JPH07293973A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH07293973A JPH07293973A JP6090862A JP9086294A JPH07293973A JP H07293973 A JPH07293973 A JP H07293973A JP 6090862 A JP6090862 A JP 6090862A JP 9086294 A JP9086294 A JP 9086294A JP H07293973 A JPH07293973 A JP H07293973A
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Links
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 空気調和機の本体内1に第1の送風路6と第
2の送風路7とを隣接して設け、第1の送風路6から吹
き出される温風の気流Cが上方向に送風されるのを第2
の送風路7吹き出される室内空気の気流Eにて抑えて室
内の暖房を行う空気調和機において、第1の送風機10
の駆動時に、第1の送風路6から吹き出される温風の温
度が所定温度以上になると第1の送風機6の駆動力を第
2の送風機11へ伝達させて駆動するとともに所定温度
以下になると第1の送風機10の駆動力の第2の送風機
11への伝達を解除して第2の送風機11を停止させる
ために切り替える伝達切替手段12を備えてなるもので
ある。 【効果】 空気調和機のコストが高くなるのを低減する
ことができ、また、空気調和機の重量が重くなって空気
調和機の取り付ける作業が困難になる等の障害を確実に
防止することができ、しかも、夫々の駆動モータの振動
の騒音を互いに相殺しなければならない煩わしさを回避
することができる。
2の送風路7とを隣接して設け、第1の送風路6から吹
き出される温風の気流Cが上方向に送風されるのを第2
の送風路7吹き出される室内空気の気流Eにて抑えて室
内の暖房を行う空気調和機において、第1の送風機10
の駆動時に、第1の送風路6から吹き出される温風の温
度が所定温度以上になると第1の送風機6の駆動力を第
2の送風機11へ伝達させて駆動するとともに所定温度
以下になると第1の送風機10の駆動力の第2の送風機
11への伝達を解除して第2の送風機11を停止させる
ために切り替える伝達切替手段12を備えてなるもので
ある。 【効果】 空気調和機のコストが高くなるのを低減する
ことができ、また、空気調和機の重量が重くなって空気
調和機の取り付ける作業が困難になる等の障害を確実に
防止することができ、しかも、夫々の駆動モータの振動
の騒音を互いに相殺しなければならない煩わしさを回避
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の本体内に
第1の送風路と第2の送風路とを隣接して設け、該第1
の送風路内に配設した熱交換器及び第1の送風機を介し
て吹き出される温風の気流が上方向に送風されるのを上
記第2の送風路内に配設した第2の送風機を介して吹き
出される室内空気の気流にて抑えて室内の暖房を行う空
気調和機に関するものである。
第1の送風路と第2の送風路とを隣接して設け、該第1
の送風路内に配設した熱交換器及び第1の送風機を介し
て吹き出される温風の気流が上方向に送風されるのを上
記第2の送風路内に配設した第2の送風機を介して吹き
出される室内空気の気流にて抑えて室内の暖房を行う空
気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機は図3に示す
ように構成するものであり、図3において、空気調和機
の本体1内に空気を吸い込む第1の吸込口2と第2の吸
込口3とを互いに隣接して該本体1の前面に設け、該本
体1の前面の下部の傾斜面に空気を吹き出す第1の吹出
口4と第2の吹出口5とを互いに隣接して設け、上記第
1の吸込口2と第1の吹出口4とで第1の送風路6を形
成し上記第2の吸込口3と第2の吹出口5とで第2の送
風路7を形成するように上記本体1内に仕切板8を設け
ている。
ように構成するものであり、図3において、空気調和機
の本体1内に空気を吸い込む第1の吸込口2と第2の吸
込口3とを互いに隣接して該本体1の前面に設け、該本
体1の前面の下部の傾斜面に空気を吹き出す第1の吹出
口4と第2の吹出口5とを互いに隣接して設け、上記第
1の吸込口2と第1の吹出口4とで第1の送風路6を形
