JPH07312576A - 光伝送路の故障検出方式 - Google Patents

光伝送路の故障検出方式

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JPH07312576A
JPH07312576A JP6128318A JP12831894A JPH07312576A JP H07312576 A JPH07312576 A JP H07312576A JP 6128318 A JP6128318 A JP 6128318A JP 12831894 A JP12831894 A JP 12831894A JP H07312576 A JPH07312576 A JP H07312576A
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JP
Japan
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signal
coupler
port
optical
transmission
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Application number
JP6128318A
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Inventor
Takamoto Yonemura
隆元 米村
Takanori Sawai
孝典 澤井
Nobuyuki Kobayashi
信之 小林
Isato Yunoki
勇人 柚木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
    • H04B10/272Star-type networks or tree-type networks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信ポ−トと受信ポ−トを持ち信号を発信す
ること、信号を受信することのできる複数の局と、局を
接続しデ−タを伝達する光ファイバよりなる光伝送路に
おいて、カップラの異常などの故障が起こっても従来は
一つの局だけでは故障を検出できないことがある。それ
ぞれの局が単独にカップラの故障を検知できるようにし
た光伝送路を提供することが目的である。 【構成】 光伝送路は、ファイバと2入力2出力のカッ
プラを組み合わせたものである。カップラにおいて、入
力と出力の対応を交差させる。任意の局の送信信号が、
カップラにおいてエバネッセント結合あるいは直接結合
を通して伝搬する。あるいは故障の起きやすい方の結合
を通して伝搬する。カップラで故障が起こると、ある局
の送信ポ−トと受信ポ−トを繋ぐ結合が破れるので、局
が単独で故障の発生を検知できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光伝送路の故障検出
方式に関する。光伝送路は、送信ポ−トと受信ポ−トを
有する複数の局(ノ−ド)を光ファイバによって接続す
る伝送路である。伝送は光ファイバに光信号を伝搬させ
ることによりなされる。光信号を分岐し統合するため
に、途中に複数のカップラがある。一般に、カップラは
2本以上の光ファイバを結合するものである。ここでは
2本の光ファイバを統合するカップラを利用する。光伝
送路の故障というと、ファイバ自体の断線と、カップラ
の異常がある。本発明は、主にカップラの異常を検出す
る方法を与える。
【0002】
【従来の技術】光カップラは複数のファイバを結合し、
入力側の信号を全ての出力側に等しく分配するものであ
る。例えば、複数本の光ファイバを側面において融着し
たものがある。入力がM本、出力がM本あるとする。任
意の1本の入力の信号が、全ての出力のM本に同等に配
分される。光ファイバが多数本集まって一つに結合され
る場合スタ−カップラと呼ぶ。カップラは、光ファイバ
を側面において接近させ加熱溶融し相互に一体化させ
る。これを引き伸ばして光ファイバのコア間の距離を短
くして、光ファイバから光ファイバへ信号が伝達される
ようにする。M本の光ファイバを結合する場合、入力信
号がM本の出力ファイバに等しく分配されなければなら
ない。もしもカップラに故障があると、ある送信ポ−ト
からある受信ポ−トまで信号が伝達されないということ
になる。しかし従来このカップラの故障を検出すること
のできるような装置は存在しなかった。ここでは2つの
ファイバを結合した2入力2出力のカップラにより構築
される光伝送路を対象にする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】もしも光伝送路の中心
