JPH07314376A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

Info

Publication number
JPH07314376A
JPH07314376A JP13136794A JP13136794A JPH07314376A JP H07314376 A JPH07314376 A JP H07314376A JP 13136794 A JP13136794 A JP 13136794A JP 13136794 A JP13136794 A JP 13136794A JP H07314376 A JPH07314376 A JP H07314376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
links
pair
wafer
screw
screw shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13136794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2536454B2 (ja
Inventor
Katsuo Soma
勝男 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6131367A priority Critical patent/JP2536454B2/ja
Publication of JPH07314376A publication Critical patent/JPH07314376A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536454B2 publication Critical patent/JP2536454B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】フログレッグ型ウェハ搬送用ロボットにおい
て、ウェハ截置板の蛇行や横揺れを防止し、ウェハのカ
セットの出し入れ時に、ウェハの位置ずれや落下を防止
する。 【構成】モータ16によって回転される第1螺軸10
と、第1螺軸10とねじ方向が逆であって第1螺軸10
と平行に配置された第2螺軸11とを設けるようにし、
両螺軸10,11にそれぞれナット12,13を螺合さ
せて、前記ナット12,13をナットハウジング14に
よって連結した。第1螺軸10の端部および第2螺軸1
1の端部には、第1の一対のリンク1,2の一端をそれ
ぞれ固定し、第1の一対のリンク1,2の他端を第2の
一対のリンク3,4の一端に回転自在にそれぞれ連結
し、第2の一対のリンク3,4の他端にウェハWを截置
するウェハ截置板8を取り付けた。そして、第2の一対
のリンクのうちいずれか一方のリンク4の姿勢を規定す
るパンタグラク機構(リンク5,6,7)を設けるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送装置に関し、特に、
半導体装置内等でウェハのハンドリングに用いられるウ
ェハ搬送用の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の搬送装置は、図3に示すように、
一対のリンク32,33、一対のリンク34,35、一
対のギア30,31、一対のギア36,37で構成さ
れ、ギア30,31を正逆転させることにより、ウェハ
截置板39を伸縮させ、カセット38に収容されたウェ
ハWをウェハ截置板39に載せて搬送するようにしてい
た(特公昭63−51830号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような装置にあ
っては、一対のギア30,31と一対のギア36,37
のバックラッシュによって、一対のリンク32,33と
一対のリンク34,35の伸縮に伴うウェハ截置板39
の全体の蛇行や、ウェハ截置板39自体の横揺れが発生
し、ウェハWをカセット38に出し入れするときに、カ
セット38のスリットとウェハが接触して、ウェハWの
位置ずれを起こしたり、ウェハWが落下してしまうとい
う問題があった。本発明は上記の点にかんがみて成され
たもので、上記ウェハ截置板の蛇行や横揺れを防止する
ことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、モータによって回転される第1
螺軸と、第1螺軸とねじ方向が逆であって第1螺軸と平
行に配置された第2螺軸とを設けるようにし、両螺軸に
それぞれナットを螺合させて、前記ナットをナットハウ
ジングによって連結した。第1螺軸の端部および第2螺
軸の端部には、第1の一対のリンクの一端をそれぞれ固
定し、第1の一対のリンクの他端を第2の一対のリンク
の一端に回動自在にそれぞれ連結し、第2の一対のリン
クの他端にウェハを截置するウェハ截置板を取り付け
た。そして、第2の一対のリンクのいずれか一方のリン
クの姿勢を規定するパンタグラク機構を設けるようにし
た。
【0005】
【作用】第1螺軸を回転させると、ナットハウジングを
介して、第2螺軸が逆方向に回転する。各螺軸に固定さ
れた第1の一対のリンクはそれぞれ逆方向に回転して、
リンク機構は全体として伸縮運動を行い、第2の一対の
リンクの先端に取り付けられたウェハウェハ截置板は螺
軸に対して接近、離反運動を行う。パンタグラフ機構
は、第2の一対のリンクの姿勢を規制するので、ウェハ
截置板は横振れすることなく移動する。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の一部破断斜視図、図2は
図1の一部拡大側面図である。
【0007】この搬送装置は、フログレッグ型のウェハ
搬送用ロボットであって、ウェハWをのせるウェハ截置
