JPH07174544A - ロール真円度を測定して加工する装置および方法 - Google Patents

ロール真円度を測定して加工する装置および方法

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JPH07174544A
JPH07174544A JP4077541A JP7754192A JPH07174544A JP H07174544 A JPH07174544 A JP H07174544A JP 4077541 A JP4077541 A JP 4077541A JP 7754192 A JP7754192 A JP 7754192A JP H07174544 A JPH07174544 A JP H07174544A
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roll
roundness
longitudinal axis
support
measuring
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JP4077541A
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Karl T Bagdal
カール・トーマス・バグダル
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Armco Inc
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    • B24B5/00Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
    • B24B5/02Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work
    • B24B5/12Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work for grinding cylindrical surfaces both externally and internally with several grinding wheels
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、効率的で繰り返し可能な構成
で、百分の数インチ以下の値の精度の真円度にロールを
測定して加工するための方法と装置を特徴とする。 【構成】 この発明の装置は、ロールの外面を回転可能
に支持する複数個の間隔を置いたロール支持体、ロール
を長手方向軸心回りに回転するためにロールと摩擦接触
係合する1つ以上の駆動車、回転中のロールの軸方向の
動きを制限するために軸方向の支柱、ロールの両端に夫
々隣接して一対の位置決め器と、ロールが回転する時の
ロールの外面の形状の変化と基準線の動きとを同時に測
定するための複数個の変位監視装置、ロールの真の回転
軸心を決めるための装置と、ロール外面の加工を最適に
するよう真円度と同心度の測定値を使用出来る放電加工
装置を具備し、これによって長手方向軸心に沿った点で
測定された真円度の測定値を真の回転軸心と比較するこ
とによってロールの形状を得ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼圧延工程に使用さ
れる様な支持ロール(バックアップロール)および作業
ロールの測定および加工する装置と方法、特に比較的大
きなロールの外面を百分の数インチ以下の値の精度に測
定および加工できる装置と方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼の圧延、金属の製造および同様な方法
において、支持ロール乃至は作業ロールの偏心度により
平らな圧延シート製品に課せられるゲージ変化は、ゲー
ジ変化とストリップ形状の改善された制御のための増大
した要求の結果として臨界的に成長する大きな問題であ
る。偏心度は、ロールの平均回転軸心から来る全インジ
ケータにより算定できる真円度のずれと同心度誤差との
合計として決められる。最終形成ゲージ厚さは、対向す
るローラ間のゲージの精度と回転軸心回りのローラの偏
心度とに直接に基づいている。シート製品の最小化した
厚さ変化は、容認できる製品を造るよう材料とエネルギ
ーの最も有効な利用が出来るよう制限される。
【0003】今日のローラ研削測定技術は、現代技術の
常に増大する許容誤差の要求に出会う平らな圧延シート
製品を造るよう要求されるストリップゲージ変化の正確
な制御を許すべく十分な精度のロール真円度の達成に幾
つかの困難を持っている。この様な困難は、研削工程の
間ロールが支持されるロール表面の真円度よりもロール
の加工面を研削する精度が良好に出来ないことを含んで
いる。
【0004】鋼の製造、アルミニウムの加工、紙の取り
扱い並びに同様な利用等に使用される大直径の支持ロー
ルと作業ロールは、円形中央加工面と、両端から長手方
向に延びる対向して設けられたテーパー付の頸部と、こ
のテーパー付頸部の末端の円形頸部とを有している。研
削は円形頸部でロールを支持してしばしば行われる。更
に、比較的大寸法のこれらロール(例えば、直径が15
2.4cm(60インチ)で、長さが38.1〜50.8cm
(15〜20インチ)で、重さが50トン以上)に基づ
いて、ロールはラビット支持シューにより支持されてし
ばしば行われ、支持シューとロールの頸部の間の面にグ
リースが供給されて金属対金属接触の摩擦作用を減少す
るよう為す。併し、本来、金属対金属接触は、ロールの
円滑な回転における摩擦付着/滑動妨害を生じたり、且
つ均一な研削作動に対して有害に成る。
【0005】ロールの外面を研削砥石により擦り減らす
ために、ロールの外面と研削砥石の間に実質的な半径方
向の力が課せられねばならない。周囲の状況と軸受支持
体の摩擦効果と同様なもの等との組み合わせ付加におい
て、研削力はしばしば変化して不安定に成り、ひびり傷
や研削ロールの真円度の他の変化等を生じる。
【0006】十分な真円度特性を有するロールを設ける
よう改善された加工装置の必要性に加えて、研削の前と
研削中、並びに研削工程に続いてロールの真円度を正確
に測定する方法と装置が、特別なロールの真円度を特別
な時に決めるよう設けられねばならない。ロール直径の
表面形状を確かめるよう管理可能な寸法と道理に適った
費用の適切なロールキャリパーの開発において問題を工
業的に従来経験している。この様なキャリパーは、米国
特許第2,19,066号、第2,465,002号、第
3,744,135号明細書のゲージ装置に例示されるよ
う表面形状を決めるべく多大な量の時間と手動操作とを
しばしば必要としている。
【0007】研削すべきロールの両端を取り付けるため
の主軸台と心押台とを有する通常のロール研削砥石を用
いるよう意図したビー・フーバーの米国特許第4,52
4,546号明細書に改良されたロール形状ゲージが示
されている米国特許第4,524,546号明細書のロー
ル形状ゲージはこの通常の構造に改善された精度と便宜
さを齎すが、ゲージと研削砥石とを研削および測定作動
のためにロールに沿って長手方向に移動しなければなら
ない。この様な通常の研削装置と方法に係わる上述した
欠点に加えて、長手方向に間隔を置いた主軸台と心押台
への比較的大きくて重いロールの取り付けは、ロールの
長手方向軸心に沿った付加的な誤差や揺動が研削工程に
て加わるように成り、これによってロールの全体の精度
と偏心度を一層制限する。この形状ゲージはロール面の
状態の測定には全く正確であるが、ロールの偏心回転を
