JPH07259984A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH07259984A
JPH07259984A JP6076530A JP7653094A JPH07259984A JP H07259984 A JPH07259984 A JP H07259984A JP 6076530 A JP6076530 A JP 6076530A JP 7653094 A JP7653094 A JP 7653094A JP H07259984 A JPH07259984 A JP H07259984A
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JP
Japan
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shift
oil
temperature
oil temperature
speed
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Application number
JP6076530A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tabata
淳 田端
Masato Kaigawa
正人 甲斐川
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油温センサがフェールした際の変速ショック
の悪化や摩擦係合装置の耐久性の低下を防止する。 【構成】 油温センサ101で検出されたオイルの温度
が予め定めた基準温度以下の場合に特定の変速を禁止す
る自動変速機102の変速制御装置であって、油温セン
サ101の異常を検出するフェール検出手段103と、
油温センサ101の異常が検出された場合にオイルの温
度を推定する油温推定手段104と、推定されたオイル
の温度が基準温度以下の場合には特定の変速を禁止を実
行し、かつ推定されたオイルの温度が基準温度を越えて
いる場合には特定の変速の禁止を解除する禁止制御手段
105とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用の自動変速機
の変速を制御するための装置に関し、特に油温センサで
検出したオイル(フルード)の温度が低い場合に特定の
変速を禁止する変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように車両の自動変速機では、油
圧によってクラッチやブレーキ等の摩擦係合装置を係合
させることにより変速を実行している。そのための油圧
の制御は、ソレノイドバルブやシフトバルブあるいはア
キュームレータなどを介して油圧を摩擦係合装置に対し
て給排することにより行われている。したがって油圧の
給排速度が摩擦係合装置の係合・解放の特性に大きく影
響し、オイル(フルード)の粘度が高い場合には、油圧
の給排速度が遅くなるので、摩擦係合装置の係合・解放
のタイミングに狂いが生じ、変速ショックが大きくなる
ことがある。
【0003】特に2つの摩擦係合装置、すなわち2つの
クラッチやブレーキあるいはクラッチとブレーキとを切
り換えて実行するいわゆるクラッチ・ツウ・クラッチ変
速や、主変速部と副変速部とで同時に変速を生じさせる
いわゆる同時変速の場合には、エンジンの吹き上がりや
摩擦係合装置のタイアップ、あるいは各変速部での変速
のタイミングのずれなどによる変速ショックの悪化を防
止するために、これらの摩擦係合装置のオーバーラップ
期間やアンダーラップ期間を設定し、あるいは各変速部
での変速の進行状態を制御しているが、このような変速
の際にオイルの粘度が高いことにより摩擦係合装置が所
期どおりに係合・解放しないと、エンジンの吹き上がり
や変速ショックが生じてしまう。
【0004】そこで例えば特開昭61−22814号公
報に記載されている発明では、直接的または間接的に検
出した油温が低い場合には、特定の変速段への変速を実
行しないように構成し、これによりクラッチ・ツウ・ク
ラッチ変速や同時変速を避けてエンジンの吹き上がりや
