JPH0729057U - 給水器具の簡易式着脱機構 - Google Patents

給水器具の簡易式着脱機構

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JPH0729057U
JPH0729057U JP6392093U JP6392093U JPH0729057U JP H0729057 U JPH0729057 U JP H0729057U JP 6392093 U JP6392093 U JP 6392093U JP 6392093 U JP6392093 U JP 6392093U JP H0729057 U JPH0729057 U JP H0729057U
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eccentric
supply device
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JP6392093U
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明 西岡
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株式会社三栄水栓製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サヤ管・ヘッダー工法を用いた配管システム
において、給水器具が特殊な環境下や設置場所に置かれ
ても、給水器具の離脱を容易にできる給水器具の簡易式
着脱機構を提供すること。 【構成】 湯水混合水栓(給水器具)20の偏心管2
1,22の雄ねじ(ねじ部)23に装着される座金2
4,24と、ポリブテン管(給湯・給水配管)26の雌
ねじ27に、ねじ止めにより接続される雄ねじ(ねじ
部)28を一端に有し、偏心管21,22の雄ねじ(ね
じ部)23,23に接続されるソケット29を他端に有
するカプラ30とからなり、更に、ソケット29,29
が、雌ねじ(ねじ部)31が形成されたロック爪32を
同一円周上に複数有するロック部材33と、該ロック部
材の外周に軸方向Aに嵌め込まれたスリーブ34とから
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は給水器具の簡易式着脱機構に関し、更に詳しくは、サヤ管・ヘッダー 工法を用いた配管システムにおいて、湯水混合水栓あるいは単独水栓等の給水器 具を給水・給湯管の取出し金具から容易に離脱・配管できる機構に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
近年、給湯設備の給湯系・給水系配管に用いられる管材料・接合法として、サ ヤ(鞘)管・ヘッダー工法が普及している。給水・給湯管として、樹脂製の長定 尺管(ポリブテン管)を用い、このポリブテン管をサヤ(鞘)管によって保護し ながらガイドするだけで床、壁等を一切いじることなく容易に配管できる点で先 分岐方式よりも有利である。
【0003】 図6において、ポリブテン管取出し金具1,1が、例えば、タイル張りが施さ れた壁2に埋め込まれた状態でポリブテン管にねじ止めされており、各取出し金 具1,1と湯水混合水栓3の各偏心管4,5との間に取付けられるアダプター6 ,7を介して湯水混合水栓3が配置されている。このアダプター6,7は、その 一端が、偏心管4,5に設けた通水孔Kに挿入されてメクラ栓8,8により固定 されており、一方、他端は、アダプター6,7に固定配置されている座金9,1 0とともにシールテープSでねじ山11,12をシールすることにより取出し金 具1,1にねじ止めされる。
【0004】 また、単独水栓の場合には、その偏心管を1個の取出し金具に直接ねじ止めす ることにより壁2に配置されることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、後者の単独水栓を、ねじ止めのために取出し金具に対して偏心管を回 転させると該偏心管が棚や流し台に当たる場所に設置する場合には、前者の湯水 混合水栓3の設置の場合のように、栓接続部品としてのアダプターが必要となる 。 また、前者の湯水混合水栓3の場合においては、単独水栓に比して、混合栓接 続部品が多く必要となる。 さらにこれら単独水栓や湯水混合水栓3をポリブテン管取出し金具から離脱す る際には、その取出し金具からの取り外しが、ねじ止めを解除する必要があるか ら、特殊な環境下や設置場所により、作業性が容易ではないという問題が生じる 。しかも漏れ防止のためにシールテープSを使用しなければならず手間がかかる とともに、コスト高になる。
