JPH0718114U - 電気ストーブのスタンド取付装置 - Google Patents

電気ストーブのスタンド取付装置

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JPH0718114U
JPH0718114U JP4687993U JP4687993U JPH0718114U JP H0718114 U JPH0718114 U JP H0718114U JP 4687993 U JP4687993 U JP 4687993U JP 4687993 U JP4687993 U JP 4687993U JP H0718114 U JPH0718114 U JP H0718114U
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stand
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engaging claw
electric stove
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JP4687993U
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博久 平野
繁次 三坂
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松下精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気ストーブの本体と、それを安定設置する
ためのスタンドの組立を、取付工具を必要とせず、簡単
にできる電気ストーブのスタンド取付装置を提供する。 【構成】 本体ケース1の底面に角型の凹部5とL字形
状の係合爪4,12を設け、スタンド6側には前記角型
の凹部5に係合する凸形状の形状爪9と前記L字形状の
係合爪4,12に係合する挿入穴7,13を設け、各々
を係合さすことにより簡単に本体ケース1とスタンド6
を組立てできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本体部とスタンド部が分離できる電気ストーブのスタンド取付装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電気ストーブは、使用者が自由に持ち運びできるように小型化,薄型化 され、また使用されない夏場には、収容場所をとらない、省スペース包装が望ま れている。
【0003】 従来この種の電気ストーブは、実新公昭61−39210に示すような構造が 一般的であった。以下その構成について図5を参照しながら説明する。
【0004】 図に示すように本体ケース101であり、製品の安定性を得るためにスタンド 102は、底面積の大きな平板状になっている。このため、スタンド102を本 体101を分離可能な構造とし、更にこの分離したスタンド102を102a, 102bを2分割できるようにしている。
【0005】 上記構成において、本体101とスタンド102との組立ては止めネジ103 により固定することになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の電気ストーブのスタンド取付装置では、製品使用時には、本 体とスタンドを組み立てるのであるが、本体とスタンドのねじ穴を合せながら順 次4ヶ所のねじを締め付けて行くことになり、また2分割にできるスタンドであ れば、更に数本のねじ締めが必要となった。また電気ストーブは冬場に使用する 商品であり、使用しない夏場には収納するのであるが、収納場所をとらないよう に、スタンドを外すには、組付け用のネジを取外すための工具が必要とし、使用 者としては、手間がかかり面倒なものであった。
【0007】 本考案は上記課題を解決するもので、本体とスタンドを取付け(組立)するの に、別途取付工具を必要とせず簡単に組付け(組立)できるようにすることを第 1の目的とする。
【0008】 第2の目的は、スタンドを本体から取外し(分解)においても、別途工具を必 要とせず、取外し(分解)が指で簡単にできるものとする。
【0009】 第3の目的は、本体ケースへのスタンドの装置時ロック部の確実性を高めるこ とにある。
【0010】 第4の目的は、スタンドを本体に取付け忘れたことによる発生する危険性を防 止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の第1の目的を達成するための第1の手段は、ヒーター部を内蔵する本 体ケースと、この本体ケースに取付けられる面積大なるスタンドとを備えた電気 ストーブにおいて、前記本体ケースの底面に角型の凹部と、L字形状の係合爪を 形成し、前記スタンドは、前記本体ケースの角型の凹部に係合する凸形状の係合 爪と、前記本体ケースのL字形状の係合爪を差し込む挿入用穴を開孔し、前記本 体ケースのL字形状の係合爪を前記スタンドの挿入穴に挿入し、前記スタンドを 特定方向に移動することにより、前記スタンドの凸形状の係合爪が前記本体ケー スの角型の凹部に係合する構成としたものである。
【0012】 また第2の目的を達成するための第2の手段は、スタンドの凸部形状の係合爪 の裏面には、引き下げ用の突起物を形成し、前記突起物の両側面に凸部を形成す る構成としたものである。