となる光カップラのファイバの結合部が一部離隔し、信
号が交換されないという故障が起こったとする。一部通
信が不能になる部分があるが、全体的に通信が不可能に
はならない。このために故障検出が困難である。例えば
図1のような光伝送路を考える。4つの局A、B、C、
Dが光ファイバとカップラで接続されるとする。局は送
信ポ−トと受信ポ−トを持つ。局とポ−トを同じ記号で
表現する。図1において、左側に送信ポ−トA、B、
C、Dが書いてある。受信ポ−トが右側に書いてある。
これらがカップラと光ファイバにより結合され、任意の
局の光信号が全ての局(自局を含めて)に送信される。
ここでは2入力2出力の4つのカップラW、X、Y、V
がある。これらが2段2列に配置される。
【0004】カップラWが送信ポ−トA、Bを結合し2
本の光ファイバg、kに信号を出力している。カップラ
Xが送信ポ−トC、Dを結合して、光ファイバm、nに
信号を出力している。カップラVが光ファイバg、mを
結合して受信ポ−トA、Cに信号を出力している。カッ
プラYが光ファイバk、nを結合し、受信ポ−トB、D
に出力している。任意の送信ポ−トの信号は等しく分配
されて、全ての受信ポ−トに伝達される。この結合は、
任意の光ファイバの初めと終わりが同じポ−トになって
いるという特徴がある。
【0005】ここにおいて、ひとつのカップラWにおい
て、ファイバ間の結合はずれが発生したとする。送信ポ
−トAからの信号は、受信ポ−トA、Cには伝達される
が、B、Dには伝わらない。このように通信が一部不通
になるが、全体が不通にならない。送信ポ−トAの信号
は同じ受信ポ−トAに伝わる。送信ポ−トBの信号は受
信ポ−トBに伝わる。その他のポ−トも自分自身には帰
ってくるので、故障であることに気付かない。他のポ−
トに信号が伝わっているのかどうかを確かめないかぎり
故障であることが分からない。しかし常に他のポ−トに
信号が伝わっているかどうかを調べられるとは限らな
い。カップラの結合に故障が発生した場合に、これを検
出できるようにした方法を提案することが本発明の目的
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光伝送路は、カ
ップラの入力、出力を交差するように対応させる。これ
により光ファイバとカップラを通じて連結される送信ポ
−トと受信ポ−トの組合せを従来のものとは異なるよう
にする。従来のものは任意の送信ポ−トから出発する光
ファイバは最後には同じ受信ポ−トに到達するようにな
っていた。このためにカップラにおいて2本のファイバ
が分離しても、それ自身が断線しないかぎり、同じポ−
トの送信ポ−トと受信ポ−トは連絡している。このため
に故障検出が難しかったわけである。本発明はそうでは
なくて、カップラで2本の光ファイバを結合すると、送
信側と受信側でポ−トの対応を反対にする。つまりポ−
トの対応を交差させるのである。カップラが何段あって
も、それぞれの段階で、送受信ポ−トを交差させる。カ
ップラが複数あると、これらの交差関係の積を取れば良
いのである。
【0007】つまり、本発明の光伝送路の故障検出方式
は、2つの入力と2つの出力を持ち2つの入力出力が直
接結合し他の2つの入力出力がエバネッセント結合ある
いは直接結合するようにした複数のカップラと、カップ
ラの入力、出力を結ぶ複数の光ファイバと、送信ポ−ト
と受信ポ−トを持ち情報を送信し受信できる複数の局と
からなり、任意の局の送信ポ−トから送信された情報
が、光ファイバとカップラにより、全ての局の受信ポ−
トにおいて受信されるようにした光伝送路において、カ
ップラの入力と出力の対応を交差させ、任意の局から自
局に至る光の経路にあるカップラにおいては、エバネッ
セント結合あるいは直接結合を通じて信号が伝達される
ようにしてあり、カップラのエバネッセント結合部ある
いは直接結合部が故障すると、このカップラを通る信号
により自局に信号が返るようになっている局において、
送信ポ−トが送信した情報を同じ局の受信ポ−トが受信
できないようにしたことを特徴とする。
【0008】ファイバX、ファイバYを組み合わせてカ
ップラとし、ファイバZ、Wに接続し、ファイバXとZ
が連続し、ファイバYとWが連続する場合に、(X、
Y)→(Z、W)と書くことにする。図1の接続は同じ
ファイバ上には同じポ−トを位置させるということで要
約できる。つまり(X、Y)→(X、Y)という式によ
って表現することができる。数学的に言えば、従来のカ
ップラは恒等変換を繰り返しているのに過ぎない。本発
明の場合はそうでなく、入力と出力でポ−トを交差させ
る。上の式で言えば(X、Y)→(Y、X)とするので
ある。行列式で表現すると、従来の方法はつぎの恒等変
換式Pによって表現される。
【0009】
【数1】