変速ショックなどを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように自動変
速機におけるオイルの温度の高低は変速特性に影響する
ので、一般には、油温センサを設けてオイルの温度を検
出し、油温を変速の制御に反映させている。しかしなが
らこの種の変速制御装置では、油温センサがフェールし
た場合やその電気系統がフェールした場合には、油温を
データとして得られなくなるので、以下のような不都合
があった。
【0006】すなわち油温を知り得ない状態で通常の変
速制御を行うとすると、油温が低い状態での変速も生じ
ることがあり、その場合には上述したような変速ショッ
クやエンジンの吹き上がりが生じるおそれがある。また
このような不都合を避けるために、クラッチ・ツウ・ク
ラッチ変速や同時変速などの特定の変速を禁止すること
が考えられるが、このような変速禁止制御を油温センサ
のフェール時に必ず実行するとすれば、所定の変速段を
飛び越えた変速段の間の変速が実行されることになり、
その結果、変速時に摩擦係合装置にかかる負担が大きく
なり、またその頻度が高くなるので、摩擦係合装置の耐
久性が低下する可能性がある。
【0007】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たもので、油温を検出できないことに伴う変速ショック
の悪化や摩擦係合装置の耐久性の低下を防止することの
できる自動変速機の変速制御装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、図1に示すように構成したことを特
徴とするものである。すなわちこの発明は、摩擦係合装
置100を係合させるためのオイルの温度を検出する油
温センサ101を備え、その油温センサ101で検出さ
れたオイルの温度が予め定めた基準温度以下の場合に特
定の変速を禁止する自動変速機102の変速制御装置に
おいて、前記油温センサ101の異常を検出するフェー
ル検出手段103と、油温センサ101の異常が検出さ
れた場合に前記オイルの温度を推定する油温推定手段1
04と、推定されたオイルの温度が前記基準温度以下の
場合には前記特定の変速の禁止を実行し、かつ推定され
たオイルの温度が前記基準温度を越えている場合には前
記特定の変速の禁止を解除する禁止制御手段105とを
備えていることを特徴とするものである。
【0009】またこの発明では、前記特定の変速が禁止
されている場合にその特定の変速以外の変速を実行する
変速実行手段106と、この変速実行手段で実行される
変速の際に変速段を達成する機構への負担を低減する負
担低減手段107とを更に備えてもよい。
【0010】
【作用】この発明で対象とする制御装置では、摩擦係合
装置100を係合させるためのオイルの温度を変速に反
映させるために、オイルの温度を検出する油温センサ1
01を備えており、この油温センサ101が正常に機能
している場合には、検出された油温が基準温度以下であ
れば、特定の変速が禁止される。これに対して油温セン
サ101がオイルの温度を正確に検出できず、あるいは
全く検出できないなどの異常が生じると、これをフェー
ル検出手段103が検出し、その場合には、油温推定手
段104がオイルの温度を推定する。そして推定された
油温が前記基準温度以下であれば、禁止制御手段105
により前記特定の変速が禁止され、また反対に推定され
た油温が前記基準温度を越えていれば、その特定の変速
の禁止が解除される。したがって油温センサによってオ
イルの温度を直接には知り得ない場合であっても、油温
に則した変速制御が行われ、その結果、変速ショックが
大きくなったり、摩擦係合装置100に対する負担が過
大になったりすることが生じない。
【0011】また前記特定の変速が禁止された状態でそ
れ以外の変速が変速実行手段106によって行われる場
合、通常ではいわゆる飛び越し変速などになって摩擦係
合装置の負担が大きくなるが、この発明では、負担低減
手段107がその変速による変速段を達成する機構への
負担を低減し、したがって摩擦係合装置100の耐久性
の低下が防止される。
【0012】
【実施例】つぎにこの発明を実施例に基づいて詳細に説
明する。図2はこの発明の一実施例の基本的な構成を示
