JPH07247076A - 非常用エレベータ - Google Patents
非常用エレベータInfo
- Publication number
- JPH07247076A JPH07247076A JP3880894A JP3880894A JPH07247076A JP H07247076 A JPH07247076 A JP H07247076A JP 3880894 A JP3880894 A JP 3880894A JP 3880894 A JP3880894 A JP 3880894A JP H07247076 A JPH07247076 A JP H07247076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke
- alarm
- temperature
- cage
- indicator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 救急活動、消火活動において、延焼中のホー
ルにエレベータかごが停止すると出入口戸が自動的に開
いて場合により危険である。そこで、延焼中のホールに
かごが着床した場合安全を確認してから戸を開くように
する。 【構成】 乗場戸のパネルの裏面に温度センサ及び煙感
知器を設け、その出力に応じて、戸の開放を禁止し、警
報を出し、かご内の乗員は適切な処置を取る。
ルにエレベータかごが停止すると出入口戸が自動的に開
いて場合により危険である。そこで、延焼中のホールに
かごが着床した場合安全を確認してから戸を開くように
する。 【構成】 乗場戸のパネルの裏面に温度センサ及び煙感
知器を設け、その出力に応じて、戸の開放を禁止し、警
報を出し、かご内の乗員は適切な処置を取る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は非常用エレベータに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の非常用エレベータについて説明す
る。
る。
【０００３】建物に火災などが発生したような非常事態
の場合、エレベータを消防活動或いは救急活動に使用す
るため、平常時用と兼用の非常用エレベータを非常運転
に切替える。このときの運転形態を消防運転と言い、一
次消防運転と二次消防運転とに分けられている 非常用エレベータが消防運転を行うには呼び戻し釦によ
りかごを避難階に呼戻した後、かご操作盤の「一次消防
運転スイッチ」を入れ、行先階釦を戸が閉まり切るまで
押すことによって行われ、かごは定格速度で目的階に直
行する。
の場合、エレベータを消防活動或いは救急活動に使用す
るため、平常時用と兼用の非常用エレベータを非常運転
に切替える。このときの運転形態を消防運転と言い、一
次消防運転と二次消防運転とに分けられている 非常用エレベータが消防運転を行うには呼び戻し釦によ
りかごを避難階に呼戻した後、かご操作盤の「一次消防
運転スイッチ」を入れ、行先階釦を戸が閉まり切るまで
押すことによって行われ、かごは定格速度で目的階に直
行する。
【０００４】何らかの原因で戸が閉まらないか、ドアス
イッチの故障などで運転不能になった場合はドアスイッ
チ回路を殺しても運転をする。これが二次消防運転であ
る。この場合は一次消防運転スイッチを入れることによ
り運転可能となるようにしている。
イッチの故障などで運転不能になった場合はドアスイッ
チ回路を殺しても運転をする。これが二次消防運転であ
る。この場合は一次消防運転スイッチを入れることによ
り運転可能となるようにしている。
【０００５】一次消防運転の場合は目的階に着床して、
着床と同時に出入口の戸が開く。二次消防運転では、か
ご戸を開いたまま目的階に着床した場合、昇降路側から
解錠して乗場戸を開ける。
着床と同時に出入口の戸が開く。二次消防運転では、か
ご戸を開いたまま目的階に着床した場合、昇降路側から
解錠して乗場戸を開ける。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような消防運転
（１次消防運転或いは２次消防運転）の場合は火災現場
の階床、或いはその階床の直上階か直下階などできるだ
け近い階に急行するが、エレベータホールに火炎や煙が
充満している場合があり、エレベータ出入口戸が不用意
に開くとエレベータに乗ってきた人が危険にさらされる
ことになる。
（１次消防運転或いは２次消防運転）の場合は火災現場
の階床、或いはその階床の直上階か直下階などできるだ
け近い階に急行するが、エレベータホールに火炎や煙が
充満している場合があり、エレベータ出入口戸が不用意
に開くとエレベータに乗ってきた人が危険にさらされる
ことになる。
【０００７】そこで、エレベータホールが火炎や煙でお
おわれている場合、そこに急行したエレベータかごが着
床と同時に乗場戸が自動的に開いてしまうことのないよ
うにする必要がある。或いはかごの中から手動でドアを
開くにしても、予めかごの中にエレベータホールの火災
や煙の状況を知らせる装置を設けて、かご内の人に危険
を知らせ、適切な処置を取らせる事ができるようにする
ことが本発明の目的である。
おわれている場合、そこに急行したエレベータかごが着
床と同時に乗場戸が自動的に開いてしまうことのないよ
うにする必要がある。或いはかごの中から手動でドアを
開くにしても、予めかごの中にエレベータホールの火災
や煙の状況を知らせる装置を設けて、かご内の人に危険
を知らせ、適切な処置を取らせる事ができるようにする
ことが本発明の目的である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】エレベータホールに煙感
知器、温度検出器を設け、一方、これらの検出器出力に
連動する煙表示器、温度表示器、警報器又はアナウンス
装置をかご内に設ける。
知器、温度検出器を設け、一方、これらの検出器出力に
連動する煙表示器、温度表示器、警報器又はアナウンス
装置をかご内に設ける。
【０００９】
【作用】煙を感知すると、その階のかご呼び登録できな
くなり、煙表示器が点滅する。更に、警報器が警報音を
出す。アナウンス装置が注意を発生し、乗場戸の自動開
放を停止する。高温を検出したときは、その階へのかご
呼び登録できなくなり、温度表示器が点滅する。警報器
が警報音を出し、アナウンス装置が注意を発生すると同
時に、乗場戸は自動開放しない。
くなり、煙表示器が点滅する。更に、警報器が警報音を
出す。アナウンス装置が注意を発生し、乗場戸の自動開
放を停止する。高温を検出したときは、その階へのかご
呼び登録できなくなり、温度表示器が点滅する。警報器
が警報音を出し、アナウンス装置が注意を発生すると同
時に、乗場戸は自動開放しない。
【００１０】
【実施例】本発明を図に示す実施例に基づいて説明す
る。
る。
【００１１】図３は、煙感知器、温度検出器で有感のと
きに呼び登録を不能にして、必要な表示や警報をする構
成を示す。図４はドアが自動的に開かないようにして、
必要な表示や警報をする構成を示す。
きに呼び登録を不能にして、必要な表示や警報をする構
成を示す。図４はドアが自動的に開かないようにして、
必要な表示や警報をする構成を示す。
【００１２】この構成により煙感知器１が煙を感知した
とき、その階のかご呼びボタン８が呼び登録できなくな
り、煙表示器４が点滅する。更に、警報器７が警報音を
出す。アナウンス装置が注意を発生し、ホールドア３の
自動開放を禁止する。
とき、その階のかご呼びボタン８が呼び登録できなくな
り、煙表示器４が点滅する。更に、警報器７が警報音を
出す。アナウンス装置が注意を発生し、ホールドア３の
自動開放を禁止する。
【００１３】温度検出器２が高温を検出したとき、高温
