JPH07186203A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPH07186203A
JPH07186203A JP32881293A JP32881293A JPH07186203A JP H07186203 A JPH07186203 A JP H07186203A JP 32881293 A JP32881293 A JP 32881293A JP 32881293 A JP32881293 A JP 32881293A JP H07186203 A JPH07186203 A JP H07186203A
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/28Closure devices therefor
    • B29C45/2806Closure devices therefor consisting of needle valve systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルブをゲートに対して同軸状に保持できる
射出成形用金型を提供する。 【構成】 バルブホルダ(40)は、バルブ(38)が
移動ストロークのいかなる位置にあってもバルブ本体
(38a)の先端部に嵌合してバルブの先端のゲート閉
塞部(38b)を常にゲート(24a)に対して同軸状
に案内するバルブ保持部(42)と、バルブケーシング
(26)内の樹脂通路(27)をゲートに連通させる連
通路(43)とを備える。バルブ保持部は、ゲートの近
傍まで延びるようにゲート側へ突出して設けられてい
る。 【効果】 バルブの移動ストロークの全範囲において常
にバルブ本体の先端部に嵌合してバルブの先端を案内す
るものであるから、たとえ、バルブの先端に側方から押
圧力が加わる場合でも、バルブのゲートに対する芯ずれ
を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゲートを開閉するピン状
のバルブを備えた射出成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の射出成形用金型の従来例を図4
及び図5に示す。図中符号1は固定型板、2は可動型
板、3は固定型板1と可動型板2との間に形成されるキ
ャビティ、4は固定型板1に嵌合されかつキャビティ3
を臨むように形成されたゲート4aを備えるゲートブッ
シュ、6はバルブケーシング、7はゲート4aを開閉す
るバルブである。バルブ7は、上部をバルブケーシング
6に固定されたガイドブッシュ8に案内されるととも
に、下部をバルブケーシング7の下部にキャップ9を介
して固定されたバルブホルダ10に案内されることによ
り、ゲート4aに対して同軸状に保持されながら上下動
する。
【0003】バルブホルダ10は、図5にも示すよう
に、バルブケーシング6の内周面に嵌合される外環部1
0aと、バルブ7を摺動自在に案内する内環部10b
と、外環部10aと内環部10bとを連結する複数の羽
根部10cとから構成され、羽根部10cの間はバルブ
ケーシング6内の樹脂通路6aをゲート4aに連通させ
る連通路11を形成する。
【0004】そして、前記射出成形用金型では、可動型
板2を上昇させて図中実線で示すように型締状態とし、
バルブ7を上昇させてゲート4aを開放させ、図示せぬ
射出成形機本体のノズルから溶融樹脂を、バルブケーシ
ング6内の樹脂通路6a及びバルブホルダ10の連通路
11を介してキャビティ3内に射出させる。充填終了後
には、図中実線で示すように、バルブ7を下降させてゲ
ート4aを閉塞する。そして、キャビティ3内の樹脂が
冷却固化した後、可動型板2を下降させて型開し、成形
品を取り出すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の射出成形用金型にあっては、次の問題があった。す
なわち、バルブホルダ10はバルブ7の軸芯とゲート4
aの軸芯とが一致するように、バルブ7の先端部を案内
するものであるが、バルブホルダ10がゲート4aから
キャップ9の長さだけ遠く離れて位置しているため、バ
ルブ7の先端に形成された小径のゲート閉塞部7aがゲ
ート4aに対して前後左右にずれ、バルブ7のゲート4
aに対する芯ずれが生じやすい問題があった。そして、
このような芯ずれが生じると、バルブ7のゲート閉塞部
7aがゲート4a内周面を摺動するに際して、バルブ7
のゲート閉塞部7aおよびゲート4a双方が摩耗して、
成形品のゲート跡にバリを生じさせてしまうおそれがあ
る。
【0006】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、バルブをゲートに対して同軸状に保持できる射出成
形用金型を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に請求項1記載の発明では、一対の型板間にキャビティ
