JPH0723878U - 弁の軸受構造 - Google Patents

弁の軸受構造

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JPH0723878U
JPH0723878U JP5354793U JP5354793U JPH0723878U JP H0723878 U JPH0723878 U JP H0723878U JP 5354793 U JP5354793 U JP 5354793U JP 5354793 U JP5354793 U JP 5354793U JP H0723878 U JPH0723878 U JP H0723878U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
valve
valve rod
divided
portions
Prior art date
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Pending
Application number
JP5354793U
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English (en)
Inventor
利和 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 軸受26を周方向の複数箇所で分割し、分割
した軸受26の各部分26a,26bの鍔部27と弁棒
支持部24の段部28の双方の当接部に、軸受26の径
方向において相互に係合する凹凸部を設け、分割した軸
受26の各部分26a,26bに引き抜き用のタップ孔
29を設けた。 【効果】 従来のように軸受26の取り出しに先立って
弁箱21から弁棒23を取り外すことなく、軸受26の
各部分26a,26bを弁棒23の軸心方向に引き抜い
て容易に取り外すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、発電プラント等において使用する排気弁等の弁の軸受構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、発電プラントのタービン関係に使用する排気弁としては、図2に示すよ うなものがある。図2において、弁箱1の内部には弁箱内流路2を開閉する弁体 3を弁棒4に固定して配置しており、弁体3は弁棒4と一体に弁棒4の軸心廻り に回転する。また、弁体3の周縁部には弁座5に摺接する弁体シート6を設けて いる。
【0003】 弁棒4の上下両側部は弁箱1の弁棒支持部7の内部に組み込んだ軸受8が回転 自在に支承しており、弁棒4の操作器側の一側には軸受8に続いてシール材9お よびシール押さえ10を嵌装している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記したような排気弁は、プラントにおけるレイアウトの関係上、周 囲に配管等が存在する位置に設置する場合が多く、既にプラントに組み込んだ状 態の排気弁を配管から取り外して搬出することは、周囲の配管等が障害となって 困難であった。このため、メンテナンス時には周囲に作業の障害となる配管等の 構造物が存在する狭い場所で、分解整備を行う必要があった。
【0005】 特に、弁箱1の内部に組み込んだ軸受8を交換する場合には、始めに弁箱1を 配管から取り外し、弁箱流路2の一側開口からの作業によって弁体3と弁棒4を 結合するピン11を弁箱1の内部において抜き取ることが必要であり、その後、 シール押さえ10を弁箱1から取り外すし、弁棒4を弁箱支持部7および軸受8 から引抜き、最後に弁棒支持部7から軸受8を取り出さねばならず、上述の作業 を現場において行うことは非常に困難であった。
【0006】 本考案は上記課題を解決するもので、弁箱を配管から取り外すことなく、弁棒 を支承する軸受を容易に取替ることができる弁の軸受構造を提供することを目的 とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の弁の軸受構造は、弁箱の弁棒支持部内に 弁棒を回転自在に支承する軸受を嵌装し、軸受の一側端に設けた鍔部が弁棒支持 部の内周面に形成した段部に軸心方向において係合する弁において、軸受を周方 向の複数箇所で分割し、分割した軸受の各部分の前記鍔部と弁棒支持部の前記段 部の双方の当接部に、軸受の径方向において相互に係合する凹凸部を設け、分割 した軸受の各部分に引き抜き用の係合手段を設けたものである。
【0008】
【作用】
上記した構成により、軸受は分割した状態で弁箱の内部に装着しているので、 メンテナンス時等において軸受を交換する時には、軸受の各部分に設けた引き抜 き用の係合手段にロッド等の引抜手段を係合させ、軸受の各部分を弁棒の軸心方 向に引き抜き、軸受を各部分毎に弁棒支持部から取り出すことにより、軸受を弁 棒から容易に取り外すことができ、従来のように軸受の取り出しに先立って弁箱 から弁棒を取り外すことなく、軸受を容易に交換することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1において、弁箱21 の内部には弁箱内流路22を開閉する弁体(図示せず)を弁棒23に固定して設 けている。弁棒23の一端側は弁箱21の弁棒支持部24を通って外部に突出し ており、弁棒支持部24の弁棒孔25内には弁棒23を回転自在に支承する軸受 26を嵌装している。
