JPH07212609A - 色濃度を色彩値に変換する装置 - Google Patents
色濃度を色彩値に変換する装置Info
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- JPH07212609A JPH07212609A JP6002465A JP246594A JPH07212609A JP H07212609 A JPH07212609 A JP H07212609A JP 6002465 A JP6002465 A JP 6002465A JP 246594 A JP246594 A JP 246594A JP H07212609 A JPH07212609 A JP H07212609A
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- JP
- Japan
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- color
- density
- value
- spectral reflectance
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- Color Image Communication Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は濃度値が既知のカラー画像の分光反
射率、色彩値または、カラー画像どうしの色差を得られ
るように、前記カラー画像の濃度値を分光反射率に変換
し、さらに該分光反射率からCIEL*a*b*、CIEL*u*u*、XY
Z 、Yxy等の色彩値を得る色濃度を色彩値に変換する装
置に関するものである。 【構成】 色濃度を入力する入力手段と、入力手段から
の濃度値の信号を分光反射率に変換する変換手段と、前
記変換された分光反射率から色彩値を算出する計算手段
と、を具備してなる色濃度を色彩値に変換する装置であ
る。
射率、色彩値または、カラー画像どうしの色差を得られ
るように、前記カラー画像の濃度値を分光反射率に変換
し、さらに該分光反射率からCIEL*a*b*、CIEL*u*u*、XY
Z 、Yxy等の色彩値を得る色濃度を色彩値に変換する装
置に関するものである。 【構成】 色濃度を入力する入力手段と、入力手段から
の濃度値の信号を分光反射率に変換する変換手段と、前
記変換された分光反射率から色彩値を算出する計算手段
と、を具備してなる色濃度を色彩値に変換する装置であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は濃度値が既知のカラー画
像の分光反射率、色彩値または、カラー画像どうしの色
差を得られるように、前記カラー画像の濃度値を分光反
射率に変換し、さらに該分光反射率からCIEL*a*b*、CIE
L*u*u*、XYZ 、Yxy等の色彩値を得る色濃度を色彩値に
変換する装置に関するものである。
像の分光反射率、色彩値または、カラー画像どうしの色
差を得られるように、前記カラー画像の濃度値を分光反
射率に変換し、さらに該分光反射率からCIEL*a*b*、CIE
L*u*u*、XYZ 、Yxy等の色彩値を得る色濃度を色彩値に
変換する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】色を表現し、管理する方法として色彩
値、濃度値がある。色彩値は、CIE(国際照明委員会）が
勧告するCIEL*a*b*、CIEL*u*v*、XYZ、Yxy等がある。こ
れらは、人間の色知覚特性を考慮し考案されたもので、
分光光度計からの分光反射率を簡単な計算処理すること
で得られる公知の値である。一般に色の差を正確に表現
する際に用いられ、種々の色管理分野で活用されてい
る。一方濃度値は、印刷において色を数値的に管理する
基本的かつ簡易な手段として古くから使われてきた。濃
度計の機構は簡単には、光源、受光部、計算部、フィル
タからなる。フィルタはガラス製のアナログフィルタと
数値処理用のディジタルフィルタがある。色濃度は、カ
ラー画像からの反射或るいは透過光をフィルタを通して
求める波長域を決めて、その波長域でのトータル濃度か
ら求める。
値、濃度値がある。色彩値は、CIE(国際照明委員会）が
勧告するCIEL*a*b*、CIEL*u*v*、XYZ、Yxy等がある。こ
れらは、人間の色知覚特性を考慮し考案されたもので、
分光光度計からの分光反射率を簡単な計算処理すること
で得られる公知の値である。一般に色の差を正確に表現
する際に用いられ、種々の色管理分野で活用されてい
る。一方濃度値は、印刷において色を数値的に管理する
基本的かつ簡易な手段として古くから使われてきた。濃
度計の機構は簡単には、光源、受光部、計算部、フィル
タからなる。フィルタはガラス製のアナログフィルタと
数値処理用のディジタルフィルタがある。色濃度は、カ
ラー画像からの反射或るいは透過光をフィルタを通して
求める波長域を決めて、その波長域でのトータル濃度か