正したり或は真の回転軸心回りの外面の同心度を決める
ようロールの長手方向軸心に沿った角度偏差を測定する
のは出来ない。
【0008】アール・エックハードの米国特許第4,9
58,442号はロール研削盤のロールの直径を測定す
るために特に設計された測定装置に係わるものである。
このエックハードの測定装置は、ブームと、回転可能な
アームと、ガイドアームと、垂直方向に可動に横ビーム
に取り付けられた測定支持棒に取り付けられた一対の測
定探針子とを有する大きなキャリパー測定装置の一例で
ある。また、エックハードは、移動のためには単一の測
定アームが有効であるために、予定の水準にロールの長
手方向軸心が位置されることを必要とする従来装置を検
討している。別の従来装置は2つの測定アームを有する
よう検討しているが、ロールの長手方向軸心が既知の位
置に維持されることを未だ必要としている。エックハー
ドの測定装置はロールの長手方向軸心の独断的位置を許
す測定装置を設けているが、同心度の測定を含むロール
の真円度の正確な読み取りを行うことが出来ず、研削作
動や加工作動を妨げ易い垂直コラムやブームや他の支持
部材等を必要としている。
【0009】島津等の米国特許第4,916,824号
は、配置アームによりロールの両端に対して保持される
平行な検出器路の使用にて出会う問題と、使用中の検出
器路の変位により生じる誤差とに対処している。上述し
たフーバーの特許と同様に、島津等の装置はロールの加
工面の外形またはクラウンを決めるよう使用されるが、
真の真円度と同心度を決めるよう回転するロールの中心
を決めたり監視する方法は未だ無い。島津等は長手方向
経路の変位により本質的に課せられる固有の誤差を認め
てこの様な問題を対処するよう試みているが、更に必要
とされる製品許容誤差によって要求される様なロール真
円度を測定して加工する装置と方法を設けていない。
【0010】別のロール測定装置がピー・コーラーの米
国特許第4,949,468号明細書に示されている。コ
ーラーのロール測定装置は回転対称体の直径を測定する
よう特に設計されており、球面の回りを覆う測定ジョー
を用いており、一対のアームの自由端に針が設けられた
アームを特長としている。コーラーのロール測定装置は
長手方向経路を必要とし、測定すべき対称な回転ロール
上に載置され、ロールの直径の測定値を得るよう単に方
向付けされる。直径の精度は鋼圧延機や製紙機械、或は
同様な機械等に使用される大型ロールに確かに重要であ
るが、直径の測定はロールの真円度と同心度を決めるよ
う必要とされるデータを提供しない。
【0011】また、ロールの真円度は、ロールの断面と
比較できる断面を有する主円と比較してしばしば決めら
れ、一対の密接した探針子の使用により直接比較すべく
物理的に近接して配置されている。この様な構成におけ
る問題は、測定すべきロールの部分と密接して主円を配
置するのがしばしば困難であり、且つ各部分の寸法のた
めの特別な寸法の主円を必要とすることである。また、
この様な方法における問題は、ロールの回転軸心の回転
角度を測定できないことである。
【0012】真円度のずれを測定するよう用いられる別
の方法はベンチセンター法として知られている。特に、
測定すべき部分は、ベンチ上の回転のための中心穴を有
するマンドレルに取り付けられ、これによって精度測定
が外面において行われる。この方法における問題は、測
定すべき部分が中心穴を有しなければならず、また中心
穴の有るマンドレルに取り付け出来ねばならないことで
ある。この様な取り付けは非常に大きくて重いロールの
場合には明らかに厄介である。更に、測定精度は、中心
と中心穴の形状と角度と、中心と中心穴の位置と整列
と、中心の潤滑と、測定すべき部分の表面自体の真直度
とによって作用される。更に、これらの変化可能な要因
は所要される真円度精度よりも大きな度合に制御されな
ければならない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、小さな許容誤
差と仕上った製品ゲージの要求が一層強要されるよう成
り、この様な材料を造るよう使用されるロールを加工し
て測定する方法と装置は歩調を取らない。従来、比較的
大型のロールの外面のロール真円度を正確に加工して測
定する装置または方法が有効でなく、精度と繰り返し可
能な測定と正確な加工が効果的に且つ時を得た具合に達
成できる。従来の研削と測定技術は正確に且つ均一に制
限され、この様な増大する要求に出会うよう十分なロー
ル真円度の精度を設けるよう出来ない。
【0014】この発明の目的は、上述した問題と従来の
測定加工装置および工業的に利用出来る従来の方法の欠
点とを取り除くことにある。
【0015】この発明の別の目的は、十分改善された効
率と精度とを有したロール真円度を測定して加工するた
めの改良された装置と方法を提供することにある。
【0016】この発明の他の目的は、効率的で繰り返し
可能な構成で、百分の数インチ以下の値の精度の真円度
にロールを測定して加工するための方法と装置を提供す
ることにある。
【0017】この発明の更に別の目的は、がたつきに依
る傷無しに、固くて強固な合金でも優れた表面仕上げ制
御をもって加工出来るロール測定加工装置を提供するこ
とにある。
【0018】この発明のまた他の目的は、静止および動
的に安定な状況で百分の数インチ以下の値の精度をもっ
て真円度のロールの外面を正確に測定して加工出来る方
法と装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの特長に
従えば、両端が長手方向軸心に沿って間隔を置いたロー
ルの外面の真円度と同心度を測定する装置が提供され
る。この様な測定装置は、ロールの外面を回転可能に支
持する複数個の間隔を置いたロール支持体と、推奨実施
例において、ロールを長手方向軸心回りに回転するため
にロールと摩擦接触係合する1つ以上の駆動車とを有し
ている。回転中のロールの軸方向の動きを制限するため
に軸方向の支柱を設けることが出来、ロールの両端に夫
々隣接して一対の位置決め器が取り付けられる。ロール
が回転時のロールの外面の形状の変化と基準線の動きと
を同時に測定するための複数個の変位監視装置が、外面
の真円度を測定するための構成の一部として設けられ
る。また、測定装置にはロールの真の回転軸心を決める
ための装置が設けられ、これによって長手方向軸心に沿
った点で測定された真円度の測定値を真の回転軸心と比
較することによってロールの形状を得ることが出来る。
【0020】また、真円度測定装置は、ロールの回転中
の基準線の動きと、ロールの外面回りのロールの変位を
測定する装置を有している。真円度測定作用からのフィ
ードバックは、ロールの外面が加工される時のロールの
外面の真円度と同心度との変化を監視するために設けら
れる。推奨実施例は、ロール外面の加工を最適にするよ
う真円度と同心度の測定値を使用出来る放電加工装置を
有している。
【0021】明細書はこの発明を特別に指摘し且つ明確
に請求する請求範囲を含んでおり、添付図面に関連した
以下の詳細な説明からこの発明が良好に理解されるもの
と確信する。
【0022】
【実施例】図面をいま詳細に参照するに、図面において
同一符号は同一部材を示しており、図1は真円度と同心
度を測定して加工すべく成ったロール15を誇張した具
合に示している。こゝに用いられる様に、用語“ロー
ル”は、鋼やアルミニウムや紙の取扱いや処理等の様な
幅広い種類の工業的利用や同様な利用等に用いられる加
工ロール、バックアップロール、供給ロール、プレスロ
ールおよび同様なロール等を含むことが理解されよう。
一般的に、この様なロールは、例えば30.5〜203.
