JPH0724053U - 魚釣用リ−ル - Google Patents
魚釣用リ−ルInfo
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- JPH0724053U JPH0724053U JP5921293U JP5921293U JPH0724053U JP H0724053 U JPH0724053 U JP H0724053U JP 5921293 U JP5921293 U JP 5921293U JP 5921293 U JP5921293 U JP 5921293U JP H0724053 U JPH0724053 U JP H0724053U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度・耐久性を向上させると共に、クラッチ
結合の係合及び離脱時に、ピニオンのスライド移動をス
ム−スにし、スプ−ルとスプ−ル軸の摩擦抵抗を軽減し
てスプ−ルのフリ−回転性を向上させること。 【構成】 右側枠3とリ−ル側板4間のスプ−ル軸5の
細径部5cにはピニオン8が軸線方向に移動自在に嵌合さ
れ、スプ−ル軸5には係合部5dが、ピニオン8には係合
部8aが形成されてクラッチ結合の係合・離脱がピニオン
8に形成された周溝8bに嵌められたクラッチプレ−ト26
で行われる。ピニオン8には駆動歯車27が噛合され、ス
プ−ル軸5の細径部5cの軸方向外周に、周溝で複数の支
承部5e、5fと細径部5cの一側の支承部5gと非支承部5h、
5iが形成されてスプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の
係合部8aがクラッチ結合の係合時、支承部5eと支承部5g
の外周には前記ピニオン8の中心孔の一端側内周面8cと
他端側内周面8dが、支承部5f外周にピニオン8の中心孔
の内周面8eが夫々軸線方向に移動自在に嵌合されて支承
されている。
結合の係合及び離脱時に、ピニオンのスライド移動をス
ム−スにし、スプ−ルとスプ−ル軸の摩擦抵抗を軽減し
てスプ−ルのフリ−回転性を向上させること。 【構成】 右側枠3とリ−ル側板4間のスプ−ル軸5の
細径部5cにはピニオン8が軸線方向に移動自在に嵌合さ
れ、スプ−ル軸5には係合部5dが、ピニオン8には係合
部8aが形成されてクラッチ結合の係合・離脱がピニオン
8に形成された周溝8bに嵌められたクラッチプレ−ト26
で行われる。ピニオン8には駆動歯車27が噛合され、ス
プ−ル軸5の細径部5cの軸方向外周に、周溝で複数の支
承部5e、5fと細径部5cの一側の支承部5gと非支承部5h、
5iが形成されてスプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の
係合部8aがクラッチ結合の係合時、支承部5eと支承部5g
の外周には前記ピニオン8の中心孔の一端側内周面8cと
他端側内周面8dが、支承部5f外周にピニオン8の中心孔
の内周面8eが夫々軸線方向に移動自在に嵌合されて支承
されている。
Description
【0001】
この考案は、スプ−ルを自由回転状態と巻取回転状態に切換え操作されるピニ オンの支承構造を改善した魚釣用リ−ルに関する。
【0002】
従来例えば魚釣用両軸受型リ−ルにおいて、リ−ル本体に回転自在に支持した スプ−ルのフリ−回転性を向上させるために、巻取動力をスプ−ルに伝達するピ ニオンとスプ−ル軸との支持部のスプ−ルフリ−状態(クラッチOFF)におけ る摩擦抵抗を軽減するために、ピニオンの軸方向中間内周面に環状凹所を形成し て、その軸方向両側に、第1・第2支承部を形成し、第1支承部の軸方向長さよ り長い環状凹所をスプ−ル軸外周に形成したものが実公昭60−13359 号公報で知 られているが、以下の問題点がある。 リ−ルの小型化や限られたギヤボックス内への収容等でピニオンが小径化され 、歯底と内周部との肉厚が薄く形成されているのが現状であり、ピニオン内周に 環状凹所を形成することにより、強度・耐久性の面で不充分である。 クラッチOFF時、ピニオンが片持で支持される状態となるため、キャステン グ時にピニオンが振動し、異音発生となる。 又、クラッチ切換え時(ピニオンスライド移動)、スプ−ル軸外周の段部に引 っ掛かりが生じ易く、スム−ス性に欠ける。 ピニオン内周の中クリ加工のため、加工が難しいと共にコスト高となる。
【0003】