ら求める。
【０００３】ところが、濃度計はカラー画像のフィルタ
により分解された色の濃度値を得ることはできるが、分
光反射率や色彩値を得ることができないため、色を正確
に表現したり色差を得ることは不可能であった。また、
分光反射率より濃度値を求めることはできるが、濃度値
から分光反射率を求める技術は存在しなかった。さら
に、濃度のみの色の管理ではカラー画像の色彩学的管理
は十分でないことが知られている。
により分解された色の濃度値を得ることはできるが、分
光反射率や色彩値を得ることができないため、色を正確
に表現したり色差を得ることは不可能であった。また、
分光反射率より濃度値を求めることはできるが、濃度値
から分光反射率を求める技術は存在しなかった。さら
に、濃度のみの色の管理ではカラー画像の色彩学的管理
は十分でないことが知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
とするところは、入力された濃度値を分光反射率或るい
は色彩値に変換することができるようにした色濃度を色
彩値に変換する装置を提供することにある。
とするところは、入力された濃度値を分光反射率或るい
は色彩値に変換することができるようにした色濃度を色
彩値に変換する装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、本発明
は、色濃度による信号を与えることによって、所望する
色の色彩値を作成するにあたり、前記色濃度による信号
を色彩値に変換する装置として、色濃度を入力する入力
手段と、ニューラルネットワークにより構成され、学習
モード時には標準色票の分光反射率を教師信号とし、該
色票の分光反射率から算出された濃度値を入力信号とし
て、この入力に対して上記教師信号の値に近似するよう
に変換特性を学習すると共に、変換モード時には上記入
力手段からの濃度値の信号を分光反射率に変換する変換
手段と、前記変換された分光反射率から色彩値を算出す
る計算手段と、を具備してなる色濃度を色彩値に変換す
る装置に関する。
め、本発明は次のように構成する。すなわち、本発明
は、色濃度による信号を与えることによって、所望する
色の色彩値を作成するにあたり、前記色濃度による信号
を色彩値に変換する装置として、色濃度を入力する入力
手段と、ニューラルネットワークにより構成され、学習
モード時には標準色票の分光反射率を教師信号とし、該
色票の分光反射率から算出された濃度値を入力信号とし
て、この入力に対して上記教師信号の値に近似するよう
に変換特性を学習すると共に、変換モード時には上記入
力手段からの濃度値の信号を分光反射率に変換する変換
手段と、前記変換された分光反射率から色彩値を算出す
る計算手段と、を具備してなる色濃度を色彩値に変換す
る装置に関する。
【０００６】
【作用】上記構成において、変換モード時にはまずカラ
ー画像の濃度値を入力とし、所定の特性に従って分光反
射率に変換を行ない、さらに前記変換後の分光反射率を
入力として、色彩値を算出する。また、学習モード時に
は標準色見本の分光反射率を教師信号とし、前記分光反
射率から算出される濃度値を前記変換手段に入力信号と
して与え、ニューラルネットワークの学習を行なわせる
ことができることから、入力した濃度値を分光反射率に
変換し、さらに分光反射率から色彩値を出力できる。
ー画像の濃度値を入力とし、所定の特性に従って分光反
射率に変換を行ない、さらに前記変換後の分光反射率を
入力として、色彩値を算出する。また、学習モード時に
は標準色見本の分光反射率を教師信号とし、前記分光反
射率から算出される濃度値を前記変換手段に入力信号と
して与え、ニューラルネットワークの学習を行なわせる
ことができることから、入力した濃度値を分光反射率に
変換し、さらに分光反射率から色彩値を出力できる。
【０００７】このように本発明は、濃度値を分光反射率
に変換する変換手段としてニューラルネットワークを用
いたものであり、入力濃度値信号を与えて各種カラー画
像出力装置の特性に合った分光反射率に変換する場合
に、使用するカラー画像出力装置より基準色見本を出力
し、これを測色装置により測色し、これにより当該色見
本の分光反射率を得ると共に濃度値を算出し、該濃度値
を分光反射率に変換するような特性を持つように上記ニ
ューラルネットワークを学習させた後、所望の色を呈す
る測定対象の濃度を測定し、上記変換手段のニューラル
ネットワークで該色濃度値を分光反射率に変換するよう
にしたものである。
に変換する変換手段としてニューラルネットワークを用
いたものであり、入力濃度値信号を与えて各種カラー画
像出力装置の特性に合った分光反射率に変換する場合
に、使用するカラー画像出力装置より基準色見本を出力
し、これを測色装置により測色し、これにより当該色見
本の分光反射率を得ると共に濃度値を算出し、該濃度値
を分光反射率に変換するような特性を持つように上記ニ
ューラルネットワークを学習させた後、所望の色を呈す
る測定対象の濃度を測定し、上記変換手段のニューラル
