JPH0730028Y2 - 自動車用芳香剤散布器 - Google Patents
自動車用芳香剤散布器Info
- Publication number
- JPH0730028Y2 JPH0730028Y2 JP12914789U JP12914789U JPH0730028Y2 JP H0730028 Y2 JPH0730028 Y2 JP H0730028Y2 JP 12914789 U JP12914789 U JP 12914789U JP 12914789 U JP12914789 U JP 12914789U JP H0730028 Y2 JPH0730028 Y2 JP H0730028Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragrance
- air freshener
- sprayer
- temperature
- controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案に係る自動車用芳香剤散布器は、自動車室内に
設置し、この自動車室内に芳香剤を散布する為に利用す
る。
設置し、この自動車室内に芳香剤を散布する為に利用す
る。
（従来の技術） 自動車室内は、シートに染み込んだ汗や排気の臭い等に
基づく異臭が漂う場合が多く、この様な異臭をそのまま
放置した場合には、乗員に不快感を与えてしまう。
基づく異臭が漂う場合が多く、この様な異臭をそのまま
放置した場合には、乗員に不快感を与えてしまう。
この為従来から、自動車室内に芳香剤散布器を設置し、
この芳香剤散布器により、自動車室内に芳香剤を散布す
る事が考えられている。
この芳香剤散布器により、自動車室内に芳香剤を散布す
る事が考えられている。
この様な場合に使用する芳香剤散布器は、基本的には、
第２図に示す様に構成されている。
第２図に示す様に構成されている。
この第２図に於いて、１はケーシング、２は、このケー
シング１に内蔵され、内部に芳香剤を貯溜した芳香剤容
器、３は、上記ケーシング１の上流側端部に設けた送風
機である。
シング１に内蔵され、内部に芳香剤を貯溜した芳香剤容
器、３は、上記ケーシング１の上流側端部に設けた送風
機である。
この様な芳香剤散布器の作動時には、図示しない制御器
からの指令に基づいて、上記送風機３を運転すると共
に、上記芳香剤容器２の蓋を開き、上記ケーシング１の
下流側端部に設けた開口４から、上記芳香剤容器２に貯
溜した芳香剤の蒸気を、車室内に散布する。
からの指令に基づいて、上記送風機３を運転すると共
に、上記芳香剤容器２の蓋を開き、上記ケーシング１の
下流側端部に設けた開口４から、上記芳香剤容器２に貯
溜した芳香剤の蒸気を、車室内に散布する。
（考案が解決しようとする課題） ところが、上述の様に構成され作用する芳香剤散布器
を、実際に自動車室内に設置する場合に於いては、次に
述べる様な、解決しなければならない問題点が存在す
る。
を、実際に自動車室内に設置する場合に於いては、次に
述べる様な、解決しなければならない問題点が存在す
る。
即ち、同一の芳香剤を使用した場合でも、人間がこの芳
香剤の臭いを常に心地よいものとして感じるわけではな
く、温度によって人間の感じ方に大きな差が生じる事が
知られている。
香剤の臭いを常に心地よいものとして感じるわけではな
く、温度によって人間の感じ方に大きな差が生じる事が
知られている。
例えば、人間がいる周囲の空間に存在する芳香剤蒸気の
濃度が一定であった場合でも、環境温度が低い場合に
は、人間が臭いを感じにくく、反対に環境温度が高い場
合には、人間が臭いを感じる程度が強過ぎて、芳香剤蒸
気の存在が、かえって人間に不快感を与える原因となっ
てしまう。
濃度が一定であった場合でも、環境温度が低い場合に
は、人間が臭いを感じにくく、反対に環境温度が高い場
合には、人間が臭いを感じる程度が強過ぎて、芳香剤蒸
気の存在が、かえって人間に不快感を与える原因となっ
てしまう。
この為従来から、特開昭54−51673号公報に開示されて
いる様に、環境温度が低い場合には、芳香剤の蒸発量を
多くし、環境温度が高い場合には、芳香剤の蒸発量を抑
える事が考えられている。
いる様に、環境温度が低い場合には、芳香剤の蒸発量を
多くし、環境温度が高い場合には、芳香剤の蒸発量を抑
える事が考えられている。
ところが、この様に構成すると、車室内温度が低い場合
に、この車室内に多量に散布された芳香剤の蒸気が、後
から乗員に不快感を与える原因となってしまう。
