JPH07214917A - 熱転写媒体 - Google Patents

熱転写媒体

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JPH07214917A
JPH07214917A JP6010473A JP1047394A JPH07214917A JP H07214917 A JPH07214917 A JP H07214917A JP 6010473 A JP6010473 A JP 6010473A JP 1047394 A JP1047394 A JP 1047394A JP H07214917 A JPH07214917 A JP H07214917A
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ink layer
heat
thermal transfer
color
ink
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English (en)
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Hideki Suematsu
英樹 末松
Manabu Ikemoto
学 池本
Yuriko Kameda
由利子 亀田
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Fujicopian Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
Fujicopian Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面多孔質受像体にカラー画像を形成するの
に適した熱転写媒体を提供すること。 【構成】 イエロー、マゼンタ、シアンの熱溶融性イン
ク層4がワックス類をビヒクルの主体とし、溶融粘度が
20〜200cps/90℃の熱溶融性インク層であ
り、該熱溶融性インク層4が、ワックス類に対する接着
性の良好な樹脂からなる非転写性のアンダーコート層3
を介して基材2上に設けられてなる熱転写媒体。 【効果】 イエロー、マゼンタ、シアンの減法混色によ
り階調性、色再現性のよい高精細なカラー画像がえられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱溶融性インクを表面
多孔質受像体に溶融転写してカラー画像を形成する方法
に用いられる熱転写媒体に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
時、表面多孔質受像体にイエローの熱溶融性インク、マ
ゼンタの熱溶融性インク、シアンの熱溶融性インクを順
次溶融転写し、これらインクを溶融状態で該受像体表面
の細孔に侵入させ、カラー画像を形成することが提案さ
れている(テレビジョン学会技術報告、ITE Tec
hnical Report,Vol.17,No.2
7(1993年5月)、19〜24頁参照)。
【0003】前記カラー画像形成方法を図6〜8を参照
して説明する。
【0004】図6において、11は熱転写媒体であり、
基材12上に各色の熱溶融性インク層13が設けられて
いる。21は表面多孔質受像体であり、その表面には直
径および深さがμmオーダーの細孔22が多数設けられ
ている。なお、図6に示される表面多孔質受像体21に
おいては細孔22が規則正しく描かれているが、実際上
は不規則なものである。
【0005】熱転写材11と受像体21を重ね合せ、サ
ーマルヘッドT(図6では1個の発熱素子のみを示して
いる)によりプラテンPに押しつけた状態で加熱する
と、加熱部位のインクが溶融し、この溶融状態のインク
が主に毛細管現象により細孔22に侵入する。ついで熱
転写媒体11を受像体21から引き剥すと、図7に示さ
れるように、サーマルヘッドTの作動された発熱素子に
対応する部位の細孔22にインク13aが侵入した受像
体21がえられる。なお図7に示される状態は理想的な
ものであり、従来例では後述するごとくこのような状態
はえられなかった。
【0006】前記カラー画像形成方法において減法混色
による色をうるには、たとえばレッド色をうるばあい、
図8に示されるごとく、細孔22にまずイエローインク
13Yを侵入させ、ついでマゼンタインク13Mを侵入
させて、細孔22の中で両インクを重ねればよい。同様
にイエローインクとシアンインクとの組合せでグリーン
色が、マゼンタインクとシアンインクの組合せでブルー
色が、イエローインクとマゼンタインクとシアンインク
の組合せでブラック色がえられる。
【0007】前記カラー画像形成方法によるときは、受
