JPH07248444A - 可変速画角変倍装置 - Google Patents

可変速画角変倍装置

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JPH07248444A
JPH07248444A JP6064404A JP6440494A JPH07248444A JP H07248444 A JPH07248444 A JP H07248444A JP 6064404 A JP6064404 A JP 6064404A JP 6440494 A JP6440494 A JP 6440494A JP H07248444 A JPH07248444 A JP H07248444A
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JP
Japan
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speed
variable
angle
view angle
view
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Pending
Application number
JP6064404A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Nishikawa
嘉一 西川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画角変倍中のピント精度を損なうことなく、
又使用されるマイクロコンピュータの性能に左右される
ことなく、指示される任意の速度による画角変倍動作を
行えるようにする。 【構成】 画角変倍速度選択手段82,83,84から
の選択情報によらず光学式画角変倍手段10,90の変
倍速度は変化させず常に一定とし、電子式画角変倍手段
60,81のみ選択情報に応じて動作させる制御手段8
0を設け、画角変倍速度の変更操作がなされた場合、光
学式画角変倍手段による画角変倍速度は一定のままと
し、電子式画角変倍手段のみ該選択情報に応じて変化さ
せ、光学式画角変倍手段と電子式画角変倍手段を併用し
て高速ズーム(可変速ズーム)に対応するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影画像の画角を変倍
するための可変速画角変倍装置に関するものであり、特
に、ビデオカメラに好適に用いられる可変速画角変倍装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラは、使用部品の小型
化、高密度実装化等により該カメラ自体が小型軽量化さ
れている。そのため、レンズ自体の小型軽量化が進んで
きており、レンズ光学系が前玉フォーカスズームレンズ
に比べて非常に小型軽量化に有利なリアフォーカスズー
ムレンズの搭載が主流になりつつある。
【0003】また、遠方の被写体を最適な画角で撮影で
きるズーム倍率の高倍率化も進んでおり、12倍,15
倍といったレンズも登場してきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リアフォーカスズーム
レンズではその構造上、変倍動作を行うとピント移動を
起してしまうという問題点がある。この問題を解決する
ために、マイクロコンピュータを用いて、変倍率(ズー
ムレンズの位置)によりフォーカスレンズの位置を最適
な位置に遂次移動させることによって変倍動作中のピン
ト移動を防いでいる。
【0005】しかしながら、レンズの高倍率化により、
ある一定の速度のみで変倍動作を行うとテレ端からワイ
ド端間での移動時間が長くなってしまう。そこで、ズー
ムスイッチの押し圧等により変倍速度を変更出来るよう
にした変倍速度の可変速化が増えている。これにより、
快適な変倍動作が行われるようになった。
【0006】しかしその反面、使用するマイクロコンピ
ュータのパフォーマンスによりフォーカスレンズ位置補
正制御の実行間隔の上限が決まってしまうため、高速ズ
ーム制御を行おうとすると、フォーカスレンズ位置の補
正制御は繁雑に必要となり、時として、ズーム速度にフ
ォーカスレンズ位置の補正が追いつかなくなり、その結
果、変倍動作中、あるいは、変倍動作終了時にピント移
動を起してしまうという問題点が生ずる。
【0007】上記の問題点を図5を用いて詳しく説明す
る。
【0008】図5は、リアフォーカスレンズにおける各
焦点距離によるフォーカスレンズとズームレンズの最適
な位置を示したレンズカム軌跡の一例である。
【0009】例えば、焦点距離80cmの被写体をワイ
ド端からテレ端にズーミングしていくと曲線(1)に沿
ったフォーカスレンズ位置補正が必要となる。つまり、
曲線(1)のX点から曲線(1)のY点に最適レンズ位
置が変化するため、フォーカスレンズとズームレンズの
位置補正が必要となる。
【0010】また、レンズをテレ端に固定し、80cm
から3mに移動している被写体にピントを合せようとす
ると、曲線(1)から曲線(2)へカム軌跡の移動が必
要となる。
【0011】これらのカム軌跡情報は通常マイクロコン
ピュータのROM上に予め記憶されており、一定の間隔
で所定の手続を経てレンズ位置補正を行っている。この
補正間隔は、通常垂直同期信号に依存しており、1垂直
同期期間(以下、1Vと記す)内の所定の時期に1回行
われる。
【0012】従って、高速パワーズームを実現すると、
焦点距離の高速変化に対応してピント移動を防止するた
めのレンズ位置補正が繁雑に必要となり、さらに、被写
体が移動しているとカム軌跡の変更も必要になるため、
1Vに1回の補正間隔ではレンズ位置補正が追うつかな
くなる可能性がある。
【0013】そのため、補正間隔を1Vに1回以上とす
る必要が生じ、システムが複雑になってパフォーマンス
の高いマイクロコンピュータが必要となったり、マイク
