JPH0731707A - ゴルフ練習用マット - Google Patents

ゴルフ練習用マット

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JPH0731707A
JPH0731707A JP20180193A JP20180193A JPH0731707A JP H0731707 A JPH0731707 A JP H0731707A JP 20180193 A JP20180193 A JP 20180193A JP 20180193 A JP20180193 A JP 20180193A JP H0731707 A JPH0731707 A JP H0731707A
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JP
Japan
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mat
ball
hitting
golf practice
golf
Prior art date
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JP20180193A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Ibayashi
泰司 伊林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打球練習をする場合においてもターフの取り
方を確認することができるゴルフ練習用マットの提供を
目的とする。 【構成】 マット本体3と、前記マット本体の表側に練
習用ボールを載置する載置線5を設けた打球面2とから
成るゴルフ練習用マットにおいて、前記打球面2を、感
熱して短時間に変色するとともに常温にて復色可能な性
質を有する示温材料を含有するポリマーにて形成したこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフ練習用マットに関
し、とくにショット練習用マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ愛好者は、しばしば、練習場にお
いてはショットが比較的良好なのに、本コースでプレイ
するとショットがみだれてしまうが、その根本的な理由
がどこにあるのか分からない場合が多い。
【0003】本来、ショットは、図8に示すダンブロー
または図9に示すサイドブローにてクラブヘッドを打ち
込んだとき、クラブのスイートスポットが最初にボール
を捕らえ、つぎの瞬間にクラブヘッドのソールが接地し
て、芝のターフをとるようにしなければ、打球がグリー
ン上で止まるようなスピンのかかったナイスショットは
できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴルフ
練習場に設置されている練習用マット上にボールを置い
て打球練習をした場合、ヒット感覚はつかめるものの、
ターフがどの位置から、どの方向に、どのくらいの大き
さで取れているのかを確認することができない。
【0005】従って、「ダフリ(図10)、トップ(図
11)に曲がりなし」の例えのごとく、ショットをすれ
ばボールは前方に直進するので、トップまたは大きなダ
フリ以外はナイスショットをしたものと自認してしま
う。即ち、練習場でナイスショットをしているという錯
覚が、本コースに出て芝の上からボールを打つた場合
に、インパクトにおける微妙な狂いに気が付かないとい
う問題がある。
【0006】ちなみに、ヘアウエイにてプロゴルファー
がボールを打った場合に大きなターフがボールとともに
飛球線上に飛んでいき、ボールはグリーン上でピタリと
止まるのをしばしば見ることがある。つまり、アマチュ
アーが起す前記のような問題は、練習方法の違いによっ
ても生じる。プロは本格的な練習を本コースの芝の上で
行うことにより、ターフの取れ方や打ち込む速度等を確
認しながら練習ができるのである。
【0007】よって本発明は上記諸事情を考慮してなさ
れたものであり、ゴルフ練習場以外でもターフの取り方
を確認しながら打球練習ができるゴルフ練習用マットの
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はマット本体と、このマット本体の表側に練
習用ボールを載置する載置線を設けた打球面とから成る
ゴルフ練習用マットにおいて、前記打球面を示温材料を
含有するポリマーにて形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のゴルフ練習用マットによれば、打球の
際にクラブヘッドがマットの打球面に摩擦することによ
り発熱してその部分の示温材料が変色する。その変色部
の位置を確認することによりクラブヘッドの打ち込み始
点および終点の位置、またはターフの大きさと方向が分
かる。
【0010】また、打球方向については変色部の概略方
向とマットの外側直線部との平行度を確認することによ
り判断することができる。また、発熱の強度により変色
の程度が異なるので、変色の程度を確認することにより
クラブヘッドの打ち込み強度が分かる。
【0011】
【実施例1】本発明の実施例1を図1〜図5に基づいて
説明する。図1は本実施例のゴルフ練習用マットの平面
図、図2は図1を断面にした側面図、図3はマットをベ
ースに嵌装した状態を示す断面図である。
【0012】図1及び図2に示すように、マット1は、
柔軟性を有する長方形板状のマット本体3の片面(表
側)に、示温材料を含有させたポリマーにてヘアー形状
の打球面2を一体に形成したものである。
【0013】そして、このマット1の打球面2の色は、
全体に緑に着色させるとともに、マット1のほぼ中央か
つ打球方向に対して直交する方向にボールを載置する際
の載置線5を、黒または白にて着色している。この構成
のマット1は図3に示すように従来用いられているベー
ス4に嵌装された状態で打球練習に供されるものであ
る。
【0014】また、打球面2を形成するポリマーに含有
させる示温材料は、感熱して短時間に変色し、常温にて
復色が可能な特性を有するものであり、例えば、特公昭
51−44706号公報に開示された示温材料を用いる
ことができる。
【0015】この示温材料は、電子供与性呈色性有機化
合物と、フエノール性水酸基を有する化合物と、アルコ
ール性水酸基を有する化合物の三成分を必須成分とした
もので、その特性は前記の特性の他に、変色温度領域が
大略−100〜+200°Cで日常生活温度域を充分に
カバーしているとともに、変色する温度及び色の種類の
組み合せを自由自在に調節でき、また有色から無色に、
無色から有色へと変化させることができるものである。
【0016】その他の例として、熱化学工業株式会社製
NF−40SまたはNF−50Sを用いることができ
る。その示温材料の主な特性はつぎの通りである。 変色温度 感熱前の色 感熱後の色 NF−40S 40°C 黄橙色 朱色 NF−50S 50°C 黄色 橙色
【0017】上記構成のマットを用いて図4及び図5に