が形成され、一方の型板内に前記キャビティを臨むゲー
トを経て前記キャビティに連通する樹脂通路を備えた筒
状のバルブケーシングが設けられ、前記バルブケーシン
グの樹脂通路内にピン状のバルブが軸線方向に移動可能
に配置され、このバルブの先端部が前記バルブケーシン
グに設けられたバルブホルダにより案内されて軸線方向
に移動することにより、バルブの先端のゲート閉塞部に
よって前記ゲートを開閉する射出成形用金型において、
前記バルブホルダは、バルブが移動ストロークのいかな
る位置にあってもバルブ本体の先端部に嵌合して該バル
ブの先端のゲート閉塞部を常に前記ゲートに対して同軸
状に案内するバルブ保持部と、前記バルブケーシング内
の樹脂通路を前記ゲートに連通させる連通路とを備え、
かつ、前記バルブ保持部は前記ゲートの近傍まで延びる
ようにゲート側へ突出して設けられている構成とした。
【0008】また、請求項2記載の発明では、前記バル
ブホルダに形成される連通路は、中央に形成されるバル
ブ保持部の回りに周方向所定間隔置きに設けられた複数
の貫通孔によって形成される構成とした。
【0009】さらに、請求項3記載の発明では、前記バ
ルブホルダの溶融樹脂の流れる方向を基準とした上流側
の端面は、周辺部から中央部に向かうに従い漸次ゲート
側に凹むようにロート状に形成されている構成とした。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、バルブホルダは、バ
ルブの移動ストロークの全範囲において常にバルブ本体
の先端部に嵌合して該バルブの先端を案内するものであ
り、加えてバルブの先端を案内するバルブ保持部はゲー
トの近傍まで延びるように設けられているから、たと
え、バルブの先端に側方から押圧力が加わる場合でも、
バルブのゲートに対する芯ずれを防止できる。
【0011】請求項2記載の発明では、バルブホルダの
連通路をバルブ保持部の回りに形成される複数の孔によ
って構成しているため、従来の板材からなる羽根部の間
に形成された連通路に比べてバルブホルダの剛性を高ま
る。
【0012】請求項3記載の発明では、バルブホルダの
溶融樹脂の流れる方向を基準とした上流側の端面は、周
辺部から中央部に向かうに従い漸次ゲート側に凹むよう
にロート状に形成されているので、バルブケーシング内
の樹脂通路からゲート側への溶融樹脂の流れが淀みを形
成することなくスムーズに流れ込むこととなり、溶融樹
脂の良好な流れが確保される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。これらの図において符号20は固定型板であ
り、この固定型板20に対向して可動型板21が開閉自
在に設けられている。そして、これら固定型板20及び
可動型板21間に成形品形状をなすキャビティ22が形
成される。固定型板20は、第1受け板23aおよび第
2受け板23bを介して図示せぬ固定取付板に固定さ
れ、可動型枠21も図示せぬ可動取付板に固定されてい
る。
【0014】固定型板20の嵌合孔20aにはゲートブ
ッシュ24が埋め込まれた状態で固定されている。ゲー
ドブッシュ24は、下側先端がキャビティ22に露出し
ており、このキャビティ22に露出する開口がゲート2
4aとされている。
【0015】前記固定型板20及び受け板23の内部に
は、バルブケーシング26が先端側を下向きとなるよう
に配置されている。バルブケーシング26の内部には上
下方向に延びる樹脂通路27が形成され、樹脂通路27
の下部は、前記ゲートブッシュ24のゲート24aを通
じてキャビティ22に連通されるとともに、樹脂通路2
7の上部は、バルブケーシング26の上面部にねじ止め
された蓋部材28との間に形成される樹脂通路29を介
してマニホールド30内の樹脂通路30aに連通され、
ここから溶融樹脂が供給されるようになっている。
【0016】また、バルブケーシング26の外周にはバ
ンドヒーター32が設けられ、このバンドヒータ32の
外周側はヒーターカバー33によって覆われている。ま
たバルブケーシング26の外周には縦溝34が設けら
れ、この縦溝34には温度センサー35が装着されてい
る。温度センサ35から延びるリード線35aは第2の
受け板23bに形成された孔36を通って外部所定箇所
へ延びている。
【0017】バルブケーシング26の樹脂通路27内に
は、その中心軸線に沿ってマニホールド30を貫通して
延びるピン状のバルブ38が上下方向に移動可能に配置
され、図示しない移動板により上下駆動される。バルブ
38は、バルブ本体38aと、該バルブ本体の38aの
先端に形成されゲート24aの開口径よりも僅かに小さ
い外径に設定された円柱状のゲート閉塞部38bと、そ
れらバルブ本体38aとゲート閉塞部38bとの間に形
成された円錐部38cとからなっている。そして、この
バルブ38は、バルブ本体38aの上部をバルブケーシ
ング26の蓋部28に固定されたガイドブッシュ39に
案内されるとともに、バルブ本体38aの下部(先端
