JPH072335A - 振動式搬送装置 - Google Patents

振動式搬送装置

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JPH072335A
JPH072335A JP17100393A JP17100393A JPH072335A JP H072335 A JPH072335 A JP H072335A JP 17100393 A JP17100393 A JP 17100393A JP 17100393 A JP17100393 A JP 17100393A JP H072335 A JPH072335 A JP H072335A
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vibrating
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JP17100393A
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Michihiro Kubo
道広 久保
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被搬送物を一列に整列させた状態で一つずつ
確実に搬送することができる振動式搬送装置を提供す
る。 【構成】 加振装置2上に断面略U字形のトラフ6を加
振装置2の振動方向と水平面で所定角度θで交差するよ
うに設置するとともに、トラフ6によって形成される搬
送路の一部搬送区域6bの設置方向を加振装置2の振動
方向と水平面で一致するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁石等を用いた加
振装置によってトラフ上の被搬送物に振動を与えながら
被搬送物を整列搬送するようにした振動式搬送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動計量装置では被計量物を個別に計量
する場合があり、この場合、供給部から被計量物を計量
部へ一個ずつ整列搬送するように構成された振動式搬送
装置が使用されている。この種の振動式搬送装置として
は(例えば、実開平1−164218号公報参照)、図
5に示すように、電磁振動式の加振装置30上に断面略
U字形のトラフ31を、電磁コイル32が可動鉄心33
を吸引離反して振動する前後方向に対してトラフ31の
長手方向が水平面において所定角度θで交差するように
設置したものがある。
【0003】この振動式搬送装置では、図6に示すよう
に、トラフ31の対向する内側傾斜面部イ,ロにおいて
加振装置30の前後方向の振動により生じる跳ね上げ搬
送力f’,fが相反する方向に作用することになり、傾
斜部分イでは搬送方向である前向きに作用し、傾斜部分
ロでは後ろ向きの方向に作用する。このため、トラフ3
1に供給された被搬送物が搬送路上で重なり合った状態
となっても、傾斜面に接する個所が上記した相反する方
向に跳ね上げ搬送力を受けるため、重なり合った被搬送
物はトラフ31の底部に沿って一列縦隊に整列された状
態になる。トラフの底部では本来の搬送方向に振動力が
作用しているので、被搬送物は一列に整列した状態で一
つずつ個別に搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の振動式搬送装置では、加振装置30上に断面略U字形
のトラフ31を当該加振装置30の振動方向と水平面で
所定角度θで交差するように設置し、トラフ31の対向
する内側傾斜面部イ,ロに相反する方向の搬送力を生じ
させ、被搬送物を整列させながら搬送するようにしてい
る。しかしながら、被搬送物がトラフ31上で上下に連
続的に重なり合ったり、左右に横並びした状態で搬送さ
れる場合には、被搬送物に対して後ろ向きの跳ね上げ搬
送力を作用させても、被搬送物が後方から詰まった状態
で供給されて来るため、整列させるべきスペースを後方
側にとることができなくなり、せっかくの整列搬送機能
が発揮されなくなるという問題点が生じていた。
【0005】したがって、この発明の目的は、自動計量
装置における個別計量等に対応できるように、計量すべ
き被搬送物の整列搬送を確実に行うことができる振動式
搬送装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の振動式搬送装
置は、加振装置上に断面略U字形のトラフを当該加振装
置の振動方向と水平面で所定角度交差するように設置
し、断面略U字形トラフの対向する内側傾斜面部に相反
する方向の搬送力を生じさせ、トラフに供給される被搬
送物を整列させながら搬送するようにした振動式搬送装
置であって、トラフによって形成される搬送路の一部搬
送区域を、当該搬送区域の設置方向が加振装置の振動方
向と水平面で一致するように形成したことを特徴として
いる。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、トラフによって形成
される搬送路が加振装置の振動方向と水平面で所定角度
交差するように設置された搬送区域では、トラフの対向
する内側傾斜面部で相反する方向の搬送力が作用して整
列搬送機能が発揮されるとともに、トラフの一部搬送区
域が当該搬送区域の設置方向を加振装置の振動方向と水
平面で一致するように形成されているので、この搬送区
域では、搬送方向に沿った前向きの搬送力のみが作用し
て被搬送物の搬送速度が速くなる。
【0008】したがって、設置方向が加振装置の振動方
向と水平面で一致する搬送路の一部搬送区域と、設置方
向が加振装置の振動方向と水平面で所定角度交差する他
の搬送区域とを適当に組み合わせて搬送路を形成すれ
ば、被搬送物が密に連なって搬送されていても、より速
く搬送させる区域に到達すると、被搬送物の前後の間隔
が開き、これにより、上下に重なった被搬送物が一重の
一列縦隊に再編整列されて整列搬送機能を確実に発揮す
ることができる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の実施例である振動式搬送
