JPH0716285B2 - ケーブル延焼防止工用取付枠 - Google Patents

ケーブル延焼防止工用取付枠

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JPH0716285B2
JPH0716285B2 JP2070772A JP7077290A JPH0716285B2 JP H0716285 B2 JPH0716285 B2 JP H0716285B2 JP 2070772 A JP2070772 A JP 2070772A JP 7077290 A JP7077290 A JP 7077290A JP H0716285 B2 JPH0716285 B2 JP H0716285B2
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JP
Japan
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cable
sets
frame rods
outer frame
frame
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JP2070772A
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信孝 鈴木
茂 平松
宣彦 横井
寿夫 寺野
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Chubu Electric Power Co Inc
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Chubu Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はケーブル延焼防止工用取付枠の改良に関し、
さらに詳しくは壁または床などの貫通開口部に対応して
格子枠外形大きさがまたケーブルに対応してケーブル区
画用の格子目の外形大きさが各構成部材の選択的使用に
よって夫々適宜可変枠組構成できるようにしたケーブル
延焼防止工用取付枠に関するものである。
(従来の技術) 建築の安全性に対する要求は近年ますます高まり、各種
の防火工法には著しい技術発展が遂げられている。とり
わけ防火区画の壁や床を貫通するケーブル,ダクト部分
を熱や炎から守り、延焼を防止するケーブル延焼防止工
法は、例えば特開昭62−135214号公報のラップ工法など
のように信頼性が高く、施工も容易な安全性の高いもの
が要求されている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来、ケーブル引込口のケーブル延焼防止工法には、
壁や床などの貫通開口部に充填介入する不燃ゴムでなる
インサートブロックを貫通してケーブルを通すMCT工
法,同貫通開口部に延焼防止シートを張設し、これを
貫通させてケーブルを通す工法,同貫通開口部に防耐
火充てん材(ロックウール)を充てんすると共にケイカ
ル板を張設してケーブルを通す工法がある。
しかしながらの工法では施工時にケーブル径に適合し
たインサートブロックを使用しなくてはならず、しかも
インサートブロックによりブロックされているため、通
信ケーブルのような小径のものは壁貫通部の占有率が低
下するなどの問題、の工法ではケーブル張替時に延焼
防止シートを全部取替える必要があり、新設時と同じ工
事費がかかる問題、の工法ではケーブル撤去時にケイ
カル板の取替えが必要であると共に防耐火充てん材にロ
ックウールを使用しているため作業者に健康上好ましく
ないなどの問題があった。
またいずれの工法も従来のものは既設のケーブル配線に
おいてその一部を張替や修理などを行なうのに、施工が
必要以外のケーブルにまで及ぶもので、既設装置の特に
再施工の場合における作業効率の劣化,コストの嵩みは
大である。
(問題点を解決するための手段) この発明は上述の問題点を解決するためになされたもの
であって次のように構成してある。
即ちこの発明のケーブル延焼防止工用取付枠は、少なく
とも下フランジに壁または床面取付ボルト用の通孔を有
する形材で構成されてそのウエブに両端部のビス通孔
