JPH07161135A - 光ディスク記録媒体及びそれを用いた光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録媒体及びそれを用いた光ディスク記録再生装置

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JPH07161135A
JPH07161135A JP30445693A JP30445693A JPH07161135A JP H07161135 A JPH07161135 A JP H07161135A JP 30445693 A JP30445693 A JP 30445693A JP 30445693 A JP30445693 A JP 30445693A JP H07161135 A JPH07161135 A JP H07161135A
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Yasuo Nakada
泰男 中田
Tomoyuki Miyake
知之 三宅
Nobuo Ogata
伸夫 緒方
Toshiharu Inui
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 記録再生トラックに沿って、トラック制御を
行うための各ウォブルドピットPa ・Pb を有するサー
ボ領域SA とデータ領域とが順次交互に配して形成され
る。記録再生トラックは2本の同心スパイラルに形成さ
れ、互いに隣接する各第1スパイラル11及び第2スパ
イラル12の各サーボ領域SA 13・16が、第1スパ
イラル11及び第2スパイラル12に対して直角方向の
一直線上とは異なる位置に並び配して形成されている。 【効果】 トラックピッチを狭くしても各サーボ領域S
A 13・16におけるウォブルドピットPa 19・Pb
20及びウォブルドピットPa 22・Pb 23の隣接ト
ラック間のクロストークが発生しないために、正確なト
ラッキングサーボを実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録再生トラックに沿
って、トラック制御を行うための制御用ピットを有する
トラック制御情報領域とデータ領域とを順次交互に配し
て形成された光ディスク記録媒体及びそれを用いた光デ
ィスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図10に示すように、光ディ
スク81の各トラック82…上に、トラッキングの制御
情報領域としてのサーボ領域SA 83…が順次離散的に
予め形成されると共に、これらサーボ領域SA 83…の
間にデータ領域DA 84…がそれぞれ形成され、これら
サーボ領域SA 83とデータ領域DA 84とによってセ
グメントSG85が構成されたものが知られている。
【0003】上記サーボ領域SA 83には、トラッキン
グ制御のためのウォブルドピットPa 86、及びウォブ
ルドピットPb 87がトラック82に沿って両側にそれ
ぞれ形成されると共に、トラック82上にクロックピッ
トPc 88が予め形成されている。
【0004】この種の光ディスク81では、離散的なサ
ーボ領域83…に存在するウォブルドピットPa 86か
らの戻り光量とウォブルドピットPb 87からの戻り光
量との差によって生成されるトラッキングサーボ誤差信
号によりトラッキングサーボが行われる。また、この光
ディスク81では、サーボ領域SA 83…に存在するク
ロックピットPc 88に基づいてディスク回転制御PP
Lのクロッキングを実行して、情報の記録あるいは再生
が行われるようになっており、これによって、サンプル
サーボフォーマットの形態を有するものとなっている。
【0005】一般的にこうしたサンプルサーボフォーマ
ットの光ディスク81では、サーボ領域SA 83…は、
隣接するトラック82…間で同じ横並び位置となるよう
に、光ディスク81の回転中心から放射状に形成される
ため、光ディスク81は回転角速度を一定に回転制御
(CAV制御)されることになる。
【0006】具体的には、図11(a)及び図12に示
すように、図示しない光ピックアップから照射される光
ビーム90がトラック82上を通過していくと、光ビー
ム90の反射光は光検出器PD91にて光電流に変換さ
れ、さらにI/V変換回路92にて電圧に変換される。