装置の構成を示す平面図、図2は同じく側面図であり、
この振動式搬送装置1の本体には電磁石を振動源とする
加振装置2が内蔵され、振動の伝達板となる板ばね3,
4とトラフ取付台5が設けられ、このトラフ取付台5上
に被搬送物の搬送路となるトラフ6が設置されている。
【0010】加振装置2は、電磁コイル7の吸引離反作
用で可動鉄心8が前後方向に所定サイクルで振動するこ
とにより板ばね3,4およびトラフ取付台5を介してト
ラフ6を振動させる。トラフ6は、このトラフ取付台5
の前後の振動方向と水平面で所定角度θで交差するよう
に設置されているが、トラフ6の中間搬送区域6bを加
振装置2の振動方向と一致するようにしてトラフの後端
搬送区域6a側および前端搬送区域6c側からみた搬送
路をそれぞれくの字形状に形成して連結させ、図示のよ
うな搬送路を構成している。
【0011】トラフ6は、上記のような形状に形成され
トラフ取付台5に設置されているので、トラフ6によっ
て構成される搬送路が加振装置2の振動方向と水平面で
所定角度θで交差するように設置された搬送区域6aお
よび6cでは、従来例と同様に、トラフ6の対向する内
側傾斜面部で相反する方向の搬送力f’,fが作用して
整列搬送機能が発揮される。また、トラフ6の中間搬送
区域6bは、加振装置2の振動方向と水平面で一致する
ように形成されているので、この区域では、搬送方向に
沿った前向きの搬送力のみが作用して被搬送物の搬送速
度が速くなる。
【0012】したがって、トラフの後端搬送区域6a側
に供給された被搬送物は、整列作用を受けながら搬送さ
れ、中間搬送区域6bに達すると整列された被搬送物は
搬送方向へより速く搬送されることになるので、被搬送
物の前後の間隔が粗になり、この粗になった部分に上下
に重なり合った上側の被搬送物が入り込んで、上下の重
なりがなくなる。そして、被搬送物が前端搬送区域6c
に達すると、再度整列作用を受けながら1つずつ図示し
ない計量部へ搬送される。
【0013】図3は別の実施例の構成を示す平面図で、
図4は同じく側面図である。この実施例のトラフ10
は、図示のように、被搬送物が投入される後端側から中
間部に至る搬送区域10aが加振装置11の振動方向と
水平面で所定角度θで交差するように設置され、図示し
ない計量部側に位置する前端搬送区域10bが加振装置
11の振動方向と水平面で一致するように形成されてい
る。トラフ10の後端搬送区域から中間部区域10aの
両側部には、大量の被搬送物の投入を容易にするため
に、搬送物受け板部材10cが取付けられている。
【0014】このように被搬送物が投入される後端側か
ら中間部に至る搬送区域10aを長く形成して整列作用
を受けやすくするとともに、前端搬送区域10bで被搬
送物の搬送方向への搬送速度を速めることにより、重な
りのない一列縦隊の整列搬送機能を発揮させることがで
きるようになる。また、上記した実施例の他にも被搬送
物の種類や形状、重量等を考慮し、設置方向が加振装置
の振動方向と水平面で一致する搬送路の一部区域と、設
置方向が加振装置の振動方向と水平面で所定角度交差す
る他の搬送区域とを適当に組み合わせて搬送路を形成す
れば、整列搬送を確実に行わせることができるようにな
る。
【0015】
【発明の効果】この発明の振動式搬送装置によれば、ト
ラフによって形成される搬送路が加振装置の振動方向と
水平面で所定角度交差するように設置された搬送区域で
は、トラフの対向する内側傾斜面部で相反する方向の搬
送力が作用して整列搬送機能が発揮されるとともに、搬
送路となるトラフの一部搬送区域が当該搬送区域の設置
方向を加振装置の振動方向と水平面で一致するように形
成されているので、この区域では、搬送方向に沿った前
向きの搬送力のみが作用して被搬送物の搬送速度を速め
ることができる。したがって、この区域では被搬送物の
前後の間隔が広く開き、これにより、上下に重なり合っ
たり左右に横並びした被搬送物は、一重の一列縦隊に再
編整列されて、これまで以上に整列搬送機能を確実に発
揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である振動式搬送装置の構成
を示す平面図である。
【図2】同実施例の構成を示す側面図である。
【図3】別の実施例の構成を示す平面図である。
【図4】別の実施例の構成を示す側面図である。
【図5】従来例の構成を示す斜視図である。
【図6】従来例の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 振動式搬送装置 2 加振装置 3,4 板ばね 5 トラフ取付台 6 トラフ 6a 後端搬送区域 6b 中間搬送区域 6c 前端搬送区域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加振装置上に断面略U字形のトラフを当
    該加振装置の振動方向と水平面で所定角度交差するよう
    に設置し、前記断面略U字形トラフの対向する内側傾斜
    面部に相反する方向の搬送力を生じさせ、前記トラフに
    供給される被搬送物を整列させながら搬送するようにし
    た振動式搬送装置であって、 前記トラフによって形成される搬送路の一部搬送区域
    を、当該搬送区域の設置方向が前記加振装置の振動方向
    と水平面で一致するように形成したことを特徴とする振
    動式搬送装置。
JP17100393A 1993-06-16 1993-06-16 振動式搬送装置 Expired - Fee Related JP3180237B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094618A (ja) * 2006-10-07 2008-04-24 Yoshitaka Aoyama 部品送給装置および送給方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008094618A (ja) * 2006-10-07 2008-04-24 Yoshitaka Aoyama 部品送給装置および送給方法

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