JPH0719896Y2 - 車輌のコップ支持装置 - Google Patents

車輌のコップ支持装置

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JPH0719896Y2
JPH0719896Y2 JP1989033555U JP3355589U JPH0719896Y2 JP H0719896 Y2 JPH0719896 Y2 JP H0719896Y2 JP 1989033555 U JP1989033555 U JP 1989033555U JP 3355589 U JP3355589 U JP 3355589U JP H0719896 Y2 JPH0719896 Y2 JP H0719896Y2
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JP
Japan
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pedestal
cup holder
cup
case body
holder
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JP1989033555U
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JPH02124730U (ja
Inventor
幸夫 高山
肇 望月
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の車輌のコップ支持装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車等の車輌のコップ支持装置としては、例え
ば、実公昭61-31862号公報に示されるように、インスト
ルメントパネルに設けた引出し形の灰皿上にコップホル
ダーを配置し、灰皿を引出すと同時にコップホルダーを
ばねの付勢力によりセットするものが知られている。
しかしながら、この実公昭61-31862号公報記載のコップ
支持装置では、灰皿の上部にコップホルダーを設けるた
め、コップを主として利用する助手席側が位置的に遠
く、助手席側乗員にとって不便であると共に、例えばオ
ートマチック車のシフトレバーが干渉して、コップホル
ダーを使用しにくいことがあるとの問題を有している。
また、例えば、実開昭63-114841号公報に記載されたコ
ップ立てが知られている。このコップ立ては、インスト
ルメントパネルに設けられるケース体と、このケース体
から手前側に引き出される案内支持機構と、この案内支
持機構に水平方向に回動自在に支持される両側一対のコ
ップ受け板とを有している。そして、案内支持機構は、
ケース体に前後方向に摺動自在に支持された第2スライ
ダと、この第2スライダに前後方向に摺動自在に支持さ
れた第1スライダとからなり、第1スライダには、両側
一対の支持ピンが垂直状に形成されている。また、両側
一対のコップ受け板には、それぞれ、コップを嵌合保持
する支持孔と、第1スライダの支持ピンに回動自在に嵌
合する軸受孔とが形成されている。
しかしながら、この実開昭63-114841号公報に記載され
たコップ立ては、コップ立てを使用する際に、コップ受
け板を手前側に引き出し、ついで、このコップ受け板を
手前側から外側に回動させる2つの動作が必要で、操作
性が悪いとの問題点を有している。そして、コップ受け
板は、案内支持機構が手前側に引き出された状態で、さ
らに手前側を迂回して回動されるため、例えばオートマ
チック車のシフトレバーがパーキング位置にある場合に
は、このシフトレバーがコップ受け板に干渉して、コッ
プ立てが操作しにくいとの問題を有している。また、各
コップ立て板は、このコップ立て板の面方向に対して垂
直状をなす1本の支持ピンにより回動自在に支持される
ため、強度が弱く、飲料コップを安定して支持すること
が困難であるとの問題を有している。
(考案が解決しようとする課題) 上記のように、実公昭61-31862号公報記載のコップ支持
装置では、コップを主として利用する助手席側が位置的
に遠く、助手席側乗員にとって不便であると共に、例え
ばオートマチック車のシフトレバーが干渉して、コップ
ホルダーを使用しにくいことがあるとの問題を有してい
る。
また、実開昭63-114841号公報に記載されたコップ立て
では、コップ立てを使用する際に、2つの動作が必要で
操作性が悪く、例えばオートマチック車のシフトレバー
がパーキング位置にある場合には、このシフトレバーが
コップ受け板に干渉して、コップ立てが操作しにくいと
の問題を有していると共に、各コップ立て板を支持する
構造が不安定であるとの問題を有している。
本考案は、このような点を解決しようとするもので、助
手席側の乗員が操作性良く使用できると共に、飲料コッ
プを安定して支持できる車輌のコップ支持装置を提供す
ることを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案の車輌のコップ支持装置は、車輌のインストルメ
ントパネルに設けられ前面を開口したケース体と、この
ケース体に前後方向摺動自在に設けられ左右方向の助手
席側にコップホルダー収納用の空間部を形成した台座
と、この台座の助手席側の側端部に一端部の両側部が前
後方向を軸方向とする水平軸により軸支されて回動自在
に設けられ、上記コップホルダー収納用の空間部と台座
の助手席側の外側に連らなる位置との間を回動し、かつ
ばねにより外側への回動方向に付勢されたコップホルダ
ーと、このコップホルダーを上記台座の空間部に係止
し、かつ台座の前方への引出しと共に係止を解いてコッ
プホルダーを上記ばね力によって上記水平軸を回動軸と
して外側へ回動させる係止機構と、を備えたものであ
る。
〔作用〕
本考案では、コップホルダー25の不使用時には、台座15
がケース体11内に収納され、かつ、コップホルダー25が
台座15の空間部17上に位置して係止機構35によりばねの
付勢力に抗して係止され、コップホルダー25は裏返しの
状態で保持されている。そして、コップホルダー25の使
用時に、台座15を前方に引出すと、係止機構35によるコ
ップホルダー25の係止が解かれ、コップホルダー25は、
前後方向を軸方向とする水平軸を回動軸として、ばね33
の付勢力で、コップホルダー25の引き出し方向と垂直方
向である助手席側2の一側外方に自動的に回動され、台
座15に連らなった状態に保持される。この状態で、ホル
ダー体27にコップを支持する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第4図は左ハンドルの自動車の前部座席部を示してお
り、左方の運転者席側1と右方の助手席側2との間のイ
ンストルメントパネル3にコップ支持装置4が設けられ
ている。
このコップ支持装置4は、第1図ないし第3図に示すよ
うに、上記インストルメントパネル3に前面を開口した
横長状のケース体11が設けられ、このケース体11の両側
内面に上下のガイド溝12が前後方向に形成されていると
共に、ケース体11の前面開口部の中央上部にストッパ13
が突設されている。
15は上記ケース体11内に前後方向摺動自在に嵌合される
台座で、この台座15の後部に枠部16が設けられ、かつ、
この枠部16の前方で左右方向のほぼ中間部から助手席側
2となる一側上にコップホルダー収納用の空間部17が形
成されていると共に、他側部に上面を開口したカード、
小物、コイン等の物入れ18が設けられている。また、上
記枠部16の両側に上記各ガイド溝12に係合する上下の摺
動子19がねじ20で固定されていると共に、台座15の前端
縁部に把手部21が設けられている。
そして、台座15は両側の各摺動子19をケース体11の両側
の各ガイド溝12に係合して、ケース体11内に摺動自在に
嵌合されている。
上記台座15の一側部の側端部において前部および枠部16
内の後部に軸受部22,23が設けられ、この前後の軸受部2
2,23間にコップホルダー25が回動自在に取付けられてい
る。
このコップホルダー25は、支枠26に円筒状のホルダー体
27が一体に設けられていると共に、このホルダー体27の
後部に係止片28が設けられている。そして、上記支枠26
の前後部が上記軸受部22,23に、水平軸としての前後一
対の支軸29,29により回動自在に支持されている。これ
によって、コップホルダー25は、台座15の助手席側2の
側端部に一端部が水平に軸支されて回動自在に設けら
れ、上記コップホルダー収納用の空間部17と台座15の助
手席側2の外側に連らなる位置との間を、コップホルダ
ー25の引き出し方向と垂直方向に回動するようになって
いる。
また、上記支軸29の後端側に、先端にピン31を有するク
ランク体32が固着されていると共に、支軸29に上記台座
15とピン31との間に係合したコイル状のばね33が装着さ
れ、台座15は常時ばね33により外側への回動方向に付勢
されている。
上記台座15の枠部16の中央部に上記コップホルダー25の
係止機構35が設けられている。この係止機構35は、上記
台座15の後部から弾性片36が立上り形成され、この弾性
片36の前面に係止爪37が突設されていると共に、弾性片
36の上端部に解除片38が突設されている。
つぎに、使用動作を説明する。
コップホルダー25の不使用時には、台座15がケース体11
内に収納され、かつ、コップホルダー25が台座15の空間
部17上に位置して、その係止片28が係止機構35における
弾性片36の係止爪37に係止され、コップホルダー25は、
ばね33の付勢力に抗して、裏返しの状態で保持されてい
る。
そして、コップホルダー25の使用時に、台座15を把手部
21により前方に引出すと、所定長さ引出したところで、
ストッパ13に弾性片36の当接片38が当接し、弾性片36が
その下端の基部を支点として後方に傾斜されると共に、
係止爪37がコップホルダー25の係止片28から外れてコッ
プホルダー25の係止が解かれ、コップホルダー25はばね
33の付勢力で自動的にクランク体32を介して助手席側2
の一側外方に回動され、180度回動したところで、台座1
5の一側面15aにコップホルダー25の支枠26の側面26aが
当接し、台座15に連らなる水平状態に保持される。この
状態で、ホルダー体27にコップを支持することができ
る。
また、コップホルダー25の使用後は、コップホルダー25
を台座15上に対して180度回動すると、係止片28が係止
爪37に係合して空間部17上に保持され、ついで、台座15
をケース体11内に押込んで収納する。