階へのかご呼び登録８できなくなる。温度表示器４が点
滅する。警報器７が警報音を出す。アナウンス装置が注
意を発生する。ホールドア３は自動的に開かない。
階へのかご呼び登録８できなくなる。温度表示器４が点
滅する。警報器７が警報音を出す。アナウンス装置が注
意を発生する。ホールドア３は自動的に開かない。
【００１４】煙感知器、温度検出器の作動している階に
行こうとしてかご呼びボタンを押しても呼び登録ができ
なくなり、かご内の人には音または音声とともに文字表
示で危険であることを知らせる。もう一つの方法とし
て、その階にエレベータかごは着床できるけれどもドア
は自動的に開かず、音または音声とともに文字表示で危
険を知らせる。
行こうとしてかご呼びボタンを押しても呼び登録ができ
なくなり、かご内の人には音または音声とともに文字表
示で危険であることを知らせる。もう一つの方法とし
て、その階にエレベータかごは着床できるけれどもドア
は自動的に開かず、音または音声とともに文字表示で危
険を知らせる。
【００１５】
【発明の効果】本発明により、救出隊員、消防隊員、乗
客がドアが開いたとたん、火の海に遭遇するという危険
にさらされることがなくなる。
客がドアが開いたとたん、火の海に遭遇するという危険
にさらされることがなくなる。
【図１】本発明によるのエレベータホール
【図２】本発明によるエレベータかご
【図３】本発明による警報装置の構成ブロック線図
【図４】本発明による乗場戸の開放禁止回路構成ブロッ
ク線図
ク線図
１ 煙感知器 ２ 温度検出器 ４ 煙表示器 ５ 温度表示器 ６ 警報器 ７ アナウンス装置
Claims (3)
- 【請求項１】乗場戸及びその近傍に温度検出器と煙感知
器とを設けたことを特徴とする非常用エレベータ。 - 【請求項２】乗場での煙検知或いは高温度検知に応じ
て、煙表示器或いは温度表示器、及び警報器、アナウン
ス装置を動作させる手段と、同時にその階へのかご呼び
登録を禁止する手段とをかご内に設けたことを特徴とす
る非常用エレベータ。 - 【請求項３】非常用エレベータのかごが目的階に着床し
たとき、その乗場の温度及び煙の検出に応じて出入口戸
の自動開放を禁止し、かご内に警報表示及びアナウンス
を出力することを特徴とする非常用エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3880894A JPH07247076A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 非常用エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3880894A JPH07247076A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 非常用エレベータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07247076A true JPH07247076A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12535597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3880894A Pending JPH07247076A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 非常用エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07247076A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002010049A1 (fr) * | 2000-07-28 | 2002-02-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif d'ascenseur et procede pour commander ce dispositif |
| JP2006131381A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置 |
| JP2008162759A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Toshiba Elevator Co Ltd | 非常用エレベータの伝送制御システム |
| JP2009062127A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Toshiba Elevator Co Ltd | 非常用エレベータ制御システム |
| CN103224172A (zh) * | 2012-01-26 | 2013-07-31 | 东芝电梯株式会社 | 电梯装置 |
| JP6271667B1 (ja) * | 2016-09-26 | 2018-01-31 | 東芝エレベータ株式会社 | 非常用マシンルームレスエレベータ |
| WO2023194275A1 (de) * | 2022-04-04 | 2023-10-12 | Sengmueller Kurt | Gefahrenerkennungssystem für eine aufzugsanlage, türanordnung, zugangsportal und aufzugsanlage |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP3880894A patent/JPH07247076A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002010049A1 (fr) * | 2000-07-28 | 2002-02-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif d'ascenseur et procede pour commander ce dispositif |
| JP2006131381A (ja) * | 2004-11-08 | 2006-05-25 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置 |
| JP2008162759A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Toshiba Elevator Co Ltd | 非常用エレベータの伝送制御システム |
| JP2009062127A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Toshiba Elevator Co Ltd | 非常用エレベータ制御システム |
| CN103224172A (zh) * | 2012-01-26 | 2013-07-31 | 东芝电梯株式会社 | 电梯装置 |
| JP6271667B1 (ja) * | 2016-09-26 | 2018-01-31 | 東芝エレベータ株式会社 | 非常用マシンルームレスエレベータ |
| WO2023194275A1 (de) * | 2022-04-04 | 2023-10-12 | Sengmueller Kurt | Gefahrenerkennungssystem für eine aufzugsanlage, türanordnung, zugangsportal und aufzugsanlage |
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