JPH07253689A - 平版印刷版処理装置 - Google Patents

平版印刷版処理装置

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Publication number
JPH07253689A
JPH07253689A JP4539294A JP4539294A JPH07253689A JP H07253689 A JPH07253689 A JP H07253689A JP 4539294 A JP4539294 A JP 4539294A JP 4539294 A JP4539294 A JP 4539294A JP H07253689 A JPH07253689 A JP H07253689A
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JP
Japan
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liquid
roll
printing plate
scraping blade
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4539294A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Aizawa
泰洋 相澤
Yuji Takagami
裕二 高上
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平版印刷版の製版処理に於ける処理機能低下
を防止して長期に亙って安定した処理を可能にする平版
印刷版処理装置を提供する。 【構成】 平版印刷版にアルカリ性処理液を供給して非
画像部画像形成層を溶解した後、掻取りブレード下方に
配置されたバックアップロールに後援されながら掻取り
ブレードによって非画像部画像形成層成分を除去する平
版印刷版処理装置であって、該バックアップロールの周
面の少なくとも一部にブラシを配置したことを特徴とす
る平版印刷版処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平版印刷版にアルカリ
性処理液を供給して非画像部を溶解除去して処理する平
版印刷版処理装置に関し、製版不良の発生がなく長期に
亙って安定した処理が行なえる平版印刷版処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】所謂PS版や電子写真平版印刷版の一部
の非画像部アルカリ除去型平版印刷版は、親水性支持体
上にインク受理性の画像形成層を設けてなり、画像露光
等の操作により非画像部より相対的アルカリ溶解性の低
い画像部を形成させ、これにより非画像部画像形成層を
アルカリ性処理液によって溶解し、リンス液及びまたは
水を供給して版面を清浄した後、通常保護ガム処理され
る。これらの処理は通常自動機を用いて行なわれるが、
従来これらの平版印刷版を製版処理する装置に採用され
ている処理方式としては、液循環再利用方式、新液使捨
て処理方式、及び処理過程計量残存液廃棄方式に大別さ
れる。
【0003】最初の液循環再利用方式は、版面に過剰量
の処理液を接触させた後、溶解した非画像部を含む処理
液を版上から全て除去して循環再利用する方式であり、
液供給方法としてはロール狭持して搬送する印刷版上に
スプレー及びシャワー等から処理液を直接に、或はロー
ルや整流板等を介して供給する方法の他、特開平2−2
569号公報等に開示の様に液中シャワーやブラシによ
って処理液を対流させた処理液槽中を液中ガイドロール
等によって印刷版を湾曲浸漬(ディップ方式)させて処
理する方法、実開平1−160443号公報に開示の様
に印刷版を対向面に多数の突起を有する斜傾保持された
一対のガイド板間を搬送し、ガイド板搬送方向上方端面
から液供給する方法等、多数枚製版による液性劣化を抑
制するための補充液補充方法と共に、従来から種々の応
用例が開示されている。
【0004】二番目の新液使捨て処理方式は、特開昭6
2−238564号公報等に開示の様に、液供給スリッ
トのギャップやワイヤバーのワイヤ径等の調整によっ
て、版面に処理液を供給する前に必要最低量を前計量し
て一版毎に新液を供給し、場合に応じて処理促進手段を
処理過程で施した後、処理済みの疲労処理液は溶解した
非画像部と共に除去して廃棄する方式である。
【0005】最後の処理過程計量残存液廃棄方式は、特
公平5−78826号及び特開平5−19540号公報
等に開示の様に、一旦過剰量の処理液を供給した後に処
理液を版上で一定量に計量して計量除去液は循環再使用
し、計量後の版上の処理液は処理完了後に溶解した非画
