JPH07288188A - 自己放電式除電器の中間製品の製造方法 - Google Patents
自己放電式除電器の中間製品の製造方法Info
- Publication number
- JPH07288188A JPH07288188A JP11332294A JP11332294A JPH07288188A JP H07288188 A JPH07288188 A JP H07288188A JP 11332294 A JP11332294 A JP 11332294A JP 11332294 A JP11332294 A JP 11332294A JP H07288188 A JPH07288188 A JP H07288188A
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- static eliminator
- adhesive
- length
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 長尺な自己放電式除電器の中間製品の製造
【構成】 帯状長尺離型紙上に導電性テープを接着しこ
の導電性テープに交叉するように除電繊維群を１本以上
と接着剤との上を保護用テープを置き加圧ローラで加圧
しこれを乾燥し導電性テープと除電繊維群とを含む巾で
スリットし自己放電式除電器の必要長さに切断する。
の導電性テープに交叉するように除電繊維群を１本以上
と接着剤との上を保護用テープを置き加圧ローラで加圧
しこれを乾燥し導電性テープと除電繊維群とを含む巾で
スリットし自己放電式除電器の必要長さに切断する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は静電気の帯電を除去する
ため除電繊維群を放電電極とした自己放電式除電器で特
に巾の広いものまたは極小の巾等の移動物体の巾に合わ
せた自己放電式除電器の中間製品の製造方法に関する。
ため除電繊維群を放電電極とした自己放電式除電器で特
に巾の広いものまたは極小の巾等の移動物体の巾に合わ
せた自己放電式除電器の中間製品の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の自己放電式除電器を作る中間製品
の製造方法としては、帯状長尺離型紙の長さ方向に対し
平行に導電性テープを１定間隔に接着したものを回転す
るドラム上に、このドラムの円周上に切断したものをと
りつけてこの上に除電繊維群を１定ピッチに巻き付ける
方法であるため、これにより出来た中間製品の長さが最
長離型紙の巾長以下になり、これにつれて製作される自
己放電式除電器も離型紙の巾長以下に制限される。 離
型紙の巾は普通０．５ｍ以下である。現在除電を必要と
する移動物体の巾は１０ｍ位あるものがある。 このよ
うな広巾の被除電物体に使用する除電器は従来の方式で
は１本ものでは出来ない欠点がある。尚帯状長尺離型紙
の長さ方向に導電性テープを付けたものを切断し固定ド
ラムにとりつける手間。 導電性テープ上に除電繊維群
を巻き接着剤を塗布しこれを固定ドラムより取り外し乾
燥器に入れる手間。 乾燥し終わったものを必要な巾や
長さに切断する手間。 等、人手による工賃がかかる。
の製造方法としては、帯状長尺離型紙の長さ方向に対し
平行に導電性テープを１定間隔に接着したものを回転す
るドラム上に、このドラムの円周上に切断したものをと
りつけてこの上に除電繊維群を１定ピッチに巻き付ける
方法であるため、これにより出来た中間製品の長さが最
長離型紙の巾長以下になり、これにつれて製作される自
己放電式除電器も離型紙の巾長以下に制限される。 離
型紙の巾は普通０．５ｍ以下である。現在除電を必要と
する移動物体の巾は１０ｍ位あるものがある。 このよ
うな広巾の被除電物体に使用する除電器は従来の方式で
は１本ものでは出来ない欠点がある。尚帯状長尺離型紙
の長さ方向に導電性テープを付けたものを切断し固定ド
ラムにとりつける手間。 導電性テープ上に除電繊維群
を巻き接着剤を塗布しこれを固定ドラムより取り外し乾
燥器に入れる手間。 乾燥し終わったものを必要な巾や
長さに切断する手間。 等、人手による工賃がかかる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の自己放電式除電
器の長さは最長離型紙の巾長以下に制限される。 本発
明による自己放電式除電器の長さは帯状長尺の離型紙の
長さまで無制限に製作することが出来る自己放電式除電
器の中間製品である。
器の長さは最長離型紙の巾長以下に制限される。 本発
明による自己放電式除電器の長さは帯状長尺の離型紙の
長さまで無制限に製作することが出来る自己放電式除電
器の中間製品である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は帯状長尺の離型
