JPH07271408A - 制御用処理装置 - Google Patents

制御用処理装置

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JPH07271408A
JPH07271408A JP6072894A JP6072894A JPH07271408A JP H07271408 A JPH07271408 A JP H07271408A JP 6072894 A JP6072894 A JP 6072894A JP 6072894 A JP6072894 A JP 6072894A JP H07271408 A JPH07271408 A JP H07271408A
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JP
Japan
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input
chip microcomputer
output
signal
timer
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Application number
JP6072894A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Katayama
博 片山
Yoshiyuki Yoshida
義幸 吉田
Toshimichi Minowa
利道 箕輪
Junichi Ishii
潤市 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の入出力処理を可能とし、しかも、入出
力周辺機能を自在かつ広範に利用できるようにするとと
もに、デバッグ作業を容易とし、また、全体を安価な構
成とすることができる、制御用処理装置を提供するこ
と。 【構成】 演算処理を行うCPU2と、アナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器3と、ディジタ
ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器4と、デ
ィジタル信号を入出力するディジタル入出力ポート5
と、一定周期で割り込みを要求するタイマ6と、制御プ
ログラムを格納するROM7と、データの書き込み及び
読み出し可能な一RAM8と、を有する1チップマイク
ロコンピュータ1を備えた制御用処理装置において、前
記1チップマイクロコンピュータ1は、該1チップマイ
クロコンピュータ1から入出力される1本のアナログま
たはディジタルデータを複数本に拡張する拡張回路1
0、11、12を具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速マイクロコンピュ
ータを有する制御用処理装置に係り、特に、多数の入出
力信号と大規模なプログラムを必要とする制御用処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に用いられる制御用処理装
置においては、例えば、エンジン制御、自動変速機制
御、オンボード自己診断(OBD)、計器パネル制御な
どの制御装置が、別々のマイクロコンピュータを用いて
構成されており、しかも、各マイクロコンピュータは制
御に必要なタイマやカウンタ、アナログ入出力端子数な
どを最適な構成からなるハードウェアを選別して用いて
いた。
【0003】ところが、マイクロコンピュータの処理能
力が格段に向上した場合に、現在の処理項目は短時間で
終わらせることができるため、残りの大部分の時間は無
意味な処理で満たさなければならない。そこで、1つの
マイクロコンピュータで複数の制御を同時または割り込
み処理により行い、コストパフォーマンスを向上させる
ようにした技術が知られている(例えば、特開昭57−
108903号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の如き従来の制御
用処理装置にあっては、より多くの入出力ポートとRO
M領域が必要となり、1チップで対応するためにはポー
ト端子、アドレス・データバス端子を増加しなければな
らず、コスト的に不利であるという問題点があった。
【0005】また、複数の制御を1チップで実現する
と、タイマカウンタなど入出力周辺機能を全ての制御に
対応できるように構成する必要があり、制御の組合せに
より最適な構成のマイクロコンピュータは非常に多くの
種類になってしまう。そのため、複数の制御対象に対し
て多数の制御プログラム作成者を要し、従って、デバッ
グ作業の効率が大幅に低下するという問題点があった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的は、多数の入出力処理を可能とし、
しかも、入出力周辺機能を自在かつ広範に利用できるよ
うにするとともに、デバッグ作業を容易とし、また、全
体を安価な構成とすることができる、制御用処理装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係わる制御用処理装置は、基本的には、演
算処理を行うCPUと、アナログ信号をディジタル信号
に変換するA/D変換器と、ディジタル信号をアナログ
信号に変換するD/A変換器と、ディジタル信号を入出
力するディジタル入出力ポートと、一定周期で割り込み
を要求するタイマと、制御プログラムを格納するROM
と、データの書き込み及び読み出し可能な一RAMと、
を有する1チップマイクロコンピュータを備えた制御用
処理装置において、前記1チップマイクロコンピュータ
は、該1チップマイクロコンピュータから入出力される
1本のアナログまたはディジタルデータを複数本に拡張
する拡張回路を具備したことを特徴としている。
【0008】そして、本発明のより好ましい具体的とし
ては、1チップマイクロコンピュータが、該1チップマ
イクロコンピュータに内蔵されたROMと、該ROMに
記憶された制御プログラムとは独立した制御プログラム
を記憶させた外部拡張ROMとを備えたことを特徴とす
るものや、前記ディジタル入出力ポートが、燃料噴射信
号、点火信号、クランク角センサ信号を入出力するよう
にしたことを特徴としたものが挙げられる。
【0009】
【作用】前述の如く構成された本発明に係わる制御用処
理装置においては、マイクロコンピュータの入出力ポー
トを1ビットの最小限のチップ構成とし、アドレスを設
けて拡張回路により外部で多本数化され、より経済的な
チップ構成となる。また、入出力周辺機能はソフトウェ
ア化することによりフレキシブルな対応が可能となる。
さらに、エンジン制御、自動変速機制御、オンボード自
