JPH0725290B2 - ワイパブレ−ド - Google Patents

ワイパブレ−ド

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JPH0725290B2
JPH0725290B2 JP61042605A JP4260586A JPH0725290B2 JP H0725290 B2 JPH0725290 B2 JP H0725290B2 JP 61042605 A JP61042605 A JP 61042605A JP 4260586 A JP4260586 A JP 4260586A JP H0725290 B2 JPH0725290 B2 JP H0725290B2
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JP
Japan
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wind
wiper blade
fin
rubber portion
pair
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61042605A
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English (en)
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JPS62199558A (ja
Inventor
俊樹 小林
彰 深見
淳司 水野
順明 安藤
浩志 高橋
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Priority to JP61042605A priority Critical patent/JPH0725290B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3806Means, or measures taken, for influencing the aerodynamic quality of the wiper blades

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のワイパブレードに関するものであ
る。
〔従来技術〕
第2図に示された従来のワイパブレード1を用いたワイ
パを作動させた時、窓ガラスの表面2を摺動するラバー
部13の自由端13aはワイパブレード1の運動方向(矢印
AまたはB方向)と反対の方向に傾斜しており(第3A
図、第3B図)、これにより良好な払拭性が得られる。
〔問題点〕
低車速で走行している場合、ラバー部13はワイパの運動
方向の変化に対応してその傾斜方向が切り換わり、常に
良好な払拭性が得られる。しかし、高速で走行する場
合、第4図に示されるように、ワイパの運動方向とワイ
パが受ける風の方向とが一致するとき、ラバー部13より
上流側Uの圧力P1が下流側Dの圧力P2よりかなり大きく
なるため、ラバー部13はその圧力差ΔP(=P1−P2)に
よりワイパの運動方向と一致する方向に傾斜したまま払
拭することになる。このように、ラバー部13の傾斜の方
向が正しくない場合、払拭性能は著しく低下する。
よつて、本発明は高速走行中においてもワイパのラバー
部の傾斜の切り換えが円滑に行われ、払拭性能が低下す
ることのないワイパブレードを提供することを目的とす
る。
〔問題点解決のための手段〕
このため、本発明においては、ラバー部13の上流側また
は下流側または両側にフインを設けるという手段を講じ
ており、フインはラバー部の移動方向とほぼ直交する下
方方向に延びている。
〔作用〕
ラバー部両側の圧力の差ΔPを小さくするためには、
i)上流側Uの圧力P1の上昇を抑える、またはii)下流
側Dの圧力P2を高める、またはiii)両側を互いに連通
させ圧力を平衡させればよい。本発明では、ラバー部の
上流側にフインを設けることにより、高速走行時に風が
上流側Uの圧力P1に与える影響を抑えることができる。
また、ラバー部の下流側にフインを設けることにより、
高速走行時の風の影響を下流側Dの圧力P2に与えること
ができる。さらに、両側にフインを設けることにより両
者を互いに連通させることができる。
これらの作用および効果は、添付図面を参照して以下に
述べる本発明の実施例の説明からより一層明確になるで
あろう。
〔実施例〕
第1図に示された本発明の一実施例のワイパプレード1
は、一端同士が連結されている1対のレバーアーム11,1
1を有する。レバーアーム11,11の連結部は担持アーム10
に枢動自在に取り付けられている。ワイパブレード1は
さらに1対のヨークアーム12,12を有している。各ヨー
クアーム12は、レバーアーム11の中間部分に枢着された
連結部材14を介してレバーアーム11に対して枢動自在に
取り付けられている。
レバーアーム11の自由端部分およびヨークアーム12の両
端部分には、第5図に示されるように、断面T字形状の
帯状ラバー部13を挟持する担持部が形成されている。ラ
バー部13の自由端縁部13aは自動車のフロントガラスの
表面2に摺接している。
ワイパブレード1には、さらに4個の風偏向部材3が設
けられている。風偏向部材3は、風の流れの上流側に設
けられラバー部13に沿つて延在するフイン31と、上端縁
部の一部がレバーアーム11の自由下端部分またはヨーク
アーム12の下端部に溶接部32aにより固着され他端縁部
がフイン31の一端縁部に一体的に接合されている支持体
31とを有する。風偏向部材3は、ほぼL字断面形状を呈
しており、フイン31はラバー部13の移動方向とほぼ直交
する下方方向に延びている。フイン31の他端縁部はゴム
性のカバー33で覆われている。これにより、ワイパブレ
ード1がフロントガラスの表面2上を往復移動する際、
万一フイン31がガラス表面2と接触した場合でもフロン
トガラスを傷つけることはなくなる。
また、第1図に示されてあるように、風偏向部材3同士
は互いに所定に距離(L1,L2およびL3)隔てて配設され
ており、各風偏向部材13はレバーアーム11またはヨーク
アーム12のどちらか一方にのみ固着されており両アーム
に跨がつて固着されてはいない。これにより、ラバー部
13は平坦な窓ガラスはもちろん湾曲したガラス表面をも
払拭することができる。すなわち、ラバー部13が湾曲表
面上を摺動する際に、ラバー部13が湾曲するのに追従し
てレバーアーム同士およびレバーアームとヨークアーム
とが相対変位するのでラバー部13の湾曲面摺動を妨げる
ことはない。
なお、風偏向部材間の距離(L1,L2およびL3)は窓ガラ
スの湾曲の程度によつてきめられるものであり、等しい
距離であつたり互いに異なつたりする。
つぎに、このワイパブレード1の作動について説明す
る。
