JPH0731272B2 - 原子炉炉心内用検出器の上下限位置設定装置 - Google Patents

原子炉炉心内用検出器の上下限位置設定装置

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JPH0731272B2
JPH0731272B2 JP63127119A JP12711988A JPH0731272B2 JP H0731272 B2 JPH0731272 B2 JP H0731272B2 JP 63127119 A JP63127119 A JP 63127119A JP 12711988 A JP12711988 A JP 12711988A JP H0731272 B2 JPH0731272 B2 JP H0731272B2
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博典 永岩
和彦 藤田
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、原子炉炉心内計測装置の通路内における検
出器の上下限位置を自動設定する原子炉炉心内用検出器
の上下限位置設定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の原子炉炉心内用検出器の上下限位置設定
装置を示すブロック接続図であり、図において、1は原
子炉炉心内に挿入する検出器、2は検出器1を駆動させ
る駆動装置、3は駆動装置2に命令信号を与え、検出器
1の位置を表示する制御装置、4は検出器1が通るシン
プルと呼ばれる通路である。
次に動作について説明する。制御装置3より命令信号と
しての挿入信号が出されると、駆動装置2は検出器1を
通路4内に向けて挿入し、一方、制御装置3には検出器
の通路4内における位置が表示される。通路4の先端は
ふさがれており、そこに検出器1が当ると、、制御装置
3による検出器位置表示が変化しなくなるので、これを
監視する操作員は、駆動装置2へ命令信号としての停止
信号を出すように、制御装置3を操作する。
すなわち、操作員は停止した時の検出器1の位置を、炉
心上部位置として制御装置3から読み取って記録した
後、制御装置3から駆動装置2に信号を出力し、検出器
1を通路4より引抜く。そして、あらかじめ設定された
値としての、炉心上部位置と炉心上限位置との距離l1
よび炉心上限位置と炉心下限位置の距離l2を用いて、先
に記録した炉心上部位置の値から、炉心上限位置と炉心
下限位置を算出し、制御装置3へ設定する。
なお、かかる従来の上下限位置設定装置に類似するもの
が、例えば三菱加圧水形原子力発電プラント一次系計測
制御機器、カタログA−C6226−F、昭和61年1月発行P
6〜P7、および配電盤・制御盤ハンドブック、電気書院
発行P7−64〜P7−66に示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の原子炉炉心内用検出器の上下限位置設定装置は、
以上のように構成されているので、操作員が検出器1の
位置を監視しながら、駆動装置2を操作することが必要
で、また、検出器1が通路4の先端に当ってから停止信
号が出るまで、駆動装置2が駆動しているため、検出器
1に余分な負荷がかかるほか、その負荷のかかり方も、
操作員によって一様でないなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、操作員の介入なしに、検出器の駆動、停止が
できるとともに、検出器にかかる負荷を一様にでき、上
記炉心上下限位置の設定を迅速に行うことができる原子
炉炉心内用検出器の上下限位置設定装置を得ることを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る原子炉炉心内用検出器の上下限位置設定
装置は、原子炉炉心内計測装置の通路内に検出器を設
け、この検出器を上記通路内に駆動装置によって移動で
きるようにし、上記通路内における上記検出器の速度の
時間変化にもとづいて、計算機により上記検出器を上記
通路内から引抜くように駆動装置を制御するとともに、
上記検出器の炉心上限位置および炉心下限位置を演算設
定するようにしたものである。
〔作 用〕
この発明における計算機は、検出器の通路内における速
度が設定値以下に低下した時間が、一定時間続いたとき
に、検出器が炉心上部位置に達したと判断して停止信号
を出力し、上記検出器を引抜くとともに、上記炉心上部
位置にもとづいてこのときの炉心上下限位置を演算し、
これを計算機に設定するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1は原子炉炉心内計測装置の通路内に挿入
する検出器、2は検出器1を駆動する駆動装置、4は検
出器1が通る上記通路、5は計算機、6は検出器1の状
態として、駆動装置2のエンコーダの値を、検出器位置
のディジタル入力信号として計算機5へ送り、一方、計
算機5の命令信号を、ディジタル出力信号として駆動装
置2へ送るインタフェースである。
次に、上記実施例の動作を、第2図のフローチャートを
参照しながら説明する。
先ず、計算機8に取り込まれている検出器1の通路4内
