JPH07274376A - 再起動回路 - Google Patents

再起動回路

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JPH07274376A
JPH07274376A JP6055983A JP5598394A JPH07274376A JP H07274376 A JPH07274376 A JP H07274376A JP 6055983 A JP6055983 A JP 6055983A JP 5598394 A JP5598394 A JP 5598394A JP H07274376 A JPH07274376 A JP H07274376A
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JP
Japan
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power
delay timer
time
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circuit
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Pending
Application number
JP6055983A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tsuino
康弘 対野
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源が瞬時停電しても通電状態が再開したとき
に、設備に電力を継続して供給する回路を持つ再起動回
路を供給する。 【構成】瞬時停電を一個のオンディレ−タイマ−と一個
の電源オフディレ−タイマ−とで検知することにより、
電源が瞬時停電したあと通電状態が再開したときに、再
起動可能かどうかの判断をしたのち、設備に電力を供給
して、設備が連続運転する機能を持つことを特徴とする
再起動回路を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】真空装置や熱処理装置などの連続
運転を行う設備の再起動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】連続運転する設備は量産工程において非
常に多く用いられているが、このような設備には自己保
持回路が組み込まれているのが一般的である。自己保持
回路とは起動時に短時間の通電をすることによりリレ−
回路、シ−ケンサ−制御回路、無接点制御回路などによ
り電気的に通電状態を保ち継続して電力を供給するよう
に働く回路である。そしてこれらの回路は電源回路への
電力の供給がたとえ瞬間的にとぎれても前記自己保持回
路が開放され設備が停止するように設計されているのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その結果瞬時停電(短
時間の停電もしくは電圧低下)が生じて設備が停止する
と、再度運転するには人手を要していた。連続運転をす
る設備として例えば真空装置に用いられるクライオポン
プがあげられる。このクライオポンプの場合、設備が停
止するとポンプの電源部分にある自己保持回路のリレ−
などのデバイスが開放される。瞬時停電は非常に短時間
の停電ではあるが、デバイスの特性上通電状態を保つこ
とは困難である。瞬時停電が終わっても、クライオポン
プを構成している冷却装置が停止したままだとクライオ
ポンプ内部温度が上昇し、ポンプ排気能力が急激に低下
することによりポンプが停止し、再起動が必要となる。
この再起動に要する時間は数時間におよぶのが一般的で
あり、設備作業員も必要である。また長時間停止すると
その真空装置内にある製品が使用できなくなって廃棄す
る必要が生じ多大な損失を被ることになる。したがって
瞬時停電が発生したのち、電源電圧が復帰したときに運
転を自動的に再開できる機能を備えたクライオポンプが
望まれる。
【0004】また、別の連続運転する設備である熱処理
装置において例えば還元雰囲気中もしくは真空中での、
金属の焼成、金属窒化物や金属炭化物などの焼成、射出
成形品の脱脂処理などを行っているときに、瞬時停電に
より真空ポンプや不活性ガスの供給装置が停止したまま
で一定時間以上経過すると、被熱処理品は多くの場合酸
化するため不良が増大し、廃棄しなければならなかっ
た。したがって連続運転する熱処理装置においても瞬時
停電が発生したのち、電源電圧が復帰したときに運転を
自動的に再開できる機能が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係かる再起動回
路は、オンディレ−タイマ−、電源オフディレ−タイマ
−および起動手段を有し、前記オンディレ−タイマ−を
電源に接続し、前記電源オフディレ−タイマ−と前記オ
ンディレ−タイマ−の接点とを電源に直列に接続し、前
記電源オフディレ−タイマ−の接点と前記起動手段とを
電源に直列に接続し、前記オンディレ−タイマ−を動作
させてその接点を閉状態にし、前記電源オフディレ−タ
イマ−に通電してその接点を閉状態にすることにより、
前記起動手段を動作させて対象設備に電力を供給すると
ともに、停電してから前記電源オフディレ−タイマ−の
接点が開くまでの時間を許容できる停電時間よりも長く
設定することを特徴とする。
【0006】
