JPH0717911Y2 - エルボ - Google Patents
エルボInfo
- Publication number
- JPH0717911Y2 JPH0717911Y2 JP8765889U JP8765889U JPH0717911Y2 JP H0717911 Y2 JPH0717911 Y2 JP H0717911Y2 JP 8765889 U JP8765889 U JP 8765889U JP 8765889 U JP8765889 U JP 8765889U JP H0717911 Y2 JPH0717911 Y2 JP H0717911Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- insertion tube
- tube
- tube portion
- straight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
本考案は、スライドさせて接続角度を調整できるように
した雨樋接続用のエルボに関するものである。
した雨樋接続用のエルボに関するものである。
外筒1の上部の被差し込み筒部2内に内筒3の下部の差
し込み筒部4をスライド自在に差し込んで第2図のよう
に形成される雨樋接続用のエルボが従来から提供されて
いる。このものでは外筒1の上部の被差し込み筒部2内
への内筒3の下部の差し込み筒部4の差し込み深さをス
ライドして調節することによって、接続角度を調整する
ことができる。そしてエルボは略円弧に形成されるもの
であるために、外筒1の被差し込み筒部2と内筒3の差
し込み筒部4はともにほぼ同じ曲率半径の略円弧状に形
成されている。 そしてこのように外筒1の被差し込み筒部2と内筒3の
差し込み筒部4がともに略円弧状に形成されている場
合、被差し込み筒部2の内径と差し込み筒部4の外径と
をほぼ等しい寸法に形成すると、被差し込み筒部2の内
周に差し込み筒部4の外周が全長に亘って密着して、外
筒1と内筒3とをスムーズにスライドさせることができ
なくなる。このために、被差し込み筒部2の内径よりも
差し込み筒部4の外径が小さな寸法となるように形成
し、外筒1と内筒3とをスムーズにスライドさせること
ができるようにしている。
し込み筒部4をスライド自在に差し込んで第2図のよう
に形成される雨樋接続用のエルボが従来から提供されて
いる。このものでは外筒1の上部の被差し込み筒部2内
への内筒3の下部の差し込み筒部4の差し込み深さをス
ライドして調節することによって、接続角度を調整する
ことができる。そしてエルボは略円弧に形成されるもの
であるために、外筒1の被差し込み筒部2と内筒3の差
し込み筒部4はともにほぼ同じ曲率半径の略円弧状に形
成されている。 そしてこのように外筒1の被差し込み筒部2と内筒3の
差し込み筒部4がともに略円弧状に形成されている場
合、被差し込み筒部2の内径と差し込み筒部4の外径と
をほぼ等しい寸法に形成すると、被差し込み筒部2の内
周に差し込み筒部4の外周が全長に亘って密着して、外
筒1と内筒3とをスムーズにスライドさせることができ
なくなる。このために、被差し込み筒部2の内径よりも
差し込み筒部4の外径が小さな寸法となるように形成
し、外筒1と内筒3とをスムーズにスライドさせること
ができるようにしている。
しかしこのように外筒1の被差し込み筒部2の内径より
も内筒3の差し込み筒部4の外径が小さな寸法となるよ
うに形成すると、外筒1と内筒3とは容易に抜けてしま
うことになり、例えば屋根などの高所で作業している際
に外筒1と内筒3との差し込みが抜けて一方を落として
しまうおそれがあるという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、外筒の
被差し込み筒部と内筒の差し込み筒部とをスムーズにス
ライドさせることができると共に外筒と内筒との差し込
みが容易に抜けてしまうおそれがないエルボを提供する
ことを目的とするものである。
も内筒3の差し込み筒部4の外径が小さな寸法となるよ
うに形成すると、外筒1と内筒3とは容易に抜けてしま
うことになり、例えば屋根などの高所で作業している際
に外筒1と内筒3との差し込みが抜けて一方を落として
しまうおそれがあるという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、外筒の
被差し込み筒部と内筒の差し込み筒部とをスムーズにス
ライドさせることができると共に外筒と内筒との差し込
みが容易に抜けてしまうおそれがないエルボを提供する
ことを目的とするものである。
本考案は、外筒1の上部の略円弧状に屈曲する被差し込
み筒部2内に内筒3の下部の略円弧状に屈曲する差し込
み筒部4をスライド自在に差し込んで形成されるエルボ
において、内筒3の差し込み筒部4の先端部にその断面