ロコンピュータによりズームスピードの上限が決定され
てしまったりし、最悪の場合、ズーム中にボケているの
が目立ってしまうという問題点が生ずる。
【0014】(発明の目的)本発明の目的は、画角変倍
中のピント精度を損なうことなく、又使用されるマイク
ロコンピュータの性能に左右されることなく、指示され
る任意の速度による画角変倍動作を行うことのできる可
変速画角変倍装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、画角変倍速度
選択手段からの選択情報によらず光学式画角変倍手段の
変倍速度は変化させず常に一定とし、電子式画角変倍手
段のみ選択情報に応じて動作させる制御手段を設け、画
角変倍速度の変更操作がなされた場合、光学式画角変倍
手段による画角変倍速度は一定のままとし、電子式画角
変倍手段のみ該選択情報に応じて変化させ、光学式画角
変倍手段と電子式画角変倍手段を併用して高速ズーム
(可変速ズーム)に対応するようにしている。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例における可変速画
角変倍装置を具備した、ビデオカメラ,電子カメラなど
の撮像装置の概略を示す構成図である。
【0018】図1において、撮影レンズユニット10
は、固定の第1群レンズ11と、光軸と平行に移動する
変倍レンズ12と、光量を調節する絞り13と、固定の
第3群レンズ14と、光軸と平行に移動しフォーカス機
能とコンペンセーション機能を兼ね備えたレンズ15に
よって構成されている。
【0019】上記撮影レンズユニット10を通過した入
射光は、CCD等の撮像素子30によって上記撮影レン
ズユニット10で結像された被写体画像を光電変換して
撮像信号として出力され、プリアンプ31で増幅され
る。そして、次段のカメラ信号処理回路40において、
撮像素子20より出力された撮像信号に対し、AGC
(オートゲインコントロール),ガンマ補正,ブランキ
ング処理,同期信号の付加等、所定の処理が施され、そ
の後A/D変換器50にてディジタル信号に変換され、
画像メモリ60へと取り込まれる。
【0020】この時の画像メモリ60への画像の取り込
みのためのA/D変換レート及びタイミング、さらに画
像メモリ60への書込みタイミング,アドレス等は、メ
モリコントロール回路81によって制御される。また、
画像メモリ60からの読み出しのアドレス,タイミング
の制御もこのメモリコントロール回路81によって制御
される。
【0021】上述のカメラブロック全体を制御している
システムコントロール回路80は、ズームレンズ12の
位置を検出するズームエンコーダ21,絞り31の開口
状態を検出する絞りエンコーダ22,フォーカスレンズ
15の位置を検出するフォーカスエンコーダ23がそれ
ぞれの光学ユニットの近傍に配されて成るエンコーダユ
ニット20からそれぞれの情報を取り込む。更に、ワイ
ドスイッチ82,テレスイッチ83の押し圧により出力
電圧が変化する可変式可変式変倍速度選択ユニット84
の状態を、該システムコントロール回路80はA/D入
力端子により読み取る。
【0022】ここで、上記可変式変倍速度選択ユニット
84の構成の一例を、図2を用いて詳述する。
【0023】図2において、ワイドスイッチ82が押さ
れると、可変式変倍速度選択ユニット84内にある可変
抵抗器87の抵抗値がこのワイドスイッチ82の操作に
連動して変化するようになっている。該可変抵抗器87
の両端は例えばシステムコントロール回路80の電源と
同じVcc85とグランド86に接続され、この範囲の
電圧が出力として該システムコントロール回路80に送
られる。
【0024】同様に、テレスイッチ83が押されると、
可変式変倍速度選択ユニット84内にある可変抵抗器8
8の抵抗値がこのテレスイッチ83に連動して変化する
ようになっている。そして前述した様に、可変抵抗器8
7の両端は例えばシステムコントロール回路80の電源
と同じVcc85とグランド86に接続され、この範囲
の電圧が出力として該システムコントロール回路80に
送られる。
【0025】これらの情報をもとにシステムコントロー
ル回路80では、所定のアルゴリズムに従って演算し、
制御ユニット90内のズームモータドライバ94を介し
てズームモータ91によりズームレンズ12を、絞りモ
ータドライバ95を介して絞りモータ92により絞り1
3を、又フォーカスモータドライバ96を介してフォー
カスモータ93によりフォーカスレンズ12を、それぞ
れ駆動している。
【0026】さらに、システムコントロール回路80
は、前記可変式変倍速度選択ユニット84の出力により
メモリコントロール回路81に画像切り出し装置、拡大
率等の命令を所定のフォーマットに従って制御を行う。
【0027】ここで、光学式変倍装置と電子式変倍装置
の制御方法の概念の一例を図3を用いて詳しく説明す
る。
【0028】図3はテレ・ワイドスイッチの操作に伴う
光学式画角変倍手段と電子式画角変倍手段の変倍速度を
示す図であり、グラフ上の直線は光学ズーム速度が低
速時の時間と焦点距離の関係を示し、グラフ上の直線
は電子ズーム速度が高速時の時間と焦点距離の関係を示
し、グラフ上の直線は光学ズーム速度が高速時の時間
と焦点距離の関係を示している。
【0029】図3より光学ズームと電子ズームを同時に
併用してズームを行うのと、見かけ上直線と同等のズ
ーム速度が実現可能となる。さらに、光学高速ズームに
おける光学テレ端と同等の焦点距離になっても光学ズー
ム,電子ズーム共まだテレ端まで到達していないため、
直線3の点線のようにズームが自然に続行することがで
きる。
【0030】この時のシステムコントロール回路80で
の動作について、図4を用いて詳細に説明する。該シス
テムコントロール回路80は、一般的にマイクロコンピ
ュータが用いられる。図4はシステムコントロール回路