部)をバルブケーシング26の下部に固定されたバルブ
ホルダ40に案内されることにより、ゲート24aに対
して同軸状に保持される。
【0018】前記バルブホルダ40は、バルブケーシン
グ26の下端に形成された凹溝26aに螺合されること
により、バルブケーシング26及びゲート24aに対し
て同軸状に固定されるものである。バルブホルダ40
は、図3にも示すように前記バルブ本体38aの先端部
に嵌合するバルブ保持部42と、前記バルブケーシング
26内の樹脂通路27を前記ゲート24aに連通させる
連通路43とを備える。また、バルブホルダ40の溶融
樹脂の流れる方向を基準とした上流側の端面40aは、
周辺部から中央部に向かうに従い漸次ゲート24a側に
凹むようにロート状に形成され、かつバルブホルダ40
の溶融樹脂の流れる方向を基準とした下流側の端面40
bは、周辺部から中央部に向かうに従い漸次ゲート24
a側へ突出して該ゲート24aの近傍まで延びるように
形成されている。これにより、バルブホルダ40のバル
ブ保持部42は、前記バルブ38が移動ストロークのい
かなる位置にあっても、バルブ本体38aの先端部に嵌
合して該バルブ38の先端のゲート閉塞部38bを常に
前記ゲート24aに対して同軸状に案内するようになっ
ている。
【0019】前記バルブ保持部42は、バルブホルダ4
0の中央に同軸状に形成された貫通孔により形成されて
おり、この貫通孔の内径は前記バルブ本体38aの外径
より若干大きな値に設定されている。前記バルブホルダ
40に形成される連通路43は、中央に形成される貫通
孔からなる前記バルブ保持部42の回りに周方向所定間
隔置きに設けられた複数(図示例では90度置きに合計
4個)の貫通孔43a…によって構成されている。これ
らの貫通孔43aは図示例では前記バルブ保持部42の
貫通孔に連通されているが、これに限られることなく、
バルブ保持部42に連通されていなくてもよい。
【0020】次に、前記構成の射出成形用金型の作用に
ついて説明する。前記金型で所定形状の樹脂成形品を得
るには、まず、可動型板21を上昇させて図中実線で示
すように型締状態とする。そして、バルブ30を上昇さ
せてゲート24aを開放し、図示せぬ射出成形機本体の
ノズルから溶融樹脂を、マニホールド30内の樹脂通路
30a、バルブケーシング26内の樹脂通路29,27
及びバルブホルダ40の連通路43およびゲート24a
を介してキャビティ22内に射出させる。充填終了後に
は、図中2点鎖線で示すように、バルブ38を下降させ
てゲート24aを閉塞する。そして、キャビティ22内
の樹脂が冷却固化した後、可動型板21を下降させて型
開し、キャビティ22から成形品を取り出す。
【0021】ここで、前記バルブホルダ40は、バルブ
38の移動ストロークの全範囲において常にバルブ本体
38aの先端部に嵌合して該バルブ38の先端を案内す
るものであり、加えてバルブ本体38aの先端を案内す
るバルブ保持部42はゲート24aの近傍まで延びるよ
うに設けられていることから、樹脂充填中において、た
とえ、バルブ38の先端のゲート閉塞部38bに側方か
ら押圧力が加わる場合でも、該ゲート閉塞部38bがゲ
ート24aに対し芯ずれを起こすのを防止することがで
きる。この結果、バルブ38のゲート閉塞部38bがゲ
ート24aの内周面に摺動してバルブ38のゲート閉塞
部38bやゲート24aが摩耗するのを防止できる。
【0022】また、バルブホルダ40の連通路43をバ
ルブ保持部42の回りに形成される複数の貫通孔43a
…によって構成しているため、従来の板材からなる羽根
部の間に形成される連通路に比べてバルブホルダ40の
剛性を高めることができ、もって、バルブ38の先端の
ゲート閉塞部38bをゲート24aに対し芯ずれを起こ
すのをより一層防止できる。
【0023】加えて、前記バルブホルダ40を製作する
には、上下の両端面40a,40bがそれぞれロート状
に形成された略円柱状の部材に対し、ドリル加工を施し
て中央にバルブ保持部42となる貫通孔を形成し、その
後、同じくドリル加工によりバルブ保持部42の貫通孔
の回りに周方向所定間隔置きに複数の貫通孔43a…を
形成したり、あるいは逆に、先に外側の複数の貫通孔4
3a…を形成し、その後、中央のバルブ保持部42とな
る貫通孔を形成すれば足り、従来の内環部と外環部との
間を羽根部で連結する構造のバルブホルダを製作する場
合に比べて、溶接作業や鋳造等の加工が必要になるの
で、バルブホルダ40の製作手間は極めて容易になる。
また、バルブホルダ40の外周面に対しバルブ保持部4
2も高精度で同軸状に形成することができ、この点から
も、バルブ38のゲート24aに対する芯ずれを防止で
きる。
【0024】さらに、前記バルブホルダ40の溶融樹脂
の流れる方向を基準とした上流側の端面40aを、周辺
部から中央部に向かうに従い漸次ゲート側に凹むように
ロート状に形成されているので、バルブケーシング26
の樹脂通路27内の溶融樹脂が連通路43を構成する各
貫通孔43aに対して淀みを形成することなくスムーズ
