JPH07157005A - パレット使用の荷捌き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一方のホームポジション14においては、両側
の作業床18の上面間を渡りプレート36で連なり状とし
得、駆動コンベヤ装置20で支持したパレット11は、作業
床18や渡りプレート36に対し所定高さＨ上方に位置し得
る。パレット11を横出しで取り出すとき、たとえば手動
運搬機のフォーク体を横方向から前進させて、パレット
11内で通す。フォーク体を上昇させてパレット11を持ち
上げたのち、手動運搬機を後進させると、前輪は、他側
の作業床18から渡りプレート36を介して一側の作業床18
へと転動する。 【効果】 駆動コンベヤ装置の採用で、全体の制御や配
線を簡素化できる。駆動コンベヤ装置に対する横方向か
らの荷捌き作業は、欠如部に設けた渡りプレートと両作
業床とを利用して、常に安全に確実に行える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動倉庫の荷
捌き場に設けられるパレット使用の荷捌き装置に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば
特開昭60−171901号公報に見られる自動倉庫に於ける入
出庫設備が提供されている。すなわち自動倉庫における
棚の外側にピットを形成し、このピット内に、テーブル
リフターを設けている。そして、テーブルリフターにお
ける荷受具の昇降を許すとともに、ピットの上部を覆う
カバープレートを設けている。さらにテーブルリフター
の部分と、棚の荷収納空間により形成した荷受渡し場所
との間に、パレットの受け渡しを行うランニングフォー
クを設けている。

【０００３】この従来構成によると、入出庫用走行クレ
ーンのパレット（荷）は、荷受渡し場所においてランニ
ングフォークに渡され、そしてランニングフォークのパ
レットは、上昇している荷受具に渡される。次いでテー
ブルリフターにより荷受具を下降させることで、パレッ
トをカバープレート上に載置し得、このカバープレート
上のパレットは、ハンドリフトパレットトラックにより
出庫される。なお逆動作により入庫し得る。

【０００４】また別の従来構成は、テーブルリフターに
より昇降される荷受台車を設け、この荷受台車は、所定
範囲で相対的に昇降するカバープレートを有する。この
別の従来構成によると、入出庫用走行クレーンのパレッ
トは、荷受渡し場所に到達した荷受台車に渡され、そし
て荷受台車は、テーブルリフター上まで走行される。次
いでテーブルリフターにより荷受台車をピット内に下降
させることで、まずカバープレートが床面上に載置さ
れ、次いでカバープレート上にパレットが載置される。
このカバープレート上のパレットは、ハンドリフトパレ
ットトラックにより出庫される。なお逆動作により入庫
し得る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記のランニングフォ
ークを使用した従来構成においては、このランニングフ
ォークを受渡し場所とテーブルリフターの荷受具とに亘
って両側に作動させなければならないことから制御が複
雑になる。

【０００６】また上記のランニングフォークを使用した
従来構成においては、荷受台車を受渡し場所とテーブル
リフターとに亘って走行させることで、走行ならびに両
位置での正確な停止の制御が複雑になるとともに、荷受
台車に対する給電ケーブルの配線が複雑になる。さらに
受渡し場所において荷受台車の荷受面は床面に対してか
なり高いレベルとなり、したがって荷受渡し場所を形成
するために多数の荷収納空間を潰さなければならず、棚
の収納効率を低下させることになる。

【０００７】本発明の目的とするところは、制御を簡素
化し得るとともに、配線などを容易に行え、収納効率を
低下させることなく自動倉庫に容易に採用し得るパレッ
ト使用の荷捌き装置を提供する点にある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第１発明のパレット使用の荷捌き装置は、離れた二箇所
のホームポジション間に駆動コンベヤ装置を配設し、一
方のホームポジションにおいて、前記駆動コンベヤ装置
の搬送方向の複数箇所に欠如部を形成し、これら欠如部
に、コンベヤ搬送面に対して所定高さ下方に位置する渡
りプレートを設け、一方のホームポジションの両側に、
前記渡りプレートにレベル合わせした作業床を形成して
いる。