80をマイクロコンピュータで実現した場合のフローチ
ャートの一例であり、以下これにしたがって説明する。 [ステップ101] 可変式変倍速度選択ユニット84
を介してズームワイドスイッチ82の操作状態、つまり
押し圧により変化する出力電圧の情報を取り込む。 [ステップ102] 可変式変倍速度選択ユニット84
を介してズームワイドスイッチ82の操作状態、つまり
押し圧により変化する出力電圧の情報を取り込む。 [ステップ103] 取り込んだ情報よりズーム速度が
低速ならステップ106へスキップし、低速でなければ
ステップ104ヘ移行する。 [ステップ104] ズーム速度が低速でないので、つ
まり高速であるので任意の電子ズーム拡大率にすべく、
メモリ読み出し開始アドレス等を演算する。 [ステップ105] 演算結果を所定の形式でメモリコ
ントロール回路81へ出力する。 [ステップ106] 光学ズームを任意の一定速度で駆
動する。
【0031】以上のような手順で光学ズームと電子ズー
ムを併用することによって、光学ズームを任意の一定速
度のみで駆動しても可変速ズームが実現できる。
【0032】なお、上述の構成において、カメラ信号処
理回路40は、A/D変換器50の前に配してアナログ
信号処理を行っているが、A/D変換器50を前に配し
てディジタル信号処理を行う方が処理が容易となり、ま
た、ノイズの点でも有利である。
【0033】このように、本実施例における可変速画角
変倍装置によって、ビデオカメラにおける高速変倍動作
をマイクロコンピュータの性能に左右されることなく簡
単かつ快適に行うことができる。これによって、極めて
繁雑に行われるズーム操作でも、容易にピント補正を行
うことができ、高性能なビデオカメラを実現することが
できる。
【0034】また、このことにより、ズームモータ及び
フォーカスモータはある任意の速度のみで駆動するた
め、これらモータ及び駆動回路を簡単かつ安価に構成す
ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画角変倍速度の変更操作がなされた場合、光学式画角変
倍手段による画角変倍速度は一定のままとし、電子式画
角変倍手段のみ該選択情報に応じて変化させ、光学式画
角変倍手段と電子式画角変倍手段を併用して高速ズーム
に対応するようにしている。
【0036】よって、画角変倍中のピント精度を損なう
ことなく、又使用されるマイクロコンピュータの性能に
左右されることなく、指示される任意の速度による画角
変倍動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における可変速画角変倍装置
を具備した、ビデオカメラ,電子カメラなどの撮像装置
の概略を示す構成図である。
【図2】図1の変倍速度選択ユニットの構成例を示す回
路図である。
【図3】本発明の一実施例において光学式画角変倍手段
と電子式画角変倍手段の変倍速度を示す図である。
【図4】図1のシステムコントロール回路での動作を示
すフローチャートである。
【図5】リアフォーカスレンズのカム軌跡の一例を示す
図である。
【符号の説明】
10 撮影レンズユニット 20 エンコーダユニット 30 撮像素子 40 カメラ信号処理回路 60 画像メモリ 80 システムコントロール回路 81 メモリコントロール回路 82 テレスイッチ 83 ワイドスイッチ 84 変倍速度選択ユニット 90 制御ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の画角に変倍にする光学式画角変倍
    手段と、入射画像を任意の位置,任意の大きさに拡大,
    縮小する電子画角変倍手段と、画角変倍速度を選択する
    画角変倍速度選択手段とを備えた撮影装置において、前
    記画角変倍速度選択手段からの選択情報に応じて前記光
    学式画角変倍手段と前記電子画角変倍手段の動作を制御
    する制御手段を設けたことを特徴とする可変速画角変倍
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、画角変倍速度選択手段
    からの選択情報によらず光学式画角変倍手段の変倍速度
    は変化させず常に一定とし、前記電子式画角変倍手段の
    み選択情報に応じて動作させる手段であることを特徴と
    する請求項1記載の可変速画角変倍装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、画角変倍速度選択手段
    からの選択情報が、光学式画角変倍手段による画角変倍
    速度以上であった場合に、電子式画角変倍手段の画角変
    倍速度を制御する手段であることを特徴とする請求項1
    記載の可変速画角変倍装置。
JP6064404A 1994-03-09 1994-03-09 可変速画角変倍装置 Pending JPH07248444A (ja)

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JP6064404A JPH07248444A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 可変速画角変倍装置

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JP6064404A JPH07248444A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 可変速画角変倍装置

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JPH07248444A true JPH07248444A (ja) 1995-09-26

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