2cm(12〜80インチ)または76.2〜508cm
(30〜200インチ)の比較的大直径を成し、重量も
50トン(45英トン)以上にも成るが、この発明の装
置と方法はどの様な寸法のロールをも実際に測定して加
工するために有効である。上述した様に、この様なロー
ルの偏心度は、ロールの平均回転軸心からはみ出した真
円度のずれと同心度誤差の組み合わせ或は全表示値を意
味することが理解されよう。
【0023】ロール15は加工面17により決められる
外面16と両側の円錐頚部18と両端の円筒頚部すなわ
ち外頚部19とを有している。両側に位置された垂直な
端壁20に隣接して個々に取り付けられるよう一対の位
置決め器45、46が示されている。各位置決め器4
5、46は別個の測定装置によって真円度(または真球
度)が試験される非常に正確な球体49と取付板48と
延長軸47とを有している。基準線Rは両側の球体49
の中心の間のロール15に沿って長手方向に延びるよう
示されている。ロール15の下に点線で夫々示される間
隔を置いた支持体28、29の組の様な複数個の間隔を
置いたロール支持体によってロール15が回転可能に好
適に支持されることが以下に詳細に検討されよう。
【0024】図2は、大体3時と7時の位置に配置され
た2つの支持体24の上に円筒頚部19’が置かれたロ
ール15’の概略端面図である。9時の位置で、加工装
置、例えば研削といし、すなわちグラインダ23は、ロ
ール15’が支持体24、例えばラビットシュー支持体
上で回転される時にロールに対して図示で右方向に前進
される。シュー型支持体24は円筒頚部19’の外周と
接触してロール15’を支持し、グリースの様な潤滑剤
が金属接触面間に通常供給される。この一般のロール研
削構造による1つの問題は、ロール面の最終研削真円度
が回転するロールが支持される円筒頚部19’の真円度
によって最終的に制限されることである。
【0025】“センターレス”加工方法として研削技術
が工業的に知られており、非円形ロールはロールが回転
してハイスポットがグラインダ23によって加工される
時に円形に加工され、研削される真の表面にて回転すべ
く目的物が支持されることをセンターレス方法は必要と
している。このセンターレス方法は大きなロールを加工
するためには一般に用いられない。代わりに、大きな主
軸台と心押し台を有する加工装置は、支持のためのロー
ルセンターの正確な位置決めを必要とする大きなロール
に適合するよう使用される。上述した様に、この様な構
成は、達成出来る全体の精度を制限するよう付随的誤差
と動揺とを伴う。
【0026】図3は図2に示されるものと同様な概要図
であるが、一対の間隔を置いた摩擦の無い支持体28、
29によってロール、例えばロール15”を支持できる
この発明の推奨構造を示している。特に、支持体28、
29は、管路27によって支持体28、29に供給され
る油の薄い膜の上にロール15”の外面が支持される流
体軸受32を有している。ロール15”のこの実質的に
摩擦の無い支持は、グリースシュー支持構造にて度々出
会う金属対金属の接触と振動と主軸台や心押し台の滑り
等の問題を最小にする。
【0027】更に、加工されるべき外面、例えば外面1
7”上のロール15”の支持は真円度を改良するために
センターレス加工原理を利用でき、これによって外面の
最終真円度は支持するロール外面の元の真円度によって
制限されない。また、図3は、研削工程にて作用される
非常に高い研削砥石対ロール力を必要とすること無く且
つガタツキが大きくなる出力を最小にすること無くロー
ル材料の制御された除去ができる放電加工装置が好適で
ある加工装置86を示している。
【0028】図4と図5および図6は、模範的なロール
15を測定および加工するロール真円度のためのこの発
明の測定加工装置25の種々な構造的特長を示してい
る。特に、図5はロール真円度の測定加工装置25を示
すもので、最大強度を設けるよう鋼部材から造られた矩
形管フレームの形に最も好適に設けることが出来る主フ
レーム26を有している。主フレーム26は乾燥砂の様
な振動抑制材料を充填できる中空部を設けることが出
来、この様な抑制材料は外部振動の影響を減衰するよう
エネルギ吸収消散媒体として作用する。機械フレーム
は、周囲環境からの有効な隔絶体の垂直および水平“懸
架”主フレーム26のための、例えば一連の低圧エアバ
ック153を介して周囲の振動から隔絶できる。
【0029】空気加圧装置152は、空気圧力管路15
5により供給される複数個のエアバッグ153(例え
ば、オハイオ州、アクロンのファイヤストーン・コープ
レーションのファイヤストーン・エアマウント・エアバ
ッグ)と調整器または高制御弁156の様な圧力制御弁
とを有するよう図示されており、圧力制御弁はターンバ
ックル158を調整する調整器によって調節できる。圧
力空気は圧力源160から供給管路161を経て供給さ
れる。図示されていないが、使用中の主フレーム26の
水平な動きを防止するために主フレーム26と適宜な固
着装置の間に1つ以上の水平に配置されたエアバッグが
同様に配置されることを意図している。低圧エアバッグ
装置が作動されない時に、主フレーム26は複数個のフ
レーム台150の上に置かれる。
【0030】2組の間隔を置いて対向したロール支持体
28、29は、上述した様にセンターレス装置にて加工
されるべき外面16(例えば加工面17)上のロール1
5を回転可能に支持するよう設けられている。加工面1
7上に回転可能に支持されるようロール15が図4に示
されており、もし必要ならばテーパー付円錐頚部18或
は外頚部19を介してロール15を支持できることが理
解されるべきである。センターレス研削方法が使用でき
るために、加工される面によってロールが支持されるこ
とだけが制限される。
【0031】図5に示される様に、上部の第2の支持体
28は、ロール15のほゞ中心Cで交差する第2の支持
線SLと第1の支持線FLの間の測定される予定された
角度βで配置される。同様に、第1の下ロール支持体2
9は、後述される様にロール15が加工される加工線M
Lから予定された角度Θで配置される。これら2つの角
度は変えることが出来、総ての状態で最も効果的な具合
に真円度を達成する最適な角度は工業的に良く知られた
センターレス加工方法に従って決めることが出来る。測
定加工装置25に意図されるよう加工状態のコンピュー
タシュミレーションは、75°の角度Θと90°の角度
βが良好な選択であることを示している。
【0032】上述した様に流体軸受により測定加工装置
25内にて回転すべくロール15が支持されることが好
適で、高精度の真円度測定と加工がもし正確ならばこの
発明の装置と方法によって達成でき、低摩擦支持ロール
がロール用支持体28、29のために使用されることが
意図されている。ロールを加工する時の装置の全作動を
これらロールの作動が対応して制限される場合に、ロー
ルが出来るだけ完全に円形に加工されることを確実にす
るよう非常に注意深い注意がロールの製造に払われるべ
きである。
【0033】例として、ロール30が空気焼入れ工具鋼
から造られて7級精度のローラー軸受により軸に取り付
