JPH071947A - キャビンの空調装置の外気導入構造 - Google Patents

キャビンの空調装置の外気導入構造

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JPH071947A
JPH071947A JP14658393A JP14658393A JPH071947A JP H071947 A JPH071947 A JP H071947A JP 14658393 A JP14658393 A JP 14658393A JP 14658393 A JP14658393 A JP 14658393A JP H071947 A JPH071947 A JP H071947A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビンのルーフ内に設けたエアコン装置
に、常にホコリの少ない部分から外気を導入できるよう
考慮する。 【構成】 キャビンのルーフ12の前部および後部に外
気をルーフ12内に導入する外気導入部23F,23R
を形成し、これら前後の外気導入部23F,23Rから
エアコン装置15へと外気を案内するダクト22に、前
後一方の外気導入部23F,23Rからの外気をエアコ
ン装置15へと選択的に導入すべく外気導入を切換える
切換ダンパ27を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の車体に搭
載されるキャビンの空調装置の外気導入構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】トラクタの車体に搭載されるキャビンに
あっては、そのルーフを室内側に配置されるインナール
ーフと、このインナールーフの上方に位置されるアウタ
ールーフとから構成し、これらインナールーフとアウタ
ールーフとの間にエアコン装置を設けるようにしたもの
がある。
【0003】このものにあっては、エアコン装置の空気
取入口はルーフの後部に位置されているため、エアコン
装置へと外気を導入する外気導入部はルーフの後部に設
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トラクタに装着される
作業機は後装作業機が主で、トラクタ後部にホコリがた
ちやすく、このため、エアコン装置の空気取入口に設け
られるフイルタがすぐに目詰まりをおこすという問題が
ある。また、ルーフの前部に外気導入部を設けると、前
装作業機の場合に前記と同様の問題が生じる。
【0005】そこで本発明は、前記問題点に鑑みて、常
にホコリの少ない部分からの外気を導入できるよう考慮
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、キャビン4のルーフ1
2を、室内側のインナールーフ13とその上方に位置さ
れるアウタールーフ14とから主構成し、これらインナ
ールーフ13とアウタールーフ14との間にエアコン装
置15を設けたキャビンの空調装置において、前記ルー
フ12の前部および後部に外気をルーフ12内に導入す
る外気導入部23F,23Rを形成し、これら前後の外
気導入部23F,23Rからエアコン装置15へと外気
を案内するダクト22に、前後一方の外気導入部23
F,23Rからの外気をエアコン装置15へと選択的に
導入すべく外気導入を切換える切換ダンパ27を設けた
点にある。
【0007】
【作用】インナールーフ13とアウタールーフ14との
間のエアコン装置15に外気を導入するに際して、前部
にホコリのたちやすい作業を行なう場合には、切換ダン
パ27を切り換えて後部の外気導入部23Rから外気を
導入するようにし、後部にホコリのたちやすい作業を行
なう場合には、切換ダンパ27を切り換えて前部の外気
導入部23Fから外気を導入するようにする。
【0008】このように、エアコン装置15への外気導
入を、ルーフ12の前部からあるいは後部からというよ
うに、切換ダンパ27で選択することによって、常にホ
コリの少ない部分から外気を導入でき、これによって、
早期のフイルタの目詰まりが防止されると共に、ホコリ
によるトラブルが防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4において、1はトラクタの車体で、エンジン
2、ミッションケース3等によって主構成され、車体1
後部にはキャビン4が搭載されている。このキャビン4
は、左右に、前支柱5、後支柱6およびそれらの間の中