像部成分と共に廃棄する方式で、特公平5−60854
号公報には版先頭部の製版不良を改善するため、液計量
後更に版先頭部に液計量時に除去した処理液を循環再供
給する方式である。
【0006】これらの方式の内、液循環再利用方式では
余剰液を循環再使用するので、見掛けの廃液量は少ない
が、製版に従って循環処理液への非画像部成分の蓄積に
より処理液は漸次疲労し、やがては処理不良を誘発す
る。また、循環処理液に液補充等を行なうことで循環液
自体は所期の処理特性を保持していても、流入した画像
形成層成分を多く含有する処理液では液循環系や槽内搬
送系等に液固着が起こり易くなり、液供給量の低下や液
供給スプレーの液吐出孔の目詰まり等種々の悪影響を及
ぼすばかりか、画像形成層成分の印刷版支持体上への再
付着による印刷汚れを誘引する残膜をもたらす場合があ
る。
【0007】一方、新液使捨て処理方式では処理液の繰
返し使用による処理変動を防止出来る反面、液循環再使
用方式に比してより多量の処理液を必要とするし、必然
的に多量の廃液を出す結果となる。また、必要最低量を
供給しようとして液量を絞ると、応々にして処理液が版
全面を均一に被覆しない給液ムラが誘発し、特にその傾
向は版先頭部に強く発現して結果として処理欠陥とな
る。
【0008】そこで、両者欠点を解消し長所を合せ持つ
処理方式が上記の処理過程計量残存液廃棄方式である。
この方式では、計量により除去したアルカリ性処理液は
非画像部の溶解に関与していないので循環再使用し、更
にこの循環液に補充液を補充することで、実質的に液使
い捨て方式と同様に常にほぼ新液状態で製版が出来、処
理液循環再利用方式の様な経時的影響を受け難い。ま
た、処理液は過剰に版上に供給し、しかも液計量により
少なくとも1回は版上で処理液の攪乱が起こるから、新
液使捨て処理方式よりも給液ムラによる処理欠陥がな
い。
【0009】従って上記処理方式を採れば、少量のアル
カリ性処理液の消費で比較的長期に亙って安定して行な
えるが、新液使捨て処理方式にも共通する問題として、
アルカリ処理後に除去廃棄する溶解した画像形成層成分
及び版上に残存するアルカリ性処理液の除去効率如何で
は、次工程の処理に多大な影響を及ぼして液交換を早め
るばかりか、経時的要因を加味すれば製版及び印刷品位
の降落を招く恐れさえある。則ち、非画像部除去効率の
低下は次工程以降の処理液への除去物の混入量の増大を
もたらし、処理液としての性能低下を招く。また、除去
手段により差異が生ずるとしても、処理装置の経時的断
続使用が除去手段への除去物の固着を促進し、装置上の
トラブルを招く結果となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、平版印刷版
にアルカリ性処理液を供給して非画像部を溶解除去して
処理する平版印刷版処理装置に関し、除去手段に付着す
る除去物の固着堆積を防止して非画像部除去効率を保持
し、製版不良の発生がなく長期に亙って安定した処理が
行なえる平版印刷版処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
検討を重ねた結果、平版印刷版にアルカリ性処理液を供
給して非画像部画像形成層を溶解した後、掻取りブレー
ド下方に配置されたバックアップロールに後援されなが
ら掻取りブレードによって非画像部画像形成層成分を除
去する平版印刷版処理装置であって、該バックアップロ
ールの周面の少なくとも一部にブラシを配置したことを
特徴とするバックアップロールを用いることにより、更
には上記バックアップロールが螺旋状の溝部を有し、そ
の溝部に溝深さよりも毛足の長いブラシを螺旋状に巻付
けて配置したバックアップロールを用いた平版印刷版処
理装置により達成された。
【0012】
【作用】本発明の平版印刷版処理装置では、画像形成さ
れた平版印刷版は搬送ロール対によって自動搬送され、
アルカリ性処理液供給部に於て平版印刷版にアルカリ性
処理液を供給し、非画像部除去部に於て溶解した画像形
成層成分と版上のアルカリ性処理液とを掻取りブレード
下方に配置されたバックアップロールに後援誘導されな
がら掻取りブレードによって溶解した画像形成層成分を
除去し、ブレード除去物は好ましくは廃棄する。
【0013】溶解した画像形成層成分の除去手段とし
て、掻取りブレードはその他スクイズロール等の除去手
段よりも除去性に優れるものの、除去物がブレード掻取
り部位に残ると掻取り効率の低下や次製版物への転写及
びその結果リンス不良を招き易い。そこで、バックアッ
プロールの周面の少なくとも一部にブラシを配置するこ
とにより、バックアップロールのブラシが掻取り部位を
擦ることで、掻取りブレードに付着した除去物が除去出