次いで、光ビーム90がウォブルドピットPa 86を通
過するとき、コントローラ93からサンプリングクロッ
クCa 94がサンプルホールド回路SHa 95に供給さ
れ、光検出器PD91からの出力がホールドされて差動
増幅器96に導かれる。一方、光ビーム90がウォブル
ドピットPb 87を通過するときは、コントローラ93
からサンプリングクロックCb 97がサンプルホールド
回路SHb 98に供給され、光検出器PD91からの出
力がホールドされて差動増幅器96に印加される。この
時点でサンプルホールド回路SHa 95とサンプルホー
ルド回路SHb 98とのホールド値の差が差動増幅器9
6にて処理され、トラッキングサーボ誤差信号TESが
求められる。
【0007】つまり、光ビーム90がウォブルドピット
Pa 86及びウォブルドピットPb87に位置するとき
の光検出器PD91の出力が等しくなるときに、光ビー
ム90はジャストトラッキング状態となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のサンプルサーボフォーマットの光ディスク81で
は、記録容量を増加させるために各トラック82…間の
ピッチを狭くすると、正確なトラッキングサーボが実現
困難になるという問題点を有している。
【0009】すなわち、図10に示すように、サンプル
サーボフォーマットでは各トラック82…におけるそれ
ぞれのサーボ領域SA 83…がトラック82…に対して
直角方向の同一線上に、横並びに位置して形成されるこ
とになるため、サーボ領域SA 83内のウォブルドピッ
トPa 86及びウォブルドピットPb 87における隣接
トラック82間の干渉、つまりクロストーク(Cross Tal
k)が発生する。そして、このクロストークにより、ウォ
ブルドピットPa 86及びウォブルドピットPb 87で
検出されるトラッキングサーボ誤差信号TESの感度の
低下が起こり、正確なトラッキングが実行不可能になる
という問題点を有している。
【0010】詳述すると、図11(a)に示すように、
クロストークの影響が小さい通常のトラックピッチの場
合においては、光ビーム90が記録再生トラック82上
のジャストトラックの状態である軌跡Sをトレースする
時の光検出器PD91の出力は、光ビーム90がジャス
トトラックの状態から僅かにずれた状態(同図(a)に
おいて軌跡T・Uで示される)で記録再生トラック82
をトレースするときのウォブルドピットPa 86及びウ
ォブルドピットPb 87からの戻り光量との差が大きく
なる。そして、このことは、ずれに対するトラッキング
サーボ誤差信号TESの感度が高いことを意味する。
【0011】一方、狭いトラックピッチでは、図11
(b)に示すように、ウォブルドピットPa 86及びウ
ォブルドピットPb 87からの戻り光量の差が小さくな
る。このことは、狭いトラックピッチでは、ずれに対す
るトラッキングサーボ誤差信号TESの感度が低いこと
を意味する。
【0012】このような感度の低下は、トラッキングサ
ーボ誤差信号TES自体のS/Nの悪化を招き、正確な
トラッキングサーボの実現を困難なものとする。
【0013】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、記録再生トラックのトラ
ックピッチを狭くしても正確なトラッキングサーボを実
現し得る光ディスク記録媒体及びそれを用いた光ディス
ク記録再生装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の光
ディスク記録媒体は、上記課題を解決するために、記録
再生トラックに沿って、トラック制御を行うための複数
の制御用ピットを有するトラック制御情報領域とデータ
領域とを順次交互に配して形成された光ディスク記録媒
体において、上記記録再生トラックは複数本の同心螺旋
状に形成され、互いに隣接する各記録再生トラックの各
トラック制御情報領域が、記録再生トラックに対して直
角方向の一直線上とは異なる位置に並び配して形成され
ていることを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明の光ディスク記録媒体
は、上記課題を解決するために、記録再生トラックに沿
って、トラック制御を行うための複数の制御用ピットを
有するトラック制御情報領域とデータ領域とを順次交互
に配して形成された光ディスク記録媒体において、上記