すブロック図であって、前進5段の変速段を電気的に制
御して達成するように構成した自動変速機Aを示してい
る。この自動変速機Aにおける歯車変速機構は、図2に
スケルトンで示してあるように、ロックアップクラッチ
1を有するトルクコンバータ2と、一組の遊星歯車機構
を有する副変速部3と、二組の遊星歯車機構によって複
数の前進段および後進段を設定する主変速部4とを備え
ている。副変速部3は、ハイ・ローの二段の切換えを行
うものであって、その遊星歯車機構のキャリヤ5がトル
クコンバータ2のタービンランナ6に連結されており、
またこのキャリヤ5とサンギヤ7との間にはクラッチC
0 および一方向クラッチFo が相互に並列の関係となる
よう設けられ、さらにサンギヤ7とハウジングHu との
間にブレーキB0 が設けられている。
【0013】主変速部4の各遊星歯車機構におけるサン
ギヤ8,9は、共通のサンギヤ軸10に設けられてお
り、この主変速部4の図における左側(フロント側)の
遊星歯車機構におけるリングギヤ11と副変速部3にお
けるリングギヤ12との間に第1クラッチC1 が設けら
れ、また前記サンギヤ軸10と副変速部3のリングギヤ
12との間に第2クラッチC2 が設けられている。主変
速部4における図の左側の遊星歯車機構のキャリヤ13
と右側(リヤ側)の遊星歯車機構のリングギヤ14とが
一体的に連結されるとともに、これらのキャリヤ13と
リングギヤ14とに出力軸15が連結されている。
【0014】そしてバンドブレーキである第1ブレーキ
B1 がサンギヤ軸10の回転を止めるように設けられ、
より具体的には第2クラッチC2 のクラッチドラムの外
周側に設けられており、またサンギヤ軸10とハウジン
グHu との間に第2ブレーキB2 が配置されており、ま
たリヤ側の遊星歯車機構におけるキャリヤ16とハウジ
ングHu との間に一方向クラッチF1 と第3ブレーキB
3 とが並列に配置されている。
【0015】そしてこの自動変速機Aにおいては、各摩
擦係合装置を図3に示すように係合・解放することによ
り前進5段・後進1段の変速段が設定される。なお、図
3において、○印は係合、×印は解放をそれぞれ示す。
【0016】自動変速機Aにおける各クラッチC0 ,C
1 ,C2 および各ブレーキB0 ,B1,B2,B3 に油圧
を給排する油圧制御装置17は、第1速ないし第5速お
よび後進段を主に設定するための第1ないし第3のソレ
ノイドバルブS1 ,S2 ,S3 と、ロックアップクラッ
チ1の制御およびブレーキB0 の供給圧の調圧を行うリ
ニアソレノイドバルブSLUと、ライン油圧PL をスロッ
トル開度に応じて制御するためのリニアソレノイドバル
ブSLTと、アキュームレータ背圧を制御するためのリニ
アソレノイドバルブSLNとを備えている。これらのソレ
ノイドバルブを制御するための電子制御装置(T−EC
U)18が設けられており、これは中央演算処理装置
(CPU)および記憶素子(ROM,RAM)ならびに
入出力インターフェースを主体とするものであって、自
動変速機Aへの入力回転数センサーからの信号、車速信
号、ニュートラルスタートスイッチからの信号、油温セ
ンサーからの信号、パターンセレクトスイッチからの信
号、トランスミッションコントロールスイッチからの信
号、ストップランプスイッチからの信号などが入力され
ている。またこの電子制御装置18にはエンジン用電子
制御装置(E−ECU)19が相互にデータ通信可能に
接続されている。そしてこのエンジン用電子制御装置1
9にはスロットルポジションセンサーからの信号や水温
センサーからの信号、排気浄化触媒の温度を示す信号お
よびその他の信号が入力されている。
【0017】上記の自動変速機用の電子制御装置18
は、入力される各信号および予め記憶させられているマ
ップに基づいて、設定するべき変速段やロックアップク
ラッチ1の係合・解放を制御し、またエンジン用電子制
御装置19に変速の際のトルクダウン制御を実行するよ
う信号を出力するようになっている。
【0018】ところで図3に示す係合作動表から知られ
るように上記の自動変速機Aでは、第3速と第4速との
間での変速が、第2クラッチC2 と第1ブレーキB1 と
の係合・解放状態を切り換えるいわゆるクラッチ・ツウ