【０００９】そして本第２発明のパレット使用の荷捌き
装置は、上記した第１発明において、駆動コンベヤ装置
を、一方のホームポジション側の定置コンベヤ部と、他
方のホームポジション側の昇降コンベヤ部とにより構成
するとともに、ピット内に配設し、ピットを形成した床
面により作業床を形成している。

【００１０】さらに本第３発明のパレット使用の荷捌き
装置は、上記した第２発明において、定置コンベヤ部は
ローラ形式からなり、一部ローラの除去により欠如部を
形成している。

【００１１】また本第４発明のパレット使用の荷捌き装
置は、上記した第２または第３発明において、昇降コン
ベヤ部を、自動倉庫の荷捌き部に配置している。

【００１２】

【作用】上記した本第１発明の構成によると、たとえば
他方のホームポジションにてパレットを支持した駆動コ
ンベヤを駆動することで、このパレットを搬送したのち
一方のホームポジションにて停止し得る。このとき一方
のホームポジションにおいては、両側の作業床の上面間
が渡りプレートを介して連なり状となっており、したが
って駆動コンベヤ装置により支持されているパレット
は、作業床や渡りプレートに対して所定高さを置いて上
方に位置し得る。

【００１３】ここで一方のホームポジションにて停止し
ているパレットを運搬機によって横出しにより取り出す
とき、パレットに対して、たとえば手動運搬機のフォー
ク体を横方向から前進させる。するとフォーク体に設け
た前輪などは、一側の作業床からパレットのフォーク挿
入空間内を通ったのち、他側の作業床へと転動されるこ
とになり、以てフォーク体をパレット内で通し得る。

【００１４】この状態でフォーク体を上昇させて駆動コ
ンベヤ装置上のパレットを持ち上げたのち、手動運搬機
を後進させる。このとき前輪は、他側の作業床上から渡
りプレート上を転動し、そして渡りプレート上から一側
の作業床へと転動することになり、以てパレットを他の
場所へ運搬し得る。なお空の駆動コンベヤ装置に対する
パレットの供給は前述とは逆操作で行える。

【００１５】上記した本第２発明の構成によると、ピッ
トは、床全体に対して一部にのみ小さく形成し得、この
ピット内に駆動コンベヤ装置を、その上部のみを露出
し、殆どを納めた状態で配設し得る。そして、たとえば
パレットを支持した昇降コンベヤ部は、下降させること
で搬送面を、定置コンベヤ部の搬送面にレベル合わせし
得、また上昇させることで搬送面を、ピットからかなり
上方へ突出させ得る。

【００１６】上記した本第３発明の構成によると、欠如
部は駆動ローラの除去により容易に形成し得、そして渡
りプレートの配設も容易に行える。上記した本第４発明
の構成によると、上昇させた昇降コンベヤ部の搬送面
を、自動倉庫の棚における最下段の収納部の荷受け位置
にレベル合わせすることで、棚の目的とする収納部と昇
降コンベヤ部との間でパレット（荷）の受け渡しを行え
る。

【００１７】

【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。作業床を形成する床面１の上に、支柱３Ａや荷受
け具３Ｂにより上下方向ならびに横方向に複数の収納部
２を区画形成した棚３を、通路４を置いて一対並設し、
そして通路４内に出し入れ装置５を設けている。この出
し入れ装置５は、棚３の前面に沿って走行自在な走行機
体６と、この走行機体６から立設したポスト７に案内さ
れるキャリッジ８と、このキャリッジ８に出退自在に設
けた出し入れ具９などで構成される。

