JPH07229414A - 内燃機関用のマフラー - Google Patents

内燃機関用のマフラー

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JPH07229414A
JPH07229414A JP30311594A JP30311594A JPH07229414A JP H07229414 A JPH07229414 A JP H07229414A JP 30311594 A JP30311594 A JP 30311594A JP 30311594 A JP30311594 A JP 30311594A JP H07229414 A JPH07229414 A JP H07229414A
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JP
Japan
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muffler
pipe
perforated
chamber
pipe portion
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JP30311594A
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Hiroto Kaneso
裕人 金曽
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Apex Corp Japan
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消音性能、耐久性の向上。排圧低損失特性と
消音性能の両立。 【構成】 側面に複数の小孔33を持ち該小孔を介して
消音用室21に通じている多孔管部25と、この多孔管
部内に挿入された所定の長さの管を含み、該管の外周面
と該多孔管部の内周面との間において隙間空間を形成す
る内管部27とを具える。該隙間空間を出口寄りで絞る
又は閉じ、該隙間空間から多孔管の小孔を介した消音用
室内への排気音波の拡散・干渉を促進し、消音性能を上
げる。更に内管部においても複数の小孔34を設ける。
多孔管部の一部において消音室内に開かれている開口を
形成する、又は多孔管部を2分割して消音室内に開かれ
たスペースを形成してもよい。多孔管部を二重構造と
し、全体で三重管構造としてもよい。消音室を複数の小
孔が形成された仕切壁によって仕切ってサブ室を形成
し、排気効率を高める構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車エンジンその
他の内燃機関用のマフラーに関し、特に、消音性能を高
めることができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用マフラーの一例として
は、図13及び図14に示すようなものが知られてい
る。図13に示されたマフラー1においては、仕切られ
た4つの室2,3,4,5を有しており、エンジン(図
示せず)から排出される排気は、導入管6を介して室4
に流入し、室4から多数の小孔を設けた連通管7を通っ
て室2内に流入し、更に、室2から導出管8に流入し、
排出されるようになっている。また、室4は管9を介し
て室5に連通している。この構成により、音波の拡張、
共鳴、干渉、抵抗等の作用が生じ、排気音を所定の周波
数帯域で消音することができる。
【0003】図14に示されたマフラー10は、導入管
11と導出管12を1直線状に連通した多孔管13を具
備し、この多孔管13の周囲をフィルタ14で蔽い、そ
の周囲の室内にグラスウール等の吸音材15を充填して
なる構成からなる。この場合、吸音材15の吸音特性に
よって所定周波数帯域の消音を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図13に示されたマフ
ラー1においては、排気の経路を複雑かつ長くすること
によって音圧レベルの低減を図るものである。従って、
消音特性は良好であるが、その反面、排圧の損失と抵抗
が高まり、高回転、高負荷時には著しい悪影響が生じ
る。これに対して、図14に示されたマフラー10にお
いては、直線状に排気できるため排圧低損失型となって
いるが、吸音材の持つ特定周波数帯域の消音しか行なえ
ず、特に低周波帯域の消音はできなかった。特に、車室
内空洞共振の加振周波数である70Hz〜90Hzの帯
域の消音は全くできなかった。また、吸音材が湿気を吸
収し易いことにより、管路やマフラー本体の金属を腐食
させ易く、耐久性に乏しい、という問題があった。
【0005】この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、消音特性の良好な内燃機関用のマフラーを提供しよ
うとするものである。更に、耐久性を向上させることの
できるマフラーを提供しようとするものである。更に、
排圧低損失特性と消音特性の向上を両立させることので
きるマフラーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
用のマフラーは、排気流体を導入するための導入口と、
内部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体
を外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
と、前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内
を前記排気流体が通るようになっており、側面に複数の
小孔を有していて該小孔を介して前記室に通じている多
孔管部と、前記多孔管部の内に挿入された所定の長さの
管を含み、該管の外周面と該多孔管部の内周面との間に
おいて隙間空間を形成する内管部とを具えている。特
に、この発明は、上記内燃機関用のマフラーにおいて、
前記内管部の側面において該内管部の内部と前記隙間空
間を通ずる複数の小孔を設けたことを特徴とするもので
ある。更に、この発明は、上記内燃機関用のマフラーに
おいて、前記多孔管部の一部において、前記室内に開か
れている比較的大きな開口を設けたことを特徴とするも
のである。
【0007】更に、この発明は、上記内燃機関用のマフ
ラーにおいて、前記多孔管部が2つに分割されて、その
分割箇所において前記室内に開かれた比較的大きなスペ
ースを形成していることを特徴とするものである。更
に、この発明は、上記内燃機関用のマフラーにおいて、
前記多孔管部が、比較的径の小さな第1の多孔管部と、
比較的径の大きな第2の多孔管部とを含み、前記第1の
多孔管部の少なくとも一部分が前記第2の多孔管部の中
に入り込んでおり、前記内管部は前記第1の多孔管部の