における前回位置L1、現在位置L2、カウント値n1を0に
イニシャライズする(ステップST1)。次に、計算機5
よりインタフェース6を介して、駆動装置2へ挿入信号
を与えると、通路4内へ検出器1が挿入開始され(ステ
ップST2)、検出器1の状態はインタフェース6を介し
てディジタル入力信号として計算機5に送られる。計算
機5は周期T(秒)の定周期管理を行ない、検出器1の
状態をインタフェース6よりとり込み、現在位置L2を前
回位置L1となし(ステップST3)、更に新しい現在位置
円L2としてとり込む(ステップST4)。続いて、このと
り込んだ新しい現在位置L2と、前回位置L1との差L2−L1
をとり、その差L2−L1が検出器1の速度vの1/2に相当
する1周期T(秒)間の距離1/2vT以上であるか否かを
判定し(ステップST5)、以上であれば、カウント値n1
を0にリセットし、(ステップST6)、再びステップST3
の処理で、現在位置L2を前回位置L1に設定し直し、1周
期T(秒)後に現在位置をとり込み、これをL2として設
定する。
検出器1が通路4の先端に当ると、検出器1の速度は遅
くなり、ステップST5において、現在位置L2と前回位置L
1の差L2−L1が速度の1/2に相当する1周期T(秒)間の
距離1/2vTより小さくなるので、カウント値n1に1を加
算する(ステップST7)。さらに、カウント値があらか
じめ設定した回数Nになっているか否かを判定し(ステ
ップST8)、設定回数N未満であれば、ステップST3にも
どり現在位置L2を前回位置L1へ設定し直す。こうしてス
テップST5の処理条件を満たす回数がn回連続すると、
ステップST7におけるNの値はnとなり、ステップST8の
処理条件が満たされる回数であるところのN回、ステッ
プST5の処理条件が連続して満たされると、ステップST8
の処理条件が満たされ、停止信号が計算機5から駆動装
置2へインタフェース6を介して発せられ(ステップST
9)、検出器1の通路4内への挿入動作が停止する。ま
た、こうして停止した時の検出器1の現在位置L2は、炉
心上部位置として計算機5に記憶された後、引抜信号が
再び計算機5から駆動装置2インタフェース6を介して
発せられ、検出器1は通路4より引抜かれる(ステップ
ST10)。
最後に、ステップST11に示すごとく、記憶された炉心上
部位置より、あらかじめ決められた値として、炉心上部
位置と炉心上限位置との距離l1、炉心上限位置と炉心下
限位置との距離l2を用いて、炉心上限位置および炉心下
限位置を決定する。
なお、上記実施例ではステップST10に従って検出器1を
通路4から引抜いた後に炉心上下限位置を算出したが、
停止した後引抜く前に算出してもよく、上記実施例と同
等の効果を奏する。
また、上記実施例では炉心上部位置に検出器1が当った
時の条件を、通常の検出器速度の1/2に相当する距離変
化としたが、通常の検出器速度の2/5に相当する距離変
化や、その他の1/2より少ない値でもよく、上記実施例
と同等の効果を奏するとともに、検出器1が通路4の炉
心上部位置に当った時の条件を、上記検出器速度の1/2
よりきびしくした場合には通路4内の異物による検出器
1の減速と、検出器1が炉心上部位置に当った時の検出
器1の停止との区別が、より厳密になるという効果を奏
する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば原子炉炉心内計測装置
の通路内に検出器を設け、この検出器を上記通路内に駆
動装置によって移動できるようにし、上記通路内におけ
る上記検出器の速度の時間変化にもとづいて、計算機に
より上記検出器を上記通路内から引抜くように駆動装置
を制御するとともに、上記検出器の炉心上限位置および
炉心下限位置を演算設定するように構成したので、検出
器が炉心上部位置に当ってから、この検出器を自動停止
させる停止信号が出るまでの時間が一様になり、上記検
出器への負荷が軽減され、検出器に対する保護ができる
ものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による原子炉炉心内用検出
器の上下限位置設定装置を示すブロック接続図、第2図
はこの発明の動作を示すフローチャート、第3図は従来
の原子炉炉心内用検出器の上下限位置設定装置を示すブ
ロック接続図である。 1は検出器、2は駆動装置、4は通路、5は計算機。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉炉心内計測装置の通路内に設けた検
    出器と、この検出器を上記通路内に移動させる駆動装置
    と、上記通路内における上記検出器の速度の時間変化に
    もとづいて、上記検出器を上記通路内から引き抜くよう
    に上記駆動装置を制御するとともに、上記検出器の炉心
    上限位置および炉心下限位置を演算設定する計算機とを
    備えた原子炉炉心内用検出器の上下限位置設定装置。
JP63127119A 1988-05-26 1988-05-26 原子炉炉心内用検出器の上下限位置設定装置 Expired - Lifetime JPH0731272B2 (ja)

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