JPH07198180A - 排熱装置 - Google Patents

排熱装置

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JPH07198180A
JPH07198180A JP6000407A JP40794A JPH07198180A JP H07198180 A JPH07198180 A JP H07198180A JP 6000407 A JP6000407 A JP 6000407A JP 40794 A JP40794 A JP 40794A JP H07198180 A JPH07198180 A JP H07198180A
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JP
Japan
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heat
exhaust
fan
room
exhausted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6000407A
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English (en)
Inventor
Tatsu Kawakami
達 河上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07198180A publication Critical patent/JPH07198180A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の温度上昇を防止する。 【構成】 例えばワークステーションや、パーソナルコ
ンピュータ、コピーマシンなどの発熱機器1が発生する
熱排気が排気管2によって床下配線空間に導かれ、その
熱排気は、ファン6により屋外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばOA機器などの
電気機器が設置された室内を、適温に保つ排熱装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、OA機器が発生する熱は、例えば
その背面などに設けられたファンによって、OA機器外
に排出されるようになされており、これによりOA機器
は、内部を所定の範囲内の温度に保って正常動作するよ
うになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、OA機器が発
生する熱は、それが設置された室内に排出されるため、
室内の温度が上昇する課題があった。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、室内を適温に保つことができるようにす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の排熱装
置は、室内に設置された、例えばワークステーション
や、パーソナルコンピュータ、コピーマシンなどの電気
機器が発生する熱を屋外に排出する排熱装置であって、
電気機器が発生する熱排気を導く導気手段としての排気
管(ダクト)2と、排気管2により導かれた熱排気を屋
外に排出する第1の排出手段としてのファン6とを備え
ることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の排熱装置は、排気管2
が、熱排気を室内の天井裏または床下に導くことを特徴
とする。
【0007】この排熱装置は、電気機器が、コンピュー
タであるようにすることができる。
【0008】請求項4に記載の排熱装置は、室内の温度
を検知する検知手段としての室温センサ7をさらに備
え、ファン6が、室温センサ7により検知された温度に
対応して、熱排気を屋外に排出する量を制御することを
特徴とする。
【0009】請求項5に記載の排熱装置は、室温センサ
7により検知された温度に対応して、排気管2により導
かれた熱排気を、室内に排出するファン4,5、または
23をさらに備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の排熱装置においては、例えば
ワークステーションや、パーソナルコンピュータ、コピ
ーマシンなどの電気機器が発生する熱排気が排気管2に
よって導かれ、その熱排気は、ファン6により屋外に排
出される。従って、室内の温度上昇を防止することがで
きる。
【0011】請求項2に記載の排熱装置においては、熱
排気が、排気管2によって室内の天井裏または床下に導
かれる。従って、熱排気用のダクトなどを、室内から屋
外にかけて設ける必要がなく、装置を安価に構成するこ
とができる。
【0012】請求項4に記載の排熱装置においては、フ
ァン6が、室温センサ7により検知された温度に対応し
て、熱排気を屋外に排出する量を制御する。従って、室
内を適温に保つことができる。
【0013】請求項5に記載の排熱装置においては、フ
ァン4,5、または23が、室温センサ7により検知さ
れた温度に対応して、排気管2により導かれた熱排気を
室内に排出する。従って、室内を適温に保つことができ
る。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である排熱装置が
設置された室内の様子を示している。この部屋は、いわ
ゆるフリーアクセスになっており、従って床がフローテ
ィングフロアとされ、床下に床下配線空間が設けられて
いる。この床下配線空間には、通常、発熱機器1に電源
を供給するための電力ケーブルや、発熱機器1と他の機
器との間の通信のための通信ケーブルなどが設置されて
いる。
【0015】発熱機器1は、例えばワークステーション
や、パーソナルコンピュータ、コピーマシンなどのOA
機器で、図2に示すように、その上部に設けられたスロ
ットから吸気を行うことができるようになされている。
【0016】さらに、同図に示すように、発熱機器1
の、例えば下部側面には、ファン11が設けられてお
り、そこから発熱機器1内で発生された熱が排出される
ようになされている。ファン11により排出された発熱
機器1の熱排気は、排気管(ダクト)2によって、ファ
ン3に導かれるようになされている。ファン3は、床
(フローティングフロア)表面に設けられており、排気
管2により導かれた熱排気を、床下配線空間(床下の配
線用空間)に排出する。
【0017】なお、ファン3および11は、発熱機器1
の電源が投入されると、それを検知して動作するように
なされている。
【0018】図1に戻り、床下配線空間に排出された熱
排気は、屋外との境目に設置された屋外排出用のファン
6により屋外に排出される。
【0019】従って、発熱機器1が発生する熱により室
内の温度の上昇を防止することができる。また、床下配
線空間を利用して、発熱機器1が発生した熱を、屋外に
排出するようにしたので、熱排気用のダクトなどを、室
内から屋外にかけて設ける必要がなく、装置を安価に構
成することができる。さらに、発熱機器1が発生する熱
