JPH07250A - バネシートフレーム - Google Patents

バネシートフレーム

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Publication number
JPH07250A
JPH07250A JP6089520A JP8952094A JPH07250A JP H07250 A JPH07250 A JP H07250A JP 6089520 A JP6089520 A JP 6089520A JP 8952094 A JP8952094 A JP 8952094A JP H07250 A JPH07250 A JP H07250A
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JP
Japan
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spring
seat frame
leaf spring
leaf
correction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6089520A
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English (en)
Inventor
Hermann Meiller
マイラー ヘルマン
Herner Josef
ヘルナー ヨーゼフ
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Grammer AG
Original Assignee
Grammer AG
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/50Seat suspension devices
    • B60N2/502Seat suspension devices attached to the base of the seat
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/0264Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits characterised by the type of electrical connection, e.g. wiring, plugs or USB
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 とくに自動車用のシートのバネフレームにお
いて、最適なバネ特性を得ることができるようにする。 【構成】 基部手段12と、上部手段14と、これらの間に
バネ手段16を設ける。バネ手段16は互いに間隔をあけか
つ平行に配されており、一端を基部手段12に、他端を上
部手段14に接続された2つの板バネ18からなる。板バネ
18に略平行な方向を向き、かつバネ手段18よりも短い補
正板バネ40を配する。補正板バネ40の一端は上部手段14
に、他端は基部手段12に設けられた補正板バネ固定手段
44に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバネシートフレームに関
し、とくに詳細にはユーザの所望とするバネ特性を有す
る自動車用シートに適するバネシートフレームに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のシートとして使用され
るバネシートフレームの1つの形態が米国特許第2,641,
307 号に開示されており、このバネシートフレームは、
例えば自動車の床構造に固定される基部手段と、シート
フレーム構造の上側部分を形成する上部手段と、基部手
段と上部手段との間に作動可能に配されたバネ手段とか
らなる。このバネ手段は互いに間隔をあけ、少なくとも
略平行に配された少なくとも2枚の板バネが重畳関係に
あるように構成されている。各板バネは一端を基部手段
に、他端を上部手段に固着されている。シートフレーム
に荷重されていない状態においては、各板バネは基部手
段と上部手段との間で斜めに傾いて延在している。ま
た、シートフレームの構造には、基部手段から離れた位
置にある板バネの端部を互いに接続するとともに、この
端部をシートフレームが使用されるシートのシート部材
が配される上部手段に接続するコイルバネを含む。さら
に、コイルバネは各板バネの間の中央部分にも設けられ
る。
【0003】したがって、このシートフレーム構造は相
当数の独立部材を含み、組立およびシートフレームの取
り付けの特性に影響を及すものである。さらに、このシ
ートフレームは、ユーザの要求通りに調整できない明確
に規定される1種類のみのバネ特性を有する。
【0004】バネシートフレームあるいはシートフレー
ムのうち、とくにトラクターあるいは牽引エンジンを意
図しているものとしては、ドイツ特許第837,965 号に開
示されており、このバネシートフレームは、基部手段と
上部手段との間に配されたバネ手段の一部を形成する下
側板バネが2つの板バネ部を構成しており、第1の板バ
ネ部はバネ手段の上側板バネに固定して接続されてお
り、第2の板バネ部は波型形状をしており、上側板バネ
を移動可能に支えている。このシートフレームは、上述
したように交互に配された互いに間隔をあけた板バネの