まず、担持アーム10が通常の手段で枢動されると、それ
にともなつてワイパブレード1はラバー部13をガラスの
表面に摺接させながら移動する。これにより、ガラス表
面が払拭される。
高速走行中、第6図に示されるように、ワイパブレード
1が受ける風の方向とワイパブレード1の運動の方向と
が一致した場合でも、フイン31によりラバー部13の上流
側Uへの風の影響が排除されるので上流側の圧力P1は上
昇しない。よつて、ラバー部両側の圧力差ΔPがそれほ
ど大きくならないので、ラバー部13は自由端縁部13aと
ガラス表面2との間の摩擦力により正常の向きに傾斜が
切り換り、向きが反転することはない。
第7図に示された別のワイパブレード1では、風偏向部
材3のフイン31が風の流れの下流側にラバー部13に沿つ
て配設されている。なお、第1図に示された部材と同一
または同一の作用をなすものには同一の符号を付し、以
下の記載ではその説明を省略する。
この実施例では、高速走行時にラバー部13が受ける風の
風圧をラバー部13の上流側にだけ作用させるのではな
く、風偏向部材3のフイン31により風圧をラバー部13の
下流側にも導入して両側の圧力差をなくそうとするもの
である。この場合も前述のものと同様の効果が得られ
る。
第8図に示された更に別の実施例は、ラバー部13の両側
にフインを配置した構成のものである。両側のフイン同
士は一片の支持部材で互いに一体的に接合されたもので
ある。これにより、ラバー部13の両側が互いに連通す
る。よつて、両者間の圧力差がなくなり前述の効果と同
様の効果が得られる。なお、図示した実施例では、連通
の効果を向上させるため、風偏向部材を二重に配設し、
フインと支持部材とを一体にし円弧状に構成している。
〔発明の効果〕
本発明により、高速走行時においても、ワイパブレード
のラバー部の反転、すなわちワイパブレードの運動方向
と同じ方向へのラバー部の傾斜が防止されるので、常に
良好な払拭性能が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のワイパブレードの斜視
図、 第2図は、従来のワイパブレードの斜視図、 第3A図、第3B図および第4図は、第2図のIII−III線か
ら見た拡大された断面図、 第5図および第6図は、第1図のV−V線から見た拡大
された断面図、そして、 第7図および第8図は、それぞれ別の実施例の第1図の
V−V線とおなじ部位から見た断面図。 1……ワイパブレード、2……ガラス表面、3……風偏
向部材、11……レバーアーム、12……ヨークアーム、13
……ラバー部、31……フイン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 順明 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 高橋 浩志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (56)参考文献 実公 昭59−11810(JP,Y2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端同士が連結されている1対のレバーア
    ームと、それぞれが各々の前記レバーアームに対して枢
    動自在に取り付けられている1対のヨークアームと、前
    記1対のレバーアームおよび前記1対のヨークアームの
    下端部に担持されかつ車両の窓ガラスの表面を摺動する
    ラバー部とを有するワイパブレードにおいて、該車両の
    走行中該ワイパブレードが受ける風の流れに関して、前
    記ラバー部より上流側または下流側または両側で該ラバ
    ー部に沿って延在し、かつ該ラバー部の移動方向とほぼ
    直交する下方方向に延びるフィンを有する風偏向部材が
    複数配設されており、各風偏向部材の上端部は前記レバ
    ーアームまたは前記ヨークアームのうちのいずれか1本
    のアームの前記下端部に担持されていることを特徴とす
    るワイパブレード。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のワイパブレー
    ドにおいて、前記風偏向部材が、前記風の流れの上流側
    に設けられたフィンと、一端縁部の一部が対応する前記
    アームに固着されており他端縁部が前記フィンに接合さ
    れている支持体とを有することを特徴とするワイパブレ
    ード。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のワイパブレー
    ドにおいて、前記風偏向部材が、前記風の流れの下流側
    に設けられたフィンと、一端部が対応するアームに固着
    されており他端縁部が前記フィンに接合されている支持
    体とを有することを特徴とするワイパブレード。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載のワイパブレー
    ドにおいて、前記風偏向部材が、前記風の流れの両側に
    設けられた1対のフィンと、これらフィンに接合され両
    フィン間を連結する支持部材とを有することを特徴とす
    るワイパブレード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003534973A (ja) * 2000-05-29 2003-11-25 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 窓ガラス、殊に自動車の窓ガラスの清掃のためのワイパーブレード

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FR2648412B1 (fr) * 1989-06-15 1994-10-07 Valeo Systemes Dessuyage Deflecteur d'air pour balai d'essuie-glace notamment de vehicule automobile
JPH0360460U (ja) * 1989-10-12 1991-06-13
FR2654691B1 (fr) * 1989-11-17 1992-02-07 Valeo Systemes Dessuyage Essuie-glace a deflecteur d'air, notamment de vehicule automobile.

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911810U (ja) * 1982-07-14 1984-01-25 三菱マテリアル株式会社 粉末成形部品及び焼結部品の搬送装置

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