内部に挿入されていることを特徴とするものである。
【0008】更に、この発明は、上記内燃機関用のマフ
ラーにおいて、一端が前記導入口に接続され、他端が前
記室内に開口している管部材を具え、前記管部材の開口
端に対応して前記多孔管部の一端が前記室内に開口して
いることを特徴とするものである。また、前記管部材の
開口端の中に前記多孔管部の開口端が入り込んでいるこ
とを特徴とするものである。更に、この発明は、上記内
燃機関用のマフラーにおいて、前記マフラー本体内にお
いて複数の前記多孔管部を具えており、複数の前記内管
部の各々が前記多孔管部に挿入されていることを特徴と
するものである。更に、この発明は、上記内燃機関用の
マフラーにおいて、前記多孔管部の少なくとも一部分が
挿入されており、側面に複数の小孔を有している第2の
多孔管部を具えることを特徴とするものである。
【0009】また、この発明に係る内燃機関用のマフラ
ーは、排気流体を導入するための導入口と、内部に設け
られた少なくとも1つの室と、前記排気流体を外部に導
出するための導出口とを有するマフラー本体と、前記マ
フラー本体内において互にオフセットされて配置された
前記導入口に通ずる第1の管路及び前記導出口に通ずる
第2の管路を含む管路手段とを具備した内燃機関用のマ
フラーにおいて、前記第1及び第2の管路の少なくとも
一方が、側面に複数の小孔を有しており、該小孔を介し
て前記室に通じている多孔管部と、前記多孔管部の内に
挿入された所与の長さの管を含み、該管の外周面と該多
孔管部の内周面との間において隙間空間を形成する内管
部とを含んでいることを特徴とするものである。
【0010】また、この発明に係る内燃機関用のマフラ
ーは、排気流体を導入するための導入口と、複数の小孔
が形成された仕切壁によって互に仕切られた相対的に大
きなメイン室及び相対的に小さなサブ室と、前記排気流
体を外部に導出するための導出口とを有するマフラー本
体と、前記マフラー本体の内部に収納されていてその管
内を前記排気流体が通るようになっており、側面に複数
の小孔を有していて該小孔を介して前記メイン室に通じ
ており、端部が前記サブ室に開口している多孔管部と、
前記多孔管部の内に挿入された所与の長さの管を含み、
該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
空間を形成する内管部と、始端が前記サブ室に開口して
おり、前記導出口につながっている導出管とを具えるこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【作用】多孔管の多数の小孔が該多孔管の側面を密閉し
ている室の内部空間に通じている構成により、多孔管を
通る排気流体の排気音波が該小孔を通じて該室内の空間
に拡散し、排気音波の拡散、干渉等の作用が生じる。こ
れにより、所定の周波数帯域(例えば中高周波数帯域)
の消音に寄与する。ここで、特に、本発明の特徴とする
点は、多孔管の内部に内管部を設けた二重管構造となっ
ている点である。すなわち、内管部は、多孔管の内部に
設けられた所与の長さの管を含んでおり、該内管部の外
周面と該多孔管部の内周面との間において隙間空間が形
成される。この隙間空間で排気音波が圧縮されることに
より、多孔管の小孔を通じた排気音波の拡散、干渉等が
促進されることになる。従って、消音効果をより一層促
進することができるものである。
【0012】前記隙間空間の好ましい態様は種々の態様
で提供することができる。例えば、排気の下流寄りの前
記内管部の所定箇所において前記隙間空間が最小となる
ように、該箇所で前記内管部が前記多孔管部に近接させ
るようにしてよい。あるいは、排気の下流寄りの前記内
管部の所定箇所において該内管部が前記多孔管部に密着
し、隙間空間を閉じるようにしてもよい。あるいは、隙
間空間が、排気の下流寄りにおいて絞られる、若しくは
排気の下流寄りにおいて閉じられる構造であればよい。
あるいは、排気の上流寄りの隙間空間の方が排気の下流
寄りよりも広くなるようにすればよい。あるいは、隙間
空間が、排気の上流寄りから下流寄りにいくにつれて、
次第に狭くなるように、前記内管部の外径と前記多孔管
部の内径との相対的関係が変化するように設定してよ
い。この隙間空間の変化は段階的であってもよい。ある
いは、隙間空間が、排気の上流寄りから所定の範囲で略
一定であり、終端部で絞られるように、前記内管部の外
径と前記多孔管部の内径との相対的関係が設定されてい
てもよい。あるいは、内管部の外径と前記多孔管部の内
径の少なくとも一方が変化することにより、前記隙間空
間が変化するようにしてもよい。その他様々なバリエー
ションが可能である。
【0013】総合して、多孔管とその内側の内管部との
間に形成される隙間空間の好ましい態様について考察し
てみると、導入口寄り(排気上流寄り)の内管部の端部
と多孔管内壁との間の空間(仮にこれを隙間空間入口と
いう)の断面積又は部分的容積が、導出口寄り(排気下
流寄り)の内管部の端部と多孔管内壁との間の空間(仮
にこれを隙間空間出口という)の断面積又は部分的容積
よりも大きいものとなっていることが特徴である。すな
わち、隙間空間入口の方が隙間空間出口よりも広い−換
言すれば隙間空間出口が相対的に絞られている又は閉じ
ている−ことにより、この多孔管と内管部の二重管構造
の隙間空間に入り込む排気音波は、出口が絞られている
ことによって、圧縮されることになり、多孔管の小孔を
通じた排気音波の拡散、干渉等がより一層促進されるこ
とになる。従って、このような隙間空間の好ましい態様
は、消音効果をより一層促進することができるものであ
る。
【0014】更に、本発明に従って、内管部においても
複数の小孔を設けるようにすることは、更に、内管部の
小孔を通じての排気音波の拡散、干渉が生ぜしめ、これ
によっても消音効果を高めることができるので、極めて
有利である。
【0015】また、本発明に従って、多孔管部の一部に
おいて前記室内に開かれている比較的大きな開口を形成
するようにすることは、排気圧力の瞬間的な上昇をこの
開口によって室内に逃し、圧力分布を即座に安定化する
ことができるので、消音性能の安定化に寄与するもので
あり、極めて有利である。また。本発明に従って、多孔
管部を2つに分割して、その分割箇所において前記室内
に開かれた比較的大きなスペースを形成するようにする
ことも、同様の効果をもたらす。また、本発明に従っ
て、第1及び第2の多孔管と内管部とを含む、いわば三
重管構造とすることは、同様の消音性能の安定化効果を
もたらすと共に、更に消音性能を高めるので、極めて有
利である。
【0016】また、本発明に従って、複数の小孔が形成
された仕切壁によって仕切られた比較的大きなメイン室
と比較的小さなサブ室とを含み、多孔管部が前記メイン
室に対応し、この多孔管部の端部がサブ室に開口し、か