来、除去物除去効率の低下及び除去物の再転写等の掻取
り不良を防止して、長期に亙って安定した製版が可能に
なる。
【0014】
【実施例】以下、図1に例示する処理装置を基にして、
本発明に係わる平版印刷版処理装置に於ける各工程を説
明しながらそれらに具有或は志向する作用の詳細につい
て説明する。尚、本発明はその主旨を越えない限り、本
説明及び実施例に何ら制限されるものではない。
【0015】本発明の平版印刷版処理装置は、アルカリ
処理工程A、除去工程B、リンス工程C、及び保護ガム
液塗布工程Dからなる。図示しない画像形成装置を経て
アルカリ性処理液にレジストある画像部が設けられた画
像形成済みの平版印刷版(以下、印刷版と略記)1は、
搬送ロール対に挟持されて搬送されながらアルカリ処理
工程及び除去工程を経て非画像部が除去され、更にリン
ス工程及び保護ガム液塗布乾燥工程を経て清浄化版面保
護されて製版される。
【0016】アルカリ処理工程Aは、搬送行程に従って
アルカリ性処理液の供給を実施するアルカリ性処理液供
給部、及びアルカリ性処理液の計量を実施する液計量手
段を含む液計量部の順に構成されている。アルカリ処理
工程Aに搬入された印刷版1は、図示しない駆動手段に
より駆動力が伝達された搬送ロール対10によりアルカ
リ性処理液供給部に搬送され、アルカリ性処理液の供給
を促すアルカリ性処理液供給ロール11a及び下部ガイ
ドロール11bで挟持されて、アルカリ性処理液供給部
搬送ガイドロール12及び液計量部搬送ガイドロール1
3を経て除去工程Bへと搬出される。アルカリ性処理液
供給部はアルカリ性処理液供給ロール11a、下部ガイ
ドロール11b、及びアルカリ性処理液供給ロール11
aの搬送後方斜め上方に配置された整流板28及びアル
カリ性処理液供給手段であるアルカリ性処理液供給管2
7から構成されている。
【0017】搬送ロール対10、アルカリ性処理液供給
ロール11a、及び下部ガイドロール11bは図示しな
い一対の側板に軸支されて軸受けによって保持され、軸
受け上部の図示しない加圧機構によって少なくとも製版
中はロール両端が加圧される様になっている。整流板2
8は搬送方向断面が鉤状でアルカリ性処理液供給ロール
11aに平行に設置してある。この整流板28に沿って
アルカリ性処理液供給管27が配置されており、アルカ
リ性処理液供給管27には軸方向に複数の吐出孔が一定
間隔に設けられ、整流板28折曲げ方向に開孔してい
る。版幅方向のアルカリ性処理液被覆厚の均一化を図る
と共にアルカリ性処理液供給量の最終調整を行なうた
め、整流板28に於ける液流下先端とアルカリ性処理液
供給ロール11aとの隙間を0.3〜1.5mmに調整
し、アルカリ性処理液16を過剰に供給して整流板28
アルカリ性処理液供給ロール11a間に液溜りが形成さ
れる様になっている。
【0018】アルカリ性処理液16はアルカリ性処理液
貯液槽3に貯留されており、アルカリ性処理液貯液槽3
底部と連通した管路107から分岐されて、送液ポンプ
62の作動により、フィルタ(図示せず)、配管11
0、バルブ91、及びアルカリ性処理液供給管27を経
て整流板28に供給され、整流されてアルカリ性処理液
供給ロール11aを介して印刷版1に供給される様にな
っている。アルカリ性処理液供給ロール11aにてアル
カリ性処理液16を供給され搬送された印刷版1は、串
型ロール17、図示しない駆動手段により駆動力を伝達
された搬送ガイドロール12、及び串型ロール18を経
て液計量部に到るまでに非画像部画像形成層が溶解され
る様設定されている。
【0019】非画像部画像形成層の溶解が完遂された印
刷版1は、液計量手段である液計量具47及び図示しな
い駆動手段により駆動力を伝達された搬送ガイドロール
13から構成される液計量部に到り、液計量具47と接
触しながら版上の過剰のアルカリ性処理液は一定量に計
量され、次工程へと搬送される様になっている。液計量
具47は図示しない一対の側板に軸支されて軸受けによ
って保持され、搬送ガイドロール13によって或は並進
する印刷版1との摺接によって回転駆動が伝達される様
になっている。液計量具47としては、版表面に対し回
転方向全てに均一に接触し、液計量時は溶解した画像形
成層成分の摺接剥離を抑制防止する形状を有するもので
あって、計量液量の調整及び取扱いの簡便さや液計量精
度等からワイヤバーが好適に使用される。
【0020】アルカリ処理工程Aに於けるアルカリ性処
理液16の供給量は、版面の液置換が活性化される様に
液計量部に到る非画像部画像形成層溶解過程に於て印刷
版1の両端から流れ落ちる程度に調整されている。液計
量前に版上から流れ落ちた余剰のアルカリ性処理液及び
計量除去液は殆ど処理疲労を被っておらず、循環して再
