ板10を貫通した状態になっており、ふさぎ板10は
複数の鋼板片が適宜溶接接合されることによって、柱2
を包囲する枠状に成形されている。なお、柱2のうちパ
ネル部PN1では、前記フープ筋5が省略されている
が、該箇所の周囲には鋼板からなるふさぎ板10が設置
されているので、該パネル部PN1における柱2の剪断
応力等に対する補強が十分になされている。また、パネ
ル部PN1においては、柱2の主筋3は、該パネル部P
N1に接合されている複数の梁6を避ける形で上下方向
に通過して配筋されている。
【0009】各パネル部PN1には、後述する棒状のブ
レース13の一端が接続され得る、鋼板プレート状のブ
レース接続部材9が、該ブレース接続部材9と梁6の上
部間及び、該ブレース接続部材9とふさぎ板10(即
ち、ふさぎ板10における前記上下幅W1に対応する部
位)間をそれぞれ溶接接合する形で設けられている。ま
た、例えば、図1及び図2に示すように、梁6が、パネ
ル部PN1を中心として互いに対称なる2方向、即ち図
に示す矢印A、B方向に伸延する形で、柱2と梁6との
接合がなされたパネル部PN1においては、該パネル部
PN1を中心とした矢印A、B方向側においてそれぞれ
ブレース接続部材9、9が設けられている。そして、こ
れら2つのブレース接続部材9、9間には、前記ふさぎ
板10と前記柱2を矢印A、B方向に貫通した形の応力
伝達部材8が、これらブレース接続部材9、9とそれぞ
れ一体的に接続されて設けられている。つまり、図1及
び図2に示すパネル部PN1では、ブレース接続部材
9、9と応力伝達部材8とは一体の部材である接続部材
ユニット7を構成している。なお、ブレース接続部材
9、9、応力伝達部材8がそれぞれ独立した部材で構成
され、各ブレース接続部材9、9と応力伝達部材8との
間がそれぞれ溶接等により接合されるようにしてもよ
い。また、応力伝達部材8を用いずにブレース接続部材
9を設けることも勿論可能である(梁6が、パネル部P
N1を中心として一方のみ、或いは互いに対称でない方
向、例えばL字状を形成する直角方向などに伸延する形
で、柱2と梁6との接合がなされたパネル部PN1等に
おいては、応力伝達部材8を用いずにブレース接続部材
9を設けることになる。)。
レース13の一端が接続され得る、鋼板プレート状のブ
レース接続部材9が、該ブレース接続部材9と梁6の上
部間及び、該ブレース接続部材9とふさぎ板10(即
ち、ふさぎ板10における前記上下幅W1に対応する部
位)間をそれぞれ溶接接合する形で設けられている。ま
た、例えば、図1及び図2に示すように、梁6が、パネ
ル部PN1を中心として互いに対称なる2方向、即ち図
に示す矢印A、B方向に伸延する形で、柱2と梁6との
接合がなされたパネル部PN1においては、該パネル部
PN1を中心とした矢印A、B方向側においてそれぞれ
ブレース接続部材9、9が設けられている。そして、こ
れら2つのブレース接続部材9、9間には、前記ふさぎ
板10と前記柱2を矢印A、B方向に貫通した形の応力
伝達部材8が、これらブレース接続部材9、9とそれぞ
れ一体的に接続されて設けられている。つまり、図1及
び図2に示すパネル部PN1では、ブレース接続部材
9、9と応力伝達部材8とは一体の部材である接続部材
ユニット7を構成している。なお、ブレース接続部材
9、9、応力伝達部材8がそれぞれ独立した部材で構成
され、各ブレース接続部材9、9と応力伝達部材8との
間がそれぞれ溶接等により接合されるようにしてもよ
い。また、応力伝達部材8を用いずにブレース接続部材
9を設けることも勿論可能である(梁6が、パネル部P
N1を中心として一方のみ、或いは互いに対称でない方
向、例えばL字状を形成する直角方向などに伸延する形
で、柱2と梁6との接合がなされたパネル部PN1等に
おいては、応力伝達部材8を用いずにブレース接続部材
9を設けることになる。)。
【0010】また、複数の柱2間において設けられた複
数の梁6のうち、例えば図に示す矢印A、B方向に伸延