【0010】これに対して本発明のカップラの式は入力
出力間でポ−トが必ず交差するように決めるので、つぎ
の行列式Qによって表現することができよう。
【0011】
【数2】
【0012】本発明と従来法を簡明に区別するために、
従来法を直接接続あるいは直接法と呼ぶ。本発明は交差
接続あるいは交差法と呼ぶ。図2には、一つの単位のカ
ップラにおける本発明と従来の方法におけるポ−トの配
分を示している。2本の光ファイバが側面で結合されて
いる。送信ポ−トを上からA、Bとする。受信ポ−トで
の対応を本発明ではB、Aとする。従来例ではA、Bと
なっていたわけである。本発明では入力と出力において
ポ−トを交差させるのである。こうすると、なんらかの
故障が発生すると、任意のポ−トから出た信号が、元の
ポ−トに戻る確率が最も少ない。ために故障検出が極め
て容易になる。
【0013】図3はカップラの2本の光ファイバの結合
部が外れた故障例を示す。送信ポ−トBの信号が同じ受
信ポ−トBには戻らない。送信ポ−トAの信号も同じ受
信ポ−トAに戻らない。いずれのポ−トA、Bもそれ自
身により故障の検出ができる。従来の配線であればいず
れのポ−トもそれ自身では異常に気付かない。図4はカ
ップラのうち1本の光ファイバが断線した例を示す。送
信ポ−トAの信号が受信ポ−トAに入らない。これでポ
−トAは独自に故障に気付くことができよう。しかしポ
−トBの信号は受信ポ−トBに届く。ポ−トBは故障が
分からない。このようにファイバの断線の場合は、従来
のような直列法でも本発明のような交差法でも故障検出
の上では差がない。
【0014】ひとつのカップラで説明したが、これは幾
つにカップラが増えても同じことである。局の数が増え
るとカップラの数が増える。前述のように局がn=2K
(2のK乗)であると、カップラが(n/2)K個必要
である。全てのカップラで、入力と出力を交差させる。
カップラを上の行列で表現すると、カップラについて行
列の積を取るということである。最終的な送信ポ−トと
受信ポ−トの対応関係については数多くの場合が可能で
ある。ファイバの両端につながる局の対応を行列にして
表現することができる。従来はこれが恒等行列(単位行
列)であった。しかし本発明の場合は、カップラで交差
させるので数多くの組合せが可能になる。局の数が4つ
の場合は次の7の行列によってファイバ両端の送信ポ−
ト、受信ポ−トを表すことができる。
【0015】
【数3】
【0016】
【作用】図5の例によって本発明の接続法を説明する。
これは8入力8出力の例である。ポ−トをA〜Hによっ
て表現する。送信ポ−トは上から順にA〜Hとなってい
る。カップラは4つずつ3段になっているとする。これ
は一例であり、一般には、n=2K 個のポ−トがある
と、n/2個のカップラをK段並べなければならない。
つまり(n/2)K個のカップラが必要である。ポ−ト
の数は、2のべき乗2k (k=1,2,3,4,…)で
あることが望ましい。2、4、8、16、32、64な
どである。しかしこれ以外の数であっても良い。
【0017】カップラは2本の入力と2本の出力を持
つ。注釈図に示すように上のファイバが連続するファイ
バであり、下のファイバも連続するファイバである。カ
ップラの結合が切れると、上下のファイバの間での信号
のやりとりができなくなる。このような決まりで図を書
いている。カップラは1〜12ある。カップラ1では入
力A、Bを出力B、Aにしている。入力と出力を交差さ
せている。但し入力は送信ポ−トとして明快な意味があ
るが、出力は受信ポ−トでなく明確な意味がない。単に
中間的なファイバの段階である。しかしカップラが何段
階にもなるので、それぞれの段階でどのポ−トに対応さ
せるべきなのかを明らかにするためにファイバにポ−ト
の記号を付ける。
【0018】カップラ2では入力C、Dを交差させて、
出力D、Cとしている。カップラ3では、入力E、F
を、出力F、Eとしている。カップラ4は入力G、H
を、出力H、Gとしている。2段目のカップラ5は、入
力BとDを交差させて出力D、Bとしている。カップラ
6は、入力A、Cを交差させてC、Aにする。カップラ
7は、入力F、Hを交差させ、H、Fとして出力する。
3段目のカップラも同様に入力を交差させて出力する。
【0019】
【実施例】図6によって故障検知の装置を説明する。こ
れはひとつのポ−トの図である。送信器22が、光伝送
路に伝送すべきデ−タを作成する。これはデジタル信号
である。電気/光変換(E/0)器23により、電気信
号が光信号に変換される。これが光伝送路のカップラ2
4に出てゆく。カップラでの信号の伝送は図5などに示
すようになる。交差結合するカップラを通して、送信デ
−タが同じポ−トにも返ってくる。これが光ファイバを
通り、光/電気変換器25により電気信号に変換され