使用される。また、アルカリ性処理液供給部下方には液
誘導板75が配置されている。流れ落ちた余剰のアルカ
リ性処理液16は、液計量部で除去されたアルカリ性処
理液16と共に液誘導板75に誘導され、その中央部に
設けられた液落下孔78よりアルカリ性処理液貯液槽3
へ循環される。
【0021】アルカリ性処理液貯液槽3に貯留されてい
るアルカリ性処理液16貯液量は、アルカリ性処理液貯
液槽3内に装着されたセンサ14により感知し、図示し
ない補充液補充制御機構の制御により印刷版1の液計量
部通過中を避けて、補充液貯液槽7に貯液されたアルカ
リ性補充液19が補充ポンプ73、バルブ93、及び配
管113を経て補充液供給手段54より液計量具47に
供給される様になっている。液計量具47に供給された
アルカリ性補充液19は液計量具47及び搬送ガイドロ
ール13を介してアルカリ性処理液貯液槽3に補充さ
れ、混合されてアルカリ性処理液として循環再使用に供
される。
【0022】アルカリ性処理液貯液槽3に貯留されてい
るアルカリ性処理液16は、循環ポンプ63の作動によ
りアルカリ性処理液貯液槽3底部から管路111を経て
アルカリ性処理液貯留液面より下方に配置した吐出口に
吐出して、アルカリ性処理液貯液槽3内を循環させなが
らヒータ70によって特定温度に加温される様になって
いる。アルカリ性処理液貯液槽3底部には管路107か
ら分岐された管路109に連結されたバルブ100が配
置されており、アルカリ性処理液貯液槽3の液交換清掃
等で槽内のアルカリ性処理液16等を排出する場合に
は、バルブ100の解放によって廃液貯留槽79に廃棄
される様になっている。
【0023】液計量部から搬出された印刷版1は除去工
程Bに搬送され、除去手段により非画像部が除去され
る。除去工程Bは、アルカリ性処理液により溶解した非
画像部画像形成層成分及び版面に残存するアルカリ性処
理液の除去を実施する非画像部除去手段である掻取りブ
レード22を含む非画像部除去部、除去工程に於て掻取
りブレード22に蓄積する除去物を洗浄する走査型洗浄
液供給手段、及び除去廃液を一時的に貯留する除去物貯
留槽4から構成されている。
【0024】非画像部除去部は、溶解した非画像部成分
を除去する掻取りブレード22、その下方で印刷版1を
後援誘導すると共に掻取りブレード22に付着残存する
除去物の掻き取りを実施するバックアップロール20、
及び掻取りブレード22直後方にあって掻取りが実施さ
れた印刷版を次工程であるリンス工程に誘導するガイド
板25で構成されている。また、走査型洗浄液供給手段
は、洗浄液供給ノズル52及びノズル走査手段55から
構成されている。
【0025】掻取りブレード22は弾性材で構成されて
おり、図示しないブレード保持機構によりバックアップ
ロール20の周頂よりやや版搬送方向後方でバックアッ
プロール20周面に軽く接触する様配置されている。ま
た、バックアップロール20は、他の搬送ロール群と同
様に図示しない一対の側板に軸支されて軸受けによって
保持され、図示しないバックアップロール用駆動力発生
体により版搬送速度以上の周速で単独駆動される様にな
っている。
【0026】図2に示される様に、バックアプロール2
0は掻取りブレード22の押圧で変形せず実質的に印刷
版搬送平面の高さを決定する高さ一様の螺旋状剛部49
と、螺旋状剛部49の間に形成された溝に螺旋状に巻付
けて装着された溝深さより毛足の長いブラシ48と、回
転軸50とからなる。螺旋状剛部49の少なくとも最頂
部(ブレード接触部)はブラシ48の横幅より狭く採っ
てあり、バックアップロール20の1回転でブラシ48
が掻取りブレード22の少なくとも掻取り部全幅と摺接
する様に設定されている。
【0027】図3に示される様に、ブラシ48は複数本
の線材135を寄合わして毛を固定したもので、弾性及
び耐アルカリ性を有する帯状のブラシ固定部材131に
形成されている複数状の溝に毛を固定した線材131を
挿入すると、毛が溝の外側へ略均一に放散して突出し、
放射状に立設した毛が回転軸50の周に略均一に配置さ
れる。ブラシ48に利用される毛は合成樹脂製で、ナイ
ロン、フッ素樹脂(ETFE)、ポリプロピレン等が有
利に用いられる。また、バックアップロール20回転中
にブラシ48の毛先で掻取りブレード22先端がめくれ
上がらない範囲に毛の太さや密度を調整し、螺旋状剛部
49の回転外径より0.3〜1.5mm程度ブラシ48の
毛先を突出させてある。
【0028】バックアアップロールは図4に示される様
に、回転軸21に扇状に広がったブラシ23と実質的に
印刷版搬送平面の高さを決定するC文字型(非結合環)
のブロック24から構成されていても良い。バックアッ
プロール29は、ブラシ23とブロック24とがブラシ
