JPH07286905A - 電子式体温計 - Google Patents

電子式体温計

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JPH07286905A
JPH07286905A JP6103312A JP10331294A JPH07286905A JP H07286905 A JPH07286905 A JP H07286905A JP 6103312 A JP6103312 A JP 6103312A JP 10331294 A JP10331294 A JP 10331294A JP H07286905 A JPH07286905 A JP H07286905A
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JP
Japan
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light
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JP6103312A
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English (en)
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Shinji Nakada
真二 中田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/02Constructional details
    • G01J5/04Casings
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体から放射されている赤外線エネルギーの
量を検知することで該人体の温度測定を行なう電子式体
温計において、鼓膜等の暗い箇所にある測定対象の位置
に対して温度センサの向きを容易に確認できるようにす
る。 【構成】 ケース本体20の上部に形成したライト取付
け部20aにライト12を固定する。この場合、ライト
取付け部20aの方向をケース本体20の温度センサ取
付け部20bに一致させると共にその先端部分を僅かに
下方へ向ける。すなわち、温度センサ1の検知方向に向
けて光を放射できるようにライト12をケース本体20
に取付ける。このようにライト12をケース本体20に
取付けることで、鼓膜等の暗い箇所にある測定対象と温
度センサ1の向きとを容易に合せることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体から放射されてい
る赤外線エネルギーを検知して該人体の体温情報を得る
ことができる電子式体温計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーモパイル等の温度センサ
を被測定者の耳孔に挿入して鼓膜から放射されている赤
外線エネルギーを検知し、これによって鼓膜温度を測定
して体温情報を得る鼓膜体温計なるものがある。ところ
で、耳孔から鼓膜までを形成する外耳道は真っ直ぐには
なっておらず、ある程度湾曲しているので、耳孔に挿入
された温度センサは鼓膜からの赤外線エネルギーよりも
外耳道から放射される赤外線エネルギーを吸収してまう
ことが多くなってしまう。この場合、外耳道からの赤外
線エネルギーの量が鼓膜からの赤外線エネルギーの量よ
りも少ないことから、測定によって得られる温度は本来
の値よりも低い値になる。そこで、従来は、測定者が被
測定者の耳の上部を後方かつ上方に軽く引っ張り上げて
外耳道を真っ直ぐにした後、照明器具にて鼓膜を照して
これを確認し、その後、耳孔に温度センサを挿入して鼓
膜からの赤外線エネルギーを検知するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電子式体温計にあっては、次のような問題点が
あった。すなわち、照明器具を使用して耳孔から鼓膜を
照す場合、例えば固定された室内照明器具ではその方向
に体の向きを変えなければならなく、また、ハンディ型
の懐中電燈では鼓膜を照した後に鼓膜体温計に持ち替え
なければならないといった煩わしさがあった。
【0004】そこで本発明は、鼓膜等の暗い箇所にある
測定対象の位置と温度センサの向きとを簡単に確認する
ことができる電子式体温計を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明による電子式体温計は、ケース本体と、このケース
本体に設けられ赤外線エネルギーを検知する検知手段
と、この検知手段の検知方向に向けて光を照射できるよ