つ、導出口につながる導出管の始端がサブ室に開口する
ように構成することは、複数の小孔が形成された仕切壁
によってメイン室とサブ室とを圧力的に連通することに
より、排気流体が導出管に吸引されるように増速するの
で、消音効果のみならず、排気効率を上げることができ
るという効果を奏する。
【0017】二重管構造を構成する内管部及び多孔管部
の具体的実施態様は、種々に設計してよい。例えば、排
気上流寄りから排気下流寄りまでの所定範囲で、徐々に
径が変化してゆくようなテーパ管構造を含んでいてもよ
い。あるいは、排気の上流寄りから下流寄りまでの所定
範囲で、径が段階的に変化するようになっていてもよ
い。あるいは、隙間空間のほぼ全域にわたる範囲で両方
の管部の径がほぼ一定であり、隙間空間の終端部で該隙
間空間を絞る又は閉じるように両者が接近又は密接する
ようになっていてもよい。内管部と多孔管部の両者の径
を変化することにより望みの隙間空間変化の態様を実現
するようにしてもよいし、どちらか一方の径を変化させ
ることにより望みの隙間空間変化の態様を実現するよう
にしてもよい。また、管の断面形状は、必ずしも円形に
限らず、楕円や多角形など、どのような形状でもよい。
従って、この発明において言う管径の大小とは、その横
断面積の大小と同義である。
【0018】本発明に係るマフラーは、上述したような
二重管構造を少なくとも一部において具備していればよ
いものであり、その他に如何なる構造を付加してもよい
ものである。好ましい一つの態様は、マフラー本体内に
おける排気導入口と導出口の並びがほぼ一直線状の排気
経路と上述したような二重管構造とを組み合わせること
である。これにより、排圧に及ぼす抵抗や損失を格段に
抑制することができる構成(排圧低損失型)とすること
ができ、省燃費と動力性能の向上に大きく寄与すること
ができる。その場合に、二重管構造による上述したよう
な消音性能の向上によって、従来のストレート管構造マ
フラーが要求していたような吸音材を設けなかったとし
ても、必要な消音性能を得ることができる。従って、多
量の吸音材を設けないようにすることにより、吸音材に
よる吸湿に起因する金属の腐食と、それによる耐久性の
低下、という問題を解決することができる。
【0019】勿論、消音性能をより一層高めるために、
上述したような二重管構造と吸音材を組み合わせて使用
してもよい。例えば、吸音用室内に吸音材を充填しても
よい。そうすると、吸音材特有の吸音特性によって所定
周波数帯域の消音をきれいに行なうことができるように
なり、より一層の消音効果を上げることができる。ま
た、吸音用室内の壁面の少なくとも一部に沿って消音材
を設けることは、消音材の使用量を少なくし、しかも、
二重管構造と組み合わせた場合に、二重管構造では取り
きれない特定の周波数帯域の排気音振動波を除去するこ
とに寄与するので、有利である。
【0020】マフラー本体内の室の数は、1に限らず、
2又は3以上であってもよい。例えば、前記多孔管の小
孔に通じる室(これを便宜上第1の室という)とは別
に、更に第2の室を設け、この第2の室が連通管を介し
て上記第1の室に通じるようにしてよい。連通管により
第1の室から第2の室に通じた構成によって、ヘルムホ
ルツのレゾネータが構成され、所定の低周波帯域の消音
に寄与する。この連通管は1個に限らず、複数個設けて
もよく、それぞれに対応してヘルムホルツのレゾネータ
を構成し、所定の低周波帯域の消音に寄与する。このレ
ゾネータを適切に設定することにより、車室内空洞共振
の加振周波数である70Hz〜90Hzの帯域もさるこ
とながら、それより上の所定の低周波数帯域(例えば2
00Hz〜300Hz)の消音を達成するよう設定する
ことができるものである。従って、前記多孔管の小孔を
通じた中高域の消音作用と相まって、低域から中高域に
至る広範囲の帯域の消音を簡単な2室構造によって達成
することができるという優れた利点を持つものとなる。
しかも、その場合でも、主たる排気経路は、排圧低損失
型のストレート排気構造を維持することができる。
【0021】また、更に、前記多孔管の小孔に通じる前
記室(これを便宜上第1の室という)とは別に設けられ
た第2の室と、前記排気流体の導入口と導出口との間に
おける前記第1の多孔管の前又は後に設けられた側面に
複数の小孔を有する第2の多孔管と、この第2の多孔管
の外周を密閉して成り、該第2の多孔管の小孔に通じる
室内空間を有し、該空間内に吸音材を収納してなる第2
の室とを具備してもよい。この場合も、吸音材特有の吸
音特性によって所定帯域の消音を行なうことができる。
本発明の実施にあたっては、上述した及び以下述べる種
々の実施態様を部分的に種々に組み合わせてもよい。
【0022】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の実施例
を詳細に説明しよう。図1に示されたこの発明の一実施
例に係るマフラー20は、そのマフラー本体において、
隔壁23によって仕切られた2つの室すなわち第1の室
21と第2の室22を有している。図示しないエンジン
からの排気は、導入管24(導入口に相当)を経由して
マフラー本体に導入され、導出管26(導出口に相当)
を介して該マフラー本体から排出される。側面に多数の
小孔33を有する多孔管25がこの導入管24に直線状
につながっており、この多孔管25は導出管26に直線
状に通じている。従って、排気ガスはマフラー20内を
直線状に通過するので、極めて効率的な排圧低損失構造
となっている。
【0023】多孔管25は第1の室21に対応して設け
られており、該多孔管25の内部空間は前述の通り導入
管24及び導出管26に通じているのみならず、その側
面に設けられた多数の小孔33を介して第1の室21に
通じている。これにより、多数の小孔33を経由して室
21内において、排気音振動波の拡散(拡張)、干渉等
が生じ、多孔共鳴型消音作用により所定の中高域(例え
ば気流音)の消音を行なうことができる。
【0024】多孔管25の内部には、所定の長さの管か
ら成る内管部27が固定的に設けられており、二重管構
造となっている。この内管部27は、その管径が、排気
流体の導入口寄りの管端部27aの径よりも導出口寄り
の管端部27bの径の方が大きくなっていることを特徴
としている。このことを示すために、図1におけるA−
A線に沿う拡大断面図を図2(a)に示し、B−B線に
沿う拡大断面図を図2(b)に示す。多孔管25と内管
部27との間の隙間空間Sが、排気流体の流れの上流に
おいて図2(a)に示すように相対的に大、下流におい
て図2(b)に示すように相対的に小(若しくは閉じて
いる)ことが判る。
【0025】内管部27の具体的構造は、種々に設計し
てよい。例えば、図示のように、導出口寄りの管端部2
7bの径が大きく、他はそれよりも小さなほぼ同径から