けられ、最小作動を確実にするようロールの面が十分な
組み立て形状に研削される。球軸受の均一な負荷を保証
してロール支持体の縁部との強い接触によるロール15
の損傷を防止するよう主フレーム26内のロールの整列
を容易にするよう各ロールの直径に僅かなクラウン(例
えば0.010インチまたは0.25mm)が好適に出来
る。図示される様に、ロール支持位置がこの構成の多数
の支持負荷を支持するよう本質的に生じる時に、ロール
用支持体28よりも僅かに大きな直径のロール用支持体
29を設けるよう好適に出来る。
【0034】縦軸心周りにロール15を回転する駆動装
置35は、回転エネルギーを課するようロール15を摩
擦接触すべく1つ以上の駆動車36の形に好適に設けら
れる。また、駆動装置35は回転エネルギーを設ける駆
動モータ39を有するよう図示されており、駆動ベルト
または駆動チエン40によってこの回転エネルギーが駆
動車36に伝達される。また、可動フレーム38は、流
体シリンダまたは同様なもの等から成る押圧装置41に
よる等してロール15と摩擦接触したり離れたり駆動車
36を動かすよう有することが出来る。また、駆動車3
6の外面は、ロール15との摩擦作用を強調して回転エ
ネルギーの伝達を一層効果的に行うよう軟質ポリマーや
同様なもの等の摩擦面を有しているのが好適である。
【0035】上述した様に、この発明の方法はロール1
5の対向して配置された端部20に夫々隣接した位置決
め器45の取り付けを意図しており、これら位置決め器
45は周知の円形度の一対の球体49を有している。ま
た、1つの位置決め軸47が周辺回りに取り付けられた
歯車44を有していて、測定加工装置25内で回転され
る時にロール15の回転位置を正確に確認するよう用い
られる回転エンコーダやパルス発生器60を駆動するよ
う為すことが好適である。図4に示される様に、パルス
発生器60は歯車44と歯車61の作用を介してロール
15と係合される。この様なパルス発生器60はロール
15の回転当たり多数のパルス(例えば1200)を出
力でき、回転軸心63回りの支持体62の回転による回
転エンコーダ60の離脱が出来るフリップアップ支持体
62が示されている。回転した位置に対するパルス発生
器60の離脱は影響無く測定加工装置25からのロール
15の挿入と離脱が出来るよう選ばれる。
【0036】図4と図6に明示される様に、測定加工装
置25に挿入すべくロール15を受けるよう一対の間隔
を置いたY字形ヨークまたはロール受け器175が設け
られており、ロール受け器175は、ロール15を測定
加工装置25内にゆっくり昇降するための上昇装置17
6(例えば、流体シリンダ)を有している。ヨーク、す
なわちロール受け器175は、外面(例えば円錐頚部1
8)を介してロール15を静粛に受けるよう造られた一
対の内方を向いた角度の付いた硬質のゴムローラ178
を有するよう図示されており、これによってロール15
は支持ロール28、29の上にゆっくり降ろしたり或は
測定または加工すべくロール支持台からゆっくり上方に
持ち上げるよう出来る。図4に示される様に、測定また
は加工工程の際に、ヨーク、すなわちロール受け器17
5はロール15との接触を離すよう下げられる。
【0037】ロール15の真円度と同心度を測定する測
定装置50は、回転される時のロール15の変位を監視
するための複数個の変位監視装置51〜54を有するよ
う図示されている。測定装置50は、変位監視装置51
〜54を介して4つの軸の変位を同時に監視するレーザ
ー干渉装置としてこゝに図示説明されており、この様な
装置はカリフオルニヤ州、パロ・アルトのヒューレット
・パッカード社によって工業的に得られる。各変位監視
装置51〜54は実質的に同一構造を成しているため
に、詳細は単一の変位監視装置51に就いて説明しよ
う。特に、図4と図5に示される様に、各変位監視装置
は、監視すべき表面と接触するよう造られた可動探針子
56に取り付けられた逆反射器55を有している。
【0038】逆反射体55と可動探針子56の組立体
は、バックラッシュを排除するために監視すべき表面
(加工面17)に対してハウジング57によって好適に
ばね押圧される。可動探針子56は炭化タングステンの
様な耐摩耗材料から好適に成り、逆反射体探針子組立体
のばね押圧特性は取付スライダ58にばね或は同様な押
圧装置64(図10参照)により組立体を取り付けるよ
う設けることが出来る。可動探針子56は監視すべき面
に実質的に直角に成る様に方向決めされる。
【0039】ハウジング57自体は案内路59に取り付
けられた取付スライダ58による様に監視すべき面に直
角な方向に好適に動くことが出来る。案内路59は、縦
方向の蟻溝形の案内路81に沿って使用中にロール15
の縦軸心と平行な方向に好適に動くことが出来る縦スラ
イダ82の上に取り付けられている。ハウジング57は
縦スライダ82に対して取付スライダ58上を横方向に
動くことが出来、変位監視装置の一部は、レーザービー
ム源65からのレーザービームBを受けるために縦スラ
イダ82に対して固定されている。この様な固定支持部
には、縦スライダ82に下縁が取り付けられたU字形の
フランジ83が設けられている。フランジ83の上部か
ら後方に延びる片持ち梁形の支持タブ84はビームレシ
ーバー/レゾルバー70の固定取付を設けている。一対
の支柱85は、整列した反射器69からの反射されたレ
ーザービームを適切に受けるよう支持タブ84からビー
ムレシーバー/レゾルバー70に上方に延びるよう図示
されている。
【0040】レーザービームBは、測定加工装置25内
の測定加工すべきロール15の縦軸心に大体平行な方向
にレーザービーム源65によって形成される。ビームB
自体は幾つかの別個の波長f1〜f2の光から成ってい
る。図4に示される様に、ビームBは第1のビームスプ
リッター66を通過し、このビームの一部は分けられて
第2のビームスプリッター67に90°内方に向けられ
る。次に、第2のビームスプリッター67は内方に向け
られたビームを2つの部分に分ける。ビームの一方の部
分は変位監視装置51に内方に続き、ビームの他方の部
分は元のビームBと平行な通路に沿って90°反射す
る。この平行なビームB’は次の反射器69に向けられ
てビームを変位監視装置52に90°内方に向ける。
【0041】第1ビームスプリッター66で分けられず
に内方に向けられる元のレーザービームBの部分は、変
位監視装置53と関連したビームスプリッター66によ
る次の受光のための元の縦方向通路に沿って続けられ
る。ビームスプリッター66はビームの一部を変位監視
装置53へと90°内方に向け、ビームBの残りの部分
は反射器69と、変位監視装置54に関連した他のビー
ム反射器69へと続く。この様な具合に、各変位監視装
置51〜54には変位監視レーザービームが設けられ
る。
【0042】レーザービームが4つの変位監視装置51
〜54のいずれかに供給されると、ビームは特別な監視
装置の探針子56と接触した面の変位の変化を正確に監
視するよう用いられる。例の様に変位監視装置52を取
ると、ビームB’が反射器69を経て変位監視装置52
