JPH07246972A - 車両用燃料タンク - Google Patents

車両用燃料タンク

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JPH07246972A
JPH07246972A JP3846594A JP3846594A JPH07246972A JP H07246972 A JPH07246972 A JP H07246972A JP 3846594 A JP3846594 A JP 3846594A JP 3846594 A JP3846594 A JP 3846594A JP H07246972 A JPH07246972 A JP H07246972A
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】燃料給油口にキャップ収納凹部を設けてもドレ
ンの処理に支障が生じない樹脂製の車両用燃料タンクを
提供するにある。 【構成】燃料タンク13の本体35を可塑性樹脂により
一体に成形し、上記燃料タンク13の頂部にキャップ収
納凹部36を形成してこの収納凹部36に燃料給油口3
7を設けると共に、上記収納凹部36の底部にドレン口
39を設け、このドレン口39の下方にドレン通路40
を上記燃料タンク本体35の底部と一体に成形し、上記
ドレン通路40の下部を上記燃料タンク13の下方に開
口したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用燃料タンクに係
り、特に樹脂製の車両用燃料タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動二輪車のような車両に用い
られている燃料タンクとしては、従来、金属製あるいは
樹脂製のものがある。金属製のものは、薄鋼板をプレス
または絞り加工してアウターボディーおよびインナーボ
ディーを成形した後、両ボディーを溶接接合して製作す
るのが一般的であり、オンロード型の自動二輪車によく
用いられている。一方、樹脂製のものは、可塑性樹脂を
ブロー成形によって一体に成形するのが一般的であり、
軽量であって形状の自由度が大きいため、オフロード型
の自動二輪車やスクータ型車両によく用いられている。
いずれの燃料タンクも燃料給油口が設けられ、フューエ
ルキャップにより液密に塞がれるようになっている。
【0003】図7(a)および(b)は、それぞれ金属
製および樹脂製燃料タンクの一例を示す破砕断面図であ
る。
【0004】図7(a)に示すように、金属製で、オン
ロード型の自動二輪車に用いられる燃料タンク1には、
近年、エアプレーン型と呼ばれるいわゆる埋込み型フュ
ーエルキャップ2が採用されているものがある。このフ
ューエルキャップ2は、キャップ部2aがヒンジによっ
て環状の枠部2bに開閉自在に取付けられたもので、枠
部2bが燃料タンク1頂部の燃料給油口3の周囲に設け
られたキャップ収納凹部4に取付けられることによりフ
ューエルキャップ2の上面が燃料タンク1の上面と面一
になるように設けられており、燃料タンク1の外観をよ
くしている。
【0005】ところで、燃料給油口3の周囲に収納凹部
4を設けると、この収納凹部4には雨水や洗車時の水、
給油時に零れた燃料が溜まるので、収納凹部4の底部に
ドレン(水抜き)口5を設け、このドレン口5から燃料
タンク1内に配設したドレンパイプ6を経由して収納凹
部4に溜まった水や燃料を排出している。
【0006】一方、図7(b)に示すように、樹脂製の
燃料タンク7は、この燃料タンク7に燃料給油口8を突
出させて一体成形し、突出した燃料給油口8のネジ溝に
フューエルキャップ9を螺着するのが一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
樹脂製の燃料タンクにエアプレーン型のフューエルキャ
ップを装着したものは見受けられない。それは、燃料タ
ンク頂部にフューエルキャップを設ける際に形成される
キャップ収納凹部からのドレンの処理に問題があるため
である。
【0008】金属製の燃料タンクは、アウターボディー
およびインナーボディーからなるツーピース構造のた
め、あらかじめドレンパイプを燃料タンク内に配設した
後に両ボディーを溶接接合すればよいが、樹脂製の燃料
タンクは、ブロー成形によって一体に成形される上に、
燃料給油口の大きさは一般的に手の入る大きさではない
ため、燃料タンク内にドレンパイプを配設することは困
難である。
【0009】仮に、燃料給油口の大きさを手の入る大き
さとし、燃料タンク内にドレンパイプを配設することが
可能となっても、燃料タンクに用いられる樹脂は時間の
経過と共に劣化し、燃料タンクとドレンパイプとの接続
部が緩んだりひび割れが生じて燃料タンク内の燃料が漏
れる虞があり、好ましいとはいえない。
【0010】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、燃料給油口にキャップ収納凹部を設けてもドレ
ンの処理に支障が生じない樹脂製の車両用燃料タンクを
提供することを目的とする。
【0011】この発明の他の目的は、外観のよい車両用