る。信号有無確認部26は戻り信号があるか否かを調べ
る。送信器からは送信開始信号が送られる。戻り信号が
信号有無確認部26に入れば正常である。しかし戻りの
信号がないとこれは異常だということになる。この場合
は送信中断信号を出す。また送信受信デ−タ比較器27
は、送信したデ−タと受信したデ−タを比較する。もし
もこれが食い違うと、どこかで送信の故障が発生したと
いうことである。いずれにしても、他の光伝送路に悪影
響を及ぼさないようにこのポ−トを他の光伝送路から切
り離す必要がある。
【0020】本発明はこのようにひとつのポ−トで光伝
送路の異常を的確に知ることができる。この発明の光伝
送路は例えば自動車内のLANなどである。幾つかのポ
−ト(ノ−ド)が光ファイバによって接続される。ノ−
ドの接続はスタ−型である。カップラとしては様々なカ
ップラを用いることができる。図7は2本のファイバを
強く曲げて突き合わせ、曲がり部での光の漏れを利用し
たカップラである。自局送信ポ−トと、自局受信ポ−ト
は直接結合せず、漏れ光を利用したエバネッセント結合
をする。行列Qによって示す結合である。
【0021】図8はひねりにより2本の光ファイバを結
合するようにしたカップラである。ファイバを溶融し延
ばして捻る。コア同志を接近させることによりエバネッ
セント結合できる。この場合周囲を高屈折率材によって
覆う。この場合も直接には同じポ−トに接続しない。交
差して結合する。図9は2本のファイバを溶かして延ば
し、間に高屈折率材を介在させたものである。あるいは
曲げた状態で、ファイバの側面を研磨しコアを側方に露
呈させたものを接合する。この場合も同じポ−トの送
信、受信ポ−トは交差させて結合する。図10はレンズ
とビ−ムスプリッタを用いたカップラである。ビ−ムス
プリッタで、反射光と透過光に別れる。透過光を受け取
るファイバとの結合が直接結合に対応する。反射光はエ
バネッセント波ではないが、ここではエバネッセント結
合のカテゴリ−に含める。ビ−ムスプリッタを取ってし
まうと、反射光に対応するファイバに光が入らないから
である。
【0022】図11は集束性ロッドと反射膜を用いたカ
ップラである。集束性というのは、中心で屈折率が高
く、周縁部では屈折率が低くなっている媒質ということ
である。セルフォック型ということである。左上のファ
イバから入射した光が、中央よりに曲がる。ロッドの中
央には反射膜がある。一部はこれを透過し、残りは反射
される。この場合は反射される方を自局受信ポ−トとす
る。反射膜に欠損があったとしても、透過光はなくなら
ないが、反射光は消失する可能性があるからである。本
発明において、自局受診ポ−トとするのはカップラにお
いて、故障時に信号が遮断されやすい方であるからであ
る。ファイバの結合の場合はエバネッセント結合として
いるが、この結合が、直接結合よりも弱いからである。
一般に故障時に結合が遮断されやすい方を、自局受信ポ
−トとするのである。
【0023】図12は導波路型のカップラを示す。この
カップラにも本発明を適用することができる。基板の上
に2本の光導波路が形成される。これは基板に不純物を
添加して局所的に屈折率の高い部分を作ることにより形
成する。2本の導波路が、一部で近接している。ここで
波動関数が重なる。波動の重なりによりエバネッセント
結合できる。この場合も、入力と出力が交差するように
決める。左の導波路から信号を入れるポ−トは、右の導
波路の先に受信ポ−トを配置するように決める。光導波
路の性能が低下してエバネッセント結合が不良になる
と、信号送信したポ−トに信号が戻らないので、すぐに
故障に気付く。
【0024】図13はこれまでも例に挙げてきたファイ
バ溶着型のカップラである。2本のファイバを側面を超
音波や熱で溶着してコア同士を直接結合できるようにし
ている。この場合も交差するように入力、出力のポ−ト
を配置する。正常時にいずれの信号も両方のファイバに
等しく分配される。故障時には、溶着した直接結合が破
れることがある。溶着結合される方に自局受信ポ−トを
配置する。このように本発明はどのような構造のカップ
ラを用いる光伝送路にも適用することができる。入力と
出力でポ−トを交換し、結合の破れやすい方に自局の受
信ポ−トを対応させる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、光伝送路のカップラにおける
故障を、あるポ−トだけのデ−タによって検出すること
ができる。故障であることが分かれば、そのポ−トを他
から切り離し、速やかに修理することができる。従来の
リングタイプの光伝送路に比較して、信頼性の高い光伝
送路を構築することができる。自動車内、飛行機内、列
車内などの制御情報系のネットワ−クや、使用環境の厳
