JPH07325003A - 衝撃ガス圧力リレーの点検装置 - Google Patents

衝撃ガス圧力リレーの点検装置

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JPH07325003A
JPH07325003A JP11798294A JP11798294A JPH07325003A JP H07325003 A JPH07325003 A JP H07325003A JP 11798294 A JP11798294 A JP 11798294A JP 11798294 A JP11798294 A JP 11798294A JP H07325003 A JPH07325003 A JP H07325003A
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JP
Japan
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bellows
piping port
spring
pin
main body
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Pending
Application number
JP11798294A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Senba
克秋 仙波
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点検用バルブを開く動作をなくして点検後の
閉じ忘れをなくすと共に、点検時の発生圧力△Pが誰が
操作しても一定となるようにする。 【構成】 本体11にガス絶縁機器配管口12aと衝撃
ガス圧力リレー配管口12bを設け、開口部12cにベ
ローズ13を設ける。ベローズ13のガイド金具14に
配管口12a操作軸21を挿通する。ガイド金具に設け
たピン16の位置規正切り込みa付の固定金具を本体1
1に取り付け、ピン15にばね34を乗せ、切り込みe
を有する可動金具35を被せ、これに操作軸21の基部
を固定する。通常時は、ピンがd,gに係合し、ばねと
ベローズは伸長状態にあり、配管口12aは開いてい
る。点検時に可動金具35を押すと、ばねが圧縮され、
操作軸が移動し配管口12aを閉じる。この時傾斜部f
によりピンが回動され、段部cから外れてbまで急速に
移動し、ベローズを圧縮し上昇圧力△Pを発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁機器のタンク
内事故発生時の発生タンクを特定する衝撃ガス圧力リレ
ーの点検方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衝撃ガス圧力リレーの構成を図4
に示す。図4において、衝撃ガス圧力リレー1は、ケー
ス2内に、ベローズ3と、このベローズ3にガス絶縁機
器(GIS)タンク9内のガスを導くパイプ4と、この
パイプ4のガスをケース2内にリークさせケース内圧力
を常時GISタンク9内の圧力Pに保たせる絞り5と、
ベローズ3の伸長により動作するマイクロスイッチSが
設けられている。パイプ4の先端はGISタンク9とバ
ルブ6と接続されている。
【0003】この衝撃圧力リレー1は、バルブ7を閉
じ、バルブ6を開いた状態で使用する。この状態におい
て、GISタンク9内に地絡等の内部事故が発生する
と、GISタンク9の内部圧力Pは事故発生時のアーク
エネルギーにより急激にP+△Pに上昇する。このため
ベローズ内の圧力もP+△Pに急激に上昇する。しかし
ケース2内の圧力は絞り5が介在しているため瞬時には
変動せず元の圧力Pのままとなっているので、ベローズ
3は上昇圧力△Pにより伸長し、マイクロスイッチをオ
ンさせ、衝撃圧力リレー1が接続されているGISタン
ク9に内部事故が発生したことを警報,表示させる。
【0004】この衝撃ガス圧力リレー1は、ケース2内
圧力よりベローズ内圧力が△P以上高くなるとマイクロ
スイッチSが動作する。したがって、従来点検のためケ
ース2にバルブ7を設け、バルブ6を閉じてバルブ7を
開くことにより、ケース内の圧力をベローズ内の圧力よ
り低くすることにより衝撃ガス圧力リレー1の点検をし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記衝撃圧力リレーの
ケース内圧力を低下させる点検方法では、ケース内のガ
スを放出させるバルブを万一閉め忘れたりすると重大な
事故を起こす可能性がある。
【0006】これを改良したものとして、図5に示すよ
うな点検装置がある。こ点検装置は装置本体51の内部
にベローズ53を設け、ベローズ53の大気側開口部の
ねじ部55に取付フランジ56を螺着し、ベローズ53
の可動面の内側に設けた補強板54を押してベローズを
伸長させる押し棒57に、軸Cでハンドル58を軸支し
フランジ56に設けた軸Aとハンドル58に設けた軸B
を連杆59で結合した構成となっており、本体51の配