記録再生トラックは複数本の同心螺旋状に形成される一
方、上記複数の制御用ピットには、これら複数本の記録
再生トラックを識別するための情報が含まれていること
を特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明の光ディスク記録再生
装置は、上記課題を解決するために、上記請求項1又は
2記載の光ディスク記録媒体における制御用ピットの情
報に基づき記録再生トラックを選択し、情報を記録又は
再生する選択記録再生手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0017】
【作用】請求項1の構成によれば、トラックピッチを狭
くしたときに、従来であれば、互いに隣接する各記録再
生トラックの各トラック制御情報領域同士が近接してク
ロストークが発生するおそれがあったが、本発明では記
録再生トラックは複数本の同心螺旋状に形成され、互い
に隣接する各記録再生トラックの各トラック制御情報領
域が、記録再生トラックに対して直角方向の一直線上と
は異なる位置に並び配して形成されているので、隣接す
る記録再生トラック同士では、各トラック制御情報領域
が同一線上の横並びにならない。
【0018】したがって、記録再生トラックのトラック
ピッチを狭くしても各トラック制御情報領域における制
御ピットの隣接記録再生トラック間のクロストークが発
生しないために、正確なトラッキングサーボを実現する
ことができる。
【0019】また、請求項2の構成によれば、上記記録
再生トラックは複数本の同心螺旋状に形成される一方、
上記複数の制御用ピットには、これら複数本の記録再生
トラックを識別するための情報が含まれている。
【0020】したがって、記録再生トラックが複数本で
あっても、複数の制御用ピットに基づいて各記録再生ト
ラックを識別することができる。
【0021】また、請求項3の構成によれば、選択記録
再生手段が光ディスク記録媒体における複数の制御用ピ
ットの情報に基づき記録再生トラックを選択して情報を
記録又は再生する。これにより、上記請求項1又は2記
載の光ディスク記録媒体を用いて、情報を高密度に記録
再生することができる。
【0022】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図6
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0023】本実施例の光ディスク記録再生装置で使用
される光ピックアップは、図2に示すように、半導体レ
ーザ6、コリメータレンズ5、偏光ビームスプリッター
4、直角プリズム3、対物レンズ2、集光レンズ7、及
び光検出器8から構成されている。そして、半導体レー
ザ6から放射されたレーザ光が、コリメータレンズ5で
平行光束となり、偏光ビームスプリッター4を通って直
角プリズム3にて直角に曲げられ、対物レンズ2にて光
ディスク記録媒体としての光ディスク1に光ビーム29
として集光される。光ディスク1からの戻り光は、対物
レンズ2及び直角プリズム3を通して偏光ビームスプリ
ッター4に導かれ、集光レンズ7にて集光されて光検出
器8に入射する。
【0024】上記の光検出器8は、図3に示すように、
上記光ディスク1の記録再生トラック方向に対して2分
割された第1フォトダイオード(PD1)9及び第2フ
ォトダイオード(PD2)10により構成されている。
【0025】一方、光ディスク1は、図4に示すよう
に、記録再生トラックが二重の螺旋状としてのスパイラ
ル構造に形成されており、それぞれ第1スパイラル記録
再生トラック(以下、単に「第1スパイラル」と称す
る)11及び第2スパイラル記録再生トラック(以下、
単に「第2スパイラル」と称する)12となっている。
【0026】そして、図1に示すように、第1スパイラ
ル11にはトラック制御情報領域としてのサーボ領域S
A 13とデータ領域DA 14とから構成されるセグメン
トSG15が形成される。また、第2スパイラル12に
は同様にトラック制御情報領域としてのサーボ領域SA
16とデータ領域DA 17とから構成されるセグメント
SG18がそれぞれ形成されている。このように各第1
スパイラル11及び第2スパイラル12には、サーボ領
域SA 13とデータ領域DA 14とがそれぞれ順次交互
に配されている。
【0027】上記の各サーボ領域SA 13・16…の位