選び方および寸法により定められる一定のバネ特性を有
するものである。
【0005】バネシートのさらに他の形態としては、並
んで配された2つの曲り板バネを有するものがフランス
特許公開第A-768,496号に開示されており、このバネシ
ートは与えられた一定のバネ特性を有するものである。
しかしながら、このシートの板バネの製造とくに板バネ
を形成することは、わずかでない仕事量を要し、再現性
の面においても、シートに使用される板バネの形状に基
づく問題が生じる。
【0006】ドイツ実用新案第1,794,562 号にはとくに
ゴム要素によって形成されるバネ手段が開示されてい
る。このゴム要素は、Z形に角度をつけられ弾力のある
性質を有する帯状部材とシートとの間に配される。ま
た、このデザイン形状は特定の一定バネ特性を与えるも
のであり、非常に単純なデザイン構造を有するフランス
特許公開第A-33,758 号に開示されたシートフレームと
同様のものである。
【0007】シートフレームの基部手段と上部手段との
間に間隔をあけて並んで配された2つの板バネからなる
バネ手段と類似の構造がドイツ特許第672,258 号に開示
されている。このシートフレームのバネ特性に関して
は、上述したシートフレームに関連して述べたことと同
様の考え方が適用できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
み、最適なバネ特性を定めることができるバネシートフ
レームを提供することを目的とするものである。
【0009】また、本発明は、互いに関連する摩擦係合
により移動する要素を含まない、例えば自動車用シート
に適するバネシートフレームを提供することを目的とす
るものである。
【0010】さらに本発明は、単純なデザイン形状であ
るにも拘らず、ユーザの望むように快適なバネ特性に調
整することができるバネシートフレーム、とくに自動車
用シートに適するバネシートフレームを提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の第1
の構成によれば、前述したおよび他の目的は以下述べる
バネシートフレームにより達成することができる。すな
わち、本発明によるバネシートフレームは、例えば自動
車用シートのバネシートフレームであり、基部手段と、
シートフレームの上側部分を構成する上部手段と、この
基部手段と上部手段との間に配されたバネ手段とからな
ることを特徴とするものである。バネ手段は、互いに間
隔をあけて少なくとも互いに略平行な、互いに重畳関係
にある少なくとも第1および第2の板バネからなる。各
板バネは一端を基部手段に、他端を上部手段に固着され
ている。シートフレームの無荷重状態において、板バネ
はシートフレームの基部手段と上部手段との間に斜めに
傾いて配されている。さらに、少なくとも第1および第
2の板バネに加えて、第1および第2の板バネよりも短
く、各板バネに対して少なくとも略平行な方向を向いた
少なくとも1枚の補正板バネをシートフレームは有す
る。シートフレームの無荷重状態において半正弦波状(s
emi-sinusoidal) に曲げられた形状の補正板バネは、一
端が補正板バネ固定手段に固定され、第1および第2の
板バネの隣接する端部を基部手段または上部手段に固定
するための固定手段に他端が固定される。
【0012】以下、本発明の好ましい実施例を参照して
詳細に説明するように、本発明によるシートフレーム
は、少なくとも第1および第2の互いに平行な板バネが
それ自身を考慮したときに比較的強固なものであって
も、与えられたバネの範囲内で比較的柔かく快適なバネ
特性を与えることができる。互いに平行な板バネのバネ
特性は、全体的に比較的柔かいバネ特性を与えるように
補正板バネと協働する。
【0013】本発明の好ましい特徴によれば、1つまた
は各補正板バネの一端を取り付けるための補正板バネ固
定手段は基部手段上に配されており、1つまたは各補正
板バネの他端が上部手段に配された第2の固定手段に設
けられる。
【0014】本発明の他の好ましい特徴によれば、少な
くとも1つの補正板バネの半正弦波状の曲げが、その2
つの端部の間で調整手段により調整可能であるようにす
ることもできる。これにより、ユーザの望み通りに本発
明によるシートフレームを望ましいバネ特性を有するも
のとすることができる。
【0015】なお、この調整手段は補正板バネ固定手段
に設けるようにしてもよい。
【0016】本発明のさらに他の好ましい特徴によれ
ば、少なくとも第1または第2の板バネを基部手段に固
定するための第1の固定手段が、少なくとも第1および
第2の板バネを上部手段に固定するための第2の固定手
段がそれぞれ設けられる。この第1および第2の固定手
段は、各板バネがその端部により適切にそこに固定され
るように単純なブロック形状をなしている。
【0017】しかしながら、本発明のさらに他の好まし
特徴によれば、第1および/または第2の固定手段に、
対応する板バネの関連する端部に加えられる曲げを調整
する調整手段を設けることもできる。これにより例えば
体重に応じた所望とする調整を行うために、バネシート
フレームのバネ特性を調整することができる。
【0018】本発明の他の好ましい特徴によれば、それ
ぞれに関連する板バネを支持するための少なくとも1つ
の接触または支持部材を設けることもでき、これにより
望ましいバネ特性に調整することができる。この少なく