解決しようとする問題点は、ピニオン内周に環状凹所を形成すると、強度・耐 久性の面で不充分であると共に、クラッチOFF時、ピニオンが片持で支持され る状態となるため、クラッチ切換え時ピニオンのスライド移動でスプ−ル軸外周 の段部に引っ掛かりが生じ易く、スム−ス性に欠けることである。 又、キャステング時にピニオンが振動し、異音発生となることである。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、強度・耐久性を向上させると共に、クラッチ 結合の係合及び離脱時に、ピニオンのスライド移動をスム−スにし、スプ−ルと スプ−ル軸の摩擦抵抗を軽減してスプ−ルのフリ−回転性を向上させる魚釣用リ −ルを提供することである。
【0005】
本考案は、リ−ル本体の側板間に回転自在に支持したスプ−ルのスプ−ル軸に ピニオンを摺動及び回転自在に支持すると共に該ピニオンを前記スプ−ル軸に係 ・脱可能にクラッチ結合した魚釣用リ−ルにおいて、前記スプ−ル軸の軸方向外 周に周溝で前記ピニオンを支承する複数の支承部と非支承部を形成し、前記スプ −ル軸にピニオンがクラッチ結合の係合時に、該ピニオンの両端側内周面を前記 支承部で支承し、クラッチ結合の離脱時に、前記ピニオンの両端側内周面を前記 支承部で支承したことを要旨とするものである。
【0006】
ハンドル17が回転されると、スプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部8a がクラッチ結合の係合時、ハンドル軸6と歯車輪列機構を介してスプ−ル軸5と スプ−ル14が回転される。 スプ−ル軸5にピニオン8がクラッチ結合の係合時には、ピニオン8の一端側 内周面8cはスプ−ル軸5の支承部5e外周と、他端側内周面8dはスプ−ル軸5の支 承部5g外周と、内周面8eは支承部5f外周に夫々嵌合されて支承されている。 この時非支承部5h、5iは内周面8eから離間されている。 クラッチプレ−ト26の操作で、スプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部 8aがクラッチ結合の離脱時には図5のように、ピニオン8の一端側内周面8cはス プ−ル軸5の支承部5f外周と、他端側内周面8dはスプ−ル軸5の支承部5g外周と に夫々嵌合されて支承されている。 この時非支承部5hは係合部8aから離間された位置に、非支承部5iは内周面8eか ら離間されている。
【0007】
以下、図示の実施例によって本考案を説明すると、図1から図5は第1実施例 で魚釣用リ−ルを魚釣用両軸受型リ−ルで述べれば、図1は魚釣用両軸受型リ− ルのクラッチ係合状態の要部断面平面図と一部拡大図、図2は魚釣用両軸受型リ −ルのクラッチ係合状態の要部拡大断面平面図、図3はスプ−ル軸の要部拡大平 面図、図4はクラッチ機構のクラッチ係合状態の要部拡大断面平面図、図5はク ラッチ機構のクラッチ離脱状態の要部拡大断面平面図である。
【0008】 魚釣用両軸受型リ−ルは図1で、リ−ル本体1の左右両側枠2、3が支柱10と リ−ル脚11の固定板12で平行に保持されて左右両側枠2、3の外側には夫々リ− ル側板13、4が取り付けられている。 左右両側枠2、3間にスプ−ル14がスプ−ル軸5に固定配置され、スプ−ル軸 5は一方の軸受15と他方の軸受16で回転自在に軸承されてクラッチ機構と歯車輪 列機構とハンドル軸6に取り付けられたハンドル17を介して回転されるように構 成されている。
【0009】 左側枠2のスプ−ル軸5位置は図1のように、右内側に軸筒部2aが突出形成さ れている。 軸筒部2aの内側の凹部2bには前記軸受15が嵌合されて取り付けられ、軸筒部2a の内側底面にスラスト軸受18が固定されてスプ−ル軸5の一端5aが当接されてい る。 軸筒部2aの内側の開口側には凹部2bより大径の凹部2cが形成されて保持部材7 の舌片7aが係止されて軸受15が保持部材7で抜け止めされている。
【0010】 右側枠3の左内側に図1、図2のように、軸筒部3aが突出形成され、軸筒部3a の内側に透孔3bと凹部3c、3dが形成されている。 凹部3cには前記軸受16が嵌合されて取り付けられ、凹部3dに前記と同形の保持 部材7の舌片7aが係止されて軸受16が保持部材7で抜け止めされている。 右側枠3の右外側には凹部3eが形成されて軸受19が嵌合され、前記ハンドル軸 6の一端6aが回転自在に嵌合されて抜け止め板20で抜け止めされている。
【0011】 リ−ル側板4には透孔4aと凹部4b、4cが形成されている。 凹部4bには軸受21が嵌合されて取り付けられ、凹部4cに前記と同形の保持部材 7の舌片7aが係止されて軸受21が保持部材7で抜け止めされている。 軸受21でハンドル軸6が、ハンドル軸6の軸線方向に移動自在に回り止め嵌合 されたカラ−22を介して軸承されている。