置は、各第1スパイラル11及び第2スパイラル12毎
にトラック進行方向の前後にずらして配置されている。
すなわち、第1スパイラル11の記録再生トラックA
1、A2、A3…におけるサーボ領域SA 13…は、第
1スパイラル11上ではトラックと直角方向における一
直線上の位置に形成されているが(但し、厳密には光デ
ィスク1の半径方向に形成されている)、隣接する第2
スパイラル12の記録再生トラックB1、B2、B3…
におけるサーボ領域SA 16とは、同一直線上の位置と
ならないようにトラック進行方向の前後にずらして形成
されている。
【0028】これにより、トラックピッチ、つまり第1
スパイラル11と第2スパイラル12との間隔を狭くし
ても、同一直線上に位置する各サーボ領域SA 13…間
及び各サーボ領域SA 16…間の距離はトラックピッチ
の倍となり、第1スパイラル11と第2スパイラル12
とにおける記録再生トラックのサーボ領域SA 13・1
6間での干渉、つまりクロストーク(Cross Talk)の発生
を防止することができる。
【0029】また、第1スパイラル11におけるサーボ
領域SA 13内には、トラッキング制御のための制御ピ
ットとしてのウォブルドピットPa 19及びウォブルド
ピットPb 20が第1スパイラル11の両側に沿ってそ
れぞれ形成されると共に、第1スパイラル11上にクロ
ックピットPc 21がそれぞれトラック進行方向(同図
において矢印A方向)に順に形成されている。同様に、
第2スパイラル12におけるサーボ領域SA 16内に
は、制御ピットとしてのウォブルドピットPa 22及び
ウォブルドピットPb 23が第2スパイラル12の両側
に沿ってそれぞれ形成されると共に、第2スパイラル1
2上にクロックピットPc 24がそれぞれトラック進行
方向に順に形成されている。
【0030】また、上記の第1スパイラル11における
ウォブルドピットPa 19及びウォブルドピットPb 2
0に注目すると、ウォブルドピットPa 19が第1スパ
イラル11に対して光ディスク1の外周側に形成され、
ウォブルドピットPb 20が第1スパイラル11に対し
て光ディスク1の内周側に形成されている。
【0031】一方、上記の第2スパイラル12における
サーボ領域SA 16内のウォブルドピットPa 22及び
ウォブルドピットPb 23に注目すると、ウォブルドピ
ットPa 22が第2スパイラル12に対して光ディスク
1の内周側に形成されると共に、ウォブルドピットPb
23が第2スパイラル12に対して光ディスク1の外周
側に形成されている。
【0032】すなわち、ウォブルドピットPa 19・2
2及びウォブルドピットPb 20・23がそれぞれ第1
スパイラル11及び第2スパイラル12の外周側に配置
されているか内周側に配置されているかによって、第1
スパイラル11であるか第2スパイラル12であるかの
識別が可能になっている。
【0033】ここで、上記第1スパイラル11であるか
第2スパイラル12であるかの識別を行うための光ディ
スク記録再生装置の具体的構造及びその識別方法を以下
に示す。
【0034】図5に示すように、本実施例の光ディスク
記録再生装置30は、前記光検出器8の第1フォトダイ
オード(PD1)9がI/V変換回路31を介して加算
器33に接続される一方、第2フォトダイオード(PD
2)10がI/V変換回路32を介して上記加算器33
に接続される。加算器33の出力側には、サンプルホー
ルド回路SHa 34及びサンプルホールド回路SHb 3
5が設けられる。これらサンプルホールド回路SHa 3
4及びサンプルホールド回路SHb 35は、差動増幅器
36・37を介してアナログスイッチ38にそれぞれ接
続されている。
【0035】また、上記I/V変換回路31・32の出
力側はコンパレータ39にも接続され、コンパレータ3
9はD型フリップフロップ40を介して上記アナログス
イッチ38及び選択記録再生手段としてのコントローラ
41に接続されている。
【0036】また、コントローラ41は、D型フリップ
フロップ40のCK端子40a及びサンプルホールド回
路SHb 35に接続される一方、サンプルホールド回路
SHa 34にも接続されている。
【0037】上記の構成を有する光ディスク記録再生装
置30においては、第1フォトダイオード9及び第2フ
ォトダイオード10からの光電流は、それぞれI/V変
換回路31・32にて電圧に変換され加算器33に送ら
