JPH07250590A - 自発運動量測定装置 - Google Patents

自発運動量測定装置

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JPH07250590A
JPH07250590A JP6076267A JP7626794A JPH07250590A JP H07250590 A JPH07250590 A JP H07250590A JP 6076267 A JP6076267 A JP 6076267A JP 7626794 A JP7626794 A JP 7626794A JP H07250590 A JPH07250590 A JP H07250590A
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JP
Japan
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animal
infrared sensor
view
cage
sensor unit
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JP6076267A
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English (en)
Inventor
Yoshio Hasebe
義男 長谷部
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MUROMACHI KIKAI KK
Original Assignee
MUROMACHI KIKAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、恒温動物の自発運動量を、自動的に
測定する装置を提供することを目的とする。 【構成】恒温動物を入れる皿状動物飼育ケージと、該皿
状動物飼育ケージの全領域を視野とし、集光せしめるマ
ルチフレネルレンズと、集光位置に設けた赤外線センサ
ーと、前記皿状動物飼育ケージ領域内を恒温動物が移動
することにより発生する温度分布の変化を検知し、その
時、発生する出力信号の変化を計数する計数手段とを備
えたことを特徴とする自発運動量測定装置。、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、恒温動物の自発運動量
を、自動的に測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生理学、薬学、薬理学等の研究において
必要なラットやマウス等の、実験動物の自発運動量を測
定し、薬効の評価や、毒性試験に必要なデータを得るた
めの実験動物の運動量を測定する試験がある。従来の一
測定装置として、動物飼育ケージの上に作られた電界の
中を、誘電体である実験動物が移動することによって、
電界を作っている電極間の静電容量の変化を、信号とし
て検出することにより、実験動物の自発運動量を測定し
ていたまた、他の測定装置として、赤外線投受器群が設
置された専用ケージの中を、実験動物が移動することに
より、前記赤外線ビームが遮断されるときの変化を、信
号として検出することにより、実験動物の自発運動量を
測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の一測
定装置では、実験動物の数や排泄物、温度、湿度等によ
り補正の必要があった。又、他の測定装置としては、赤
外線投受器群の光軸合わせ等の必要があった。更に、専
用の動物飼育ケージが必要であり、実験動物が多くなっ
て、増設したいとき、高価になる等の欠点があった。更
に又、従来の測定装置に於いては、高周波電界や赤外線
ビーム等が実験動物の行動に影響を与える等の欠点があ
った。この発明は、上述した欠点をなくした、実験動物
の自発運動量を測定する装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、恒温動物を
入れる皿状動物飼育ケージと、該皿状動物飼育ケージの
全領域を視野とし、集光せしめるマルチフレネルレンズ
と、集光位置に設けた赤外線センサーと、前記皿状動物
飼育ケージ領域内を恒温動物が移動することにより発生
する温度分布の変化を検知し、その時、発生する出力信
号の変化を計数する計数手段とを備えている。
【0005】
【作用】上記装置によれば、実験動物がマルチフレネル
レンズによる一つの視野から他の視野へ移動するとき、
温度分布の変化を、赤外線センサーの出力信号の変化と
してとらえ、その変化の回数を計数することにより、実
験動物の自発運動量を測定するものである。前記皿状動
物飼育ケージは、専用のものでなく、従来から一般的に
使用されている動物飼育ケージでよい。又、実験動物が
多くなって、増設したいときは、前記皿状動物飼育ケー
ジを増設し、その上方に赤外線センサーを設け、計数手
段につなぐだけで、簡単に、安価に増設することができ
る。
【0006】
【実施例】本発明の具体的一実施例を図面により説明す
る。[図1]は、本発明である自発運動量測定装置の外
観見取り図である。1はパーソナルコンピューターで、
2はフロッピーディスクで、3はインターフェースであ
る。4は皿状動物飼育ケージで、50は赤外線センサー
ユニットである。60は赤外線センサーユニット台であ