に、この車室内に多量に散布された芳香剤の蒸気が、後
から乗員に不快感を与える原因となってしまう。
即ち、冬季等寒い時期に、車室内の温度が十分に上昇し
ない間に芳香剤散布器を作動させると、この車室内に、
比較的多量の芳香剤が散布されてしまう。
ない間に芳香剤散布器を作動させると、この車室内に、
比較的多量の芳香剤が散布されてしまう。
この状態から、空調機の働き等により、車室内の温度が
上昇すると、この車室内に存在する多量の芳香剤が、乗
員に不快感を与える原因となってしまう。
上昇すると、この車室内に存在する多量の芳香剤が、乗
員に不快感を与える原因となってしまう。
本考案の自動車用芳香剤散布器は、上述の様な不都合を
解消するものである。
解消するものである。
（課題を解決する為の手段） 本考案の自動車用芳香剤散布器は、前述した従来の芳香
剤散布器と同様に、芳香剤を貯溜した芳香剤容器２（第
２図）を内蔵し、作動時には、後述する制御器６からの
指令に基づいて、上記芳香剤容器２に貯溜した芳香剤の
蒸気を車室内に散布する様に構成されている。
剤散布器と同様に、芳香剤を貯溜した芳香剤容器２（第
２図）を内蔵し、作動時には、後述する制御器６からの
指令に基づいて、上記芳香剤容器２に貯溜した芳香剤の
蒸気を車室内に散布する様に構成されている。
更に、本考案の自動車用芳香剤散布器に於いては、第１
図のブロック図に示す様に、車室内の温度を検出する温
度センサ５の信号を、芳香剤散布器本体７の起動と停止
とを制御する制御器６に入力すると共に、この制御器６
による芳香剤散布器の作動が、上記車室内の温度が15〜
35℃（更に好ましくは20〜30℃）の場合にのみ可能とし
た事を特徴としている。
図のブロック図に示す様に、車室内の温度を検出する温
度センサ５の信号を、芳香剤散布器本体７の起動と停止
とを制御する制御器６に入力すると共に、この制御器６
による芳香剤散布器の作動が、上記車室内の温度が15〜
35℃（更に好ましくは20〜30℃）の場合にのみ可能とし
た事を特徴としている。
車室内の温度を検出する温度センサ５としては、空調機
に組み込まれる内気温度センサをそのまま利用する事が
出来る。
に組み込まれる内気温度センサをそのまま利用する事が
出来る。
（作用） 上述の様に構成される本考案の自動車用芳香剤散布器
は、車室内の温度が15〜35℃（更に好ましくは20〜30
℃）の場合で、且つ芳香剤散布器本体７のスイッチが入
れられた（『ON』された）場合に限り、芳香剤散布器本
体７が作動する（芳香剤容器２の蓋が開かれると共に、
送風機３が運転される。）。
は、車室内の温度が15〜35℃（更に好ましくは20〜30
℃）の場合で、且つ芳香剤散布器本体７のスイッチが入
れられた（『ON』された）場合に限り、芳香剤散布器本
体７が作動する（芳香剤容器２の蓋が開かれると共に、
送風機３が運転される。）。
この結果、車室内に余計な芳香剤が散布される事がなく
なり、空調機の運転に伴なって車室内の温度が上昇した
場合に於いても、乗員に不快感を与える事がなくなる。
なり、空調機の運転に伴なって車室内の温度が上昇した
場合に於いても、乗員に不快感を与える事がなくなる。
（考案の効果） 本考案の自動車用芳香剤散布器は、以上に述べた通り構
成され作用する為、車室内の温度変化に拘らず、車室内
に過剰の芳香剤が存在する事を防止出来、過剰な芳香剤
の存在に基づき、乗員に不快感を与える事を確実に防止
出来る。
成され作用する為、車室内の温度変化に拘らず、車室内
に過剰の芳香剤が存在する事を防止出来、過剰な芳香剤
の存在に基づき、乗員に不快感を与える事を確実に防止
出来る。
第１図は本考案の自動車用芳香剤散布器の構成を示すブ
ロック図、第２図は本考案の対象となる芳香剤散布器の
基本構成を示す略断面図である。 1:ケーシング、2:芳香剤容器、3:送風機、4:開口、5:温
度センサ、6:制御器、7:芳香剤散布器本体。
ロック図、第２図は本考案の対象となる芳香剤散布器の
基本構成を示す略断面図である。 1:ケーシング、2:芳香剤容器、3:送風機、4:開口、5:温
度センサ、6:制御器、7:芳香剤散布器本体。
Claims (1)
- 【請求項１】芳香剤を貯溜した芳香剤容器を内蔵し、作
動時には、制御器からの指令に基づいて、上記芳香剤容
器に貯溜した芳香剤の蒸気を車室内に散布する、自動車
用芳香剤散布器に於いて、車室内の温度を検出する温度
センサの信号を上記制御器に入力すると共に、この制御
器による芳香剤散布器本体の作動が、上記車室内の温度
