JPH0728047A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH0728047A JPH0728047A JP5168195A JP16819593A JPH0728047A JP H0728047 A JPH0728047 A JP H0728047A JP 5168195 A JP5168195 A JP 5168195A JP 16819593 A JP16819593 A JP 16819593A JP H0728047 A JPH0728047 A JP H0728047A
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- JP
- Japan
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- diffraction grating
- liquid crystal
- pass filter
- crystal display
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マトリックス状に絵素を有する液晶表示素子
と回折格子による光学的ローパスフィルタを組み合わせ
てなる液晶表示装置において、絵素のドットを効果的に
解消させ、さらにモワレ縞や模様の発生がなく、均一で
高品位な表示を提供する。 【構成】 回折格子を液晶表示素子に対して回転させて
使用する。回折格子の回転数は水平方向の格子ピッチと
垂直方向の格子ピッチが等しい２次元の回折格子の時は
毎秒１２．５回転以上、１次元の回折格子あるい水平方
向の格子ピッチと垂直方向の格子ピッチが異なる２次元
の回折格子の時は毎秒２５回転以上にする。
と回折格子による光学的ローパスフィルタを組み合わせ
てなる液晶表示装置において、絵素のドットを効果的に
解消させ、さらにモワレ縞や模様の発生がなく、均一で
高品位な表示を提供する。 【構成】 回折格子を液晶表示素子に対して回転させて
使用する。回折格子の回転数は水平方向の格子ピッチと
垂直方向の格子ピッチが等しい２次元の回折格子の時は
毎秒１２．５回転以上、１次元の回折格子あるい水平方
向の格子ピッチと垂直方向の格子ピッチが異なる２次元
の回折格子の時は毎秒２５回転以上にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光学的ローパスフィルタ
ーを有する液晶表示装置に関する。
ーを有する液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置、中でもアクティブマトリ
ックス液晶表示装置は、ＣＲＴに遜色のない表示品位な
映像が得られ、表示装置の小型軽量化が可能で、低消費
電力のため、従来ＣＲＴを用いてきた分野でＣＲＴの代
用として用いられるだけでなく、様々な分野で応用され
ている。特にポリシリコンＴＦＴを液晶を駆動するスイ
ッチング素子に用いたアクティブマトリックス液晶表示
装置は駆動用ＩＣを同一基板上に作ることが可能で高密
度な絵素を有す液晶表示装置を作成できるので、小型で
高精細な液晶表示装置が要求されるビューファインダー
やビデオプロジェクターのライトバルブとして用いられ
ている。しかし、ビューファインダーやビデオプロジェ
クター用のライトバルブとして用いられる場合には表示
画面を光学系で拡大して観察するため、肉眼では識別で
きないような小さな絵素も拡大される。拡大の倍率を大
きくしていくと、絵素のドットが確認されてしまい、映
像の表示品位が著しく低下していわゆる粗い表示になっ
てしまう。拡大されても絵素のドットが認識されないよ
うにするためには表示画面の絵素をさらに微細化すれば
よいが、絵素の微細化には技術的に限界がある。そこ
で、回折格子による光学的ローパスフィルターを用いる
ことで拡大率を大きくしても絵素のドットが目立たない
液晶表示装置が提案されている。１次元の回折格子によ
る光学的ローパスフィルターは水平方向または垂直方向
に、２次元の回折格子による光学的ローパスフィルター
は水平方向と垂直方向にそれぞれ絵素を分離し絵素のド
ットを解消する。この絵素の分離の距離は格子周期と格
子面と液晶表示素子の距離をパラメーターとして決定さ
れる。従来の液晶表示装置で回折格子は図３の模式図に
示すように液晶表示素子の前面に固定し配置されてい
た。
ックス液晶表示装置は、ＣＲＴに遜色のない表示品位な
映像が得られ、表示装置の小型軽量化が可能で、低消費
電力のため、従来ＣＲＴを用いてきた分野でＣＲＴの代
用として用いられるだけでなく、様々な分野で応用され
ている。特にポリシリコンＴＦＴを液晶を駆動するスイ
ッチング素子に用いたアクティブマトリックス液晶表示
装置は駆動用ＩＣを同一基板上に作ることが可能で高密
度な絵素を有す液晶表示装置を作成できるので、小型で