【0006】 本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的とするところは、 サヤ管・ヘッダー工法を用いた配管システムにおいて、給水器具が特殊な環境下 や設置場所に置かれても、給水器具の離脱を容易にできる給水器具の簡易式着脱 機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る給水器具の簡易式着脱機構は、給水器 具の偏心管のねじ部に装着される座金と、鞘管によって配管経路上にガイドされ るとともに、保護されている給湯・給水配管に、ねじ止めにより接続されるねじ 部を一端に有し、前記偏心管のねじ部に接続されるソケットを他端に有するカプ ラとからなり、更に、前記ソケットが、ねじ部が形成されたロック爪を同一円周 上に複数有するロック部材と、該ロック部材の外周に軸方向に嵌め込まれ、前記 偏心管のねじ部を前記ロック爪で把持したロック接続状態から離脱方向に移動さ せることによりロックを解除させうるスリーブとからなる。
【0008】
【作用】
カプラのソケットを給水器具の偏心管のねじ部へ差し込むだけのワンタッチ操 作で、ロック部材により、カプラが前記偏心管のねじ部へダイレクトに接続され 、一方、給水器具のカプラからの離脱の際には、給水器具の偏心管のねじ部に装 着される座金をスリーブに押圧させることにより、該スリーブを離脱方向に移動 させてロック部材によるロックを解除できる。したがって、従来、単独水栓や湯 水混合水栓を給水・給湯管取出し金具から離脱する際には、その取出し金具から の取り外しが、ねじ止めを解除する必要があるから、特殊な環境下や設置場所に より、作業性が容易ではないという問題が生じていたのを回避できるものであり 、要するに、本考案は、カプラの一端に設けたねじ部に給水・給湯管を直接ねじ 止めして配管するだけで、給水器具を、その偏心管をねじ止めのために回転させ ること無く偏心管のねじ部へソケットを差し込むだけでカプラに接続できるとと もに、従来、特に問題となっていた給水器具の取り外しも、本考案では座金でス リーブを押圧させるだけで容易に偏心管のねじ部とソケットを分離できるもので ある。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。なお、それによって本考案は限定を 受けるものではない。 図1、図2において、給水器具の簡易式着脱機構は、湯水混合水栓(給水器具 )20の偏心管21,22の雄ねじ(ねじ部)23,23に装着される座金24 ,24と、鞘管25によって配管経路H上にガイドされるとともに、保護されて いるポリブテン管(給湯・給水配管)26の雌ねじ27に、ねじ止めにより接続 される雄ねじ(ねじ部)28を一端に有し、偏心管21,22の雄ねじ(ねじ部 )23,23に接続されるソケット29を他端に有するカプラ30とからなり、 更に、ソケット29,29が、雌ねじ(ねじ部)31が形成されたロック爪32 ,32,32,32を同一円周上に複数有するロック部材33と、該ロック部材 の外周に軸方向Aに嵌め込まれ、偏心管21,22の雄ねじ(ねじ部)23,2 3をロック爪32で把持したロック接続状態(図4参照)から離脱方向(図5に おけるS方向)に移動させることによりロックを解除させうるスリーブ34とか ら主としてなる。
【0010】 更に、雄ねじ(ねじ部)23,23が平行ねじの雄ねじ部であり、ソケット2 9を雄ねじ部23,23へ差し込むだけのワンタッチ操作(図3参照)で、カプ ラ30が雄ねじ部23,23へダイレクトに接続され(図4参照)、一方、湯水 混合水栓20のカプラ30からの離脱の際には、偏心管21,22の雄ねじ23 ,23に装着されている座金24,24で、その押圧端面24a,24aをスリ ーブ34のフランジFに押圧させることにより、スリーブ33を離脱方向Sに移 動させてロックを解除する。
【0011】 この実施例のものは上記構成を有するから、カプラ30のソケット29を湯水 混合水栓20の偏心管21,22の雄ねじ23,23へ差し込むだけのワンタッ チ操作で、ロック部材33により、カプラ30が偏心管21,22の雄ねじ23 ,23へダイレクトに接続され、一方、湯水混合水栓20のカプラ30からの離 脱の際には、湯水混合水栓20の偏心管21,22の雄ねじ23,23に装着さ れる座金24をスリーブ34に押圧させることにより、該スリーブを離脱方向S に移動させてロック部材33によるロックを解除できる。したがって、従来、単 独水栓や湯水混合水栓を給水・給湯管取出し金具から離脱する際には、その取出 し金具からの取り外しが、ねじ止めを解除する必要があるから、特殊な環境下や 設置場所により、作業性が容易ではないという問題が生じていたのを回避できる 。
