JPH071676B2 - 陰極線管の封着治具 - Google Patents

陰極線管の封着治具

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JPH071676B2
JPH071676B2 JP63065996A JP6599688A JPH071676B2 JP H071676 B2 JPH071676 B2 JP H071676B2 JP 63065996 A JP63065996 A JP 63065996A JP 6599688 A JP6599688 A JP 6599688A JP H071676 B2 JPH071676 B2 JP H071676B2
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JP
Japan
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cathode ray
funnel
ray tube
panel
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JP63065996A
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隆 菊岡
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、陰極線管のパネルとファンネルとを封着す
るための封着治具に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にカラー陰極線管は第6図に示すように、パネル1
とファンネル2とがフリットガラス3により封着される
と共に、ファンネル2のネック部4内に電子銃5が封止
され、そして、パネル1のフェース内面に形成した螢光
面に色選択電極であるシャドウマスク(図示せず)を対
向配置したものである。ここで、螢光面、シャドウマス
クおよび電子銃5の各々の相対位置には極めて高い精度
が要求され、カラー陰極線管の動作特性を影響する大き
な要因となっている。すなわち、パネル1とファンネル
2を精度よく整合封着させることは、カラー陰極線管製
造上の最も重要な項目の1つであり、特にパネル1とフ
ァンネル2とには双方を精度よく整合させるために各々
3個所のパネルアライメント6およびファンネルアライ
メント7が基準点として設けられている。
第7図および第8図は陰極線管の封着を説明するための
正面図と平面図であって、20はパネル1とファンネル2
とを封着する治具本体で、11a〜11cは3個所のパネル,
ファンネルアライメントに対接するアライメント支持部
で、これら支持部11a〜11cにはパネルアライメント支持
調整部材13a〜13c、ファンネルアライメント支持調整部
材14a〜14cが配設されている。17はヨーク支持部、18は
ネック支持部である。また、上記両支持調整部材13a〜1
3cおよび14a〜14cはアライメント支持部材11a〜11cでそ
れぞれ一体化されているが、パネルとファンネルの整合
調整のための微動調整機構(図示せず)が設けられてい
る。
次に封着工程について説明する。フリットガラス3を塗
布したファナネル2を治具本体20にセットすると、3個
所のファンネルアライメント支持調整部材14a〜14c、ヨ
ーク支持部17、ネック支持部18でファンネル2が保持さ
れ、さらにパネル1をこのファンネル2上にセットする
と、3個所のパネルアライメント支持調整部材13a〜13c
でパネルが保持される。その後、これらを熱処理炉に投
入し、予め設定された封着条件(例えば440℃)でフリ
ットガラス3を結晶化させ、パネル1とファンネル2と
の整合封着が行なえる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の封着治具は以上のように構成されているので、パ
ネル,ファンネルアライメント支持部11a〜11c、ヨーク
支持部17およびネック支持部18は治具本体に固定されて
いる。したがって上記治具は陰極線管の各サイズに対応
する専用治具となっている。このため、カラー陰極線管
のサイズの多様化に伴ってそれぞれ専用の封着治具を用
意しなければならず、サイズの大型化傾向とも相俟って
多くの設備コストと広い保管スペースを必要としてい
た。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、サイズの異なる陰極線管を1つの治具で共用す
ることができ、かつ設備コストの低減および省スペース
化を図ることのできる陰極線管の封着治具を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る封着治具は、治具本体にパネルおよびフ
ァンネルのアライメント位置の異なる2つのアライメン
ト支持部を移動可能に備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、パネルおよびファンネルのアライ
メント位置に応じて治具本体に対してアライメント支持
部を差し変えすることによって共同することができる。
これによって1つの治具で異なったサイズの陰極線管の
封着が可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図および第2図はこの発明による陰極線管の封着治具の
使用状態の正面図と平面図を示し、12a〜12cはパネル1
とファンネル2とのアライメントに対接するアライメン
ト支持部であって、このアライメント支持部12の一方側
には第7図,第8図に示した従来例と同様にパネルアラ
イメント支持調整部材13a〜13cおよびファンネルアライ
メント支持調整部材14a〜14cを備え、他方側には180°
回転対向してパネルアライメント支持調整部材15a〜15c
およびファンネルアライメント支持調整部材16a〜16cが
備えてある。上記アライメント支持部12a〜12cは第3図
に示すように治具本体20に対してセット穴8を中心とし
て水平方向に回転移動可能で、セットボルト9で治具本
体20に支持されている。また、アライメント支持部12a
〜12cには治具本体20と接する面に切欠部10が形成され
ており、回転移動させた際にアライメント支持部が所定
位置で治具本体20と係合して固定できるようになってい
る。
次にこの発明による封着治具の使用例について説明す
る。第4図はサイズの異なる2つの陰極線管A,Bの平面
的なアライメント位置、ヨーク位置およびネック位置を
示し、一般にサイズが異なってもアライメント位置のみ
がその大きさに対応して変わり、ヨークおよびネック位
置は共通であることが多い。すなわち、第4図におい