燃料タンクを提供するにある。
【0012】この発明のさらに他の目的は、収納凹部に
溜まったドレンがエンジン等に掛かることのない車両用
燃料タンクを提供するにある。
【0013】この発明の別の目的は、ブロー成型後、型
から容易に取外せる車両用燃料タンクを提供するにあ
る。
【0014】この発明のさらに別の目的は、ドレンの処
理の効率を高めた車両用燃料タンクを提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用燃料
タンクは、上述した課題を解決するために、請求項1に
記載したように、燃料タンクの本体を可塑性樹脂のブロ
ー成形により一体に成形し、上記燃料タンクの頂部にキ
ャップ収納凹部を形成してこの収納凹部に燃料給油口を
設けると共に、上記収納凹部の底部にドレン口を設け、
このドレン口の下方にドレン通路を上記燃料タンク本体
の底部と一体に成形し、上記ドレン通路の下部を上記燃
料タンクの下方に開口したものである。
【0016】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、キャップ部がヒンジによって
環状の枠部に開閉自在に取付けられた埋込み型フューエ
ルキャップを、前記キャップ収納凹部に装着したもので
ある。
【0017】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、前記ドレン通路下部の開口
部を、アンダーカバーを兼ねた受皿で覆い、この受皿に
ドレンホースを接続したものである。
【0018】さらにまた、上述した課題を解決するため
に、請求項4に記載したように、前記ドレン通路を、前
記開口部に向かって漸次拡大するように成形したもので
ある。
【0019】そして、上述した課題を解決するために、
請求項5に記載したように、前記ドレン口を、前記燃料
給油口の車両進行方向に向かって後方に設けたものであ
る。
【0020】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、燃料タ
ンクの本体を可塑性樹脂のブロー成形により一体に成形
し、上記燃料タンクの頂部にキャップ収納凹部を形成し
てこの収納凹部に燃料給油口を設けると共に、上記収納
凹部の底部にドレン口を設け、このドレン口の下方にド
レン通路を上記燃料タンク本体の底部と一体に成形し、
上記ドレン通路の下部を上記燃料タンクの下方に開口し
たため、上記キャップ収納凹部に溜まるドレンの処理に
支障を生じることはない。
【0021】また、キャップ部がヒンジによって環状の
枠部に開閉自在に取付けられた埋込み型フューエルキャ
ップを、前記キャップ収納凹部に装着したため、フュー
エルキャップの上面が燃料タンクの上面と面一になり、
燃料タンクの外観がよくなる。
【0022】さらに、前記ドレン通路下部の開口部を、
アンダーカバーを兼ねた受皿で覆い、この受皿にドレン
ホースを接続したため、収納凹部に溜まったドレンをエ
ンジン等に掛からないように他の部位に導くことができ
る。
【0023】さらにまた、前記ドレン通路を、前記開口
部に向かって漸次拡大するように成形したため、燃料タ
ンクは、ブロー成型後、型から容易に取外せる。
【0024】そして、前記ドレン口を、前記燃料給油口
の車両進行方向に向かって後方に設けたため、走行する
車両の慣性により、ドレン処理の効率が高められる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0026】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。
【0027】図1において、この自動二輪車10は車体
フレーム11を有し、この車体フレーム11の前方下部
にエンジン12が搭載され、このエンジン12の上方に
燃料タンク13が配置される。また、燃料タンク13の
後方に運転シート14が設置される。この自動二輪車1
0は、車体前部が流線形のカウリング15で覆われてお
り、走行中の空気抵抗低減と、走行風圧からのライダの
保護とが図られている。
【0028】車体フレーム11の前方にはヘッドパイプ
16が設けられ、このヘッドパイプ16にはステアリン
グ機構17が設けられる。このステアリング機構17に
は、前輪18を回動自在に支持する左右一対のフロント
フォーク19が備えられる。
【0029】フロントフォーク19は、ステアリング機
構17のアッパーブラケット20aとロアーブラケット
20bとによって前輪18を挟み込むように平行に固定
される一方、ハンドルバー21やフロントフェンダ22
などが取付けられる。そして、ステアリング機構17は
ヘッドパイプ16に左右回動自在に枢着され、ハンドル
バー21により前輪18が左右に回動自在に操舵される
ようになっている。
【0030】また、ヘッドパイプ16前部にはフレーム
状に構成されたカウリング15固定用のカウリングブレ
ース23が設けられ、このカウリングブレース23のア
ーム部23aに取付けられたメータブラケット23bに
スピードメータ24等のメータ類が取付けられる。ま
た、カウリングブレース23の前部にはヘッドライトを