成し上記第2の吸込口3と第2の吹出口5とで第2の送
風路7を形成するように上記本体1内に仕切板8を設け
ている。
【0003】上記第1の送風路6内には、熱交換器9
と、該熱交換器9の下流側に第1の送風機10とを設
け、上記第2の送風路7内には第2の送風機11を設
け、該夫々送風機10,11は夫々独立して駆動できる
ように駆動モータ(図示せず)を夫々に設けてなるもの
である。
と、該熱交換器9の下流側に第1の送風機10とを設
け、上記第2の送風路7内には第2の送風機11を設
け、該夫々送風機10,11は夫々独立して駆動できる
ように駆動モータ(図示せず)を夫々に設けてなるもの
である。
【0004】上記のように構成してなる空気調和機は、
冷房運転時には、第1の送風機10の駆動により室内空
気を矢印Aで示すように第1の吸込口2から第1の送風
路6内に吸い込み、その吸い込まれた空気は、熱交換器
9にて熱交換されて冷風の気流Bとなり、第1の送風機
10の駆動により第1の吹出口4へ送られ、冷風の気流
Cとして第1の送風路6外へ吹き出される。この場合、
第2の送風機11は停止された状態である。
冷房運転時には、第1の送風機10の駆動により室内空
気を矢印Aで示すように第1の吸込口2から第1の送風
路6内に吸い込み、その吸い込まれた空気は、熱交換器
9にて熱交換されて冷風の気流Bとなり、第1の送風機
10の駆動により第1の吹出口4へ送られ、冷風の気流
Cとして第1の送風路6外へ吹き出される。この場合、
第2の送風機11は停止された状態である。
【0005】また、暖房運転時には、第1の送風機10
の駆動により室内空気を矢印Aに示すように第1の吸込
口2から第1の送風路6内に吸い込み、その吸い込まれ
た空気は、熱交換器9にて熱交換されて温風の気流Bと
なり、第1の送風機10の駆動により第1の吹出口4へ
送られ、温風の気流Cとして第1の送風路6外へ吹き出
される。そして、第1の送風機10の駆動により第1の
吹出口4へ送られる温風の温度が所定温度以上になる
と、第1の送風機10を駆動する駆動モータとは別に設
けられた第2の送風機11の駆動モータが駆動され、室
内空気を矢印Dに示すように第2の吸込口3から第2の
送風路7内に吸い込み、その吸い込まれた空気は、第2
の送風機11により第2の吹出口5に送られ、矢印Eで
示すように第2の送風路7外へ吹き出して温風の気流C
が上方向に吹き出されるのを抑えるものである。
の駆動により室内空気を矢印Aに示すように第1の吸込
口2から第1の送風路6内に吸い込み、その吸い込まれ
た空気は、熱交換器9にて熱交換されて温風の気流Bと
なり、第1の送風機10の駆動により第1の吹出口4へ
送られ、温風の気流Cとして第1の送風路6外へ吹き出
される。そして、第1の送風機10の駆動により第1の
吹出口4へ送られる温風の温度が所定温度以上になる
と、第1の送風機10を駆動する駆動モータとは別に設
けられた第2の送風機11の駆動モータが駆動され、室
内空気を矢印Dに示すように第2の吸込口3から第2の
送風路7内に吸い込み、その吸い込まれた空気は、第2
の送風機11により第2の吹出口5に送られ、矢印Eで
示すように第2の送風路7外へ吹き出して温風の気流C
が上方向に吹き出されるのを抑えるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成してなる空気調和機であれば、第1の送風機
10と第2の送風機11とは夫々独立して駆動モータを
設けているため、コスト的にも高くなり、また、夫々の
駆動モータは重量が重いために、夫々の送風機10,1
1に夫々駆動モータを設けると空気調和機自体の重量も
重くなってしまい、空気調和機を壁面に取り付ける作業
等が非常に困難になるという問題点があった。
ように構成してなる空気調和機であれば、第1の送風機
10と第2の送風機11とは夫々独立して駆動モータを
設けているため、コスト的にも高くなり、また、夫々の
駆動モータは重量が重いために、夫々の送風機10,1
1に夫々駆動モータを設けると空気調和機自体の重量も
重くなってしまい、空気調和機を壁面に取り付ける作業
等が非常に困難になるという問題点があった。
【0007】さらに、駆動モータは振動騒音を発生する
ため、1つの駆動モータの振動騒音に比べて2つの駆動
モータの振動騒音が非常に大きくなるので、夫々の駆動
モータの振動の騒音を互いに相殺しなければならないと
いう煩わしい問題点があった。
ため、1つの駆動モータの振動騒音に比べて2つの駆動