れる。そして、加算器33で得られる信号から下記の処
理を行いトラッキング誤差信号TESを生成する。
【0038】すなわち、前記光ビーム29が前記ウォブ
ルドピットPa 19・22を通過するとき、コントロー
ラ41からサンプリングクロックCa がサンプルホール
ド回路SHa 34に印加され加算器33の出力をサンプ
ルホールドする。このホールド値は次段の差動増幅器3
6・37に導かれる。さらに、光ビーム29がウォブル
ドピットPb 20・23を通過するとき、コントローラ
41はサンプリングクロックCb をサンプルホールド回
路SHb 35に印加し加算器33の出力をサンプルホー
ルドする。このホールド値は同じく次段の差動増幅器3
6・37に導かれる。これら差動増幅器36・37で
は、極性の異なるトラッキングサーボ誤差信号TESが
生成され、このトラッキングサーボ誤差信号TESはア
ナログスイッチ38に送られる。
【0039】また、I/V変換回路31・32の出力
は、コンパレータ39にも導かれ、第1フォトダイオー
ド9と第2フォトダイオード10との光電圧の比較が行
われる。コンパレータ39の出力S1 は、D型フリップ
フロップ40のD端子40bに印加される。D型フリッ
プフロップ40では、コントローラ41からのサンプリ
ングクロックCb により信号S1をラッチしQ端子40
cから信号S2として出力する。この信号S2はアナロ
グスイッチ38の切り換え信号として使用され、またコ
ントローラ41にも入力される。この信号S2が、第1
スパイラル11か第2スパイラル12かの識別信号とな
る。
【0040】ここで、光ビーム29と、ウォブルドピッ
トPa 19・22及びウォブルドピットPb 20・23
との位置関係により、各ウォブルドピットPa 19・2
2及びウォブルドピットPb 20・23の回折現象によ
る第1フォトダイオード9及び第2フォトダイオード1
0上への戻り光量が変化してくる。つまり、図6(a)
に示すように、第2スパイラル12の記録再生では、ウ
ォブルドピットPa 22が光ビーム29の中心に対して
内周側にずれた位置に存在しているため、第1フォトダ
イオード(PD1)9上の戻り光量に対する影響が第2
フォトダイオード(PD2)10上のものと比較して大
きく、その結果ウォブルドピットPa 22により出力が
大きく減少する。また、ウォブルドピットPb 23は光
ビーム29の中心に対して外周側にずれた位置に存在し
ているため、今度は逆に第2フォトダイオード(PD
2)10上の戻り光量に対する影響が第1フォトダイオ
ード(PD1)9上のものと比較して大きくなり、その
結果、ウォブルドピットPb23により出力が大きく減
少する。
【0041】したがって、第2スパイラル12では、時
系列的に第1フォトダイオード(PD1)9の出力の方
が先ず大きく減少し、その次に、第2フォトダイオード
(PD2)10の出力のほうが大きく減少することにな
る。
【0042】一方、第1スパイラル11の記録再生で
は、図6(b)に示すように、ウォブルドピットPa 1
9が外周側に、ウォブルドピットPb 20が内周側にそ
れぞれずれているため状況は反対になる。つまり、時系
列的に第2フォトダイオード(PD2)10の出力の方
が先ず大きく減少し、その次に第1フォトダイオード
(PD1)9の出力のほうが大きく減少することにな
る。したがって、この違いを認識することで第1スパイ
ラル11か第2スパイラル12かを識別することができ
る。
【0043】具体的には、図5及び図6(a)(b)に
示すように、コントローラ41からのサンプリングクロ
ックCb により上記光ビーム29がウォブルドピットP
b 20・23を通過するタイミングで第1フォトダイオ
ード(PD1)9と第2フォトダイオード(PD2)1
0との出力の比較結果である信号S1をラッチすること
で識別信号S2を生成している。なお、図6(a)
(b)に示す信号S1における斜線部分は不定領域を示
している。
【0044】上述のように、第1スパイラル11と第2
スパイラル12とでは各ウォブルドピットPa 19・2
2及びウォブルドピットPb 20・23の位置関係が反
対となっているために、サンプリングで得られるトラッ
キングサーボ誤差信号TESの極性も反対となる。この
ため、差動増幅器36・37を2個使用してトラッキン
グサーボ誤差信号TESを生成し、アナログスイッチ2
3にて切り替えて、図示しない次段のサーボ回路に供給