が差し込み筒部4の円弧の接線もしくはこの接線よりも
差し込み筒部の外側へ広がる直線となる直線状筒部5を
形成して成ることを特徴とするものである。
み筒部2内に内筒3の下部の略円弧状に屈曲する差し込
み筒部4をスライド自在に差し込んで形成されるエルボ
において、内筒3の差し込み筒部4の先端部にその断面
が差し込み筒部4の円弧の接線もしくはこの接線よりも
差し込み筒部の外側へ広がる直線となる直線状筒部5を
形成して成ることを特徴とするものである。
本考案にあっては、内筒3の差し込み筒部4の先端部に
その断面が差し込み筒部4の円弧の接線もしくはこの接
線よりも差し込み筒部4の外側へ広が直線となる直線状
筒部5を形成することによって、被差し込み筒部2の内
径よりも内筒3の差し込み筒部4の外径を小さく形成し
てスムーズにスライドさせるようにしても、被差し込み
筒部2の内周に差し込み筒部4を直線状筒部5において
部分的に接触させることが可能になり、外筒1と内筒3
との差し込みが容易に抜けてしまうことを防止すること
ができる。
その断面が差し込み筒部4の円弧の接線もしくはこの接
線よりも差し込み筒部4の外側へ広が直線となる直線状
筒部5を形成することによって、被差し込み筒部2の内
径よりも内筒3の差し込み筒部4の外径を小さく形成し
てスムーズにスライドさせるようにしても、被差し込み
筒部2の内周に差し込み筒部4を直線状筒部5において
部分的に接触させることが可能になり、外筒1と内筒3
との差し込みが容易に抜けてしまうことを防止すること
ができる。
以下本考案を実施例によって詳述する。 外筒1は被差し込み筒部2の下端に小径の下接線筒部10
を一体に設けて形成されるものであり、また内筒3は差
し込み筒部4の上端に大径の上接続筒部11を一体に設け
て形成されるものであり、外筒1と内筒3とはともに円
筒もしくは角筒として形成してある。外筒1の被差し込
み筒部2と内筒3の差し込み筒部4とは第1図(a)に
示すように、ともに点Oを中心とする曲率半径を有した
略円弧状に屈曲する筒として形成してある。また内筒3
の差し込み筒部3の先端部は全周に亘って直筒となる直
線状筒部5として形成してある(第1図(a)にクロス
斜線で直線状筒部5を示す)。この直線状筒部5は、内
筒3の中心軸を通る線で切断した断面で差し込み筒部4
の円弧の接線をなす直線となるように形成されるもので
ある。 そして、外筒1の被差し込み筒部2の内径よりも内筒3
の差し込み筒部4の外径を小さくして、被差し込み筒部
2と差し込み筒部4との間に若干の隙間が生じるように
し、被差し込み筒部2と差し込み筒部4とをスムーズに
スライドさせることができるようにしても、差し込み筒
部4の先端部に形成した直線状筒部5の先端(第1図
(b)にイ矢印で示す)が被差し込み筒部4の内周に常
に当接されると共に被差し込み筒部2の開口端縁(第1
図(b)にロ矢印で示す)が差し込み筒部4の外周に当
接されるようにすることができ、外筒1と内筒3とが簡
単に抜けてしまうことを防止することができる。しかも
この当接による摩擦力によって、外筒1と内筒3とをス
ライドさせて角度調整した状態に保つことができるもの
であり、高所においておこなわれる雨樋の接続作業を容
易にすることができるものである。 尚、上記実施例では、直線状筒部5を差し込み筒部4の
全周に亘って形成するようにしたが、差し込み筒部4の
外側部分(第1図(b)のイ矢印の部分)に少なくとも
形成されていればよい。また直線状筒部5はその断面が
差し込み筒部4の円弧の接線をなす直線となるように形
成したが、接線よりも差し込み筒部4の外側へ広がるよ
うな直線の断面、すなわち筒径が拡がるように形成して
もよい。
を一体に設けて形成されるものであり、また内筒3は差
し込み筒部4の上端に大径の上接続筒部11を一体に設け
て形成されるものであり、外筒1と内筒3とはともに円
筒もしくは角筒として形成してある。外筒1の被差し込
み筒部2と内筒3の差し込み筒部4とは第1図(a)に
示すように、ともに点Oを中心とする曲率半径を有した
略円弧状に屈曲する筒として形成してある。また内筒3
の差し込み筒部3の先端部は全周に亘って直筒となる直
線状筒部5として形成してある(第1図(a)にクロス
斜線で直線状筒部5を示す)。この直線状筒部5は、内
筒3の中心軸を通る線で切断した断面で差し込み筒部4
の円弧の接線をなす直線となるように形成されるもので
ある。 そして、外筒1の被差し込み筒部2の内径よりも内筒3
の差し込み筒部4の外径を小さくして、被差し込み筒部
2と差し込み筒部4との間に若干の隙間が生じるように
し、被差し込み筒部2と差し込み筒部4とをスムーズに
スライドさせることができるようにしても、差し込み筒
部4の先端部に形成した直線状筒部5の先端(第1図
(b)にイ矢印で示す)が被差し込み筒部4の内周に常
に当接されると共に被差し込み筒部2の開口端縁(第1