とも1つの接触または支持部材は、例えばカムのような
形状としてもよい。
【0019】さらに、この配置の形態においては、各々
に関連する板バネのための1つまたは各接触部材を、各
々関連する基部手段または上部手段に対して移動可能な
ように設けてもよい。これにより、所望とするバネ特性
の微妙な調整を行うことができる。
【0020】さらに、本発明の目的、特徴および効果は
以下述べる本発明の好ましい実施例の説明から明らかと
される。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0022】図1は本発明によるバネシートフレーム10
の第1実施例を表す図である。このバネシートフレーム
10はとくに自動車のシートを意図したものである。シー
トフレーム10は、例えば自動車の床構造に固定される基
部手段12と、シートフレーム構造の上側部分を構成し例
えばシートのソファーまたはクッションを受容するよう
に意図された上部手段14とからなる。基部手段12と上部
手段14との間には、上部手段14が基部手段12に対して概
して軽快な回動をするようにバネ手段16が配されてい
る。基部手段12および上部手段14は各々板状またはフレ
ーム状の形状とすることができる。
【0023】バネ手段16は、互いに間隔をあけ少なくと
も互いに略平行な第1および第2の板バネ18を有する。
各板バネ18は第1の端部20および第2の端部22を有す
る。板バネ18の第1の端部20は第1の固定手段24に取り
付けられており、第2の端部22は第2の固定手段26
に取り付けられている。図1に示す実施例において、第
1の固定手段24は基部手段12に、そして第2の固定手段
26は上部手段14にそれぞれ配置されている。また、各板
バネ18は、重畳関係にある。
【0024】本発明によるバネシートフレーム10におい
て、図1に示すように荷重状態において必要なスペース
の量は、はさみアーム(scissor arm) が回動点の周りを
回動するはさみアーム組体(scissor arm assembly)から
なるシートフレームの場合と比べて大きさ0.8 のオーダ
ーの係数で小さいことを明らかにするために、無荷重状
態を実線により、荷重状態を破線により示している。こ
の必要とされるスペースの量の減少は図1において一点
鎖線28,30および一点鎖線28,30間の差を示す矢印32に
より示される。図1において、一点鎖線28は第1の固定
手段24を中心とする円弧の線を表し、一点鎖線30はシー
トフレーム10が2つの板バネ18の2つの端部20,22が各
々第1の固定手段24,第2の固定手段26に固定された状
態を維持された、すなわち、板バネ18が同一方向におい
て位置関係を変えないで第1の固定手段24,第2の固定
手段26から突出する荷重状態にあるときの2つの板バネ
18がS字状に曲がるときの結果を表す。図1に示すよう
に、シートフレーム10が無荷重状態のときの板バネ18の
位置、とくに詳細には板バネ18が基部手段12と上部手段
14との間において斜めに傾いて配された位置からの板バ
ネ18の変位を明確に示すために、シートフレーム10の荷
重状態における上部手段14の位置を破線14′で示し、互
いに平行な板バネ18の位置も同様に破線18′で示す。図
1における参照番号26′は、シートが荷重状態にあると
きのシートフレーム10の第2の固定手段26の位置を示
す。
【0025】図2は、上部手段14に配される第2の固定
手段26が上側板バネに対応する板バネ18の関連する端部
22の曲げを所望とするように調整することができる調整
手段34を有する点において、図1に示す実施例と異なる
第2実施例を示すシートフレーム10の側面図である。同
様に基部手段12に配される第1の固定手段24にも調整手
段34を設けることができる。図2における参照番号18′
は対応して変更された板バネの曲げを示すものであり、
このような曲げにより板バネ18により形成されるバネ手
段16の機械的初期応力を許容し、さらにユーザーの体重
によるシートフレーム10の調整を許容することができ
る。
【0026】図2においては図1と同一の部材には同一
の参照番号を付していることは明らかであるため、ここ
では図2に関する詳細な説明は省略する。
【0027】図3は本発明の第3実施例によるシートフ
レーム10を表す図である。本発明の第3実施例によるシ
ートフレーム10は、基部手段12および上部手段14にそれ
ぞれ接触または支持部材36が設けられてなる。本発明の
第3実施例において、基部手段12あるいは上部手段14の
いずれか一方についてのみ少なくとも1つの関連する接
触部材36を設けるようにしてもよい。接触部材36が例え
ば基部手段12および/または上部手段14上に変位可能に
設けられるならば、少なくとも1つの各接触部材36によ
り、互いに平行な板バネ18により形成されるシートフレ
ーム10のバネ特性を所望とするように調整することがで
きる。このような変位は図3において二重矢印38により
示される。
【0028】図3においては、図1および図2と同一の
部材には同一の参照番号を付してあるため、ここでは図
3に関する詳細な説明は省略する。さらに、図1,図2
および図3においては本発明によるシートフレームの少
なくとも1つの補正板バネを示していないが、図面上で
明確にするために図4に補正板バネを参照番号40を付し
て示す。
