JPH07329736A - 車両におけるタイヤへの射水装置 - Google Patents

車両におけるタイヤへの射水装置

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JPH07329736A
JPH07329736A JP6156657A JP15665794A JPH07329736A JP H07329736 A JPH07329736 A JP H07329736A JP 6156657 A JP6156657 A JP 6156657A JP 15665794 A JP15665794 A JP 15665794A JP H07329736 A JPH07329736 A JP H07329736A
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JP
Japan
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water
tire
water tank
tires
jetting
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JP6156657A
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English (en)
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Ginzaburo Mizuno
銀三郎 水野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両タイヤの接地面へ温冷水及び噴射圧を選
択的に射水し、付着泥土の除去、高温化したタイヤの冷
却及び凍結時のスリップ防止を図る。 【構成】 車両に設置した水タンクより流通管を分岐・
連継して配置し、各タイヤの接地面に噴射するノズルを
先端に設け、介在したポンプで強制的に水を圧送し、分
岐部及びノズル部にエア吸入口を設け、エアコンプレッ
サーの供給口と連結し、及びラジエターから、水タンク
内を通過するバイパス管を設け、ラジエターの温水が水
タンク内を循環するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両におけるタイヤへの
射水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のタイヤへ種々の目的で温冷
水をかけることがある場合には、温冷水源よりホースや
器物を利用してタイヤへ射水しているのであり、車両自
体に射水装置を設けたものは存在しないのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両のタイヤへ温冷水
等をかける必要、或いは好ましい場合がある。例えば、
第1に工事用車両では、工事現場の軟弱な泥土がタイヤ
に付着したり、溝に詰まり、そのまま一般道路を走行す
ると、道路上に泥土を撒き散らすこととなり、水をかけ
て泥土を除去する必要がある。
【0004】第2に長時間の走行により、タイヤに発生
する熱が、タイヤの安全性に影響を及ぼすこともあり、
強制的に冷却させるため、冷水をかけることは安全走行
上好ましいことである。第3に寒冷期に道路が凍結、圧
雪のため、タイヤがスリップする時に、温水をタイヤ及
び路面に撒けば、スリップを防止し、特に発進時には有
効である。
【0005】そこで、本発明は、上記各目的に対応でき
る射水装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は車両に設置した
水タンクより流通管を分岐・連継して配置し、各タイヤ
の接地面に噴射するノズルを先端に設け、介在したポン
プで強制的に水を圧送したこと、分岐部及びノズル部に
エア吸入口を設け、エアコンプレッサーの供給口と連結
したこと、及び、ラジエターから、水タンク内を通過す
るバイパス管を設け、ラジエターの温水が水タンク内を
循環するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】車両に設置した水タンクより配置した流通管で
水を供給し、先端のノズルが各タイヤへ水を噴射するこ
とにより、タイヤの接地面へ水を当てるのである。そし
て、供給する水は介在するポンプで圧送されるから、適
度の水圧を得てタイヤの接地面に当たり、更にエアコン
プレッサーからの推進力が加われば、一層強力なノズル
からの噴射となって、洗浄作用を促進させるものであ
る。
【0008】一方、水タンクの中にはラジエターの温湯
が循環するバイパス管が設けられているから、水タンク
内の水は温められ、この温水を利用すれば、洗浄作用が
大きくなる。又、温水がタイヤを暖め、かつ路面に散
布、流れることによって、路面の凍結、圧雪を融解する
作用を奏し、発進及び走行を安全なものとする。
【0009】ラジエターの温湯の利用はラジエターの水
の異常高温を防止する作用も副次的に奏し、又、利用は
選択的であり、水タンクの水をそのままタイヤへ噴射す
ればタイヤの冷却作用を奏し、更に、コンプレッサーに
よる噴射力の増強も洗浄時に選択的に用いることができ
るのである。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は簡略化した平面図であり、前輪タイヤ1、
1、後輪ダブルタイヤ2、2及びラジエター3が明示し
てあり、水タンク4がシャーシ(図示せず)に載置して
ある。水タンク4から配管する流通管5はポンプ6を介
在して、分岐部7で前輪用流通管5A、後輪用流通管5
B、5Cに分かれ、前輪用流通管5Aは更に、左右輪へ
分岐している。
【0011】分岐した各流通管5A、5B、5Cの先端
にはノズル8、8、8が設けてあり各タイヤ1、2の接
地面にポンプ6の圧を得て水を噴射するようにしてあ
る。又、分岐部7及び各ノズル8、8、8にはエア吸入
口9、9、9、9を有し、夫々エアコンプレッサー10
に連通し、エア圧が付加されたノズル8は噴射力を強力
に得られることとなる。エア吸入口9、9、9、9には
逆止弁を設けるものとする。
【0012】一方、水タンク4内にはラジエター3の
(温)水を循環させるバイパス管11が配設通過し、バ
イパス管11内を流れるラジエター3の温水から熱を得
た水タンク4内の水が温められるのである。
【0013】分岐部7及び各ノズル8、8、8及びバイ
パス管11にはバルブ12、12…が設けられ通路の開
閉を可能とし、運転席(図示せず)に操作盤13を設け
ることにより、選択的開閉が容易に行える。操作盤13
にはポンプ6及びエアコンプレッサー10の制御スイッ
チも設けるものである。
【0014】
【発明の効果】以上の様に本発明は、タイヤに付着した
泥土の除去、高温となったタイヤの冷却更には寒冷期の
タイヤ及び地面の加温等の目的に応じた射水を為し得る
効果を有するのである。
【0015】すなわち、泥土の除去には射水の温度及び
噴射圧を選択して行うことが可能であり、最少の水量で
効果的に目的を達し得るのである。又、冷却には冷水を
そのまま噴射力も弱く設定すればよく、更に寒冷期には
ラジエターの温水を利用して水タンクを暖め温水を噴射
することによって、凍結路でのスリップを防止する効果
を発揮するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す簡略化した平面図であ
る。
【符号の説明】
1 前輪タイヤ 2 後輪タイヤ 3 ラジエター 4 水タンク 5 流通管 6 ポンプ 7 分岐部 8 ノズル 9 エア吸入口 10 エアコンプレッサー 11 バイパス管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置した水タンクより流通管を分
    岐・連継して配置し、各タイヤの接地面に噴射するノズ
    ルを先端に設け、介在したポンプで強制的に水を圧送し
    たこと、分岐部及びノズル部にエア吸入口を設け、エア
    コンプレッサーの供給口と連結したこと、及びラジエタ
    ーから水タンク内を通過するバイパス管を設け、ラジエ
    ターの温水が水タンク内を循環するようにしたことを特
    徴とする車両におけるタイヤへの射水装置。
JP6156657A 1994-06-14 1994-06-14 車両におけるタイヤへの射水装置 Pending JPH07329736A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055803A1 (ja) * 2008-11-12 2010-05-20 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤを具えた車両及び車両におけるタイヤの冷却方法
CN104842723A (zh) * 2014-05-21 2015-08-19 北汽福田汽车股份有限公司 车辆以及车胎降温系统、方法
CN109484363A (zh) * 2018-10-16 2019-03-19 埃森农机常州有限公司 一种植保机轮胎防卷泥系统

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