紙の長さ方向に導電性テープを平行に１列以上固定し、
これに交差するように除電繊維群を１本以上接着したも
のを導電性テープが１列以上含む巾に除電繊維群と共に
切断した中間製品の製造方法であるためこれを使用して
出来る自己放電式除電器の長さも帯状長尺な離型紙長ま
で出来る。
紙の長さ方向に導電性テープを平行に１列以上固定し、
これに交差するように除電繊維群を１本以上接着したも
のを導電性テープが１列以上含む巾に除電繊維群と共に
切断した中間製品の製造方法であるためこれを使用して
出来る自己放電式除電器の長さも帯状長尺な離型紙長ま
で出来る。
【０００５】
【実施例】離型紙１として紙、布、合成樹脂、その他帯
状の長尺なもの等の片面にシリコン系、ポンオレフィン
樹脂等をコーティングしたもの。導電性テープ２として
薄い金属帯、紙類、布類、合成樹脂等、導電性に加工し
たもの等、長尺なテープ状なもの。除電繊維群３として
カーボン繊維、金属繊維、導電化した繊維等除電効果の
ある繊維を２本以上集合したもの。図１について１実施
例を説明すると、離型紙１の巾２００ｍｍで長さ１００
ｍをドラム状に捲いたドラム４より、この離型紙を矢印
方向に移動させながらこのコーティングしてある面に巾
１０ｍｍの厚さ８０μｍ前後の導電性テープ２の接着剤
を塗布してある面を接着移動しながら導電性テープの上
面に、接着剤入り容器６内の接着剤７を出しながら回転
ロール５の円周面に接着している接着剤を導電性テープ
２面に移着させる。 この上に除電繊維群３を一定ピッ
チで導電性テープ２と交叉するように並べることにより
除電繊維群３を一時的に接着さす。この上に保護テープ
８（薄い金属、紙類、布類、合成樹脂等を長尺帯状にし
たテープ）を置き、加圧ローラ９により離型紙１、導電
性テープ２、除電繊維群３、接着剤７、保護用テープ８
を含めて同時に加圧し、これを乾燥器１０内に通過させ
乾燥したものを、導電性テープ２を１列（必要に応じ２
列以上）、及び除電繊維群３と共に離型紙１に平行に必
要な巾にスリッター１１したのち必要長さに切断１２し
て自己放電式除電器の中間製品を連続に自動的製造する
ことができる製造方法である。尚製造工程を別々なセク
ションごとにすることも可能である。
状の長尺なもの等の片面にシリコン系、ポンオレフィン
樹脂等をコーティングしたもの。導電性テープ２として
薄い金属帯、紙類、布類、合成樹脂等、導電性に加工し
たもの等、長尺なテープ状なもの。除電繊維群３として
カーボン繊維、金属繊維、導電化した繊維等除電効果の
ある繊維を２本以上集合したもの。図１について１実施
例を説明すると、離型紙１の巾２００ｍｍで長さ１００
ｍをドラム状に捲いたドラム４より、この離型紙を矢印
方向に移動させながらこのコーティングしてある面に巾
１０ｍｍの厚さ８０μｍ前後の導電性テープ２の接着剤
を塗布してある面を接着移動しながら導電性テープの上
面に、接着剤入り容器６内の接着剤７を出しながら回転
ロール５の円周面に接着している接着剤を導電性テープ
２面に移着させる。 この上に除電繊維群３を一定ピッ
チで導電性テープ２と交叉するように並べることにより
除電繊維群３を一時的に接着さす。この上に保護テープ
８（薄い金属、紙類、布類、合成樹脂等を長尺帯状にし
たテープ）を置き、加圧ローラ９により離型紙１、導電
性テープ２、除電繊維群３、接着剤７、保護用テープ８
を含めて同時に加圧し、これを乾燥器１０内に通過させ
乾燥したものを、導電性テープ２を１列（必要に応じ２
列以上）、及び除電繊維群３と共に離型紙１に平行に必
要な巾にスリッター１１したのち必要長さに切断１２し
て自己放電式除電器の中間製品を連続に自動的製造する
ことができる製造方法である。尚製造工程を別々なセク
ションごとにすることも可能である。
【０００６】この中間製品を使用して自己放電式除電器
にするには下記の方法がある。 １．中間製品の離型紙を取ったものの導電性テープの接
着剤を利用してこれらを目的場所に直接取り付ける方法 ２．離型紙を取った導電性テープ等を別な金属板等に接
着固定したものを目的場所に取り付ける方法 ３．離型紙を取った導電性テープ等を金属板等で挟み固
定したものを目的場所に取り付ける方法
にするには下記の方法がある。 １．中間製品の離型紙を取ったものの導電性テープの接
着剤を利用してこれらを目的場所に直接取り付ける方法 ２．離型紙を取った導電性テープ等を別な金属板等に接
着固定したものを目的場所に取り付ける方法 ３．離型紙を取った導電性テープ等を金属板等で挟み固
定したものを目的場所に取り付ける方法
【０００７】
【発明の効果】本発明は帯状長尺離型紙の長さ方向に長
尺な導電性テープを平行に取り付けてこれに導電性テー
プに交叉するように除電繊維群を多数、間隔をあけて固
定するため離型紙の長さまでの長尺な自己放電式除電器
の中間製品が出来るのでこれを使用した自己放電式除電