像体表面の細孔に侵入した各色のインクの量により各色
の濃度が決まるため、転写時における各インクの加熱量
を調節することにより、1画素毎の階調表現が可能であ
るという利点がある。
【0008】しかしながら、前記カラー画像形成方法に
使用する熱転写媒体については未だ充分な研究がなされ
ておらず、本発明者らが検討したところによると、所定
量のインクを細孔に侵入させるのが困難であるなど種々
の問題があることが判明した。
【0009】とくに問題となるのが、図9に示すごと
き、転写したインクが細孔22内に確実に侵入せず受像
体21の表面に層状になって残る現象(以下、過転写と
いう)が起こることである。この過転写が生じると、所
定量のインクが細孔内に侵入しないことになるため、階
調性が劣り、また所望の減法混色が行なわれず、色再現
性がわるくなると共に、発熱素子の面積と同面積でイン
クが転写されないこととなり、解像度も低下する。
【0010】また、えられた画像が光沢ムラを有すると
いう問題がある。この光沢ムラはつぎのようにして生じ
る。ビヒクルがワックスを主体とする熱溶融性インク層
のばあいは、基材に対する接着性が劣るため、図6に示
される状態でインク層を発熱素子で加熱して溶融したの
ち、熱転写媒体を受像体から引き剥す(このときインク
層はすでに固化している)と、図9に示すごとく、イン
ク層が基材の表面から剥離する傾向にあるが、このよう
にしてえられたインクドットの表面は光沢が強い。一
方、前記インク層は常に基材の表面から剥離するとは限
らず、インク層の内部で層間剥離するばあいもあり、こ
のようにしてえられたインクドットの表面は、図10に
示すごとく凸凹があるため、光沢は弱い。
【0011】しかして同一画像内に光沢の強いインクド
ットと光沢の弱いインクドットが混在することとなり、
光沢ムラが生じる。
【0012】本発明は、前記の点に鑑みて、表面多孔質
受像体にカラー画像を形成するための熱転写媒体であっ
て、過転写や光沢ムラがなく、階調性、色再現性のすぐ
れた高精細なカラー画像を形成しうる熱転写媒体を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面多孔質受
像体上に、イエローの熱溶融性インク層、マゼンタの熱
溶融性インク層およびシアンの熱溶融性インク層のうち
の少なくとも2種を選択的に溶融転写し、該受像体表面
の細孔に溶融状態のインクを侵入せしめて、イエロー、
マゼンタおよびシアンのうちの少なくとも2種の減法混
色による色の領域を含むカラー画像、または前記減法混
色による色の領域と、イエロー、マゼンタおよびシアン
のうちの少なくとも1種からなる単色の領域とを含むカ
ラー画像を形成するために用いる熱転写媒体であって、
前記各色の熱溶融性インク層がワックス類をビヒクルの
主体とし、溶融粘度が20〜200cps/90℃の熱
溶融性インク層であり、該熱溶融性インク層が、ワック
ス類に対する接着性の良好な樹脂からなる非転写性のア
ンダーコート層を介して基材上に設けられてなる熱転写
媒体に関する。
【0014】
【作用および実施例】本発明を図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明の熱転写媒体の一例を示す概
略部分断面図である。この熱転写媒体1は、基材2上に
ワックス類に対する接着性の良好な樹脂からなる非転写
性のアンダーコート層3を設け、そのうえにワックス類
をビヒクルの主体とする低溶融粘度の熱溶融性インク層
4を設けたものである。熱溶融性インク層4はイエロ
ー、マゼンタ、シアンまたはブラックの単色のインク層
である。
【0016】図2に示すごとく、この熱転写媒体1と表
面多孔質受像体21を重ね合せ、サーマルヘッドT(図
2では1個の発熱素子のみを示している)によりプラテ
ンPに押しつけた状態で加熱すると、サーマルヘッドT
の作動された発熱素子に対応する部位の細孔22に溶融
したインク4aが侵入する。
【0017】そののち、熱転写媒体1を受像体21から
引き剥す(このときインク4aは固化している)と、イ
ンク4aのアンダーコート層3に対する接着力が大きい
ため、インク4aは受像体21との界面で剥離すること
となり、図3に示すごとく、表面にインクが層状に存在
しない受像体21がえられる。
【0018】このように、本発明の熱転写媒体を用いる
ときはインク層のアンダーコート層に対する接着力が大
きいため熱転写媒体を受像体から引き剥すとき、常にイ
ンクが受像体との界面で剥離するため、過転写が発生せ
ず、かつ光沢が一定となり光沢ムラが生じない。
【0019】しかして本発明によるときは、解像度のす
ぐれた高精細な画像がえられ、しかも発熱素子の発熱量