る 皿状動物飼育ケージ4の中には、運動量を測定する恒温
動物(ラット、マウス等)が一匹乃至数匹入れてある。
皿状動物飼育ケージ4の中央上部に、赤外線センサーユ
ニット50が位置するよう、赤外線センサーユニット台
60で保持されている。保持された赤外線センサーユニ
ット50によって、前記皿状動物飼育ケージ4の領域内
を恒温動物(ラット、マウス等)が移動することにより
発生する温度分布の変化を検知し、その時、発生する出
力信号の変化を計数するためインターフェース3を介し
てパーソナルコンヒュータ1により計数し、実験動物の
運動量を測定しようとするものである。
【0007】(図1)では、皿状動物飼育ケージ4と赤
外線センサーユニット部50が、四台設置され、それぞ
れインターフェース3を介してパーソナルコンピュータ
1に連結されている。実験動物の数が多くなった時は、
このように皿状動物飼育ケージ4と赤外線センサーユニ
ット部50をインターフェース3を介してパーソナルコ
ンヒュータ1に連結するだけで、簡単に増設することが
できる。(図2)は凸レンズの側面図。(図3)は(図
2)の平面図を示す。(図4)は(図2)の凸レンズと
同じ性能を有するフレネルレンズの側面図。(図5)は
(図4)の平面図を示す。薄く、且つ10μm付近の赤
外線を、よく透過するポリエチレン等のプラスチックレ
ンズを作ることができる。(図6)は動物飼育ケージの
側面図。(図7)は(図6)の平面図を示す。
【0008】(図8)は赤外線センサーユニット50を
保持した赤外線センサーユニット台60の側面図 (図9)は(図8)の平面図を示す。まず、(図8)
(図9)について、赤外線センサーユニット台60の構
造について説明する。6−aは安定台で、タテパイプ軸
6が溶接されている。タテパイプ軸6には、高さ調整軸
8が嵌合され、適当な高さで固定ネジ7で固定される。
高さ調整軸8の頭には、保持金具10が固定されてい
る。保持金具10には、ヨコパイプ軸9が嵌合され、適
当な位置で締め付けネジ12で固定される。ヨコパイプ
軸9の一端には、赤外線センサーユニット50を保持す
る保持具9−aが固定され、赤外線センサーユニット5
0を、ネジ軸11で仰角を調整して締め付けられてい
る。13は、赤外線センサーユニット50からの出力信
号を、インターフェース3を介して、パーソナルコンピ
ュータ1に送る信号ケーブルで、ヨコパイプ軸9、高さ
調整軸8、タテパイプ軸6の中を通している。14はコ
ネクターでインターフェース3に連結される。(図1
0)は、赤外線センサーユニット50の断面図を示す。
(図11)は、(図10)のマルチフレネルレンズ5−
bを除いたときの平面図を示す。5−aは外箱で、5−
bはマルチフレネルレンズで、前記外箱5−aに固定さ
れている。5−cは焦電形素子で、基板5−dに取り付
かれている。15は増幅器で基板5−dに取り付けられ
ている。5−fはマルチフレネルレンズ5−bを取り付
けるための、取り付け穴である。5−eは仰角を調整す
るための取り付け金具で、外箱5−aにネジ止めされて
いる。13は信号ケーブルである。(図12)は、マル
チフレネルレンズ5−bの平面図を示す。5−gは取り
付け穴で、外箱5−aに取り付けられる。恒温動物の体
表面から放射される微弱な遠赤外線(熱線10μmの波
長)を透過するポリエチレン等のプラスチックで作られ
ている。中央部に同心円状の31ゾーンとするトンボの
複眼状フレネルレンズが構成されている。5−1A、5
−2A、5−3A・・・5−31Aが、それぞれ一レン
ズを構成している。恒温動物が動物飼育ケージ4の中を
移動する時、一レンズから他のレンズによる像に変わ
る。その時、背景の放射赤外線エネルギー量との差によ
って、赤外線センサーに入射する赤外線エネルギーが変
化します。この時の変化を出力信号の変化として計数す
るものである。
【0009】(図13)は、本発明の一実施例を示すシ
ステム構成図である。(図14)は、焦電型赤外線セン
サーの作動原理の説明図を示す。5−c1は6μカット
オンフィルターで、6−15μmの赤外線波長をキャッ
チし、焦電素子5−cで微量の電気信号として取り出
し、アンプで増幅する。(図15)は、赤外線の入力に
よって焦電素子から出力される電圧の波形を示したもの
である。(図16)は、本発明の一実施例で、動物飼育
ケージ4の上部に、赤外線センサーユニット50を赤外
線センサーユニット台60にて保持した時の側面図であ
る赤外線センサーユニット50の視野角度は90度にな
っている。動物飼育ケージ4のタテ方向を視野に入れら
れている。(図17)は、(図16)の平面図を示す。
16は恒温動物で、動物飼育ケージ4の中を運動する。
(図18)は、(図16)の正面図を示す。視野角度は
52度になっている。動物飼育ケージ4のヨコ方向を視
野に入れられている。(図19)は、マルチフレネルレ
ンズ5−b(31ゾーン)と二素子型赤外線センサーと
を用いるた時の、視野の状態を示したものである。この
視野を動物が横切るときの出力信号の変化を、計数する
ものである。1A、2Aを一レンズAで二素子型赤外線
センサーの上に結像せしめ、1A、2Aの出力信号とし
て取り出している。同じく1B、2Bを一レンズBで二
素子形赤外線センサーの上に結像せしめ、1B、2Bの
出力信号として取り出しているこのように、31ゾーン
を二素子で計62の出力信号として取り出している。
(図20)は、マルチフレネルレンズ5−b(31ゾー