管口52を衝撃ガス圧力リレー1のパイプ4(図1)と
連通するように接続して使用する。
【0007】しかして、点検時に、ハンドル58を引き
下げると、押し棒57がベローズ53の軸方向に移動
し、ベローズ53を急速に伸長させ、本体51内の圧力
をP+△Pに上昇させる。
【0008】しかし、このハンドル58によりベローズ
を伸長させる方法では、GISタンク側バルブ6(図
4)を閉める動作の次に行う、ベローズ53を伸長させ
本体51内のガスの圧縮をする操作を人の力により行っ
ているので、上昇圧力△Pが一定しないという欠点があ
る。
【0009】本考案は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、点検
用バルブを開く動作をなくして点検後の閉じ忘れをなく
すと共に、点検時の発生圧力△Pが誰が操作しても一定
になる衝撃ガス圧力リレーの点検装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における衝撃ガス圧力リレーの点検装置は、
ガス絶縁機器側配管口及びこの配管口と内部で交叉連通
する衝撃ガス圧力リレー側配管口を有する本体と、本体
のガス絶縁機器側配管口と反対側に設けられ内部が本体
内部に連通するベローズと、シール部材を介して気密に
摺導しうるように前記ベローズを貫通して設けられ、操
作時にガス絶縁機器側配管口を閉塞する操作軸と、操作
時に蓄勢され、放勢時にベローズを圧縮させる操作ばね
と、操作ばねの蓄勢完了後に操作ばねを放勢させるばね
引き外し機構とからなることを特徴とする。
【0011】
【作用】通常時はガス絶縁機器(GIS)側配管口は開
いているので、衝撃ガス圧力リレーには、GISのガス
圧が加わっており、衝撃ガス圧力リレーGISの内部故
障を検出できる態勢になっている。点検装置を操作する
と、まず操作ばねが蓄勢されると共に操作軸がガス絶縁
機器側配管口が塞がれる。操作ばねの蓄勢が完了する
と、ばね引き外し機構が動いて、操作ばねが放勢し、ベ
ローズを急速に圧縮する。ガス絶縁機器側配管口が操作
軸により塞がれているので、内部のガス圧力が上昇す
る。ガス圧力が上昇すると衝撃ガス圧力リレーは正常で
あれば動作し、警報,表示する。操作ばねの放勢は操作
に関係なく一定になるので、点検時の内部ガス圧力の上
昇は常に一定になる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図1〜図3を参照し
て説明する。まず、図1,図2について、11は点検装
置本体で、ガス絶縁機器(GIS)タンク側配管口12
aと、この配管口12aと交叉し連通する衝撃ガス圧力
リレー側配管口12bと、配管口12aと反対側に開口
した操作口12cを有する。この本体は図4に示すパイ
プ4の衝撃圧力リレー1の直下の折曲部分に取り付け
る。
【0013】13は本体11の操作口12cの外側に取
巻されたベローズで、その変位面の中心に、内側にシー
ル用Oリング16が嵌着されたガイド金具14が一体に
固着されており、このガイド金具14の外周面には一対
のピン15が半径方向に固着されている。
【0014】21は配管口12aからガイド金具15に
挿通された操作軸で、一端にシール用Oリング23が設
けられた配管口12aを塞ぐことのできるピストン部2
2が設けられ、他端側には取付用ねじ孔24が施されて
いる。
【0015】31はベローズ13とガイド金具14を囲
む固定可金具で、環状の壁部32と、本体11に固定す
るためのフランジ部33からなり、フランジ部33から
壁部32にピン15が入りうるピン位置規正用切り込み
aが設けられている。この切り込みaの段部b及びc
は、ガイド金具がベローズ13を圧縮する方向に押して
もピン15が抜け出ないように係合する傾斜したフック
部となっている。固定金具31はピン15が切り込みa
の段部cのある位置まで入ったところで本体11に固定
する。
【0016】34は操作用ばね、35は蓋状の操作用可
動金具で、その壁部36にピン15が入りうるように操
作用切り込みeが設けられている。この切り込みeの傾
斜部fは、可動金具35に入れられピン15と係合する
ばね34に抗して本体11側に押したとき、固定金具3
1の切り込みa段部cに係合するピン15をその傾斜部
fで回動させて段部(フック部)cから段部b側に外し
うるようになっている。傾斜部fによりピン15が回動
されるとベローズ13は捻ねられ復元力が働くので、ピ
ン15は段部bで止まり、固定金具31から抜け出るこ
とはない。
【0017】38は可動金具の外側から操作軸21を可
動金具の内側中心に固定する固定ねじである。操作軸2
1の長さは、ピン15が固定金具31の切り込みaの最
奥部dと可動金具35の切り込みeの最浅部gに係合
し、ベローズ13及びばね34の長さがそれぞれ最も長
い状態となっているときピストン部22が配管口12b
の中心軸上付近に位置し、図2に示すように配管口12
aと12bが連通し、ピン15が切り込みaの段部最奥
部d又は段部bと、切り込みeの最奥部h又は最浅部g
に係合し、ばね34又はベローズ13が最も短い状態と