【0012】 このように本実施例では、カプラ30の一端に設けた雄ねじ(ねじ部)28に ポリブテン管(給湯・給水配管)26を直接ねじ止めして配管するだけで、湯水 混合水栓20を、その偏心管21,22をねじ止めのために回転させること無く 偏心管21,22の雄ねじ23,23へソケット29を差し込むだけでカプラ3 0に接続できるとともに、従来、特に問題となっていた給水器具の取り外しも、 本考案では座金24でスリーブ34を押圧させるだけで容易に偏心管21,22 の雄ねじ23,23とソケット29を分離できるものである。また、従来のよう に漏れ防止のためにシールテープSを使用しなければならず手間がかかるととも に、コスト高になるといった問題点を回避できる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案においては、カプラのソケットを給水器具の偏心 管のねじ部へ差し込むだけのワンタッチ操作で、ロック部材により、カプラが前 記偏心管のねじ部へダイレクトに接続され、一方、給水器具のカプラからの離脱 の際には、給水器具の偏心管のねじ部に装着される座金をスリーブに押圧させる ことにより、該スリーブを離脱方向に移動させてロック部材によるロックを解除 できる。したがって、従来、単独水栓や湯水混合水栓を給水・給湯管取出し金具 から離脱する際には、その取出し金具からの取り外しが、ねじ止めを解除する必 要があるから、特殊な環境下や設置場所により、作業性が容易ではないという問 題が生じていたのを回避できるものであり、要するに、本考案は、カプラの一端 に設けたねじ部に給水・給湯管を直接ねじ止めして配管するだけで、給水器具を 、その偏心管をねじ止めのために回転させること無く偏心管のねじ部へソケット を差し込むだけでカプラに接続できるとともに、従来、特に問題となっていた給 水器具の取り外しも、本考案では座金でスリーブを押圧させるだけで容易に偏心 管のねじ部とソケットを分離できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部分解斜視図であ
る。
【図2】上記実施例における全体構成説明図である。
【図3】上記実施例における差し込み動作を説明するた
めの図である。
【図4】上記実施例における接続状態を示す構成説明図
である。
【図5】上記実施例における取り外し動作を説明するた
めの図である。
【図6】従来例を示す要部分解斜視図である。
【符号の説明】
20…湯水混合水栓(給水器具)、21,22…偏心
管、23,23…偏心管の雄ねじ(ねじ部)、24,2
4…座金、25…鞘管、26…ポリブテン管(給湯・給
水配管)、27…ポリブテン管の雌ねじ、28…カプラ
の一端に設けた雄ねじ(ねじ部)、29…ソケット、3
0…カプラ、31…ロック爪の雌ねじ(ねじ部)、3
2,32…ロック爪、33…ロック部材、34…スリー
ブ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水器具の偏心管のねじ部に装着される
    座金と、鞘管によって配管経路上にガイドされるととも
    に、保護されている給湯・給水配管に、ねじ止めにより
    接続されるねじ部を一端に有し、前記偏心管のねじ部に
    接続されるソケットを他端に有するカプラとからなり、
    更に、前記ソケットが、ねじ部が形成されたロック爪を
    同一円周上に複数有するロック部材と、該ロック部材の
    外周に軸方向に嵌め込まれ、前記偏心管のねじ部を前記
    ロック爪で把持したロック接続状態から離脱方向に移動
    させることによりロックを解除させうるスリーブとから
    なる給水器具の簡易式着脱機構。
  2. 【請求項2】 給水器具の偏心管のねじ部が平行ねじの
    雄ねじ部であり、ソケットを前記雄ねじ部へ差し込むだ
    けで、カプラが前記雄ねじ部へダイレクトに接続され、
    一方、給水器具のカプラからの離脱の際には、給水器具
    の偏心管のねじ部に装着される座金で、その押圧端面を
    スリーブのフランジに押圧させることにより、前記スリ
    ーブを離脱方向に移動させてロックを解除する請求項1
    に記載の給水器具の簡易式着脱機構。
JP1993063920U 1993-11-04 1993-11-04 給水器具の簡易式着脱機構 Expired - Lifetime JP2552941Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013057180A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 連結管及びこれを用いた湯水混合栓の取付け構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63300808A (ja) * 1987-05-29 1988-12-08 Mirai Ind Co Ltd 保護管固定具用壁孔の穿孔装置及び保護管固定具
JPH0571263U (ja) * 1992-03-02 1993-09-28 クン・ヤング、チェン 水道蛇口装置

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