JPH07201523A - 高温用サーミスタ温度センサ - Google Patents
高温用サーミスタ温度センサInfo
- Publication number
- JPH07201523A JPH07201523A JP33585593A JP33585593A JPH07201523A JP H07201523 A JPH07201523 A JP H07201523A JP 33585593 A JP33585593 A JP 33585593A JP 33585593 A JP33585593 A JP 33585593A JP H07201523 A JPH07201523 A JP H07201523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high temperature
- sensor
- temperature sensor
- welding
- thermistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度環境の厳しい自動車用途等の高温度を検
知する為の高温用サーミスタ式温度センサで、センサ・
リード線接続用の接続子を省略すると共に、溶接接続回
数を一回にすることにより、省部材・省加工時間を図
り、且つ溶接接続回数の低減により接続の信頼性を向上
させることを目的とする。 【構成】 信号引出し用ステンレス単線3とセンサ・リ
ード線6のステンレス撚線導体7の接続をプラズマ・ス
ポット溶接にて溶融接続することにより電気的・機械的
に接続固定したものである。
知する為の高温用サーミスタ式温度センサで、センサ・
リード線接続用の接続子を省略すると共に、溶接接続回
数を一回にすることにより、省部材・省加工時間を図
り、且つ溶接接続回数の低減により接続の信頼性を向上
させることを目的とする。 【構成】 信号引出し用ステンレス単線3とセンサ・リ
ード線6のステンレス撚線導体7の接続をプラズマ・ス
ポット溶接にて溶融接続することにより電気的・機械的
に接続固定したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度環境の厳しい自動
車・民生・産業用機器の500℃〜1000℃の高温度
を検知し、制御システムにて機器の動作を制御する為の
高温用サーミスタ式温度センサに関するものである。
車・民生・産業用機器の500℃〜1000℃の高温度
を検知し、制御システムにて機器の動作を制御する為の
高温用サーミスタ式温度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高温用サーミスタ温度セ
ンサは、図3に示すような構成であった。この平面図に
示す様な構造のものをステンレス管に入れて使用してい
た。
ンサは、図3に示すような構成であった。この平面図に
示す様な構造のものをステンレス管に入れて使用してい
た。
【0003】図3に於いて、サーミスタ素子1の素子電
極2a,2bには、シース管4に収納されたサーミスタ
素子1の信号引出し用のステンレス単線3a,3bの一
端が各々5a,5bの箇所にて溶接されている。ステン
レス単線3a,3bの他端には、金属製接続子8a,8
bが各々9a,9bの箇所にて抵抗スポット溶接されて
いる。その溶接部9a,9bの上部に、更に、センサ・
リード線6a,6bのステンレス撚線導体7a,7bを
各々抵抗スポット溶接することにより電気的・機械的に
接続固定する構成であった。
極2a,2bには、シース管4に収納されたサーミスタ
素子1の信号引出し用のステンレス単線3a,3bの一
端が各々5a,5bの箇所にて溶接されている。ステン
レス単線3a,3bの他端には、金属製接続子8a,8
bが各々9a,9bの箇所にて抵抗スポット溶接されて
いる。その溶接部9a,9bの上部に、更に、センサ・
リード線6a,6bのステンレス撚線導体7a,7bを
各々抵抗スポット溶接することにより電気的・機械的に
接続固定する構成であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、サーミスタ素子の信号引出し用ステンレス単線と
センサ・リード線のステンレス撚線導体の接続の為に接
続子を必要とし、且つ、ステンレス単線と接続子の抵抗
スポット溶接、及び、接続子とステンレス撚線導体の抵
抗スポット溶接の二回の溶接接続が必要であり、省部材
・省加工時間の面でのロスが大きく、又溶接接続回数が
多い為の信頼性上の課題があった。
では、サーミスタ素子の信号引出し用ステンレス単線と
センサ・リード線のステンレス撚線導体の接続の為に接
続子を必要とし、且つ、ステンレス単線と接続子の抵抗
スポット溶接、及び、接続子とステンレス撚線導体の抵
抗スポット溶接の二回の溶接接続が必要であり、省部材
・省加工時間の面でのロスが大きく、又溶接接続回数が
多い為の信頼性上の課題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するもの
で、接続子を省略すると共に、溶接接続回数を一回にす
ることにより、省部材・省加工時間を図り、且つ溶接接
続回数の低減により接続の信頼性を向上させることを目
的とするものである。
で、接続子を省略すると共に、溶接接続回数を一回にす
ることにより、省部材・省加工時間を図り、且つ溶接接
続回数の低減により接続の信頼性を向上させることを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、サーミスタ素子の信号引出し用ステンレス
単線とセンサ・リード線のステンレス撚線導体の接続を
プラズマ・スポット溶接にて溶融接続することにより電
気的・機械的に接続固定したものである。
に本発明は、サーミスタ素子の信号引出し用ステンレス
単線とセンサ・リード線のステンレス撚線導体の接続を
プラズマ・スポット溶接にて溶融接続することにより電
気的・機械的に接続固定したものである。
【0007】
【作用】この構成により接続子を省略することが可能と
なると共に、溶接接続回数を一回にすることが可能とな
り、省部材・省加工時間を図ることが可能となる。
なると共に、溶接接続回数を一回にすることが可能とな
り、省部材・省加工時間を図ることが可能となる。
【0008】また、溶接接続回数が一回に低減すること
が可能となり溶接接続回数の低減による接続の信頼性を
向上した高温用サーミスタ温度センサを提供することと
なる。
が可能となり溶接接続回数の低減による接続の信頼性を
向上した高温用サーミスタ温度センサを提供することと
なる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例による高温用サーミ