に流れ込むこととなり、樹脂の良好な流れが確保され
る。また、それら連通孔43aに均等に流れ込むことと
なるので、バルブ38の先端部に側圧等がかかるのを防
止できる。
【0025】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ことなく実施にあたり適宜変形可能である。例えば、前
記実施例では、バルブホルダ40の連通路43を、4つ
の貫通孔43aにより構成しているが、これに限られる
ことなく、3個あるいは5個以上設けた連通路により構
成してもよい。
【0026】また、前記実施例では、バルブホルダ40
の先端とゲードブッシュ24との間に間隙を形成してい
るが、これに限られることなく、バルブホルダ40をゲ
ートブッシュ24に当接させるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、バルブホルダ
は、バルブの移動ストロークの全範囲において常にバル
ブ本体の先端部に嵌合して該バルブの先端を案内するも
のであり、加えてバルブの先端を案内するバルブ保持部
はゲートの近傍まで延びるように設けられていることか
ら、たとえ、バルブの先端に側方から押圧力が加わる場
合でも、バルブがゲートに対して芯ずれのを防止でき、
この結果、バルブ先端がゲートに摺動してバルブ先端の
ゲート閉塞部やゲートが摩耗するのを防止できる。
【0028】請求項2記載の発明では、バルブホルダの
連通路をバルブ保持部の回りに形成される複数の孔によ
って構成しているため、従来の板材からなる羽根部の間
に形成された連通路に比べてバルブホルダの剛性を高め
ることができ、もって前記したゲートに対するバルブ先
端の芯ずれをより一層することが防止できる。また、バ
ルブホルダの加工も容易になる利点も得られる。
【0029】請求項3記載の発明では、バルブホルダの
溶融樹脂の流れる方向を基準とした上流側の端面を、周
辺部から中央部に向かうに従い漸次ゲート側に凹むよう
にロート状に形成されているため、バルブケーシングの
樹脂通路内の溶融樹脂が連通路に対し淀みを形成するこ
となくスムーズに流れ込むこととなり、樹脂の良好な流
れが確保でき、また、連通路に均等に流れ込むこととな
るので、バルブの先端部に側圧等がかかるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す拡大図である。
【図2】本発明の一実施例の概略構成を示す断面図であ
る。
【図3】第1図のXーX線に沿う断面図である。
【図4】従来の射出成形用金型の一例を示す断面図であ
る。
【図5】図4のYーY線に沿う断面図である。
【符号の説明】
20 固定型板 21 可動型板 22 キャビティ 24 ゲートブッシュ 24a ゲート 26 バルブケーシング 38 バルブ 38a バルブ本体 38b ゲート閉塞部 40 バルブホルダ 42 バルブ保持部 43 連通路 43a 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の型板間にキャビティが形成され、
    一方の型板内に前記キャビティを臨むゲートを経て前記
    キャビティに連通する樹脂通路を備えた筒状のバルブケ
    ーシングが設けられ、前記バルブケーシングの樹脂通路
    内にピン状のバルブが軸線方向に移動可能に配置され、
    このバルブの先端部が前記バルブケーシングに設けられ
    たバルブホルダにより案内されて軸線方向に移動するこ
    とにより、バルブの先端のゲート閉塞部によって前記ゲ
    ートを開閉する射出成形用金型において、 前記バルブホルダは、バルブが移動ストロークのいかな
    る位置にあってもバルブ本体の先端部に嵌合して該バル
    ブの先端のゲート閉塞部を常に前記ゲートに対して同軸
    状に案内するバルブ保持部と、前記バルブケーシング内
    の樹脂通路を前記ゲートに連通させる連通路とを備え、
    かつ、前記バルブ保持部は前記ゲートの近傍まで延びる
    ようにゲート側へ突出して設けられていることを特徴と
    する射出成形用金型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の射出成形用金型におい
    て、 前記バルブホルダに形成される連通路は、中央に形成さ
    れるバルブ保持部の回りに周方向所定間隔置きに設けら
    れた複数の貫通孔によって形成されていることを特徴と
    する射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の射出成形用金型
    において、 前記バルブホルダの溶融樹脂の流れる方向を基準とした
    上流側の端面は、周辺部から中央部に向かうに従い漸次
    ゲート側に凹むようにロート状に形成されていることを
    特徴とする射出成形用金型。
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