固定部材134の回転軸21への貫通螺着によって回転
軸21に夫々が固定されて形成されている。また、これ
らブラシ23及びブロック24からなる環状形成物に於
けるブラシ23の中心角は1周の合計が60゜〜150
゜が適当で、環状形成物同士は一定角度位相をずらして
回転軸21に密着固定されている。
【0029】ブラシ23は、回転軸21径と合致する底
面を有する鞍型の毛固定体130に放射状に立設した毛
が略均一に殖毛されている。ブラシ23に利用される毛
はブラシ48同様の素材が用いられる。また、ブロック
24は加工性や強度の点から金属、ブラスチックス、硬
質合成ゴム等が利用出来る。バックアップロール29も
バックアップロール20と同様、回転中にブラシ23の
毛先で掻取りブレード22先端がめくれ上がらない範囲
で、ブロック24の回転外径より0.3〜1.5mm程度
ブラシ23の毛先が突出する様に殖毛されている。
【0030】図5に示される様に、印刷版1が非画像部
除去部に搬送されると、バックアップロール20の回転
により印刷版裏面側から後援誘導されつつ掻取りブレー
ド22に搬送される。この時、突出したブラシ23の毛
先は印刷版1及び掻取りブレード22の押圧によりブロ
ック24外周まで中心方向に押し込められ、印刷版1は
それ故掻取りブレード22とより強く摺接しながら、版
上の余剰のアルカリ性処理液及び溶解した画像形成層成
分からなる除去物が除去される。掻取られた除去物は、
バックアップロール20を伝って除去物貯留槽4に一旦
貯留され、バルブ102の開放により配管125及び1
27を経て廃液貯留槽79に廃棄される。
【0031】掻取りブレード22の搬送方向手前には、
図示しない保持機構によって掻取りブレード22に平行
に固定された走査型洗浄液供給手段であるノズル走査手
段55が設けられており、ノズル走査手段55の走査部
分に洗浄液供給ノズル52が固定され、配管115が接
続されており、洗浄液供給ノズル52が掻取りブレード
22に並行に往復走査される様になっている。ノズル走
査手段55に於ける可動長、則ち洗浄液供給ノズル52
走査長は、掻取りブレード22幅方向有効除去長さより
長くなる様にとってある。
【0032】掻取りブレード22への送液は、リンス工
程Cリンス液貯液槽5底部に連通した管路114から分
岐して、送液ポンプ65及び配管115を経て洗浄液供
給ノズル52から掻取りブレード22とバックアップロ
ール20との接触部にリンス液36が供給される様にな
っている。走査洗浄は、図示しない作動制御手段の制御
により、印刷版1搬送後端が掻取りブレード22を通過
した所定時間後にノズル走査手段55及び送液ポンプ6
5が作動して実施される。所定の洗浄走査が終了する
と、洗浄液供給ノズル52はノズル走査手段55の一端
で停止し、送液も中止される。掻取りブレード22に供
給されたリンス液36は、ブレード除去物と同様に除去
物貯留槽4に一旦貯留され、バルブ102の開放により
除去物と併せて除去廃液として廃液貯留槽79に廃棄さ
れる。
【0033】掻取りブレード22を通過した印刷版1
は、ガイド板25を経てリンス工程Cへ搬送される。リ
ンス工程Cにはリンス液貯液槽5が備えられており、こ
の貯液槽5の上方には印刷版1の搬送路に沿って3組の
搬送ロール対30、31、及び32が順に配置されてい
る。これらの搬送ロール対30、31、及び32は、図
示しない一対の側板に軸支されて軸受けによって保持さ
れ、軸受け上部の図示しない加圧機構によって少なくと
も製版中はロール両端が加圧されると共に図示しない駆
動手段の駆動力によって回転駆動される様になってい
る。リンス処理は、リンス液貯液槽5に貯液されている
リンス液36を供給してリンスする第一リンスゾーン、
及び未使用のリンス液を供給してリンスする第二リンス
ゾーンの2ゾーンで行なわれる様になっている。
【0034】除去工程Bから搬出された印刷版1は、搬
送ロール対30に挟持されて第一リンスゾーンに搬入さ
れる。第一リンスゾーンは、搬送ロール対30及び3
1、その上方に配置された2本のリンス液供給管37及
び38、その下方に配置された2本のロール洗浄管57
及び58、及び串型ロール34から構成されている。
【0035】リンス液供給管37及び38、及びロール
洗浄管57及び58は複数の吐出孔が一定間隔に設けら
れており、リンス液供給管37及び38は鉛直下方、ロ
ール洗浄管57及び58は夫々搬送ロール対30及び3
1の接触部に向かって開孔されている。リンス液供給管
37及び38は、一端がリンス液貯液槽5底部と連結さ
れた管路114と連結されている。この管路114から
夫々分岐して送液ポンプ66及び67が接続されてお
り、これら送液ポンプ66及び67の作動によって、リ