・クラッチ変速になる。この変速を実行する場合、アッ
プシフトであればエンジンの吹き上りを防止し、またダ
ウンシフトであれば、変速ショックを防止するために、
これら二つの摩擦係合装置を所定期間、オーバーラップ
状態に維持し、もしくはアンダーラップ状態に維持する
必要がある。このような制御を行うために上記の自動変
速機Aには図4に示す油圧回路が備えられている。
【0019】図4において符号40は 3-4タイミングバ
ルブを示し、この 3-4タイミングバルブ40には、 3-4
シフトバルブ41のドレン油路42に連通するインポー
ト43と、そのドレン油路42にオリフィス44を介し
て連通するドレン圧入力ポート45と、 3-4シフトバル
ブ41から第2ブレーキB2 に至る供給油路46にオリ
フィス47を介して連通する入力ポート48と、ロック
アップクラッチ用のリニアソレノイドバルブSLUからの
信号圧を入力される信号ポート49と、ドレンポート5
0とが設けられている。またこの 3-4タイミングバルブ
40のスプール51には、その一端に位置しかつドレン
ポート50を開閉するランド52と、中間に位置すると
ともにドレン圧入力ポート45とインポート43との間
を仕切りかつドレン圧入力ポート45側にドレン圧の受
圧面を形成しているランド53と、他端に位置するとと
もに供給圧の受圧面を形成しかつ入力ポート48とドレ
ン圧入力ポート45とを仕切る小径のランド54とを備
えている。そしてその一端側のランド52はスプリング
55を介して受圧ピストン56に当接し、また受圧ピス
トン56は信号ポート49からの信号圧の受圧面を形成
している。
【0020】第1ブレーキB1 用のアキュームレータ5
7は、第1ブレーキB1 に至る油路58に、オリフィス
59を介して接続されており、このアキュームレータ5
7は、前記リニアソレノイドバルブSLNによって制御さ
れるアキュームレータコントロールバルブからの油圧に
よって背圧が変えられて第1ブレーキB1 の係合圧を制
御する。また第2クラッチC2 用のアキュームレータ6
0も同様に、リニアソレノイドバルブSLNによって制御
されるアキュームレータコントロールバルブからの油圧
によって背圧を変えられて第2クラッチC2 の係合圧を
制御する。
【0021】また図4において符号61は、第2クラッ
チC2 に対するファーストフィル手段を構成する C-2オ
リフィスコントロールバルブであって、スプール62を
その軸線方向に押圧するスプリング63を設けた端部と
は反対側の端部に制御ポート64が形成され、この制御
ポート64は、オリフィス65を介して第2クラッチC
2 に連通されている。また中間部には、前記供給油路4
6を接続した入力ポート66と、この入力ポート66に
対してスプール62により連通・遮断されかつ第2クラ
ッチC2 が接続された第2クラッチポート67とが形成
されている。さらに後述する B-1コントロールバルブ6
8を介して第1ブレーキB1 に接続された第1ブレーキ
ポート69と、この第1ブレーキポート69に対してス
プール62により連通・遮断されるドレンポート70と
が形成されている。そしてスプリング63を配置してあ
る端部には第3ソレノイドバルブS3 からの信号圧を入
力する信号ポート71が形成されている。
【0022】B-1コントロールバルブ68について説明
すると、これは、第1ブレーキB1の油圧の給排速度を
制御するためのバルブであり、第1ブレーキB1 の油圧
を信号圧として作用させるために油路58を接続した信
号ポート72と、 3-4シフトバルブ41にオリフィス7
3を介して接続したDポート74と、このDポート74
に対して連通・遮断されかつ油路58が接続されたブレ
ーキポート75と、このブレーキポート75に対して連
通・遮断されかつ前記の C-2オリフィスコントロールバ
ルブ61における第1ブレーキポート69に接続された
ブレーキポート76とが形成されている。これらのポー
トの開閉を行うスプール77の一端部はスプリング78
を介してピストン79に当接させられている。このスプ
ール77とピストン79との間に開口しかつ第4速圧が
供給される制御ポート80と、ピストン79に対してロ
ックアップクラッチ用リニアソレノイドバルブSLUの信