【0013】 また第3の目的を達成するための第3の手段は、本体ケースの角型の凹部の近 傍にL字形状の係合爪を形成し前記係合爪の係合部寸法が請求項1の係合爪の係 合寸法より小さくて、スタンドに前記本体ケースのL字形状の係合爪を差し込む 、挿入用穴を開孔する構成としたものである。
【0014】 また第4の目的を達成するための第4の手段は、本体ケースのL字形状の係合 爪の底面は前記本体ケースの底面に対して、3°以上の傾斜をもつ構成としたも のである。
【0015】
【作用】
本考案は上記した第1の手段の構成により、本体ケースの底面のL字形状の係 合爪をスタンドの挿入穴に入れ、スタンドを特定方向に移動することにより、本 体ケースとスタンドが係合し、本体ケースの底面の角型の凹部にスタンドの凸形 状の係合爪が係合し、スタンドのロック機構となり、ドライバーなどの工具を使 用することなく素手にて容易にスタンドの取付けができるものである。
【0016】 また第2の手段の構成により、本体とスタンドのロック機構を外すのに、指で 引き下げるだけでロック機構を外すことができ、また引き下げ用突起物には、す べり止めを形成し、ドライバーなど工具を使用することなく、素手にて容易にス タンドを取外すことができるものである。
【0017】 また第3の手段の構成により、本体ケースとスタンドとの係合を本体ケースお よびスタンドのそりや歪によるロック機構のバラツキを吸収し、確実にロック機 構を行なうことができるものである。
【0018】 また第4の手段の構成によると、ヒーターを通電して使用するときは、本体ケ ースをスタンドに組付け本体を立てて使用するのであるが、スタンドなしでは、 本体ケースを立てて使用することができなくしたものである。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例について図1〜図2を参照しながら説明する。
【0020】 図に示すように1は本体ケースであり、内部には、電気ヒーター2を有してい る。前記本体ケース1の底面3の左右両端には、L字形状の係合爪4を形成し、 L字形状の方向は同一方向である。また前記本体ケース1の底面3には角型の凹 部5を形成している。スタンド6には前記L字形状の係合爪4を挿入する挿入穴 7と、凸形状の係合爪8を形成している。
【0021】 上記構成により本体ケース1のL字形状の係合爪4をスタンド6の挿入穴7に それぞれ挿入し、スタンド6を特定方向、この図の場合は矢印方向に移動すると 、本体ケース1のL字形状の係合爪4がスタンド6の嵌合リブ8に係合し、本体 ケース1とスタンド6が取付けられる。
【0022】 またスタンド6の凸形状の係合爪9は、本体ケース1のL字形状の係合爪4を スタンド6の挿入穴7に挿入したときには、係合爪9はバネ性を利用して本体ケ ース1の底面3により押れているが、本体ケース1の底面3の角型の凹部5まで スタンドを図1の矢印方向まで移動すると角型の凹部5に凸形状の係合爪9が係 合し、ロック装着することができる。
【0023】 このように本考案の第1実施例の電気ストーブのスタンド取付装置によれば、 需要者が組立てるときに、ドライバーなどの工具を必要とすることなく、製品を 完全組立状態(実使用状態)にすることができる。
【0024】 次に本考案の第2実施例について図1〜図2を参照しながら説明する。なお第 1実施例と同一構成のものは同一番号を付して詳しく説明は省略する。
【0025】 図に示すようにスタンド6の凸形状の係合爪9の裏面に引き下げ用の突起物1 0を形成し、前記突起物10の両面には凸部11を形成している。
【0026】 上記構成によりスタンド6の突起物10を下側に引き下げるとスタンド6の凸 形状の係合爪9が、本体ケース1の角型の凹部5より外れ、スタンド6を図の矢 印と逆の方向に移動すればスタンド6を本体ケース1より取外すことができる。 またスタンド6の突起物10の両側面の凸部11は、突起物10を引き下げると きの指のすべり止めとなる。
【0027】 このように本考案の第2実施例の電気ストーブのスタンド取付装置によれば、 需要者が使用しない夏場には、ドライバーなどの工具を必要としなく、スタンド を本体ケースより取外すことができ、収納場所をとらない、省スペース包装がで きる。
【0028】 次に本考案の第3実施例について図1〜図3を参照しながら説明する。なお第 1実施例,第2実施例と同一構成のものは、同一番号を付して詳しく説明は省略 する。
【0029】 図に示すように本体ケース1の底面3にL字形状の係合爪(A)12を形成し 、スタンド6には前記L字形状の係合爪(A)12を挿入する挿入穴(A)13 と挿入穴(A)13の端面に嵌合リブ(A)14を形成している。また前記L字 形状の係合爪(A)12は、本体ケース1の角型の凹部5の近傍に設けられてい る。
【0030】 また係合爪(A)12の爪幅(A)Lは、本体ケース1の底面3の左右両端の 係合爪4の爪幅L1よりも小さく形成されている。
【0031】 上記構成により本体ケース1のL字形状の係合爪4はスタンド6の挿入穴7に 、係合爪(A)12は挿入穴(A)13にそれぞれ挿入し、スタンド6を特定の 方向、この図の場合矢印方向に移動すると、本体ケース1のL字形状の係合爪4 がスタンド6の嵌合リブ8に、係合爪(A)12は嵌合リブ(A)14にそれぞ れ係合し、本体ケース1とスタンド6が取付けられる。