モータの振動騒音が非常に大きくなるので、夫々の駆動
モータの振動の騒音を互いに相殺しなければならないと
いう煩わしい問題点があった。
【0008】本発明の空気調和機は上記のような問題点
を解決したもので、夫々の駆動モータを設けることがな
く空気調和機のコストが高くなるのを低減することがで
き、また、夫々の駆動モータを設けることにより空気調
和機の重量が重くなって空気調和機の取り付ける作業が
困難になる等の障害を確実に防止することができ、しか
も、夫々の駆動モータの振動の騒音を互いに相殺しなけ
ればならない煩わしさを回避することができる空気調和
機を提供することを目的とするものである。
を解決したもので、夫々の駆動モータを設けることがな
く空気調和機のコストが高くなるのを低減することがで
き、また、夫々の駆動モータを設けることにより空気調
和機の重量が重くなって空気調和機の取り付ける作業が
困難になる等の障害を確実に防止することができ、しか
も、夫々の駆動モータの振動の騒音を互いに相殺しなけ
ればならない煩わしさを回避することができる空気調和
機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の空気調和機は、請求項1記載の発明は、空気
調和機の本体内に第1の送風路と第2の送風路とを隣接
して設け、該第1の送風路内に配設した熱交換器及び第
1の送風機を介して吹き出される温風の気流が上方向に
送風されるのを上記第2の送風路内に配設した第2の送
風機を介して吹き出される室内空気の気流にて抑えて室
内の暖房を行う空気調和機において、上記第1の送風機
の駆動時に、上記第1の送風路から吹き出される温風の
温度が所定温度以上になると上記第1の送風機の駆動力
を第2の送風機へ伝達させて駆動するとともに所定温度
以下になると上記第1の送風機の駆動力の第2の送風機
への伝達を解除して該第2の送風機を停止させるために
切り替える伝達切替手段を備えてなるものであり、また
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、
上記伝達切替手段を形状記憶合金若しくはバイメタルに
て形成してなるものである。
に本発明の空気調和機は、請求項1記載の発明は、空気
調和機の本体内に第1の送風路と第2の送風路とを隣接
して設け、該第1の送風路内に配設した熱交換器及び第
1の送風機を介して吹き出される温風の気流が上方向に
送風されるのを上記第2の送風路内に配設した第2の送
風機を介して吹き出される室内空気の気流にて抑えて室
内の暖房を行う空気調和機において、上記第1の送風機
の駆動時に、上記第1の送風路から吹き出される温風の
温度が所定温度以上になると上記第1の送風機の駆動力
を第2の送風機へ伝達させて駆動するとともに所定温度
以下になると上記第1の送風機の駆動力の第2の送風機
への伝達を解除して該第2の送風機を停止させるために
切り替える伝達切替手段を備えてなるものであり、また
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、
上記伝達切替手段を形状記憶合金若しくはバイメタルに
て形成してなるものである。
【0010】
【作用】本発明は上記構成にて、請求項1記載の発明に
おいては、第1の送風路から吹き出される温風の温度が
所定温度以上になると、伝達切替手段を切り替えること
により第1の送風機の駆動力を第2の送風機へ伝達させ
て駆動し、第1の送風路から吹き出される温風の温度が
所定温度以下になると、伝達切替手段を切り替えること
により第1の送風機の駆動力の第2の送風機への伝達を
解除して第2の送風機を停止させることにより、夫々の
駆動モータを設けることにより生じる空気調和機のコス
トが高くなるのが低減され、また、夫々の駆動モータを
設けることにより空気調和機の重量が重くなって空気調
和機の取り付ける作業が困難になる等の障害が確実に防
止され、しかも、夫々の駆動モータの振動の騒音を互い
に相殺しなければならない煩わしさが回避される。
おいては、第1の送風路から吹き出される温風の温度が
所定温度以上になると、伝達切替手段を切り替えること
により第1の送風機の駆動力を第2の送風機へ伝達させ
て駆動し、第1の送風路から吹き出される温風の温度が
所定温度以下になると、伝達切替手段を切り替えること
により第1の送風機の駆動力の第2の送風機への伝達を
解除して第2の送風機を停止させることにより、夫々の
駆動モータを設けることにより生じる空気調和機のコス