に作用されてビームスプリッター68に向かって内方に
向けられる。図10は、ビームB’が受けられて探針子
56で監視変位変化に用いられる時のビームB’の2つ
の波長f1〜f2の拡大概要図である。
【0043】ビームスプリッター68はビームを受けて
この受けたビームの一部(与えられた波長f2のビーム
部分)を逆反射鏡72に下方に向けて、そこで更に上の
反射器69へと上方に反射すると共に、ビームの別の部
分(波長f1のビーム部分)が逆反射器55に向かって
通るよう出来る。入力ビームの部分f2は下方に、次い
で上の反射器69に向かって上方に反射され、更に受光
器、すなわちビームレシーバー/レゾルバー70に向か
って戻されるよう向けられて、逆反射器55から反射さ
れる可変信号と比較できる定基本信号を設ける。
【0044】理解される様に、変位監視装置のビームス
プリッター68を通過するビームの部分f1は逆反射器
55に当たって、そこでビームスプリッター68に向か
って180°戻るよう反射される。ビームスプリッター
68は、逆反射器55から上の反射器69に向かって上
方に反射したビームを向ける反射器を有しており、こゝ
でビームの一部と再び組み合わせられて受光器、すなわ
ちビームレシーバー/レゾルバー70に向けられる。受
光器、すなわちビームレシーバー/レゾルバー70は逆
反射器55からの受けて反射した信号を定基本信号と比
較して通路リンクの増減を測定して、ロール15が測定
加工装置25にて回転する時に監視面(例えば、ロール
15の加工面17)の山と谷を表示する。他の変位監視
装置51、53、54は監視される他の面の監視変化に
対して実質的に同一な具合に作用する。
【0045】ロール15の一回転の際に、パルス発生器
60により造られる様にレーザー干渉装置の各軸心から
多数の読取り1200が記録されることが意図されてい
る。特定の回転の際に監視される特定面の磁極プロット
を計算するために、1200の読取りから得られるデー
タを用いるレーザー干渉装置の中央制御器73にコンピ
ュータ165がリンク連結できる。例えば、ロール15
が回転される時に、ロール15の回りに60ポイントが
配分でき、この60ポイントの各々が20連続データ読
取りの平均を表している。この様な具合の多数の隣接デ
ータポイントの平均化によって、表面真円度の影響の部
分的漏出が受信したデータにて達成できる。
【0046】近接端でフレーム26に固着できる軸方向
の支柱75によって回転の際のロール15の軸方向の動
きを制限する装置74が好適に設けられることがまた注
意されるべきである。更に、支柱75は、回転の際のロ
ール15の初期動揺または偏心運動に適合するよう自在
継手または連結部76を好適に有しており、実質的な摩
擦のない具合に球体49と連結するよう複数個のローラ
軸受79を有するよう出来る末端部78を有している。
支柱75は、縦方向の軸心に沿ったロール15の動きが
支柱75に向かう方向に最終的に制限されることを確実
にしている。
【0047】ロール15の対向端に第2の別の支柱を設
ける必要性を除くために、回転の際に軸方向の支柱75
に向かってロール15を“ねじ”るよう成す方向に1つ
以上のロール支持部28、29が僅かに傾けられること
が好適である。支柱75に向かってロール15の軸方向
の動きを向かるよう成す装置が機械フレームを傾斜する
よう等しく代えるよう出来ることが理解されるべきであ
る。
【0048】図4、5、6に示される様に、測定加工装
置25内のロール15の真円度と同心度を改良する加工
装置86として放電加工装置が好適に設けられる。図示
される様に、加工装置86は、研削といし或は加工装置
の種類とすることが出来るロール加工装置87を有する
ことが出来る。推奨実施例にて、ロール加工装置87
は、加工作動のためにロール15に向かって方向決めさ
れる加工面90を夫々有する1つ以上の放電電極89を
有する放電装置を有している。
【0049】電極89は電極フレーム93に取り付けら
れ、絶縁材料92によって電極フレーム93から電気的
に絶縁されている。加工面90とロール15の間のスパ
ーク間隙に放電加工流体を供給するために、溝と供給溝
路100が各電極に形成され、供給源/フイルター/ポ
ンプ装置99から供給管路98によって放電加工流体が
供給される。スパークエネルギーのための複合通路は、
ばね付勢された延長アーム105による様に使用中にロ
ール15に対して押圧できる接触ローラ104に好適に
取り付けられた円形ワイヤ102によって造られる。放
電加工スパーク電力は、オハイオ州、シンシナティのシ
ンシナティ・ミラクロン社から市販されている様な放電
電力供給装置95から電力供給路96を介して供給でき
る。
【0050】例えば、鉱物質油の様な炭化水素流体が放
電加工流体として使用される時に、放電電極89が安全
な具合にロール15のスパーク腐食を受けることを確実
にするために、十分な量の放電加工流体油を加工面90
に密接して維持するように各放電電極89の上面と下面
を実際に取り囲む油ダム91が設けられ、放電加工処理
中に生じられる水素ガスの発火を防止するよう放電電極
89が油中に有効に浸漬される様に成る。
【0051】図5に明示される様に、ロール加工装置8
7は、加工テーブル107の上に載置できる滑動路10
8上に滑動可能に支持された粗動スライダまたは案内1
11上に好適に取り付けられる。更に、加工フレーム1
10は案内111に載置され、粗動スライダ用調節ねじ
140とクランク車141により滑動路108に沿って
調節可能に移動できる。加工すべきロール15の外面の
縦方向長さに沿って互いに密接して配置された複数個の
放電電極を有するよう出来るロール加工装置87の安定
な取付構成を設けるよう加工テーブル107の縦方向長
さに沿って間隔を置いた2つのスライダ、すなわち案内
111が好適に有る。
【0052】フレーム110にヒンジ止めされた第2の
上フレーム113はピボット継手114とシート115
によって支持される。ピボット継手114は、ドレスフ
レームまたはキャノピー127によって支持されたドレ
ス装置132と放電加工用の放電電極89が整列するよ
うに為すために上フレーム113が回転できる回転軸心
を設けている。また、上フレーム113は、加工を行う
時にロール15に向かって内方への加工装置87の微細
調節と制御された移動が出来るよう差動ねじ120とス
テップモータ124を支持する直立した支持ブロック1
21を有している。
【0053】加工準備にてロール15の外面16に隣接
して放電電極89の加工面90を位置決めするために、
フレーム110のスライダ111は手動のクランク車1
41を介する様にして内方に動かされる。約0.076m
m(0.003インチ)の間隙が粗動調節によって達成さ
れる時に、放電加工油供給用のポンプ装置99が作動さ
れ、ロール回転装置の作動(例えば、駆動車36の作
動)が続き、放電電力供給装置95の作動が続く。ステ
ップモータ124はその後に火花侵食を始めるよう十分
に加工すべく放電電極89と外面16の間の間隙を減少
するように作動する(例えば、約0.025mmまたは0.