及び長手方向間隔を置いた複数組のカレーナットが夫々
設けられた長さの異なる複数組の上下横外枠杆と、該横
外枠杆と同構成で両者いずれかの下端縁内側に取付鍔を
有する長さの異なる複数組の左右縦外枠杆と、両端折曲
フランジにビス通孔を設けると共に下端縁にカレーナッ
トを有する取付鍔が設けられた長さの異なる複数組の仕
切枠杆と、両端フランジにビス通孔を有する長さの異な
る複数組の結合枠杆と、夫々適宜位置にカレーナットが
設けられた平継手板及びアングルの隅角継手板の各構成
部材とからなり、各構成部材の選択的使用によって格子
状枠及びケーブル区画用の格子目の外形及び大きさが夫
々可変枠組構成できるようにしたことを特徴とするもの
である。
次にこの発明を以下実施例について図面を参照しながら
詳説する。
〔実施例〕
先ず図面第1〜3図において、1は、上フランジ8に適
宜間隔で複数のカレーナット12が、下フランジ9に同複
数の壁または床面取付けボルト27の通孔10を有する金属
形材で構成されてそのウエブ7に両端部のビス通孔1
1,11及び長手方向間隔を置いた複数組のカレーナット12
が夫々設けられた3組の上下横外枠杆である。そして第
2図の横外枠杆1では、そのウエブ7下端縁にカレーナ
ット12を有する4枚の内側向きの取付鍔13が夫々設けら
れている。
なお第1図の横外枠杆1は第2,3図の横外枠杆1と長さ
が異ならしめてある。次に図面第4,5図において、2
は、上フランジ15に複数のカレーナット12を下フランジ
16に複数の通孔10を有する形材で構成されてそのウエ
ブ14に両端部のビス通孔11,11を夫々設けた長さの異な
る2組の左右縦外枠杆である。なお第4図の縦外枠杆2
にはそのウエブ14の下端縁外側にカレーナット12を有す
る外向きの3枚の取付鍔17が夫々設けられている。また
第6図において3は、両端折曲フランジ19にビス通孔1
1,11を設けると共にウエブ18下端縁にカレーナット12を
有する6枚の取付鍔20,21が設けられた長さの異なる複
数組の仕切枠杆である。さらに第7図における4は、両
端フランジ23にビス通孔11,11を夫々有する長さの異な
る複数組の結合枠杆で、そのウエブ22には長さ方向に適
宜間隔を置いて複数組のビス通孔11,11が夫々設けられ
ている。また5は、第5図に示すよう四隅部にカレーナ
ット12を夫々設けた平継手板、6は、第6図に示すよう
に4個のカレーナット12を適宜設けたアングルの隅角継
手板である。
そこでこの発明では、先ず第10図においては上下横外枠
杆1,1及び左右縦外枠杆2,2を方形に枠組して4隅部を隅
角継手板6を当てて、ビス24で螺締固定すると共に両側
フランジ19を上下横外枠杆1の両ウエブ7内面に夫々ビ
ス止めして仕切枠杆3を取付けて第10図に示すような枠
組格子枠の取付枠Aを構成する。
また第11図においては、夫々2本の縦外枠杆2を平継手
板5によって夫々連結して左右の縦外枠杆2,2を形成
し、該左右縦外枠杆2,2及び上下横外枠杆1,1を方形に枠
組して4隅部を夫々隅角継手板6を介在してビス24で螺
締固定すると共に図示のように1本の結合枠杆4及び2
本の仕切枠杆3を夫々取付けて第11図に示すような枠組
格子枠の取付枠Aを構成するものである。
叙上のようにこの発明では、長さのことなる複数組の上
下横外枠杆1,1、同左右縦外枠杆2,2、同仕切枠杆3、同
結合枠杆4及び平継手板5,隅角継手板6の各構成部材の
選択的使用によって格子状枠及びケーブル区画用の格子
目の外形及び大きさが夫々多数可変枠組構成できるよう
にして成るものである。
従って第12図の使用状態図に示すようにこの発明の取付
枠Aは壁25の貫通開口部26に対応して枠外形が、またケ
ーブル29太さに対応してケーブル区画用の格子目大きさ
が夫々構成され、この取付枠Aは第12図に示すように壁
25の外面にアンカーボルト27によって取付固定される。
そしてこの取付枠Aの各格子目ブロックに夫々区分けの
ケーブル29が夫々挿通され、取付枠Aの各格子目ブロッ
ク内底面に夫々防耐火仕切板28が各取付鍔17にビス24止
めされて設けられると共に該取付枠Aの外面にも防耐火
仕切板28がビス24止め張設されるものである。なお30は
ケーブル29に被覆されたケーブルラップ用の防耐火マッ
トであり、つまりこの発明は前記(特開昭62−135214