高精細な液晶表示装置が要求されるビューファインダー
やビデオプロジェクターのライトバルブとして用いられ
ている。しかし、ビューファインダーやビデオプロジェ
クター用のライトバルブとして用いられる場合には表示
画面を光学系で拡大して観察するため、肉眼では識別で
きないような小さな絵素も拡大される。拡大の倍率を大
きくしていくと、絵素のドットが確認されてしまい、映
像の表示品位が著しく低下していわゆる粗い表示になっ
てしまう。拡大されても絵素のドットが認識されないよ
うにするためには表示画面の絵素をさらに微細化すれば
よいが、絵素の微細化には技術的に限界がある。そこ
で、回折格子による光学的ローパスフィルターを用いる
ことで拡大率を大きくしても絵素のドットが目立たない
液晶表示装置が提案されている。１次元の回折格子によ
る光学的ローパスフィルターは水平方向または垂直方向
に、２次元の回折格子による光学的ローパスフィルター
は水平方向と垂直方向にそれぞれ絵素を分離し絵素のド
ットを解消する。この絵素の分離の距離は格子周期と格
子面と液晶表示素子の距離をパラメーターとして決定さ
れる。従来の液晶表示装置で回折格子は図３の模式図に
示すように液晶表示素子の前面に固定し配置されてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の液晶表
示装置では以下の様な理由から回折格子を用いて絵素ド
ットが解消しても表示品位が低下してしまい実用に適さ
なくなるという課題をあった。液晶表示素子の絵素の
周期と回折格子の周期の干渉により表示画面にモワレ縞
と呼ばれる干渉縞が発生する。トライアングル配列の
カラーフィルターを用いた液晶表示素子に回折格子を用
いて十分な絵素ドットの解消を行わせると、表示する映
像の輪郭が鋸歯状になって見える。回折格子により分
離された１次以上の回折光の絵素は画面に均一に分散し
ないので表示画面に模様が発生する。 そこで本発明
は、このような課題を解決するもので、その目的とする
ところは、回折格子による光学的ローパスフィルターの
絵素のドットを解消させる効果を高め、さらにモワレ縞
や模様の発生がなく、均一で高品位な表示を提供する液
晶表示装置を得るところにある。
示装置では以下の様な理由から回折格子を用いて絵素ド
ットが解消しても表示品位が低下してしまい実用に適さ
なくなるという課題をあった。液晶表示素子の絵素の
周期と回折格子の周期の干渉により表示画面にモワレ縞
と呼ばれる干渉縞が発生する。トライアングル配列の
カラーフィルターを用いた液晶表示素子に回折格子を用
いて十分な絵素ドットの解消を行わせると、表示する映
像の輪郭が鋸歯状になって見える。回折格子により分
離された１次以上の回折光の絵素は画面に均一に分散し
ないので表示画面に模様が発生する。 そこで本発明
は、このような課題を解決するもので、その目的とする
ところは、回折格子による光学的ローパスフィルターの
絵素のドットを解消させる効果を高め、さらにモワレ縞
や模様の発生がなく、均一で高品位な表示を提供する液
晶表示装置を得るところにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、マトリックス状に絵素を有する液晶表示素子と回折
格子による光学的ローパスフィルターを組み合わせてな
る液晶表示装置において、上記光学的ローパスフィルタ
ーが回転することを特徴とする。また、上記光学的ロー
パスフィルターが水平方向の格子ピッチと垂直方向の格
子ピッチが等しい２次元の回折格子の時、上記光学的ロ
ーパスフィルターの回転数を毎秒１２．５回転以上と
し、上記光学的ローパスフィルターが１次元の回折格子
あるい水平方向の格子ピッチと垂直方向の格子ピッチが
異なる２次元の回折格子の時は、上記光学的ローパスフ
ィルターの回転数を毎秒２５回転以上とすることを特徴
とする。
は、マトリックス状に絵素を有する液晶表示素子と回折
格子による光学的ローパスフィルターを組み合わせてな
る液晶表示装置において、上記光学的ローパスフィルタ
ーが回転することを特徴とする。また、上記光学的ロー
パスフィルターが水平方向の格子ピッチと垂直方向の格
子ピッチが等しい２次元の回折格子の時、上記光学的ロ
ーパスフィルターの回転数を毎秒１２．５回転以上と
し、上記光学的ローパスフィルターが１次元の回折格子
あるい水平方向の格子ピッチと垂直方向の格子ピッチが
異なる２次元の回折格子の時は、上記光学的ローパスフ
ィルターの回転数を毎秒２５回転以上とすることを特徴
とする。
【０００５】
【作用】液晶表示素子と回折格子を組み合わせると、液
晶表示素子の絵素の周期と回折格子の周期が干渉してモ
ワレ縞が発生する。この発生するモワレ縞のパターン、
すなわちモアレ縞の明暗の周期や、表示画面に対して傾
く角度、モワレ縞の明暗の強度比などは液晶表示素子の
絵素の配列や回折格子の格子条件によって変化するが同