間支柱7を配置すると共に、左右前支柱5上部間、左右
後支柱6上部間および前後支柱5,6上部間が上部枠8
で連結された箱形枠形状のキャビンフレームによって骨
組みされている。
【0010】なお、左右前支柱5間にはフロントガラス
が、左右後支柱6間にはリヤガラス9が、前支柱5と中
間支柱7との間には乗降ドア10が、中間支柱7と後支
柱6との間にはサイドガラス11が夫々設けられてい
る。キャビン4の上部にはルーフ12が設けられてお
り、このルーフ12は、図2および図3に示すように、
室内側に配置されるインナールーフ13と、このインナ
ールーフ13の上方に位置されるアウタールーフ14と
から最中状に構成されていて、内部に空間を有してい
る。このルーフ12の内部空間前部にエアコン装置15
が設けられている。
【0011】このエアコン装置15は、図1および図5
にも示すように、図外のコンプレッサと接続されたエア
コン本体16と、このエアコン本体16の後部に接続さ
れた空気導入ダクト17と、エアコン本体16の左右両
側に接続された側部吹出ダクト18と、エアコン本体1
6の前部に接続された前部吹出ダクト19と、空気導入
ダクト17の後端側に設けられた左右一対の空気導入用
ブロワ20とから主構成されている。なお、前記エアコ
ン本体16は、内部にエバポレータ、温度調節用ダン
パ、吹出口切換え用ダンパ等を有している。
【0012】空気導入ダクト17の後部は二叉状に形成
され、左右ブロワ20の本体部の吐出口に夫々接続され
ている。左右のブロワ20の本体部はファンを備え、左
右方向に長い収納室21の左右両側に収容されている。
アウタールーフ14内部の下部側には周縁全周に亘って
外気流通ダクト22が設けられている。また、アウター
ルーフ14の前面側および後面側はキャビン4の上部枠
8より前後方向に突出されると共に、前面側下面の左右
方向中央部および後面側下面の左右両側に多数の貫通孔
から成る外気導入部23F,23Rが形成されていて、
この前後の外気導入部23F,23Rから外気流通ダク
ト22内に外気が導入されるようになっている。
【0013】そして、外気流通ダクト22は、ルーフ1
2の後端側左右方向中央部で、フイルタ24を有する連
通部材25によって前記収容室21に連通されていて、
ブロワ20によって外気流通ダクト22内の空気が、連
通部材25、収容室21、空気導入ダクト17を経てエ
アコン本体16に供給されるようになっている。また、
前記外気の導入は、前側の外気導入部23F或いは後側
の外気導入部23Rのどちらか一方から導入できるよう
に、ダンパー装置26によって選択的に切換え得るよう
になっている。
【0014】ダンパー装置26は、後側の各外気導入部
23Rを開閉自在に閉塞する左右一対の切換ダンパ27
を備え、この切換ダンパ27は外側部が前後軸廻り回動
自在に支持された枢軸28に固着され、この切換ダンパ
27の枢軸28廻りの回動動作によって、後側の外気導
入部23Rを開閉すると共に、図3に仮想線で示すよう
に、切換ダンパ27を開放状態にした場合には、外気流
通ダクト22の後側の外気導入部23Rの左右方向外側
方から中央部に至る通路が遮断されるようになってい
る。
【0015】したがって、後側の外気導入部23Rを切
換ダンパ27によって閉塞した場合には、前側の外気導
入部23Fのみからエアコン装置15に外気が導入さ
れ、後側の外気導入部23Rを開放した場合には、切換
ダンパ27によって前側の外気導入部23Fからの外気
導入が遮断されて、後側の外気導入部23Rのみからエ
アコン装置15に外気が導入される。
【0016】また、左右各切換ダンパ27の枢軸28に
はアーム29の一端が固着され、アーム29の他端には
連結ロッド30の一端が枢着され、各連結ロッド30の
他端はともに、左右方向中央部の操作レバー31に枢着
されている。この操作レバー31は支軸32によって左
右揺動自在に支持されていて、この操作レバー31の左
右揺動操作によって、各連結ロッド30が左右に押引き
され、アーム29を介して切換ダンパ27が開閉動作さ
れるようになっている。
【0017】また、図2および図5に示すように、エア
コン本体16前部の下方には取付板33が配置され、こ
の取付板33はキャビンフレームの上部枠8の左右幅方
向に亘って形成され、該上部枠8に取着されている。こ
の取付板33の下方には、エアコン装置15のコントロ
ールユニット34およびラジカセ35等が配置されてブ
ラケット36によって取付板33に取付けられている。
前記取付板33はエアコン本体16の下面に付着する露