【0012】 更にリ−ル側板4に透孔4dと凹部4e、4fが形成されている。 凹部4eには軸受23が嵌合されて取り付けられ、凹部4fに前記と同形の保持部材 7の舌片7aが係止されて軸受23が保持部材7で抜け止めされている。 軸受23にはスプ−ル軸5の細径の他端5bが軸承されている。 リ−ル側板4の右外側には軸筒部4gが突出形成されて外周に雄螺子が形成され ている。 雄螺子にはカバ−ツマミ24が螺合され、カバ−ツマミ24の内側底面にスラスト 軸受25が固定されてスプ−ル軸5の細径の他端5bが当接されている。
【0013】 右側枠3とリ−ル側板4間のスプ−ル軸5の細径部5cにはピニオン8が軸線方 向に移動自在に嵌合されている。 スプ−ル軸5には係合部5dが、ピニオン8には係合部8aが形成されてクラッチ 結合の係合・離脱がピニオン8に形成された周溝8bに嵌められたクラッチプレ− ト26で行われる。 スプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部8aとピニオン8の周溝8bに嵌め られたクラッチプレ−ト26とでクラッチ機構が構成されている。 ピニオン8にはハンドル軸6に回転自在に嵌合された駆動歯車27が噛合されて いる。
【0014】 スプ−ル軸5の細径部5cの軸方向外周に図1から図4のように、周溝で複数の 支承部5e、5fと細径部5cの一側の支承部5gと非支承部5h、5iが形成されている。 スプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部8aがクラッチ結合の係合時、支 承部5eと支承部5gの外周には前記ピニオン8の中心孔の一端側内周面8cと他端側 内周面8dが、支承部5f外周にピニオン8の中心孔の内周面8eが夫々軸線方向に移 動自在に嵌合されて支承されている。
【0015】 駆動歯車27の左側のハンドル軸6には摩擦板28が嵌合され、その左側に爪車29 がハンドル軸6に回り止め嵌合されている。 駆動歯車27の右側には摩擦板30が固定されてハンドル軸6に回り止め嵌合され た摩擦円板31が当接されている。 駆動歯車27と摩擦円板31の間には湾曲発条32が挿入されている。 摩擦円板31の右側にはハンドル軸6に回り止め嵌合された押圧盤33が当接され ている。 押圧盤33の右側にはハンドル軸6に回り止め嵌合された発条34、35が当接され ている。 発条35の右側には前記カラ−22が当接されている。 カラ−22の右側には調節体9の係合部9aが当接されている。 前記摩擦板30と摩擦円板31と湾曲発条32と押圧盤33と発条34、35とカラ−22で 制動部材が構成されている。
【0016】 調節体9には図1、図2のように、係合部9aと中心透孔9bと手の指で回動操作 する操作部9cと中央部に多角形の嵌合凹部9dが形成されている。 多角形の嵌合凹部9dにはナット36が落し込みで嵌合されている。 ナット36はハンドル軸6の雄螺子部6bに螺合されている。 ナット36の右側のハンドル軸6の他端6cには押圧発条37とハンドル17が回り止 め嵌合されてナット38で抜け止めされている。
【0017】 魚釣用両軸受型リ−ルでハンドル17が回転されると、スプ−ル軸5の係合部5d とピニオン8の係合部8aがクラッチ結合の係合時、ハンドル軸6と歯車輪列機構 を介してスプ−ル軸5とスプ−ル14が回転される。 スプ−ル軸5にピニオン8がクラッチ結合の係合時には、ピニオン8の一端側 内周面8cはスプ−ル軸5の支承部5e外周と、他端側内周面8dはスプ−ル軸5の支 承部5g外周と、内周面8eは支承部5f外周に夫々嵌合されて支承されている。 この時非支承部5h、5iは内周面8eから離間されている。
【0018】 クラッチプレ−ト26の操作で、スプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部 8aがクラッチ結合の離脱時には図5のように、ピニオン8の一端側内周面8cはス プ−ル軸5の支承部5f外周と、他端側内周面8dはスプ−ル軸5の支承部5g外周と に夫々嵌合されて支承されている。 この時非支承部5hは係合部8aから離間された位置に、非支承部5iは内周面8eか ら離間されている。
【0019】 前記のように魚釣用リ−ルが構成されると、スプ−ル軸5の係合部5dとピニオ ン8の係合部8aがクラッチ結合の離脱時には、ピニオン8の一端側内周面8cはス プ−ル軸5の支承部5f外周と、他端側内周面8dはスプ−ル軸5の支承部5g外周と に夫々嵌合されて支承され、非支承部5hは係合部8aから離間された位置に、非支 承部5iは内周面8eから離間されているので、スプ−ル14とスプ−ル軸5の摩擦抵 抗が軽減されてスプ−ル14のフリ−回転性が向上される。 スプ−ル14は内周面8eに加工を施さないので強度・耐久性が向上される。 更にクラッチ結合の係合及び離脱時に、ピニオン8の両端側内周面8c、8dはス プ−ル軸5の支承部5e、5f、5gと嵌合されて支承されているので、スライド移動 がスム−スになされる。