じ液晶表示素子と回折格子の組み合わせでも回折格子を
液晶表示素子に対して傾けると、傾けた角度によって発
生するモワレ縞は変化する。このため液晶表示素子に対
して回折格子を回転させると発生するモワレ縞も刻々と
変化し、回折格子の回転速度を速くしていくとモワレ縞
も高速に変化するので人間の目にはモアレ縞のパターン
が平均化されて認識され目立たなくなる。また、この際
回折格子によって分離された１次回折光以上の絵素も回
転するので、分離された絵素も平均化され絵素のドット
を解消する効果も向上する。これにより表示する映像の
輪郭が鋸歯状になって見える現象や、表示画面に模様が
発生する現象も解消する。しかし、回折格子を回転させ
る速度を遅くするとモワレ縞は認識されなくても表示画
面の明るさの変化がフリッカーとして認識されてしま
う。水平方向の格子ピッチと垂直方向の格子ピッチが等
しい２次元の回折格子は１回転させると光量の変化は４
回起こるので、フリッカーの周波数が人間の目に認識さ
れない５０Ｈｚ以上になるようするためには回折格子の
回転数を毎秒１２．５回転以上にするとよい。１次元の
回折格子あるい水平方向の格子ピッチと垂直方向の格子
ピッチが異なる２次元の回折格子の時は１回転させると
光量の変化は２回起こるので、同様にフリッカーの周波
数が人間の目に認識されない５０Ｈｚ以上になるようす
るためには回折格子の回転数を毎秒２５回転以上にする
とよい。
晶表示素子の絵素の周期と回折格子の周期が干渉してモ
ワレ縞が発生する。この発生するモワレ縞のパターン、
すなわちモアレ縞の明暗の周期や、表示画面に対して傾
く角度、モワレ縞の明暗の強度比などは液晶表示素子の
絵素の配列や回折格子の格子条件によって変化するが同
じ液晶表示素子と回折格子の組み合わせでも回折格子を
液晶表示素子に対して傾けると、傾けた角度によって発
生するモワレ縞は変化する。このため液晶表示素子に対
して回折格子を回転させると発生するモワレ縞も刻々と
変化し、回折格子の回転速度を速くしていくとモワレ縞
も高速に変化するので人間の目にはモアレ縞のパターン
が平均化されて認識され目立たなくなる。また、この際
回折格子によって分離された１次回折光以上の絵素も回
転するので、分離された絵素も平均化され絵素のドット
を解消する効果も向上する。これにより表示する映像の
輪郭が鋸歯状になって見える現象や、表示画面に模様が
発生する現象も解消する。しかし、回折格子を回転させ
る速度を遅くするとモワレ縞は認識されなくても表示画
面の明るさの変化がフリッカーとして認識されてしま
う。水平方向の格子ピッチと垂直方向の格子ピッチが等
しい２次元の回折格子は１回転させると光量の変化は４
回起こるので、フリッカーの周波数が人間の目に認識さ
れない５０Ｈｚ以上になるようするためには回折格子の
回転数を毎秒１２．５回転以上にするとよい。１次元の
回折格子あるい水平方向の格子ピッチと垂直方向の格子
ピッチが異なる２次元の回折格子の時は１回転させると
光量の変化は２回起こるので、同様にフリッカーの周波
数が人間の目に認識されない５０Ｈｚ以上になるようす
るためには回折格子の回転数を毎秒２５回転以上にする
とよい。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を以下図面に基づいて説明す
る。
る。
【０００７】（実施例１）図１は本発明の液晶表示装置
の第１の実施例に於ける液晶表示装置の模式図である。
実施例の液晶表示素子１０１は対角０．７インチでトラ
イアングル配列の約１０万個の絵素を有するポリシリコ
ンＴＦＴを用いたビユーファインダー用のカラー液晶表
示素子である。回折格子１０２は厚さ１．１ｍｍのほう
珪酸ガラス上に感光性樹脂をフォトエッチして作成し
た。回折格子１０２は水平方向の格子のピッチと垂直方
向の格子のピッチがともに２０．４μｍの直交する２次
元格子である。回折格子１０２は液晶表示素子１０１と
０．２ｍｍ離して配置した。回折格子１０２を液晶表示
素子１０１に対して固定した状態でも絵素のドットは解
消し目立たなくなるが、絵素の配列の周期と回折格子の
周期が干渉によるモワレ縞、映像の輪郭が鋸歯状になる
現象が確認される。また、表示画面を拡大したときに薄
い格子状の模様が確認される。そこで駆動用モータ１０
４の回転をベルトを介して回折格子１０２に伝えること
で、回折格子１０２を液晶表示素子１０１に対して毎秒
１２．５回転以上のの回転数で回転させた。すると、モ
ワレ縞や映像の輪郭が鋸歯状に見える現象や拡大したと
きに見える模様は解消した。このようにして得られた液
晶表示装置は絵素のドットの目立たない高品位な表示が
得られた。また、回折格子を回転させたことによって発
生するフリッカーは５０Ｈｚ以上であり人間の目には認
識されないものであった。
の第１の実施例に於ける液晶表示装置の模式図である。
実施例の液晶表示素子１０１は対角０．７インチでトラ