している。
【0045】このように、本実施例の光ディスク1は、
トラックピッチを狭くしたときに、従来であれば、互い
に隣接する各第1スパイラル11及び第2スパイラル1
2の各サーボ領域SA …同士が近接してクロストークが
発生するおそれがあったが、本実施例では記録再生トラ
ックは2本の同心スパイラルに形成され、互いに立設す
る第1スパイラル11及び第2スパイラル12の各サー
ボ領域SA 13・16が、第1スパイラル11及び第2
スパイラル12に対して直角方向の一直線上とは異なる
位置に並び配して形成されているので、隣接する第1ス
パイラル11及び第2スパイラル12同士では、各サー
ボ領域SA 13・16が同一線上の横並びにならない。
【0046】したがって、記録再生トラックのトラック
ピッチを狭くしても各サーボ領域SA 13・16におけ
るウォブルドピットPa 19・22及びウォブルドピッ
トPb 20・23の隣接第1スパイラル11と第2スパ
イラル12との間のクロストークが発生しないために、
正確なトラッキングサーボを実現することができる。
【0047】また、本実施例の光ディスク1におけるサ
ーボ領域SA 13・16の各2個のウォブルドピットP
a 19・22及びウォブルドピットPb 20・23に
は、第1スパイラル11及び第2スパイラル12を識別
するための情報が含まれている。
【0048】したがって、記録再生トラックが2本であ
っても、各2個のウォブルドピットPa 19・22及び
ウォブルドピットPb 20・23に基づいて各第1スパ
イラル11及び第2スパイラル12を識別することがで
きる。
【0049】また、本実施例の光ディスク記録再生装置
30では、コントローラ41が、各第1スパイラル11
及び第2スパイラル12における2個のウォブルドピッ
トPa 19・22及びウォブルドピットPb 20・23
の配置情報に基づき記録再生トラックを選択して情報を
記録又は再生する。これにより、光ディスク記録再生装
置30は、上記光ディスク1を用いて、情報を高密度に
記録再生することができる。
【0050】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図7な
いし図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。な
お、説明の便宜上、前記の実施例1の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0051】本実施例の光ディスク51は、図7に示す
ように、記録再生トラックが4本のスパイラル形状に形
成されており、それぞれ、第1スパイラル11、第2ス
パイラル12、第3スパイラル52、及び第4スパイラ
ル53となっている。
【0052】また、各スパイラル11・12・52・5
3上のサーボ領域SA 13・16・54・55には、各
スパイラル11・12・52・53を識別するためのウ
ォブルドピットPd 56・57・58・59がそれぞれ
追加された構造となっている。そして、隣接する各スパ
イラル11・12・52・53における各サーボ領域S
A 13・16・54・55の配列は、トラック進行方向
(矢印A方向)に対して、階段状の段違いになってい
る。
【0053】上記の光ディスク51を記録再生する光デ
ィスク記録再生装置60では、図8に示すように、上記
実施例1と同様に、第1フォトダイオード9、第2フォ
トダイオード10、I/V変換回路31・32、加算器
33、サンプルホールド回路SHa 34、サンプルホー
ルド回路SHb 35、差動増幅器36・37により極性
の異なる2種類のトラッキングサーボ誤差信号TESを
作成し、アナログスイッチ38に送っている。
【0054】また、各スパイラル11・12・52・5
3の識別のために、上記の各手段の他、コンパレータ3
9の出力側に、D型フリップフロップ61・62、2ビ
ットデコーダ63、AND回路64、D型フリップフロ
ップ65、及びコントローラ66等を備えている。
【0055】上記の回路構成にて各スパイラル11・1
2・52・53の識別する際には、上記実施例1と同様
に、第1フォトダイオード9の出力と第2フォトダイオ
ード10の出力とをコンパレータ39にて比較し、その
出力信号S1を利用することにより行っている。すなわ
ち、図8及び図9(a)(b)(c)(d)に示すよう
に、信号S1をD型フリップフロップ61・62にてラ