した各梁6には、鋼板からなる中央ガセットプレート1
1が設けられている。即ち、中央ガセットプレート11
は、矢印A、B方向に伸延した梁6のうち、該梁6の両
端に存在する接合箇所PT1、PT1の中央箇所PT2
において設けられており、中央ガセットプレート11
は、中央箇所PT2における梁6に、この梁6の下部に
溶接接合されて設けられている。なお、中央ガセットプ
レート11には、後述する棒状のブレース13の一端を
接続し得るようになっている。
数の梁6のうち、例えば図に示す矢印A、B方向に伸延
した各梁6には、鋼板からなる中央ガセットプレート1
1が設けられている。即ち、中央ガセットプレート11
は、矢印A、B方向に伸延した梁6のうち、該梁6の両
端に存在する接合箇所PT1、PT1の中央箇所PT2
において設けられており、中央ガセットプレート11
は、中央箇所PT2における梁6に、この梁6の下部に
溶接接合されて設けられている。なお、中央ガセットプ
レート11には、後述する棒状のブレース13の一端を
接続し得るようになっている。
【0011】上述したように、隣接した柱2、2と複数
の梁6による各格子KS2では、図1に示すように、該
格子KS2における2つの下隅部(即ち、パネル部PN
1、PN1)に、それぞれブレース接続部材9、9が存
在しており、また該格子KS2における上端中央部(即
ち、前記中央箇所PT2)に、中央ガセットプレート1
1が存在している。つまり、これら各格子KS2におい
ては、一方のブレース接続部材9と中央ガセットプレー
ト11の間、他方のブレース接続部材9と中央ガセット
プレート11の間にそれぞれ棒状のブレース13、13
が所定のボルトやナット等を介して接続され設置されて
いる。つまり、柱梁構造物1には耐震要素として、パネ
ル部PN1と梁6の間を連絡接続する形のブレース13
が接続設置されているので、該柱梁構造物1では振動等
が抑制され、よって鉄筋コンクリートからなる柱2に加
わる曲げ応力等が緩和されている。即ち、柱梁構造物1
の耐久性が向上されている。
の梁6による各格子KS2では、図1に示すように、該
格子KS2における2つの下隅部(即ち、パネル部PN
1、PN1)に、それぞれブレース接続部材9、9が存
在しており、また該格子KS2における上端中央部(即
ち、前記中央箇所PT2)に、中央ガセットプレート1
1が存在している。つまり、これら各格子KS2におい
ては、一方のブレース接続部材9と中央ガセットプレー
ト11の間、他方のブレース接続部材9と中央ガセット
プレート11の間にそれぞれ棒状のブレース13、13
が所定のボルトやナット等を介して接続され設置されて
いる。つまり、柱梁構造物1には耐震要素として、パネ
ル部PN1と梁6の間を連絡接続する形のブレース13
が接続設置されているので、該柱梁構造物1では振動等
が抑制され、よって鉄筋コンクリートからなる柱2に加
わる曲げ応力等が緩和されている。即ち、柱梁構造物1
の耐久性が向上されている。
【0012】柱梁構造物1は以上のように構成されてお
り、柱梁構造物1の構築は次のように行われる。即ち、
図示しない基礎を適宜構築した後、該基礎上に鉄筋コン
クリート製の複数の柱2を現場打設により上方に所定の
高さレベル(例えば、高さレベルL1等)付近まで構築
する。次いで、これら柱2の構築された上端に複数の梁
6をそれぞれ支持させる。複数の梁6の支持は、これら
梁6どうしを、水平な複数の格子KS1を形成する形で
互いに接合し、これら梁6どうしの各接合箇所PT1を
各柱2の構築された上端に載置させる形で行われる。次
いで、複数の柱2の主筋3を更に上方に、従って載置さ
れた複数の梁6の接合箇所PT1を通過する形で配筋
し、該主筋3に対して複数のフープ筋5を配筋するると
共に、載置された各接合箇所PT1、即ち構築されるべ
きパネル部PN1に対応する形で前記ふさぎ板10を設
置する(また、パネル部PN1上方の柱2に対しては図
示しない所定の型枠が設置される。)。なお、ふさぎ板
10は、上述したように、複数の鋼板片を枠状に成形す