なるものであってもよい。若しくは、これに限らず、導
入口寄りの管端部27aから導出口寄りの管端部27b
まで、徐々に径が増してゆくようなテーパ管構造であっ
てもよい。あるいは、導入口寄りの管端部27aから導
出口寄りの管端部27bまで、数段階で段階的に径が増
してゆくような構造であってもよい。また、内管部27
における導出口寄りの管端部27bは、その全周が多孔
管25の内壁に密着して二重管構造の隙間空間の出口を
完全に閉じるようになっていてもよいし、又は、適宜の
空間を空けて前記隙間空間出口を完全に閉じることのな
いようにしてもよいものである。要するに、二重管構造
の隙間空間の出口を絞るような構造であればよい。
【0026】上記のような二重管構造の故に、多孔管2
5と内管部27との間に形成される隙間空間Sの断面積
は、内管部の導入口寄りの管端部27aと多孔管25内
壁との間の空間(仮に隙間空間入口という)の断面積
が、内管部の導出口寄りの管端部27bと多孔管25内
壁との間の空間(仮に隙間空間出口という)の断面積よ
りも広いものとなる。すなわち、隙間空間入口の方が隙
間空間出口よりも広いことにより、この多孔管25と内
管部27の二重管構造の隙間空間に入り込む排気流体
は、出口が絞られていることによって、圧縮されること
になり、多孔管25の小孔を通じた排気流体の振動波の
拡散、干渉等が促進されることになる。従って、所定の
中高帯域についての消音効果をより一層促進することが
できるものである。
【0027】更に、図1の実施例では、第1の室21か
ら第2の室22に通じる連通管28が設けられている。
これによって、ヘルムホルツのレゾネータ(第1のレゾ
ネータ)を構成し、所定の低周波帯域の消音に寄与す
る。また、別の位置に第1の室21から第2の室22に
通じる第2の連通管29が設けられている。これによっ
ても、ヘルムホルツのレゾネータ(第2のレゾネータ)
を構成し、所定の低周波帯域の消音に寄与する。こうし
て、この2種類のレゾネータにより、2種類の異なる低
周波帯域の消音に寄与することができる。
【0028】内管部27の管長及び/又は管径を適切に
設定し、また、多孔管25の管長や小孔のサイズ及び数
等を適切に設定し、また、レゾネータを構成する連通管
28,29の管数、管長、管径を適切に設定する等によ
って、いわゆるこもり音といわれる車室内空洞共振の加
振周波数である70Hz〜90Hzの帯域の消音もさる
ことながら、それより上の所定の低周波数帯域(例えば
200Hz〜300Hz)の消音も達成することがで
き、前記多孔管の小孔を通じた中高域の消音と相まっ
て、低域から中高域に至る広範囲の帯域の消音を簡単な
2室構造によって達成することができる。
【0029】図3は、この発明の別の実施例を示す図で
ある。この実施例において、マフラー10Aは、図14
に示されたマフラー10と同様に、排気流体の導入管1
1(導入口に相当)と導出管12(導出口に相当)を1
直線状に連通した多孔管13を具備し、この多孔管13
の周囲をフィルタ14で蔽い、その周囲の室内にグラス
ウール等の吸音材15を充填してなる構成からなってい
る。この多孔管13の内部に、図1と同様の構成から成
る内管部27が設けられている。この場合、内管部27
によって促進された多孔管13による消音作用に加え
て、吸音材15の吸音特性によって所定周波数帯域の消
音を行なう。
【0030】図4は、この発明の更に別の実施例を示す
図である。この実施例において、マフラー20Aは、図
1に示されたマフラー20と同様に、第1の室21と第
2の室22からなる2室構造となっており、第1の室2
1に対応する多孔管25の内部に、図1と同様の構成か
ら成る内管部27が設けられている。第2の室22に対
応する管30は、多数の小孔を有する多孔管となってい
る。また、第2の室22の内部は、図3と同様に、多孔
管からなる管30の周囲をフィルタ31で蔽い、その周
囲の室内にグラスウール等の吸音材32を充填してなる
構成からなっている。この場合、第1の室21と第2の
室22を通じる連通管は設けられていない。この場合
も、内管部27によって促進された多孔管25による第
1の室21における消音作用に加えて、吸音材32の吸
音特性による第2の室22における消音作用を得ること
ができる。この場合、第1の室21と第2の室22を分
離してもよい。また、吸音材32を備えた第2の室22
が第1の室21の前に配置されてもよい。
【0031】図5は、この発明の更に別の実施例を示す
図である。この実施例において、第1のマフラー部20
は、図1に示されたマフラー部20と同一の構成であ
る。第1のマフラー部20の前段階に第2のマフラー部
10が設けられている。この第2のマフラー部10は、
図14のマフラー10と同一の構成である。従って、こ
の場合も、内管部27によって促進された多孔管25に
よる第1のマフラー部20における消音作用に加えて、
吸音材15の吸音特性による第2のマフラー部10にお
ける消音作用を得ることができ、図1の実施例のみでは
取りきれなかった帯域のノイズをきれいに取ることがで
きる。図6は、図5の実施例に従う消音特性の一例を示
すものであり、実線が第1のマフラー部20による消音
特性例を示し、破線は、第2のマフラー部10による消
音特性例を示す。
【0032】なお、上記実施例では、内管部27の外周
面とその外側の多孔管25又は13の内周面との間に形
成される隙間空間Sが、排気の下流寄りの部分において
絞られるようにするために、内管部27の外径を変化
し、多孔管25,13の内径は変化していないが、それ
とは逆に、内管部27の外径を一定とし、その外側の多
孔管25,13の内径を適宜変化するようにしてもよ
い。あるいは、内管部27の外径とその外側の多孔管2
5,13の内径の両者を変化するようにしてもよい。要
するに、多孔管25,13とその内側に設けられた内管
部27との間の隙間空間Sが、排気の出口寄りに向かっ
て徐々に又は段階的に狭くなっているか、あるいては少
なくとも排気の出口寄りにおいて該空間が狭くなる又は
絞られる若しくは閉鎖されるようになっていればよい。
【0033】また、マフラー本体内の消音用室の構造
は、図1,3,4に示すような2室構造又は1室構造に
限らず、様々な変更が可能である。更に、図7に示すよ
うに、内管部27においても複数の小孔34を設けるよ
うにしてもよい。これにより、排気音の振動波が内管部
27の複数の小孔34を介して拡散することになり、内
管部27とその外側の多孔管25との間ででも、排気音
波の拡散や干渉等が促進され、より広域の低周波帯域に
至るまでの排気音振動波の消音に寄与する。
【0034】図8に示された本発明の別の実施例に従う
マフラー20Bは、内管部37の径を一定とする一方
で、その外側の多孔管35の径を変化させるようにした
ものである。側面に多数の小孔33が設けられている多