ン)と四素子型赤外線センサーとを用いるた時の、視野
の状態を示したものである。この視野を動物が横切ると
きの出力信号の変化を、計数するものである。1A、2
A、3A、4Aを一レンズAで四素子型赤外線センサー
の上に結像せしめ、1A、2A、3A、4Aの出力信号
として取り出している。同じく1B、2B、3B、4B
を一レンズBで四素子形赤外線センサーの上に結像せし
め、1B2B、3B、4Bの出力信号として取り出して
いる。このように、31ゾーンを四素子で計124の出
力信号として取り出している。
【0010】
【発明の効果】本発明の自発運動量測定装置を用いれば
次の効果が得られる。 (1)従来から使用している動物飼育ケージがそのまま
使用できる。 (2)排泄物の影響を受けないので、長期間の測定にも
安定して使用できる。 (3)センサー側から実験動物に影響のある赤外線を投
光する能働型でなく、実験動物自身の放射する熱エネル
ギーを検出する受働型であるため実験動物の行動に全く
影響を及ばさない (4)小型、軽量、安価である。 (5)(図1)に示すように、増設が必要な時は、容易
に多チャンネルに構築することができる。 (6)遠赤外線を利用しているので、3乃至5mの距維
からも検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例である自発運動量測定装置
の外観見取り図。
【図2】は凸レンズの側面図。
【図3】は(図2)の平面図。
【図4】は(図2)の凸レンズと同じ性能を有するフレ
ネルレンズの側面図
【図5】は(図4)の平面図。
【図6】は動物飼育ケージの側面図。
【図7】は(図6)の平面図。
【図8】は赤外線センサーユニット50を保持した赤外
線センサーユニット台60の側面図。
【図9】は(図8)の平面図。
【図10】は赤外線センサーユニット50の断面図。
【図11】は(図10)のマルチフレネルレンズ5−b
を除いたときの平面図
【図12】はマルチフレネルレンズ5−bの平面図。
【図13】は本発明の一実施例を示すシステム構成図。
【図14】は焦電型赤外線センサーの作動原理の説明
図。
【図15】は赤外線の入力によって焦電素子からの出力
される電圧の波形
【図16】は、本発明の一実施例で動物飼育ケージ4の
上部に、赤外線センサーユニット50を赤外線センサー
ユニット台60にて保持した時の側面図。
【図17】は、(図16)の平面図。
【図18】は、(図16)の正面図。
【図19】は、マルチフレネルレンズ5−b(31ゾー
ン)と二素子型赤外線センサーとを用いた時の、視野の
状態を示した図。
【図20】は、マルチフレネルレンズ5−b(31ゾー
ン)と四素子型赤外線センサーとを用いた時の、視野の
状態を示した図。
【符号の説明】
1=パーソナルコンピュータ 2=フロッピーディスク
3=インターフェース 4=皿状動物飼育ケージ 5−c=焦電型赤外線
センサー 50=赤外線センサーユニット 6=タテパイプ軸
7=固定ネジ 8=高さ調整軸 9=ヨコパイプ軸 10=保持金
具 11=ネジ軸 12=締め付けネジ 13=信号ケーブル 14=コ
ネクタ 15=増幅器 16=恒温動物 60=赤外線セン
サーユニット台 20=凸レンズ 21=フレネルレンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】恒温動物を入れる皿状動物飼育ケージと、
    該皿状動物飼育ケージの全領域を視野とし、集光せしめ
    るマルチフレネルレンズと、集光位置に設けた赤外線セ
    ンサーと、前記皿状動物飼育ケージ領域内を恒温動物が
    移動することにより発生する温度分布の変化を検知し、
    その時、発生する出力信号の変化を計数する計数手段と
    を備えたことを特徴とする自発運動量測定装置。
JP6076267A 1994-03-10 1994-03-10 自発運動量測定装置 Pending JPH07250590A (ja)

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JP6076267A JPH07250590A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 自発運動量測定装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008824A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 ハウスウェルネスフーズ株式会社 二日酔いの程度を測定する方法、被検動物の二日酔いを誘発する方法、二日酔い症状抑制効果の測定方法、二日酔い抑制剤のスクリーニング方法、並びに二日酔いしにくい酒の選別方法
CN108593039A (zh) * 2018-04-13 2018-09-28 内蒙古呼和浩特市立信电气技术有限责任公司 一种红外线计量装置及红外线计量系统

Cited By (3)

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CN108593039B (zh) * 2018-04-13 2024-05-03 内蒙古呼和浩特市立信电气技术有限责任公司 一种红外线计量装置及红外线计量系统

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