る形で現場で適宜溶接接合して設置される。また、フー
プ筋5は設置されるふさぎ板10の上端レベルLJ1よ
り上側において配筋される。また、ふさぎ板10の設置
と共に、前記接続部材ユニット7を、該ふさぎ板10を
貫通する形で、しかも該接続部材ユニット7と梁6の
間、該接続部材ユニット7とふさぎ板10との間を溶接
接合する形で設置する。
り、柱梁構造物1の構築は次のように行われる。即ち、
図示しない基礎を適宜構築した後、該基礎上に鉄筋コン
クリート製の複数の柱2を現場打設により上方に所定の
高さレベル(例えば、高さレベルL1等)付近まで構築
する。次いで、これら柱2の構築された上端に複数の梁
6をそれぞれ支持させる。複数の梁6の支持は、これら
梁6どうしを、水平な複数の格子KS1を形成する形で
互いに接合し、これら梁6どうしの各接合箇所PT1を
各柱2の構築された上端に載置させる形で行われる。次
いで、複数の柱2の主筋3を更に上方に、従って載置さ
れた複数の梁6の接合箇所PT1を通過する形で配筋
し、該主筋3に対して複数のフープ筋5を配筋するると
共に、載置された各接合箇所PT1、即ち構築されるべ
きパネル部PN1に対応する形で前記ふさぎ板10を設
置する(また、パネル部PN1上方の柱2に対しては図
示しない所定の型枠が設置される。)。なお、ふさぎ板
10は、上述したように、複数の鋼板片を枠状に成形す
る形で現場で適宜溶接接合して設置される。また、フー
プ筋5は設置されるふさぎ板10の上端レベルLJ1よ
り上側において配筋される。また、ふさぎ板10の設置
と共に、前記接続部材ユニット7を、該ふさぎ板10を
貫通する形で、しかも該接続部材ユニット7と梁6の
間、該接続部材ユニット7とふさぎ板10との間を溶接
接合する形で設置する。
【0013】次いで、コンクリートの現場打設により、
ふさぎ板10の内部にコンクリートを充填し、従って配
筋された主筋3やフープ筋5及び、接続部材ユニット7
の応力伝達部材8を埋没させる形で、複数の柱2を次の
所定の高さレベル(例えば、高さレベルL2等)まで構
築する。以降、柱2の構築された上端に複数の梁6をそ
れぞれ支持させ、柱2の主筋3及びフープ筋5を配筋す
ると共にふさぎ板10と接続部材ユニット7の設置を行
い、コンクリートを打設して柱2を次の所定の高さレベ
ルまで構築する、これら一連の作業を繰り返した後、隣
接した柱2、2と複数の梁6による各格子KS2におい
て、一方のブレース接続部材9と中央ガセットプレート
11の間、他方のブレース接続部材9と中央ガセットプ
レート11の間にそれぞれ棒状のブレース13、13を
接続設置することにより柱梁構造物1の構築が完了す
る。なお、完成された柱梁構造物1には、所定の高さレ
ベルL1、L2、……毎に、水平なスラブ躯体15(二
点鎖線で図示)がそれぞれ構築されることになり、各格
子KS2における下隅側の両ブレース接続部材9、9は
スラブ躯体15中に埋没されることになる。また、外部
に露出している鉄骨の梁6、鋼板のふさぎ板10、鋼板
の中央ガセットプレート11等には適宜耐火被覆が施さ
れる。
ふさぎ板10の内部にコンクリートを充填し、従って配
筋された主筋3やフープ筋5及び、接続部材ユニット7
の応力伝達部材8を埋没させる形で、複数の柱2を次の
所定の高さレベル(例えば、高さレベルL2等)まで構
築する。以降、柱2の構築された上端に複数の梁6をそ
れぞれ支持させ、柱2の主筋3及びフープ筋5を配筋す
ると共にふさぎ板10と接続部材ユニット7の設置を行
い、コンクリートを打設して柱2を次の所定の高さレベ
ルまで構築する、これら一連の作業を繰り返した後、隣
接した柱2、2と複数の梁6による各格子KS2におい
て、一方のブレース接続部材9と中央ガセットプレート
11の間、他方のブレース接続部材9と中央ガセットプ
レート11の間にそれぞれ棒状のブレース13、13を
接続設置することにより柱梁構造物1の構築が完了す
る。なお、完成された柱梁構造物1には、所定の高さレ
ベルL1、L2、……毎に、水平なスラブ躯体15(二
