JPH0730666A - サービス競合検証方法 - Google Patents

サービス競合検証方法

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JPH0730666A
JPH0730666A JP16682993A JP16682993A JPH0730666A JP H0730666 A JPH0730666 A JP H0730666A JP 16682993 A JP16682993 A JP 16682993A JP 16682993 A JP16682993 A JP 16682993A JP H0730666 A JPH0730666 A JP H0730666A
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JP
Japan
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JP16682993A
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English (en)
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Makiko Tomioka
牧子 富岡
Yukari Nagano
ゆかり 長野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、カスタマへのサービス実行
時の競合を事前に検出し、競合を回避することができる
サービス競合検証方法を提供することである。 【構成】 本発明は、複数のサービス要素相互間で、動
作条件と制御条件に基づいて禁止条件を組み合わせた拒
否条件を各サービス要素に付与し、通信網は、サービス
仕様によるサービス要求時にサービス要素相互間の拒否
条件の照合とスクリーニング要素に定義された実行条件
値の照合を行い、サービス実行が可能である時にサービ
スを登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービス競合検証方法
に係り、特に、交換システムが実行すべき機能と制御手
順を有する複数のサービス要素とサービスを実行する状
況に応じて、呼を振り分けるスクリーニング要素を組み
合わせることにより、サービス仕様を決定する際にサー
ビス仕様の矛盾した動作を防ぐためのサービスの競合検
証方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カスタマの多用なニーズに対応し
て、システム開発者、サービス開発者及びカスタマの3
者が階層的にサービスを定義するインテリジェントネッ
トワークが構築されている。
【0003】しかし、このサービスをカスタマが利用す
る場合に、他のサービスとの関連を意識せずに、複数の
サービスを定義するためにサービス仕様とは矛盾したサ
ービス競合が発生することがある。
【0004】このような状況に対処するため、従来の通
信サービスでは、固定的にサービス仕様をネットワーク
事業者が定め、ユーザがサービスの利用を要求したとき
にはサービス名対応の契約を行う。ここで、当該ユーザ
が既に別のサービスと契約している場合は、新しいサー
ビスの契約が可能か否かの競合判定は、サービス名を軸
として、新しく契約するサービス名と既に契約している
サービス名を比較するために、他のサービスと同時契約
が可能か否かの判定を示したマトリックスを用いて行
う。ここで云う、サービス競合とは、サービスがそれ自
身のみ単独で実行される時には問題ないが、他のサービ
スと併存して実行されると、サービスの仕様どおりに実
行されなかったり、実行できたとしてもサービス契約者
が望んでいない結果が生じてしまう現象を指す。
【0005】また、上記のマトリックスを用いてサービ
スの競合を防止する以外に、通信網で提供するサービス
を部品化し、交換システムが実行すべき機能と制御手順
を有する複数のサービス要素と、サービス実行時の状況
に合わせて呼を振り分けるスクリーニング要素を用意
し、カスタマが新しいサービスを要望している場合に
は、カスタマ自身がこれら複数のサービス要素とスクリ
ーニング要素を組み合わせ、各スクリーニング要素に対
して実行条件値を定義することによりサービス仕様を決
定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、1つのサービス名に対してサービス要素
とスクリーニング要素の組み合わせ方や設定した実行条
件値の異なるサービス仕様が同一もしくは、複数のサー
ビス契約者から追加、変更され得るため、従来のマトリ
ックスを利用する競合判定法では、サービスを追加、変
更する度に全サービスとの競合の判定をし直し、その結
果をマトリックスに追加、変更する更新作業の必要が生
じるという問題がある。
【0007】さらに、従来のマトリックスを参照する競
合判定法を用いる通信サービスは、契約することにより
提供可能となるのに対し、従来の後者の方法は、ユーザ
の要望に基づいて、利用するサービス要素とスクリーニ
ング要素を決定する契約段階と、サービス要素とスクリ
ーニング要素を組み合わせ、各スクリーニング要素に実
行条件値を定義することによりサービス仕様を決定する