号圧を作用される信号圧ポート81とが形成されてい
る。なお、図4において符号82は 2-3シフトバルブで
あり、また符号83はドレン油路44に設けたオリフィ
スである。
【0023】すなわち 3-4タイミングバルブ40が図4
の上半分に示す位置から下半分に示す位置に切り替わる
ことにより、インポート43がドレンポート50に連通
して第1ブレーキB1 からの排圧速度を速くするので、
第3速から第4速へのアップシフトの際に、リニアソレ
ノイドバルブSLUによって制御ポート49に供給する油
圧を制御することにより、第2クラッチC2 と第1ブレ
ーキB1 とのオーバーラップ期間を適宜に制御するよう
になっている。また第4速から第3速へのダウンシフト
の際には、 B-1コントロールバルブ68の制御ポート8
1に供給する油圧をリニアソレノイドバルブSLUによっ
て制御してこの B-1コントロールバルブ68が図4の上
半分に示す位置に切り替わるタイミングを制御すること
により、第1ブレーキB1 に対する油圧の供給タイミン
グを制御して第2クラッチC2 と第1ブレーキB1 のア
ンダーラップ期間を適宜にするように制御するようにな
っている。
【0024】上記の自動変速機Aでは、図3に示す係合
作動表から知られるように、副変速部3と主変速部4と
での変速を同時に行う同時変速や2つの摩擦係合装置
(クラッチもしくはブレーキ)を同時に切換え動作させ
るクラッチ・ツウ・クラッチ(ブレーキ・ツウ・ブレー
キ)変速を実行することになり、したがってこれの変速
を実行するにあたって、変速に関与する摩擦係合装置の
トルク容量の増減を回転要素の回転変化に応じて正確に
制御する必要がある。そのためフルード(オイル)の粘
度が高い低油温時においては、油圧の供給・排出を円滑
に行えないので、スムースな変速を実行することが困難
になる。そこで油温センサで検出されたフルードの温度
が低い場合には、クラッチ・ツウ・クラッチ変速などの
特定の変速を禁止し、また油温センサのフェールによっ
て油温を検出できない場合には、油温を適宜の方法で推
定し、その推定結果に基づいて特定の変速の禁止および
その禁止解除の制御を行うこととしている。そのための
制御ルーチンを図5に示してある。
【0025】図5において、先ず入力信号の処理を行い
(ステップ1)、ついで油温センサが正常か否かを判断
する(ステップ2)。この油温センサが正常か否かの判
断は種々の方法で行うことができ、例えば後述するよう
に油温を油温センサ以外の手段で推定できるのであるか
ら、油温センサで検出した温度が推定された温度に達し
ていないことをもって油温センサが正常でないと判断す
ることができ、また油温センサの出力が本来想定される
温度範囲を越えている状態が所定時間以上継続している
ことをもって正常でないと判断することができ、さらに
は、油温センサからの出力が所定時間以上継続して変化
しないことをもって正常でないと判断することができ
る。なお、これら以外の判断の手法を採用できることは
勿論である。油温センサに異常があれば、正確な油温を
得られないので、他の手段で油温を推定する。すなわち
イグニッションスイッチをONにしてからの経過時間T
IGが所定時間α(例えば5分)以上か否かを判断し(ス
テップ3)、またその所定時間αを経過していない場合
には、エンジン水温TEGが所定温度β(例えば70℃)
以上か否かを判断する(ステップ4)。
【0026】すなわちイグニッションスイッチをONに
してエンジンを駆動してから5分程度の所定時間を経過
すれば、自動変速機Aのトルクコンバータ2やオイルポ
ンプ(図示せず)が駆動されてフルードの撹拌による油
温の上昇が生じるから、この経過時間で油温を推定でき
るのである。なお、この判断の基準となる時間αは、実
験的に定めることができ、その場合、後述する変速禁止
解除の条件油温が油温センサで得た温度に基づいて変速
禁止解除を判断する基準温度より幾分高い温度となるよ
うに定める。このようにすれば、フルードの流動性を高
めた状態でクラッチ・ツウ・クラッチ変速などの特定の
変速が行われるので、変速ショックの防止に有利であ
る。またエンジン水温TEGが所定温度β以上であれば、
エンジンおよび自動変速機Aがある程度の時間、駆動さ