板8と、フログレッグを構成する第1の一対のリンク
1,2と、第2の一対のリンク3,4と、リンク2,4
に対してそれぞれ平行でパンタグラフ機構を構成するリ
ンク5,6と、リンク2,4の連結点とリンク5,6の
連結点とを回転自在に連結するリンク7と、リンク1の
一端と連結される右ねじボールねじ10(第1螺軸)
と、リンク2の一端と連結される左ねじボールねじ11
(第2螺軸)と、右ねじボールねじ10の右ねじナット
12(図2参照)と、左ねじボールねじ11の左ねじナ
ット13と、ナット12,13が平行に固定されるナッ
トハウジング14と、右ねじボールねじ10をタイミン
グベルト15を介して回転させるリンク伸縮用モータ1
6と、右ねじボールねじ10と左ねじボールねじ11を
保持し、かつリンク伸縮用モータ16が取り付けられた
円板状の回転ベース17と、回転ベース17の周縁部に
掛けられたタイミングベルト18を介して回転ベース1
7を回転させる全体回転用モータ19より構成される。
ボールねじ10,11は回転ベース17の中心部に取り
付けられている。
【0008】各リンクの長さは、リンク1,2,5のグ
ループが同じ長さであり、リンク3,4,6のグループ
が同じ長さであるが、前者のグループと後者のグループ
の長さは異なっていてもよい。
【0009】次に上記実施例の動作について説明する。
リンク伸縮用モータ16を回転させると、タイミングベ
ルト15を介して右ねじボールねじ10が回転する。そ
れによりナット12が上昇または下降動作を行うが、そ
れに伴いナット12と一体になっているナットハウジン
グ14および左ねじナット13も上昇動作もしくは下降
動作を行う。その上昇動作もしくは下降動作によって左
ねじボールねじ11は右ねじボールねじ10と逆方向に
回転する。
【0010】すなわち、リンク伸縮用モータ16の回転
により、右ねじボールねじ10と左ねじボールねじ11
は互に逆回転し、それにより、フログレッグを構成する
リンク1およびリンク2が互に逆回転する。また、リン
ク3、リンク4も互に逆回転するので、最終的にはリン
ク機構全体が伸縮動作を行うことになり、ウェハ截置板
8は回転ベース17の半径方向に移動する。また、リン
ク4は、パンタグラフ機構(リンク5,6,7)の働き
によって、その姿勢が規定されるので、ウェハ截置板8
の向きは、常に一定に保たれる。
【0011】さらに、全体回転用モータ19を回転させ
ることにより、回転ベース17が回転し、それに固定さ
れているリンク伸縮用モータ16及びそれに回転保持さ
れている右ねじボールねじ10と左ねじボールねじ11
全体が回転するため、ウェハ截置板8が回転し、その向
きを変えることができる。
【0012】上記実施例においてパンタグラフ機構(リ
ンク5,6,7)はリンク2,4の内側に設けたが、そ
れに限らず、その外側に設けてもよい。またパンタグラ
フ機構はリンク3の側に設けるようにしてもよい。要す
るに、パンタグラフ機構は、リンク3またはリンク4の
姿勢を規定してウェハ截置板の向きを一定に保つように
機能するものであれば他の構成でもよい。さらに、実施
例では、ねじ10,11としてボールねじを使用した
が、それに限らず、通常のねじ棒を使用してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の一対のリンク1,2が互に逆回転する機構を、バ
ックラッシュのない右ねじボールねじ10と左ねじボー
ルねじ11を用いて実現することにより、フログレッグ
のリンクの伸縮時に、ウェハ截置板8全体が蛇行するこ
とはない。
【0014】また、パンタグラグ機構によりウェハ截置
板8は常に安定して同一方向を向いており、ウェハ截置
板8自体の横揺れの発生もないという結果を有する。
【0015】よって、ウェハ截置板8全体の蛇行やウェ
ハ截置板8自体の横揺れがなくなったので、ウェハをカ
セットに出し入れするときに、ウェハの位置ずれやウェ
ハの落下が生じない、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1の装置の要部を示す側面図である。
【図3】従来の装置の概略図である。
【図4】
【符号の説明】
W ウェハ 1,2,3,4 リンク 5,6,7 リンク(パンタグラフ機構) 8 ウェハ截置板 10 右ねじボールねじ 11 左ねにボールねじ 12 右ねじナット 13 左ねじナット 14 ナットハウジング 15 タイミングベルト 16 リンク伸縮用モータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによって回転される第1螺軸と、
    第1螺軸とねじ方向が逆であって第1螺軸と平行に配置
    された第2螺軸とを備え、前記両螺軸にそれぞれナット
    を螺合させて、前記ナットをナットハウジングによって
    連結し、第1螺軸の端部および第2螺軸の端部に、第1
    の一対のリンクの一端をそれぞれ固定し、第1の一対の
    リンクの他端を第2の一対のリンクの一端に回転自在に
    それぞれ連結し、第2の一対のリンクの他端にウェハを
    截置するウェハ截置板を取り付けるとともに、前記第2
    の一対のリンクのいずれか一方のリンクの姿勢を規定す
    るパンタグラク機構を設けたことを特徴とする搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記パンタグラフ機構が、前記第2の一
    対のリンクのうちの一方のリンクおよび前記一方のリン
    クに連結される第1の一対のリンクのうちの一方のリン
    クにそれぞれ平行な2本のリンクを備えている請求項1
    に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の螺軸を、回転可能