器の長さも被除電物体の巾が５ｍ以上の時でも１本もの
の自己放電式除電器ができる。
尺な導電性テープを平行に取り付けてこれに導電性テー
プに交叉するように除電繊維群を多数、間隔をあけて固
定するため離型紙の長さまでの長尺な自己放電式除電器
の中間製品が出来るのでこれを使用した自己放電式除電
器の長さも被除電物体の巾が５ｍ以上の時でも１本もの
の自己放電式除電器ができる。
【０００８】この長尺な中間製品を作る工程においても
帯状長尺離型紙を移動しながら長尺な導電性テープを接
着しこれに除電繊維群を取り付け接着剤の乾燥、必要寸
法にスリット並びに切断し完成した中間製品が連続的に
出来る関係上、従来の工程のように離型紙に導電性テー
プを接着したものをドラムに取り付けるための寸法に切
断しこれを取り付け、この上に除電繊維群を巻き付け、
導電性テープに沿って接着剤を塗布したものをドラムよ
り取り外したものを、乾燥しこれを必要な寸法に切断す
るような数多い工程が本発明においては省けるのでこの
数多い工程にかかる人件費や時間が省略することができ
る等の特徴がある。
帯状長尺離型紙を移動しながら長尺な導電性テープを接
着しこれに除電繊維群を取り付け接着剤の乾燥、必要寸
法にスリット並びに切断し完成した中間製品が連続的に
出来る関係上、従来の工程のように離型紙に導電性テー
プを接着したものをドラムに取り付けるための寸法に切
断しこれを取り付け、この上に除電繊維群を巻き付け、
導電性テープに沿って接着剤を塗布したものをドラムよ
り取り外したものを、乾燥しこれを必要な寸法に切断す
るような数多い工程が本発明においては省けるのでこの
数多い工程にかかる人件費や時間が省略することができ
る等の特徴がある。
【図１】中間製品の造る工程説明図
【図２】中間製品の平面説明図
【図３】中間製品の断面説明図
１ 帯状長尺離型紙 ２ 導電性テープ ３ 除電繊維群 ４ １が捲いてあるドラム ５ 回転ロール ６ 接着剤容器 ７ 接着剤 ８ 保護テープ ９ 加圧ローラ １０ 乾燥器 １１ スリッター １２ 切断機
Claims (1)
- 【請求項１】 帯状長尺な離型紙の長さ方向に導電性テ
ープを平行に１列以上を固定し、これに交差するように
除電繊維群を１本以上接着したものを導電テープを１列
以上含む巾に除電繊維群と共に切断し尚１定長に長さ方
向に切断したことを特徴とした自己放電式除電器の中間
製品の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11332294A JPH07288188A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 自己放電式除電器の中間製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11332294A JPH07288188A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 自己放電式除電器の中間製品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07288188A true JPH07288188A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=14609301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11332294A Pending JPH07288188A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 自己放電式除電器の中間製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07288188A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011049119A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Tsuchiya Tsco Co Ltd | ブラシの製造方法 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP11332294A patent/JPH07288188A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011049119A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Tsuchiya Tsco Co Ltd | ブラシの製造方法 |
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