孔管35は、排気導入口24に接続されており、その内
部に一定の径を持つ内管部37が挿入されている。外側
の多孔管35は中間部が膨らんだ形状をしており、排気
上流側(導入口寄り)の内管部37の端部37aに対応
する部分では該多孔管35の径が比較的大きく、内管部
37との間で比較的大きな隙間空間Sを形成することが
できるようになっている。排気下流側(導出口寄り)の
部分35bにおいて多孔管35の径は徐々に小さくな
り、最終的に内管部37に接して隙間空間Sを閉鎖して
いる。これにより、前述と同様に、隙間空間Sの入口の
方が出口よりも広いことにより、外側多孔管35と内管
部37の二重管構造の隙間空間Sに入り込む排気音波
は、出口が絞られていることによって、圧縮されること
になり、多孔管35の小孔33を通じた排気音波の拡
散、干渉等が促進されることになり、所定の周波数帯域
についての消音効果をより一層促進することができるも
のである。
【0035】また、図8の例においては、図7と同様
に、内管部37においても複数の小孔34が設けられて
いる。これによって、前述と同様に、更に広い周波数帯
域で消音効果を上げることができる。反対に、図1と同
様に、内管部37において複数の小孔34を省略しても
よいことは勿論である。また、図8の例においては、第
1の室21が多数の小孔を有する仕切壁36によって仕
切られており、サブ室(又は第3の室)21Bが形成さ
れている。また、室21とサブ室21Bとの間を連通す
る連通管28Bも設けられている。これにより、仕切壁
36の多数の小孔及び連通管28Bを介した第1の室2
1(すなわちメイン室)からサブ室21Bへの排気音波
の拡散及び/又は干渉によっても、消音効果を出すこと
ができる。
【0036】また、図8の例では、排気下流寄りにおい
て多孔管(すなわち外管)35及び内管部37がサブ室
21B内に開口して終端しており、該サブ室21Bを介
して導出管26に通じている。この開口を介してサブ室
21Bから第1の室21へ通じる排気音波の拡散及び/
又は干渉によっても、消音効果を出すことができる。こ
のように、排気導入口24から導出口26に至る管路が
一部取り除かれて、その部分がサブ室によって代替され
ていてもストレートな排気経路を確保することができる
ので、排圧低損失特性の排気を達成することができるこ
とには変わりない。また、複数の小孔が形成された仕切
壁36によってメイン室21とサブ室21Bとが圧力的
に連通していることにより、排気流体が導出管26に吸
引されるように増速するので、消音効果のみならず、排
気効率を上げることができるという効果を奏する。
【0037】図9に示された本発明の別の実施例に従う
マフラー20Cは、図8のように内管部37の径を一定
とする一方でその外側の多孔管35の径を変化させるよ
うにした実施例の変形例である。この例では、外側の多
孔管35は、導入管24に直接接続されていず、その排
気上流寄りの端部35aが開口している。導入管24に
は短い多孔管38が接続され、この多孔管38の排気下
流寄り端部38bが多孔管35の端部35aに比較的短
い間隔をおいてほぼ同軸的に対面している。このよう
に、外側の多孔管35,38の一部が取り除かれて、室
21に開口している場合でも、ストレートな排気経路を
確保することができるので、排圧低損失特性の排気を達
成することができることには変わりない。加えて、排気
圧が瞬間的に高くなったとき、多孔管38,35の開口
を介して室21内に瞬時に排気圧を逃すことができるの
で、圧力分布を安定にし、消音性能の安定化に寄与する
ことができる。勿論、このように外側多孔管の排気上流
寄りを一部取り除いて消音室内に開口する変形例は、図
1に示されたような一定径の多孔管25を持つマフラー
20に関しても応用可能である。
【0038】図10に示された本発明の別の実施例に従
うマフラー20Dは、図9の変形例であり、排気導入管
24に接続された多孔管38の径が多孔管35の径より
も大きく、該多孔管38の一端部38bに多孔管35の
一端部35aが入り込んでおり、全体として三重管構造
となっている。この場合も、ストレートな排気経路を確
保することができるので、排圧低損失特性の排気を達成
することができることには変わりなく、加えて、前述と
同様に、排気圧が瞬間的に高くなったとき、多孔管38
の開口を介して室21内に瞬時に排気圧を逃すことがで
きるので、圧力分布を安定にし、消音性能の安定化に寄
与することができるものである。勿論、このような三重
管構造の実施例は、図1に示されたような一定径の多孔
管25を持つマフラー20に関しても応用可能である。
【0039】また、図9及び図10のように分離された
2つの多孔管35,38を具備する実施例において、導
入口寄りの多孔管38の長さを相対的に長くし、この多
孔管38の内部に内管部を設け、多孔管35の側の内管
部37は省略してもよい。また、多孔管38と35の両
方に内管部をそれぞれ設け、それぞれの内管部における
外側の多孔管38,35との間の隙間空間がそれぞれ排
気下流寄りで絞られるようにすることにより、2か所で
本発明に従う消音促進効果が得られるようにしてもよ
い。
【0040】更に、図11に示された本発明の別の実施
例に従うマフラー20Eは、図1の変形例であり、第1
の室21の壁面に吸音材40,41を設けたものであ
る。この吸音材40,41による吸音作用によって所定
帯域(例えば高周波数帯域)を消音することができ、多
孔管25と内管部27の二重管構造による所定帯域(例
えば中高帯域)の消音と相俟って、全体として更に広帯
域でも消音を達成することができる。
【0041】更に、図12に示された本発明の別の実施
例に従うマフラー20Fは、排気導入口24と導出口2
6が一直線になっていないものであり、このような非ス
トレート構造においても本発明に係る二重管構造を適用
することができる。すなわち、導入管24に接続された
第1の多孔管25Aはその排気下流寄りの端部25Ab
が開口していて室21に通じており、かつ、その側面に
多数の小孔33を有していて、その内部に第1の内管部
27Aが設けられている。第2の多孔管25Bは、排気
上流寄りの端部25Baが開口となっていて室21に通
じており、その他端が導出口26に接続されている。そ
して、上記と同様に、外多孔管25Bの側面に多数の小
孔33を有していて、その内部に第2の内管部27Bが
設けられている。内管部27A及び27Bは、図1の内
管部27と同様に、その管径が、排気流体の導入口寄り
の管端部の径よりも導出口寄りの管端部の径の方が大き
くなっており、それぞれの内管部27A,27Bにおけ
る外側の多孔管25A,25Bとの間の隙間空間がそれ
ぞれ排気下流寄りで絞られるようにすることにより、2
か所で本発明に従う消音促進効果が得られるようになっ
ている。この実施例においても、図8のように、内管部