【0010】 軸受26は周方向の複数箇所で分割(本実施例においては2分割)して複数部 分26a,26bに形成している。また、軸受26の各部分26a,26bの一 側端には径方向に突出する鍔部27を有しており、この鍔部27が弁棒支持部2 4の内周面に形成した段部28に軸心方向において係合している。さらに、鍔部 27と段部28の当接部には径方向において相互に係合する凹凸部を形成してお り、凹凸部は鍔部27に形成した円弧状溝部27aと円弧状突起部27bと、段 部28に形成した環状溝部28aと環状突起部28bからなり、円弧状突起部2 7bが環状溝部28aに嵌合し、環状突起部28bが円弧状溝部27aに嵌合し ている。軸受26の各部分26a,26bには引き抜き用の係合手段としてタッ プ孔29を設けている。
【0011】 以下、上記構成における作用を説明する。軸受26は弁棒支持部24の弁棒孔 25内に装着した状態において、円弧状溝部27aと円弧状突起部27bと環状 溝部28aと環状突起部28bの係合によって径方向に移動せず、弁棒23に対 して接触面を常に安定して維持できる。
【0012】 メンテナンス時等において軸受26を交換する時には、弁棒23の先端側に取 り付ける操作器等を軸受支持部24から取り外し、軸受支持部24を開放する。 そして、軸受26の各部分26a,26bに設けたタップ孔29にロッド等の引 抜手段を螺合装着し、軸受26の各部分26a,26bを弁棒23の軸心方向に 引き抜く。
【0013】 このとき、軸受26は分割した状態にあるので、各部分26a,26b毎に弁 棒支持部24から取り出し、弁棒23から容易に取り外すことができる。したが って、従来のように軸受26の取り出しに先立って弁箱21から弁棒23を取り 外す等の作業を伴うことなく、軸受26を容易に交換することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、軸受を分割した状態で弁箱の内部に装着し ているので、従来のように軸受の取り出しに先立って弁箱から弁棒を取り外すこ となく、軸受の各部分を弁棒の軸心方向に引き抜いて容易に取り外すことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における軸受構造を示す断面
図である。
【図2】従来の排気弁を示す断面図である。
【符号の説明】
21 弁箱 23 弁棒 24 弁棒支持部 26 軸受 27 鍔部 27a 円弧状溝部 27b 円弧状突起部 28 段部 28a 環状溝部 28b 環状突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱の弁棒支持部内に弁棒を回転自在に
    支承する軸受を嵌装し、軸受の一側端に設けた鍔部が弁
    棒支持部の内周面に形成した段部に軸心方向において係
    合する弁において、軸受を周方向の複数箇所で分割し、
    分割した軸受の各部分の前記鍔部と弁棒支持部の前記段
    部の双方の当接部に、軸受の径方向において相互に係合
    する凹凸部を設け、分割した軸受の各部分に引き抜き用
    の係合手段を設けたことを特徴とする弁の軸受構造。
JP5354793U 1993-10-04 1993-10-04 弁の軸受構造 Pending JPH0723878U (ja)

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JP5354793U JPH0723878U (ja) 1993-10-04 1993-10-04 弁の軸受構造

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JP5354793U JPH0723878U (ja) 1993-10-04 1993-10-04 弁の軸受構造

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JPH0723878U true JPH0723878U (ja) 1995-05-02

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ID=12945828

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JP5354793U Pending JPH0723878U (ja) 1993-10-04 1993-10-04 弁の軸受構造

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