JPH07158334A - ヒンジ - Google Patents
ヒンジInfo
- Publication number
- JPH07158334A JPH07158334A JP33916693A JP33916693A JPH07158334A JP H07158334 A JPH07158334 A JP H07158334A JP 33916693 A JP33916693 A JP 33916693A JP 33916693 A JP33916693 A JP 33916693A JP H07158334 A JPH07158334 A JP H07158334A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- insertion hole
- shaft portion
- shaft
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C5/00—Constructions of non-optical parts
- G02C5/22—Hinges
- G02C5/2209—Pivot bearings and hinge bolts other than screws
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Hinges (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】一方の部材と他方の部材をワンタッチ式に接続
・分離できるヒンジの提供。 【構成】首部５の先端にヒンジ回動用の軸部３を設けた
第１部材１と、スリット開口７ｓを有する挿入孔７が形
成されると共に、円弧形状の頂面８ｓと当接用段差面８
ｔを有する回動用切欠き部８が形成された第２部材２と
よりなり、第１部材の軸部を第２部材の挿入孔に横向き
で挿入させてた後、回動用切欠き部内で９０°回動させ
て軸部を直立させることにより両部材の接続を行なえる
ようになっている。
・分離できるヒンジの提供。 【構成】首部５の先端にヒンジ回動用の軸部３を設けた
第１部材１と、スリット開口７ｓを有する挿入孔７が形
成されると共に、円弧形状の頂面８ｓと当接用段差面８
ｔを有する回動用切欠き部８が形成された第２部材２と
よりなり、第１部材の軸部を第２部材の挿入孔に横向き
で挿入させてた後、回動用切欠き部内で９０°回動させ
て軸部を直立させることにより両部材の接続を行なえる
ようになっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヒンジに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のヒンジは、ヒンジピンが固着式に
なっていてヒンジの一方の部材と他方の部材を分離する
ことができないか、または分離できる場合でも、ヒンジ
ピンの抜き差しを行なう必要があった。
なっていてヒンジの一方の部材と他方の部材を分離する
ことができないか、または分離できる場合でも、ヒンジ
ピンの抜き差しを行なう必要があった。
【０００３】例えば、眼鏡のつるとレンズ保持枠との接
続に用いられているヒンジを例に採ると、一般にネジ式
のヒンジピンを用いた構造とされており、このヒンジピ
ンを抜き差しすることにより、その両部材の接続や分離
を行なえるようになっている。従って、眼鏡の加工工程
でヒンジの一方の部材を取り付けたつるとヒンジの他方
の部材を取り付けたレンズ保持枠を接続するにはネジ式
のヒンジピンを扱う必要がある。このことは、意外と面
倒な作業で、眼鏡の加工における一つのネックになって
いた。このようなことは、眼鏡に限らず、眼鏡と同様な
加工や扱いを受ける物についても言えることである。
続に用いられているヒンジを例に採ると、一般にネジ式
のヒンジピンを用いた構造とされており、このヒンジピ
ンを抜き差しすることにより、その両部材の接続や分離
を行なえるようになっている。従って、眼鏡の加工工程
でヒンジの一方の部材を取り付けたつるとヒンジの他方
の部材を取り付けたレンズ保持枠を接続するにはネジ式
のヒンジピンを扱う必要がある。このことは、意外と面
倒な作業で、眼鏡の加工における一つのネックになって
いた。このようなことは、眼鏡に限らず、眼鏡と同様な
加工や扱いを受ける物についても言えることである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情を背景になされたもので、ワンタッチ式に接続・分
離を行なうことができるヒンジの提供を目的としてい
る。
事情を背景になされたもので、ワンタッチ式に接続・分
離を行なうことができるヒンジの提供を目的としてい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるヒンジは、
ベース部から突設した首部の先端にヒンジ回動用の軸部
を設けた第１部材と、第１部材の軸部をその軸芯の向き
で挿入可能な径で且つ一側面に第１部材の首部の太さよ
り広い幅のスリット開口を有する挿入孔を軸部より若干
長い長さで形成すると共に、挿入孔の軸芯に中心を置き
且つ軸部の対角線の長さの半分に等しい半径の円弧に沿
った頂面を有し、またこの頂面の一端に当接用段差面を
有し、且つ第１部材の軸部が摺接可能な幅を有する一対
の回動用切欠き部を互いに対称にして挿入孔に沿って形
成した第２部材とよりなっている。
ベース部から突設した首部の先端にヒンジ回動用の軸部
を設けた第１部材と、第１部材の軸部をその軸芯の向き
で挿入可能な径で且つ一側面に第１部材の首部の太さよ
り広い幅のスリット開口を有する挿入孔を軸部より若干
長い長さで形成すると共に、挿入孔の軸芯に中心を置き
且つ軸部の対角線の長さの半分に等しい半径の円弧に沿
った頂面を有し、またこの頂面の一端に当接用段差面を
有し、且つ第１部材の軸部が摺接可能な幅を有する一対
の回動用切欠き部を互いに対称にして挿入孔に沿って形
成した第２部材とよりなっている。
【０００６】
【作用】このヒンジは、軸部を横向きで第２部材の挿入
孔に挿入した状態で第１部材又は第２部材を回動操作す
ると、軸部が第２部材の回動用切欠き部内で頂面に沿っ
て回動し、その側面を当接用段差面に当接させる状態に
なり、この結果、両部材は互いにヒンジ回動可能な接続
状態となる。つまり、軸部を挿入孔に挿入して回動操作
