JPH07205946A - 破袋装置 - Google Patents

破袋装置

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JPH07205946A
JPH07205946A JP6002116A JP211694A JPH07205946A JP H07205946 A JPH07205946 A JP H07205946A JP 6002116 A JP6002116 A JP 6002116A JP 211694 A JP211694 A JP 211694A JP H07205946 A JPH07205946 A JP H07205946A
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JP
Japan
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cutter
solid waste
moving device
bag
synthetic resin
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JP6002116A
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Katsushi Tanaka
克司 田中
Tsutomu Matsuyama
勉 松山
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Shinryo Corp
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Shinryo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業員の省力化を図ること。 【構成】 合成樹脂シートで梱包された固体廃棄物12
を移動装置2で往復移動させ、その固体廃棄物12の梱
包袋11をカッター駆動装置3のカッター33で機械的
に破断する。カッター昇降装置4やカッター横移動装置
5でカッター33の高さや横ピッチを調整する。この結
果、固体廃棄物12の梱包袋11をカッター33で機械
的に破断するので、作業能率が良い。カッター昇降装置
4やカッター横移動装置5により、カッター33の破断
位置を上下横に自由に位置させることができるので、多
種多様の固体廃棄物12の梱包袋11からの取り出し作
業を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力関連施設や毒性
物質取扱関連施設等で生じた固体の廃棄物(主に低レベ
ル又は極低レベルの廃棄物)を減容処理する工程におい
て、一旦ビニルシート等の合成樹脂シートで梱包された
固体廃棄物をその合成樹脂の梱包袋から取り出す際に、
その合成樹脂の梱包袋を破断する装置に係り、特に作業
員の省力化を図ることができる合成樹脂梱包袋の破袋装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力関連施設や毒性物質取扱関連施設
等で生じる固体の廃棄物には、可燃性、難燃性、不燃
性、のものがある。このうち可燃性のものは燃焼処理さ
れるが、難燃性、不燃性、のものは発生形態のままでコ
ンテナやドラム缶等の容器(以下、単に容器と称する)
中に収納されて貯蔵庫中に保管されている。かかる難燃
性、不燃性、の固体廃棄物としては、主に、機器類、
板、アングル、タンク類、ポンプ類、配管類等々があ
る。これら固体廃棄物は、発生形態のままでビニルシー
ト等(例えば塩化ビニルシートや酢酸ビニルシート等)
の合成樹脂シートの内張り袋で例えば1重若しくは2重
に梱包され、その後容器中に密封収納されて保管され
る。今後、上述の固体廃棄物の発生予想量及び貯蔵能力
を考慮すると、上述の固体廃棄物の減容処理を行う必要
が有る。
【0003】次に、この減容処理の一般的な工程につい
て説明する。まず、一旦容器中に収納保管された固体廃
棄物をその容器から取り出す。次に、内張り袋を破り、
固体廃棄物を主に金属物と主に金属物以外の物とに選別
する。その金属物の固定廃棄物において、大形の物等を
細かく切断して細分化する。この細分化された金属物の