【0029】図4は本発明の第4実施例によるバネシト
ーフレーム10を表す図である。図4に示すように、本発
明の第4実施例によるバネシートフレーム10は、互いに
間隔をあけて少なくとも互いに略平行に重畳関係にある
ように基部手段と上部手段との間に配され、したがって
基部手段12と上部手段14との間に作動可能に配されるバ
ネ手段16を構成する少なくとも第1および第2の板バネ
18を有する。板バネ18はその第1の端部20および第2の
端部22を第1の固定手段24および第2の固定手段26にそ
れぞれ固定されている。さらに図4には一端42が補正板
バネ固定手段44に固定され、他端46が第1の固定手
段24,第2の固定手段26のいずれかに固定された補正板
バネ40が示されている。図4に示す実施例においては少
なくとも1つの補正板バネ40の他端46が上部手段14に設
けられた第2の固定手段26に固定され、補正板バネ固定
手段44は基部手段12に設けられている。しかしながら、
補正板バネ固定手段44は上部手段14に設けるようにして
もよく、この場合少なくとも1つの補正板バネ40の他端
42は基部手段12上に設けられた第1の固定手段24に固定
される。
【0030】シートフレーム10の無荷重状態において、
補正板バネ40は半正弦波状(semi-sinusoidal) に曲げら
れている。したがって、少なくとも1つの補正板バネ40
は板バネ18と少なくとも略平行な方向に向けられるが互
いに平行な板バネ18よりも短いため、以下図5および図
6を参照して明らかにするように、シートフレーム10構
造は、与えられたバネ特性の範囲内で板バネ18のバネ特
性と比較して相対的に柔かなバネ特性のものとすること
ができる。
【0031】図5は回動中心D1についての補正板バネ
40の他端46の動きを図に表したものであり、この動きは
円弧状の一端鎖線48により示される。回動中心D1は基
部手段12に設けられた補正板バネ固定手段44の位置によ
って定められる。図5における半径r1は、補正板バネ
固定手段44または補正板バネ40の一端42と、上部手段14
に設けられた第2の固定手段26に固定される補正板バネ
40の他端46との間の間隔に対応する。図5において、点
D2は、シートフレーム10に対応する荷重が加えられた
ときに基部手段12に設けられた第1の固定手段24の周囲
において図4に示す第2の固定手段26が弓形の動きをな
すときの回動中心と略一致する点を示す。回動中心D2
は結果として基部手段12に設けられた第1の固定手段24
により表される。第2の固定手段の回動中心D2あるい
は第1の固定手段24を中心とする弓形の動きは、図5に
おける円弧状の一点鎖線50により示される。すでに上述
したように、一点鎖線50は円弧ではないが図1における
円弧30に対応して曲げられている。2つの一点鎖線48,
50は、結果として2つの交点52,54において交差する。
すなわち、交点52において、シートフレーム10が無荷重
状態であるとき、補正板バネ40は半正弦波状に曲げら
れ、この状態は図5の左側の曲線56により示される。シ
ートフレーム10に対応する荷重が加えられると、これに
より上部手段14したがって第2の固定手段26の図5に示
す一点鎖線50に沿った移動が引き起こされる。これは図
5において矢印58および曲線76で示すように、第2の固
定手段26に固定された補正板バネ40の他端46が対応して
反転(upset) されることを意味する。したがって、交点
52と交点54との中間の地点において補正板バネ40は半正
弦波状に曲げられる代わりに、図5の左側の曲線60に示
すように短い正弦波形状に対応する形状となる。その後
さらにシートレーム10に荷重が加えられると、それは補
正板バネ40の動きが交点54に移動することを意味する。
すなわち、図5の左側の曲線62に示すように、補正板バ
ネ40が再び対応する長い逆の半正弦波状になるように補
正板バネ40が反転されることを意味する。
【0032】図6に示すグラフは、たわみXとバネ力F
との関係を示し、ライン64に示すような板バネ18のバネ
特性と、曲線66に示すように変化する板バネ18に重ねて
用いられる補正板バネ40のバネ特性とを表したものであ
る。板バネ18のバネ特性に補正板バネ40のバネ特性を重
ねると、全体として曲線68に示すようなバネ特性とな
る。図6から分かるように、本発明によるシートフレー
ム10は、互いに重ねられ間隔をあけて配された板バネ18
を単独で用いた場合のバネ特性と比較して、広いたわみ
の範囲に亘ってかなり柔かなバネ特性となる。
【0033】また図4に戻ると、図4には矢印72に示す
ように補正板バネ固定手段44と作動的に接続された調整
手段70が概略的に示されている。調整手段70によって、
補正板バネ40の端部42,44の間にある半正弦波状の曲げ
を調整することができるため、シートフレーム10のバネ
特性を所望とする値に変えることができる。この構成に
おいて、補正板バネ40の半正弦波状の曲げの調整は、図
4の二重矢印74に示すように、例えば基部手段12に設け
られた補正板バネ固定手段44を移動させることにより行
うことができる。
【0034】上述した本発明によるシートフレームは発
明の原理を例と図を用いて単に説明したのみであって、
本発明の精神および範囲に反することなく種々の変更お
よび選択が可能なものであることが分かるであろう。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