【0032】 このように本考案の第3実施例の電気ストーブのスタンド取付装置によれば、 係合爪(A)は本体ケースの角型の凹部の近傍に設けてあり、本体ケースとスタ ンドが装着されたとき、本体ケースやスタンドへの外圧や、寸法バラツキによる 、ロック装着を確実にすることができる。
【0033】 なお、係合爪(A)の係合寸法は、本体ケース左右両端の係合爪の爪幅より小 さくしてあり、本体ケースとスタンドを装着するのに、左右両端の係合爪をスタ ンドの挿入穴に挿入しただけで係合爪(A)はスタンドの挿入穴に納まるよう配 慮したものである。
【0034】 次に本考案の第4実施例について図1〜図4を参照しながら説明する。なお第 1〜第3実施例と同一構成のものは、同一番号を付して詳しく説明は省略する。
【0035】 図に示すように本体ケース1の底面3に形成するL字形状の係合爪4および係 合爪(A)12は、底面3の平面に対して、3°以上の傾斜を有するものである 。
【0036】 上記構成によりスタンドを装着しない状態にて、本体ケースを立てるとL字形 状の係合爪面と本体ケース底面とに3°以上の傾斜を有するため本体ケースは裏 面側に転倒し、電気ストーブとして使用できない。
【0037】 このように本考案の第4の実施例の電気ストーブのスタンド取付装置によれば 、スタンドを取付け忘れ、およびスタンド装着なしでの電気ストーブの不安定状 態における通電による危険性を防止することができる。
【0038】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように、本考案によれば、本体ケース底面のL字形 状の嵌合爪をスタンドの挿入穴に挿入し、本体ケース底面の角型の凹部にスタン ドの凸形状の係合爪を係合することにより、本体ケースとスタンドを工具なしで ワンタッチで組立てできる効果のある電気ストーブのスタンド取付装置が提供で きる。
【0039】 またスタンドの凸部形状の係合爪の裏面には、引き下げ用の突起物を形成しそ の突起物の両側面に凸部を形成することにより、工具を使用することもなく、指 で突起物を引き下げるだけで本体ケースよりスタンドを取外すことができる効果 のある電気ストーブのスタンド取付装置が提供できる。
【0040】 さらに、本体ケースの角型の凹部の近傍にL字形状の係合爪を形成し、スタン ドの挿入穴に係合することにより、本体ケースとスタンドの取付けのときにロッ ク機構が確実にできる効果のある電気ストーブのスタンド取付装置が提供できる 。
【0041】 さらに、本体ケースの底面に対し、本体ケースのL字形状の係合爪の底面が3 °以上の傾斜をつけることにより、スタンドを取付けない本体ケースは、立てる ことができなく、スタンドを本体に取付け忘れによる発生する危険性を防止でき る電気ストーブのスタンド取付装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気ストーブのスタン
ド取付装置の斜視図
【図2】同図1のA部拡大図
【図3】同本体ケース,スタンド係合断面図
【図4】同L字形状の係合爪側面図
【図5】従来の電気ストーブのスタンド取付装置の斜視
【符号の説明】
1 本体ケース 4 L字形状の係合爪 5 角型の凹部 6 スタンド 7 挿入穴 9 凸形状の係合爪 10 突起物 11 凸部 12 L字形状の係合爪(A) 13 挿入穴(A) L 爪幅(A) L1 爪幅

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーター部を内蔵する本体ケースと、こ
    の本体ケースに取付けられる面積大なるスタンドとを備
    えた電気ストーブにおいて、前記本体ケースの底面に角
    型の凹部と、L字形状の係合爪を形成し、前記スタンド
    は、前記本体ケースの角型の凹部に係合する凸形状の係
    合爪と、前記本体ケースのL字形状の係合爪を差し込む
    挿入用穴を開孔し、前記本体ケースのL字形状の係合爪
    を前記スタンドの挿入穴に挿入し、前記スタンドを特定
    方向に移動することにより、前記スタンドの凸形状の係
    合爪が、前記本体ケースの角型の凹部に係合してなる電
    気ストーブのスタンド取付装置。
  2. 【請求項2】 スタンドの凸部形状の係合爪の裏面に
    は、引き下げ用の突起物を形成し、前記特記物の両側面
    に凸部を形成してなる請求項1記載の電気ストーブのス
    タンド取付装置。
  3. 【請求項3】 本体ケースの角型の凹部の近傍にL字形
    状の係合爪を形成し、前記係合爪の係合部寸法が請求項
    1の係合爪の係合部寸法より小さくて、スタンドに前記
    本体ケースのL字形状の係合爪を差し込む、挿入用穴を
    開孔してなる請求項1記載の電気ストーブのスタンド取
    付装置。
  4. 【請求項4】 本体ケースのL字形状の係合爪の底面は
    前記本体ケースの底面に対して、3°以上の傾斜を有す
    る請求項1記載の電気ストーブのスタンド取付装置。
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