れて温度が必要充分に高くなっており、あるいはエンジ
ンを停止してからの経過時間が短いためにエンジンおよ
び自動変速機Aが未だある程度の温度を保持していると
考えられるから、エンジン水温に基づいて油温を推定で
きるのである。そしてこの場合も、判断の基準となる温
度βを実験的に定めることができ、かつ変速禁止解除の
条件油温が油温センサで得た温度に基づいて変速禁止解
除を判断する基準温度より幾分高い温度となるように定
める。
【0027】推定した油温が基準温度に達していない場
合、すなわちステップ3およびステップ4の判断結果が
いずれも“ノー”であれば、クラッチ・ツウ・クラッチ
変速である第3速と第4速との間の変速を禁止し(ステ
ップ5)、かつフラグFf を“1”にセットする(ステ
ップ6)。この変速の禁止制御は、例えば図6の(A)
に示す第5速までの変速段領域を全て備えている通常の
変速マップを、第4速領域のない図6の(B)の変速マ
ップに切り換えることにより実行する。なお、図6の
(B)に示す変速マップは、通常の変速マップにおける
第4速の領域以上の領域を全て第5速の領域に置き換え
たものであるから、変速マップの切換えに伴って生じる
変速は第4速から第5速へのアップシフトのみであり、
したがって変速に伴う特別な支障はない。またこのよう
な変速マップの切換えは推定された油温が低い場合にの
み行うので、その頻度はきわめて低く、この点でも変速
もしくは車両の走行に不都合が生じることはきわめて少
ない。
【0028】一方、油温センサが正常に機能している場
合(ステップ2の判断結果が“イエス”の場合)、検出
された油温Toil が基準温度γ(例えば−25℃)以下
か否かを判断する(ステップ7)。検出された油温Toi
l が基準温度γ以下であれば、フルードの粘度が高過ぎ
て正規の変速制御を行うことが困難であるから、ステッ
プ5に進んで第3速と第4速の間の変速を禁止する。
【0029】また検出された油温Toil が基準温度γを
越えていれば、フラグFf が“1”か否か、すなわち第
3速と第4速との間の変速が禁止されているか否かを判
断し(ステップ8)、その変速が禁止されていれば、現
在の変速段が第1速ないし第3速のいずれかか否かを判
断する(ステップ9)。これらの変速段以外であれば、
変速マップを通常の変速マップに切り換えることにより
変速が発生するか否かを判断し(ステップ10)、変速
が発生するようであれば、すなわち走行状態が通常の変
速マップでは第4速領域でかつ図6の(B)に示す変速
マップでは第5速領域にある場合には、変速マップを通
常の変速マップに切り換えることにより変速がダウンシ
フトが生じてしまうので、この場合はリターンする。
【0030】これに対して通常の変速マップでの第5速
の領域に走行状態が入っていれば、変速が発生しないと
判断されるので、通常の変速マップに切り換え(ステッ
プ11)、かつフラグFf をゼロリセットする(ステッ
プ12)とともに、ロックアップクラッチ1の係合を許
可する(ステップ13)。図7は、そのロックアップク
ラッチ1の第4速と第5速とについての係合領域を定め
るマップである。
【0031】また前述したステップ8でフラグFf が
“1”でないと判断された場合、すなわち第3速と第4
速との間の変速が禁止されていない場合には、ステップ
11以降の制御過程に進み、また同様にステップ9で第
1速ないし第3速のいずれかが設定されている場合には
ステップ11以降の制御過程に進む。変速マップの切り
換えによって変速が生じることがないからである。
【0032】他方、推定した油温がある程度高い場合、
すなわちイグニッションスイッチをONにしてからの経
過時間TIGが基準時間α以上である場合(ステップ3で
“イエス”の場合)やエンジン水温TEGが基準温度βよ
り高い場合(ステップ4で“イエス”の場合)には、油
温センサで検出した油温が基準温度γを越えている場合
と同様に、ステップ8に進み、第3速と第4速との間の
変速禁止制御を解除する制御を行う。
【0033】したがって上述した制御を行えば、油温セ
ンサでフルードの温度を直接的には知り得ない場合であ
っても、フルードの粘度に応じてクラッチ・ツウ・クラ
ッチ変速を禁止、またその禁止制御を許可できるので、