ネットワークで該色濃度値を分光反射率に変換するよう
にしたものである。
【０００８】色濃度値では、色を正確に表現することや
色差を得ることはできないが、濃度値から分光反射率に
変換するようにに学習させたニューラルネットワークを
使用して出力対象のカラー画像出力装置に対応した分光
反射率及び色彩値を得るようにしたことから、比較的安
価な濃度計を利用して高価な分光反射率の性能を実現す
ることが可能であり、正確な色情報、色差が得られるよ
うになる。
色差を得ることはできないが、濃度値から分光反射率に
変換するようにに学習させたニューラルネットワークを
使用して出力対象のカラー画像出力装置に対応した分光
反射率及び色彩値を得るようにしたことから、比較的安
価な濃度計を利用して高価な分光反射率の性能を実現す
ることが可能であり、正確な色情報、色差が得られるよ
うになる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。図１は本発明の色濃度を色彩値に変換
する装置の要部構成を示すブロック図である。目的の色
の濃度値を、所望のカラー画像出力装置に対応する分光
反射率或るいは色彩値に変換を行なう本発明の装置は、
図１に示すように、測定部１、変換部４、メモリ部５、
計算部６、制御部７、表示部８、出力部９より構成され
ている。測定部１は、測定対象物２０の濃度値を読み込
み電気信号に変換するものである。測色部１としては濃
度計を使用している。ここで濃度計とは、色濃度を数値
で表示するための装置であり、物体に光を当て、それか
らの反射光や透過光の強さを光電的原理を利用して計測
するものであって、計測した値を所定の演算方法で計算
してシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の色のそ
れぞれの濃度値を表示する。基本的には、光源と測光器
からなる。
照して説明する。図１は本発明の色濃度を色彩値に変換
する装置の要部構成を示すブロック図である。目的の色
の濃度値を、所望のカラー画像出力装置に対応する分光
反射率或るいは色彩値に変換を行なう本発明の装置は、
図１に示すように、測定部１、変換部４、メモリ部５、
計算部６、制御部７、表示部８、出力部９より構成され
ている。測定部１は、測定対象物２０の濃度値を読み込
み電気信号に変換するものである。測色部１としては濃
度計を使用している。ここで濃度計とは、色濃度を数値
で表示するための装置であり、物体に光を当て、それか
らの反射光や透過光の強さを光電的原理を利用して計測
するものであって、計測した値を所定の演算方法で計算
してシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の色のそ
れぞれの濃度値を表示する。基本的には、光源と測光器
からなる。
【００１０】上記変換部４は、ニューラルネットワーク
を使用している。そして、ニューラルネットワークとし
て、フィードフォワード結合型ニューラルネットワーク
を用いており、該ネットワークの学習方法は各種の方法
があるが、例えば、バックプロパゲーションアルゴリズ
ム（ラメルハート［Runmelhert, D.E and McClelland,
J.L.(Eds), "Parallel Distributied Processing ",Exp
loraation in the Microstructure of Cognition. Vol
l, 2,MIT Press,Cammbridge(1989)参照］）の最急降下
法などを用いる。変換部４のニューラルネットワークの
学習を図２を用いて更に詳しく説明する。学習モード時
においては、測色部１０からの標準色見本の分光反射率
を教師信号として受けると共に、当該色見本の前記分光
反射率から算出された色濃度を計算部２から入力信号と
して受け、上記入力色濃度信号が対応する分光反射率に
変換されるべく、学習する機能を有する。
を使用している。そして、ニューラルネットワークとし
て、フィードフォワード結合型ニューラルネットワーク
を用いており、該ネットワークの学習方法は各種の方法
があるが、例えば、バックプロパゲーションアルゴリズ
ム（ラメルハート［Runmelhert, D.E and McClelland,
J.L.(Eds), "Parallel Distributied Processing ",Exp
loraation in the Microstructure of Cognition. Vol
l, 2,MIT Press,Cammbridge(1989)参照］）の最急降下
法などを用いる。変換部４のニューラルネットワークの
学習を図２を用いて更に詳しく説明する。学習モード時
においては、測色部１０からの標準色見本の分光反射率
を教師信号として受けると共に、当該色見本の前記分光
反射率から算出された色濃度を計算部２から入力信号と
して受け、上記入力色濃度信号が対応する分光反射率に
変換されるべく、学習する機能を有する。
【００１１】制御部７は計算部２、計算部６、変換部４