制御により所定量のインクを表面多孔質受像体の細孔へ
侵入させることができ、すぐれた階調性がえられる。さ
らにイエロー、マゼンタ、シアンの減法混色によりカラ
ー画像を形成する際に、細孔内で所定量のインクを重ね
合せることができ、階調性もよいため、色再現性のよい
高精細なカラー画像をうることができる。
【0020】つぎに本発明を詳細に説明する。
【0021】本発明の熱転写媒体においては、基材と熱
溶融性インク層との間に、ワックス類に対する接着性の
良好な樹脂からなる非転写性のアンダーコート層を介在
させる。
【0022】アンダーコート層用の樹脂としては、ワッ
クス類に対する接着性が良好であると共にポリエステル
フイルムなどの基材に対する接着性が良好な点から、ポ
リウレタン樹脂、ポリアミド樹脂などがとくに好まし
く、これらは単独でまたは併用して使用できる。
【0023】本発明においてアンダーコート層に用いる
ポリウレタン樹脂としては、通常の柔軟性を有するポリ
ウレタン樹脂であればとくに制限されず使用可能であ
り、たとえばポリエステルジオール、ポリエーテルジオ
ール、ポリエステルポリエーテルジオールなどのジオー
ル成分とトリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネートなどのジイソシアネート成
分とを反応させてえられるもの、前記ポリエステルジオ
ール、ポリエーテルジオール、ポリエステルポリエーテ
ルジオールなどと前記ジイソシアネート成分とを反応さ
せてえられる両末端にイソシアネート基を有するプレポ
リマーと鎖延長剤(ヘキサメチレンジアミン、4,4´
−ジアミノジフェニルメタン、イソホロンジアミンなど
のジアミン、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−ブタンジオールなどのジオール)を反応さ
せてえられるものなどがあげられる。
【0024】前記ポリウレタン樹脂のうち、ポリエステ
ル系ポリウレタン樹脂はとくにポリエステルフィルムな
どの基材との接着性が良好であり、一方ポリエーテル系
ポリウレタン樹脂はとくにワックス類との接着性が良好
である。そのため、本発明ではポリエステル系ポリウレ
タン樹脂とポリエーテル系ポリウレタン樹脂の混合物ま
たはポリエステルポリエーテル系ポリウレタン樹脂を用
いるのがより好ましく、基材との接着性およびインク層
との接着性をより良好にし、過転写、光沢ムラなどをよ
り完全に防止できる。これらポリウレタン樹脂を使用す
るばあい、良好な併用効果をうるため、ポリエステル系
ポリウレタン樹脂とポリエーテル系ポリウレタン樹脂の
割合(ポリエステルポリエーテルポリウレタン樹脂のば
あいは、ポリエステルジオールとポリエーテルジオール
の割合)をポリエステル系ポリウレタン樹脂100部
(重量部、以下同様)に対してポリエーテル系ポリウレ
タン樹脂10〜300部、とくに50〜200部、なか
んづく70〜120部の範囲とするのが好ましい。
【0025】本発明においてアンダーコート層に用いる
ポリアミド樹脂としては、通常の比較的低分子量の熱可
塑性ポリアミド樹脂であればとくに制限されず使用可能
である。とくにダイマー酸とポリアミンおよびジアミン
の共縮重合物が好ましい。
【0026】なおポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂は
一般に粘着力が大きいので、これらの樹脂からなるアン
ダーコート層を形成したのち、インク層を形成する工程
で、アンダーコート層がその粘着性の故にコーターのロ
ールに粘着し、塗布作業が困難になるという問題が生じ
るばあいがある。このようなばあいには、充填剤を併用
してポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂の粘着性をコン
トロールするのが好ましい。
【0027】前記アンダーコート層に必要に応じ配合す
る充填剤としては、カーボンブラック、酸化チタン、シ
リカなどの粒子状物が使用できる。アンダーコート層に
充填剤を配合するばあい、その含有量は5〜85%(重
量%、以下同様)、なかんづく15〜35%とするのが
好ましい。充填剤の含有量が前記範囲未満では樹脂の粘
着性を充分コントロールできず、一方前記範囲より多い
と樹脂成分の減少により基材およびインク層との接着性
がわるくなる傾向にある。
【0028】アンダーコート層にはさらに必要に応じて
分散剤などの補助剤を配合してもよい。アンダーコート
層はイソシアネート化合物などで低架橋密度で架橋させ
てもよい。
【0029】アンダーコート層は軟化温度が80℃以上
で、かつインク層の軟化温度より高いものが好ましい。
【0030】アンダーコート層は熱伝導などの点からそ