変速ショックを効果的に防止することができる。
【0034】ところで上述した図5に示す制御では、検
出した油温および推定した油温が低い場合に第4速を禁
止するから、通常時では第3速と第4速との間の変速が
第3速と第5速との間のいわゆる飛び越し変速になる。
その場合、この飛び越し変速に伴い摩擦係合装置が吸収
するべきエネルギ量が多くなるので、その耐久性が低下
する懸念がある。これを解消するためには、図8に示す
ように、上記の変速禁止制御が行われている場合に摩擦
係合装置の変速時の負担を軽減する手段を採ることが好
ましい。
【0035】具体的には、第3速と第4速との間の変速
禁止制御(ステップ5)およびフラグFf を“1”にセ
ットする制御(ステップ6)を行った後に、摩擦係合装
置を係合させるためのライン圧制御用マップとして変速
禁止時用のマップを設定(ステップ20)し、また変速
時のエンジンのトルクダウン制御用マップとして変速禁
止時用のマップを設定する(ステップ21)。
【0036】そのライン圧制御用のマップの一例を図9
に示してあり、スロットル開度θ毎にライン圧の設定値
を定めてあり、通常時すなわち第3速から第4速へのア
ップシフトの際のライン圧に対して、変速禁止時すなわ
ち第3速から第5速へのアップシフトの際のライン圧を
幾分高く定めてある。なお、このようにライン圧の制御
は前述したライン圧用のリニアソレノイドバルブSLTの
デューティ比もしくは電流値を制御することにより実行
することができる。
【0037】またトルクダウン制御用のマップの一例を
図10に示してあり、スロットル開度θ毎にサブスロッ
トル開度(図示せず)の閉じ角度(%)を定めてあり、
通常時すなわち第3速から第4速へのアップシフトの際
の閉じ角度に対して、変速禁止時すなわち第3速から第
5速へのアップシフトの際の閉じ角度を幾分大きく定め
てある。したがって変速禁止制御に伴って飛び越し変速
が生じた場合、その変速の際のライン圧が通常時より高
く、またエンジンからの入力トルクが通常時より小さく
なるので、飛び越し変速を行う際の摩擦係合装置の負担
が、通常時の第3速から第4速への変速時より軽減さ
れ、その結果、飛び越し変速に伴う摩擦係合装置の耐久
性の低下が防止される。
【0038】なお、これらの負担の軽減のための制御を
解消するには、前述したステップ12でフラグFf をゼ
ロリセットするとともに、ステップ13でロックアップ
クラッチ1の係合許可の設定を行った後に、ライン圧制
御用マップを通常時のマップに設定し(ステップ2
2)、また変速時のトルクダウン制御用マップとして通
常時用のマップを設定する(ステップ23)。なお、図
8に示す他の制御ステップは図5に示すフローチャート
における制御ステップと同様なので、その説明を省略す
る。
【0039】以上、この発明の実施例について説明した
が、この発明は上記の実施例に限定されないのであり、
油温センサの異常は断線などによる異常以外に、高温度
状態が出力されるべきであるにもかかわらずに高温度信
号が出力されない場合なども含むのであり、このような
場合には、油温センサの出力信号に替えて、推定手段で
推定した油温に基づいて変速禁止解除の制御を実行する
こととしてもよい。またこの発明では、例えば自動変速
機Aの油温の推定は、上述したイグニッションスイッチ
のONからの経過時間もしくはエンジン水温のいずれか
一方のみで行ってもよく、あるいはこれら以外の手段で
自動変速機Aの油温を推定することとしてもよい。具体
的には、自動変速機の回転数の積算値や油圧制御用リニ
アソレノイドバルブの電流値、エンジン停止からの経過
時間とエンジン始動後の経過時間との和などから油温を
推定することとしてもよい。
【0040】またこの発明における変速の禁止制御は、
上述のように変速マップを切り換えることにより行う以
外に、車速やスロットル開度などの走行状態を表すデー
タを読み替えることにより実質的に特定の変速を禁止す
るようにしてもよい。さらにその禁止する変速は、上述
したクラッチ・ツウ・クラッチ以外にいわゆる同時変速
であってもよく、また第3速と第4速との間の変速を禁
止することに替えて、他の変速を行わないようにしても
よい。さらに摩擦係合装置に対する負担を軽減するため