の各構成要素の必要な制御や、演算処理実行の中枢を担
うものであり、例えば、マイクロプロセッサを用いてソ
フトウェアにより、各種制御や演算処理を実現してい
る。また、制御部７は変換部４で変換された分光反射率
や、計算部６で算出された色彩値を、この出力端子に接
続されている表示部８、出力部９ａ〜９ｃに出力すると
云った機能をも有する。なお、学習モード時には上記測
色装置で測色した分光反射率信号をメモリ部５に保存す
ると共に、学習時に順にこれを読み出して利用する機能
を制御部７に持たせてある。 制御部７には記載さ
れていない会話型の入力部を持ち、例えば、キーボード
やマウス等のマンマシンインタフェイスで構成されてお
り、コマンドやメニューに対する指示、データの入力、
編集操作等を可能にする。
の各構成要素の必要な制御や、演算処理実行の中枢を担
うものであり、例えば、マイクロプロセッサを用いてソ
フトウェアにより、各種制御や演算処理を実現してい
る。また、制御部７は変換部４で変換された分光反射率
や、計算部６で算出された色彩値を、この出力端子に接
続されている表示部８、出力部９ａ〜９ｃに出力すると
云った機能をも有する。なお、学習モード時には上記測
色装置で測色した分光反射率信号をメモリ部５に保存す
ると共に、学習時に順にこれを読み出して利用する機能
を制御部７に持たせてある。 制御部７には記載さ
れていない会話型の入力部を持ち、例えば、キーボード
やマウス等のマンマシンインタフェイスで構成されてお
り、コマンドやメニューに対する指示、データの入力、
編集操作等を可能にする。
【００１２】メモリ部５は、学習終了したニューラルネ
ットワークの各パラメータを記載するもので、パラメー
タは学習終了後の濃度値を色彩値に変換する時に読み出
されてニューラルネットワークでの処理に使用される。
パラメータはカラー画像出力装置別に保管され、オペレ
ータの指示に従ってカラー画像出力装置別に使用され
る。次に上記構成の本システムの作用を説明する。この
ような構成の本装置は、色濃度値が目的のカラー画像出
力装置測色装置の分光反射率或るいは色彩値となるよう
な変換をすることができるようにした信号適合処理のた
めの装置であり、濃度値と対応する分光反射率との関係
について学習して変換に利用するようにし，目的の色の
濃度値を入力すれば、カラー画像出力装置の特性を加味
して、分光反射率が得られるようにする。
ットワークの各パラメータを記載するもので、パラメー
タは学習終了後の濃度値を色彩値に変換する時に読み出
されてニューラルネットワークでの処理に使用される。
パラメータはカラー画像出力装置別に保管され、オペレ
ータの指示に従ってカラー画像出力装置別に使用され
る。次に上記構成の本システムの作用を説明する。この
ような構成の本装置は、色濃度値が目的のカラー画像出
力装置測色装置の分光反射率或るいは色彩値となるよう
な変換をすることができるようにした信号適合処理のた
めの装置であり、濃度値と対応する分光反射率との関係
について学習して変換に利用するようにし，目的の色の
濃度値を入力すれば、カラー画像出力装置の特性を加味
して、分光反射率が得られるようにする。
【００１３】そのために、第１段階として学習を実施さ
せる必要がある。これは学習モードにより行なうが、そ
の作用を図３のフローチャートを参照して説明する。ま
ず初めに標準色見本を用意するが、この標準色見本は単
一色で塗りつぶされた複数のものである。学習を実施さ
せたいときは、制御部７を操作して変換装置４を学習モ
ードに設定し、学習実行のコマンドを与えれば良い。前
記標準色見本を測色部１０に読み取らせて測色させる。
測色部１０で読み取った標準色見本の分光反射率は図示
しない記憶部に一時保存し、順に読み出して学習に使用
する。
せる必要がある。これは学習モードにより行なうが、そ
の作用を図３のフローチャートを参照して説明する。ま
ず初めに標準色見本を用意するが、この標準色見本は単
一色で塗りつぶされた複数のものである。学習を実施さ
せたいときは、制御部７を操作して変換装置４を学習モ
ードに設定し、学習実行のコマンドを与えれば良い。前
記標準色見本を測色部１０に読み取らせて測色させる。
測色部１０で読み取った標準色見本の分光反射率は図示
しない記憶部に一時保存し、順に読み出して学習に使用
する。
【００１４】標準色見本の測色終了後、上述した学習実
行の命令により、色濃度を色彩値に変換する装置の制御
部７は所定の順（上記標準見本色の読み取り順）に標準
色見本の分光反射率を取りだし、教師信号とすると共
に、計算部２で算出される前記標準色見本の分光反射率
対応の濃度値を読み出し、入力信号として変換部４に与
える。すると、制御部７はメモリ部５から読み出した前
記標準色見本の分光反射率を、変換部４のニューラルネ
ットワークの教師信号とし，計算部２からの濃度値のデ
ータを入力信号として使用して、出力がこの教師信号に
近付くようにニューラルネットワークの学習を開始すべ
く制御する。
行の命令により、色濃度を色彩値に変換する装置の制御
部７は所定の順（上記標準見本色の読み取り順）に標準