うに前記ケース本体に設けられた光照射手段と、前記ケ
ース本体に設けられ前記光照射手段を動作させる駆動手
段と、前記ケース本体に設けられ前記検知手段の検知結
果に基づいて測定対象の体温情報を得る温度測定手段
と、前記ケース本体に設けられ前記駆動手段及び前記温
度測定手段の動作を開始させるための信号を出力する測
定釦とを備えたことを特徴とする。また、好ましい態様
として、前記温度測定手段は、前記測定釦が押された直
後から一定時間後に前記検知手段の検知結果に基づいて
前記測定対象の体温情報を得ることを特徴とする。ま
た、前記光照射手段は、前記検知手段の近傍に設けられ
たことを特徴とする。また、前記温度測定手段により得
られた体温情報を表示する表示手段を有することを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明では、ケース本体に設けられた光照射手
段から検知手段の検知方向に向けて光が放射される。し
たがって、鼓膜等の暗い箇所にある測定対象の位置と温
度センサの向きとを容易に合せることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は本発明に係る電子式体温計の一実
施例の縦断面図であり、図2は同実施例の電子式体温計
の回路構成を示すブロック図である。図2において、1
はサーモパイルを用いた温度センサである。サーモパイ
ルは周知の如く被測定物からの赤外線を検知して、その
赤外線量に比例した電圧を発生するものである。この温
度センサ1の検出面の前方には赤外線を選択的に透過さ
せるフィルタ2(図1参照)が設けられている。このフ
ィルタ2は温度センサ1の波長特性を決定するものであ
り、通常、Siフィルタが用いられ、その透過波長域が
1.2μ〜15μmの赤外域になっている。3は電力増
幅回路であり、温度センサ1の出力を増幅して出力す
る。4はA/D変換回路であり、電力増幅回路3より出
力されるセンサ信号をデジタル変換する。このA/D変
換回路4の出力はCPU5に取り込まれる。CPU5は
A/D変換回路4の出力に基づいて温度測定処理を行な
う。
【0008】6はクロック信号を発振する発振器、7は
クロック信号を分周する分周回路、8は分周されたクロ
ック信号を計数する計数回路である。計数回路8の出力
は4Hz同期でCPU5に取り込まれ、CPU5は計数
回路8の出力に基づいて時計処理を行なう。9はキーS
1およびS2を有してなるキー入力部である。この場
合、キーS1は図1に示すようにケース本体20の背面
の下部に設けられており、その可動部S1aがケース本
体20の外側に露出している。また、キーS2は図1に
示すようにケース本体20の前面の中央部に設けられて
おり、その可動部S2aがケース本体20の外側に露出
している。キーS1は、PCB(プリントカードボー
ド)21上に形成されている2つの接点22と、この接
点22を短絡させる可動片23と、PCB21と可動部
S1aとの間に接続されたスプリング24a、24bと
から構成されている。この場合、可動片23は可動部S
1aに設けられている。キーS2は、PCB25上に形
成されている2つの接点26と、この接点26を短絡さ
せる可動片27と、PCB25と可動部S2aとの間に
接続されたスプリング26a、26bとから構成されて
いる。この場合、可動片27は可動部S2aに設けられ
ている。キーS1はモード切替え用のキーであり、測定
モードと時刻&xyメモリ表示モードとの切替えを行な
う。このキーS1を押す毎に後述する測定モードと時刻
&xyメモリ表示モードとの切替えが行なわれている。
キーS2は照明及び測定用のキーであり、測定開始時に
これを押すことによって照明が行なわれた後、一定時間
後に測定が開始される。そして、測定が開始された状態
でキーS2を押すと測定が終了する。
【0009】図2において、10は表示制御回路であ
り、CPU5より供給される表示データおよび制御信号
にしたがって表示部11の制御を行なう。表示部11に
はLED(発光ダイオード)、EL(エレクトロルミネ
センス)、液晶またはプラズマディスプレイ等が用いら
れている。表示部11は図1に示すようにケース本体2
0の背面の中央部に配置されている。また、この表示部
11の表示面側のケース本体20にはガラス29が取り
付けられている。ここで、図3は表示部11の拡大図で
あり、その表示領域11aには時分または体温が数値表
示され、表示領域11bには月日が数値表示される。図
2に戻り、12は電球またはハロゲンランプ等のライト
であり、図1に示すようにケース本体20の上部のライ
ト取付け部20aに固定されている。この場合、ケース
本体20のライト取付け部20aの方向をケース本体2