なっているときピストン部22が配管口12a内に位置
し、図3(a),(b)に示すように配管口12aを塞
ぐことのできる長さとなっている。
【0018】次に、この実施例の動作について図2,図
3を用いて説明する。図2に示す通常状態では、本体1
1内のガス圧によりベローズ13が伸長し、ピン15は
切り込みaの最奥部dに係止され、また、可動金具35
はばね34の伸長力によりピン15が切り込みeの段部
gに係止され、可動金具35に取着された操作軸21の
ピストン部は配管口12aと12bを連通させている。
しかして、この状態では配管口12bに接続されている
衝撃ガス圧力リレーのベローズ内圧力はGISタンク内
圧力と同じくなっている。従って、この状態においてG
ISタンク内部に事故発生すると、従来同様に衝撃力ガ
ス圧力リレーは動作し、警報,表示をする。
【0019】衝撃ガス圧力リレーを点検するときは、図
2の通常状態にある可動金具35を本体11側にばね3
4に抗して本体11側に押す。可動金具35が本体11
側に押されると、ばね34を介してピン15は固定金具
の最奥部dから離れ段部cに係合し、ばね34が圧縮さ
れる(図3(a)(イ))。ばね34が圧縮されるとき
ピン15は可動部35の傾斜部fにより回動され、段部
cから外れる(図3(a)(ロ))。
【0020】ピン15が段部cから外れると、圧縮され
ていたばね34は伸長し、一気にピン15を段部bまで
移動させる。このためベローズ13は急速に圧縮される
ので、本体11内の圧力は急激に△P上昇する。
【0021】従って、配管口12bに接続されている衝
撃ガス圧力リレーが正常であれば、そのマイクロスイッ
チが作動し、警報,表示をする。操作時のばね34の伸
長力は常に一定であるので、誰が操作しても同じく点検
することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0023】(1)点検にバルブの開閉操作が不要であ
るため、点検作業が単純になると共に、バルブの開閉動
作による点検後のバルブの開け忘れによる危険がなくな
った。
【0024】(2)点検作業を誰が行っても一定の圧力
上昇値の発生による点検が可能なので、動作圧力値の確
認ができる。特に、圧力上昇値△Pを最低動作値にセッ
トすることにより、容易に動作校正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる点検装置の構造説明図。
【図2】点検装置の通常状態説明図。
【図3】(a)点検装置の点検動作の途中状態説明図。 (b)同装置の点検動作の最終状態説明図。
【図4】衝撃ガス圧力リレーの構成説明図。
【図5】従来例にかかる点検装置の構成説明図。
【符号の説明】
1…衝撃ガス圧力リレー 3…ベローズ 5…絞り 7…点検用バルブ 9…ガス絶縁機器(GIS)タンク 11…点検装置本体 12a,12b…配管口 13…ベローズ 14…操作軸用ガイド金具 15…ピン 21…操作軸 31…固定金具 a…ピン位置決め用切り込み 33…操作ばね 35…可動金具 f…ビン係合外し用斜面 51…点検装置本体 52…配管口 53…ベローズ 56…取付フランジ 57…押し棒 58…ハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス絶縁機器側配管口及びこの配管口と
    内部で交叉する衝撃ガス圧力リレー側配管口を有する本
    体と、 本体のガス絶縁機器側配管口と反対側に設けられ、内部
    が本体内部に連通するベローズと、 シール部材を介して気密に摺導しうるように前記ベロー
    ズを貫通して設けられ、操作時にガス絶縁機器側配管口
    を閉塞する操作軸と、 操作軸の操作時に蓄勢され、放勢時にベローズを圧縮さ
    せる操作ばねと、 操作ばねの蓄勢完了後に操作ばねを放勢させるばね引き
    外し機構と、 からなることを特徴とした衝撃ガス圧力リレーの点検装
    置。
JP11798294A 1994-05-31 1994-05-31 衝撃ガス圧力リレーの点検装置 Pending JPH07325003A (ja)

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JP (1) JPH07325003A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105784309A (zh) * 2016-03-25 2016-07-20 国家电网公司 瓦斯继电器校验辅助装置
CN109994975A (zh) * 2019-03-06 2019-07-09 河南平高电气股份有限公司 Gis母线及其母线伸缩节

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105784309A (zh) * 2016-03-25 2016-07-20 国家电网公司 瓦斯继电器校验辅助装置
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