と多孔管との間の径の相対的変化の関係を逆にして、内
管部27A,27Bを一定径とし、多孔管25A,25
Bの径を変化させるようにしてもよいのは勿論である。
【0042】上記各実施例における部分的構造を組み合
わせて、更に、種々の変形を施してもよいのは勿論であ
る。例えば、図9〜図12における各内管部37,2
7,27A,27Bにおいて、図7のように複数の小孔
34を設けてもよい。また、各実施例において、消音用
の室の数を適宜増減する変形を施すことができるのは勿
論である。更に、公知のマフラー構造の排気管路の一部
分において本発明の最大特徴である二重管構造(外側の
多孔管部とその内部の内管部とからなる構造)を部分的
に適用してもよいものであり、そのような部分的実施も
本発明の範囲に含まれるのは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、多孔管
の内部に内管部を設けた二重管構造としたことにより、
該内管部の外周面と該多孔管部の内周面との間において
隙間空間が形成され、この隙間空間で排気音波が圧縮さ
れることにより、多孔管の小孔を通じた消音室内への排
気音波の拡散、干渉等が促進されることになり、消音効
果をより一層促進することができるという優れた効果を
奏する。また、隙間空間入口の方が隙間空間出口よりも
広い−換言すれば隙間空間出口が相対的に絞られている
又は閉じている−ことにより、隙間空間に入り込む排気
音波が圧縮されて、多孔管の小孔を通じた消音室内への
排気音波の拡散、干渉等がより一層促進され、消音効果
をより一層促進することができる。
【0044】更に、上述したような二重管構造とを組み
合わせて、マフラー本体内における排気導入口と導出口
の並びがほぼ一直線状の排気経路を構成することによ
り、排圧低損失型とすることができ、省燃費と動力性能
の向上に大きく寄与することができる。また、消音室内
に吸音材を設けないとしても、二重管構造によって上述
のように消音性能を向上させることができるので、多量
の吸音材を設けないようにすることにより、該吸音材に
よる吸湿に起因する金属の腐食と、それによる耐久性の
低下、という問題を解決することができ、耐久性を向上
させることができる。更に、二重管構造と組み合わせ
て、吸音用室内に消音材を設けることにより、二重管構
造では取りきれない特定の周波数帯域の排気音振動波を
除去することに寄与するという効果を奏する。また、二
重管構造と組み合わせて、消音用の室を複数設けてヘル
ムホルツのレゾネータを構成することによっても、二重
管構造では取りきれない特定の周波数帯域の排気音振動
波を除去することに寄与する、という効果を奏する。
【0045】また、内管部においても複数の小孔を設け
るようにすることにより、内管部の小孔を通じての排気
音波の拡散、干渉が生じ、これによっても消音効果を高
めることができる、という効果を奏する。また、多孔管
部の一部において前記室内に開かれている比較的大きな
開口を形成する、若しくは多孔管部を2つに分割して、
その分割箇所において前記室内に開かれた比較的大きな
スペースを形成するようにすることにより、排気圧力の
瞬間的な上昇をこの開口又はスペースによって室内に逃
し、圧力分布を即座に安定化することができるので、消
音性能の安定化に寄与する、という優れた効果を奏す
る。
【0046】更に、第1及び第2の多孔管と内管部とを
含む三重管構造とすることによっても、消音効果を更に
高めることができる。この場合、最も外側の多孔管の端
部が消音室内に開口している構成とすれば、上記と同様
に、排気圧力の瞬間的な上昇をこの開口によって室内に
逃し、圧力分布を即座に安定化することができるので、
消音性能の安定化に寄与する、という優れた効果を奏す
る。
【0047】更に、消音室を複数の小孔が形成された仕
切壁によって仕切つてメイン室とサブ室とに分割形成
し、多孔管部の端部がサブ室に開口し、かつ、導出口に
つながる導出管の始端がサブ室に開口するようにしたこ
とにより、複数の小孔が形成された仕切壁によってメイ
ン室とサブ室とが圧力的に連通し、排気流体が導出管に
吸引されるように増速するので、消音効果のみならず、
排気効率を上げることができるという効果も奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るマフラーの一実施例を示す断
面略図。
【図2】 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は図
1のB−B線断面図。
【図3】 この発明に係るマフラーの別の実施例を示す
断面略図。
【図4】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例を
示す断面略図。
【図5】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例を
示す断面略図。
【図6】 図5の実施例の消音特性の一例を示す図。
【図7】 この発明に係るマフラーにおける内管部の変
形例を示す拡大側面図。
【図8】 この発明に係るマフラーの別の実施例を示す
断面略図。
【図9】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例を
示す断面略図。
【図10】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例
を示す断面略図。
【図11】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例
を示す断面略図。
【図12】 この発明に係るマフラーの更に別の実施例
を示す断面略図。
【図13】 従来のマフラーの一例を示す断面略図。
【図14】 従来のマフラーの別の例を示す断面略図。
【符号の説明】
1,10,20,10A,20A マフラー 21,22 消音用の室 23 隔壁 24 導入管(導入口) 25,35,25A,25B,38 多孔管 26 導出管(導出口) 27,37,27A,27B 内管部 27a 内管部の導入口寄りの管端部 27b 内管部の導出口寄りの管端部 S 隙間空間 28,29 連通管 15,32 吸音材 33,34 複数の小孔 36 複数の小孔が設けられた仕切壁 21B サブ室

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気流体を導入するための導入口と、内
    部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体を
    外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記室に通じている多孔管
    部と、 前記多孔管部の内に挿入された所定の長さの管を含み、