するだけのワンタッチ的操作だけで両部材の接続を行な
うことができるし、またワンタッチ的な逆操作により分
離することができる。
孔に挿入した状態で第１部材又は第２部材を回動操作す
ると、軸部が第２部材の回動用切欠き部内で頂面に沿っ
て回動し、その側面を当接用段差面に当接させる状態に
なり、この結果、両部材は互いにヒンジ回動可能な接続
状態となる。つまり、軸部を挿入孔に挿入して回動操作
するだけのワンタッチ的操作だけで両部材の接続を行な
うことができるし、またワンタッチ的な逆操作により分
離することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図１に示すように、本実施例によるヒンジは、第１部材
１と第２部材２とよりなっている。
図１に示すように、本実施例によるヒンジは、第１部材
１と第２部材２とよりなっている。
【０００８】第１部材１は、円柱状の軸部３を有してお
り、この軸部３は、一辺に沿って傾斜面４ｆを形成した
直方体状のベース部４から突設させた同じく円柱状の首
部５の先端に首部５と直交する状態で設けられている。
り、この軸部３は、一辺に沿って傾斜面４ｆを形成した
直方体状のベース部４から突設させた同じく円柱状の首
部５の先端に首部５と直交する状態で設けられている。
【０００９】第２部材２は、全体が直方体状に形成され
ており、長手方向でその中心部にスリット開口７ｓ付き
の挿入孔７が形成されている。挿入孔７は、後述のよう
に軸部３を挿入した際のストッパとして機能する小径部
７ｍが短く形成された左右に貫通する構造とされてお
り、その小径部７ｍ以外の部分の径は第１部材１の軸部
３を摺接状態で挿入できる径とされ、また小径部７ｍを
除いた部分の長さは、軸部３の長さより若干長くされて
いる。また、そのスリット開口７ｓの幅Ｗ1 （図２）
は、首部５の径より若干広くなるように形成されてい
る。
ており、長手方向でその中心部にスリット開口７ｓ付き
の挿入孔７が形成されている。挿入孔７は、後述のよう
に軸部３を挿入した際のストッパとして機能する小径部
７ｍが短く形成された左右に貫通する構造とされてお
り、その小径部７ｍ以外の部分の径は第１部材１の軸部
３を摺接状態で挿入できる径とされ、また小径部７ｍを
除いた部分の長さは、軸部３の長さより若干長くされて
いる。また、そのスリット開口７ｓの幅Ｗ1 （図２）
は、首部５の径より若干広くなるように形成されてい
る。
【００１０】第２部材２には、また、挿入孔７に沿って
一対の回動用切欠き部８、８が対称に形成されている。
この回動用切欠き部８は、図５に示すような円弧形状の
頂面８ｓと挿入孔７の軸芯Ａと直交する向きの当接用段
差面８ｔを有する内面形状が与えられている。頂面８ｓ
の円弧形状は、挿入孔７の軸芯Ａに中心Ｏを置く半径ｒ
の円弧に対応するようにされており、半径ｒは軸部３の
対角線Ｓ（図２）の長さの半分と等しくされている。一
方、この回動用切欠き部８の幅Ｗ2 （図４）は、軸部３
が密着状に摺接し得るサイズとされている。
一対の回動用切欠き部８、８が対称に形成されている。
この回動用切欠き部８は、図５に示すような円弧形状の
頂面８ｓと挿入孔７の軸芯Ａと直交する向きの当接用段
差面８ｔを有する内面形状が与えられている。頂面８ｓ
の円弧形状は、挿入孔７の軸芯Ａに中心Ｏを置く半径ｒ
の円弧に対応するようにされており、半径ｒは軸部３の
対角線Ｓ（図２）の長さの半分と等しくされている。一
方、この回動用切欠き部８の幅Ｗ2 （図４）は、軸部３
が密着状に摺接し得るサイズとされている。
【００１１】以上のような第１、第２の両部材１、２の
接続は以下のようになされる。先ず、図１の向き関係で
軸部３を図５中に想像線で示すような状態まで挿入孔７
に挿入する。次いで、第１部材１（又は第２部材２）を
９０°回動させる。すると、軸部３が回動用切欠き部
８、８内でその頂面８ｓに沿って回動し、図５中に想像
線で示すように、その側面を当接用段差面８ｔに当接さ
せた直立状態となる。この状態が最終的な接続状態で、
両部材１、２の関係は図２及び図３に示すようになり、
図３中の矢示Ｘ方向にヒンジ回動可能なヒンジ接続状態
となる。
接続は以下のようになされる。先ず、図１の向き関係で
軸部３を図５中に想像線で示すような状態まで挿入孔７
に挿入する。次いで、第１部材１（又は第２部材２）を
９０°回動させる。すると、軸部３が回動用切欠き部
８、８内でその頂面８ｓに沿って回動し、図５中に想像
線で示すように、その側面を当接用段差面８ｔに当接さ
せた直立状態となる。この状態が最終的な接続状態で、
両部材１、２の関係は図２及び図３に示すようになり、
図３中の矢示Ｘ方向にヒンジ回動可能なヒンジ接続状態
となる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によるヒンジは、以上説明したよ
うに、第１部材の軸部を第２部材の挿入孔に挿入して回
動操作することにより両部材の接続を行なえ、またこの
逆操作で両部材の分離を行なえるもので、両部材の接続
・分離をワンタッチ的操作で行なうことができる。従っ
て、このヒンジを用いることにより、例えば眼鏡におけ
る組み立て工程の大幅な簡略化を図ることができる。
うに、第１部材の軸部を第２部材の挿入孔に挿入して回
動操作することにより両部材の接続を行なえ、またこの
逆操作で両部材の分離を行なえるもので、両部材の接続
・分離をワンタッチ的操作で行なうことができる。従っ
て、このヒンジを用いることにより、例えば眼鏡におけ
る組み立て工程の大幅な簡略化を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例によるヒンジの分解斜視図。
【図２】第１、第２の両部材を接続した状態の側面図。
【図３】図２中の矢示Ａ3 方向から見た平面図。
【図４】図１中の矢示Ａ4 方向から見た第２部材の平面
図。
図。
【図５】図１中の矢示Ａ5 方向から見た第２部材の側面
図。
図。
【図６】図１中の矢示Ａ6 方向から見た第２部材の側面
図。
図。
１ 第１部材 ２ 第２部材 ３ 軸部 ４ ベース部 ５ 首部 ７ 挿入孔 ７ｓ スリット開口 ８ 回動用切欠き部 ８ｓ 頂面 ８ｔ 当接用段差面
Claims (1)
- 【請求項１】 ベース部から突設した首部の先端にヒン
ジ回動用の軸部を設けた第１部材と、第１部材の軸部を
その軸芯の向きで挿入可能な径で且つ一側面に第１部材