の効果を奏するかぎり薄い方が好ましく、通常塗布量
(固形分塗布量、以下同様)を0.1〜2g/m2 、な
かんづく0.5〜1.0g/m2 とするのがよい。
【0031】アンダーコート層は、前記ポリウレタン樹
脂および(または)ポリアミド樹脂、必要に応じて充填
剤、その他の配合剤を適宜の溶剤に溶解、分散させた塗
工液を基材上に塗布、乾燥させることによって形成でき
る。
【0032】本発明における熱溶融性インク層として
は、着色剤と熱溶融性ビヒクルとからなり、該熱溶融性
ビヒクルがワックス類を主体とし、必要により熱溶融性
樹脂を配合してなる、溶融粘度が20〜200cps/
90℃の低溶融粘度のものが好ましく使用される。
【0033】前記ワックス類としては、たとえば木ロ
ウ、ミツロウ、ラノリン、カルナバワックス、キャンデ
リラワックス、モンタンワックス、セレシンワックスな
どの天然ワックス;パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックスなどの石油系ワックス;酸化ワック
ス、エステルワックス、低分子量ポリエチレン、α−オ
レフィン−無水マレイン酸共重合ワックス、ウレタン化
ワックス、フィッシャートロプシュワックスなどの合成
ワックス;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、ベヘン酸などの高級脂肪酸;ステアリル
アルコール、ドコサノールなどの高級脂肪族アルコー
ル;高級脂肪族モノグリセリド、ショ糖の脂肪酸エステ
ル、ソルビタンの脂肪酸エステルなどのエステル類;オ
レイルアミドなどのアミド類およびビスアミド類などの
1種もしくは2種以上の混合物が使用できる。
【0034】前記熱溶融性樹脂としては、たとえばエチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酪酸ビニル共重
合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレ
ン−(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体(ア
ルキル基としてはメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、
ノニル、ドデシル、ヘキサデシルなど炭素数1〜16個
程度のものがあげられる)、エチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、エチレン−アクリルアミド共重合体、エチ
レン−N−メチロールアクリルアミド共重合体、エチレ
ン−スチレン共重合体などのエチレン系共重合体;ポリ
ラウリルメタクリレート、ポリヘキシルアクリレートな
どのポリ(メタ)アクリル酸エステル類;ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−ビ
ニルアルコール共重合体などの塩化ビニル系(共)重合
体;その他ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、セルロ
ース系樹脂、天然ゴム、スチレン−ブタジエン共重合
体、イソプレン重合体、クロロプレン重合体、石油樹
脂、ロジン類、テルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂
などの1種もしくは2種以上の混合物が使用できる。
【0035】前記各色インク層に用いるイエロー、マゼ
ンタおよびシアンの着色剤としては透明性の着色剤が好
ましく用いられる。
【0036】イエローの透明性着色剤としては、たとえ
ばナフトールエローS、ハンザエロー5G、ハンザエロ
ー3G、ハンザエローG、ハンザエローGR、ハンザエ
ローA、ハンザエローRN、ハンザエローR、ベンジジ
ンエロー、ベンジジンエローG、ベンジジンエローG
R、パーマネントエローNCG、キノリンエローレーキ
などの有機顔料やオーラミンなどの染料の1種または2
種以上が用いられる。
【0037】マゼンタの透明性着色剤としては、たとえ
ばパーマネントレッド4R、ブリリアントファストスカ
ーレット、ブリリアントカーミンBS、パーマネントカ
ーミンFB、リソールレッド、パーマネントレッドF5
R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレッ
ト3B、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、ア
リザリンレーキなどの有機顔料やローダミンなどの染料
の1種または2種以上が用いられる。
【0038】シアンの透明性着色剤としては、たとえば
ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシニアニンブル
ー、フタロシニアニンブルー、フアストスカイブルーな
どの有機顔料やビクトリアブルーなどの染料の1種また
は2種以上が用いられる。
【0039】ここで、前記透明性顔料とは、透明なビヒ
クル中に分散させたとき、透明なインクを与える顔料を
いう。
【0040】なおイエロー、マゼンタおよびシアンの3
色の重ね合わせによる減法混色によっては鮮明な黒色を
うるのが困難なばあいは、たとえばカーボンブラック、
ニグロシンベースなどの黒色着色剤を含有するブラック
のインク層を用いてもよい。このような目的のブラック
インク層は他の色のインク層と重ね合せないので、透明
でなくてもよい。しかし他の色のインク層と重ね合せ
て、たとえばブルーブラックなどの色をうる目的のブラ
ックインク層は透明性のものが好ましい。
【0041】前記着色剤のインク層中における含有量
は、5〜60重量%程度が好ましい。
【0042】インク層にはその他必要に応じて分散剤、
帯電防止剤などを配合してもよい。
【0043】本発明においては、発熱素子に対応する面
積内の細孔に所定量の溶融インクを確実に侵入させるた
めに、インク層の溶融粘度を20〜200cps/90
℃とするのが好ましい。インクの溶融粘度が前記範囲よ
り高いと受像体の細孔に所定量のインクを侵入させるの
が困難になる傾向にあり、一方前記範囲より低いと溶融
インクが広がり、画素がつながって解像度がわるくなる
傾向にある。
【0044】インク層の融点は60〜85℃程度が好ま
しい。融点が60℃より低いと、熱転写媒体の保存性が
劣り、85℃より高いと転写感度が低下する。
【0045】インク層の塗布量は、所定濃度の印像をう
る点、所定の階調数をうる点、さらに所定の減法混色を
うる点から、0.5〜2.5g/m2 の範囲が好まし
い。
【0046】本発明のカラー画像形成用熱転写媒体は、
前記イエローインク層、マゼンタインク層およびシアン
インク層、さらに要すればブラックインク層を基材上に
設けたものであるが、そのばあい各色のインク層はそれ
ぞれ別の基材上に設けてもよく(図1参照)、あるいは
これらのインク層を単一の基材上に並べて設けてもよ
い。
【0047】図4は各色のインク層を単一の基材上に並
べて設けた熱転写媒体の一例を示す概略部分断面図であ
り、図5はその部分平面図である。図4、5において、
基材2上にアンダーコート層3が設けられ、その上に一
定の大きさのイエローインク層4Y、マゼンタインク層
4Mおよびシアンインク層4Cがそれらの一定順序の並
びを1つの繰返し単位Uとして繰り返して並べて配置さ
れている。繰り返し単位Uにおける3色のインク層の並
べ方の順序は各色の重ね順序などを考慮して適宜決めら
れる。繰り返し単位Uにはブラックインク層を加えても
よい。
【0048】あるいはイエローインク層、マゼンタイン
ク層およびシアンインク層、さらに要すればブラックの
インク層を単一の基材上に基材の長さ方向に沿ったスト
ライプ状に設けてもよい。
【0049】本発明の熱転写媒体における基材として
は、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレ
ンナフタレートフィルム、ポリアリレートフィルムなど
のポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、
ポリアミドフィルム、アラミドフィルム、その他この種
のインクリボンの基材用フィルムとして一般に使用され
ている各種のプラスチックフィルムが使用できる。また
コンデンサーペーパーのような高密度の薄い紙を使用し
てもよい。基材の背面(サーマルヘッドに摺接する側の
面)にシリコーン樹脂、フッ素樹脂、ニトロセルロース
樹脂、あるいはこれらによって変性された、たとえばシ
リコーン変性ウレタン樹脂、シリコーン変性アクリル樹
脂など各種の耐熱性樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に
滑剤を混合したものなどからなる、従来から知られてい
るスティック防止層を設けてもよい。基材の厚さは通常
1〜10μm程度であり、熱拡散を小さくして解像度を
高めうる点からは1〜4.5μmの範囲が好ましい。
【0050】本発明のカラー画像形成用熱転写媒体を用
いてカラー画像を形成するには、熱転写プリンターでカ
ラー画像の分解色信号、すなわちイエロー信号、マゼン
タ信号、シアン信号にしたがって、イエローインク層、
マゼンタインク層、シアンインク層をそれぞれ順次選択
的に熱溶融転写して表面多孔質受像体の細孔に各色のイ
ンクを侵入せしめる。イエローインク層、マゼンタイン