0の温度センサ取付け部20bの方向に一致させてお
り、また、その先端部分を僅かに下方へ向けている。す
なわち、ライト12は温度センサ1の検知方向に向けて
光を照射できるよう取り付けられている。13はライト
駆動回路であり、CPU5より供給される制御信号にし
たがってライト12を駆動する。14はブザーであり、
図1に示すようにケース本体20の内部中央に固定され
ている。このブザー14が取付けられている部分には複
数の貫通孔20cが開けられており、これらの貫通孔2
0cより音が直接外部へ出力される。15はブザー駆動
回路であり、CPU5より供給される制御信号にしたが
ってブザー14を駆動する。
【0010】16はROMであり、CPU5を制御する
ためのプログラムと、少なくとも1つの放射率(0.9
8)が記憶されている。17はRAMであり、メモリ領
域、レジスタ領域およびデータ領域が設定される。ここ
で、図4はRAM17の内容を示す図であり、以下に示
すメモリ領域、レジスタ領域およびデータ領域が設定さ
れる。 表示レジスタ:各種表示を行なうために使用するレジス
タ Iレジスタ:測定開始・終了を行なうために使用するレ
ジスタ I=0:測定終了 I=1:測定開始 Mレジスタ:モードの切り替えを行なうために使用する
レジスタ M=0:時刻&xyメモリ表示モード M=1:測定モード Nレジスタ:モードの切り替えを行なうために使用する
レジスタ N=0:現在時刻モード N=1:xyメモリデータ表示モード Fレジスタ:ライト12の状態を判別するために使用す
るレジスタ F=0:測定モードでライト消灯状態 F=1:測定モードでライトを3秒間点灯 F=2:測定モードでライトを2秒間に4回点滅 Tレジスタ:秒カウントレジスタであり、0.25秒毎
に加算し、ライト12の点灯・点滅にて使用 FLレジスタ:ライトの消灯・点灯を行なうために使用
するレジスタ FL=0:ライト消灯 FL=1:ライト点灯 計時レジスタ:計時を行なうためのレジスタ x:体温の測定値を記憶するメモリ領域 y:測定月日を記憶するメモリ領域
【0011】図5は表示部11における表示状態遷移図
である。 M=0の時刻&xyメモリ表示モードで、かつN=0
の現在時刻モードでは、表示領域11aに現在時刻(1
2:38)が表示され、表示領域11bに月日(12−
25)が表示される。また、午前であれば現在時刻の左
上に”PM”が表示され、午後であれば現在時刻の左上
に”AM”が表示される。 M=0の時刻&xyメモリ表示モードで、かつN=1
のxyメモリデータ表示モードでは、表示領域11aに
記憶された温度(37.6)が表示され、表示領域11
bに温度(37.6)を測定した月日(10−25)が
表示される。また、温度の右側に”℃”が表示される。 M=1の測定モードで、かつキーS2が押される前で
は、表示領域11aに、”−−.−”が表示され、その
右側に”℃”が表示される。この状態でキーS2が押さ
れると測定が開始される。そして、測定結果が得られる
と、表示領域11aに現時点で測定した温度(38.
1)が表示され、表示領域11bに現在の月日(12−
25)が表示される。また、温度の右側に”℃”が表示
される。M=0の時刻&xyメモリ表示モードに移行し
た時はN=0の現在時刻モードになり、この状態におい
てキーS2を押すとN=1のxyメモリデータ表示モー
ドになる。また、M=0の時刻&xyメモリ表示モード
で、かつN=0の現在時刻モードの状態で、キーS1を
押すとM=1の測定モードに移行する。そして、測定モ
ードに移行した状態でキーS2を押すと測定が開始され
る。
【0012】図1において、PCB21の一方の面には
A/D変換回路4、CPU5、ライト駆動回路13、ブ
ザー駆動回路15等が取り付けられており、また、他方
の面には表示部11をこのPCB21に接続するための
コネクタ30a、30bが取り付けられている。また、
このPCB21にはリード線32aを介してライト12
が接続されており、また、リード線32bを介して温度
センサ1が接続されている。また、リード線32cを介
してPCB25が接続されており、リード線32dを介
してブザー14が接続されている。さらに、リード線3
2eを介して電池(ボタン電池)34が接続されてい
る。上記温度センサ1は検知手段に対応する。また、ラ
イト12は光照射手段に対応する。また、ライト駆動回
路13は駆動手段に対応する。また、図2における電力
増幅回路3、A/D変換回路4、CPU5およびROM
16は温度測定手段100を構成する。また、キーS2
は測定釦に対応する。また、CPU5、表示制御回路1
0および表示部11は表示手段110を構成する。
【0013】次に、上記構成によるこの実施例の動作に