しい工場内のネットワ−クの光伝送路に利用すれば極め
て効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光伝送路においてカップラに異常が発生
しても、同じポ−トには信号が戻るので、故障に気付き
にくい事を説明するためのカップラとポ−トの配置図。
【図2】本発明の手法に従うカップラの入力、出力にお
けるポ−トの配分を示す説明図。
【図3】本発明のカップラ、ポ−トの配分において、カ
ップラのエバネッセント結合あるいは直接結合が外れた
時に自局の受信ポ−トに信号が戻らないようになってい
る事を説明する図。
【図4】本発明のカップラ、ポ−トの配分において、フ
ァイバの断線の場合は、従来と差がないということを説
明する図。
【図5】8入力8出力の光伝送路において本発明のカッ
プラのポ−ト配分を示す図。
【図6】一つのポ−トにおいて、自分が送信ポ−トから
送出した信号が、同じポ−トの受信ポ−トに戻ってくる
かどうかを調べ、戻らない場合は、異常であると判断
し、送信を中断するようにした回路構成図。
【図7】光ファイバの曲がり部での漏れ光を利用したカ
ップラの図。
【図8】光ファイバを捻り合わせることにより両者がエ
バネッセント結合をするようにしたカップラの概略図。
【図9】側面を研磨した2本の光ファイバの間に高屈折
率材を挟み、ファイバ同志の間でエバネッセント結合を
形成したカップラの図。
【図10】ビ−ムスプリッタを用いて光を2分するカッ
プラを示す図。
【図11】集束性ロッドと反射膜を用いたカップラの断
面図。
【図12】基板の上に2本の光導波路を設けて一部で近
接させることによりエバネッセント結合を作り出すよう
にしたカップラの斜視図。
【図13】2本の光ファイバを側面において溶着するよ
うにしたカップラの概略図。
【符号の説明】
1〜12 カップラ 22 送信器 24 カップラ 26 信号有無確認部 27 送信受信データ比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 信之 三重県四日市市西末広町1番14号住友電装 株式会社内 (72)発明者 柚木 勇人 三重県四日市市西末広町1番14号住友電装 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの入力と2つの出力を持ち2つの入
    力出力が直接結合し他の2つの入力出力がエバネッセン
    ト結合あるいは直接結合するようにした複数のカップラ
    と、カップラの入力、出力を結ぶ複数の光ファイバと、
    送信ポ−トと受信ポ−トを持ち情報を送信し受信できる
    複数の局とからなり、任意の局の送信ポ−トから送信さ
    れた情報が、光ファイバとカップラにより、全ての局の
    受信ポ−トにおいて受信されるようにした光伝送路にお
    いて、カップラの入力と出力の対応を交差させ、任意の
    局から自局に至る光の経路にあるカップラにおいては、
    エバネッセント結合あるいは直接結合を通じて信号が伝
    達されるようにしてあり、カップラのエバネッセント結
    合部あるいは直接結合部が故障すると、このカップラを
    通る信号により自局に信号が返るようになっている局に
    おいて、送信ポ−トが送信した情報を同じ局の受信ポ−
    トが受信できないようにしたことを特徴とする光伝送路
    の故障検出方式。
JP6128318A 1994-05-17 1994-05-17 光伝送路の故障検出方式 Pending JPH07312576A (ja)

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JP6128318A JPH07312576A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 光伝送路の故障検出方式
EP95302983A EP0683575B1 (en) 1994-05-17 1995-05-02 System for detecting faults in an optical star coupler
DE69505184T DE69505184T2 (de) 1994-05-17 1995-05-02 Fehlererkennungssystem für optischen Sternkoppler
US08/441,316 US5539558A (en) 1994-05-17 1995-05-15 System of detecting troubles of an optical communication line

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