点鎖線で図示)がそれぞれ構築されることになり、各格
子KS2における下隅側の両ブレース接続部材9、9は
スラブ躯体15中に埋没されることになる。また、外部
に露出している鉄骨の梁6、鋼板のふさぎ板10、鋼板
の中央ガセットプレート11等には適宜耐火被覆が施さ
れる。
【0014】なお、上述した実施例では、柱・梁接合部
であるパネル部PN1に、ブレース設置部材であるブレ
ース接続部材9が、該ブレース接続部材9と鉄骨梁であ
る梁6の上部間を接合する形で、従って梁6の上側に設
けられているが、図3に示すように、ブレース接続部材
9が、該ブレース接続部材9と梁6の下部間を接合する
形で、従って梁6の下側に設けられていてもよい。ま
た、図4に示すように、ブレース接続部材9が、梁6の
上側と下側の両側に設けられていてもよい。
であるパネル部PN1に、ブレース設置部材であるブレ
ース接続部材9が、該ブレース接続部材9と鉄骨梁であ
る梁6の上部間を接合する形で、従って梁6の上側に設
けられているが、図3に示すように、ブレース接続部材
9が、該ブレース接続部材9と梁6の下部間を接合する
形で、従って梁6の下側に設けられていてもよい。ま
た、図4に示すように、ブレース接続部材9が、梁6の
上側と下側の両側に設けられていてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、鉄筋コンクリートからなる鉛直な柱2等の柱躯
体と水平な梁6等の鉄骨梁とが、パネル部PN1等の柱
・梁接合部を形成する形で互いに接合してなる柱・梁接
合構造において、前記柱躯体に枠状のふさぎ板10等の
補強鋼板を、前記柱躯体の柱・梁接合部を包囲する形で
設け、前記柱・梁接合部に、ブレース13等の棒状ブレ
ースの一端が接続され得る、ブレース接続部材9等のブ
レース設置部材を、該ブレース設置部材と前記鉄骨梁の
上部又は下部間及び、該ブレース設置部材と前記補強鋼
板間をそれぞれ接合する形で設けて構成されるので、ブ
レース設置部材は、鉄骨梁に対して接合され得ると共
に、柱躯体に対する接合では、該柱躯体に設けられた補
強鋼板とブレース設置部材間が接合され得るので、ブレ
ース設置部材は柱・梁接合部に容易に設けることができ
る。つまり、本発明による柱・梁接合構造が適用された
柱RC梁S構造物においては、柱・梁接合部に容易に設
けられたブレース設置部材を介して、耐震要素としての
棒状ブレースが容易に設置されるので、該構造物の耐久
性、安全性を容易に向上させることができる。また、柱
躯体のうち補強鋼板が設けられた柱・梁接合部は、該補
強鋼板によって剪断力に対する補強がなされているた
め、柱躯体のうち該柱・梁接合部ではフープ筋が不要に
なる。フープ筋が不要であるため、柱・梁接合部での諸
作業は簡単になり、ブレース設置部材の設置は更に容易
になる。
発明は、鉄筋コンクリートからなる鉛直な柱2等の柱躯
体と水平な梁6等の鉄骨梁とが、パネル部PN1等の柱
・梁接合部を形成する形で互いに接合してなる柱・梁接
合構造において、前記柱躯体に枠状のふさぎ板10等の
補強鋼板を、前記柱躯体の柱・梁接合部を包囲する形で
設け、前記柱・梁接合部に、ブレース13等の棒状ブレ
ースの一端が接続され得る、ブレース接続部材9等のブ
レース設置部材を、該ブレース設置部材と前記鉄骨梁の
上部又は下部間及び、該ブレース設置部材と前記補強鋼
板間をそれぞれ接合する形で設けて構成されるので、ブ
レース設置部材は、鉄骨梁に対して接合され得ると共
に、柱躯体に対する接合では、該柱躯体に設けられた補
強鋼板とブレース設置部材間が接合され得るので、ブレ
ース設置部材は柱・梁接合部に容易に設けることができ
る。つまり、本発明による柱・梁接合構造が適用された
柱RC梁S構造物においては、柱・梁接合部に容易に設
けられたブレース設置部材を介して、耐震要素としての
棒状ブレースが容易に設置されるので、該構造物の耐久
性、安全性を容易に向上させることができる。また、柱
躯体のうち補強鋼板が設けられた柱・梁接合部は、該補