トが高くなるのが低減され、また、夫々の駆動モータを
設けることにより空気調和機の重量が重くなって空気調
和機の取り付ける作業が困難になる等の障害が確実に防
止され、しかも、夫々の駆動モータの振動の騒音を互い
に相殺しなければならない煩わしさが回避される。
【0011】また、請求項2記載の発明においては、請
求項1記載の発明に加えて、伝達切替手段を形状記憶合
金若しくはバイメタルにて形成することにより、第1の
送風路から吹き出される温風の温度を検出する温度検出
手段が不要となるので、部品の簡略化が図られる。
求項1記載の発明に加えて、伝達切替手段を形状記憶合
金若しくはバイメタルにて形成することにより、第1の
送風路から吹き出される温風の温度を検出する温度検出
手段が不要となるので、部品の簡略化が図られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の空気調和機の一実施例を図1
及び図2と共に詳細に説明するが、上記従来例と同一部
分は同一符号を付し、その説明は省略する。
及び図2と共に詳細に説明するが、上記従来例と同一部
分は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0013】本発明の空気調和機は図1示すように構成
するものであり、図1及び図2において、従来の第2の
送風機11の駆動モータを削除した空気調和機の構成
に、仕切板8の一方の端部を開口し、第1の送風機10
の駆動時に、上記第1の送風路6から吹き出される温風
の温度が所定温度以上になると上記第1の送風機10の
駆動力を第2の送風機11へ伝達させて駆動するととも
に所定温度以下になると上記第1の送風機10の駆動力
の第2の送風機11への伝達を解除して該第2の送風機
11を停止させるために切り替える伝達切替手段12を
設けている。
するものであり、図1及び図2において、従来の第2の
送風機11の駆動モータを削除した空気調和機の構成
に、仕切板8の一方の端部を開口し、第1の送風機10
の駆動時に、上記第1の送風路6から吹き出される温風
の温度が所定温度以上になると上記第1の送風機10の
駆動力を第2の送風機11へ伝達させて駆動するととも
に所定温度以下になると上記第1の送風機10の駆動力
の第2の送風機11への伝達を解除して該第2の送風機
11を停止させるために切り替える伝達切替手段12を
設けている。
【0014】また、伝達切替手段12は、特に図2に示
すように、上記仕切板8の開口側の第1の送風機10の
一端にギア13と第2の送風機11の一端にギア14と
を設け、該ギア13とギア14との間にギア15を設
け、該ギア15の中心に設けられた一方の軸15aには
バネ16を取り付けて空気調和機の本体1の壁面に付設
し、上記ギア15の他方の軸15bには形状記憶合金若
しくはバイメタルにて形成した切替部17を取り付け、
該切替部17は本体1の壁面に固定されている。
すように、上記仕切板8の開口側の第1の送風機10の
一端にギア13と第2の送風機11の一端にギア14と
を設け、該ギア13とギア14との間にギア15を設
け、該ギア15の中心に設けられた一方の軸15aには
バネ16を取り付けて空気調和機の本体1の壁面に付設
し、上記ギア15の他方の軸15bには形状記憶合金若
しくはバイメタルにて形成した切替部17を取り付け、
該切替部17は本体1の壁面に固定されている。
【0015】次に上記のように構成してなる本発明の空
気調和機の一実施例の動作について詳細に説明する。ま
ず、冷房運転時においては、従来の動作と同様であるの
で、その説明は省略する。
気調和機の一実施例の動作について詳細に説明する。ま
ず、冷房運転時においては、従来の動作と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0016】暖房運転時においては、第1の送風機10
の駆動により室内空気を気流Aを第1の吸込口2から第
1の送風路6内に吸い込み、その吸い込まれた空気は、
熱交換器9にて熱交換されて温風の気流Bとなり、その
温風の気流Bを第1の送風機10の駆動により第1の吹
出口4へ送り、該第1の吹出口4から第1の送風路6外
へ温風の気流Cを吹き出し、次第に第1の送風機10に
て送られる温風の温度が上昇し、その温度が所定以上に
なると形状記憶合金若しくはバイメタルにて形成した切
替部17が第1送風機10のギア13と第2送風機11
のギア14とにギア15がかみ合うように切替部17が
変形し、そして、該ギア13,14にギア15がかみ合