001インチ)。加工の際に、放電電極89は差動ねじ
120を介した電極フレーム93の動きによりロール1
5に向かって動かされる。低摩擦案内または軸受116
は電極フレーム93の動きに対する摩擦抵抗を最小にす
るよう設けることが出来る。ステップモータ124の制
御器125は、ロール真円度と同心度データが装置50
によって設けられる時に加工工程の自動と適切化のため
の主制御器、すなわちコンピューター165に好適に連
結される。
【0054】ロール15の放電加工腐食が進む時に、放
電電極89は消費され、加工面90は良好なロール構成
(均一で制御された腐食工程を確実にするために)を維
持するよう時間と時間からドレスされて実現されてその
効果を適切化すべきである。説明した様に、上フレーム
113は、ロール軸心と大体平行な軸心回りのフレーム
113の回転を許すよう縦方向ピボット継手114が好
適に設けられる。図5は、ピボット継手114回りに上
フレーム113を回転するよう利用できるケーブル13
0に取り付けられたクランク129を支持するドレスキ
ャノピー127を示している。フレーム113の回転
は、放電電極89の加工面90がドレス装置132の下
に実質的に垂直な方向に配置できる様な上方向にロール
加工装置86を関節連結すべく出来る。
【0055】図5に示される様に、好適なドレス装置1
32は滑動路138に沿った縦方向の動きのために支持
された研削ブロック134を有するよう出来る。特に、
スライダ137は研削ブロック134と、ドレスキャノ
ピー127によって支持されたI形ビームの下部として
形成された滑動路138に沿って動くためのドレス面1
35とを支持している。また、ドレス装置132は、ド
レスキャノピー127の上横部材の上に設けられた回転
可能な調節車145に連結された複数個の垂直方向に調
節可能なねじ144を介して垂直方向に調節できる。こ
の調節装置は、放電電極89の加工面90を正確にドレ
ス、すなわち目直し乃至は真に加工するようドレス面1
35の比較的正確な垂直方向の調節を行う。
【0056】図7はこの発明に従ったロールの真円度と
同心度を正確に測定する一般的な方法のフローチャート
である。位置決め器45、46と既知の直径の球体49
が測定、加工すべきロール15の両端に取り付けられる
と、ロール15は加工すべき外面16が測定加工装置2
5に回転可能に支持される。加工すべき外面16は加工
面17(図3、4、5に示される様な)、円形の外頸部
19(図11に示される様な)乃至はターパー付の円錐
頸部18とすることが出来る。理解される様に、ロール
15の全ての外面は全ての外面の同心度を保証するよう
測定加工装置25にて同時に加工できる。図4は全ての
外面に沿って整列された加工装置86を示しており、こ
の様な同時的な加工を達成出来る。ロール用の支持体2
8、29上の回転中のロール15の長手方向の軸心に沿
ったロール15の軸方向の移動は軸心方向の支柱75に
よる等して制限される。測定加工装置25に適宜に支持
されると、ロール15がロール用の支持体28、29上
で回転される時に、外面16の真円度が測定され、4つ
の別個の軸心に沿った予定された面の変位が同時に測定
されるよう真円度を測定する測定装置が用いられる。併
し、最初に、球体49の各中心を正確に配置することに
よって想像上の直線が決められる。球体49の中心を結
ぶ想像上の直線は基準線Rとして決められる。この直線
は測定根源を達成する初期の基準である。球体49がロ
ール15の真の軸心に取り付けられることは重要ではな
いが、データ取入れ工程の際にロール質量体に対する球
体位置を球体49が維持することが制限される。
【0057】基準線Rが達成されると、4つの変位監視
装置51〜54の各々における軸心の記憶レジスタは、
回転型のパルス発生器60におけるよう中央制御器73
を零に設定する。ロール15が回転されてパルス発生器
60からのパルスが主制御器、すなわちコンピューター
165に記録される時に、4つの全ての可動探針子56
からの変位データが記録される。各変位監視装置51〜
54は各計数パルスが受信される時にポーリングされ、
従って、各測定位置のコンピューター165に回転当た
りの多数(例えば、1200)の読取りが行われる。
【0058】4つの可動探針子(ロール15回りの特定
の角度位置を表す)の各々からの読取りを行って以下の
式に入れることによって、変位監視装置52の可動探針
子の変位の真の値を計算することが出来る。“真”の値
は、基準点RP(図1参照)を通る完全に変化しない回
転軸心上でロールが回転する時に測定される変位値であ
る。基準点RPは、変位監視装置52が向けられたロー
ル15の長手方向の軸心に沿った測定面と基準線Rが交
差する点である。この点は、変位監視装置52の可動探
針子56が位置される点の選択に必然的に気儘に基づい
ており、ロール15の真の軸心TAが位置できる基本的
な点を設けている。以下の式は測定装置50と図4に示
される各長さとによって供給されるデータに基づいてい
る。 TD=ΔDB−[ΔAH+(LB/LT)(ΔAT−Δ
H)]−ΔLATanα 但し、TDは変位監視装置52によって測定された真の
変位で、ΔDBは変位監視装置52によって決められた
横変位の監視された変化で、ΔAHは変位監視装置51
によって決められた横変位の監視された変化で、LB
左の球体の中心と変化監視装置52の可動探針子56の
先端との間の長さで、LTは球体49の中心間の長さ
で、ΔATは変位監視装置53によって決められた横変
位の監視された変化で、ΔLAは変位監視装置54によ
って決められた縦変位の監視された変化で、αは円錐頸
部18の円錐テーパーの角度である。
【0059】真の値TDの座標点を用いて、軸方向位置
における平均中心MCの位置が計算でき、最も適合した
平均円BFCを決めることが出来る(図7、8参照)。
2つの異なった軸方向位置(例えば、図1に示される位
置1、2)でこの方法を実施することによって、基準線
Rに対するロールの真の軸心TAの位置を決めるよう出
来る。基準線Rと一致しそうもなく、実際に基準線Rと
一般に平行でもなく且つ交差もしない、ロール15の真
の軸心TAの位置を決めた後に、真の軸心TAに対する
ロール15の極図表は非同心度の値N(すなわち、真の
軸心TAに対して測定された最も適合した平均円の平均
中心MCからの距離)と、非同心度位相角度Ω(すなわ
ち、ロールの決められた時間マークに対する断面平均中
心MCの角度位置)と、ロールの軸方向長さに沿った位
置におけるロールの中心からの真円度の値ΔR(図8を
参照)とを生じる。
【0060】図8に示される様に、極点PCはロール1
5の長手方向軸心に沿った特定の点における外面の形状
を示すよう描かれている。外側の点線の円は、最良に適
合した平均円BFCと同心で且つ極点PCを十分に包含
している最小の外接円であり、また、内側の点線の円
は、外側の円と同心で且つ極点PCとは重ならない大き
な外接円である。これら2つの点線の円の間の相違はΔ
Rに等しく、この点でロールの“真円度”の度合を示し
ている。ロールの真円度はこの方法によって決めること
が出来ると共に、形状の100%の極座標点が非真円度