に上記の実施例ではライン圧を高くし、かつエンジンの
トルクダウン量を多くすることとしたが、この発明で
は、これらいずれかの手段で負担の軽減を図ってもよ
く、またエンジンのトルクダウンを行う場合、サブスロ
ットルバルブの開度を絞る替わりに、例えばエンジンの
点火時期を変え、また燃料噴射量を減じるなどの手段を
採用してもよい。そしてこの発明は図2にスケルトン図
で示す歯車変速装置以外の歯車変速装置を備えた自動変
速機を対象とした変速制御装置に適用することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の制御装置
によれば、油温センサによってフルードの温度を検出す
ることができない場合には、油温を適宜の手段で推定
し、その推定された油温が低い場合に特定の変速を禁止
し、また反対に高い場合には通常の変速を行うから、油
圧による摩擦係合装置の係合特性すなわち変速特性に大
きなずれが生じることがなく、したがって変速ショック
の悪化を有効に防止することができる。
【0042】また推定した油温が低いことにより特定の
変速を禁止し、それに伴って通常時には生じない変速が
生じるとしても、この発明では、特定の変速の禁止制御
を行っている際に摩擦係合装置の負担を軽減するように
構成してあるから、摩擦係合装置の耐久性の低下を有効
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を機能的手段で模式的に示すブロック
図である。
【図2】この発明の一実施例を模式的に示すブロック図
である。
【図3】各変速段を設定するための摩擦係合装置の係合
作動表を示す図である。
【図4】クラッチ・ツウ・クラッチ変速の際にアンダー
ラップ期間およびオーバーラップ期間を設定するための
油圧回路を示す図である。
【図5】油温センサがフェールした場合の特定の変速の
禁止およびその解除の制御のための制御ルーチンの一例
を示すフローチャートである。
【図6】(A)は通常時の変速マップを概念的に示す図
であり、(B)は第4速を禁止する変速マップを概念的
に示す図である。
【図7】第4速と第5速とが設定されている時にロック
アップクラッチの係合・解放を制御するためのマップで
ある。
【図8】摩擦係合装置の負担軽減のための制御を含んだ
制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図9】通常時と特定変速禁止時とのライン圧制御用の
マップの一例を示す図である。
【図10】通常時と特定変速禁止時とのトルクダウン量
制御用マップの一例を示す図である。
【符号の説明】
100 摩擦係合装置 101 油温センサ 102 自動変速機 103 フェール検出手段 104 油温推定手段 105 禁止制御手段 106 変速実行手段 107 負担低減手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦係合装置を係合させるためのオイル
    の温度を検出する油温センサを備え、その油温センサで
    検出されたオイルの温度が予め定めた基準温度以下の場
    合に特定の変速を禁止する自動変速機の変速制御装置に
    おいて、 前記油温センサの異常を検出するフェール検出手段と、
    油温センサの異常が検出された場合に前記オイルの温度
    を推定する油温推定手段と、推定されたオイルの温度が
    前記基準温度以下の場合には前記特定の変速を禁止を実
    行し、かつ推定されたオイルの温度が前記基準温度を越
    えている場合には前記特定の変速の禁止を解除する禁止
    制御手段とを備えていることを特徴とする自動変速機の
    変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記特定の変速が禁止されている場合に
    その特定の変速以外の変速を実行する変速実行手段と、
    この変速実行手段で実行される変速の際に変速段を達成
    する機構への負担を低減する負担低減手段とを更に備え
    ている請求項1に記載の自動変速機の変速制御装置。
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