    該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
    空間を形成する内管部とを具え、前記内管部の側面にお
    いて該内管部の内部と前記隙間空間を通ずる複数の小孔
    を設けたことを特徴とする内燃機関用のマフラー。
  2. 【請求項2】 排気流体を導入するための導入口と、内
    部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体を
    外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記室に通じている多孔管
    部と、 前記多孔管部の内に挿入された所定の長さの管を含み、
    該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
    空間を形成する内管部とを具え、前記多孔管部の一部に
    おいて、前記室内に開かれている比較的大きな開口を設
    けたことを特徴とする内燃機関用のマフラー。
  3. 【請求項3】 排気流体を導入するための導入口と、内
    部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体を
    外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記室に通じている多孔管
    部と、 前記多孔管部の内に挿入された所定の長さの管を含み、
    該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
    空間を形成する内管部とを具え、前記多孔管部が2つに
    分割されて、その分割箇所において前記室内に開かれた
    比較的大きなスペースを形成していることを特徴とする
    内燃機関用のマフラー。
  4. 【請求項4】 排気流体を導入するための導入口と、内
    部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体を
    外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記室に通じている多孔管
    部と、 前記多孔管部の内に挿入された所定の長さの管を含み、
    該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
    空間を形成する内管部とを具え、前記多孔管部が、比較
    的径の小さな第1の多孔管部と、比較的径の大きな第2
    の多孔管部とを含み、前記第1の多孔管部の少なくとも
    一部分が前記第2の多孔管部の中に入り込んでおり、前
    記内管部は前記第1の多孔管部の内部に挿入されている
    ことを特徴とする内燃機関用のマフラー。
  5. 【請求項5】 前記第2の多孔管部の一端が前記導入口
    に接続されており、前記第2の多孔管部の他端が前記室
    内に開口しており、該第2の多孔管部の他端に前記第1
    の多孔管部の開口された一端が挿入されている請求項4
    に記載の内燃機関用のマフラー。
  6. 【請求項6】 排気流体を導入するための導入口と、内
    部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体を
    外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記室に通じている多孔管
    部と、 前記多孔管部の内に挿入された所定の長さの管を含み、
    該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
    空間を形成する内管部と、 一端が前記導入口に接続され、他端が前記室内に開口し
    ている管部材とを具え、前記管部材の開口端に対応して
    前記多孔管部の一端が前記室内に開口していることを特
    徴とする内燃機関用のマフラー。
  7. 【請求項7】 前記管部材の開口端の中に前記多孔管部
    の開口端が入り込んでいる請求項6に記載の内燃機関用
    のマフラー。
  8. 【請求項8】 排気流体を導入するための導入口と、内
    部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体を
    外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記室に通じている多孔管
    部と、 前記多孔管部の内に挿入された所定の長さの管を含み、
    該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
    空間を形成する内管部とを具え、前記マフラー本体内に
    おいて複数の前記多孔管部を具えており、複数の前記内
    管部の各々が前記多孔管部に挿入されていることを特徴
    とする内燃機関用のマフラー。
  9. 【請求項9】 排気流体を導入するための導入口と、内
    部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体を
    外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記室に通じている第1の
    多孔管部と、 前記第1の多孔管部の内に挿入された所与の長さの管を
    含み、該管の外周面と該第1の多孔管部の内周面との間
    において隙間空間を形成する内管部と、 前記第1の多孔管部の少なくとも一部分が挿入されてお
    り、側面に複数の小孔を有している第2の多孔管部とを
    具える内燃機関用のマフラー。
  10. 【請求項10】 排気流体を導入するための導入口と、
    内部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体
    を外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体内において互にオフセットされて配置
    された前記導入口に通ずる第1の管路及び前記導出口に
    通ずる第2の管路を含む管路手段とを具備した内燃機関
    用のマフラーにおいて、 前記第1及び第2の管路の少なくとも一方が、 側面に複数の小孔を有しており、該小孔を介して前記室
    に通じている多孔管部と、 前記多孔管部の内に挿入された所与の長さの管を含み、
    該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
    空間を形成する内管部とを含んでいることを特徴とする
    内燃機関用のマフラー。