    な回転ベースに取り付け、前記回転ベースをモータによ
    って回転させる請求項1または2に記載の搬送装置。
JP6131367A 1994-05-20 1994-05-20 搬送装置 Expired - Lifetime JP2536454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6131367A JP2536454B2 (ja) 1994-05-20 1994-05-20 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6131367A JP2536454B2 (ja) 1994-05-20 1994-05-20 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07314376A true JPH07314376A (ja) 1995-12-05
JP2536454B2 JP2536454B2 (ja) 1996-09-18

Family

ID=15056277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6131367A Expired - Lifetime JP2536454B2 (ja) 1994-05-20 1994-05-20 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2536454B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207025A1 (en) * 1998-11-17 2002-05-22 Tokyo Electron Limited Conveyor system
JP2014111299A (ja) * 2012-10-30 2014-06-19 Jtekt Corp 搬送装置
CN104827466A (zh) * 2015-04-14 2015-08-12 马鞍山鼎泰稀土新材料股份有限公司 一种四自由度高速搬运机器人机构
JP2016124038A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社Taiyo 電動グリッパ装置
JP2021505419A (ja) * 2017-12-08 2021-02-18 ブイディーエル イネーブリング テクノロジーズ グループ ビー.ブイ. 平面多関節ロボットアームシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207025A1 (en) * 1998-11-17 2002-05-22 Tokyo Electron Limited Conveyor system
EP1207025A4 (en) * 1998-11-17 2004-05-26 Tokyo Electron Ltd CONVEYOR SYSTEM
JP2014111299A (ja) * 2012-10-30 2014-06-19 Jtekt Corp 搬送装置
JP2016124038A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社Taiyo 電動グリッパ装置
CN104827466A (zh) * 2015-04-14 2015-08-12 马鞍山鼎泰稀土新材料股份有限公司 一种四自由度高速搬运机器人机构
JP2021505419A (ja) * 2017-12-08 2021-02-18 ブイディーエル イネーブリング テクノロジーズ グループ ビー.ブイ. 平面多関節ロボットアームシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2536454B2 (ja) 1996-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5584647A (en) Object handling devices
JP2000150617A (ja) 搬送装置
JP2002507846A (ja) 異なる保持エンドエフェクタによる基板搬送方法
KR20010075456A (ko) 기판이송장치
EP0636060A4 (en) HANDLING DEVICE WITH JOINT ARM.
US4749330A (en) Transport mechanism
JP2536454B2 (ja) 搬送装置
WO2022006174A1 (en) Robot apparatus and systems, and methods for transporting substrates in electronic device manufacturing
JPH0430552A (ja) 板状体搬送装置
JP3113729B2 (ja) 同軸駆動部を有する平行リンクロボット
JP4222068B2 (ja) 被処理体の搬送装置
JP3539537B2 (ja) 多関節ロボット
JPH04106952A (ja) 半導体製造装置
JPH0426138A (ja) 板状体搬送装置
JP2003197712A (ja) 基板搬送装置、及び基板収納カセット搬送装置
JP2005044981A (ja) 搬送装置
JP2001077174A (ja) 搬送装置
JPH0569379A (ja) 平行四辺形リンク機構の誤差補正装置
JPH0763108B2 (ja) リフロー半田付け装置
JP4489998B2 (ja) 搬送装置及び真空処理装置
JP2971995B2 (ja) 搬送装置
JPH08162516A (ja) 基板搬送装置
JPH0828413B2 (ja) 半導体基板搬送装置
JP2000150615A (ja) 搬送装置
JP6322318B2 (ja) 搬送装置