ッチして信号S3・S4を生成している。また、コント
ローラ66からのラッチクロックCc により、光ビーム
29がウォブルドピットPd56・57・58・59を
通過するタイミングで信号S1をD型フリップフロップ
62にてラッチして信号S4とし、この信号S4が2ビ
ットデコーダ63のB端子入力に送られる。さらに、コ
ントローラ66からのサンプリングクロックCa によ
り、光ビーム29がウォブルドピットPa 19・22・
67・68を通過するタインミングにて信号S1をD型
フリップフロップ61にてラッチして信号S3とし、こ
の信号S3が2ビットデコーダ63のA端子入力に送ら
れる。
【0056】また、2ビットデコーダ63によりA・B
端子の入力状態に対応して4個の状態信号が出力端子Q
0 ・Q1 ・Q2 ・Q3 から出力され、コントローラ66
に入力される。
【0057】また出力端子Q1 ・Q3 の信号はAND回
路64に送られ論理的ANDが実施されて、D型フリッ
プフロップ65に入力される。コントローラ66からの
サンプリングクロックCb により、光ビーム29がウォ
ブルドピットPb 20・23・69・70を通過するタ
イミングでラッチして信号S2とし、この信号S2がト
ラッキングサーボ誤差信号TESの切り替え信号として
アナログスイッチ38に送られる。これらの各信号は、
図9(a)(b)(c)(d)に示すように、基本的に
はウォブルドピットPa 19・22・67・68とウォ
ブルドピットPd 56・57・58・59とのずれ方向
の組み合わせにより、4つの各スパイラル11・12・
52・53を識別することになる。これらの信号関係を
表1に示す。
【0058】このように、記録再生トラックの数が増加
してもウォブルドピットを増加することにより、各記録
再生トラックの識別が可能である。
【0059】
【表1】
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明の光ディスク記録媒体
は、以上のように、記録再生トラックは複数本の同心螺
旋状に形成され、互いに隣接する各記録再生トラックの
各トラック制御情報領域が、記録再生トラックに対して
直角方向の一直線上とは異なる位置に並び配して形成さ
れている構成である。
【0061】これにより、トラックピッチを狭くしたと
きに、従来であれば、互いに隣接する各記録再生トラッ
クの各トラック制御情報領域同士が近接してクロストー
クが発生するおそれがあったが、本発明では、隣接する
記録再生トラック同士では、各トラック制御情報領域が
同一線上の横並びにならない。
【0062】したがって、記録再生トラックのトラック
ピッチを狭くしても各トラック制御情報領域における制
御ピットの隣接記録再生トラック間のクロストークが発
生しないために、正確なトラッキングサーボを実現する
ことができるという効果を奏する。
【0063】請求項2の発明の光ディスク記録媒体は、
以上のように、記録再生トラックは複数本の同心螺旋状
に形成される一方、上記複数の制御用ピットには、これ
ら複数本の記録再生トラックを識別するための情報が含
まれている構成である。
【0064】これにより、記録再生トラックが複数本で
あっても、複数の制御用ピットに基づいて各記録再生ト
ラックを識別することができるという効果を奏する。
【0065】請求項3の発明の光ディスク記録再生装置
は、以上のように、上記請求項1又は2記載の光ディス
ク記録媒体における制御用ピットの情報に基づき記録再
生トラックを選択し、情報を記録又は再生する選択記録
再生手段を備えている構成である。
【0066】これにより、選択記録再生手段が光ディス
ク記録媒体における複数の制御用ピットの情報に基づき
記録再生トラックを選択して情報を記録又は再生する。
したがって、上記請求項1又は2記載の光ディスク記録
媒体を用いて、情報を高密度に記録再生することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光ディスクのトラックの構
造を示す模式図である。
【図2】上記光ディスクを記録再生するためのピックア
ップを示す構造図である。
【図3】第1フォトダイオード及び第2フォトダイオー
ドから構成される光検出器の構造を示す正面図である。
【図4】同心スパイラルに形成された第1スパイラルト
ラック及び第2スパイラルトラックを示す平面図であ
る。
【図5】光ディスクの2重スパイラルを識別するための
