JPH0721318U - 竪形射出成形機における可塑材料の押込み装置 - Google Patents

竪形射出成形機における可塑材料の押込み装置

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JPH0721318U
JPH0721318U JP5736493U JP5736493U JPH0721318U JP H0721318 U JPH0721318 U JP H0721318U JP 5736493 U JP5736493 U JP 5736493U JP 5736493 U JP5736493 U JP 5736493U JP H0721318 U JPH0721318 U JP H0721318U
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株式会社松田製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ゴム材料の形状如何を問わず、こ
れを機械的加圧手段を用いてリボン状に形成しつつスク
リューシリンダーの材料供給口に強制的に供給する竪形
射出成形機における可塑材料の押込み装置に関する。 【構成】 スクリューシリンダー102側に材料供給口
103が形成され、該材料供給口103に機械的加圧手
段を備えた押込み装置の材料供給ガイド101が嵌脱自
在に装着されてなる竪形射出成形機における可塑材料の
押込み装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、可塑材料の内、予めリボン(帯状ともいう。)状に形成される生ゴ ムあるいは合成ゴム材料とリボン状に形成することが困難なシリコーンゴム材料 等に応じて材料供給ガイドをスクリューシリンダー側の材料供給口に嵌脱自在に 装着できるようにした竪形射出成形機における可塑材料の押込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴム材料の射出成形機はゴム材料の厚み並びにその巾に相当する材料供 給口がスクリューシリンダー側に形成され、該材料供給口にセットされた材料供 給ガイドに前記ゴム材料が供給されると、前記材料供給口と略一致する厚みと巾 を有する前記ゴム材料はスクリューの回転にともない溶融混練されつつスクリュ ー溝に沿って先端部に送り込まれると共に竪形射出成形機の射出プランジャーの 作動により所要形状のキャビティ内に射出される。 キャビティ内の溶融材料は加硫されて製品となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、耐熱性にすぐれたシリコーンゴム材料はリボン状に形成することは 難しいため、略球状に形成し、そのままの形状でスクリューシリンダーの材料供 給口に直接供給することは不可能である。
【0004】 また、竪形射出成形機に押込み装置を単に並設したのみでは振動などの原因に より、該押込み装置が転倒する危険が有る。 そこで、例えば球状のシリコーンゴム材料を効率よく、かつスムーズにリボン 状に形状変更するにはどのような押込み装置を用いるか、また、該竪形射出成形 に並設する押込み装置の転倒を防止するにはどのような結合手段を採用するかが 本考案の技術的課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するための構成要件は次の通りである。 すなわち、竪形射出成形機における可塑材料の押込み装置はスクリューシリン ダー側に材料供給口が形成され、該材料供給口に機械的加圧手段を備えた押込み 装置の材料供給ガイドが前記スクリューシリンダーの下部に嵌脱自在に装着され ていることにある。
【0006】
【作用】
材料供給口に可塑材料の押込み装置の材料供給ガイドがスクリューシリンダー の下部に嵌脱自在に形成されているのでいるので、形状に制約を受けることなく 材料がすべてリボン状に変形され、前記材料供給口に供給することができる。
【0007】 また、竪形射出成形機に並設してセットされる可塑材料の押込み装置は、該竪 形射出成形機側に支柱を介して確実に保持されるため、振動その他外部要因によ り転倒するのを未然に防ぐことができる。
【0008】
【実施例】
以下図に基づいて本考案の一実施例を説明する。 100は可塑材料の押込み装置の全体を示す。 101はスクリューシリンダー102の材料供給口103にボルト106を介 して嵌脱自在に装着される材料供給ガイドで、該材料供給ガイド101には前記 スクリューシリンダー102の外周に略一致する凹曲面104が形成されると共 に、前記材料供給口103に一致する材料押出し口105が形成されている。
【0009】 107は前記材料供給ガイド101に結合するシリンダーで、該シリンダー1 07の側壁108には例えば球状タイプの材料を充填するのに適した適宜形状の 開口部109が形成され、そして、該シリンダー107内には油圧の作動により 上下動するピストン110がピストンロッド111の上端に取付けられている。
【0010】 112,113は可塑材料の押込み装置100の上下所要個所に固着されたフ ランジで、該フランジ112,113は同一垂直線上に共通孔が形成され、該共 通孔内には支柱114が挿通されると共に適宜手段により両者が固着されている 。
【0011】 該支柱114の上端は竪形射出成形機200の型締めユニットの上部固定盤2 01に固着されたフランジ202に嵌合し、下端は該型締めユニットの油圧ラム 203側の下部固定盤204に固着された結合部材205に嵌合され、かつ昇降 シリンダー206のピストンロッドの上端に取付けられている。
【0012】 該昇降シリンダー206は油圧ラム203の基台207に取付けられたフラン ジ208に固定されている。 上記可塑材料の押込み装置100は上下動せしむる油圧シリンダー115のピ ストンロッド上端に取付けられている。