己診断等の制御項目毎に、制御プログラムを格納するR
OMを設け、各制御プログラムの独立性が増しデバッグ
が容易になる。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。なお、以下の各実施例を説明するための図におい
て、同一機能を有する対応部材には同一符号を付し、重
複する説明は省略する。まず、図1〜4により、例えば
自動車用総合制御装置等に好適な本発明の一実施例によ
る制御用処理装置のハードウェア構成の一例について詳
細に説明する。
【0011】図1は、本発明による制御用処理装置の一
実施例を示す基本ハードウェア構成のブロック図の一例
である。1チップマイクロコンピュータ1は、演算処理
を行うCPU2、アナログデータを取り込むA/D変換
器3、アナログデータを出力するD/A変換器4、ディ
ジタルデータを入出力する入出力ポート5、一定周期で
割り込みを要求するタイマ6、制御プログラムを格納す
るROM7、一時的にデータを記憶するRAM8で構成
される。
【0012】次に、制御プログラムを格納するROMの
構成を示す。本実施例ではマイクロコンピュータ1に内
蔵するROM7と、外部に拡張したROM9、40を持
つ。それぞれのROMには、独立した対象の制御プログ
ラムを記憶させることが望ましい。例えば、ROM7に
は、総合的に全体の流れを監視、制御するオペレーティ
ングシステムを記憶するとともに、ROM9にはエンジ
ン制御やオンボード自己診断等、ROM40には自動変
速機制御のプログラムをそれぞれ記憶する。このように
すると、例えば、自動変速機制御プログラムに不具合が
生じた場合には、ROM40だけをデバッグする(プロ
グラムの誤り箇所を書き換える)だけの簡単な操作で対
応することができる。更に、それぞれが別個のROM
7、9、40から成るため、デバイス上でのトラブルは
他の制御に影響を与えることがない。しかも、プログラ
ムを作成する時も自然に独立性を意識するため、お互い
の制御に干渉の少ないプログラムとすることができる。
【0013】次に、拡張回路10、11、12について
説明する。これらは、マイクロコンピュータ1から入出
力される1本のアナログまたはディジタルデータを複数
本に拡張するものである。これにより、マイクロコンピ
ュータ1の入出力端子は大幅に減少する。また、拡張回
路10、11、12のアドレス信号線A1〜3を増減す
ることにより拡張可能本数が容易に変更でき、経済的か
つ広範囲にわたる応用が可能となる。さらに、前記拡張
回路10、11、12は1チップマイクロコンピュータ
1の近傍にある必要はなく、例えば、エンジンの近傍に
取り付けることにより、入出力ポート信号S1〜8を最
小限の信号線で1チップマイクロコンピュータ1へLA
N等により転送することができ配線及びコネクタを安価
にできる。
【0014】図2は、図1の基本ハードウェア構成図に
示した、アナログ信号を入力するA/D変換器3の入力
チャンネルを複数に拡張するA/D拡張回路10のブロ
ック図である。サンプルホルダ13は、信号S2のホー
ルド指令により入力するアナログデータをホールドす
る。このアナログ値はマルチプレクサ14を用いて選択
され、マイクロコンピュータ1に信号S1として出力さ
れる。目的とするアナログ信号の選択はアドレス信号A
1に出力される。例えば、アドレス信号A1が3本とも
Lowレベルであればアナログ信号X0を選択できる。
なお、ここではアドレス信号が3本であるため選択信号
は8本までであるが、アドレス信号線を増減させること
により選択信号数を自由に設定することができる。
【0015】また、アナログ信号X0からアナログ信号
X7まで順番にスキャンするようにアドレス信号を変化
させ、各チャンネル毎にA/D変換を行い変換値をレジ
スタに格納するハードウェアを構成しておけば、CPU
2は、このレジスタを参照するだけでA/D変換値が得
られ、ソフトウェアを簡略化できる。図3は、図1の基
本ハードウェア構成図に示した、ディジタル入出力ポー
ト5の入出力チャンネルを複数に拡張するポート拡張回
路11である。データラッチ回路15、16は、マイク
ロコンピュータ1の入出力ポート信号S3を一時記憶す
る回路であり入出力の数だけ必要となる。例えば、入出
力ポート5が入力モードである場合にはフリップフロッ
プ25、34にポートデータを記憶し、他方、出力モー
ドである場合にはフリップフロップ26、35にポート
データを記憶する。入出力モードはフリップフロップ2
7、36に記憶し、フリップフロップ27、36の出力
がLowレベルであれば入力、Hiレベルであれば出力
となるように3ステートゲート19、20、21、2
2、28、29、30、31とインバータ23、24、
32、33を用いて信号を選択する。この入出力モード
の設定は、モード設定値を信号S4に出力し、信号S5
の記憶指令でフリップフロップ27、36に記憶する。
また、各チャンネルで自由に入力か出力かを設定できる
ようにマルチプレクサ17を用いてモード設定信号を分
配している。また、ポートデータは記憶指令S6によっ
てフリップフロップ25、26、34、35に記憶する
が、各チャンネルへのポートデータの分配はマルチプレ
クサ18を用いて行う。なお、ここではアドレス信号A
2が3本であるため拡張できるポート信号は8本までで
あるが、アドレス信号本数を増減させることによりポー
ト信号数を自由に設定することができる。
【0016】図4は、図1の基本ハードウェア構成図に
示した、アナログ信号を出力するD/A変換器4の出力
チャンネルを複数に拡張するD/A拡張回路12であ
る。マイクロコンピュータ1から出力されるアナログ信
号S7はマルチプレクサ37によりどの端子に出力する
か選択できる。目的とする出力端子の選択はアドレス信
号A3で指定する。例えば、アドレス信号A3が3本と
もLowレベルであれば出力端子X0を選択できる。ま
た、サンプルホルダ38は、信号S8のホールド指令に
より出力するアナログデータをホールドする。これは、
出力端子が選択されていない時でも出力すべきアナログ
電位を保持するためである。なお、ここではアドレス信
号A3が3本であるため出力信号は8本までであるが、
アドレス信号本数を増減させることにより出力信号数を
自由に設定することができる。
【0017】次に、自動車総合制御の中でタイマ処理、
一定周期タスク起動要求処理、タスク起動要求管理処理
など、従来はそれぞれの処理に対応して設けられた専用
ハードウェアに代えて各処理をソフトウェアで実現した
実施例について説明する。これらの処理はソフトウェア
化することによりタイマ数、コンペアマッチレジスタ数
等が変更可能となり、様々な制御にフレキシブルに対応