光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】光ディスクの2重スパイラルを識別するための
信号状態を示すタイムチャートであり、(a)は第2ス
パイラルを示すもの、(b)は第1スパイラルを示すも
のである。
【図7】本発明の他の実施例における光ディスクのトラ
ックの構造を示す模式図である。
【図8】上記光ディスクの4重スパイラルを識別するた
めの光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】光ディスクの4重スパイラルを識別するための
信号状態を示すタイムチャートであり、(a)は第1ス
パイラルを示すもの、(b)は第2スパイラルを示すも
の、(c)は第3スパイラルを示すもの、(d)は第4
スパイラルを示すものである。
【図10】従来例を示すものであり、光ディスクのトラ
ックの構造を示す模式図である。
【図11】光ディスクにおけるトラッキング制御のため
の信号状態を示すタイムチャートであり、(a)は通常
トラックピッチの記録再生トラック、(b)は狭トラッ
クピッチの記録再生トラックを示すものである。
【図12】上記光ディスクにおける光ディスク記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク(光ディスク記録媒体) 11 第1スパイラル記録再生トラック 12 第2スパイラル記録再生トラック 13・16 サーボ領域SA (トラック制御情報領
域) 14・17 データ領域DA 19・22 ウォブルドピットPa (制御用ピット) 20・23 ウォブルドピットPb (制御用ピット) 41 コントローラ(選択記録再生手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 知之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 緒方 伸夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 乾 敏治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生トラックに沿って、トラック制御
    を行うための複数の制御用ピットを有するトラック制御
    情報領域とデータ領域とを順次交互に配して形成された
    光ディスク記録媒体において、 上記記録再生トラックは複数本の同心螺旋状に形成さ
    れ、互いに隣接する各記録再生トラックの各トラック制
    御情報領域が、記録再生トラックに対して直角方向の一
    直線上とは異なる位置に並び配して形成されていること
    を特徴とする光ディスク記録媒体。
  2. 【請求項2】記録再生トラックに沿って、トラック制御
    を行うための複数の制御用ピットを有するトラック制御
    情報領域とデータ領域とを順次交互に配して形成された
    光ディスク記録媒体において、 上記記録再生トラックは複数本の同心螺旋状に形成され
    る一方、上記複数の制御用ピットには、これら複数本の
    記録再生トラックを識別するための情報が含まれている
    ことを特徴とする光ディスク記録媒体。
  3. 【請求項3】上記請求項1又は2記載の光ディスク記録
    媒体における制御用ピットの情報に基づき記録再生トラ
    ックを選択し、情報を記録又は再生する選択記録再生手
    段を備えていることを特徴とする光ディスク記録再生装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010046443A (ko) * 1999-11-12 2001-06-15 윤종용 고밀도 협트랙에 적합한 디스크와 이에 적합한 서보 에러신호 검출방법 및 서보 에러 신호 검출장치
KR100607940B1 (ko) * 1999-10-02 2006-08-03 삼성전자주식회사 광기록매체에 서보신호를 기록하는 방법 및 서보신호 기록 가능한 광픽업장치
JP2009241882A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The 重荷重用空気入りタイヤ

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