図(b)にロ矢印で示す)が差し込み筒部4の外周に当
接されるようにすることができ、外筒1と内筒3とが簡
単に抜けてしまうことを防止することができる。しかも
この当接による摩擦力によって、外筒1と内筒3とをス
ライドさせて角度調整した状態に保つことができるもの
であり、高所においておこなわれる雨樋の接続作業を容
易にすることができるものである。 尚、上記実施例では、直線状筒部5を差し込み筒部4の
全周に亘って形成するようにしたが、差し込み筒部4の
外側部分(第1図(b)のイ矢印の部分)に少なくとも
形成されていればよい。また直線状筒部5はその断面が
差し込み筒部4の円弧の接線をなす直線となるように形
成したが、接線よりも差し込み筒部4の外側へ広がるよ
うな直線の断面、すなわち筒径が拡がるように形成して
もよい。
上述のように本考案にあっては、内筒の差し込み筒部の
先端部にその断面が差し込み筒部の円弧の接線もしくは
この接線よりも差し込み筒部の外側へ広がる直線となる
直線状筒部を形成したので、被差し込み筒部の内径より
も内筒の差し込み筒部の外径を小さく形成してスムーズ
にスライドさせるようにしても、被差し込み筒部の内周
に差し込み筒部を直線状筒部において部分的に接触させ
ることができるものであり、外筒と内筒とをスムーズに
スライドさせることができると共にこの直線状筒部にお
ける部分的な接触で外筒と内筒との差し込みが容易に抜
けてしまうことを防止することができるものである。
先端部にその断面が差し込み筒部の円弧の接線もしくは
この接線よりも差し込み筒部の外側へ広がる直線となる
直線状筒部を形成したので、被差し込み筒部の内径より
も内筒の差し込み筒部の外径を小さく形成してスムーズ
にスライドさせるようにしても、被差し込み筒部の内周
に差し込み筒部を直線状筒部において部分的に接触させ
ることができるものであり、外筒と内筒とをスムーズに
スライドさせることができると共にこの直線状筒部にお
ける部分的な接触で外筒と内筒との差し込みが容易に抜
けてしまうことを防止することができるものである。
第1図(a)は本考案の一実施例の一部切欠正面図、第
1図(b)は第1図(a)のA−A線断面図、第2図は
従来例の正面図である。 1は外筒、2は被差し込み筒部、3は内筒、4は差し込
み筒部、5は直線状筒部である。
1図(b)は第1図(a)のA−A線断面図、第2図は
従来例の正面図である。 1は外筒、2は被差し込み筒部、3は内筒、4は差し込
み筒部、5は直線状筒部である。
Claims (1)
- 【請求項1】外筒の上部の略円弧状に屈曲する被差し込
み筒部内に内筒の下部の略円弧状に屈曲する差し込み筒
部をスライド自在に差し込んで形成されるエルボにおい
て、内筒の差し込み筒部の先端部にその断面が差し込み
筒部の円弧の接線もしくはこの接線よりも差し込み筒部
の外側へ広がる直線となる直線状筒部を形成して成るエ
ルボ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8765889U JPH0717911Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | エルボ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8765889U JPH0717911Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | エルボ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326895U JPH0326895U (ja) | 1991-03-19 |
JPH0717911Y2 true JPH0717911Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31637303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8765889U Expired - Lifetime JPH0717911Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | エルボ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717911Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP8765889U patent/JPH0717911Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0326895U (ja) | 1991-03-19 |
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