定義段階とを経てサービス提供可能となるため、従来の
前者の競合判定法とは異なり、サービス仕様が決定する
定義段階の前に、サービスの契約が可能であるかを判定
する必要が生じてしまう。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題を解決し、カスタマへのサービス実
行時の競合を事前に検出し、競合を回避することができ
るサービス競合検証方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。
【0010】本発明は、特定の通信網サービス機能を実
施するために交換システムが実行すべき機能と制御手順
を有する複数のサービス要素の集合を通信網からサービ
ス契約者に提供し、サービス契約者は、1つまたは複数
のサービス要素と、サービスを実行する状況に合わせて
呼を振り分けるスクリーニング要素を組み合わせること
により、サービス仕様を作成し、通信網が当該サービス
仕様に基づいたサービスを提供するサービス仕様提供シ
ステムにおいて、複数のサービス要素相互間で、動作条
件と制御条件に基づいて禁止条件を組み合わせた拒否条
件を各サービス要素に付与し、通信網は、サービス仕様
によるサービス要求時にサービス要素相互間の拒否条件
の照合とスクリーニング要素に定義された実行条件値の
照合を行い、サービス実行が可能である時にサービスを
登録する。
【0011】
【作用】本発明は、サービス生成者が生成したサービス
要素とスクリーニング要素を通信網でカスタマに提供
し、サービス要素とスクリーニング要素を組み合わせる
ことによりサービス仕様を決定するサービスにおいて、
各々のサービス要素に自身の動作条件や制御条件(等か
ら抽出した条件)からなる内包条件と、これに対し、禁
止すべき組み合わせ条件として、当該サービス要素と競
合するサービス要素の動作条件や、制御条件(等から抽
出した条件)からなる拒否条件とから構成される競合属
性を付与する。
【0012】さらに、契約段階では新しいサービス仕様
の決定に必要なサービス要素とスクリーニング要素の使
用を許可するか否かを判定するため、新規サービスのサ
ービス要素の拒否条件と既存サービスのサービス要素の
内包条件を照合する。
【0013】契約段階では、サービス要素とスクリーニ
ング要素を組み合わせてサービス仕様を決定する際に、
新規サービスのスクリーニング要素に対して定義された
実行条件値を照合する。
【0014】これによりサービス実行時のサービス競合
を事前に検出し、競合回避の対処が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図面とともに本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0016】図2は、本発明の一実施例の通信網の構成
を示す。
【0017】同図に示す通信網106は、サービス構築
部102、新規サービス情報管理部103、及び既存サ
ービス情報管理部104により構成される。また、通信
網106を構成する上記の各部は、網内に設置される一
つ又は複数の交換機上で実現されるものである。これら
の各部が複数の交換機に分散配置される場合には、交換
機間で共通信号方式等の周知の制御信号方式を用いて通
信し、情報が転送されるものとする。
【0018】サービス生成者107は、新しくサービス
を契約するサービス契約者101に対し、サービス仕様
を決定するためのサービス定義に必要なサービス要素と
スクリーニング要素をサービス構築部102において生
成する。
【0019】新規サービス情報管理部103は、サービ
ス契約者101が新しくサービスを契約したときの新規
サービス契約情報と、定義した時の新規サービス定義情
報を管理する。
【0020】既存サービス情報管理部104は、サービ
ス契約者101が既に契約しているサービスに対する契
約者対応のサービス情報(サービス契約情報、サービス
定義情報)を管理する。
【0021】競合検証部105は、契約時、定義時に既
存のサービスのサービス情報(サービス契約情報)に対
して、新規サービスのサービス情報(新規サービス契約
情報)が競合するかどうかを判定し、競合を回避するた
めの対処を促す。
【0022】以下、上記の構成の各部について詳細に説
明する。
【0023】図3は、本発明の一実施例のサービス構築
部の構成を示す。
【0024】同図において、サービス構築部102は、
新しいサービス仕様を設計する新サービス設計機能20
1と、サービス仕様の決定に必要なサービス要素とスク
リーニング要素で定義情報を生成する機能部品生成機能
202、サービス要素を生成する際に各々のサービス要
素に対し、競合検証に必要な競合属性をサービス要素に
付与する競合属性付与機能203により構成される。
【0025】図4は、本発明の一実施例のサービス機能
と競合属性を説明するための図である。
【0026】同図に示す内容は、サービス構築部102
の競合属性付与機能203でサービス要素41に付与さ
れる競合属性42である。競合属性42は、同図に示す
ように、サービス要素41毎に付与され、サービス要素
自身の動作条件や、制御条件(等から抽出した条件)か
らなる内包条件43と、当該サービス要素と競合する可
能性のあるサービス要素の動作条件や制御条件(等から