うと第1の送風機10を駆動モータの駆動力を第2の送
風機11に伝達させることにより第2の送風機11が駆
動し、該第2の送風機11が駆動することにより第2の
送風機11にて室内空気の気流Dを第2の吸込口3から
第2の送風路7内に吸い込み、その吸い込まれた空気は
第2の送風機11にて第2の吹出口5へ送り、該第2の
吹出口から第2の送風路7外へ室内空気の気流Eを吹き
出して第1の吹出口4から吹き出される温風の気流Cが
上方向に送風されるのを抑えることにより、第1の吹出
口4から吹き出される温風を目標とする場所(足元方
向)まで送風することができるので、暖房時においては
足元から暖房を行うことにより頭寒足熱の理想的な暖房
を行うことができる。
の駆動により室内空気を気流Aを第1の吸込口2から第
1の送風路6内に吸い込み、その吸い込まれた空気は、
熱交換器9にて熱交換されて温風の気流Bとなり、その
温風の気流Bを第1の送風機10の駆動により第1の吹
出口4へ送り、該第1の吹出口4から第1の送風路6外
へ温風の気流Cを吹き出し、次第に第1の送風機10に
て送られる温風の温度が上昇し、その温度が所定以上に
なると形状記憶合金若しくはバイメタルにて形成した切
替部17が第1送風機10のギア13と第2送風機11
のギア14とにギア15がかみ合うように切替部17が
変形し、そして、該ギア13,14にギア15がかみ合
うと第1の送風機10を駆動モータの駆動力を第2の送
風機11に伝達させることにより第2の送風機11が駆
動し、該第2の送風機11が駆動することにより第2の
送風機11にて室内空気の気流Dを第2の吸込口3から
第2の送風路7内に吸い込み、その吸い込まれた空気は
第2の送風機11にて第2の吹出口5へ送り、該第2の
吹出口から第2の送風路7外へ室内空気の気流Eを吹き
出して第1の吹出口4から吹き出される温風の気流Cが
上方向に送風されるのを抑えることにより、第1の吹出
口4から吹き出される温風を目標とする場所(足元方
向)まで送風することができるので、暖房時においては
足元から暖房を行うことにより頭寒足熱の理想的な暖房
を行うことができる。
【0017】また、第1の送風機10にて送風する温風
の温度が所定温度以下になると切替部17が変形してギ
ア15は第1の送風機10のギア13と第2の送風機1
1のギア14とのかみ合いを解除し、元の位置に戻った
状態となり、そして、第1の送風機10にて送風される
温風の温度の変化によって上記の動作が繰り返される。
の温度が所定温度以下になると切替部17が変形してギ
ア15は第1の送風機10のギア13と第2の送風機1
1のギア14とのかみ合いを解除し、元の位置に戻った
状態となり、そして、第1の送風機10にて送風される
温風の温度の変化によって上記の動作が繰り返される。
【0018】上記一実施例のように構成することによ
り、夫々の駆動モータを設けることにより生じる空気調
和機のコストが高くなるのを低減することができ、ま
た、夫々の駆動モータを設けることにより空気調和機の
重量が重くなって空気調和機の取り付ける作業が困難に
なる等の障害を確実に防止することができ、しかも、夫
々の駆動モータの振動騒音を互いに相殺しなければなら
ない煩わしさを回避することができる。
り、夫々の駆動モータを設けることにより生じる空気調
和機のコストが高くなるのを低減することができ、ま
た、夫々の駆動モータを設けることにより空気調和機の
重量が重くなって空気調和機の取り付ける作業が困難に
なる等の障害を確実に防止することができ、しかも、夫
々の駆動モータの振動騒音を互いに相殺しなければなら
ない煩わしさを回避することができる。
【0019】また、第1の吹出口4から吹き出される温
風の温度を検出する温度検出手段が不要となるので、部
品の簡略化を図ることができる。
風の温度を検出する温度検出手段が不要となるので、部
品の簡略化を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の空気調和機は上記のような構成
であるから、請求項1記載の発明は、第1の送風路から
吹き出される温風の温度が所定温度以上になると、伝達
切替手段を切り替えることにより第1の送風機の駆動力
を第2の送風機へ伝達させて駆動し、第1の送風路から
吹き出される温風の温度が所定温度以下になると、伝達
切替手段を切り替えることにより第1の送風機の駆動力
の伝達を解除して第2の送風機を停止させることによ
り、夫々の駆動モータを設けることにより生じる空気調