することが可能となる。また、専用のハードウェアを持
たないためハードウェア構成が簡単になり製造コストを
低減することができる。
【0018】図5は、割り込みタスクの全体フローチャ
ートを示す。なお、図5で示した処理は、後述するよう
に、リセット割り込みとタイマ割り込みのみを受け付け
る割り込み要求制御手段である。この処理はタイマ6を
用いて例えば1μs周期の割り込み要求を発生させ起動
する。この割り込み周期は短時間である方が各処理の時
間精度が向上する。このため本処理の演算負荷が過負荷
にならない範囲で、できるだけ割り込み周期を短くする
ことが望ましい。なお、全体はタイマ処理100と、一
定周期タスク起動要求処理101と、タスク起動要求管
理処理102の3つに分けることができ、それらは順番
に処理される。
【0019】このように、自動車の内燃機関や自動変速
機などに関する主要な制御は、図1に示した簡単なハー
ドウェア構成に図5に示す処理を施すことにより実現で
きるようになる。従って、CPU2に対する割り込み要
求もリセット割り込みとタイマ手段6によるタイマ割り
込みだけになり、割り込み要求を制御するハードウェア
の構成も簡単にすることができる。
【0020】図6は、パルスの周期を計測したり、目標
周期のパルスを出力するときに用いるタイマ処理の詳細
なフローチャートを示す。まず、処理103ではフリー
ランカウンタ(FRC)処理を行い、この処理によりF
RCは1μs周期で1カウントずつカウントアップす
る。なお、ここではカウントアップとしたがカウントダ
ウンでも構わない。また、1カウントでなく複数カウン
トでも構わない。処理104は、前記FRCの値とアウ
トプットコンペアレジスタ(OCR1)の値の比較を行
う。処理105は、アウトプットデータ(OD)に記憶
された値、0または1をポートに出力する処理である。
従って、目標とする時間をOCR1に、ポート出力した
い値をODに設定することにより、目標時間に0または
1をポート出力するアウトプットコンペア処理を実現す
ることができる。
【0021】次に、ポート2に入力されたパルス信号が
立ち上がったときにFRCの値をインプットキャプチャ
レジスタに取り込むインプットキャプチャ処理について
説明する。処理106では、ポート2に入力された信号
が1であるか0であるかで分岐を行う。この信号が1で
ある場合は処理107へ進みOLDフラグの判定を行
う。これは、入力信号が立ち上がった瞬間であるかどう
かの判断である。立ち上がった瞬間である場合はOLD
フラグは処理111によりクリアされているため、処理
108へ分岐し、そうでなければ処理を終了する。処理
108ではインプットキャプチャレジスタ(ICR1)
にFRCの値を取り込む。処理109ではインプットキ
ャプチャが完了したことを示すICフラグをセットす
る。次に、処理110では、ポート2への入力信号が引
き続き1のままであった場合に、誤ってFRCの値を取
り込まないようにOLDフラグをセットする。なお、こ
こではポート2への入力信号が0から1へ変化する場合
を示したが、1から0へ変化する場合も同様に処理でき
る。
【0022】前述したアウトプットコンペア処理とイン
プットキャプチャ処理は、同様の処理フローを直列につ
なげることにより容易にアウトプットコンペアレジスタ
とインプットキャプチャレジスタの本数を拡張すること
ができる。図7は、一定の周期で演算を行いたいディジ
タルフィルタ処理などの起動要求を発生する一定周期タ
スク起動要求処理101の詳細なフローチャートを示
す。まず、処理112で基準となるタイマカウンタ(T
IM)のカウントアップ処理を行う。この場合も上記F
RCと同様に、1μs周期で1カウントずつカウントア
ップする。処理113では、TIMの値とコンペアマッ
チレジスタ(CMR)の値が等しいかどうか判断する。
等しく無い場合は処理を終了し、等しい場合は処理11
4で起動したいタスクの起動要求フラグをセットする。
次に、処理115でコンペアマッチレジスタにTnを加
算し終了する。従って、Tn(μs)周期で起動要求フ
ラグをセットすることができる。
【0023】図8は、起動要求があったタスクの実行の
管理を行うタスク起動要求管理処理102の詳細なフロ
ーチャートを示す。処理116では、起動要求が発生し
たかどうか起動要求フラグをスキャンして検査する。な
お、各タスクは起動優先順位を持っており、スキャンは
優先順位の高い方から行い、起動要求フラグを検出した
時点で次の処理117へと進む。処理117は、前記処
理116で検出した起動要求フラグを発生したタスク
が、新しく起動要求を発生したタスクであるかどうか判
断を行う。新しいタスクの起動要求であれば、処理11
8へ進み、優先順位が高い方へ変化したか低い方へ変化
したか判断する。もし、高い方へ変化した場合は、処理
118’で起動要求タスクの先頭アドレスをスタックに
退避する。逆に、低い方へ変化した場合は、処理11
8’’でスタックポインタを減らす。最後に割り込みか
ら復帰するreturn命令でプログラムカウンタ(P
C)にデータを復帰すると、自動的に目的のタスクを起
動することができる。
【0024】このタスク起動要求管理処理102を実現
するためには、各タスクにも特別な処理を追加する必要
がある。図9は、この特別な処理を追加したアプリケー
ションタスクの一例である。処理119は、本タスクで
行いたい仕事である。処理120は、タスク起動要求管
理処理102を実現するために追加した特別な処理であ
り、処理119が終了した後で、起動要求フラグをクリ
アし、他のタスクが起動できるようにしなければならな
い。また、最後は無限ループとする。
【0025】なお、前記タイマ処理100、一定周期タ
スク起動要求処理101、タスク起動要求管理処理10
2はデバッグが終了した時点で1チップマイクロコンピ
ュータ1の内蔵ROM7にマスクROM化することによ
り、従来のハードウェアによる扱いと同様に各処理の記
述が統一化できソフトウェアの開発効率を向上すること
ができる。
【0026】次に、CPU処理速度が更に高速化した場
合に、制御用処理装置として最適な本発明の他の実施例
に係わる1チップマイクロコンピュータの構成について
詳細に説明する。図10〜13に、CPU2が更に高速
化したとき、ディジタル信号をアナログ信号に変換する
D/A変換器の機能や、パルス信号の立ち上がりエッジ
をカウントするカウンタ機能などを入出力ポート手段5
で対応させて最小限の構成とした場合の実施例を示す。
【0027】図10は本発明の他の実施例によるハード
ウェア構成であるブロック図の一例である。本実施例
は、図1で示した実施例とは、D/A変換器及びD/A
拡張回路を具備していない点で相違し、ディジタル信号
をアナログ信号に変換するために、ここではパルス幅変