るシートレームは、そのバネ特性を調整できるため、本
発明によるシートフレームを一部に用いたシートのユー
ザの体重に応じて簡易に調整することができる。この体
重に応じた調整は面倒な作業を伴うことなく迅速かつ容
易に行うことができる。また、本発明によるシートフレ
ームは容易に電化することが可能である。すなわち、レ
ベルが高い作業者(ユーザー)が快適に使用できるシー
トフレームを提供するために、電気的に作動する作動シ
ステムを設けることもできる。さらに、本発明によるシ
ートフレームは、シートフレームを単純かつ頑丈な構造
とすることができ、構成部材の摩耗をほとんどなくすこ
とができるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるバネシートフレーム
の補正板バネを省略した側面図
【図2】本発明の第2実施例によるバネシートフレーム
の補正板バネを省略した側面図
【図3】本発明の第3実施例によるバネシートフレーム
の補正板バネを省略した側面図
【図4】本発明の第4実施例によるバネシートフレーム
の補正板バネを含む側面図
【図5】図4に示すバネシートフレームの作動モードの
原理を表す図、とくに少なくとも1つの補正板バネとこ
の補正板バネに協働する板バネとの作動モードを表す図
【図6】図4に示すバネシートフレームのバネ特性を表
すグラフ
【符号の説明】
10 バネシートフレーム 12 基部手段 14 上部手段 16 バネ手段 18 板バネ 20,22 端部 24,26 板バネ固定手段 40 補正板バネ 44 補正板バネ固定手段 70 調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ ヘルナー ドイツ連邦共和国 93051 レーゲンスブ ルク フリードリッヒ−エベルト−シュト ラーセ 63

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用シートに適するバネシートフレ
    ームであって、基部手段と、上部手段と、互いに間隔を
    あけ少なくとも互いに略平行であり、一端を前記基部手
    段に他端を前記上部手段にそれぞれ固定され、シートフ
    レームへの無荷重状態のときに前記基部手段と前記上部
    手段との間に斜めに傾いて配される重畳関係にある少な
    くとも2つの板バネからなるバネシートフレームにおい
    て、 少なくとも互いに略平行な前記少なくとも2つの板バネ
    に加え、該各板バネに少なくとも略平行な向きに配さ
    れ、該各板バネよりも短い補正板バネであって、前記シ
    ートフレームの無荷重状態において半正弦波状に曲げら
    れて一端が補正板バネ固定手段に、他端が前記基部手段
    または前記上部手段に設けられた固定手段に固定された
    少なくとも1つの補正板バネを設けたことを特徴とする
    バネシートフレーム。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの補正板バネの前記
    一端が固定される前記補正板バネ固定手段を前記基部手
    段に設け、前記少なくとも1つの各補正板バネの前記他
    端を前記上部手段に設けられた固定手段に固定すること
    を特徴とする請求項1記載のバネシートフレーム。
  3. 【請求項3】 該補正板バネの2つの端部の間におい
    て、前記シートフレームの与えられたバネ特性を所望と
    する値に調整するための調整手段により、前記少なくと
    も1つの補正板バネの前記半正弦波状の曲げを調整可能
    としたことを特徴とする請求項1または2記載のバネシ
    ートフレーム。
  4. 【請求項4】 前記調整手段を前記補正板バネ固定手段
    に設けたことを特徴とする請求項3記載のバネシートフ
    レーム。
  5. 【請求項5】 前記基部手段に前記板バネを固定する第
    1の固定手段を設け、前記上部手段に前記板バネを固定
    する第2の固定手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のバネシートフレーム。
  6. 【請求項6】 前記第1および/または前記第2の固定
    手段に、対応する前記板バネの関連する端部に加えられ
    る曲げを調整する調整手段を設けたことを特徴とする請
    求項5記載のバネシートフレーム。
  7. 【請求項7】 前記基部手段および/または前記上部手
    段に、それぞれに関連する板バネのための少なくとも1
    つの接触部材を設けたことを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか1項記載のバネシートフレーム。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの接触部材が、関連
    する前記基部手段または前記上部手段に関して変位可能
    であることを特徴とする請求項7項記載のバネシートフ
    レーム。
JP6089520A 1993-05-06 1994-04-27 バネシートフレーム Withdrawn JPH07250A (ja)

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