強鋼板によって剪断力に対する補強がなされているた
め、柱躯体のうち該柱・梁接合部ではフープ筋が不要に
なる。フープ筋が不要であるため、柱・梁接合部での諸
作業は簡単になり、ブレース設置部材の設置は更に容易
になる。
【0016】また本発明のうち第二の発明は、前記鉄骨
梁が、前記柱・梁接合部を中心として互いに対称なる矢
印A、B方向等の2方向に伸延する形で、前記柱躯体と
該鉄骨梁との接合がなされた第一の発明の柱・梁接合構
造において、前記柱・梁接合部に、該柱・梁接合部を中
心とした前記2方向側においてそれぞれブレース設置部
材を設け、2つの前記ブレース設置部材間を、前記補強
鋼板と前記柱躯体を貫通した形の応力伝達部材8等の応
力連絡部材を介して接続して構成されるので、2つのブ
レース設置部材が棒状ブレース等を介して、互いに対称
なる2方向、即ち互いに背向する(または、向い合う)
方向に応力を受ける際、該応力は、2つのブレース設置
部材間を接続した応力連絡部材に対する引っ張り力(ま
たは、圧縮)の形で打ち消される。つまり、第一の発明
による効果に加えて、補強鋼板に対する曲げ応力等が極
力避けられ、補強鋼板の耐久性が向上し、柱・梁接合部
における信頼性が向上する。
梁が、前記柱・梁接合部を中心として互いに対称なる矢
印A、B方向等の2方向に伸延する形で、前記柱躯体と
該鉄骨梁との接合がなされた第一の発明の柱・梁接合構
造において、前記柱・梁接合部に、該柱・梁接合部を中
心とした前記2方向側においてそれぞれブレース設置部
材を設け、2つの前記ブレース設置部材間を、前記補強
鋼板と前記柱躯体を貫通した形の応力伝達部材8等の応
力連絡部材を介して接続して構成されるので、2つのブ
レース設置部材が棒状ブレース等を介して、互いに対称
なる2方向、即ち互いに背向する(または、向い合う)
方向に応力を受ける際、該応力は、2つのブレース設置
部材間を接続した応力連絡部材に対する引っ張り力(ま
たは、圧縮)の形で打ち消される。つまり、第一の発明
による効果に加えて、補強鋼板に対する曲げ応力等が極
力避けられ、補強鋼板の耐久性が向上し、柱・梁接合部
における信頼性が向上する。
【0017】また本発明のうち第三の発明は、第二の発
明において、前記2つのブレース設置部材と前記応力連
絡部材とを接続部材ユニット7等の一体の部材で形成し
て構成されるので、第二の発明による効果に加えて、ブ
レース設置部材と応力連絡部材間が溶接等の接合によら
ず一体となっているので、該一体の部材に対する信頼性
が向上し、柱・梁接合部における信頼性が更に向上す
る。また、ブレース設置部材と応力連絡部材間で溶接等
の接合を行う必要がないので、柱・梁接合部での諸作業
は更に簡単になる。
明において、前記2つのブレース設置部材と前記応力連
絡部材とを接続部材ユニット7等の一体の部材で形成し
て構成されるので、第二の発明による効果に加えて、ブ
レース設置部材と応力連絡部材間が溶接等の接合によら
ず一体となっているので、該一体の部材に対する信頼性
が向上し、柱・梁接合部における信頼性が更に向上す
る。また、ブレース設置部材と応力連絡部材間で溶接等
の接合を行う必要がないので、柱・梁接合部での諸作業
は更に簡単になる。
【図1】図1は、本発明による柱・梁接合構造の一例を
示した図である。
示した図である。
【図2】図2は、図1のX1−Y1線における拡大断面
図である。
図である。
【図3】図3は、本発明による柱・梁接合構造のうちの
他の一例を示した図である。
他の一例を示した図である。
【図4】図4は、本発明による柱・梁接合構造のうちの
他の一例を示した図である。
他の一例を示した図である。
2………柱躯体(柱) 6………鉄骨梁(梁) 7………一体の部材(接続部材ユニット) 8………応力連絡部材(応力伝達部材) 9………ブレース設置部材(ブレース接続部材) 10………補強鋼板(ふさぎ板) 13………棒状ブレース(ブレース) 矢印A、B方向………2方向 PN1………柱・梁接合部(パネル部)
Claims (3)