【0020】 図6から図8は第2実施例で、図6はスプ−ル軸の要部拡大平面図、図7は魚 釣用両軸受型リ−ルのクラッチ係合状態の要部拡大断面平面図、図8はクラッチ 離脱状態の要部拡大断面平面図である。
【0021】 第2実施例では、第1実施例に対してスプ−ル軸5の細径部5cの一側の支承部 5gの右側に非支承部5jが形成されている。 図7でスプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部8aがクラッチ結合の係合 時は第1実施例と同様に、支承部5eと支承部5gの外周にはピニオン8の中心孔の 一端側内周面8cと他端側内周面8dが、支承部5f外周にピニオン8の中心孔の内周 面8eが夫々軸線方向に移動自在に嵌合されて支承されている。 この時非支承部5h、5iは内周面8eから離間されている。
【0022】 クラッチプレ−ト26の操作で、スプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部 8aがクラッチ結合の離脱時には図8のように、ピニオン8の一端側内周面8cはス プ−ル軸5の支承部5f外周と、他端側内周面8dはスプ−ル軸5の支承部5g外周と に夫々嵌合されて支承されている。 この時非支承部5hは係合部8aから離間された位置に、非支承部5iと非支承部5j は内周面8eから離間されている。
【0023】 図9から図11は第3実施例で、図9はスプ−ル軸の要部拡大平面図、図10は魚 釣用両軸受型リ−ルのクラッチ係合状態の要部拡大断面平面図、図11はクラッチ 離脱状態の要部拡大断面平面図である。
【0024】 第3実施例では、第2実施例のスプ−ル軸5の支承部5eと支承部5fが合体され た長い支承部5kが形成され、第2実施例の非支承部5hが省略されている。 図10でスプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部8aがクラッチ結合の係合 時は、支承部5kと支承部5gの外周にはピニオン8の中心孔の一端側内周面8cと他 端側内周面8dが夫々軸線方向に移動自在に嵌合されて支承されている。 この時非支承部5iは内周面8eから離間されている。
【0025】 クラッチプレ−ト26の操作で、スプ−ル軸5の係合部5dとピニオン8の係合部 8aがクラッチ結合の離脱時には図11のように、ピニオン8の一端側内周面8cはス プ−ル軸5の支承部5k外周と、他端側内周面8dはスプ−ル軸5の支承部5g外周と に夫々嵌合されて支承されている。 この時非支承部5iと非支承部5jは内周面8eから離間されている。
【0026】 図12はクラッチ機構の変形例で、図12は魚釣用両軸受型リ−ルのクラッチ係合 状態の要部拡大断面平面図である。
【0027】 図12のクラッチ機構では、スプ−ル軸5の外周上下にピンからなる係合部39が 突出固定されている。 ピニオン8にはV字形の溝からなる係合部8fが形成されて係合部8fに係合部39 が嵌まることでクラッチ結合の係合となる。
【0028】 図13はクラッチ機構の他の変形例で、図13は魚釣用両軸受型リ−ルのクラッチ 係合状態の要部拡大断面平面図である。
【0029】 図13のクラッチ機構では、スプ−ル軸5の外周上下に直方体状の係合部5mが突 出形成されている。 ピニオン8にはV字形の溝からなる係合部8gが形成されて係合部8gに係合部5m が嵌まることでクラッチ結合の係合となる。
【0030】 図12、図13のようにスプ−ル軸とピニオンのテ−パ−結合構造とすることによ り、両者の結合時の回転方向のガタを防止することができ、遊びの少ない確実な クラッチ機構が得られる。
【0031】 前記説明では、魚釣用リ−ルを魚釣用両軸受型リ−ルで述べたが、他の形式の リ−ルに実施してもよい。
【0032】
本考案は前述のように構成されたから、クラッチ結合の離脱時には、ピニオン の両端側内周面がスプ−ル軸の支承部外周とに夫々嵌合されて支承され、非支承 部はピニオンの係合部と内周面から離間されているので、スプ−ルとスプ−ル軸 の摩擦抵抗が軽減されてスプ−ルのフリ−回転性が向上される。 スプ−ルは内周面に加工を施さないので強度・耐久性が向上される。 更にクラッチ結合の係合及び離脱時に、ピニオンの両端側内周面はスプ−ル軸 の支承部と嵌合されて支承されているので、スライド移動がスム−スになされる 等実用上優れた効果を奏する魚釣用リ−ルを提供することが出来る。
【図1】第1実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルのクラッ
チ係合状態の要部断面平面図と一部拡大図である。