調(PWM:Pulse Width Modulation)を用いる。これ
は、パルスオン時間幅(DUTY)を可変し、このパル
ス信号を積分フィルタなどを用いて、アナログ信号に変
換するものである。本構成によれば1チップマイクロコ
ンピュータ300はD/A変換器手段を持たずにアナロ
グ出力ができるため、構造が簡単になり安価にすること
ができる。
【0028】図11は、前記PWM処理とカウンタ処理
の全体のフローチャートを示す。この処理は、タイマ6
を用いて例えば1μs周期の割り込み要求を発生させ起
動する。この割り込み周期は短時間である方がPWM信
号のキャリア周波数を高くでき、該PWM信号を用いて
フィードバック制御する場合、制御の応答性を高めるこ
とができる。このため本処理の演算負荷が過負荷になら
ない範囲で、できるだけ割り込み周期を短くすることが
望ましい。なお、図5で示した他の1μs割り込みタス
クも、ここで同時に処理して構わない。
【0029】図12に、ポート7端子からPWM信号を
出力する場合の詳細なフローチャートを示す。まず、処
理122ではソフトウェアカウンタ(PWMC)をイン
クリメントする。次に、処理123によりPWMCが1
00以上であるか否かを判断し、PWMCが100以上
であれば処理124に進み、PWMCを0にクリアす
る。処理125では、PWMCと目的とするパルスオン
時間幅(DUTY)を比較し、PWMCがDUTY以下
であれば処理126に進みポート7から1を出力し、そ
うでなければ処理127に進みポート7から0を出力す
る。以上の処理により100μs周期でパルスオン時間
幅(DUTY)を0から100μsまで1μs刻みで可
変できるPWM信号を得ることができる。
【0030】図13は、ポート8端子に入力するパルス
信号の立ち上がりエッジでカウントアップするカウンタ
処理の詳細なフローチャートである。まず処理129で
は、ポート8の信号を取り込む。次に、処理130で
は、記憶しておいたポート8の値(OLDPort8)
から現在のポート8の値(Port8)を差引き、0よ
り小さいか判断する。0より小さい場合は、ポート8の
信号が立ち上がりエッジであると判断し、処理131で
カウンタをカウントアップする。最後に、処理132で
Port8の値をOLDPort8に記憶する。なお、
本実施例では立ち上がりエッジを検出しているが、処理
130の判断条件を変更することにより立ち下がりエッ
ジや両エッジを検出することも可能である。
【0031】次に、図14、15によりポート入出力を
高速化した本発明の他の実施例について説明する。図1
4は、他の実施例によるハードウェア構成の一例であ
る。1チップマイクロコンピュータ301は32ビット
CPU2を内蔵しており、32ビットのデータを並列に
処理できる。このため、入出力ポート手段203のポー
ト信号S8を32本並列にすることにより1度に32ビ
ットのデータを入出力できる。
【0032】図15は、図14の32ビットパラレル入
出力ポートを8倍に拡張するパラレルポート拡張回路2
02の拡大図である。この回路202により256本の
高速入出力ポート端子を得ることができる。これは、前
述した図3で示したポート拡張回路11を32個並列に
配置したものである。それぞれの端子の入出力の設定
は、入出力設定信号S11に出力したい場合は1を、入
力したい場合は0を設定し、トリガ信号S10を0から
1へ変化させることにより完了する。また、ポート信号
S8のデータ入出力はトリガ信号S9を0から1へ変化
させることにより完了する。ポート拡張用のアドレス信
号A4は3本あり、この信号により8グループの32ビ
ットパラレル入出力ポートを選択できる。なお、ここで
はアドレス信号が3本であるため拡張できるのは8グル
ープまでであるが、アドレス信号本数を増減させること
により拡張グループ数を自由に設定することができる。
【0033】次に、前記ソフトウェアによる対応よりも
ハードウェアにより対応した方が望ましい機能とその機
能を内蔵した1チップマイクロコンピュータの他の実施
例について説明する。まず、図16は、ディジタルデー
タをシリアル回線で送信あるいは受信するシリアルコミ
ニュケーションインターフェース(SCI)204と割
り込みコントローラ208を1チップマイクロコンピュ
ータ302に内蔵した例である。このようにハードウェ
ア化した場合には、通信回線に入出力する信号と内部デ
ィジタル回路の電圧変換回路を組み込むことにより、外
付け回路が不要となり制御用処理装置の小型化、低コス
ト化が可能となる。
【0034】次に、図17は、ダイレクトメモリアクセ
スコントローラ(DMAC:DirectMemory Access Cont
roller )205を1チップマイクロコンピュータ30
3に内蔵した例である。DMAC205は、CPU2が
RAM8をアクセスしていない隙に外部からRAM8へ
データを入出力する機能を持つ。例えば、自動車用ナビ
ゲーションシステムなどの画像表示装置において、画像
メモリ情報をモニタテレビへ出力するためにモニタテレ
ビの走査周波数に比例してRAM8を外部からアクセス
することにより、特別な画像表示用ハードウェアを設け
ずに画像が表示できる。このほかにも大容量の高速デー
タ通信などに用いることができ、汎用性が高いのみなら
ず、CPU2の負担低減効果も大きいため、ハードウェ
ア化した方が望ましい。
【0035】次に、ソフトウェアのバグにより、制御に
起こる不具合を回避するために最適な1チップマイクロ
コンピュータのハードウェア構成を示す。図18は、メ
モリマネージメントユニット(MMU)206を1チッ
プマイクロコンピュータ304に内蔵した例である。M
MU206は、メモリがないアドレス領域にメモリがあ
るように見せかけて、メモリアドレス領域の広域化やメ
モリデータ破壊の監視などの機能を持つ。例えば、エン
ジン制御と自動変速機制御を一体化したプログラムにお
いて、エンジン制御用と自動変速機制御用にRAM8の
領域を区別し、誤って自動変速機制御用プログラムがエ
ンジン制御用プログラムのRAMアクセス領域をアクセ
スしようとした場合に、MMU206がCPU2に対し
て割り込み要求を出し、エンジン制御に障害を与えない
ように回避することができる。
【0036】図19は、ウォッチドッグタイマ(WD
T)207を1チップマイクロコンピュータ305に内
蔵した例である。WDT207は、一定時間間隔でタイ
マカウンタをカウントアップし、オーバーフローすると
CPU2に対して割り込み要求を発生する。このタイマ
カウンタがオーバーフローしない時間で周期的にクリア
するようにプログラムを作成すれば割り込み要求は発生
しない。しかし、例えば無限ループの発生など、何らか
