JPH0719969U - ローゼット - Google Patents

ローゼット

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JPH0719969U
JPH0719969U JP6398592U JP6398592U JPH0719969U JP H0719969 U JPH0719969 U JP H0719969U JP 6398592 U JP6398592 U JP 6398592U JP 6398592 U JP6398592 U JP 6398592U JP H0719969 U JPH0719969 U JP H0719969U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rosette
base
cover
telephone
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6398592U
Other languages
English (en)
Inventor
守 篠原
公成 和田
健 嶋田
上村  博
勇 米庄
昭弌 長谷川
敬二 高野
稔 野田
真二 坂本
Original Assignee
東名通信工業株式会社
日本電信電話株式会社
株式会社八光電機製作所
株式会社渡辺製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東名通信工業株式会社, 日本電信電話株式会社, 株式会社八光電機製作所, 株式会社渡辺製作所 filed Critical 東名通信工業株式会社
Priority to JP6398592U priority Critical patent/JPH0719969U/ja
Publication of JPH0719969U publication Critical patent/JPH0719969U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローゼット内への水分の毛細管現象による侵
入を防止して、ローゼットの信頼性を高めること。 【構成】 ローゼットベース1とローゼットカバー2と
の嵌合部分のローゼットベース1の側辺部14の全周長
にわたって形成された細長い間隙7が毛細管現象の発生
を妨げるので、毛細管現象による水分のローゼット内へ
の侵入を阻止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋内配線用の電話機・ファクシミリ等に用いるローゼットに関する ものであり、特に信頼性を向上せしめたローゼットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電話加入者の屋内に例えば電話配線する場合、引込線の末端に電話用ロ ーゼットを接続し、この電話用ローゼットのジャックに電話機のリード線に接続 されたプラグを着脱自在に差し込んでいる。このため、電話用ローゼットは普通 屋内の壁・机等に取付けられている。 特に、屋外の温度が屋内の温度より低い場合、コンクリート製の屋外と屋内と を区切る外壁の温度は、屋内の空気の温度より低くなりやすい。 従来の電話用ローゼットを図6及び図7に示す。図6は一部切欠き正面図、図 7は図6の部分拡大図である。 図6・図7において、ローゼットベース91とローゼットカバー92とが嵌合 している。ローゼットベース91の基板部91aは図示しない取付孔を有し、こ の取付孔を介してネジ等で壁等に取付けられるように形成されている。そしてロ ーゼットベース91の側辺部91bは基板部91aの周囲に形成されている。 ローゼットカバー92は図示しない電話機のリードに接続されたプラグを挿入 するプラグ挿入孔93aを有するジャックハウジング93に対応した開口部92 aを有し、ローゼットカバー92の内側面92bはローゼットベース91の側辺 部91bに嵌合している。 ローゼットベース91で支えられているジャックハウジング93は上述のプラ グ挿入口93aを有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、ローゼットベース91とローゼットカバー92との嵌合部分からロー ゼット内に毛細管現象により水分が侵入するおそれがあった。 このような毛細管現象による水分のローゼット内への侵入が生ずると、露の水 分の導電性のためローゼットに内蔵されている電気部材の電気的絶縁性が悪くな り、電話回線に故障が生ずる原因となった。 したがって、本考案の課題は上述の欠点をなくし、電話機・ファクシミリ等の 毛細管現象による水分のローゼット内への侵入が生じないローゼットを提供する ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案はローゼットの底面を形成するローゼットベ ースと、このローゼットベースに嵌合し、ローゼットの電気部材の被い部分とな るローゼットカバーとを備えたローゼットにおいて、前記ローゼットベースと前 記ローゼットカバーとの嵌合部分に前記ローゼットベースの側辺の全周長にわた って細長い間隙を形成したローゼットである。
【0005】
【作用】
上記構成のローゼットにおいて、ローゼットベースとローゼットカバーとの嵌 合部分の前記ローゼットベースの側辺の全周長にわたって形成された細長い間隙 が毛細管現象の発生を妨げるので、毛細管現象による水分のローゼット内への侵 入を阻止する。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。 図1は、本考案の一実施例の一部切欠き正面図、図2は図1の部分拡大図、図 3は図1で示す本考案の一実施例の横断面図である。 図1・図2において、ローゼットベース1とローゼットカバー2とが嵌合して いる。ローゼットベース1の基板部11の周囲には、側辺部14が基板部11に 垂直に形成され、ローゼットカバー2の内側面22に当接している。 内側面22の端部(図示下端の部分を端部とする。)には切欠部23が形成さ れている。この切欠部23はローゼットベース1の基板部11の側面11bに嵌 合している。 また、ローゼットカバー2の切欠部23とローゼットベース1の基板部11及 び側辺部14で囲まれる間隙7が空気溜まりとなっている。この間隙7は、図3 に示すように環状に形成されているので、ローゼットベース1とローゼットカバ ー2との合せ目の壁等に接する部分から水分が毛細管現象によりローゼットの内 部に侵入することを防ぐことができる。