の量に等しい量により半径が異なる2つの同心の円の間
に有る場合に決められる。近接した値ΔRは零と成り、
ロールの一層の真円度は特別な長手方向の点にある。加
工工程の際に、ロール15の真円度は加工される外面1
6に沿った種々な点で測定できる。この監視工程からの
フィードバックは、放電加工方法を制御すること等の加
工方法を最適にすると共に、特別に設計された真円度が
達成される時に同一にするよう、例えば主制御器である
コンピューター165によって利用出来る。
【0061】この発明の推奨実施例に就いて図示説明さ
れる様に、この発明のロール真円度の測定加工装置と方
法の一層の応用は、この発明の範囲を逸脱することなく
当業者による適宜な変更によって達成できる。幾つかの
変更が説明されたが、他の変更が当業者には明らかであ
ろう。
【0062】例えば、ロールの真円度と同心度を測定す
る測定装置50は上述した様に設定されるレーザー干渉
器以外の変位監視装置を有している。ゲージ装置の一部
として線形可変差動変成器(オハイオ州、コロンバスの
センソテック社から市販されている線形可変差動変成
器)を用いることによって費用が安くできる。更に、多
くのこの様な線形可変差動変成器は、図9に示される様
にロール115の軸方向長さに沿った複数個の位置での
真円度と同心度のデータを同時に記録するよう経済的に
使用できる。線形可変差動変成器180が図9の矢印に
より示される夫々の位置に置かれゝば、ロール115の
17個の極点はこの発明に従って同時に設けることが出
来る。従って、線形可変差動変成器を用いて費用を安く
し、一度設定されたならば変位監視装置を動かすことな
くロールの真円度と同心度の決定を容易にすることが意
図されている。
【0063】同様に、図11は別の支持構造を示してお
り、ロール215は、ローラ形流体軸受232を有する
一対の間隔を置いた支持体228、229によって支持
されている。また、ロール215は、上述した様に加工
(例えば放電電極289)し且つ測定する円形の頸部2
19によるにより支持されるよう図示されている。この
構成は図3に示されるものと実質的に同一で、軸受の円
滑な作動を妨げる部分的に粗い部分と成るロール面を流
体軸受が支持さねば成らない時に出会うことの有る問題
の解決を助ける。ローラー233は非常に正確な真円度
を持って製作されねばならず、ロールからの流体軸受の
干渉を隔絶するよう助けるので、均一な支持はロール表
面の円滑さに基づくことが少ない。
【0064】従って、この発明は請求の範囲の用語を考
慮すべきであり、明細書および図面に図示記載される構
造と作用の詳細に制限されるべきでないことが理解され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従って真円度と同心度が測定されて
且つ加工されるロールの一例の誇張された概要図であ
る。
【図2】従来のロール研削装置の概略端面図である。
【図3】流体軸受支持体と放電加工装置を示すこの発明
の好適なセンターレス支持構造の概略端面図である。
【図4】この発明に従って造られたロール真円度測定加
工装置の概要図である。
【図5】図4の概要図に対応するこの発明に従って造ら
れた測定加工装置の一部の概略端面図である。
【図6】この発明のロール真円度測定加工装置の部分斜
視図である。
【図7】ロールの真円度と同心度を決めるためのこの発
明の方法の一部を示すフローチャートである。
【図8】この発明の装置と方法によって造ることが出来
る様な縦軸心に沿った予定点でロール外面の極点の例を
示す図である。
【図9】この発明の装置と方法の別の実施例を示す概要
図である。
【図10】この発明の測定加工装置の変位監視装置の例
の一部を示す概要図である。
【図11】ローラー型流体軸受支持体を示すこの発明の
別のセンターレス支持構造の概要図である。
【符号の説明】
15 ロール 16 外面 17 加工面 18 円錐頸部 19 外頸部 23 グラインダ 24 支持体 25 測定加工装置 26 主フレーム 28 支持体 29 支持体 30 ロール 35 駆動装置 38 可動フレーム 39 駆動モータ 40 駆動チエン 41 押圧装置 45 位置決め器 46 位置決め器 47 延長軸 48 取付板 49 球体 50 測定装置 51 変位監視装置 52 変位監視装置 53 変位監視装置 54 変位監視装置 55 逆反射器 56 可動探針子 57 ハウジング 58 取付スライダ 60 パルス発生器 62 支持体 65 レーザービーム源 66 ビームスプリッター 67 ビームスプリッター 69 反射器 72 逆反射鏡 73 中央制御器 75 支柱 82 縦スライダ 86 加工装置 87 ロール加工装置 89 放電電極 90 加工面 93 電極フレーム 95 放電電力供給装置 107 加工テーブル 110 加工フレーム 114 ピボット継手 121 支持ブロック 124 ステップモータ 125 制御器 132 ドレス装置 134 研削ブロック 137 スライダ 140 調節ねじ 150 フレーム台 152 空気加圧装置 165 コンピューター 176 上昇装置 180 線形可変差動変成器

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールの外面を回転可能に支持する複数
    個の間隔を置いたロール支持体、 ロールの長手方向軸心回りにロールを回転する駆動装
    置、 回転中のロールの軸方向の動きを制限する装置、 ロールの両端に夫々隣接して取り付けられてロールに沿
    って基準線を達成する一対の位置決め器、 ロールが回転される時の外面の形状の変化と基準線の動
    きとを同時に測定する複数個の変位監視装置を有し、ロ
    ールがロール支持体上で回転される時に外面の真円度を
    測定する装置、 真の回転軸心に対して長手方向軸心に沿った点における
    真円度測定値との比較によってロールの外形が得られる
    ようロールの真の回転軸心を決める装置、 を備えて成る、両端が長手方向軸心に沿って間隔を置い
    たロールの外面の真円度と同心度を測定する装置。
  2. 【請求項2】 外面の真円度を測定する装置は、レーザ
    ービーム、並びに長手方向軸心に沿った予定の点のロー
    ルの変位と、ロールの回転中の基準線の動きとを同時に
    監視する複数個のビーム反射器組体を有している請求項
    1記載の装置。
  3. 【請求項3】 各位置決め器は、ロールの端部に隣接し
    て取り付けられる予定の真円度の少なくとも部分的に球
    状な部材を有している請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 回転中のロールの長手方向の動きを制限
    する装置はロールの一端に隣接して配置される支柱を有
    している請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 ロールが回転する時に支柱に向かってロ
    ールが移動するように1つ以上のロール支持体が方向決