の原因でタイマカウンタのクリアができなくなると割り
込み要求が発生し、正常な動作をしていないことが検出
できる。
【0037】次に、本発明のような構成としたことによ
り、1チップマイクロコンピュータ上でのCPUに対す
る周辺機能のチップ面積の割合がどう変化するかを示
す。図20は、本発明との違いを明らかにするために示
した、従来の1チップマイクロコンピュータを用いた制
御用処理装置のブロック図であり、図21は、図20の
構成例を基本としてフリーランカウンタ処理などをソフ
トウェア化し、ハードウェアを簡素化した場合の本発明
による制御用処理装置のブロック図である。前述したよ
うな各構成要素により1チップマイクロコンピュータを
構成すると、従来は図22に示すようなチップ構造とな
り、ハードウェアで構成したFRC402などがかなり
の面積を占めていた。それに対し、本発明の実施例によ
るチップ構造は図23に示すようになり、FRC402
は無くなり、割り込み要求が5本から2本に低減した
り、タイマカウンタが複数本から1本に低減することに
より、割り込みコントローラ208やタイマ6などの面
積も低減できる。特に、タイマおよびカウンタに関して
は、FRC402とタイマ6(図22)がタイマ6(図
23)となり、CPU2の1/10以下に大幅に低減で
きる。従って、残りの面積をROM7やRAM8などに
振り分けることができるので、大容量化することができ
る。
【0038】次に、本発明による制御用処理装置を自動
車用エンジン制御システムに応用した他の実施例につい
て説明する。図24は本発明による自動車用エンジン制
御システムのハードウェア構成図の一例である。本図示
例の自動車用エンジン制御システムに適用されるエンジ
ンとして、6気筒4サイクルエンジン501を例にして
以下説明する。センサとして、スロットル開度を検出す
るTVOセンサ504と、吸入空気量を検出するAFM
センサ505と、排気ガス中に含まれる酸素量を検出す
るO2 センサ508と、エンジン501のクランク角1
20度毎のパルスを発生するREFセンサ503と、ク
ランク角2度毎のパルスを発生するPOSセンサ502
が設けられている。なお、REFセンサ503のパルス
信号は、そのパルス幅が気筒毎に異なるものであり、こ
のパルス幅情報を用いて気筒判別を行うことができる。
【0039】また、エンジン501を制御するための機
構として、燃料を噴射するインジェクタINJ506
と、空気と燃料の混合気を点火するイグニッションIG
N507がある。触媒509は排気ガスを浄化するもの
である。このエンジン501を制御する1チップマイク
ロコンピュータ306は、演算処理を行うCPU2と、
アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手
段200と、ディジタル信号を入出力するポート手段2
01と、制御プログラムを記憶するROM7と、一時的
にデータを記憶するRAM8と、一定周期割り込みを発
生させるタイマ6と、割り込みコントローラ208から
なる。
【0040】図25に、エンジン制御のブロック図を示
す。REFセンサ503で得られるエンジンの回転に同
期したパルス信号を用いてブロック514によりパルス
の周期を計測してエンジン回転数Neを算出する。ま
た、空気流量センサ505による信号をブロック511
で係数換算処理し、空気流入量Qaを算出する。これら
の値を用いて基本燃料噴射量TIの算出をブロック51
2で次式(1)に従い行う。
【0041】
【数1】 ただし、K :補正係数 Ts:無効パルス幅
【0042】また、燃料噴射のタイミングTITMは、
エンジン回転数Neから決定することができ、具体的に
はテーブル検索等によって得る。また、ブロック510
で得られるスロットル開度より、スロットル開度がある
値以上の時、燃料を増量するなどの補正を行っても良
い。また、ブロック517より得られるO2 センサ信号
より理論空燃比であるかどうか検出し、比例制御や積分
制御などのフィードバック制御を行うために燃料噴射量
TIを制御しても良い。このようにして得られた基本燃
料噴射量TIと燃料噴射タイミングTITMは、ブロッ
ク513により噴射パルスとして出力される。
【0043】次に、点火信号の生成について説明する。
ブロック511で得られる吸入空気量とブロック514
から得られるエンジン回転数Neからブロック515で
点火信号パルス幅DWELLと点火タイミングADVを
決定する。これは、予め設定しておいたデータテーブル
を検索することにより得ている。この点火信号パルス幅
DWELLと点火タイミングADVは、ブロック516
により点火パルスとして出力される。
【0044】図26に、エンジン制御のタイムチャート
を示す。上から順番に、1μs処理のタイミング、PO
Sセンサ502の信号波形、REFセンサ503の信号
波形、フリーランカウンタFRCの変化、POSセンサ
信号の立ち上がりエッジでカウントアップするカウンタ
CNTの変化、燃料噴射信号INJの出力波形、点火信
号IGNの出力波形、120deg処理のタイミング、
OCR1処理のタイミング、OCR2処理のタイミング
を示す。
【0045】(a)では、120deg処理を行うとと
もに、エンジン回転数Neの算出、基本燃料噴射量TI
及び燃料噴射タイミングTITMの算出、点火タイミン
グADV、点火信号パルス幅DWELLの演算等を行
い、燃料噴射信号INJと点火信号IGNの立ち上がり
位置を設定する。(b)では、点火信号IGNを立ち上
げると同時に立ち下げ位置を設定する。(c)では、燃
料噴射信号INJを立ち上げると同時に立ち下げ位置を
設定する。(d)では、(b)で設定した立ち下げ設定
により点火信号IGNを立ち下げる。(e)では、
(c)で設定した立ち下げ設定により燃料噴射信号IN
Jを立ち下げる。(f)では、(a)の時と同様にエン
ジン回転数Ne、基本燃料噴射量TI、点火タイミング
ADVなどを算出する。
【0046】次に、図27〜37により、本発明による
自動車用エンジン制御システムの制御フローについて詳
細に説明する。図27は、1チップマイクロコンピュー
タ306がリセットされたときに動作するプログラムで
ある。まず、CPUの空き時間を利用して処理を行うバ
ックグラウド処理662を行う。次に、割り込みを禁止
するマスク処理663を行い、RAM8や周辺機能レジ
スタの初期設定などのイニシャライズ処理664を行
う。このときタイマ6は1μs周期で割り込みを発生す
るように設定する。この後、割り込みの禁止を解除する
割り込みマスク解除処理665を行う。
【0047】図28〜32により、タイマ6により発生
する1μs周期の割り込み時に行う処理について詳細に
説明する。図28は1μs周期の割り込み処理のゼネラ