が15〜35℃の場合にのみ可能とした事を特徴とする、自
動車用芳香剤散布器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12914789U JPH0730028Y2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 自動車用芳香剤散布器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12914789U JPH0730028Y2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 自動車用芳香剤散布器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0367655U JPH0367655U (ja) | 1991-07-02 |
| JPH0730028Y2 true JPH0730028Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31676803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12914789U Expired - Lifetime JPH0730028Y2 (ja) | 1989-11-06 | 1989-11-06 | 自動車用芳香剤散布器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730028Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001299627A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-10-30 | Paarusuton Kk | 洗浄具 |
-
1989
- 1989-11-06 JP JP12914789U patent/JPH0730028Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0367655U (ja) | 1991-07-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8109452B2 (en) | Electrostatic atomizer for use in a motor vehicle | |
| JPH01186423A (ja) | 車室への香り供給方法 | |
| JPH0730028Y2 (ja) | 自動車用芳香剤散布器 | |
| JPH01214368A (ja) | 車両用芳香制御装置 | |
| JP3689876B2 (ja) | 車両の脱臭装置 | |
| JP4825076B2 (ja) | 車両用静電霧化装置 | |
| JP2004168074A (ja) | 車両用空気浄化装置 | |
| JPH05220207A (ja) | 自動車内部の臭気低減装置 | |
| JP4085847B2 (ja) | 車両用香り発生装置 | |
| JPH0419217A (ja) | 適応型空調装置 | |
| JP2004122847A (ja) | 車載空気清浄装置 | |
| JPH06255358A (ja) | 居眠り運転防止装置 | |
| JPH03200419A (ja) | 自動車の空気調和装置 | |
| KR100844428B1 (ko) | 차량용 공기정화시스템 및 그 정화방법 | |
| JP2008037373A (ja) | 車両用静電霧化装置 | |
| JPH04353014A (ja) | 自動車用空気清浄器 | |
| JPH02249719A (ja) | 車両の芳香装置 | |
| JP2008037371A (ja) | 車両用静電霧化装置 | |
| JP2855294B2 (ja) | 車両用脱臭芳香装置 | |
| JP2000060949A (ja) | 車両用遠隔操作装置 | |
| KR100536326B1 (ko) | 차량용 향 분사 장치 | |
| JP2008289428A (ja) | 薬剤散布装置およびこの装置を備えた自動車 | |
| KR200398613Y1 (ko) | 차량용 가습기 | |
| JP2004142611A (ja) | 車両用香り発生器 | |
| KR20230048803A (ko) | 차량용 향기 분사 베개 및 그 제어 방법 |