チ係合状態の要部断面平面図と一部拡大図である。
【図2】同魚釣用両軸受型リ−ルのクラッチ係合状態の
要部拡大断面平面図である。
要部拡大断面平面図である。
【図3】同スプ−ル軸の要部拡大平面図である。
【図4】同クラッチ機構のクラッチ係合状態の要部拡大
断面平面図である。
断面平面図である。
【図5】同クラッチ機構のクラッチ離脱状態の要部拡大
断面平面図である。
断面平面図である。
【図6】第2実施例で、スプ−ル軸の要部拡大平面図で
ある。
ある。
【図7】同魚釣用両軸受型リ−ルのクラッチ係合状態の
要部拡大断面平面図である。
要部拡大断面平面図である。
【図8】同クラッチ離脱状態の要部拡大断面平面図であ
る。
る。
【図9】第3実施例で、スプ−ル軸の要部拡大平面図で
ある。
ある。
【図10】同魚釣用両軸受型リ−ルのクラッチ係合状態の
要部拡大断面平面図である。
要部拡大断面平面図である。
【図11】同クラッチ離脱状態の要部拡大断面平面図であ
る。
る。
【図12】クラッチ機構の変形例で、魚釣用両軸受型リ−
ルのクラッチ係合状態の要部拡大断面平面図である。
ルのクラッチ係合状態の要部拡大断面平面図である。
【図13】クラッチ機構の他の変形例で、魚釣用両軸受型
リ−ルのクラッチ係合状態の要部拡大断面平面図であ
る。
リ−ルのクラッチ係合状態の要部拡大断面平面図であ
る。
1 リ−ル本体 4、13 リ−ル側板 5 スプ−ル軸 5e、5f、5g 支承部 8 ピニオン 8c、8d 両端側内周面 14 スプ−ル
Claims (1)
- 【請求項1】 リ−ル本体の側板間に回転自在に支持し
たスプ−ルのスプ−ル軸にピニオンを摺動及び回転自在
に支持すると共に該ピニオンを前記スプ−ル軸に係・脱
可能にクラッチ結合した魚釣用リ−ルにおいて、前記ス
プ−ル軸の軸方向外周に周溝で前記ピニオンを支承する
複数の支承部と非支承部を形成し、前記スプ−ル軸にピ
ニオンがクラッチ結合の係合時に、該ピニオンの両端側
内周面を前記支承部で支承し、クラッチ結合の離脱時
に、前記ピニオンの両端側内周面を前記支承部で支承し
たことを特徴とする魚釣用リ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5921293U JP2586436Y2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 魚釣用リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5921293U JP2586436Y2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 魚釣用リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724053U true JPH0724053U (ja) | 1995-05-09 |
JP2586436Y2 JP2586436Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=13106871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5921293U Expired - Fee Related JP2586436Y2 (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 魚釣用リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586436Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125156A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Shimano Inc | 両軸受リール及びその設計方法 |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP5921293U patent/JP2586436Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125156A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Shimano Inc | 両軸受リール及びその設計方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2586436Y2 (ja) | 1998-12-09 |
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