て、AサイズとBサイズでの陰極線管ではヨークおよび
ネックの支持点は共通となりアライメント点のみ変わ
り、例えばアライメント点で考えると、サイズAのアラ
イメント点aAとサイズBのアライメント点aBの座標はそ
れぞれ(xA,yA),(xB,yB)となる。
第5図は同じくサイズA,Bの陰極線管の高さ方向の異な
る例の正面図で、この場合もヨーク,ネックの支持点は
共通となり、アライメント支持点の高さのみが変わるこ
とになる。例えばヨーク支持点を零としたとき、サイズ
A,Bの陰極線管のファンネルアライメント点の座標はそ
れぞれ (xA,zA),(xB,zB)となる。つまり、サイズ
AとBとではヨーク位置、ネック位置は平面方向、高さ
方向とも共通で、アライメント位置のみx,y,z座標とし
て異なる点が決まることになる。
すなわち、この発明による封着治具ではアライメント支
持部に2対のアライメント支持調整部材を備えているの
で、それぞれのアライメント支持調整部材を上記したA
サイズ,Bサイズに対応するアライメント座標点に予め設
定しておけば、アライメント支持部12a〜12cを180°回
転することにより、A,Bサイズの陰極線管を1つの治具
で共用できる。
なお、実施例ではアライメント支持部を2方向(180°
回転)の移動のものについて説明したが、その他3方向
(120°回転)、4方向(90°回転)についても可能で
ある。また、アライメント支持部は水平方向の回転移動
の他、垂直方向への回転移動とすることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、治具本体にアラ
イメント位置の異なる複数のアライメント支持部を回転
移動可能としたので、1つの治具で異なったサイズの陰
極線管のパネルとファンネルとの封着を行なうことがで
きる。また、1つの治具で共用できることは設備コスト
の低減化と省スペース化も図れる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の一実施例による陰極線
管の封着治具の使用状態の正面図と平面図、第3図はア
ライメント支持部の回転機構の断面図、第4図および第
5図は異なったサイズの陰極線管の平面図と正面図、第
6図は一般的なカラー陰極線管の斜視図、第7図および
第8図は従来の封着治具の使用状態の正面図と平面図で
ある。 1とパネル、2……ファンネル、4……ネック、8……
セット穴、9……セットボルト、12a〜12c……アライメ
ント支持部、13a〜13c,15a〜15c……パネルアライメン
ト支持調整部材、14a〜14c……,16a〜16c……ファンネ
ルアライメント支持調整部材、17……ヨーク支持部、18
……ネック支持部、20……治具本体。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管のパネルおよびファンネルに設け
    られたアラインメントを支持するアラインメント支持部
    と、陰極線管のヨーク部を支持するヨーク支持部と、ネ
    ック部を支持するネック支持部とを有する陰極線管の封
    着治具において、上記アラインメント支持部がパネルお
    よびファンネルのアラインメント位置に応じて回転移動
    可能に治具本体に支持されていることを特徴とする陰極
    線管の封着治具。
JP63065996A 1988-03-17 1988-03-17 陰極線管の封着治具 Expired - Lifetime JPH071676B2 (ja)

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JP63065996A JPH071676B2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 陰極線管の封着治具

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JP63065996A JPH071676B2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 陰極線管の封着治具

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Publication Number Publication Date
JPH01239730A JPH01239730A (ja) 1989-09-25
JPH071676B2 true JPH071676B2 (ja) 1995-01-11

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ID=13303129

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JP63065996A Expired - Lifetime JPH071676B2 (ja) 1988-03-17 1988-03-17 陰極線管の封着治具

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US7093732B1 (en) 1999-07-27 2006-08-22 Nippon Electric Glass Co., Ltd. CRT funnel with positioning reference portions

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5776047A (en) * 1980-10-30 1982-05-12 Sumitomo Naugatuck Co Ltd Thermoplastic resin composition

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58178263U (ja) * 1982-05-24 1983-11-29 株式会社東芝 ブラウン管用バルブ保持装置

Patent Citations (1)

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JPS5776047A (en) * 1980-10-30 1982-05-12 Sumitomo Naugatuck Co Ltd Thermoplastic resin composition

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JPH01239730A (ja) 1989-09-25

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