ルフローチャートである。1チップマイクロコンピュー
タ306は、この1μs周期割り込みとリセット割り込
みのみしか受け付けない。ここでは、パルス信号を周期
計測したり発生させたりするときに用いるタイマ処理6
01と、一定周期でタスク起動要求を発生させる処理6
02と、パルス信号のパルス数をカウントするカウンタ
処理603と、起動要求が発生したタスクの起動、保留
を制御する処理604を行う。前記各処理について、以
下に詳細に説明する。
【0048】図29は、前記タイマ処理601の詳細な
フローチャートである。処理605では、タイマ処理の
時間基準となるFRCカウンタのカウントアップを行
う。処理606では、FRCカウンタがOCR1と等し
いか否か判断する。ここで等しければ処理607でOD
1をport1に出力する。従って、他の処理で目標の
時間をOCR1に、目標の出力データをOD1を設定し
ておけば自動的に信号を発生することができる。処理6
08では、信号を発生したときに行いたい処理の起動要
求フラグをセットする。処理609、処理610、処理
611は、前記処理606〜608と同様の処理によ
り、信号をport2に出力する。この信号出力処理以
降は、port7に入力するパルス信号の立ち上がりエ
ッジでFRCカウンタの値をICR1に記憶するための
処理である。ICR1の変化よりport7に入力する
パルスの周期を計測することができる。まず、処理61
2では、port7が1であるか否か判断し、1であれ
ば処理613でOLDICRが0であるか否か判断す
る。ここで、0であれば立ち上がりエッジであると判断
し、処理614でFRCカウンタの値をICR1に記憶
する。処理615では、port7の信号がREFセン
サ信号であり、この信号の立ち上がりエッジがクランク
角120deg周期で発生する事から、120deg処
理起動要求フラグのセットを行う。処理616と処理6
17は立ち上がりエッジであるかどうかの判断のための
準備処理である。
【0049】図30は、前記一定周期タスク起動要求処
理602の詳細なフローチャートである。処理618で
は、一定周期の基準となるTIMカウンタのカウントア
ップを行う。処理619では、TIMカウンタの値がT
CMRと等しいか否か判断する。もし等しければ処理6
20で10ms処理起動要求フラグをセットする。処理
621では、次の10ms後に前記処理620を行うよ
うにTCMRに10000を加算する。
【0050】図31は、カウンタ処理603の詳細なフ
ローチャートである。処理622では、port8の信
号をPDにサンプリングする。処理623では、por
t8の信号が0から1へ変化するときに条件が成立し、
処理624でパルス数を計測するCNTカウンタをイン
クリメントする。続いて、処理625では、PDデータ
をOLDPDに格納し、処理623が目的の機能を果た
すようにする。
【0051】図32は、タスク起動要求管理処理604
の詳細なフローチャートである。処理626では、現在
起動しているタスクを示すためにTASKフラグに6を
記憶する。処理628では、120deg起動要求があ
るかどうか判断し、要求がある場合は処理629でTA
SKフラグに1を記憶し処理638に進む。同様にOC
R1起動要求は処理630と処理631で、OCR2起
動要求は処理632と処理633で、10ms起動要求
は処理634と処理635で、1rev起動要求処理は
処理636と処理637で、それぞれ前処理を行う。な
お、このプログラム構造により、同時に複数のタスクが
起動要求を発生した場合には、前記起動要求処理が早く
行われるものほど優先されるようになる。処理638で
は、起動要求タスクが変化したかどうか判断する。変化
した場合はそれが優先順位が高い方に変化したか低い方
に変化したかを処理639で判断する。高い方に変化し
た場合は、起動要求タスクの先頭アドレスと、ダミーの
ステータスレジスタSRを退避する。なお、これは1チ
ップマイクロコンピュータ306が割り込み発生時にプ
ログラムカウンタとステータスレジスタを自動的に退避
する場合であり、そのほかのレジスタも自動的に退避す
るマイクロコンピュータであればそのレジスタに適当な
値が設定されるように適当な値を退避する必要がある。
逆に、優先順位が低い方へ変化した場合は、処理640
でスタックポインタSPを2ポイント減らす。この場合
もマイクロコンピュータが割り込み時にもっと多くのレ
ジスタを退避するものであれば、退避するレジスタの数
だけスタックポインタSPのポイントを減らす。処理6
42では、起動要求タスクの優先順位がどう変化するか
判断するためTASKフラグをOLDTASKに記憶す
る。
【0052】以上で割り込み処理の説明は終わり、次
に、図33〜37により、起動要求を発生するタスクに
ついて詳細に説明する。図33は、クランク角120d
eg毎に起動要求が発生するタスクのフローチャートで
ある。処理644では、前記処理614で得られたIC
R1の値を用いてREF信号のパルス周期を求めエンジ
ン回転数を演算する。処理645では、エンジン回転数
や吸入空気量などから基本噴射時間を演算し、図29で
示したタイマ処理のOCR1に燃料噴射信号が立ち上が
るように設定する。処理646では、点火時期を演算
し、図29で示したタイマ処理のOCR2に点火信号が
立ち上がるように設定する。処理647では、クランク
角1回転を検出し1rev起動要求を発生する。処理6
48では、この処理の起動要求フラグをクリアし、最後
は無限ループとする。
【0053】図34は、10ms周期で起動要求が発生
するタスクのフローチャートである。処理650では、
AFMセンサ505から信号を取り込み吸入空気量の演
算を行う。処理651では、この処理の起動要求フラグ
をクリアし、最後は無限ループとする。図35は、1r
ev周期で起動要求が発生するタスクのフローチャート
である。処理653では、O2 センサ508の信号の取
り込み処理を行う。処理654では、取り込んだO2
ンサ信号をもとに燃料噴射時間の増減を行い、空燃比が
14.7になるように制御する。処理655では、この
処理の起動要求フラグをクリアし、最後は無限ループと
する。
【0054】図36は、図29で示した処理608で設
定するOCR1起動要求タスクのフローチャートであ
る。処理657は、燃料噴射パルスの立ち上げ時に起動
し燃料噴射パルスの立ち下げ設定を行う。処理658で
は、この処理の起動要求フラグをクリアし、最後は無限
ループとする。図37は、図29で示した処理611で
設定するOCR2起動要求タスクのフローチャートであ
る。処理660では、点火パルスの立ち上げ時に起動
し、点火パルスの立ち下げ設定を行う。処理661で
は、この処理の起動要求フラグをクリアし、最後は無限