号)のラップ工法と組合せ使用される解体可能なケーブ
ル延焼防止工用取付枠である。
(発明の効果) この発明のケーブル延焼防止工用取付枠は上述のように
組立解体可能であると共に複数に仕切られた格子状枠で
あるから、各格子目ブロックごとにケーブル配線を区分
け配線しておけばケーブルの整線が容易に行えると共に
ケーブルの張替,修理,増設,撤去作業などが効率的に
行えコスト的にも有利である。
そして特にこの発明の取付枠は、各構成部材の選択的使
用によって格子状枠及びケーブル区画用の格子目の外形
及び大きさが夫々可変枠組構成できるようにしてあるか
ら、新設,既設の場合に関係なく、壁または床などの貫
通開口部の大きさに対応して枠外形を、またケーブル径
に対応してケーブル区画用の格子目大きさを夫々マルチ
プルに可変選択でき、新設,既設物の取替え再施工、ケ
ーブルの張替工事などにきわめて優れた作業の効率化が
はかれ、かつコストの削減にも著しく寄与できる卓抜し
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明ケーブル延焼防止工用取付枠の実施例を
示すものであって、第1図(イ)は横外枠杆の平面図、
同図(ロ)は同正面図、同図(ハ)は同右側面図、第2
図(イ)は別の横外枠杆の平面図、同図(ロ)は同正面
図、同図(ハ)は同右側面図、第3図(イ)はさらに別
の横外枠杆の平面図、同図(ロ)は同正面図、同図
(ハ)は同右側面図、第4図(イ)は縦外枠杆の平面
図、同図(ロ)は同正面図、同図(ハ)は同右側面図、
第5図(イ)は別の縦外枠杆の平面図、同図(ロ)は同
正面図、同図(ハ)は同右側面図、第6図(イ)は仕切
枠杆の平面図、同図(ロ)は同正面図、同図(ハ)は同
右側面図、第7図(イ)は結合枠杆の平面図、同図
(ロ)は同正面図、同図(ハ)は同右側面図、第8図は
平継手板の正面図、第9図(イ)は隅角継手板の正面
図、同図(ロ)は同右側面図、第10図及び第11図は取付
枠の斜視図、第12図は使用状態を示す縦断説明図であ
る。 1……横外枠杆、2……縦外枠杆、3……仕切枠杆、4
……結合枠杆、5……平継手板、6……隅角継手板、7
……ウエブ、8……上フランジ、9……下フランジ、10
……通孔、11……ビス通孔、12……カレーナット、13…
…取付鍔、14……ウエブ、15……上フランジ、16……下
フランジ、17……取付鍔、18……ウエブ、19……折曲フ
ランジ、20,21……取付鍔、22……ウエブ、23……フラ
ンジ、24……ビス、25……壁、26……貫通開口部、27…
…ボルト、28……防耐火仕切板、29……ケーブル、30…
…防耐火マット、A……取付枠、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横井 宣彦 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内 (72)発明者 寺野 寿夫 愛知県名古屋市中村区二ッ橋町4丁目14番 地 伸興通産株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも下フランジに壁または床面取付
    ボルト用の通孔を有する形材で構成されてそのウエブ
    に両端部のビス通孔及び長手方向間隔を置いた複数組の
    カレーナットが夫々設けられた長さの異なる複数組の上
    下横外枠杆と、該横外枠杆と同構成で両者いずれかの下
    端縁内側に取付鍔を有する長さの異なる複数組の左右縦
    外枠杆と、両端折曲フランジにビス通孔を設けると共に
    下端縁にカレーナットを有する取付鍔が設けられた長さ
    の異なる複数組の仕切枠杆と、両端フランジにビス通孔
    を有する長さの異なる複数組の結合枠杆と、夫々適宜位
    置にカレーナットが設けられた平継手板及びアングルの
    隅角継手板の各構成部材とからなり、各構成部材の選択
    的使用によって格子状枠及びケーブル区画用の格子目の
    外形及び大きさが夫々可変枠組構成できるようにしたこ
    とを特徴とするケーブル延焼防止工用取付枠。
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