の首部の太さより広い幅のスリット開口を有する挿入孔
を軸部より若干長い長さで形成すると共に、挿入孔の軸
芯に中心を置き且つ軸部の対角線の長さの半分に等しい
半径の円弧に沿った頂面を有し、またこの頂面の一端に
当接用段差面を有し、且つ第１部材の軸部が摺接可能な
幅を有する一対の回動用切欠き部を互いに対称にして挿
入孔に沿って形成した第２部材とよりなるヒンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33916693A JPH07158334A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | ヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33916693A JPH07158334A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | ヒンジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07158334A true JPH07158334A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18324869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33916693A Pending JPH07158334A (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | ヒンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07158334A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0926530A1 (en) * | 1997-12-26 | 1999-06-30 | Yugen Kaisha Moná JAPAN, Corporation | Lens-to-temple joint structure for a pair of eyeglasses. |
| EP0945751A1 (en) * | 1998-03-26 | 1999-09-29 | Charmant Co., Ltd. | Turning mechanism of eye glasses and eye glasses provided with the turning mechanism |
| JP2015168968A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | リョービ株式会社 | 引戸の戸当り装置 |
| CN105589212A (zh) * | 2014-11-11 | 2016-05-18 | 罗登施托克有限公司 | 铰链接合部、将其装配的方法和带铰链接合部的眼镜 |
| CN105866957A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-08-17 | 深圳纳德光学有限公司 | 一种头戴显示器及其转轴结构 |
| CN105929546A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-09-07 | 深圳纳德光学有限公司 | 一种头戴显示器及其转轴结构 |
| IT202200019125A1 (it) * | 2022-09-19 | 2024-03-19 | Vincenzo Abbaticchio | Montatura per occhiali con parti mobili per la sostituzione delle lenti |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP33916693A patent/JPH07158334A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0926530A1 (en) * | 1997-12-26 | 1999-06-30 | Yugen Kaisha Moná JAPAN, Corporation | Lens-to-temple joint structure for a pair of eyeglasses. |
| KR19990062442A (ko) * | 1997-12-26 | 1999-07-26 | 야마오쿠 시게끼 | 안경부품의 연결구조 |
| EP0945751A1 (en) * | 1998-03-26 | 1999-09-29 | Charmant Co., Ltd. | Turning mechanism of eye glasses and eye glasses provided with the turning mechanism |
| JP2015168968A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | リョービ株式会社 | 引戸の戸当り装置 |
| CN105589212A (zh) * | 2014-11-11 | 2016-05-18 | 罗登施托克有限公司 | 铰链接合部、将其装配的方法和带铰链接合部的眼镜 |
| CN105866957A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-08-17 | 深圳纳德光学有限公司 | 一种头戴显示器及其转轴结构 |
| CN105929546A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-09-07 | 深圳纳德光学有限公司 | 一种头戴显示器及其转轴结构 |
| IT202200019125A1 (it) * | 2022-09-19 | 2024-03-19 | Vincenzo Abbaticchio | Montatura per occhiali con parti mobili per la sostituzione delle lenti |
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