イアングル配列の約１０万個の絵素を有するポリシリコ
ンＴＦＴを用いたビユーファインダー用のカラー液晶表
示素子である。回折格子１０２は厚さ１．１ｍｍのほう
珪酸ガラス上に感光性樹脂をフォトエッチして作成し
た。回折格子１０２は水平方向の格子のピッチと垂直方
向の格子のピッチがともに２０．４μｍの直交する２次
元格子である。回折格子１０２は液晶表示素子１０１と
０．２ｍｍ離して配置した。回折格子１０２を液晶表示
素子１０１に対して固定した状態でも絵素のドットは解
消し目立たなくなるが、絵素の配列の周期と回折格子の
周期が干渉によるモワレ縞、映像の輪郭が鋸歯状になる
現象が確認される。また、表示画面を拡大したときに薄
い格子状の模様が確認される。そこで駆動用モータ１０
４の回転をベルトを介して回折格子１０２に伝えること
で、回折格子１０２を液晶表示素子１０１に対して毎秒
１２．５回転以上のの回転数で回転させた。すると、モ
ワレ縞や映像の輪郭が鋸歯状に見える現象や拡大したと
きに見える模様は解消した。このようにして得られた液
晶表示装置は絵素のドットの目立たない高品位な表示が
得られた。また、回折格子を回転させたことによって発
生するフリッカーは５０Ｈｚ以上であり人間の目には認
識されないものであった。
【０００８】（実施例２）図２は本発明の液晶表示装置
の第２の実施例に於ける、液晶表示装置の画素配列と回
折格子の格子方向配列の関係を示す模式図である。第２
の実施例に於ける液晶表示素子２０１は対角１．３イン
チでモザイク配列の約２０万個の絵素を有するポリシリ
コンＴＦＴを用いた液晶プロジェクターのライトバルブ
用のカラー液晶表示素子である。回折格子２０２は厚さ
１．１ｍｍのほう珪酸ガラス上に感光性樹脂をフォトエ
ッチして作成した格子のピッチが３４μｍの水平方の１
次元格子である。回折格子２０２は液晶表示素子２０１
と１．０ｍｍ離して配置した。回折格子２０２を液晶表
示素子２０１に対して固定した状態では絵素のドットの
解消が不十分である。また、絵素の配列の周期と回折格
子の周期が干渉をおこしモワレ縞が確認される。そこで
回折格子の円周に凹凸を設け駆動用モータ２０４の回転
を歯車を介して回折格子２０２に伝えることで、回折格
子２０２を液晶表示素子２０１に対して毎秒２５回転以
上の回転数で回転させた。このようにして得られた液晶
表示装置は絵素の配列周期と回折格子の周期の干渉によ
るモワレ縞がなく、絵素のドットも目立たない表示が得
られた。また回折格子を回転させたことによって発生す
るフリッカーは５０Ｈｚ以上であり人間の目には認識さ
れないものであった。
の第２の実施例に於ける、液晶表示装置の画素配列と回
折格子の格子方向配列の関係を示す模式図である。第２
の実施例に於ける液晶表示素子２０１は対角１．３イン
チでモザイク配列の約２０万個の絵素を有するポリシリ
コンＴＦＴを用いた液晶プロジェクターのライトバルブ
用のカラー液晶表示素子である。回折格子２０２は厚さ
１．１ｍｍのほう珪酸ガラス上に感光性樹脂をフォトエ
ッチして作成した格子のピッチが３４μｍの水平方の１
次元格子である。回折格子２０２は液晶表示素子２０１
と１．０ｍｍ離して配置した。回折格子２０２を液晶表
示素子２０１に対して固定した状態では絵素のドットの
解消が不十分である。また、絵素の配列の周期と回折格
子の周期が干渉をおこしモワレ縞が確認される。そこで
回折格子の円周に凹凸を設け駆動用モータ２０４の回転
を歯車を介して回折格子２０２に伝えることで、回折格
子２０２を液晶表示素子２０１に対して毎秒２５回転以
上の回転数で回転させた。このようにして得られた液晶
表示装置は絵素の配列周期と回折格子の周期の干渉によ
るモワレ縞がなく、絵素のドットも目立たない表示が得
られた。また回折格子を回転させたことによって発生す
るフリッカーは５０Ｈｚ以上であり人間の目には認識さ
れないものであった。
【０００９】尚、実施例２に於ける回折格子の回転方法
は、実施例１の方法でもよいし、逆に実施例１の回転方
法は実施例２の方法用いても良い。
は、実施例１の方法でもよいし、逆に実施例１の回転方
法は実施例２の方法用いても良い。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、回折格子
を液晶表示素子に対して回転させることで、絵素のドッ
トを解消させる効果を高めるとともにモワレ縞や映像の
輪郭が鋸歯状に見える現象、拡大したときに見える不均
一な模様を解消し高品位の表示が可能な液晶表示装置を
得ることができた。また、回折格子の回転により発生す
るフリッカーも人間の目には認識されない周波数になる
ので問題とはならなかった。
を液晶表示素子に対して回転させることで、絵素のドッ
トを解消させる効果を高めるとともにモワレ縞や映像の
輪郭が鋸歯状に見える現象、拡大したときに見える不均
一な模様を解消し高品位の表示が可能な液晶表示装置を