内装したヘッドライトアッセンブリ25が設けられる。
【0031】一方、車体フレーム11の中央下部に架設
されたピボット軸26にはスイングアーム27がピボッ
ト軸26廻りにスイング自在に枢着され、このスイング
アーム27の後端に後輪28が回動自在に軸支される。
スイングアーム27の基端部側には、リヤショックアブ
ソーバ29ならびに複数のリンク30が設けられ、これ
らのスイングアーム27、リヤショックアブソーバ29
およびリンク30からリヤサスペンション機構31が構
成される。
【0032】前記エンジン12は、シリンダ部12aと
クランクケース部12bとから構成され、シリンダ部1
2aの前側にはエンジン排気系を構成するエキゾースト
パイプ32aおよびマフラ32bが接続される。また、
シリンダ部12aの後側にはエンジン吸気系を構成する
キャブレタ33aおよびエアクリーナ33bが配置され
る。さらに、エンジン12前方にはエンジン冷却系を構
成するラジエター34が配置される。
【0033】図2は、前記燃料タンク13の側面図であ
り、図3は、燃料タンク13の平面図である。そして、
図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図であり、図5
は、図3のVーV線に沿う断面図である。
【0034】図2〜図5において、この燃料タンク13
の本体35は、例えばポリエチレンやポリプロピレン等
の可塑性樹脂をブロー成形によって一体に成形される。
この燃料タンク13の頂部前寄りにはキャップ収納凹部
36が形成され、この収納凹部36内に燃料給油口37
が形成される。この燃料給油口37は開閉自在のフュー
エルキャップ38により塞がれる。このフューエルキャ
ップ38は、埋込み型であるエアプレーン型と呼ばれる
もので、図6に示すように、キャップ部38aがヒンジ
38bによって環状の枠部38cの内周側に開閉自在に
取付けられ、枠部38cは、フューエルキャップ38の
上面が燃料タンク13の上面と面一になるように、収納
凹部36にボルト38d等で取付けられる。
【0035】キャップ収納凹部36の底部にはドレン
(水抜き)口39が形成される。このドレン口39は、
燃料給油口37の車両進行方向に向かって後方に設けら
れる。また、ドレン口39の下方にはドレン通路40が
燃料タンク本体35の底部と一体に成形される。ドレン
通路40は下方に向かって漸次拡大するように成形し、
ドレン通路40の下部は燃料タンク13の下方に開口す
る。ドレン通路40下部開口部41はアンダーカバーを
兼ねる受皿42で覆われ、この受皿42が例えばネジ4
3などの固定手段で燃料タンク本体35底部に固定され
る。受皿42の一側にはドレンホース44接続用のユニ
オン部44が一体または一体的に設けられ、このユニオ
ン部44にドレンホース44が接続される。ドレンホー
ス44は、図1に示すように、例えば車体フレーム11
に添って配索され、エンジン12後方の車体下部に案内
される。
【0036】次に、本実施例の作用について説明する。
【0037】上述したように、ドレン通路40を燃料タ
ンク13の本体35と一体に成形することにより、従来
のように別体のドレンパイプを燃料タンク13内に配設
する必要がなく、燃料給油口37の大きさを手の入る大
きさにしたり、樹脂の劣化からくる燃料タンク13とド
レンパイプとの接続部の緩みやひび割れによる燃料タン
ク13内の燃料漏れ等の問題がなくなる。よって、樹脂
製燃料タンク13の燃料給油口37に埋込み型であるエ
アプレーン型のフューエルキャップ38を取付けること
が可能となり、その結果、フューエルキャップ38の上
面が燃料タンク13の上面と面一になり、燃料タンク1
3の外観がよくなる。
【0038】また、ドレン通路40下部の開口部41に
アンダーカバーを兼ねた受皿42を設け、この受皿42
にドレンホース44を接続してこのドレンホース44を
エンジン12後方の車体下部に案内したため、収納凹部
36に溜った雨水や洗車時の水、給油時に零れた燃料が
エンジン12等に掛ることはない。
【0039】さらに、ドレン通路40は、その下部開口
部41に向かって漸次拡大するように成形することによ
り、燃料タンク13をブロー成型後、型から容易に取外
すことができる。
【0040】そして、ドレン口39を燃料給油口37の
車両進行方向に向かって後方に設けると、走行する車両
の慣性により収納凹部36に溜った雨水や洗車時の水、
給油時に零れた燃料がドレン口39に導かれ、ドレン処
理の効率が高められることになる。
【0041】なお、上述した実施例においては本発明を
自動二輪車10に適用した例を示したが、樹脂製の燃料
タンクを備えるあらゆる車両に適用できるのはいうまで
もない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用燃料タンクによれば、燃料タンクの本体を可塑性樹脂
のブロー成形により一体に成形し、上記燃料タンクの頂
部にキャップ収納凹部を形成してこの収納凹部に燃料給
油口を設けると共に、上記収納凹部の底部にドレン口を
設け、このドレン口の下方にドレン通路を上記燃料タン