抽出した条件)からなる拒否条件44から構成される。
【0027】内包条件43と拒否条件44は一つのサー
ビス要素に対して、それぞれ複数付加することが可能で
ある。競合属性42は一定の論理に従って付与するが、
拒否条件44については、一定論理に従って付与したも
のに加え、サービス生成者107の意図に従って付与す
ることも可能である。
【0028】図5は、本発明の一実施例の新規サービス
情報管理部の構成図である。
【0029】同図において、新規サービス情報管理部1
03は、サービス構築部102で生成された新規サービ
スの契約情報を管理する新規サービス契約情報管理機能
301と、同様にサービス構築部102で生成された新
規サービスの定義情報を管理する新規サービス定義情報
管理機能302により構成される。
【0030】図6は、本発明の一実施例の契約情報を示
す。
【0031】契約情報は、サービス契約者が契約するサ
ービス単位に当該サービスを識別するために付与したサ
ービス識別子60に対して、新規サービスで利用可能な
全てのサービス要素611 〜61n とそれらに付与した
内包条件、拒否条件からなる競合属性621 〜62n
ら構成される。
【0032】図7は、本発明の一実施例の定義情報を示
す。
【0033】定義情報は、サービス契約者が契約したサ
ービス識別子に対して、当該サービスで使用する全ての
サービス要素71毎に、当該サービス要素の実行条件を
判定するために利用した全てのスクリーニング要素72
とその条件値73から構成される。
【0034】図8は、本発明の一実施例の既存サービス
情報管理部の構成を示す。
【0035】同図において、既存サービス情報管理部1
04は、既存サービス契約情報を管理する既存サービス
契約情報管理機能401と、既存サービスの定義情報を
管理する既存サービス定義情報管理機能402により構
成される。
【0036】なお、既存サービス情報管理部104で管
理される契約情報及び定義情報は、新規サービス契約者
の各々の情報がネットワークに登録終了後に新規サービ
ス情報管理部103より転送される。
【0037】図9は、本発明の一実施例の競合検証部の
構成を示す。
【0038】同図において、競合検証部105は、新規
サービス情報管理部103より送られたサービス契約者
101の新規サービスの契約情報に基づいて、サービス
契約者101の既存サービスの契約情報について既存サ
ービス情報管理部104へ問い合わせる既存サービス情
報照会機能501と、契約時に新規サービス情報管理部
103より送られた新規サービスの契約情報と既存サー
ビスの契約情報を比較する。若しくは、定義時に新規サ
ービス情報管理部103より送られた新規サービスの定
義情報と既存サービス情報管理部104より送られた既
存サービスの定義情報を比較することにより、競合判定
を行う競合判定機能502と、契約時の競合判定結果と
して、定義時の競合検証に必要となる既存サービスのサ
ービス識別子と競合する可能性があるサービス要素を新
規サービスのサービス識別子対応に蓄積する判定結果蓄
積エリア503より構成される。
【0039】ここで、競合する可能性があるというの
は、競合検出は拒否しなければならないレベルと、許容
してもよいレベルがあるため、契約時のサービス契約者
の判断や対処方法により異なる。
【0040】以下、上記の構成に基づいて本発明の一実
施例の動作を説明する。
【0041】図10は、本発明の一実施例のカスタマか
らサービス契約要求されてからネットワークに登録する
までの動作を示すフローチャートを示す。
【0042】ステップ1)まず、サービス契約者101
が新規サービスを申し込む際にどのようなサービスがあ
るか等のコンサルタントを受ける。
【0043】ステップ2)サービス契約者101が新し
くサービスを契約する場合、サービス構築部102は、
サービスの定義に必要なサービス要素とスクリーニング
要素を決定し、新規サービスの契約情報として決定し、
新規サービス情報管理部103に送る。
【0044】ステップ3)新規サービス情報管理部10
3から新規サービスの契約情報が競合検証部105に送
られ、競合検証部105において、サービス契約者10
1が既に別のサービス契約をしているかを既存サービス
情報管理部104に問い合わせる。ここで、競合検証部
105は、既存サービス情報管理104の既存サービス
契約情報管理機能401に既存のサービス契約情報が存
在しているかを判定し、既存サービスがない場合には、
ステップ5に移行してサービス構築部102で決定され
た新規サービスを定義し、ネットワークに登録し、処理
を終了する。
【0045】ステップ4)一方、既存サービス契約情報
管理機能401に当該サービス契約者の既存サービス契
約情報が管理されている、即ち、サービス契約者101
が既に既存サービスをネットワークに登録している場合
には、既存サービスの契約情報が競合検証部105に送
られ、競合検証部105は、新規サービスの契約情報と
既存サービスの契約情報を用いて新規サービスのサービ
ス要素の拒否条件と、既存サービスのサービス要素の内
包条件を照合することにより、競合の可能性を判定す
る。このとき、新規サービスの拒否条件と既存サービス
の内包条件が一致し、かつその条件がサービス要素に如
何なるスクリーニング要素を設定しても競合の回避が不
可能な場合には、ステップ11に移行し、サービス契約