固定廃棄物や中小形の金属物の固定廃棄物のうち、形状
が除染容易な物を除染してドラム缶や2重ドラム缶等の
容器中に収納保管する。一方、形状が除染困難な物を高
圧圧縮してドラム缶等の容器中に収納保管する。このよ
うにして、発生形態のままに保管されていた固体廃棄物
を減容するものである。
【0004】そして、上述の減容処理工程において、一
旦合成樹脂シートで梱包された固体廃棄物をその合成樹
脂の梱包袋から取り出す作業は、作業員がカッターを使
用して行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の一旦
合成樹脂シートで梱包された固体廃棄物をその合成樹脂
の梱包袋から取り出す作業は、グローブボックス等のよ
うな気密性の空間内において行われるものであって、作
業員がカッターナイフを持ち、グローブポートから直接
手作業で合成樹脂の梱包袋を剥ぎ取って行われている。
一方、梱包用の合成樹脂シートは、放射能漏れ等を防ぐ
ためにかなり厚手(厚さが約1〜2mm)でかつかなり
厳重に粘着テープ等で取り囲まれている。このために、
固体廃棄物を合成樹脂シートから取り出す作業は、通常
作業(グローブポートからの作業ではない通常の作業)
でもかなりの労力を必要とするが、その上上述のグロー
ブポートからの作業であるから、上述の労力はさらに増
大する。このように、従来の固体廃棄物の梱包袋からの
取り出し作業は、作業能率の低下等において問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、固体廃棄物の梱包袋から
の取り出し作業において、作業効率の向上を図ることが
できる破袋装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、合成樹脂シートで梱包された固体廃棄
物を移動装置で往復移動させ、その移動装置で往復移動
される固体廃棄物の梱包袋をカッター駆動装置のカッタ
ーで破断する。そして、カッター駆動装置を、カッター
昇降装置で固体廃棄物の梱包袋に対して上下に昇降させ
ると共に、カッター横移動装置で前記移動装置の往復移
動方向に対して交差する方向に移動させることを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成により、固体廃棄物を往
復移動させてその固体廃棄物の梱包袋をカッターで機械
的に破断するものであるから、作業員がカッターナイフ
を持ってグローブポートから直接手作業で合成樹脂の梱
包袋を剥ぎ取る従来の作業と比較して作業能率が良い。
また、カッター昇降装置やカッター横移動装置により、
カッター駆動装置を上下に昇降させたり横方向に移動さ
せたりして、カッターの破断位置を上下横に自由に位置
させることができるので、多種多様の固体廃棄物の梱包
袋からの取り出し作業を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の破袋装置の一実施例を添付図
面を参照して説明する。図において、1は本発明の破袋
装置を気密性の空間内に設置するためのフードやグロー
ブボックスである。10は固体廃棄物を梱包した梱包袋
を前処理工程装置から本発明の破袋装置に搬入したり、
梱包袋から取り出した固体廃棄物を次の処理工程装置に
搬出したりするための天井クレーンである。11は固体
廃棄物を梱包した梱包袋である。この例では、ビニルシ
ート等(例えば塩化ビニルシートや酢酸ビニルシート
等)の合成樹脂シートの内張り袋で例えば1重若しくは
2重に固体廃棄物を梱包する。また、放射能漏れ等を防
ぐためにかなり厚手でかつかなり厳重に粘着テープ等で
取り囲まれている。12は上述の梱包袋11により梱包
された固体廃棄物である。
【0010】図において、2は移動装置である。この移
動装置2は、図4乃至図7に示すように、架台20の両
端部に駆動ローラ21と従動ローラ22とをそれぞれ回
転可能に取り付け、その駆動ローラ21及び従動ローラ
22にスチールベルトコンベア23を掛け回す。一方、
前記架台20に駆動モータ24を搭載し、その駆動モー
タ24と前記駆動ローラ21とをプーリ25やベルト2
6等からなる回転力伝達手段で連結する。また、前記架
台20のうち、前記スチールベルトコンベア23の両側
に前記固体廃棄物12が横転するのを防止するガイドプ