ンス液貯液槽5に貯留されたリンス液36がフィルタ、
バルブ(夫々図示せず)、及び配管116及び117を
経て夫々リンス液供給管37及び38に供給される様に
なっている。
【0036】搬送ロール対31によって版面のリンス液
36が除去された印刷版1は、第二リンスゾーンに搬入
される。第二リンスゾーンは、印刷版1搬送面の上方で
搬送方向に対し横列配置された複数個のスプレーガン3
3、その下方に配置された串型ロール35、ロール洗浄
管59、及び搬送ロール対32から構成されている。ス
プレーガン33吐出孔より上方には図示しないスプレー
ガン供給用未使用リンス液貯液槽が配置されていて、図
示しないセンサの作動により印刷版1が2組の搬送ロー
ル対31及び32の間を通過する一定の時間だけ、圧搾
空気と共に未使用リンス液が吐出され、印刷版1上に残
存する溶解した画像形成層成分が洗い清められる様にな
っている。また、スプレーガン33作動中は未使用リン
ス液のミストが発生し、系外に飛散して各部の汚染が懸
念されるため、スプレーガン33にはシェイド83が設
置されている。
【0037】リンス液貯液槽5に貯留されているリンス
液36は掻取りブレード22の洗浄に消費されるもの
の、スプレーガン33から未使用リンス液がリンス液貯
液槽5に供給されるため、万一のオーバーフローを防止
する意味で除去物貯留槽4側にリンス液逃がし口80が
配置されており、一定量以上のリンス液は最終的に廃液
貯留槽79に排出される様になっている。
【0038】リンス液貯液槽5内には高出力のヒータ7
1及び低出力のヒータ72が配置されており、処理装置
起動に於ける昇温時にはヒータ71及び72の双方を用
いて急速昇温させ、その後の温調にはヒータ72のみを
用いてリンス液36の液温が一定に保持される様になっ
ている。また、リンス液貯液槽5底部に連通された管路
114の途中にはバルブ101が配置されており、この
バルブ101の解放によってリンス液貯液槽5内のリン
ス液36が配管127を経て廃液貯留槽79に排出され
る様になっている。
【0039】リンス処理が終了した印刷版1は、保護ガ
ム液塗布工程Dに於て保護ガム液を塗布され、次工程
(保護ガム乾燥工程等、図示せず)へと搬出される。保
護ガム液塗布工程Dは、保護ガム液一次貯留槽6及び保
護ガム液供給機構からなり、保護ガム液供給機構は給液
ロール40、下部ガイドロール41、計量ロール43、
保護ガム液供給管45、及び給液ロール洗浄管60から
構成されている。
【0040】給液ロール40、下部ガイドロール41、
及び計量ロール43は、図示しない一対の側板に軸支さ
れており、給液ロール40及び下部ガイドロール41は
軸受け上部の図示しない加圧機構によって少なくとも製
版中はロール両端が加圧されると共に、図示しない駆動
手段の駆動力によって回転駆動され、印刷板1が搬送さ
れる様になっている。計量ロール43は周接表面が特定
の粗さに仕上げられており、給液ロール40に加圧接触
して回転計量される様になっている。
【0041】保護ガム液供給管45は給液ロール40計
量ロール43接触部上方に、給液ロール洗浄管60は給
液ロール40上方に配置されている。保護ガム液供給管
45及び供給ロール洗浄管60は、軸方向に沿って複数
の吐出孔が一定間隔に設けられており、保護ガム液供給
管45鉛直下方の給液ロール40計量ロール43接触部
に、給液ロール洗浄管は搬送方向前方斜め下方に向かっ
て開孔されている。保護ガム液供給管45には、一端が
保護ガム液貯液槽8の底部と連通された管路121と接
続されている。この管路121の途中には送液ポンプ6
9が配置されており、この送液ポンプ69の作動によっ
て保護ガム液貯液槽8内の保護ガム液46が保護ガム液
供給管45に供給される様になっている。給液ロール洗
浄管60には図示しない洗浄液供給系より洗浄液が供給
され、給液ロール40、下部ガイドロール41、及び計
量ロール43の洗浄が行なわれる様になっている。
【0042】保護ガム液受液槽6の底部には管路128
の一端が連通されている。この管路128の途中にはバ
ルブ105が配置されており、このバルブ105の解放
によって保護ガム液受液槽6内の保護ガム液46及び洗
浄液が廃液貯留槽89に排出される様になっている。ま
た、保護ガム液受液槽6内の保護ガム液46は、必要に
より保護ガム液受液槽6底部に連通された管路から分岐
された配管123の途中に配置されたバルブ97の解放
により、保護ガム液貯液槽8に循環される様になってい
る。
【0043】次に本実施例の作用について説明する。露
光装置等の図示しない印刷版画像形成装置を経て画像形
成面に画像が形成された印刷版1は、搬送ロール対10
に挿入された後にアルカリ性処理液供給部アルカリ性処