ク本体の底部と一体に成形し、上記ドレン通路の下部を
上記燃料タンクの下方に開口したため、上記キャップ収
納凹部に溜まるドレンの処理に支障を生じることはな
い。
【0043】また、キャップ部がヒンジによって環状の
枠部に開閉自在に取付けられた埋込み型フューエルキャ
ップを、前記キャップ収納凹部に装着したため、フュー
エルキャップの上面が燃料タンクの上面と面一になり、
燃料タンクの外観がよくなる。
【0044】さらに、前記ドレン通路下部の開口部を、
アンダーカバーを兼ねた受皿で覆い、この受皿にドレン
ホースを接続したため、収納凹部に溜まったドレンをエ
ンジン等に掛からないように他の部位に導くことができ
る。
【0045】さらにまた、前記ドレン通路を、前記開口
部に向かって漸次拡大するように成形したため、燃料タ
ンクは、ブロー成型後、型から容易に取外せる。
【0046】そして、前記ドレン口を、前記燃料給油口
の車両進行方向に向かって後方に設けたため、走行する
車両の慣性により、ドレン処理の効率が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用燃料タンクの一実施例を示
す自動二輪車の左側面図。
【図2】燃料タンクの側面図。
【図3】燃料タンクの平面図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図3のVーV線に沿う断面図。
【図6】エアプレーン型(埋込み型)フューエルキャッ
プの側面図。
【図7】(a)および(b)は、それぞれ従来の金属製
および樹脂製燃料タンクの一例を示す破砕断面図。
【符号の説明】
10 自動二輪車 11 車体フレーム 13 燃料タンク 35 燃料タンク本体 36 キャップ収納凹部 37 燃料給油口 38 エアプレーン型(埋込み型)フューエルキャップ 39 ドレン口 40 ドレン通路 41 ドレン通路の下部開口部 42 受皿 44 ドレンホース
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用燃料
タンクは、上述した課題を解決するために、請求項1に
記載したように、燃料タンクの本体を可塑性樹脂により
一体に成形し、上記燃料タンクの頂部にキャップ収納凹
部を形成してこの収納凹部に燃料給油口を設けると共
に、上記収納凹部の底部にドレン口を設け、このドレン
口の下方にドレン通路を上記燃料タンク本体の底部と一
体に成形し、上記ドレン通路の下部を上記燃料タンクの
下方に開口したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、燃料タ
ンクの本体を可塑性樹脂により一体に成形し、上記燃料
タンクの頂部にキャップ収納凹部を形成してこの収納凹
部に燃料給油口を設けると共に、上記収納凹部の底部に
ドレン口を設け、このドレン口の下方にドレン通路を上
記燃料タンク本体の底部と一体に成形し、上記ドレン通
路の下部を上記燃料タンクの下方に開口したため、上記
キャップ収納凹部に溜まるドレンの処理に支障を生じる
ことはない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用燃料タンクによれば、燃料タンクの本体を可塑性樹脂
により一体に成形し、上記燃料タンクの頂部にキャップ
収納凹部を形成してこの収納凹部に燃料給油口を設ける
と共に、上記収納凹部の底部にドレン口を設け、このド
レン口の下方にドレン通路を上記燃料タンク本体の底部
と一体に成形し、上記ドレン通路の下部を上記燃料タン
クの下方に開口したため、上記キャップ収納凹部に溜ま
るドレンの処理に支障を生じることはない。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクの本体を可塑性樹脂のブロー
    成形により一体に成形し、上記燃料タンクの頂部にキャ
    ップ収納凹部を形成してこの収納凹部に燃料給油口を設
    けると共に、上記収納凹部の底部にドレン口を設け、こ
    のドレン口の下方にドレン通路を上記燃料タンク本体の
    底部と一体に成形し、上記ドレン通路の下部を上記燃料
    タンクの下方に開口したことを特徴とする車両用燃料タ
    ンク。
  2. 【請求項2】 キャップ部がヒンジによって環状の枠部
    に開閉自在に取付けられた埋込み型フューエルキャップ
    を、前記キャップ収納凹部に装着した請求項1記載の車
    両用燃料タンク。
  3. 【請求項3】 前記ドレン通路下部の開口部を、アンダ
    ーカバーを兼ねた受皿で覆い、この受皿にドレンホース
    を接続した請求項1または2記載の車両用燃料タンク。
  4. 【請求項4】 前記ドレン通路を、前記開口部に向かっ
    て漸次拡大するように成形した請求項1、2または3記
    載の車両用燃料タンク。
  5. 【請求項5】 前記ドレン口を、前記燃料給油口の車両
    進行方向に向かって後方に設けた請求項1、2、3また
    は4記載の車両用燃料タンク。
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