ループとする。
【0055】以上の処理により、1本のタイマ割り込み
とリセット割り込みだけでエンジン503を制御するこ
とが可能となり、1チップマイクロコンピュータのハー
ドウェア構成を大幅に簡素化することができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、多数の入出力処理を可能とし、しかも、入
出力周辺機能を自在かつ広範に利用できるようにすると
ともに、デバッグ作業を容易とし、また、全体を安価な
構成とすることができる。さらに、本発明は、アナログ
またはディジタルの入出力ポートの数のみならず、パル
スを計測または出力するために用いるタイマの数などを
自由に拡張することができ、信号の入出力が非常に多い
自動車総合制御等に好適な制御用処理装置としても利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる制御用処理装置のハ
ードウェアのブロック図。
【図2】図1のA/D変換器チャンネル拡張回路。
【図3】図1の入出力ポートチャンネル拡張回路。
【図4】図1のD/A変換器チャンネル拡張回路。
【図5】1μs割り込みタスクの全体のフローチャー
ト。
【図6】図5のタイマ処理のフローチャート。
【図7】図5の一定周期タスク起動要求処理のフローチ
ャート。
【図8】図5のタスク起動要求管理処理のフローチャー
ト。
【図9】アプリケーションタスクのフローチャート。
【図10】本発明の他の実施例による最小構成の制御用
処理装置のブロック図。
【図11】PWM処理の全体フローチャート。
【図12】図11のPWM処理の詳細フローチャート。
【図13】図11のカウンタ処理の詳細フローチャー
ト。
【図14】本発明の他の実施例による高速入出力ポート
を持つ制御用処理装置のブロック図。
【図15】図14の高速入出力ポートのチャンネル拡張
回路。
【図16】本発明の他の実施例によるSCIを持つ制御
用処理装置のブロック図。
【図17】本発明の他の実施例によるDMACを持つ制
御用処理装置のブロック図。
【図18】本発明の他の実施例によるMMUを持つ制御
用処理装置のブロック図。
【図19】本発明の他の実施例によるWDTを持つ制御
用処理装置のブロック図。
【図20】本発明との違いを示すために示した従来の制
御用処理装置のブロック図。
【図21】本発明の実施例を用いた制御用処理装置のブ
ロック図。
【図22】図20の1チップマイクロコンピュータのチ
ップ構造。
【図23】本発明により構成された1チップマイクロコ
ンピュータのチップ構造。
【図24】本発明を用いた自動車用エンジン制御システ
ムのハードウェア構成図。
【図25】エンジン制御のブロック図。
【図26】エンジン制御のタイムチャート。
【図27】バックグラウンド処理のフローチャート。
【図28】1μs処理の全体フローチャート。
【図29】図28のタイマ処理のフローチャート。
【図30】図28の一定周期タスク起動要求処理のフロ
ーチャート。
【図31】図28のカウンタ処理のフローチャート。
【図32】図28のタスク起動要求管理処理のフローチ
ャート。
【図33】120deg処理のフローチャート。
【図34】10ms処理のフローチャート。
【図35】1rev処理のフローチャート。
【図36】OCR1処理のフローチャート。
【図37】OCR2処理のフローチャート。
【符号の説明】
1…1チップマイクロコンピュータ 6…タイマ手段 10…A/D変換器チャンネル拡張回路 11…入出力ポートチャンネル拡張回路 12…D/A変換器チャンネル拡張回路 ICR…インプットキャプチャレジスタ FRC…フリーランカウンタ DO…ディジタルアウトデータ OCR…アウトプットコンペアレジスタ TIM…タイマカウンタ CMR…コンペアマッチレジスタ SCI…シリアルコミニュケーションインターフェース DMAC…ダイレクトメモリアクセスコントローラ MMU…メモリマネージメントユニット WDT…ウォッチドッグタイマ TVO…スロットル開度 AFM…空気流量センサ INJ…燃料噴射信号 IGN…点火信号 REF…120degパルス信号 POS…2degパルス信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 374 B G05B 19/05 G06F 15/78 510 G G11C 17/00 (72)発明者 石井 潤市 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算処理を行うCPUと、アナログ信号
    をディジタル信号に変換するA/D変換器と、ディジタ
    ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器と、ディ
    ジタル信号を入出力するディジタル入出力ポートと、一
    定周期で割り込みを要求するタイマと、制御プログラム
    を格納するROMと、データの書き込み及び読み出し可
    能なRAMと、を有する1チップマイクロコンピュータ
    を備えた制御用処理装置において、 前記1チップマイクロコンピュータは、該1チップマイ
    クロコンピュータから入出力される1本のアナログまた
    はディジタルデータを複数本に拡張する拡張回路を具備
    したことを特徴とする制御用処理装置。
  2. 【請求項2】 前記拡張回路は、前記A/D変換器の入
    力チャンネルを複数に拡張するA/D拡張回路、前記デ
    ィジタル入出力ポートの入出力チャンネルを複数に拡張
    するポート拡張回路、前記D/A変換器の出力チャンネ
    ルを複数に拡張するD/A拡張回路のうち少なくとも1
    つの拡張回路からなることを特徴とする請求項1記載の
    制御用処理装置。
  3. 【請求項3】 前記1チップマイクロコンピュータは、
    該1チップマイクロコンピュータに内蔵されたROM
    と、該ROMに記憶された制御プログラムとは独立した
    制御プログラムを記憶した外部拡張ROMと、を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の制御用処理装置。
  4. 【請求項4】 前記外部拡張ROMは、エンジン制御、
    自動変速機制御、オンボード自己診断等からなる自動車
    用総合制御における複数の制御対象項目毎に各々独立し
    た別個のROMから構成されたことを特徴とする請求項
    1記載の制御用処理装置。
  5. 【請求項5】 演算処理を行うCPUと、アナログ信号
    をディジタル信号に変換するA/D変換器と、ディジタ
    ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器と、ディ
    ジタル信号を入出力するディジタル入出力ポートと、一
    定周期で割り込みを要求するタイマと、制御プログラム
    を格納するROMと、データの書き込み及び読み出し可
    能なRAMと、を有する1チップマイクロコンピュータ
    を備えた制御用処理装置において、 前記ディジタル入出力ポートは、燃料噴射信号、点火信
    号、クランク角センサ信号を入出力するようにしたこと
    を特徴とする制御用処理装置。
  6. 【請求項6】ディジタル信号を入出力する入出力ポート
    手段と、一定周期割り込みを発生させるタイマ手段と、
    比較データを記憶するRAMと、前記タイマ手段による
    一定周期割り込み時にソフトウェアカウンタ値をカウン
    トアップまたはカウントダウンするソフトウェアカウン
    タと、前記ソフトウェア値と前記比較データとを比較し
    て両者の値が一致したときに前記入出力ポート手段から
    1または0の信号を出力させるアウトプットコンペア処
    理を行う手段と、を備えたことを特徴とする制御用処理
    装置。
  7. 【請求項7】 ディジタル信号を入出力する入出力ポー
    ト手段と、一定周期割り込みを発生させるタイマ手段
    と、データの書き込み及び読み出し可能なRAMと、前
    記タイマ手段による一定周期割り込み時にソフトウェア
    カウンタ値をカウントアップまたはカウントダウンする
    ソフトウェアカウンタと、前記入出力ポート手段から入
    力したディジタル信号が0から1あるいは1から0にな
    ったときに前記ソフトウェアカウンタ値を前記RAMに
    格納するインプットキャプチャ処理を行う手段と、を備
    えたことを特徴とする制御用処理装置。
  8. 【請求項8】 前記1チップマイクロコンピュータは、
    リセット割り込みとタイマ割り込みのみを受け付ける割
    り込み要求制御手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の制御用処理装置。
  9. 【請求項9】 前記割り込み要求制御手段は、請求項6
    記載の前記アウトプットコンペア処理および請求項7記
    載の前記インプットキャプチャ処理からなるタイマ処理
    と、一定の周期で演算を行いたいディジタルフィルタ処
    理などの起動要求を発生する一定周期タスク起動要求処
    理と、起動要求があったタスクの実行の管理を行うタス
    ク起動要求管理処理と、からなる各処理を行うことを特
    徴とする請求項8記載の制御用処理装置。
  10. 【請求項10】 前記1チップマイクロコンピュータの
    前記タイマのタイマカウンタが1本であることを特徴と
    する請求項1記載の制御用処理装置。
  11. 【請求項11】 前記1チップマイクロコンピュータの
    前記入出力ポート手段のポート入出力ピンが1本である
    ことを特徴とする請求項1記載の制御用処理装置。
  12. 【請求項12】 前記1チップマイクロコンピュータ
    は、ポート入出力ピン拡張用のアドレス信号出力を具備
    したことを特徴とする請求項11記載の制御用処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記1チップマイクロコンピュータ
    は、アナログ入力ピン拡張用のアドレス信号出力を具備
    したことを特徴とする請求項1記載の制御用処理装置。
  14. 【請求項14】 前記1チップマイクロコンピュータ
    は、アナログ出力ピン拡張用のアドレス信号出力を具備
    したことを特徴とする請求項1記載の制御用処理装置。
  15. 【請求項15】 一定周期割り込みを発生させるタイマ
    手段を内蔵する1チップマイクロコンピュータにおい
    て、 前記1チップマイクロコンピュータは、リセット
    割り込みとタイマ割り込みのみを受け付ける割り込み要
    求制御手段を備えたことを特徴とする1チップマイクロ
    コンピュータ。
  16. 【請求項16】 一定周期割り込みを発生させるタイマ
    手段を内蔵する1チップマイクロコンピュータにおい
    て、 前記タイマ手段のタイマカウンタが1本であるこ
    とを特徴とする1チップマイクロコンピュータ。
  17. 【請求項17】 ディジタル信号を入出力する入出力ポ
    ート手段を内蔵する1チップマイクロコンピュータにお
    いて、 前記入出力ポート手段のポート入出力ピンが1本である
    ことを特徴とする1チップマイクロコンピュータ。
  18. 【請求項18】 ポート入出力ピン拡張用のアドレス信
    号出力を具備したことを特徴とする請求項17記載の1
    チップマイクロコンピュータ。
  19. 【請求項19】 ディジタルデータをシリアル回線で送
    信あるいは受信するシリアルコミニュケーションインタ
    ーフェースを内蔵することを特徴とする請求項18記載
    の1チップマイクロコンピュータ。
  20. 【請求項20】 ダイレクトメモリアクセスコントロー
    ラを内蔵することを特徴とする請求項18記載の1チッ
    プマイクロコンピュータ。
  21. 【請求項21】 メモリマネージメントユニットを内蔵
    することを特徴とする請求項18記載の1チップマイク
    ロコンピュータ。
  22. 【請求項22】 ウォッチドッグタイマを内蔵すること
    を特徴とする請求項18記載の1チップマイクロコンピ
    ュータ。
  23. 【請求項23】 アナログ信号をディジタル信号に変換
    するA/D変換手段を内蔵する1チップマイクロコンピ
    ュータにおいて、 アナログ入力ピン拡張用のアドレス信号出力を具備した
    ことを特徴とする1チップマイクロコンピュータ。
  24. 【請求項24】 ディジタル信号をアナログ信号に変換
    するD/A変換手段を内蔵する1チップマイクロコンピ
    ュータにおいて、 アナログ出力ピン拡張用のアドレス信号出力を具備した
    ことを特徴とする1チップマイクロコンピュータ。
  25. 【請求項25】 一定周期割り込みを発生させるタイマ
    手段と演算処理を行うCPU手段を内蔵する1チップマ
    イクロコンピュータにおいて、 前記タイマ手段のチップ面積が前記CPU手段のチップ
    面積の1/10以下であることを特徴とする1チップマ
    イクロコンピュータ。
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