- 【請求項1】鉄筋コンクリートからなる鉛直な柱躯体と
水平な鉄骨梁とが、柱・梁接合部を形成する形で互いに
接合してなる柱・梁接合構造において、 前記柱躯体に枠状の補強鋼板を、前記柱躯体の柱・梁接
合部を包囲する形で設け、 前記柱・梁接合部に、棒状ブレースの一端が接続され得
る、ブレース設置部材を、該ブレース設置部材と前記鉄
骨梁の上部又は下部間及び、該ブレース設置部材と前記
補強鋼板間をそれぞれ接合する形で設けて構成した柱・
梁接合構造。 - 【請求項2】前記鉄骨梁が、前記柱・梁接合部を中心と
して互いに対称なる2方向に伸延する形で、前記柱躯体
と該鉄骨梁との接合がなされた請求項1記載の柱・梁接
合構造において、 前記柱・梁接合部に、該柱・梁接合部を中心とした前記
2方向側においてそれぞれブレース設置部材を設け、 2つの前記ブレース設置部材間を、前記補強鋼板と前記
柱躯体を貫通した形の応力連絡部材を介して接続して構
成した柱・梁接合構造。 - 【請求項3】前記2つのブレース設置部材と前記応力連
絡部材とを一体の部材で形成して構成した請求項2記載
の柱・梁接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15422594A JPH07331739A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 柱・梁接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15422594A JPH07331739A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 柱・梁接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07331739A true JPH07331739A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15579590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15422594A Pending JPH07331739A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 柱・梁接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07331739A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002309680A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Ohmoto Gumi Co Ltd | スケルトン・インフィル対応型鉄筋コンクリート造架構 |
JP2016098586A (ja) * | 2014-11-23 | 2016-05-30 | 株式会社安藤・間 | 鉄筋コンクリート柱鉄骨梁接合部材並びにその製作方法、及び建物の構築方法 |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP15422594A patent/JPH07331739A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002309680A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Ohmoto Gumi Co Ltd | スケルトン・インフィル対応型鉄筋コンクリート造架構 |
JP2016098586A (ja) * | 2014-11-23 | 2016-05-30 | 株式会社安藤・間 | 鉄筋コンクリート柱鉄骨梁接合部材並びにその製作方法、及び建物の構築方法 |
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