レート27を配置する。なお、図中28は前記回転力伝
達手段のカバーである。この移動装置2は、駆動モータ
24を正転、逆転させることにより、スチールベルトコ
ンベア23上に載置した固体廃棄物12を矢印イ方向に
往復移動させるものである。
【0011】図において、3はカッター駆動装置であ
る。このカッター駆動装置3は、図2及び図3及び図5
乃至図7に示すように、矩形をなす支持板30の4角部
にガイドシャフト31の下端をそれぞれ固定し、かつそ
の支持板30に駆動機としての駆動モータ32を搭載
し、その駆動モータ32の出力軸にディスク形のカッタ
ー33を回転可能に取り付ける。かかるカッター駆動装
置3の4本のガイドシャフト31を後述するカッター横
移動装置5の水平板50のガイド孔51に挿通し、カッ
ター駆動装置3をカッター横移動装置5にガイドシャフ
ト31の軸方向に移動自在に装備すると共に、そのカッ
ター駆動装置3の支持板30とカッター横移動装置5の
水平板50との間に、カッター33が固体廃棄物12に
噛み込んで損傷するのを防ぐ緩衝装置35を装備する。
このとき、前記ディスク形カッター33は、前記移動装
置2の往復移動方向イに対して直交する方向(図中、矢
印ロ方向)の軸回りに回転可能に取り付けられることと
なる。このようにして1台のカッター横移動装置5に対
して3台のカッター駆動装置3を装備する。このカッタ
ー駆動装置3は、駆動モータ32を駆動させることによ
り、前記移動装置2のスチールベルトコンベア23上で
矢印イ方向に往復移動されている固体廃棄物12の梱包
袋11を破断するものである。
【0012】図において、4はカッター昇降装置であ
る。このカッター昇降装置4は、図2及び図4乃至図7
に示すように、前記移動装置2の両側に4本足の2重門
形の架台40を設置し、その架台40の4本の足のう
ち、前記移動装置2の往復移動方向イに対向する面にガ
イドレール41を上下にそれぞれ敷設し、その4本のガ
イドレール41のうち、前記移動装置2の往復移動方向
イに対向する2本のガイドレール41同士にガイドブロ
ック42をそれぞれ係合させる。一方、前記架台40の
2枚の水平板の中央にシリンダ(エアシリンダ若しくは
油圧シリンダなど)43をそれぞれ固定し、かつその2
本のシリンダ43のピストンロッドの先端を前記2台の
ガイドブロック42の上面の中央にそれぞれ固定する。
前記2台のガイドブロック42間に2本のガイドシャフ
ト44と1本のボールシャフト45とを、前記移動装置
2の往復移動方向イに対して直交する方向ロにそれぞれ
架設する。この2本のガイドシャフト44及び1本のボ
ールシャフト45に後述するカッター横移動装置5を装
備する。かかるカッター昇降装置4を前記1台の移動装
置2に対して2台装備する。このカッター昇降装置4
は、シリンダ43のピストンロッドを伸縮させることに
より、後述するカッター横移動装置5を介して前記カッ
ター駆動装置3を前記移動装置2で矢印イ方向に往復移
動される固体廃棄物12の梱包袋11に対して上下方向
(図中、矢印ハ方向)に昇降させるものである。
【0013】図において、5はカッター横移動装置であ
る。このカッター横移動装置5は、図2及び図4乃至図
7に示すように、水平板50に前記カッター駆動装置3
のガイドシャフト31が挿通する計12個のガイド孔5
1を設けると共に、その水平板50の上面の両端と中央
とに垂直板52をそれぞれ固定する。この3枚の垂直板
52の両端と中央とに前記カッター昇降装置4の2本の
ガイドシャフト44と1本のボールシャフト45とをそ
れぞれ挿通する。この3枚の垂直板52のうち、前記ボ
ールシャフト45が挿通する透孔をねじ孔とする。その
結果、ボールシャフト45を回転させることにより、カ
ッター横移動装置5を前記カッター昇降装置4のガイド
シャフト44の軸方向、すなわち前記移動装置2の往復
移動方向イに対して直交する方向ロに移動可能となる。
前記水平板50に駆動モータ53を搭載する。この駆動
モータ53と前記ボールシャフト45とをベベルギア等
の減速機構54を介して連結する。かかる1台のカッタ
ー横移動装置5に3台の前記カッター駆動装置3を装備
し、その結果1台の移動装置2に対して計6台のカッタ
ー駆動装置3が装備されることとなる。このカッター横