得ることができた。また、回折格子の回転により発生す
るフリッカーも人間の目には認識されない周波数になる
ので問題とはならなかった。
【図１】 本発明の実施例１の液晶表示装置の模式図で
ある。
ある。
【図２】 本発明の実施例２の液晶表示装置の模式図で
ある。
ある。
【図３】 従来の回折格子を用いた液晶表示装置の模式
図である。
図である。
１０１ 液晶表示素子 １０２ 回折格子 １０３ 光学レンズ １０４ 駆動用モーター １０５ 光の進行方向 ２０１ 液晶表示素子 ２０２ 回折格子 ２０３ 光学レンズ ２０４ 駆動用モーター ２０５ 光の進行方向 ３０１ 液晶表示素子 ３０２ 回折格子 ３０３ 光学レンズ ３０４ 光の進行方向
Claims (2)
- 【請求項１】 マトリックス状に絵素を有する液晶表示
素子と回折格子による光学的ローパスフィルターを組み
合わせてなる液晶表示装置において、上記光学的ローパ
スフィルターが回転することを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項２】 上記光学的ローパスフィルターが水平方
向の格子ピッチと垂直方向の格子ピッチが等しい２次元
の回折格子の時、上記光学的ローパスフィルターの回転
数を毎秒１２．５回転以上とし、上記光学的ローパスフ
ィルターが１次元の回折格子あるい水平方向の格子ピッ
チと垂直方向の格子ピッチが異なる２次元の回折格子の
時は、上記光学的ローパスフィルターの回転数を毎秒２
５回転以上とすることを特徴とする請求項１記載の液晶
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168195A JPH0728047A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168195A JPH0728047A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728047A true JPH0728047A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15863554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5168195A Pending JPH0728047A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728047A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7688511B2 (en) | 2004-07-23 | 2010-03-30 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Diffraction type light-condensing film and planar light source device using the same |
| US7768685B2 (en) | 2003-05-07 | 2010-08-03 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Hologram optical element and surface light source device using the hologram optical element |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP5168195A patent/JPH0728047A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7768685B2 (en) | 2003-05-07 | 2010-08-03 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Hologram optical element and surface light source device using the hologram optical element |
| US7688511B2 (en) | 2004-07-23 | 2010-03-30 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Diffraction type light-condensing film and planar light source device using the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041005 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |