JPH07196000A - エアバッグ付きステアリングホイール及びインフレータ - Google Patents

エアバッグ付きステアリングホイール及びインフレータ

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JPH07196000A
JPH07196000A JP5352534A JP35253493A JPH07196000A JP H07196000 A JPH07196000 A JP H07196000A JP 5352534 A JP5352534 A JP 5352534A JP 35253493 A JP35253493 A JP 35253493A JP H07196000 A JPH07196000 A JP H07196000A
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Japan
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inflator
airbag
steering wheel
gas
gas generating
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JP5352534A
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Michihisa Taguchi
通久 田口
Satoru Ozaka
悟 尾坂
Hidefumi Sato
英史 佐藤
Yuji Ito
裕二 伊藤
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Sensor Technology Co Ltd Japan
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Sensor Technology Co Ltd Japan
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量化されたエアバッグ付きステアリングホ
イール及び小型化、軽量化、低コスト化されたインフレ
ータを提供することにある。 【構成】 エアバッグを膨張させるインフレータ6をガ
ス噴出孔6aが設けられた面を残してハブ2に埋設し、
インフレータ6を覆うようにエアバッグ7及びエアバッ
グカバー8をインフレータ6の周りのステアリングホイ
ール10の局部10aにゴムパッキン9等を介して密閉
固定したエアバッグ付きステアリングホイール、及びイ
ンフレータ6は、前記エアバッグを膨張させるガスの発
生剤にトリアミノグアニジン・硝酸塩を単独で或いは主
剤とするガス発生剤を使用し、直径30mmから40m
mの円筒で、インフレータ全体の最長の高さが50mm
から60mmである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の乗員保護装置
としてのエアバッグを搭載するステアリングホイール及
びそのエアバッグを膨張させるためのインフレータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアバッグ付きステアリングホイ
ール55としては、図4に示すエアバッグモジュール搭
載型ステアリングホイールがある。この従来のステアリ
ングホイール55は、ステアリングシャフト63の一端
が挿入されてステアリングシャフト63に接続されるハ
ブ部材59と、前記ハブ部材59から放射線状に広がっ
て前記ハブ部材59と共に前記接続されたステアリング
シャフト63延長方向に空間65を形成する複数のスポ
ーク部材61と、この複数のスポーク部材61の先端を
環状に結ぶリム部材64とから構成されている。ハブ部
材59には、ステアリングシャフト63が挿入される側
の面にステアリングシャフト挿通孔62aを有するボス
部62が一体的に形成されており、ステアリングシャフ
ト63と挿通孔62aはスプライン等により結合され
る。
【0003】エアバッグモジュール51は上記従来にス
テアリングホイール55の中央のハブ59とスポーク部
材61とで形成される空間65に配設され、リテーナー
56がボルト60を介してスポーク部材61に固定され
ることによりステアリングホイール55の内側の中央に
保持される。
【0004】エアバッグモジュール51は、ガス吹き出
し孔52bを有するインフレータ52と、ガス吸込口5
3aを有してインフレータ52の周囲に取り付けられて
膨張可能な略円形のエアバッグ53と、前記インフレー
タ52と前記エアバッグ53とを収納する収納ケース5
4とを備えて成る構造である。
【0005】前記収納ケース54はエアバッグ53を覆
うバックカバー54bと前記インフレータ52が挿入さ
れるインサート54cとからなる。前記バックカバー5
4bには、破断溝54a等が設けられており、エアバッ
グ53の膨張時に展開する。また、前記エアバッグ53
は、通常は収納ケース54の中にインフレータ52を覆
うようにして、折り畳まれて収めらており、衝突事故に
よる衝撃が発生すると膨張する。エアバッグ53のガス
吸込口53aのインフレータ52への取付部はリテーナ
リング57と前記インサート54cとの間で挟まれて気
密を維持し、前記インフレータ52の周囲のフランジ5
2a及び前記リテーナー56と共にボルト58で共締め
されて取り付けられている。
【0006】次に、この様な構造のエアバッグモジュー
ル51の作動について説明する。衝突事故による衝撃が
発生すると、衝突センサが衝突を検知し、インフレータ
52を作動させる。そして、インフレータ52のガス吹
き出し孔52bから高温ガスが流出し、エアバッグ53
は収納ケース54のバッグカバー54bを破って、風船
のように膨らむ。その結果、エアバッグ53はステアリ
ングホイール55と人間の間で緩衝材となり、衝突事故
による衝撃から運転者の安全を確保する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来この種
のエアバッグモジュールに使用されるインフレータのエ
アバッグを膨張させるためのガス発生剤には主にアジ化
系薬剤が使用されていた。上述のアジ化系薬剤はナトリ
ウムを含んでおり、化学反応による燃焼ガスを発生する
とともに高温のスラグ(残滓)を発生する。このため、
インフレータに、 スラグを除去するためのガスフィルタ、このガスフ
ィルタを通過するガスを適正な圧力─時間特性及び温度
に維持するための冷却材(ガスフィルタと兼用する場合
もある)、ガスフィルタ又は冷却材の保持及び端部か
らのスラグ流出防止のためのフィルタカバー等を備える
必要があった。
【0008】また、アジ化系薬剤は吸湿すると非常に毒
性が強く、かつ爆発性のアジ化水素酸を発生する性質を
有するため、ガス発生剤を密封状態で収納する密封収納
容器が必要であり、さらに、この密封収納容器は反応初
期に適正なガス圧を得るためにガス圧調整機能を備える
必要もあった。
【0009】このようなインフレータは、ガス発生剤の
密封収納容器を収納するための部屋と、燃焼ガスが複雑
な経路で通過するフィルターを収納するための部屋とを
軸方向及び径方向にずらせて配置した短円筒状容器であ
って、容器の側面から燃焼ガスが放出される構造となっ
ていた。また、圧力に耐える必要があるため、容器は頑
丈な上容器と下容器とを摩擦溶接したり、ネジで止める
構造になっていた。
【0010】そのため、冷却材、フィルターが複雑に配
置された耐圧構造のインフレータは、必然的に部品点数
も多く容量が大きくなり、重量も重く、コストアップに
なるという問題を有していた。このようなアジ化系薬剤
を使用すると、一番コンパクトな従来のインフレータで
も、直径76mm、高さ39.5mmである。
【0011】それに伴い、このようなインフレータを用
いるエアバッグモジュールもサイズ、重量、コストの増
大を招くことになるという問題を有していた。そのた
め、このような従来のエアバッグモジュール51をステ
アリングホイールに装着する場合には、大きすぎてハブ
59部分だけには収まらず、中央のハブ59とスポーク
部材61とで形成される空間65に配設され、リテーナ
56がボルト60を介してスポーク部材61に固定され
ることによりステアリングホイール55の内側の中央に
保持されていたのである。従って、ステアリングホイー
ルに装着するとステアリングホイール全体の1/2以上
を占め、重量感あるものとなっていた。
【0012】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点を鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、軽量化されたエアバッグ付きステアリングホイール
及び小型化、軽量化、低コスト化されたインフレータを
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のエアバッグ付きステアリングホイールは、エアバッ
グを膨張させるインフレータをガス噴出孔が設けられた
面を残してハブに埋設し、そのインフレータを覆うよう
にエアバッグ及びエアバッグカバーをインフレータの周
りのステアリングホイールの局部にゴムパッキン等を介
して密閉固定したもので、前記インフレータは、前記エ
アバッグを膨張させるガスの発生剤にトリアミノグアニ
ジン・硝酸塩を単独で或いは主剤とするガス発生剤を使
用し、直径30mmから40mmの円筒で、インフレー
タ全体の最長の高さが50mmから60mmであるもの
である。
【0014】本発明のインフレータは、上面にガス噴出
孔を有してスラグの発生の少ないガス発生剤が詰め込ま
れるガス発生室と、該ガス発生室との通路を有して該ガ
ス発生室の底面中央に立設され起爆薬等が詰め込まれる
起爆室とが内側に形成される容器と、前記容器の前記ガ
ス噴出孔から流出するガスの流れの方向を変える前記容
器の上面側に設けられた案内板とを備え、前記ガス発生
剤がトリアミノグアニジン・硝酸塩を単独で或いは主剤
とするガス発生剤であり、前記案内板が前記ガス発生室
の上面から外方へ向かって移動可能であるものである。
【0015】
【作用】上記本発明の手段によると、ガス発生剤に、有
毒なアジ化ソーダを含まず、且つ吸湿性を有しないトリ
アミノグアニジン・硝酸塩を単独又は主材とするものを
使用して燃焼スラグの発生等を少なくし、構造上、ガス
発生剤密封容器、及びガスフィルタ等を備える必要性を
無くしてインフレータ全体の構造を簡素化し、小型軽量
化を可能にする。又、前記容器の上面側にガスの流れの
方向を変える案内板を設けて噴出するガスを横四方に広
げてエアバッグを円滑に膨張するようにして、ガス噴出
孔を側面には設けずに上面にのみ設けることを可能にす
る。
【0016】更に、ガス噴出孔を側面には設けずに上面
にのみ設けると、インフレータをステアリングホイール
の中心のハブに上面側を残して下部分を埋設することが
可能になり、インフレータ及びエアバッグやエアバッグ
カバーを、ステアリングホイール内に支持するためのリ
テーナ等の別部材を介さずに、ステアリングホイールに
固定することを可能にする。
【0017】そして、インフレータ及びエアバッグやエ
アバッグカバーを、ステアリングホイール内に支持する
ためのリテーナ等の別部材を介さずに、ステアリングホ
イールに固定すると、エアバッグ付きステアリングホイ
ール全体の軽量化を可能にする。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明のエアバッグ付きステアリ
ングホイールの断面図、図2は図1のステアリングホイ
ールに装着されたインフレータの斜視図、図3は本発明
のインフレータの断面図である。図1において、1はス
テアリングシャフト、2はハブ部材、3はスポーク部
材、4はリム部材、6はインフレータ、7はエアバッ
グ、8はエアバッグカバー、9はゴムパッキンである。
【0019】ステアリングシャフト1は、その一端がハ
ブ部材2にスプライン1aにより接続されている。ハブ
部材2は、このハブ部材2から放射線状に広がる複数の
スポーク部材3と共にステアリングシャフト1延長方向
に空間5を形成し、この空間5側に、前記エアバッグ7
を膨張させるインフレータ6がガス噴出孔6aの設けら
れた上面を残して埋設されている。そして、そのインフ
レータ6を覆うようにエアバッグ7及びエアバッグカバ
ー8をインフレータ6の周りのステアリングホイール1
0の局部10aにゴムパッキン9等を介して密閉固定さ
れている。バッグカバー8の内側には脆弱部8aが設け
られており、エアバッグ7の膨張時に裂けて展開可能に
なっている。エアバッグ7が膨張するとバッグカバー8
はこの脆弱部8aから割れて図面上方に展開し、エアバ
ッグ7が膨出可能なようになっている。
【0020】前記インフレータ6は、前記エアバッグを
膨張させるガスの発生剤に、反応(燃焼)によりスラグ
を発生せず、且つ吸湿性を有しない新規なものが使用さ
れる。例えば、特開平5−254977号公報に開示の
ように、有毒なアジ化ソーダを含まず、且つ吸湿性を有
しないトリアミノグアニジン・硝酸塩を単独又は主材と
して用いるものが使用される。燃焼ガスは、炭酸ガス・
窒素ガス・蒸気であり、除去しなければならいなような
スラグを発生することもない。
【0021】この新規のガスの発生剤の使用により、前
記インフレータ6は、ガス発生剤密封容器、及びガスフ
ィルタ等を備える必要が無くなり、インフレータ全体の
構造を簡素化することが可能になる。そのため、図2に
示すように、インフレータ全体の最長の高さBが50m
mから60mmで、直径Aが30mmから40mmの円
筒状のものに迄、小型化が可能となる。
【0022】更に、詳しく本発明のインフレータ6につ
いて図3を参照しつつ説明する。図3において、本発明
のインフレータ6は容器本体6と、案内板13とからな
る。容器本体6は、上面にガス噴出孔6aを有してスラ
グの発生の少ないガス発生剤14が詰め込まれるガス発
生室11と、このガス発生室11との通路12aを有し
てこのガス発生室11の底面中央に立設され起爆薬等が
詰め込まれる起爆室12とが内側に形成されている。
【0023】ガス発生室11は、直径Aが30mmから
40mmの円筒をしており、その上面に中央には、小円
筒部6bが下方に向かって立設しており、この小円筒部
6bの下端はガス発生室11からのガスが流通するよう
に開いている。この小円筒部6b内に容器本体6の上面
から外方へ向かって伸縮自在にロッド13が設けられて
おり、ロッド13の下端には、外方伸長時、ガス発生室
11から飛びだしてしまわないように、ガス発生室11
の上面との係合部13aを有しており、上端に案内板1
5が接続されている。
【0024】起爆室12には、図示されないスクイブと
これに接して配置される図示されない起爆薬が詰め込ま
れ、スクイブはリード線15により図示されない電源に
接続されている。尚、起爆薬と燃焼剤の一体品を配置す
ると、ガス発生剤14を均一に反応させることができ
る。
【0025】案内板15は、インフレータの容器本体6
の側面にガス噴出孔を設けなくても噴出したガスが横四
方に広がり、円滑にエアバッグ7を膨張させるように、
円錐台を逆さまにしたような形状をしている。この円錐
台の側面15aに噴出孔6aからの噴出ガスが当たり、
横四方に広がる。これにより、噴出孔6aが設けられて
いる上面だけを残しておけばよいので、インフレータの
容器本体6をステアリングホイール10のハブ部材2の
中に埋設することが可能になる。
【0026】つぎに、上述のインフレータ及びエアバッ
グモジュールの作動を説明する。図3(a)において、
図示されない衝突センサにより車両の衝突が検知される
と、起爆室12内の図示されないスクイブが通電加熱さ
れて発火して図示されない起爆薬に点火し、起爆薬の点
火によりガス発生剤14が反応して大量のガスを発生す
る。発生したガスは、ガス発生室6のガス孔6aから外
方へ流出し、図3(b)に示すように、案内板15を上
方へ移動させる。そして、流出したガスは円錐台状の案
内板15の側面15aに当たって流れの方向を横四方に
広がるように変えられて、インフレータ6の容器本体6
にガス噴出孔が設けられていなくてもエアバッグ7を円
滑に膨張させる。その膨張によって、バッグカバー8の
脆弱部8aが割れて図面上方に開き、エアバッグ7が膨
出して展開する。
【0027】なお、上述の実施例はインフレータ6を本
発明のエアバッグ付きステアリングホイールの一部とし
て用いる場合を説明したが、図2に示したインフレータ
6は、インフレータの発明として単独で他のエアバッグ
モジュールに適用することが可能であり、その場合にも
上述の場合と同様の効果を奏することが可能である。
又、上記実施例のインフレータ6は、伸縮自在のロッド
13により、エアバッグ膨張時に、案内板15が上方に
へ移動するものを例にとり説明したが、最初から図3
(b)に示すように、伸縮自在のロッド13が伸長し案
内板15が上方に移動した状態で固定されたものでもよ
い。この場合のインフレータの高さBも、50mmから
60mmである。
【0028】本発明は、上述のように高温スラグの発生
の少ない、且つ吸湿性を有しないガス発生剤14を使用
することにより、インフレータ6の全体の構造が、ガス
発生剤密封容器、ガスフィルタ等の構成部品を省略して
簡単なものにすることを可能にする。又、ガス案内板1
5により、噴出するガスを横四方向に広げ、エアバッグ
7を円滑に膨張するようにして、ガス噴出孔6aを側面
には設けずに上面にのみ設けることを可能にする。
【0029】更に、インフレータ6の上面にだけガス噴
出孔6aが設けられていると、ステアリングホイール1
0の中心のハブ部材2にインフレータ6の下部分を埋設
することが可能になり、インフレータ6及びエアバッグ
7やエアバッグカバー8を、ステアリングホイール10
内に支持するためのリテーナ等を介さずにステアリング
ホイール10に固定することを可能になる。そして、イ
ンフレータ6及びエアバッグ7やエアバッグカバー8
を、ステアリングホイール10内に支持するためのリテ
ーナ等の別部材を介さずに、ステアリングホイール10
に固定すると、エアバッグ付きステアリングホイール全
体の軽量化を可能にする。
【0030】
【発明の効果】その結果、本発明のエアバッグ付きステ
アリングホイールは、従来のエアバッグモジュール搭載
ステアリングホイールに比べ、中心のハブ部材とスポー
ク部材で形成するエアバッグ装着部分の空間が有効に使
え、重圧感が無くなり見栄えがすっきりし、エアバッグ
付きステアリングホイール全体の重量が軽量化する。更
に、インフレータ自体の小型化、軽量化、及び低コスト
化も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ付きステアリングホイール
の断面図である。
【図2】図1に示すステアリングホイールに装着される
インフレータの斜視図である。
【図3】本発明のインフレータの断面図である。
【図4】従来のエアバッグモジュール搭載ステアリング
ホイールの断面図である。
【符号の説明】
10 ステアリングホイール 1 ステアリングシャフト 2 ハブ部材 3 スポーク部材 4 リム部材 5 空間 6 インフレータ 6a ガス噴出孔 7 エアバッグ 8 バッグカバー 9 ゴムパッキン 10a インフレータ周囲に局部
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 英史 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内 (72)発明者 伊藤 裕二 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトの一端が接続され
    るハブ部材と、該ハブ部材から放射線状に広がって前記
    ハブ部材と共に前記接続されたステアリングシャフト延
    長方向に空間を形成する複数のスポーク部材と、該複数
    のスポーク部材の先端を環状に結ぶリム部材とから構成
    され、前記空間にエアバッグが装着されるエアバッグ付
    きステアリングホイールにおいて、前記エアバッグを膨
    張させるインフレータを前記ハブにガス噴出孔が設けら
    れた面を残して埋設し、そのインフレータを覆うように
    エアバッグ及びエアバッグカバーをインフレータの周り
    のステアリングホイールの局部にゴムパッキン等を介し
    て密閉固定しことを特徴とするエアバッグ付きステアリ
    ングホイール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエアバッグ付きステアリ
    ングホイールにおいて、前記インフレータは、前記エア
    バッグを膨張させるガスの発生剤にトリアミノグアニジ
    ン・硝酸塩を単独で或いは主剤とするガス発生剤を使用
    するものであることを特徴とするエアバッグ付きステア
    リングホイール。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエアバッグ付きステアリ
    ングホイールにおいて、前記インフレータは、直径30
    mmから40mmの円筒で、インフレータ全体の最長の
    高さが50mmから60mmであることを特徴とするエ
    アバッグ付きステアリングホイール。
  4. 【請求項4】 上面にガス噴出孔を有してスラグの発生
    の少ないガス発生剤が詰め込まれるガス発生室と、該ガ
    ス発生室との通路を有して該ガス発生室の底面中央に立
    設され起爆薬等が詰め込まれる起爆室とが内側に形成さ
    れる容器と、前記容器の前記ガス噴出孔から流出するガ
    スの流れの方向を変える前記容器の上面側に設けられた
    案内板とを備えていることを特徴するインフレータ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のインフレータにおいて、
    前記ガス発生剤がトリアミノグアニジン・硝酸塩を単独
    で或いは主剤とするガス発生剤であることを特徴するイ
    ンフレータ。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のインフレータにおいて、
    前記案内板が前記ガス発生室の上面から外方へ向かって
    移動可能であることを特徴するインフレータ。
JP5352534A 1993-12-29 1993-12-29 エアバッグ付きステアリングホイール及びインフレータ Pending JPH07196000A (ja)

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