示すように打球面2上の載置線5にボール6を載置し、
矢印Sで示すように打球をした場合に、クラブヘッド7
のマット1に対する打ち込始点Pと打ち込み終点Qとの
間がターフRとなり、PQ間の打球面2はクラブヘッド
7のソール8にて摩擦されて発熱することによりその部
分の示温材料が反応して変色する。
【0018】この変色部の位置は、クラブヘッドの打ち
込み始点Pおよび終点Qの載置線5に対する相対的位置
関係を照合することにより確認することができる。即
ち、ボール6の位置に対する打ち込み開始点Pやターフ
Rの大きさを確認することができる。
【0019】また、打球方向は図5の矢印A,Bまたは
Cで示すように打ちかたにより種々変化する場合がある
が、打球方向の変化する程度については変色部の概略方
向とマットの外側直線部との平行度を確認することによ
り判断することができる。また、発熱の強度により変色
の程度が異なるので、変色の程度を確認することにより
クラブヘッドの打ち込み強度が分かる。そして、この変
色したターフ9,9a,9b等の方向からスイングがア
ウトサイドイン、インサイドアウトあるいはストレート
等を判断することができる。
【0020】なお、摩擦熱により変色した部分は常温に
戻れば復色するが、復色する速度は数秒後である。
【0021】
【実施例2】図6は実施例2を示すマット21である、
このマット21はマット本体23の片面に示温材料を含
有したポリマーにて形成した織糸24を織り込んだ布体
により打球面22を形成したものである。なお、当該実
施例の場合には前記織糸24にてマット本体23と打球
面22の両者を織成して一体に形成することも可能であ
る。
【0022】
【実施例3】図7は実施例3を示すマット31である、
このマット31は本体33の片面に示温材料を含有した
ポリマーにて形成した平板状の打球面32を一体に形成
したものである。なお、マット本体33と打球面の両者
を示温材料を含有したポリマーにて一体(一層)に形成
することも可能である。
【0023】実施例2及び実施例3のマット21および
31は、実施例1と同様にベース4に嵌装して打球練習
に供されるものである。また、打球時の打球面における
作用効果は実施例1と同様であるのでその説明を省略す
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明のゴルフ練習
用マットによれば、マットの打球面がクラブヘッドのソ
ールにて摩擦されることにより発熱して変色するので、
その変色部にてマットの面に対する打ち込み状況を確認
することができる。
【0025】これによりゴルフ練習場以外でもターフの
取り方を確認しながら打球練習ができるとともに、正し
いスイング、確実なボールの捕らえ方を体得することが
できる。またボールが無くてもマット上の載置線を打つ
練習を積むことにより、バンカーショットの際にも安心
してクラブヘッドをボールの手前数センチに打ち込むこ
とができるようになる。さらにはヘッドアップの防止に
も役立つのでゴルフプレイの上達にすぐれた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すゴルフ練習用マットの
平面図。
【図2】図1を断面にした側面図。
【図3】ゴルフ練習用マットをベースに嵌装した状態を
示す断面図。
【図4】ゴルフ練習用マットを使用した打球状況を示す
側面図。
【図5】図4の平面図。
【図6】本発明の実施例2を示すゴルフ練習用マットの
側面図。
【図7】本発明の実施例3を示すゴルフ練習用マットの
側面図。
【図8】打球時におけるダンブローを示す図。
【図9】打球時におけるサイドブローを示す図。
【図10】打球時におけるダフリを示す図。
【図11】打球時におけるトップを示す図。
【符号の説明】
1,21,31 マット 2,22,32 打球面 3,23,33 マット本体 4 ベース 5 載置線 6 ボール 7 クラブヘッド 8 ソール 9,9a,9b ターフ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット本体と、前記マット本体の表側に
    練習用ボールを載置する載置線を設けた打球面とから成
    るゴルフ練習用マットにおいて、前記打球面を示温材料
    を含有するポリマーにて形成したことを特徴とするゴル
    フ練習用マット。
  2. 【請求項2】 前記マット本体と打球面はポリマーにて
    一体に形成して成ることを特徴とする請求項1記載のゴ
    ルフ練習用マット。
  3. 【請求項3】 前記マット本体と打球面は、ポリマーに
    て形成した布体にて形成してなる請求項1記載のゴルフ
    練習用マット。
  4. 【請求項4】 前記マット本体と打球面はポリマーにて
    一体に形成した板体にて成る請求項1記載のゴルフ練習
    用マット。
  5. 【請求項5】 前記示温材料は、感熱して短時間に変色
    および復色が可能である材料を用いたことを特徴とする
    請求項1記載のゴルフ練習用マット。
JP20180193A 1993-07-22 1993-07-22 ゴルフ練習用マット Pending JPH0731707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20180193A JPH0731707A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 ゴルフ練習用マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20180193A JPH0731707A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 ゴルフ練習用マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0731707A true JPH0731707A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16447157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20180193A Pending JPH0731707A (ja) 1993-07-22 1993-07-22 ゴルフ練習用マット

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JP (1) JPH0731707A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100942630B1 (ko) * 2009-08-24 2010-02-17 이승희 골프 연습장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100942630B1 (ko) * 2009-08-24 2010-02-17 이승희 골프 연습장치

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