ついて図を参照しながら説明する。まず、使用に際して
は図6に示すように、測定者が被測定者の耳の上部を後
方かつ上方に軽く引っ張り上げて外耳道を真っ直ぐにし
た後、キーS2を押してライト12を点灯させて耳孔か
ら鼓膜を照す。キーS2を押した後、一定時間後に測定
が開始される。図7はメイン処理を示すフローチャート
である。まず、ステップS10でキー入力があるか否か
の判定を行ない、キー入力が無いと判断するとステップ
S12で計時処理を行ない、キー入力が有ると判断する
とステップS14でキー入力処理を行なう。計時処理ま
たはキー入力処理後、ステップS16でIレジスタの値
が”1”であるか否かの判定、すなわち測定モードにお
いてキーS2が押されたか否かの判定を行なう。この判
定において、測定モードでキーS2が押されたと判断す
るとステップS18で測定処理を行なう。そして、ステ
ップS20で表示処理を行なう。すなわち、測定結果の
表示を行なう。これに対して測定モードでキーS2が押
されていないと判断すると、すなわち測定モードでキー
S1が押されたと判断すると、ステップS20で時刻&
xyメモリ表示モードにおける表示処理を行なう。
【0014】図8はキー入力処理を示すフローチャート
である。まず、ステップS30でキーS1が押されたか
否かの判定を行なう。この判定において、キーS1が押
されたと判断するとステップS32でMレジスタの値
が”1”であるか否かの判定、すなわちキーS1が押さ
れたのは測定モードの時であるか否かの判定を行なう。
この判定において、測定モードの時にキーS1が押され
たと判断すると、ステップS34でMレジスタおよびN
レジスタの値を”0”に設定して処理を抜ける。すなわ
ち、時刻&xyメモリ表示モードおよび現在時刻モード
にして処理を抜ける。上記ステップS32の判定におい
て、測定モードの時にキーS1が押されていないと判断
すると、ステップS36でNレジスタの値が”1”であ
るか否かの判定、すなわちxyメモリデータ表示モード
であるか否かの判定を行なう。この判定においてxyメ
モリデータ表示モードであると判断すると処理を抜け、
xyメモリデータ表示モードでないと判断するとステッ
プS38でMレジスタの値を”1”に設定して処理を抜
ける。すなわち、測定モードにして処理を抜ける。
【0015】一方、上記ステップS30の判定におい
て、キーS1が押されていないと判断すると、ステップ
S40でキーS2が押されたか否かの判定を行なう。こ
の判定において、キーS2が押されたと判断すると、ス
テップS42でMレジスタの値が”0”であるか否かの
判定を行なう。すなわちキーS2が押されたのは時刻&
xyメモリ表示モードの時であるか否かの判定を行な
う。この判定において、時刻&xyメモリ表示モードの
時にキーS2が押されたと判断すると、ステップS44
でNレジスタの値が”0”であるか否かの判定、すなわ
ち現在時刻モードであるか否かの判定を行なう。この判
定において現在時刻モードであると判断すると、ステッ
プS46でNレジスタの値を”1”に設定して処理を抜
ける。すなわち、xyメモリデータ表示モードにして処
理を抜ける。このように時刻&xyメモリ表示モードか
つ現在時刻モードの時にキーS2を押すことによってx
yメモリデータ表示モードに移行する。上記ステップS
44の判定において、現在時刻モードでないと判断する
と、ステップS48でNレジスタの値を”0”に設定し
て処理を抜ける。すなわち、現在時刻モードに設定して
処理を抜ける。また、上記ステップS42の判定におい
て、キーS2が押されたのは時刻&xyメモリ表示モー
ドの時でないと判断すると、ステップS50でIレジス
タの値を”1”に設定し、また、MレジスタおよびTレ
ジスタの値をそれぞれ”0”に設定して処理を抜ける。
【0016】図9および図10は測定処理を示すフロー
チャートである。図9において まず、ステップS60でFレジスタの値が”0”である
か否かの判定、すなわちライト消灯状態であるか否かの
判定を行なう。この判定においてライト消灯状態である
と判断すると、ステップS62でFレジスタの値を”
1”に設定する。すなわち、ライト12を3秒間点灯さ
せる。そして、ステップS64でライト12を3秒間点
灯させるためのライト点灯指令信号を出力する。これに
よりライト駆動回路13はライト12を3秒間点灯させ
る。ステップS64の処理に続いてステップS66で
x、yメモリをクリアする。そして、ステップS68で
FLレジスタの値を”1”に設定して処理を抜ける。上
記ステップS60の判定においてライト消灯状態でない
と判断すると、ステップS70でFレジスタの値が”
1”であるか否かの判定、すなわちライト12を3秒間