は拒否すべきであると判定する。
【0046】また、新規サービスの拒否条件と既存サー
ビスの内包条件が一致しない場合には、ステップ5に移
行し、サービスを定義した後、サービスをネットワーク
に登録して動作終了となる。
【0047】上記以外の場合は、サービス定義によりサ
ービス仕様が決定した後に契約時の競合判定結果を利用
して再度競合検証を行うため、契約時の競合判定結果を
判定結果蓄積エリア503に蓄積し、ステップ5に移行
する。
【0048】ステップ5)ステップ3において、既存サ
ービスの契約がない場合または、ステップ4の競合判定
により必ず、競合する場合以外には、新規サービスにつ
いての契約を行う。
【0049】ステップ6)新規サービスを定義する。
【0050】ステップ7)新規サービスを定義すると、
新規サービス情報管理部103に新規サービスの定義情
報が送られ、さらに、競合検証部105に送られる。
【0051】ステップ8)競合検証部105の既存サー
ビス情報照会機能501は、新規サービス情報管理部1
03から送られてきた新規サービスの定義情報と競合検
証すべき既存サービスを判定結果蓄積エリア503に問
い合わせ、その照会結果としてサービス識別子が通知さ
れ、そのサービス識別子に対する定義情報を既存サービ
ス情報管理部104から取得する。送られた新規サービ
スの定義情報と既存サービスの定義情報を用いて、契約
時の判定で競合属性が一致したサービス要素の間で、各
々の起動の判定に用いられるスクリーニング要素を照合
し、包合関係にある場合には競合する可能性があると判
定し、ステップ10に移行する。一方、スクリーニング
条件値が包合関係にない場合には競合しないと判定さ
れ、ステップ9に移行し、サービス登録される。
【0052】ステップ9)ステップ6でサービス定義さ
れた新規サービス、及びステップ8でスクリーニング条
件値の競合判定において、競合の可能性がないと判定さ
れて新規サービスを登録し、処理を終了する。
【0053】ステップ10)ステップ8で新規サービス
がスクリーニング条件値において競合する可能性がある
と判定された場合には、競合を回避する対処(再定義)
を契約者に促し、ステップ7に戻る。
【0054】ステップ11)ステップ4の競合判定によ
り既に契約サービスがあり、新規サービスと必ず競合す
ると判定された場合には、契約を拒否するように契約者
101に勧める。
【0055】以下に、具体例として、着信課金システム
サービスと着信転送サービスを例に説明する。
【0056】図11は、本発明の一実施例のサービス契
約時の競合検証を説明するための図であり、図12は、
本発明の一実施例のサービス定義時の競合検証を説明す
るための図である。
【0057】着信課金システムサービスを契約すると、
「着側課金で着信する」というサービス要素がサービス
契約者Aに提供される。この「着側課金で着信する」サ
ービス要素には、サービス生成者107により内包条件
として「課金条件−着側」、拒否条件として、「接続条
件−転送、割り込み」が予め付与されている。この時、
同一サービス契約者Aが着信転送サービスを契約しよう
とすると、「着信時に転送する」というサービス要素が
サービス契約者Aに提供される。「着信時に転送する」
サービス要素には、サービス生成者107により内包条
件として、「接続−転送」、拒否条件−拒否条件値とし
て「課金条件−着側、接続条件−転送」が予め付与され
ている。この時点でサービス契約者Aが着信転送サービ
スを契約可能であるかを競合検証する。
【0058】図11に示すようにサービス契約時の競合
検証の手順は、既に契約しているサービスのサービス要
素の内包条件と、新しく契約するサービスの拒否条件を
比較する。同図の例では、「接続条件−転送」が一致す
ることから、競合する可能性があると判定できる。しか
し、「着信時に転送する」サービス要素は、当該サービ
ス要素の実行判定に定義したスクリーニング要素と「着
側課金で着信する」サービス要素の実行判定に定義した
スクリーニング要素とが全く異なる場合には、必ず独立
して実行される機能である。そこで、サービス契約は許
容して、サービスの定義後のスクリーニング要素に関す
る競合検証を行うこととする。
【0059】新しく契約したサービスを定義した後に、
契約時に競合し得ると判定したサービス要素間につい
て、当該サービス要素を実行するためのスクリーニング
要素を抽出し、比較する。
【0060】図12では、どちらのサービス定義にも時
間のスクリーニング要素が定義してあり、当該スクリー
ニング要素の実行条件値が一部重複することが確認でき
る。従って、サービス契約者Aが着信転送サービスを契
約すると、13時から17時にサービス契約者Aの電話
Bに着信した場合には、着信転送サービスは実行できな
くなるということをサービス契約者に通知することとす
る。
【0061】上記のサービスは説明のための一例であ
り、本発明は、上記のサービスに限定されるものではな
く、上記以外のサービスについても同様の機能により実
施できる。
【0062】以上述べたように、本発明は、通信網が提
供するサービス要素とスクリーニング要素を組み合わ
せ、各スクリーニング要素に対して実行条件値を定義す
ることによりサービス仕様を決定するサービス提供方法
において、サービス名対応のマトリックスを利用して、