スタ温度センサ本体の正面図であり、図2は本発明の一
実施例による高温用サーミスタ温度センサの半断面図で
ある。
スタ温度センサ本体の正面図であり、図2は本発明の一
実施例による高温用サーミスタ温度センサの半断面図で
ある。
【0010】図1に於いて、サーミスタ素子1の素子電
極2a,2bに、シース管4に収納されたサーミスタ素
子1の信号引出し用のステンレス単線3a,3bの一端
を各々5a,5bの箇所で溶接する。ステンレス単線3
a,3bの他端に、センサ・リード線6a,6bを接続
の為に、センサ・リード線6a,6bのステンレス撚線
導体7a,7bを各々プラズマ・スポット溶接10a,
10bにより直接溶融接続することにより電気的・機械
的に接続固定する構成である。
極2a,2bに、シース管4に収納されたサーミスタ素
子1の信号引出し用のステンレス単線3a,3bの一端
を各々5a,5bの箇所で溶接する。ステンレス単線3
a,3bの他端に、センサ・リード線6a,6bを接続
の為に、センサ・リード線6a,6bのステンレス撚線
導体7a,7bを各々プラズマ・スポット溶接10a,
10bにより直接溶融接続することにより電気的・機械
的に接続固定する構成である。
【0011】また図2に於いて、サーミスタ素子1の保
護の為に耐熱金属キャップ11を備えシース管4と溶接
固定し、被測温体にセンサを固定する為のフランジ1
2、ナット13を具備し、プラズマ・スポット溶接部1
0を保護及び絶縁・シールする為の耐熱ゴムブッシュ1
5及びセンサ・リード線6を保護する為の耐熱ゴムチュ
ーブを備え、耐熱金属カラー14をカシメ固定すること
により高温用サーミスタ温度センサを構成している。
護の為に耐熱金属キャップ11を備えシース管4と溶接
固定し、被測温体にセンサを固定する為のフランジ1
2、ナット13を具備し、プラズマ・スポット溶接部1
0を保護及び絶縁・シールする為の耐熱ゴムブッシュ1
5及びセンサ・リード線6を保護する為の耐熱ゴムチュ
ーブを備え、耐熱金属カラー14をカシメ固定すること
により高温用サーミスタ温度センサを構成している。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、接続子を
省略することが可能となると共に、溶接接続回数を一回
にすることが可能となり、省部材・省加工時間を図るこ
とが可能となる。また、溶接接続回数が一回に低減する
ことが可能となり溶接接続回数の低減による接続の信頼
性を向上した高温用サーミスタ温度センサを提供すると
いう効果が得られる。
省略することが可能となると共に、溶接接続回数を一回
にすることが可能となり、省部材・省加工時間を図るこ
とが可能となる。また、溶接接続回数が一回に低減する
ことが可能となり溶接接続回数の低減による接続の信頼
性を向上した高温用サーミスタ温度センサを提供すると
いう効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例による高温用サーミスタ温度
センサ本体を示す正面図
センサ本体を示す正面図
【図2】本発明の一実施例による高温用サーミスタ温度
センサを示す半断面図
センサを示す半断面図
【図3】従来の高温用サーミスタ温度センサ本体を示す
正面図
正面図
1 サーミスタ素子 2 素子電極 3 ステンレス単線 4 シース管 5 溶接部 6 センサ・リード線 7 ステンレス撚線導体 8 接続子 9 抵抗スポット溶接部 10 プラズマ・スポット溶接部
Claims (1)
- 【請求項1】 サーミスタ素子電極からの信号引出し用
ステンレス単線と、センサ・リード線のステンレス撚線
導体を、プラズマ・スポット溶接にて溶融接続した構造
を特徴とする高温用サーミスタ温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33585593A JPH07201523A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高温用サーミスタ温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33585593A JPH07201523A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高温用サーミスタ温度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07201523A true JPH07201523A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18293145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33585593A Pending JPH07201523A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 高温用サーミスタ温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07201523A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6286995B1 (en) | 1998-09-22 | 2001-09-11 | Denso Corporation | Temperature sensor |
CN106077880A (zh) * | 2016-07-12 | 2016-11-09 | 南京时恒电子科技有限公司 | 线材焊接用排线工装和排线工艺 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33585593A patent/JPH07201523A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6286995B1 (en) | 1998-09-22 | 2001-09-11 | Denso Corporation | Temperature sensor |
DE19941188B4 (de) * | 1998-09-22 | 2007-09-06 | Denso Corp., Kariya | Temperatursensor |
CN106077880A (zh) * | 2016-07-12 | 2016-11-09 | 南京时恒电子科技有限公司 | 线材焊接用排线工装和排线工艺 |
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