理液供給ロール11a及び下部ガイドロール11bによ
って挟持され、アルカリ性処理液供給ロール11aを介
して印刷版1上にアルカリ性処理液16が供給される。
アルカリ性処理液16は、アルカリ性処理液供給管27
から整流板28に吐出され、整流板28によって整流さ
れてアルカリ性処理液供給ロール11aに供給される。
これにより、印刷版1上に均質にアルカリ性処理液16
が供給され、アルカリ性処理液供給不良による処理ムラ
は防止される。
【0044】版上にアルカリ性処理液16が供給された
印刷版1は、串型ロール17、搬送ガイドロール12、
及び串型ロール18を経て液計量部に到るまでの処理域
に於て搬送中に非画像部画像形成層が溶解される。アル
カリ性処理液16は液計量部に到るまでに版上を流動す
るためアルカリ性処理液被覆膜厚が更に均一化され、印
刷版1全面にわたって均質な処理が可能となる。
【0045】非画像部画像形成層の溶解が完遂された印
刷版1は、液計量具47及び搬送ガイドロール13から
構成される液計量部に到り、液計量具47と接触しなが
ら印刷版1上の過剰のアルカリ性処理液は一定量に計量
される。これにより、印刷版1画像形成層界面の疲労ア
ルカリ性処理液は印刷版1上に残され、比較的疲労を被
っていない余剰のアルカリ性処理液はアルカリ性処理液
循環系に循環されるので、画像形成層のアルカリ溶解を
実質的に停止させると共にアルカリ性処理液16の消費
を抑制することが出来る。
【0046】液計量部から搬出された印刷版1は除去工
程Bに搬送され、バックアップロール20或は29によ
り印刷版裏面側から付勢されつつ搬送される版面と掻取
りブレード22とを摺接させることにより、版面に残存
するアルカリ性処理液及び溶解した画像形成層成分から
なる除去物は除去される。掻取りブレード22によって
除去された除去物は、廃液貯留槽79に排出される。除
去物は主に溶解した画像形成層成分及び溶解促進作用の
乏しい疲労アルカリ性処理液であるので、これらを分離
廃棄することでアルカリ性処理液16の性能劣化を抑制
し、もってアルカリ性処理液16の交換頻度を相当抑制
することが可能となる。
【0047】バックアップロール20は、掻取りブレー
ド22の押圧で変形せず実質的に印刷版搬送平面の高さ
を決定する高さ一様の螺旋状剛部49と、螺旋状剛部4
9の間に形成された溝に螺旋状に巻付けて装着された溝
深さより毛足の長いブラシ48と、回転軸50とからな
る。また、バックアップロール29は、回転軸21に扇
状に広がったブラシ23と実質的に印刷版搬送平面の高
さを決定するC文字型(非結合環)のブロック24とか
らなる。何れもブラシ48または23の毛先が螺旋状剛
部49またはブロック24の回転外径よりも突出する様
とってあり、またバックアップロール1回転でブラシが
掻取りブレード22の少なくとも掻取り部全幅と摺接す
る様に設定されている。
【0048】印刷版1が非画像部除去部に搬送される
と、バックアップロール20或は29の回転により印刷
版裏面側から後援誘導されつつ掻取りブレード22に搬
送される。この時、突出したブラシ48或は23の毛先
は印刷版1及び掻取りブレード22の押圧により螺旋状
剛部49或はブロック24の外周まで押し込められ、印
刷版1はそれ故掻取りブレード22とより強く摺接しな
がら、版上の余剰のアルカリ性処理液及び溶解した画像
形成層成分からなる除去物が除去される。また、掻取り
ブレードに付着残存する除去物は、印刷版1通過後回転
するバックアップロール20或は29の周面に配置され
たブラシ48或は23によって掻き落とされ、除去物除
去効率の低下及び除去物の再転写等の掻取り不良は防止
される。
【0049】掻取りブレード22の搬送方向手前には、
図示しない保持機構によって掻取りブレード22に平行
に固定されたノズル走査手段55が設けられており、そ
の可動部分に洗浄液供給ノズル52が固定されている。
ノズル走査手段55により洗浄液供給ノズル52を走査
しながら、リンス液貯液槽5から洗浄液供給ノズル52
を経て掻取りブレード22とバックアップロール20或
は29との接触部にリンス液36を供給し、掻取りブレ
ード22及びバックアップロール20或は29の洗浄を
行なう。
【0050】このことで、掻取りブレード22の洗浄性
は更に向上するばかりでなく、ブラシ48或は23の画
像形成層成分の堆積及び製版装置の断続使用による固着
が防止されることは勿論、洗浄使用分を未使用リンス液
を補充することでリンス液36も画像形成層成分の蓄積
が抑制されるばかりでなく、除去物の廃棄系への固着も
軽減させる。また走査洗浄のため、走査区間に対応する
除去部位に直接洗浄液が当てられ、全域均一に供給出来
る。
【0051】掻取りブレード22を通過した印刷版1は