が落下してきた場合に、コントロールユニット34或い
はラジカセ35に水滴があたらないようにする防水カバ
ーとしての機能も有している。
【0018】また、図6乃至図9に示すように、前記ラ
ジカセ35の左右両側面には板バネからなる取付金具3
7が固着され、ラジカセ35取付用ステー38の側壁に
は取付金具37が挿脱自在に挿通されるふくらみ部39
が形成されている。なお、ステー38は前記ブラケット
36に固着(あるいは一体形成)される。そして、前記
ふくらみ部39には、取付金具37の前後の係止部4
0,41が弾性的に係脱自在に係止される係合孔42,
43が形成されていて、取付金具37をふくらみ部39
に挿入するだけで、ラジカセ35がステー38に取付固
定されるようになっている。
【0019】なお、ラジカセ35を取外すには、後側の
係止部41を内側に弾性変形させてラジカセ35を引き
出せばよい。また、前記実施例では、ルーフ12の前面
側および後面側に外気導入部23F,23Rを形成した
ものを開示したが、外気導入部はルーフ12の側面側前
後に形成してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、エアコン装置15への
外気導入を、ルーフ12の前部から或いは後部からとい
うように、切換ダンパ27で選択できるようにしたの
で、常にホコリの少ない部分から外気を導入でき、これ
によって、エアコン装置15のフイルタが早期に目詰ま
りするのを防止できると共に、ホコリによるトラブルも
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフ内部の平面図である。
【図2】ルーフ内部の側面断面図である。
【図3】ルーフ後部の背面断面図である。
【図4】キャビンの全体側面図である。
【図5】ルーフ内部の平面図である。
【図6】ラジカセ取付構造を示す平面断面図である。
【図7】ラジカセ取付用ステーの斜視図である。
【図8】ラジカセの斜視図である。
【図9】ラジカセ取付構の側部を示す背面断面図であ
る。
【符号の説明】
4 キャビン 12 ルーフ 13 インナールーフ 14 アウタールーフ 15 エアコン装置 23F 前側外気導入部 23R 後側外気導入部 27 切換ダンパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビン(4)のルーフ(12)を、室
    内側のインナールーフ(13)とその上方に位置される
    アウタールーフ(14)とから主構成し、これらインナ
    ールーフ(13)とアウタールーフ(14)との間にエ
    アコン装置(15)を設けたキャビンの空調装置におい
    て、 前記ルーフ(12)の前部および後部に外気をルーフ
    (12)内に導入する外気導入部(23F),(23
    R)を形成し、これら前後の外気導入部(23F),
    (23R)からエアコン装置(15)へと外気を案内す
    るダクト(22)に、前後一方の外気導入部(23
    F),(23R)からの外気をエアコン装置(15)へ
    と選択的に導入すべく外気導入を切換える切換ダンパ
    (27)を設けたことを特徴とするキャビンの空調装置
    の外気導入構造。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11254940A (ja) * 1998-03-11 1999-09-21 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 作業車両の空調装置
US7290829B2 (en) 2004-06-29 2007-11-06 Kubota Corporation Working vehicle with a cab
WO2010024450A1 (ja) * 2008-08-29 2010-03-04 株式会社福島オーツー 酸素供給装置
JP2012176683A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Iseki & Co Ltd キャビン
JP2015061790A (ja) * 2015-01-05 2015-04-02 ヤンマー株式会社 トラクタ
JP2016128319A (ja) * 2016-01-18 2016-07-14 ヤンマー株式会社 トラクタ

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