ク層、シアンインク層の転写順序は任意に選択できる。
通常のカラー画像のばあいは3色の色信号にしたがって
3色のインク層がすべて選択転写されてイエロー、マゼ
ンタ、シアンの3色の分解画像が形成されるが、2色の
色信号しかないばあいは対応する2色のインク層が選択
転写されてイエロー、マゼンタ、シアンのうちの2色の
分解画像が形成される。
【0051】かくして、(1)2色または3色のインク
の重ね合せによる減法混色により色が発現される領域か
らなるカラー画像(図8参照)、または(2)2色また
は3色のインクの重ね合せによる減法混色により色が発
現される領域と、イエロー、マゼンタ、シアンのうちの
少なくとも1種からなる単色の領域(インクの重ね合せ
のない領域)との組み合せからなるカラー画像がえられ
る。ここで、イエローインクとマゼンタインクが細孔内
に存在している部分ではレッド色が、イエローインクと
シアンインクが細孔内に存在している部分ではグリーン
色が、マゼンタインクとシアンインクが細孔内に存在し
ている部分ではブルー色が、イエローインクとマゼンタ
インクとシアンインクが細孔内に存在している部分では
ブラック色が呈せられる。細孔内にイエローインク、マ
ゼンタインクまたはシアンインクのみが存在する部分で
は、それぞれイエロー色、マゼンタ色またはシアン色が
呈せられる。
【0052】前記においてはブラック色をイエローイン
クとマゼンタインクとシアンインクの重ね合せでえてい
るが、3色のインクを使用せずにブラックインクのみで
ブラック色をうるようにしてもよい。
【0053】各色について階調色をうるには、各色のイ
ンクの転写量をコントロールして、各色のインクの細孔
内への侵入量を調節すればよい。
【0054】本発明の対象とする表面多孔質受像体とし
ては、たとえば特開平2−41287号公報に記載のも
のがあげられ、このものはポリプロピレンフィルム、ポ
リエステルフィルムなどの基材フィルムに、相互に混和
性の低い2種以上の樹脂(たとえば塩化ビニルのホモポ
リマーまたはコポリマーとアクリロニトリルのホモポリ
マーまたはコポリマーとの組合せ)を溶剤に溶解して塗
布したのち、前記溶剤に溶解するが前記樹脂は溶解しな
い液中に通して凝固させ、ついで乾燥してえられる表面
多孔質プラスチックシートの表面多孔層上に該表面多孔
層と混和性のない平滑な面材を接触させて圧熱処理する
ことによりえられるものである。
【0055】前記表面多孔層に形成された細孔は、通常
直径が0.1〜10μm程度、深さが0.5〜15μm
程度の範囲にある。
【0056】つぎに実施例および比較例をあげて本発明
を説明する。
【0057】実施例1〜4 裏面にシリコーン変性ウレタン樹脂からなる厚さ0.1
μmのステイック防止層を形成した厚さ3.5μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルムの表面に、表1に示
されるアンダーコート層用塗工液を塗布し、60℃で乾
燥して塗布量0.8g/m2 のアンダーコート層を形成
し、そのうえに表2に示す組成の各色インクをホットメ
ルトコーティングして、各色インク層が図4、5に示さ
れるように配置されている熱転写媒体をえた。
【0058】比較例 実施例1〜4において、アンダーコート層を設けずにイ
ンク層を基材上に直接設けたほかは実施例1〜4と同様
にして熱転写媒体をえた。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】なお、実施例4の熱転写媒体の製造におい
ては、アンダーコート層上にインク層を形成する工程で
アンダーコート層がコーターのロールに粘着する傾向に
あったが、実施例1〜3では何ら支障がなかった。
【0062】前記でえられた各熱転写媒体を用い、下記
の熱転写プリンターで下記の表面多孔質受像体上に印字
を行ない、階調性、解像度を調べた。
【0063】 熱転写プリンター:日本ビクター(株)製トゥループリ
ント(TRUEPRINT)2200 サーマルヘッド :300ドット/インチ 表面多孔質受像体:日清紡績(株)製SPU−145X
EW、細孔の平均孔径1.0μm、平均深さ2.5μm (1)階調性 印字エネルギーを0.01〜0.1mJ/ドットの間で
0.01mJ/ドットずつ高くして、1ドット印字を行
ない、えられた画像の反射濃度(OD値)を測定し、印
字エネルギーと反射濃度との関係を求めた。結果を図1
1に示す。図11に示されるグラフの曲線はイエロー、
マゼンタ、シアンの画像についての平均値をプロットし
たものである。図11のグラフが直線に近いほど階調性
がよいことを示す。
【0064】(2)解像度 印字速度0.8インチ/sec、印字エネルギー0.1