排気は、比較的乾燥しているので、これを床下配線空間
に排出することにより、床下配線空間を乾燥した状態に
保つことができる。
【0020】次に、季節が冬などである場合には、ファ
ン4および5により、床下配線空間に排出した熱排気
を、室内に排出し、これにより室内の暖房を行うことが
できるようになされている。この場合、ファン4乃至6
が排出する熱排気の量は、室温センサ7が検知する室温
によって制御されるようになされている。
【0021】即ち、図3のフローチャートに示すよう
に、まずステップS1において、室温センサ7により室
温が検知され、その室温が高いかまたは低いかが判定さ
れる。ステップS1において、室温が高いと判定された
場合、ステップS2に進み、ファン4および5の回転が
弱められるとともに、ファン6の回転が強められ、ステ
ップS1に戻る。
【0022】従って、この場合、ファン4および5が室
内に排出する熱排気の量が少なくなるとともに、ファン
6が屋外に排出する熱排気の量が多くなり、これにより
高くなっている室温が下げられる。
【0023】一方、ステップS1において、室温が低い
と判定された場合、ステップS3に進み、ファン4およ
び5の回転が強められるとともに、ファン6の回転が弱
められ、ステップS1に戻る。
【0024】従って、この場合、ファン4および5が室
内に排出する熱排気の量が多くなるとともに、ファン6
が屋外に排出する熱排気の量が少なくなり、これにより
低くなっている室温が上げられる。
【0025】以上のように、発熱機器1の熱排気を暖房
に利用することにより、暖房費、さらにはエネルギの節
約を図ることができる。
【0026】次に、図4は、2台の発熱機器としてのワ
ークステーション21およびパーソナルコンピュータ2
2が設置されている場合の様子を示している。この場
合、ワークステーション21またはパーソナルコンピュ
ータ22が発生する熱は、排気管21aまたは22bを
介して床下配線空間に、それぞれ導かれるようになされ
ている。
【0027】図4においても、図1における場合と同様
に、床下配線空間に導かれた熱排気は、基本的には、フ
ァン6によって屋外へ排出される。そして、室内の温度
が低いときには、3つ設けられたファン4,5、および
23によって、床下配線空間に導かれた熱排気が室内に
排出され、これにより暖房が行われる。さらに、ファン
4乃至6、および23が排出する熱排気の量は、図1に
おける場合と同様に、室温センサ7が検知する室温によ
って制御される。
【0028】従って、この場合においても、室内を適温
に保つことができる。
【0029】なお、本実施例においては、熱排気を、床
下配線空間を利用して排出するようにしたが、この他、
天井裏を利用するようにすることもできる。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の排熱装置によれば、例
えばワークステーションや、パーソナルコンピュータ、
コピーマシンなどの電気機器が発生する熱排気が導気手
段によって導かれ、その熱排気は、第1の排気手段によ
り屋外に排出される。従って、室内の温度上昇を防止す
ることができる。
【0031】請求項2に記載の排熱装置によれば、熱排
気が、導気手段によって室内の天井裏または床下に導か
れる。従って、熱排気用のダクトなどを、室内から屋外
にかけて設ける必要がなく、装置を安価に構成すること
ができる。
【0032】請求項4に記載の排熱装置によれば、第1
の排気手段が、検知手段により検知された温度に対応し
て、熱排気を屋外に排出する量を制御する。従って、室
内を適温に保つことができる。
【0033】請求項5に記載の排熱装置によれば、第2
の排気手段が、室温センサにより検知された温度に対応
して、導気手段により導かれた熱排気を室内に排出す
る。従って、室内を適温に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の実施例の発熱機器1の構成例を示す斜視
図である。
【図3】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 発熱機器 2 排気管 3乃至6 ファン 7 室温センサ 11 ファン 21 ワークステーション 21a 排気管 22 パーソナルコンピュータ 22a 排気管 23 ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 1/20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に設置された電気機器が発生する熱
    を屋外に排出する排熱装置であって、 前記電気機器が発生する熱排気を導く導気手段と、 前記導気手段により導かれた熱排気を屋外に排出する第
    1の排出手段とを備えることを特徴とする排熱装置。
  2. 【請求項2】 前記導気手段は、前記熱排気を前記室内
    の天井裏または床下に導くことを特徴とする請求項1に
    記載の排熱装置。
  3. 【請求項3】 前記電気機器は、コンピュータであるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の排熱装置。
  4. 【請求項4】 前記室内の温度を検知する検知手段をさ
    らに備え、 前記第1の排出手段は、前記検知手段により検知された
    温度に対応して、熱排気を屋外に排出する量を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の排
    熱装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段により検知された温度に対
    応して、前記導気手段により導かれた熱排気を、前記室
    内に排出する第2の排出手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項4に記載の排熱装置。
JP6000407A 1994-01-07 1994-01-07 排熱装置 Withdrawn JPH07198180A (ja)

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JP6000407A JPH07198180A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 排熱装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013200065A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Esutekku:Kk 排熱利用温度調整システム
JP2017062832A (ja) * 2009-04-21 2017-03-30 エクスカリバー アイピー リミテッド ライアビリティ カンパニー サーバファーム冷却システムのための冷気列封入

Cited By (3)

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