  11. 【請求項11】 前記マフラー本体は仕切壁によって仕
    切られた複数の室を含み、そのうち少なくとも1つの室
    に対応して前記多孔管部が設けられており、少なくとも
    2つの室を連通する管が更に設けられている請求項1乃
    至10のいずれかに記載の内燃機関用のマフラー。
  12. 【請求項12】 排気流体を導入するための導入口と、
    複数の小孔が形成された仕切壁によって互に仕切られた
    相対的に大きなメイン室及び相対的に小さなサブ室と、
    前記排気流体を外部に導出するための導出口とを有する
    マフラー本体と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記メイン室に通じてお
    り、端部が前記サブ室に開口している多孔管部と、 前記多孔管部の内に挿入された所与の長さの管を含み、
    該管の外周面と該多孔管部の内周面との間において隙間
    空間を形成する内管部と、 始端が前記サブ室に開口しており、前記導出口につなが
    っている導出管とを具える内燃機関用のマフラー。
  13. 【請求項13】 前記仕切壁の少なくとも1つは、複数
    の小孔が形成されたものである請求項11又は12に記
    載の内燃機関用のマフラー。
  14. 【請求項14】 前記複数の小孔が形成された仕切壁に
    沿って消音材が設けられている請求項13に記載の内燃
    機関用のマフラー。
  15. 【請求項15】 前記内管部の側面において該内管部の
    内部と前記隙間空間を通ずる複数の小孔を設けたことを
    特徴とする請求項2乃至14のいずれかに記載の内燃機
    関用のマフラー。
  16. 【請求項16】 前記隙間空間が、排気の上流寄りの方
    が排気の下流寄りよりも広いことを特徴とする請求項1
    乃至15のいずれかに記載の内燃機関用のマフラー。
  17. 【請求項17】 前記隙間空間が、排気の下流寄りにお
    いて絞られていることを特徴とする請求項1乃至15の
    いずれかに記載の内燃機関用のマフラー。
  18. 【請求項18】 前記隙間空間が、排気の下流寄りにお
    いて閉じていることを特徴とする請求項1乃至15のい
    ずれかに記載の内燃機関用のマフラー。
  19. 【請求項19】 排気の下流寄りの前記内管部の所定箇
    所において前記隙間空間が最小となるように、該箇所で
    前記内管部が前記多孔管部に近接していることを特徴と
    する請求項1乃至15のいずれかに記載の内燃機関用の
    マフラー。
  20. 【請求項20】 排気の下流寄りの前記内管部の所定箇
    所において該内管部が前記多孔管部に密着していること
    を特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の内燃
    機関用のマフラー。
  21. 【請求項21】 前記隙間空間が、排気の上流寄りから
    下流寄りまでの所定範囲で、次第に狭くなるように、前
    記内管部の外径と前記多孔管部の内径との相対的関係が
    変化するように設定されていることを特徴とする請求項
    1乃至15のいずれかに記載の内燃機関用のマフラー。
  22. 【請求項22】 前記隙間空間が、排気の上流寄りから
    下流寄りまでの所定範囲で、段階的に狭くなるように、
    前記内管部の外径と前記多孔管部の内径との相対的関係
    が変化するように設定されていることを特徴とする請求
    項1乃至15のいずれかに記載の内燃機関用のマフラ
    ー。
  23. 【請求項23】 前記隙間空間が、排気の上流寄りから
    所定の範囲で略一定であり、終端部で絞られるように、
    前記内管部の外径と前記多孔管部の内径との相対的関係
    が設定されていることを特徴とする請求項1乃至15の
    いずれかに記載の内燃機関用のマフラー。
  24. 【請求項24】 前記内管部の外径と前記多孔管部の内
    径の少なくとも一方が変化することにより、前記隙間空
    間が変化する請求項1乃至15のいずれかに記載の内燃
    機関用のマフラー。
  25. 【請求項25】 少なくとも1つの前記室内に吸音材を
    設けたことを特徴とする請求項1乃至24のいずれかに
    記載の内燃機関用のマフラー。
  26. 【請求項26】 排気流体を導入するための導入口と、
    内部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体
    を外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体内において前記導入口と導出口との間
    でほぼ一直線上に配置され、前記排気流体を通過させる
    管路手段とを具備した内燃機関用のマフラーにおいて、 前記管路手段が、 側面に複数の小孔を有しており、該小孔を介して前記室
    に通じている多孔管部と、前記多孔管部の内に挿入さ
    れ、該多孔管部の内周面との間において隙間空間を形成
    する内管部とを含む第1の管路部と、 前記第1の管路部から分離されている第2の管路部とを
    具えていることを特徴とする内燃機関用のマフラー。
  27. 【請求項27】 前記第2の管路部の開口端部と前記多
    孔管の開口端部とが離れて対向している請求項26に記
    載の内燃機関用のマフラー。
  28. 【請求項28】 前記第2の管路部は前記多孔管の開口
    端部よりも径の大きな開口端部を有しており、この第2
    の管路部の開口端部部分内に前記多孔管の開口端部が入
    り込んでいる請求項26に記載の内燃機関用のマフラ
    ー。
  29. 【請求項29】 前記第2の管路部は前記多孔管の開口
    端部よりも径の小さな開口端部を有しており、この多孔
    管の開口端部部分内に前記第2の管路部の開口端部が入
    り込んでいる請求項26に記載の内燃機関用のマフラ
    ー。
  30. 【請求項30】 排気流体を導入するための導入口と、
    内部に設けられた少なくとも1つの室と、前記排気流体
    を外部に導出するための導出口とを有するマフラー本体
    と、 前記マフラー本体の内部に収納されていてその管内を前
    記排気流体が通るようになっており、側面に複数の小孔
    を有していて該小孔を介して前記室に通じている第1の
    管部と、 前記第1の管部の少なくとも一部分が挿入されており、
    側面に複数の小孔を有している第2の管部とを具える内
    燃機関用のマフラー。
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