【0007】 図4は、本考案の一実施例の分解組立状態を示す斜視図である。図4に示すよ うに、ローゼットベース1は、合成樹脂で一体形成されたものであり、基板部1 1・一対の支持部12及び接続部13を有している。 一対の支持部12は、基板部11の上面11a上に突設された弾性ある平板状 のもので、各々の支持部12にほぼL字形の孔12aが形成され、後述するジャ ックハウジング3を挟持しうるようになっている。 接続部13は、後述する複数の端子ユニット4を装着するための複数の枠13 aからなっている。この複数の枠13aも基板部11の上面11a上に突設され ている。 ローゼットカバー2は、ローゼットベース1と嵌合し一体となって後述するジ ャックハウジング3及び接続部13を被っている。また、開口部21が、ジャッ クハウジング3のプラグ挿入孔31に対応してローゼットカバー2に形成されて いる。
【0008】 ジャックハウジング3は、プラグ挿入孔31を有し、合成樹脂によりケース状 に形成されている。そしてジャックハウジング3の可撓性リード線33は後述す る端子ユニット4に接続されている。ジャックハウジング3の両側面には、ほぼ L字形突出部32が形成され、このほぼL字形突出部32は、それぞれ一対の支 持部12のほぼL字形孔12aに嵌合しうるものである。また突出部32と孔1 2aの両者がほぼL字形に形成されているため、両者の嵌合の組合せを変えるこ とにより、プラグ挿入孔31の向きが二点鎖線で示すプラグ挿入孔31aの方向 になる。 複数の端子ユニット4は、可撓性リード線33と図示しない通信回線の引込線 とを接続するためのものであり、上述の複数の枠13aに挿入されるようになっ ている。 複合CR部品5は、抵抗とコンデンサの複合素子であり、通信回線のループ試 験のためのものである。端子ユニット4の前記引込線側に、この複合CR部品5 が接続されている。
【0009】 図5は、上述のジャックハウジング3の中に組み込まれるコンタクトベース6 の斜視図である。図5において、接触子61は図示しないプラグがジャックハウ ジング3に挿入されたとき、このプラグに接続しうるように形成されている。
【0010】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案のローゼットは、ローゼット内への水分の 毛細管現象による侵入を阻止できる。そのため、ローゼットを取り付けた壁等に 結露等により水分が付着しても、ローゼット内部に水分が侵入することを防ぐの で、ローゼット内部の電気部材の絶縁性の劣化を防ぐことができ、ローゼットの 信頼性を高め、さらに、ローゼットを使用した電話回線等の通信回線の故障の発 生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部切欠き正面図である。
【図2】図1の部分拡大断面図である。
【図3】図1に示す本考案の一実施例の横断面図であ
る。
【図4】図1に示す本考案の一実施例の分解組立状態を
示す斜視図である。
【図5】図1に示す本考案の一実施例に組み込むローゼ
ットベースの斜視図である。
【図6】従来例の一部切欠き正面図である。
【図7】図6の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ローゼットベース 11 基板部 13 接続部 14 側辺部 2 ローゼットカバー 22 内側面 23 切欠部 3 ジャックハウジング 7 間隙
フロントページの続き (72)考案者 篠原 守 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 和田 公成 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 嶋田 健 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 上村 博 東京都荒川区西日暮里2丁目34番3号 株 式会社八光電機製作所内 (72)考案者 米庄 勇 東京都荒川区西日暮里2丁目34番3号 株 式会社八光電機製作所内 (72)考案者 長谷川 昭弌 埼玉県浦和市道場709番地1 株式会社渡 辺製作所内 (72)考案者 高野 敬二 埼玉県浦和市道場709番地1 株式会社渡 辺製作所内 (72)考案者 野田 稔 愛知県稲沢市天池光田町100番地3 東名 通信工業株式会社内 (72)考案者 坂本 真二 愛知県稲沢市天池光田町100番地3 東名 通信工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローゼットの底面を形成するローゼット
    ベースと、このローゼットベースに嵌合し、ローゼット
    の電気部材の被い部分となるローゼットカバーとを備え
    たローゼットにおいて、前記ローゼットベースと前記ロ
    ーゼットカバーとの嵌合部分に前記ローゼットベースの
    側辺の全周長にわたって細長い間隙を形成したことを特
    徴とするローゼット。
JP6398592U 1992-08-19 1992-08-19 ローゼット Pending JPH0719969U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6398592U JPH0719969U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 ローゼット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6398592U JPH0719969U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 ローゼット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719969U true JPH0719969U (ja) 1995-04-07

Family

ID=13245093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6398592U Pending JPH0719969U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 ローゼット

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JP (1) JPH0719969U (ja)

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