和機のコストが高くなるのを低減することができ、ま
た、夫々の駆動モータを設けることにより空気調和機の
重量が重くなって空気調和機の取り付ける作業が困難に
なる等の障害を確実に防止することができ、しかも、夫
々の駆動モータの振動の騒音を互いに相殺しなければな
らない煩わしさを回避することができる。
であるから、請求項1記載の発明は、第1の送風路から
吹き出される温風の温度が所定温度以上になると、伝達
切替手段を切り替えることにより第1の送風機の駆動力
を第2の送風機へ伝達させて駆動し、第1の送風路から
吹き出される温風の温度が所定温度以下になると、伝達
切替手段を切り替えることにより第1の送風機の駆動力
の伝達を解除して第2の送風機を停止させることによ
り、夫々の駆動モータを設けることにより生じる空気調
和機のコストが高くなるのを低減することができ、ま
た、夫々の駆動モータを設けることにより空気調和機の
重量が重くなって空気調和機の取り付ける作業が困難に
なる等の障害を確実に防止することができ、しかも、夫
々の駆動モータの振動の騒音を互いに相殺しなければな
らない煩わしさを回避することができる。
【0021】また、請求項2記載の発明においては、請
求項1記載の発明の効果に加えて、伝達切替手段を形状
記憶合金若しくはバイメタルにて形成することにより、
第1の送風路から吹き出される温風の温度を検出する温
度検出手段が不要となるので、部品の簡略化を図ること
ができる。
求項1記載の発明の効果に加えて、伝達切替手段を形状
記憶合金若しくはバイメタルにて形成することにより、
第1の送風路から吹き出される温風の温度を検出する温
度検出手段が不要となるので、部品の簡略化を図ること
ができる。
【図1】本発明の空気調和機の一実施例を示す概略要部
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1に示す伝達切替手段の概略要部構成図であ
る
る
【図3】従来の空気調和機の要部縦断面図である。
1 空気調和機の本体 6 第1の送風路 7 第2の送風路 9 熱交換器 10 第1の送風機 11 第2の送風機 12 伝達切替手段
Claims (2)
- 【請求項1】 空気調和機の本体内に第1の送風路と第
2の送風路とを隣接して設け、該第1の送風路内に配設
した熱交換器及び第1の送風機を介して吹き出される温
風の気流が上方向に送風されるのを上記第2の送風路内
に配設した第2の送風機を介して吹き出される室内空気
の気流にて抑えて室内の暖房を行う空気調和機におい
て、 上記第1の送風機の駆動時に、上記第1の送風路から吹
き出される温風の温度が所定温度以上になると上記第1
の送風機の駆動力を第2の送風機へ伝達させて駆動する
とともに所定温度以下になると上記第1の送風機の駆動
力の第2の送風機の伝達を解除して該第2の送風機を停
止させるために切り替える伝達切替手段を備えてなるこ
とを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 上記伝達切替手段を形状記憶合金若しく
はバイメタルにて形成してなることを特徴とする請求項
1記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6090862A JPH07293973A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6090862A JPH07293973A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293973A true JPH07293973A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14010370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6090862A Pending JPH07293973A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07293973A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-04-28 JP JP6090862A patent/JPH07293973A/ja active Pending
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