リンス工程Cへ搬送され、搬送ロール対30に挟持され
て第一リンスゾーンに搬入される。第一リンスゾーンで
は、印刷版1が搬送ロール対31に挟持されるまでの間
に、上方に配置された2本のリンス液供給管37及び3
8からリンス液36を直接印刷版1画像形成面に吐出す
ることによって、印刷版1上に僅かに残存する溶解した
画像形成層成分及び疲労アルカリ性処理液がリンスさ
れ、同時にその下方に配置された2本のロール洗浄管5
7及び58からのリンス液36によって印刷版1裏面も
リンスされる。
【0052】搬送ロール対31によって搬出された印刷
版1は、第二リンスゾーンに搬入され、印刷版1搬送面
の上方で搬送方向に対し横列配置された複数個のスプレ
ーガン33によって印刷版1が2組の搬送ロール対31
及び32の間を通過する一定時間だけ圧搾空気と共に未
使用リンス液がスプレーされ、印刷版1上に残存する溶
解した画像形成層成分が含有されるリンス液36が洗い
清められる。圧搾空気及び未使用リンス液の作用によ
り、第一リンスゾーンに於て例えリンス不良が誘発され
ても、印刷版1表面の細部に到るまでリンスされ得る
し、搬送ロール対32で絞液されたリンス液は、そのま
まリンス液36の補充液となる。
【0053】搬送ロール対32を通過した印刷版1は、
保護ガム液塗布工程Dに於て必要に応じて保護ガム液を
塗布される。保護ガム液貯液槽8と連通された管路12
1と接続された送液ポンプ69の作動によって保護ガム
液供給管45に供給され吐出されて給液ロール40計量
ロール43接触部に貯液された保護ガム液46は、印刷
版1上に供給されると同時に給液ロール40及び下部ガ
イドロール41によって絞られながら搬送されて、図示
しない保護ガム乾燥工程へと搬出される。
【0054】
【発明の効果】以上説明した様に本発明の平版印刷版処
理装置は、アルカリ処理工程に於て画像形成面にアルカ
リ性処理液を供給し、掻取りブレードとその下方に配置
されたバックアップロールとからなる除去部に於て溶解
した非画像部画像形成層成分と版上のアルカリ性処理液
とを掻取り除去する。掻取りブレードは除去性に優れる
ものの、除去物がブレード掻取り部位に残ると掻取り効
率の低下や次製版物への転写及びその結果リンス不良を
招き易い。そこで、バックアップロールの周面の少なく
とも一部にブラシを配置することにより、バックアップ
ロールのブラシが掻取り部位を擦ることで、掻取りブレ
ードに付着した除去物が除去出来、除去物除去効率の低
下及び除去物の再転写等の掻取り不良を防止して、長期
に亙って安定した製版を可能にする秀逸な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された平版印刷版処理装置を示す
縦断面概略構成図。
【図2】バックアップロールの構造を示す斜視図。
【図3】図2に示されるバックアップロールを回転軸方
向に沿って切断した部分断面図。
【図4】他のバックアップロールの例を示す斜視図。
【図5】平版印刷版処理装置の除去工程の要部を示す側
面図。
【符号の説明】
A アルカリ処理工程 B 除去工程 C リンス工程 D 保護ガム液塗布工程 1 平版印刷版 3 アルカリ性処理液貯液槽 4 除去物貯留槽 16 アルカリ性処理液 20、29 バックアップロール 21、50 回転軸 22 掻取りブレード 23、48 ブラシ 24 ブロック 49 螺旋状剛部 79 廃液貯留槽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平版印刷版にアルカリ性処理液を供給し
    て非画像部画像形成層を溶解した後、掻取りブレード下
    方に配置されたバックアップロールに後援されながら掻
    取りブレードによって非画像部画像形成層成分を除去す
    る平版印刷版処理装置であって、該バックアップロール
    の周面の少なくとも一部にブラシを配置したことを特徴
    とする平版印刷版処理装置。
  2. 【請求項2】 バックアップロールが螺旋状の溝部を有
    し、その溝部に溝深さよりも毛足の長いブラシを螺旋状
    に配置して前記ロールを形成した請求項1記載の平版印
    刷版処理装置。
JP4539294A 1994-03-16 1994-03-16 平版印刷版処理装置 Pending JPH07253689A (ja)

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JP4539294A JPH07253689A (ja) 1994-03-16 1994-03-16 平版印刷版処理装置

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