点灯させるか否かの判定を行なう。この判定においてラ
イト12を3秒間点灯させると判断すると、ステップS
72でTレジスタの値に”0.25”を加算する。そし
て、ステップS74でTレジスタの値が”3”であるか
否かの判定を行なう。この判定においてTレジスタの値
が”3”であると判断すると、すなわち、3秒経過した
と判断するとステップS76でライト消灯指令信号を出
力する。次いで、ステップS78でFレジスタの値を”
2”に設定し、さらにステップS80でFLレジスタの
値を”0”に設定してライト12を消灯する。そして、
ステップS82でTレジスタの値を”0”に設定して処
理を抜ける。
【0017】図10において 一方、上記ステップS70の判定においてライト12を
3秒間点灯させないと判断すると、ステップS84でF
レジスタの値が”2”であるか否かの判定、すなわちラ
イト12を2秒間点灯させるか否かの判定を行なう。こ
の判定においてライト12を2秒間点灯させると判断す
ると、ステップS86でTレジスタの値に”0.25”
を加算する。そして、ステップS88でTレジスタの値
が”2”であるか否かの判定を行なう。この判定におい
てTレジスタの値が”2”でないと判断すると、すなわ
ち、2秒経過していない判断するとステップS90でF
Lレジスタの値が”0”であるか否かの判定、すなわち
ライト消灯か否かの判定を行なう。この判定においてラ
イト消灯でないと判断すると、ステップS92でライト
点灯指令信号を出力する。そして、ステップS94でF
Lレジスタの値を”1”に設定して処理を抜ける。
【0018】上記ステップS90の判定においてライト
消灯であると判断すると、ステップS96でライト消灯
指令信号を出力する。そして、ステップS98でFLレ
ジスタの値を”0”に設定して処理を抜ける。一方、上
記ステップS88の判定において、Tレジスタの値が”
2”であると判断すると、すなわち、2秒経過したと判
断するとステップS100でライト消灯指令信号を出力
する。次いで、ステップS102でFレジスタ、FLレ
ジスタおよびIレジスタのそれぞれを”0”に設定す
る。各レジスタに”0”を設定した後、ステップS10
4で測定を開始する。測定後、ステップS106で測定
値をxメモリに記憶し、測定月日をyメモリに記憶す
る。この記憶処理が終了すると、ステップS108でブ
ザー14を鳴らして測定終了を知らせ、処理を抜ける。
【0019】一方、図11は測定処理におけるタイムチ
ャートであり、この図において、(イ)はIレジスタの
値、(ロ)はFレジスタの値、(ハ)はFLレジスタの
値をそれぞれ示している。また、(ニ)はライト12の
点灯・消灯状態を示しており、(ホ)はライト点灯指令
信号、(ヘ)はライト消灯指令信号、(ト)は計時タイ
ミング、(チ)は測定状態をそれぞれ示している。Iレ
ジスタの値が”0”から”1”になると、Fレジスタの
値が”1”になり、ライト点灯指令信号が出力される。
これによってFLレジスタの値が3秒間”1”になり、
ライト12が3秒間点灯する。そして、3秒経過する
と、Fレジスタの値が”2”になり、ライト消灯指令信
号とライト点灯指令信号とが交互に出力される。これに
よってFLレジスタの値が0.25秒毎に4回”
1”、”0”を繰り返し、この状態に伴ってライト12
が0.25秒毎に4回点灯・消灯する。すなわち、2秒
間に4回点滅する。ライト12が点滅した直後に測定が
開始される。
【0020】図12は表示処理を示すフローチャートで
ある。まず、ステップS120でMレジスタの値が”
0”であるか否かの判定、すなわち時刻&xyメモリ表
示モードであるか否かの判定を行なう。この判定におい
て、時刻&xyメモリ表示モードであると判断すると、
ステップS122でNレジスタの値が”0”であるか否
かの判定、すなわち現在時刻モードであるか否かの判定
を行なう。この判定において現在時刻モードであると判
断すると、ステップS124で現在月日および日時を表
示して処理を抜ける。これに対して、上記ステップS1
20の判定において時刻&xyメモリ表示モードではな
いと判断すると、すなわち測定モードであると判断する
と、ステップS126で現時点でx、yメモリに記憶さ
れた温度データ、月日データを表示して処理を抜ける。
また、上記ステップS122の判定において現在時刻モ
ードでないと判断すると、すなわちxyメモリデータ表
示モードであると判断すると、x、yメモリに記憶され
た温度データ、月日データを表示して処理を抜ける。
【0021】なお、上記実施例では、温度センサ1とし
てサーモパイルを用いて鼓膜の表面温度を計測するよう
にしたが、同様に測定物体から放射されている赤外線の
量で温度測定を行なう焦電素子等の熱型センサを用いて