移動装置5は、駆動モータ53を駆動させることによ
り、ボールシャフト45が回転し、それに伴って前記移
動装置2の往復移動方向イに対して直交する方向ロに移
動して、前記カッター駆動装置3を前記移動装置2の往
復移動方向イに対して直交する方向ロに移動させること
となる。
【0014】図において、6は集塵装置である。この集
塵装置6は、図2及び図6及び図7に示すように、集塵
装置本体60を前記フード等1内に若しくは外に、前記
移動装置2等の近傍に配置する。一方、前記カッター駆
動装置3のカッター33を防塵カバー61で覆い、その
防塵カバー61を前記カッター駆動装置3の支持板30
に固定する。そして、その防塵カバー61に塵埃吸込口
(図示せず)を設け、その塵埃吸込口と前記集塵装置本
体60とをホース62で接続する。この集塵装置6は、
集塵装置本体60を作動させることにより、防塵カバー
61で囲まれた前記カッター駆動装置3のカッター33
の周囲の塵埃や粉塵等を強制的に排気し、前記ホース6
2を介して前記集塵装置本体60中に連続的に捕集する
ものである。
【0015】この実施例における本発明の破袋装置は、
以上の如き構成からなり、以下その操作、作用について
説明する。まず、合成樹脂の梱包袋11で梱包された固
体廃棄物12を前処理工程装置から本発明の破袋装置の
移動装置2に搬入する。それと前後して、固体廃棄物1
2の大きさに合せ、カッター昇降装置4のシリンダ43
のピストンロッドを伸縮させ、一方カッター横移動装置
5の駆動モータ53を駆動させて、カッター駆動装置3
のカッター33の高さや横ピッチ等を調整する。次に、
カッター駆動装置3の駆動モータ32を駆動すると共
に、集塵装置6の集塵装置本体60を作動させる。それ
から、移動装置2の駆動モータ24を正転、逆転させ
て、移動装置2のスチールベルトコンベア23上に載置
された固体廃棄物12を、前記カッター駆動装置3のカ
ッター33の下に矢印イ方向に往復移動させる。する
と、カッター33がその下を往復移動する固体廃棄物1
2を梱包した梱包袋11を破断する。
【0016】このとき、移動装置2の移動方向イに対し
て両側にはガイドプレート27が設けられているので、
梱包袋11の破断作業中に固体廃棄物12が横転して移
動装置2から脱落するような虞はない。また、カッター
駆動装置3とカッター横移動装置5との間には緩衝装置
35が介在されているので、カッター33が固体廃棄物
12に噛み込んで損傷するのを防ぐことができる。さら
に、集塵装置6を設けたので、防塵カバー61で囲まれ
たカッター駆動装置3のカッター33の周囲の塵埃や粉
塵等を強制的に排気し、ホース62を介して集塵装置本
体60中に連続的に捕集することができ、周囲への汚染
を防ぐことができる。
【0017】上述の破断作業は、梱包袋11が破断する
まで移動装置2を往復運転させて続ける。また、梱包袋
11の破断効果を上げるために、カッター昇降装置4の
シリンダ43のピストンロッドを伸縮させると共に、カ
ッター横移動装置5の駆動モータ53を駆動させて、カ
ッター駆動装置3のカッター33の高さや横ピッチ等を
再調整する。そして、固体廃棄物12の梱包袋11の破
断が完了したならば、上述の移動装置2やカッター駆動
装置3やカッター昇降装置4やカッター横移動装置5や
集塵装置6等の駆動作動を停止させる。それから、手作
業で破断した合成樹脂シートの梱包袋11を固体廃棄物
12から除去する。この除去作業は、グローブポートか
ら行なっても良い。上述の梱包袋11から取り出した固
体廃棄物12を次の処理工程装置に搬出する。
【0018】このように、本発明の破袋装置は、固体廃
棄物12を往復移動させてその固体廃棄物12の梱包袋
11をカッター33で機械的に破断するものであるか
ら、作業員がカッターナイフを持ってグローブポートか
ら直接手作業で合成樹脂の梱包袋を剥ぎ取る従来の作業
と比較して作業能率が良い。また、カッター昇降装置4
やカッター横移動装置5により、カッター駆動装置3を
上下に昇降させたり横方向に移動させたりして、カッタ
ー33の破断位置を上下横に自由に位置させることがで
きるので、多種多様の大きさや形状の固体廃棄物12を
梱包袋11から取り出す作業を行うことができる。さら
に、本発明の破袋装置はフードやグローブボックス等1