【0013】 従って、可塑材料の押込み装置100は昇降シリンダー206側に加圧流体を 供給することにより、前記支柱114と共に上昇せしめて、該押込み装置100 の先端に取付けられている材料供給ガイド101の凹曲面104をスクリューシ リンダー102の外周に当接せしめ、しかるのち、ボルト106を介して前記ス クリューシリンダー102に固定せしむる。
【0014】 これにより材料供給口103に材料供給ガイド101の材料押出し口105が 一致される。 ついで、シリンダー107側の開口部109より球状のシリコーンゴム材料1 24を充填せしむると共に、該開口部109を閉鎖せしむる。
【0015】 次に、油圧シリンダー115に加圧流体を供給せしむると、該油圧シリンダー 115のピストン110が実線aから点線a′の位置位迄上昇することにより、 前記球状のシリコーンゴム材料124を強制的に押し上げると共に、該シリコー ンゴム材料124を球状からリボン状に変形され、回転中のスクリュー117に リボン状のゴム材料123(図3参照)となり材料供給口103をへて押込まれ る。
【0016】 図面中符号118はヒータ125を備えたスクリューシリンダー102の一端 がナット119を介して保持されるスクリューシリンダー側のハウジングで、該 ハウジング118には駆動部120と一体的に接合され、スクリュー117の一 端スプライン121を介して回転部材122と連結されている。
【0017】 スクリュー117により供給される溶融材料を入れるポケットが、上下動する 射出プランジャ209側に形成されていて、該射出プランジャ209の降下によ りポケット内の溶融材料が型締めユニット内に組込まれる上下金型のキャビティ 内に射出される。
【0018】
【考案の効果】
本考案の可塑材料の押込み装置はリボン状のゴム材料以外の例えば球状の如き シリコーンゴム材料をスクリューシリンダーの材料供給口に供給するさいには材 料供給ガイドの凹曲面を当接せしむると共にボルトを介して固定せしむることが できるので、シリンダーの開口部に充填された材料はピストンの上昇にともなっ て球状からリボン状に変形され、回転中のスクリューにスムーズに押込むことが できる。
【0019】 従って、リボン状に形成されにくい材料でも押込み装置によってリボン状に形 成された状態でスクリュー内にスムーズに押込むことができるようになった。 また、背高の可塑材料の押込み装置は支柱を介して竪形射出成形機側に確実に 保持されているので、振動その他の外部要因の影響を受けて転倒することを防ぐ ことができる。
【0020】 また、ボルトを外すことによって可塑材料の押込み装置がスクリューシリンダ ーからフリーな状態になる。 次いで、昇降シリンダーの作動により前記可塑材料の押込み装置は支柱と一緒 に揺動することなくスムーズに降下せしむると共に、スクリューシリンダー側の 材料供給口を単独にて使用することができる。
【0021】 その後、通常のリボン状ゴム材料をスクリューシリンダーの材料供給口に容易 に供給することができるなど本考案特有の作用効果を奏する。
【0022】 なお、可塑材料の押込み装置全体の上昇・降下は油圧装置に限定されるもので なく、例えば支柱にねじを形成し、該ねじに嵌合するフランジの内面にナットを 形成すると共にボールを介し、ボールスクリューを構成することにより、前記支 柱をモートルを介して回動せしむるか、あるいは、該支柱に取付けたハンドルの 回動により、上昇・降下を容易ならしむることができる。 この構成によると、大型のラム機構が不要になり、コスト低減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の可塑材料の押込み装置を竪形射出成形
機に並設した状態を示す概略正面図である。
【図2】本考案の可塑材料の押込み装置の要部拡大断面
図である。
【図3】リボン状のゴム材料をスクリューシリンダーに
供給する状態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
101:材料供給ガイド 102:スクリューシリンダー 103:材料供給口 105:材料押出し口 107:シリンダー 109:開口部 112,113:フランジ 114:支柱 115:油圧シリンダー 206:昇降シリンダー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリューシリンダー側に材料供給口が
    形成され、該材料供給口に機械的加圧手段を備えた押込
    み装置の材料供給ガイドが嵌脱自在に装着されてなるこ
    とを特徴とする竪形射出成形機における可塑材料の押込
    み装置。
  2. 【請求項2】 前記機械的加圧手段を備えた押込み装置
    の側壁が竪形射出成形機の側壁に支柱を介して保持され
    ることにより、前記押込み装置の転倒が防止されること
    を特徴とする請求項1記載の射出成形機における可塑材
    料の押込み装置。
JP1993057364U 1993-09-30 1993-09-30 竪形射出成形機 Expired - Lifetime JP2601647Y2 (ja)

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JPH0721318U true JPH0721318U (ja) 1995-04-18
JP2601647Y2 JP2601647Y2 (ja) 1999-11-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723547U (ja) * 1993-10-01 1995-05-02 株式会社東洋工機 小型オフセット印刷機

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JPH0723547U (ja) * 1993-10-01 1995-05-02 株式会社東洋工機 小型オフセット印刷機

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