上記のように、本実施例のコップ支持装置4によれば、
コップホルダー25の使用時には、台座15を手前側に引出
すことにより、係止機構35の弾性片36の当接片38がスト
ッパ13に当接し、係止爪37を後退させて、直ちに自動的
にコップホルダー25を一側の助手席側2にセットするこ
とができ、したがって、助手席の乗員に近いところで飲
料コップを保持でき、かつ、運転の邪魔になることがな
い。そして、収納時にも、コップホルダー25を回動して
台座11を押込むことにより迅速に収納することができ
る。
また、このコップホルダー25は、前後方向を軸方向とす
る水平軸を回動軸として、このコップホルダー25の引き
出し方向と垂直方向に回動するため、このコップホルダ
ー25の手前側にオートマチック車のシフトレバーがある
場合で、とくに、このシフトレバーがパーキング位置に
ある場合などにも、このシフトレバーがコップホルダー
25に干渉することなく、コップホルダー25を操作性良く
セットすることができる。
さらに、コップホルダー25は前後一対の支軸29により回
動自在に支持されるため、安定して飲料コップを保持す
ることができる。
また、台座15上の物入れ18により、ガード、小物、コイ
ン等を収納することができる。
なお、コップホルダー25のホルダー体27としては、有底
状、無底状いずれでもよいが、形の異なる同心円の座部
を多段階的に設けることにより、各種サイズのコップに
適用することができる。
また、第1図に示すように、台座15の空間部17にコップ
用穴40を設けることにより、この穴40を他のコップホル
ダーとして利用することもできる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、コップホルダーの使用時には、台座を
手前側に引出すことにより、係止機構によるコップホル
ダーの係止を解いて、ばねの付勢力で、このコップホル
ダーを前後方向を軸方向とする水平軸を回動軸としてコ
ップホルダーの引き出し方向と垂直方向に自動的に回動
させ、このコップホルダーを一側の助手席側にセットす
ることができる。そこで、台座を手前側に引出す動作の
みで、コップホルダーをセットできると共に、このコッ
プホルダーは台座の引き出し方向と垂直方向に回動する
ため、例えば、このコップホルダーの手前側にオートマ
チック車のシフトレバーがある場合などにも、このシフ
トレバーに干渉することなくコップホルダーをセットす
ることができる。さらに、コップホルダーは前後一対の
水平軸により回動自在に支持されるため、安定して飲料
コップを保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す分解斜視図、第
2図はその一部の組付状態の斜視図、第3図はその一部
の断面図、第4図は自動車の前部座席部の斜視図であ
る。 2……助手席側、3……インストルメントパネル、4…
…コップ支持装置、15……台座、11……ケース体、15…
…台座、17……空間部、25……コップホルダー、29……
水平軸としての支軸、33……ばね、35……係止機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌のインストルメントパネルに設けられ
    前面を開口したケース体と、 このケース体に前後方向摺動自在に設けられ左右方向の
    助手席側にコップホルダー収納用の空間部を形成した台
    座と、 この台座の助手席側の側端部に一端部の両側部が前後方
    向を軸方向とする水平軸により軸支されて回動自在に設
    けられ、上記コップホルダー収納用の空間部と台座の助
    手席側の外側に連らなる位置との間を回動し、かつばね
    により外側への回動方向に付勢されたコップホルダー
    と、 このコップホルダーを上記台座の空間部に係止し、かつ
    台座の前方への引出しと共に係止を解いてコップホルダ
    ーを上記ばね力によって上記水平軸を回動軸として外側
    へ回動させる係止機構と、 を備えたことを特徴とする車輌のコップ支持装置。
JP1989033555U 1989-03-24 1989-03-24 車輌のコップ支持装置 Expired - Lifetime JPH0719896Y2 (ja)

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JPH02124730U JPH02124730U (ja) 1990-10-15
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JP1989033555U Expired - Lifetime JPH0719896Y2 (ja) 1989-03-24 1989-03-24 車輌のコップ支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0518204Y2 (ja) * 1987-01-22 1993-05-14

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JPH02124730U (ja) 1990-10-15

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