競合を検出するのではなく、各々のサービス要素に当該
要素の動作条件や、制御条件を内包条件として付与し、
これに対し、当該サービス要素と競合する可能性がある
サービス要素の動作条件や制御条件を拒否条件として付
与し、契約段階では新らしいサービス仕様の決定に必要
なサービス要素と、スクリーニング要素の使用を許可す
るか否かを判定するため、新規サービスのサービス要素
の拒否条件と既存サービスのサービス要素の内包条件を
照合する。さらに、定義段階では、サービス要素とスク
リーニング要素を組み合わせてサービス仕様を決定する
際に、新規サービスのスクリーニング要素に対して定義
された実行条件値と既存サービスのスクリーニング要素
に対して定義された実行条件値を照合することにより、
サービス実行時のサービス競合を事前に検出することが
可能となる。
【0063】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、新しいサ
ービスに対し、サービス要素とスクリーニング要素を生
成する際に競合属性を付与し、サービスの契約時に、新
しく契約するサービスのサービス要素と既に契約してい
るサービスのサービス要素間で競合属性の照合を行い、
新しくサービスを定義したときには、新しく定義したサ
ービスのスクリーニング要素と既に定義されているサー
ビスのスクリーニング要素の照合を行うことにより、サ
ービス実行時の競合を事前に検出し、競合を回避する対
処をサービス契約者に促すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施例の通信網の構成図である。
【図3】本発明の一実施例のサービス構築部の構成図で
ある。
【図4】本発明の一実施例のサービス機能と競合属性を
説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例の新規サービス情報管理部の
構成図である。
【図6】本発明の一実施例の契約情報を示す図である。
【図7】本発明の一実施例の定義情報を示す図である。
【図8】本発明の一実施例の既存サービス情報管理部の
構成図である。
【図9】本発明の一実施例の競合検証部の構成図であ
る。
【図10】本発明の一実施例のカスタマからサービス契
約要求されてからネットワークに登録するまでの動作を
示すフローチャートを示す図である。
【図11】本発明の一実施例のサービス契約時の競合検
証を説明するための図である。
【図12】本発明の一実施例のサービス定義時の競合検
証を説明するための図である。
【符号の説明】
41、61 サービス要素 42、62 競合属性 43 内包条件 44 拒否条件 60 契約情報 70 定義情報 71 サービス要素 72 スクリーニング要素 73 条件値 101 サービス契約者 102 サービス構築部 103 新規サービス情報管理部 104 既存サービス情報管理部 105 競合検証部 106 通信網 201 新サービス仕様設計機能 202 機能部品生成機能 203 競合属性付与機能 301 新規サービス契約情報管理機能 302 新規サービス定義情報管理機能 401 既存サービス契約情報管理機能 402 既存サービス定義情報管理機能 501 既存サービス情報照会機能 502 競合判定機能 503 判定結果蓄積エリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の通信網サービス機能を実施するた
    めに交換システムが実行すべき機能と制御手順を有する
    複数のサービス要素の集合を通信網からサービス契約者
    に提供し、該サービス契約者は、1つまたは複数の該サ
    ービス要素と、サービスを実行する状況に合わせて呼を
    振り分けるスクリーニング要素を組み合わせることによ
    り、サービス仕様を作成し、通信網が当該サービス仕様
    に基づいたサービスを提供するサービス仕様提供システ
    ムにおいて、 複数の該サービス要素相互間で、サービス要素の動作条
    件と制御条件に基づいて禁止すべき組み合わせである拒
    否条件を該各サービス要素に付与し、 該通信網は、該サービス仕様によるサービス要求時に該
    サービス要素相互間の拒否条件の照合と該スクリーニン
    グ要素に定義された実行条件値の照合を行い、サービス
    実行が可能である時にサービスを登録することを特徴と
    するサービス競合検証方法。
JP16682993A 1993-07-06 1993-07-06 サービス競合検証方法 Pending JPH0730666A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7392196B2 (en) 2000-04-21 2008-06-24 Fujitsu Limited Membership qualification processing system and method thereof
JP2016181019A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 株式会社日立製作所 オーダ受付処理システム及びオーダ受付処理方法

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