    めされる請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 ロール支持体が流体軸受構造から成る請
    求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 ロールの真の回転軸心を決める装置は、
    ロールが回転される時の基準線の放射方向のずれのため
    に正されたロールの長手方向軸心に沿った一対の間隔を
    置いて離れた点でロール外面の平均中心を自動的に計算
    する装置を有している請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 ロールが加工される時に外面の変化する
    真円度と同心度を監視するために加工すべきロール支持
    体上でロールが回転される時のロールの真円度と同心度
    を周期的に測定するフィードバック装置を有している請
    求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 外面の真円度を測定する装置は、長手方
    向軸心に沿った複数個の点におけるロールの変位と、ロ
    ールの回転中の基準線の動きとを同時に監視するよう複
    数個の線形可変差動変成器を有している請求項1記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 ロールの外面を回転可能に支持する複
    数個の間隔を置いたロール支持体、 ロールの長手方向軸心回りにロールを回転する駆動装
    置、 回転中のロールの軸方向の動きを制限する装置、 ロールの両端に夫々隣接して取り付けられてロールに沿
    って基準線を達成する一対の位置決め器、 ロールが回転される時に外面を加工し、ロール支持体と
    共にセンターレス加工装置を形成する加工装置、 ロールの両端に夫々隣接して取り付けられてロールに沿
    って基準線を達成する一対の位置決め器、 ロールが回転される時にロールの外面の形状の変化と基
    準線の動きとを同時に測定する複数個の変位監視装置を
    有し、ロールがロール支持体にて回転される時に外面の
    真円度を測定する装置、 真の回転軸心に対して長手方向軸心に沿った点における
    真円度測定値との比較によってロールの外形が得られる
    ようロールの真の回転軸心を決める装置、 ロールが加工される時に他の外面の変化する真円度と同
    心度とを周期的に監視するフィードバック装置、 を備えて成る、両端が長手方向軸心に沿って間隔を置い
    たロールの外面を正確に加工すると共に外面の真円度と
    同心度を選択的に測定する装置。
  11. 【請求項11】 加工装置が放電加工装置から成る請求
    項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 フィードバック装置は、得られる真円
    度と同心度の測定値に従って加工パラメータを選択的に
    調節するよう加工装置と作動する制御器を有する請求項
    10記載の装置。
  13. 【請求項13】 各位置決め器は、ロールの端部に隣接
    して取り付けられる予定された真円度の少なくとも部分
    的に球状な部材を有している請求項10記載の装置。
  14. 【請求項14】 ロール支持体が流体軸受構造から成る
    請求項10記載の装置。
  15. 【請求項15】 ロールの真の回転軸心を決める装置
    は、ロールが回転される時の基準線の放射方向のずれの
    ために正されたロールの長手方向軸心に沿った一対の間
    隔を置いて離れた点でロール外面の平均中心を自動的に
    計算する装置を有している請求項10記載の装置。
  16. 【請求項16】 外面の真円度を測定する装置は、長手
    方向軸心に沿った複数個の点におけるロールの変位と、
    ロールの回転中の基準線の動きとを同時に監視するよう
    複数個の線形可変差動変成器を有している請求項10記
    載の装置。
  17. 【請求項17】 複数個の間隔を置いたロール支持体上
    にロールの外面を回転可能に支持し、 ロールの両端近くに一対の位置決め器を取り付けて位置
    決め器間のロールの回転基準線を決め、 ロール支持体上のロールの回転の間の長手方向軸心に沿
    ったロールの軸方向の動きを制限し、 ロールがロール支持体上で回転する時に外面の真円度を
    測定し、 ロールが回転する時の基準線の動きを正したロールの長
    手方向軸心に沿った一対の間隔を置いて離れた点におけ
    る外面の平均中心を計算してロールの回転軸心を決め、 これらの点で得た真円度を回転軸心に対して比較して長
    手方向軸心に沿った特定の点におけるロールの外形を得
    る、 ことから成る、両端が長手方向軸心に沿って間隔を置き
    外面の外径が比較的大きなロールの真円度と同心度を正
    確に測定する方法。
  18. 【請求項18】 ロールの真円度を改善するようロール
    支持体上でロールが回転する時に加工装置でロールを加
    工する工程を有する請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 加工工程は、ロール外面に放電加工工
    程を適用している請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 ロール支持体と放電加工装置がセンタ
    ーレス加工装置を形成している請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 センターレス加工すべくロールを支持
    するよう配置された複数個の間隔を置いたロール支持体
    上にロールの外面を回転可能に支持し、 ロールの両端近くに一対の位置決め器を取り付けて位置
    決め器間のロールの回転基準線を決め、 ロール支持体上のロールの回転の間の長手方向軸心に沿
    ったロールの軸方向の動きを制限し、 ロール外面の形状の変化とロールが回転する時の基準線
    の動きとを同時に測定すべく複数個の変位監視装置を用
    いるロール支持体内でロールが回転する時に外面の真円
    度を測定し、 ロールが回転する時の基準線の動きを正したロールの長
    手方向軸心に沿った一対の間隔を置いて離れた点におけ
    る外面の平均中心を計算してロールの真の回転軸心を決
    め、 これらの点で得た真円度の測定値を真の回転軸心に対し
    て比較して長手方向軸心に沿った特定の点におけるロー
    ルの形状を得、 ロールがロール支持体上で回転する時にロールの外面を
    加工する、 ことから成る、両端が長手方向軸心に沿って間隔を置き
    外面の外径が比較的大きなロールを正確に加工すると共
    にロールの真円度と同心度を正確に測定する方法。
  22. 【請求項22】 ロール外面を加工する工程は放電加工
    工程を適用している請求項21記載の方法。
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