も良い。また、前述のサーモパイルや焦電素子等の温度
計とは別に電気抵抗を利用したサーミスタ等を用いて室
内、室外の気温等を計測するようにしても良い。また、
上記実施例では、ライト12をケース本体20の上部の
ライト取付け部20aに設けるようにしたが、ケース本
体20の側面に設けても良い。また、ライト取付け部2
0aをケース本体20に固定したが、位置を可変できる
ようにしても良い。また、上記実施例では、キーS2を
1回押すとライト12が点灯し、一定時間経過後に自動
的に測定を開始するようにしたが、キーS2を1回押す
とライト12が点灯し、更にもう一度押すと測定される
ようにしても良い。また、上記実施例では、表示のみ行
なうようにしたが、データ出力機能を設けてプリンタに
データ転送して印刷できるようにしても良い。また、パ
ソコン、電子手帳等に転送して外部にデータを記憶させ
るようにしても良いし、また、記憶したデータを光に変
換して光出力できるようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、検知手段(実施例では
温度センサ1)の検出方向に向けて光を放射するように
ケース本体に光照射手段(実施例ではライト12)を設
けたので、鼓膜等の暗い箇所にある測定対象に対して検
知手段の向きを容易に合せることができる。これによっ
て、従来のように照明の方向に体の向きを変えたり、ハ
ンディ型の懐中電燈と持ち替えたりするなどといった煩
わしさから開放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子式体温計の一実施例を示す縦
断面図である。
【図2】同実施例の電子式体温計の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図3】同実施例の電子式体温計の表示部の拡大図であ
る。
【図4】同実施例の電子式体温計のメモリ内容を示す図
である。
【図5】同実施例の電子式体温計の表示遷移図である。
【図6】同実施例の電子式体温計の使用状態図である。
【図7】同実施例の電子式体温計の動作を示すゼネラル
フローチャートである。
【図8】同実施例の電子式体温計のキー入力処理を示す
フローチャートである。
【図9】同実施例の電子式体温計の測定処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】同実施例の電子式体温計の測定処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】同実施例の電子式体温計の測定処理のタイミ
ングチャートである。
【図12】同実施例の電子式体温計の表示処理を示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1温度センサ(検知手段) 3 電力増幅回路 4 A/D変換回路 5 CPU 10 表示制御回路 11 表示部 12 ライト(光照射手段) 13 ライト駆動回路(駆動手段) 16 ROM S2 キー(測定釦) 100 温度測定手段 110 表示手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、 このケース本体に設けられ赤外線エネルギーを検知する
    検知手段と、 この検知手段の検知方向に向けて光を照射できるように
    前記ケース本体に設けられた光照射手段と、 前記ケース本体に設けられ前記光照射手段を動作させる
    駆動手段と、 前記ケース本体に設けられ前記検知手段の検知結果に基
    づいて測定対象の体温情報を得る温度測定手段と、 前記ケース本体に設けられ前記駆動手段及び前記温度測
    定手段の動作を開始させるための信号を出力する測定釦
    と、を備えたことを特徴とする電子式体温計。
  2. 【請求項2】 更に前記温度測定手段は、前記測定釦が
    押された直後から一定時間後に前記検知手段の検知結果
    に基づいて前記測定対象の体温情報を得ることを特徴と
    する請求項1記載の電子式体温計。
  3. 【請求項3】 前記光照射手段は、前記検知手段の近傍
    に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2い
    ずれかの項記載の電子式体温計。
  4. 【請求項4】 前記温度測定手段により得られた体温情
    報を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3いずれかの項記載の電子式体
    温計。
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