【作用】真空装置などの連続運転を行う設備において瞬
時停電が生じたとき再起動回路に設けたオンディレイタ
イマ−および電源オフディレイタイマ−により、再起動
可能であれば瞬時停電前の運転状態に復帰させるように
作用する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例再起動回路およびその動作
を図1〜図3を用いて説明する。図1は本発明にかかる
一実施例再起動回路の回路図、図2は瞬時停電により電
力の供給が停止した後再開したときの再起動回路の動作
状態を示すタイミングチャ−トであって、瞬時停電時間
が短い場合、図3は瞬時停電により電力の供給が停止し
た後再開したときの再起動回路の動作状態を示すタイミ
ングチャ−トであった瞬時停電時間が長い場合をそれぞ
れ示す。
【0008】図1において1はオンディレ−タイマ−、
2はオンディレ−タイマ−1の接点、3は電源オフディ
レ−タイマ−、4は電源オフディレ−タイマ−3の接
点、5は出力用リレ−、6、7、8は自動的に再起動が
可能かどうかの判断回路(図示せず)からの出力で制御
される接点、9、9は電源端子である。
【0009】オンディレ−タイマ−1は電源端子9、9
に接続されている。電源オフディレ−タイマ−3とオン
ディレ−タイマ−1の接点2とは直列に接続され、その
両端が電源端子9、9に接続されている。接点4、接点
6、接点7、出力用リレ−5は順に直列接続され、その
両端が電源端子9、9に接続されている。接点8の両端
は前記接点4と接点6からなる直列回路に並列に接続さ
れている。出力用リレ−5の接点(図示せず)は再起動
すべき設備の電源回路(図示せず)に組み込まれてい
る。
【0010】図2のタイミングチャ−トに基づいて前記
再起動回路の動作を説明する。
【0011】10は時間軸を、2aは電源が通電してい
る時間帯を、2bはオンディレ−タイマ−1が通電され
ている時間帯を、2cはオンディレ−タイマ−1の接点
2が閉じている時間帯を、2dは電源オフディレ−タイ
マ−3が通電されている時間帯を、2eは電源オフディ
レ−タイマ−3の接点4が閉じている時間帯をそれぞれ
示す。
【0012】電源を投入すると図2の2aに示すように
時刻t0 において電源端子9、9に所定の電圧が加わ
る。そして時刻t0 よりやや遅れた時刻t0′にオンデ
ィレ−タイマ−1の接点2が閉じる。この遅延時間(t
0′−t0 )は設備の初期動作時間を考慮してあらかじ
め2〜4秒に設定しておく。いま電源が時刻t1 から時
刻t2 まで停電した場合を考える。停電すると図2の2
bに示すように時刻t1にオンディレ−タイマ−1への
電流が遮断され図2の2cに示すように時刻t1にオン
ディレ−タイマ−1の接点2が開く。オンディレ−タイ
マ−1の接点2が開くと図2の2dに示すように時刻t
1 に電源オフディレ−タイマ−3への電流が遮断され
る。ところが電源オフディレ−タイマ−3は電流が遮断
された後、所定時間経過後に接点4が開くという特性を
持つため図2の2eに示すように所定時間経過後の時刻
t3 まで電源オフディレ−タイマ−3の接点4は閉じた
ままである。前記所定時間は設備の初期動作時間を考慮
してあらかじめ2〜6秒に設定しておく。いま時刻t3
までの時刻t2 に電源電圧が復帰する状態を考える。図
2の2eに示すように電源オフディレ−タイマ−3の接
点4は時刻t2において閉じたままの状態が保たれてい
る。したがって、電源電圧が復帰した時再運転しても良
いかどうか(たとえばポンプ内温度が所定温度以上であ
る事)が判断回路(図示せず)で判断され、その結果少
なくとも接点6、7が閉じておれば、出力用リレ−5が
通電され、出力用リレ−の接点(図示せず)が動作し
て、設備は自動的に運転を再開する。つまり電源オフデ
ィレ−タイマ−3が通電されなくなってから接点4が開
くまでの継続時間(t3−t1)を、許容できる瞬時停電時
間よりも長く設定することにより、停電が生じても設備
はt1 〜t2 の間停止するだけで電源電圧が復帰すると
同時にもとのように運転を続ける事ができる。なおここ
で用いられるオンディレ−タイマ−1は電源投入時に動
作を安定させるために、所定時間を経過後に接点が閉じ
るように働くものである。
【0013】これらのオンディレ−タイマ−1、電源オ
フディレ−タイマ−3の動作時間は設備が停止した後、
自動的に再運転しても支障のない時間を考慮して決める
と良く、通常はオンディレ−タイマ−1の動作時間を2
〜4秒に、電源オフディレ−タイマ−1の動作時間を2
〜6秒に設定するのが良い。
【0014】次に電源が時刻t1 から時刻t4 (時刻t4
>時刻t3)まで停電した場合を考える。停電すると図3
の3bに示すように時刻t1 にオンディレ−タイマ−1
への電流が遮断され図3の3cに示すように時刻t1 に
オンディレ−タイマ−1の接点2が開く。オンディレ−
タイマ−1の接点2が開くと図3の3dに示すように時
刻t1 に電源オフディレ−タイマ−3への電流が遮断さ
れる。その後時刻t4に電源電圧が復帰しオンディレ−タ
イマ−1が通電される。そして時刻t4よりやや遅れた時
刻t4′にオンディレ−タイマ−1の接点2が閉じ、続い
て電源オフディレ−タイマ−3が通電される。ところが
停電時間が長いため判断回路により再起動不可と判断さ
れて接点6、7の少なくとも一つが開放状態になるため
出力用リレ−5は動作せず、設備は停止したままであ
る。
【0015】なお本実施例の再起動回路は前記真空装置
や熱処理装置にのみ適用できるだけでなく、瞬時停電が