色見本の分光反射率を取りだし、教師信号とすると共
に、計算部２で算出される前記標準色見本の分光反射率
対応の濃度値を読み出し、入力信号として変換部４に与
える。すると、制御部７はメモリ部５から読み出した前
記標準色見本の分光反射率を、変換部４のニューラルネ
ットワークの教師信号とし，計算部２からの濃度値のデ
ータを入力信号として使用して、出力がこの教師信号に
近付くようにニューラルネットワークの学習を開始すべ
く制御する。
【００１５】ここで、教師信号とは、入力に対する正解
の情報を指し、学習とは入力に対する出力が教師信号と
一致するようにニューラルネットワーク内の結合の強さ
を変化させることを意味する。学習は出力が教師信号に
対して所要の基準を満たすまで行なわれる。学習が終了
したならば、その終了時点でのニューラルネットワーク
の各種パラメータをメモリ部５に格納する。これによ
り、あるカラー画像出力装置の学習が終了する。別のカ
ラー画像出力装置も使用する予定があれば、上述同様の
操作を行なって当該カラー画像出力装置の学習を行な
う。
の情報を指し、学習とは入力に対する出力が教師信号と
一致するようにニューラルネットワーク内の結合の強さ
を変化させることを意味する。学習は出力が教師信号に
対して所要の基準を満たすまで行なわれる。学習が終了
したならば、その終了時点でのニューラルネットワーク
の各種パラメータをメモリ部５に格納する。これによ
り、あるカラー画像出力装置の学習が終了する。別のカ
ラー画像出力装置も使用する予定があれば、上述同様の
操作を行なって当該カラー画像出力装置の学習を行な
う。
【００１６】実施例の場合、使用する予定のカラー画像
出力装置は８ａ〜８ｃの３台であるから、この３台につ
いてそれぞれ学習を行なわせる。この３台のカラー画像
出力装置８ａ〜８ｃそれぞれの学習結果であるパラメー
タ１８ａ〜１８ｃはそれぞれカラー画像出力装置別に選
択できるように区別してメモリ部５に格納され、その選
択は制御部７の制御の基に、制御部７により例えば、メ
ニュー形式で指定して選択できるようになっている。次
にこの動作を図４を参照して説明する。まず、制御部７
から変換を命令する。このモードにおいてはまず初めに
メモリ部５から、カラー画像出力装置８ａの濃度変換用
パラメータ１８ａを読み出し、変換部４のニューラルネ
ットワークに設定する。そして、測定部１より濃度値を
入力し、変換部４に与えられてそのニューラルネットワ
ークにより、当該色濃度値対応の分光反射率に変換さ
れ、さらに該変換された分光反射率は計算部６に入力さ
れ、色彩値に変換されて制御部７に与えられる。
出力装置は８ａ〜８ｃの３台であるから、この３台につ
いてそれぞれ学習を行なわせる。この３台のカラー画像
出力装置８ａ〜８ｃそれぞれの学習結果であるパラメー
タ１８ａ〜１８ｃはそれぞれカラー画像出力装置別に選
択できるように区別してメモリ部５に格納され、その選
択は制御部７の制御の基に、制御部７により例えば、メ
ニュー形式で指定して選択できるようになっている。次
にこの動作を図４を参照して説明する。まず、制御部７
から変換を命令する。このモードにおいてはまず初めに
メモリ部５から、カラー画像出力装置８ａの濃度変換用
パラメータ１８ａを読み出し、変換部４のニューラルネ
ットワークに設定する。そして、測定部１より濃度値を
入力し、変換部４に与えられてそのニューラルネットワ
ークにより、当該色濃度値対応の分光反射率に変換さ
れ、さらに該変換された分光反射率は計算部６に入力さ
れ、色彩値に変換されて制御部７に与えられる。
【００１７】制御部７はこの分光反射率或るいは色彩値
を表示部８に表示させると共に、出力部９ａに出力させ
る。従って、オペレータは該濃度値を有する色の分光反
射率、色彩値を確認することができるようになる。この
ように本発明は、入力された色濃度値を分光反射率或る
いは色彩値に変換する変換手段としてニューラルネット
ワークを用いたものであり、所望の色の入力濃度値信号
を上記変換手段のニューラルネットワークで変換するよ
うにしたものである。
を表示部８に表示させると共に、出力部９ａに出力させ
る。従って、オペレータは該濃度値を有する色の分光反
射率、色彩値を確認することができるようになる。この
ように本発明は、入力された色濃度値を分光反射率或る
いは色彩値に変換する変換手段としてニューラルネット
ワークを用いたものであり、所望の色の入力濃度値信号
を上記変換手段のニューラルネットワークで変換するよ
うにしたものである。
【００１８】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
色濃度値を有する色が、使用したいカラー画像出力装置
ではどのような分光反射率或るいは色彩値になるかを容
易に知ることができるようになる色濃度を色彩値に変換
する装置を提供できる。
色濃度値を有する色が、使用したいカラー画像出力装置
ではどのような分光反射率或るいは色彩値になるかを容
易に知ることができるようになる色濃度を色彩値に変換
する装置を提供できる。