の密封性の空間内に設置されているので、破袋作業によ
る汚染が外に漏れる虞はない。
【0019】なお、上述の実施例において、カッター昇
降装置4の駆動源として、シリンダ43を使用したが、
この他のものとしては、ボールねじと駆動モータとの組
み合わせのもの、又はパワーシリンダ等であっても良
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の破袋装置
は、作業員の省力化を図ることができる。また、多種多
様の固体廃棄物の梱包袋からの取り出し作業を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の破袋装置の一実施例を示し、概略的に
表した斜視図である。
【図2】本発明の破袋装置の要部を示した一部斜視図で
ある。
【図3】カッターで梱包袋を破断している状態の説明図
である。
【図4】本発明の破袋装置の平面図である。
【図5】図4におけるV矢視図である。
【図6】図5におけるVI矢視図である。
【図7】図5におけるVII矢視図である。
【符号の説明】
1…フードやグローブボックス、11…梱包袋、12…
固体廃棄物、2…移動装置、23…スチールベルトコン
ベア、24…駆動モータ、27…ガイドプレート、3…
カッター駆動装置、30…支持プレート、31…ガイド
シャフト、32…駆動モータ、33…カッター、4…カ
ッター昇降装置、40…架台、41…ガイドレール、4
2…ガイドブロック、43…シリンダー、44…ガイド
シャフト、45…ボールシャフト、5…カッター横移動
装置、50…水平板、51…ガイド孔、52…垂直板、
53…駆動モータ、6…集塵装置、60…集塵装置本
体、61…防塵カバー、62…ホース。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体廃棄物を梱包した合成樹脂の梱包袋
    を破断する破袋装置であって、 合成樹脂シートで梱包された固体廃棄物を載置して往復
    移動させる移動装置と、 その移動装置で往復移動される固体廃棄物の梱包袋をカ
    ッターで破断するカッター駆動装置と、 そのカッター駆動装置を固体廃棄物の梱包袋に対して上
    下に昇降させるカッター昇降装置と、 前記カッター駆動装置を前記移動装置の往復移動方向に
    対して交差する方向に移動させるカッター横移動装置
    と、 を備えたことを特徴とする破袋装置。
  2. 【請求項2】 カッター駆動装置は、カッター昇降装置
    及びカッター横移動装置に装備された支持機構と、その
    支持機構に搭載された駆動機と、その駆動機に移動装置
    の往復移動方向に対して直交する方向の軸回りに回転可
    能に取り付けたディスク形カッターと、からなることを
    特徴とする請求項1に記載の破袋装置。
  3. 【請求項3】 移動装置には、合成樹脂シートで梱包さ
    れた固体廃棄物が横転しないようにガイドプレートが装
    備されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    破袋装置。
  4. 【請求項4】 カッター駆動装置とカッター昇降装置及
    びカッター横移動装置との間には、カッターが固体廃棄
    物に噛み込んで損傷するのを防ぐ緩衝装置が装備されて
    いることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の破袋
    装置。
  5. 【請求項5】 集塵装置本体と、カッター駆動装置のカ
    ッターを覆った防塵カバーと、その防塵カバーに設けた
    塵埃吸込口と、その塵埃吸込口と前記集塵装置本体を接
    続したホースと、からなる集塵装置を装備したことを特
    徴とする請求項1、2、3又は4に記載の破袋装置。
  6. 【請求項6】 移動装置及びカッター駆動装置及びカッ
    ター昇降装置及びカッター横移動装置等を、グローブボ
    ックスやフード等により、気密性の空間内に配置したこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の破
    袋装置。
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