発生しても自動的に再起動することが可能な自動機器で
あればどのような設備にでも適用することができる。
【0016】なお上記の実施例ではリレ−を用いた再起
動回路について説明したが、シ−ケンス回路や無接点回
路により構成された設備に適用する事が可能である事は
いうまでもない。
【0017】
【発明の効果】本発明にかかる、瞬時停電を一個のオン
ディレ−タイマ−と一個の電源オフディレ−タイマ−と
で検知するようにはたらく再起動回路を用いることによ
り、電源が瞬時停電したあと通電状態が再開したとき
に、再起動可能かどうかの判断をしたのち、設備に電力
を供給して自動的に再起動することができるようにな
る。
【0018】例えば真空装置に使用するクライオポンプ
の電源に適用すると瞬時停電による設備の停止が防止で
きるので、通常は数時間にも及ぶ再起動までの時間が不
要になり設備の停止時間がなくなり稼働率が向上する。
それと同時に設備が停止することによる不良品の発生が
防止できる。
【0019】また、例えば不活性ガス雰囲気中または真
空中で脱脂、焼成するための熱処理装置に適用すれば、
瞬時停電による不活性ガスの供給装置もしくは真空ポン
プの停止が防止できるので、被熱処理物が酸化して不良
品になることが防止できる。なおこの再起動装置は上記
設備に限定して用いられるものではなく、連続運転を必
要とする様々な自動機器に適用することができるから、
それらの自動機器においても上記の効果が得られる事は
いうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるリレ−回路による再
起動回路の回路図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる再起動回路のタイミ
ングチャ−トであり、瞬時停電時間が短い場合を示す。
【図3】本発明の一実施例にかかる再起動回路のタイミ
ングチャ−トであり、瞬時停電時間が長い場合を示す。
【符号の説明】 1 オンディレ−タイマ− 2 オンディレ−タイマ−の接点 3 電源オフディレ−タイマ− 4 電源オフディレ−タイマ−の接点 5 出力用リレ− 6、7、8 接点 9 電源端子 10 時間軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オンディレ−タイマ−、電源オフディレ−
    タイマ−および起動手段を有し、前記オンディレ−タイ
    マ−を電源に接続し、前記電源オフディレ−タイマ−と
    前記オンディレ−タイマ−の接点とを電源に直列に接続
    し、前記電源オフディレ−タイマ−の接点と前記起動手
    段とを電源に直列に接続し、前記オンディレ−タイマ−
    を動作させてその接点を閉状態にし、前記電源オフディ
    レ−タイマ−に通電してその接点を閉状態にすることに
    より、前記起動手段を動作させて対象設備に電力を供給
    するとともに、停電してから前記電源オフディレ−タイ
    マ−の接点が開くまでの時間を、許容できる停電時間よ
    りも長く設定することを特徴とする再起動回路。
JP6055983A 1994-03-25 1994-03-25 再起動回路 Pending JPH07274376A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6055983A JPH07274376A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 再起動回路

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JP6055983A JPH07274376A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 再起動回路

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Family

ID=13014325

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JP6055983A Pending JPH07274376A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 再起動回路

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JP (1) JPH07274376A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9651681B2 (en) 2015-04-03 2017-05-16 Mitsubishi Electric Corporation Radiation monitor
JP2019159987A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 オムロン株式会社 制御装置、および制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9651681B2 (en) 2015-04-03 2017-05-16 Mitsubishi Electric Corporation Radiation monitor
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