【図１】 本発明装置の変換モード時の動作を説明する
ためのブロック図である。
ためのブロック図である。
【図２】 本発明装置の学習時の動作を説明するための
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】 本発明装置の学習モード時の動作を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図４】 本発明装置の変換モード時の動作を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
１----測定部、２----計算部、３----メモリ部、４----
変換部、５----メモリ部、６----計算部、７----制御
部、８----表示部、９ａ〜９ｃ---出力部、１０----測
色部、１１---入力信号、１２---出力信号、１３---入
力信号、１４---教師信号、１５---入力信号、１６---
出力信号、１７ａ〜１７ｃ--濃度フィルタ値、１８ａ〜
１８ｃ--パラメータ、１９---標準色票、２０---対象物
変換部、５----メモリ部、６----計算部、７----制御
部、８----表示部、９ａ〜９ｃ---出力部、１０----測
色部、１１---入力信号、１２---出力信号、１３---入
力信号、１４---教師信号、１５---入力信号、１６---
出力信号、１７ａ〜１７ｃ--濃度フィルタ値、１８ａ〜
１８ｃ--パラメータ、１９---標準色票、２０---対象物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｔ 1/00 5/00 Ｇ０９Ｇ 5/02 Ｌ 9471−5Ｇ Ｈ０４Ｎ 1/46 Ｇ０６Ｆ 15/68 ３１０ Ａ Ｈ０４Ｎ 1/46 Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】 色濃度による信号を与えることによっ
て、所望する色の分光反射率或るいは色彩値を作成する
にあたり、前記色濃度による信号を色彩値に変換する装
置として、 色濃度を入力する入力手段と、 ニューラルネットワークにより構成され、学習モード時
には標準色票の分光反射率を教師信号とし、該色票の分
光反射率から算出された濃度値を入力信号として、この
入力に対して上記教師信号の値に近似するように変換特
性を学習すると共に、変換モード時には上記入力手段か
らの濃度値の信号を分光反射率に変換する変換手段と、 前記変換された分光反射率から色彩値を算出する計算手
段と、を具備してなる色濃度を色彩値に変換する装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6002465A JPH07212609A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 色濃度を色彩値に変換する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6002465A JPH07212609A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 色濃度を色彩値に変換する装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07212609A true JPH07212609A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11530063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6002465A Pending JPH07212609A (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 色濃度を色彩値に変換する装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07212609A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020102807A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 色予測モデル構築方法、色予測方法、および色予測モデル構築プログラム |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP6002465A patent/JPH07212609A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020102807A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 色予測モデル構築方法、色予測方法、および色予測モデル構築プログラム |
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