mJ/ドットで1ドットおきに1ライン印字を行ない、
そのライン幅を測定した。結果を表3に示す。なお、表
3の値はイエロー、マゼンタ、シアンのラインについて
の平均値である。このライン幅が、前記と同一条件で感
熱紙に印字してえられたライン幅(0.09mm)に近
いほど解像度がよいことを示す。
【0065】
【表3】
【0066】
【発明の効果】本発明の熱転写媒体を用いて表面多孔質
受像体に画像を形成するときは、インク層のアンダーコ
ート層に対する接着力が大きいため、熱転写媒体を受像
体から引き剥す際に受像体の界面でインク層が剥離する
ため、過転写や光沢ムラなどの不具合が生じることな
く、所定量のインクが確実に細孔に入り、かつ光沢が一
定なインクドットからなる画像がえられることとなり、
階調性、解像度がすぐれ、高精細なカラー画像がえられ
る。さらに所定量のインクを重ね合せることができ、さ
らに階調性がよいため、色再現性のよい高精細なカラー
画像がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写媒体の1実施例を示す概略部分
断面図である。
【図2】本発明の熱転写媒体を使用する画像形成方法を
示す概略断面図である。
【図3】前記画像形成方法により画像が形成された表面
多孔質受像体を示す概略部分断面図である。
【図4】本発明の熱転写媒体の他の実施例を示す概略部
分断面図である。
【図5】図4に示される実施例の部分平面図である。
【図6】従来の熱転写媒体を用いる画像形成方法を示す
概略断面図である。
【図7】画像が形成された表面多孔質受像体を示す概略
部分断面図である。
【図8】イエローインクとマゼンタインクを重ね合せた
カラー画像が形成されている表面多孔質受像体を示す概
略部分断面図である。
【図9】従来例における過転写を説明するための概略断
面図である。
【図10】従来例において光沢ムラが生じる理由を説明
するための概略断面図である。
【図11】実施例1〜4および比較例でえられた各熱転
写媒体を用いて印字したばあいの、印字エネルギーと反
射濃度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 熱転写媒体 2 基材 3 アンダーコート層 4 熱溶融性インク層 4Y イエローインク層 4M マゼンタインク層 4C シアンインク層 21 表面多孔質受像体 22 細孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面多孔質受像体上に、イエローの熱溶
    融性インク層、マゼンタの熱溶融性インク層およびシア
    ンの熱溶融性インク層のうちの少なくとも2種を選択的
    に溶融転写し、該受像体表面の細孔に溶融状態のインク
    を侵入せしめて、イエロー、マゼンタおよびシアンのう
    ちの少なくとも2種の減法混色による色の領域を含むカ
    ラー画像、または前記減法混色による色の領域と、イエ
    ロー、マゼンタおよびシアンのうちの少なくとも1種か
    らなる単色の領域とを含むカラー画像を形成するために
    用いる熱転写媒体であって、前記各色の熱溶融性インク
    層がワックス類をビヒクルの主体とし、溶融粘度が20
    〜200cps/90℃の熱溶融性インク層であり、該
    熱溶融性インク層が、ワックス類に対する接着性の良好
    な樹脂からなる非転写性のアンダーコート層を介して基
    材上に設けられてなる熱転写媒体。
  2. 【請求項2】 前記ワックス類に対する接着性の良好な
    樹脂がポリウレタン樹脂またはポリアミド樹脂である請
    求項1記載の熱転写媒体。
  3. 【請求項3】 前記アンダーコート層中に充填剤が含有
    されてなる請求項1または2記載の熱転写媒体。
  4. 【請求項4】 前記イエローの熱溶融性インク層、マゼ
    ンタの熱溶融性インク層およびシアンの熱溶融性インク
    層が単一の基材上に並べて配置されてなる請求項1、2
    または3記載の熱転写媒体。
  5. 【請求項5】 前記イエローの熱溶融性インク層、マゼ
    ンタの熱溶融性インク層およびシアンの熱溶融性インク
    層が、それらの一定順序の並びを1つの繰り返し単位と
    して単一の基材上に繰り返し並べて配置されてなる請求
    項4記載の熱転写媒体。
  6. 【請求項6】 前記イエローの熱溶融性インク層、マゼ
    ンタの熱溶融性インク層およびシアンの熱溶融性インク
    層がそれぞれ別の基材上に塗布されてなる請求項1、2
    または3記載の熱転写媒体。
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