【００１８】前記出し入れ装置５は、棚３の目的とする
収納部２と、最下段の収納部２の一部を利用して設けた
（または棚３の端部外方に設けた）荷捌き部10との間で
パレット（荷）11の受け渡しを行う。ここでパレット11
は、平行した三本の桁材11ａと、これら桁材11ａの上面
間ならびに下面間に配設した受け板材11ｂとからなり、
隣接した桁材11ａ間にフォーク挿入空間11ｃを形成して
いる。上記の２〜11により自動倉庫を構成する。

【００１９】前記荷捌き部10から棚３の裏面外方に亘っ
てピット12が形成され、このピット12内に駆動コンベヤ
装置20が、その搬送方向を出し入れ装置５の走行方向に
対して直交状として配設されている。この駆動コンベヤ
装置20は、離れた二箇所のホームポジション間、すなわ
ち前記荷捌き部10内に位置した第１ホームポジション
（他方）13と、棚３から離間した第２ホームポジション
（一方）14との間に配設されるもので、第１ホームポジ
ション13側の昇降コンベヤ部21と、第２ホームポジショ
ン14側の定置コンベヤ部31とにより構成される。

【００２０】前記昇降コンベヤ部21は、荷捌き部10内か
ら棚３の裏面外方に亘って配設されるもので、ピット12
の底面上に設けたベース枠22と、このベース枠22の上方
に昇降動装置（パンタグラフ機構など）23を介して昇降
自在に配設したコンベヤフレーム24と、このコンベヤフ
レーム24に配設した左右一対の駆動チェーン25などによ
り、昇降式チェーンコンベヤに構成されている。その際
に駆動チェーン25による搬送面は、コンベヤフレーム24
が上昇位置のとき、棚３における最下段の収納部２の荷
受け具３Ｂにレベル合わせされ、またコンベヤフレーム
24が下降位置のとき、床面１より少し上位でかつ定置コ
ンベヤ部31の搬送面にレベル合わせされている。

【００２１】前記定置コンベヤ部31は、ピット12の底面
上に設けた機枠32と、この機枠32の上方に取り付けたコ
ンベヤフレーム33と、このコンベヤフレーム33に配設し
た多数の駆動ローラ34などにより、駆動ローラコンベヤ
の形式に構成されており、駆動ローラ34群により形成さ
れる搬送面は、床面１より少し上位にレベル合わせされ
ている。そして駆動ローラ34の一部を除去することで、
搬送方向の二箇所（複数箇所）に欠如部35を形成してい
る。これら欠如部35には、コンベヤフレーム33側で支持
された渡りプレート36が設けられ、ここで渡りプレート
36の上面は、コンベヤ搬送面20ａに対して所定高さＨだ
け下方に位置され、すなわち床面１にレベル合わせされ
ている。

【００２２】前記ピット12の周囲は、上方を含めて囲壁
体15により囲まれており、この囲壁体15は、一側に出入
り口16が形成されるとともに、前記棚３の背面側に設け
た安全壁体17に連結されている。前記ピット12は、前記
定置コンベヤ部31の平面積よりも広い平面積に形成さ
れ、それにより定置コンベヤ部31の両側に生じた隙間部
分に架台18が設けられる。なお架台18の上面は床面１に
レベル合わせされ、以て作業床を形成している。

【００２３】前記床面１上で走行自在な手動運搬機40
は、後輪41を有する本体42と、この本体42から前方に連
設した左右一対のフォーク体43と、これらフォーク体43
の先端下面に昇降自在に設けた前輪44と、前記本体42か
ら上方へ連設したハンドル部45と、前記前輪44の昇降を
操作すべくハンドル部45に設けたレバー46などにより構
成される。

【００２４】次に上記実施例の作用を説明する。ピット
12は、床全体に対して一部にのみ小さく形成されてい
る。このピット12内に駆動コンベヤ装置20が、その上部
のみが露出し、殆どを納めた状態で配設されている。そ
して第２ホームポジション14においては、両側の架台18
の上面間が渡りプレート36を介して連なり状となってい
る。

【００２５】荷捌き部10において、昇降動装置23の作動
によりコンベヤフレーム24を上昇させ、駆動チェーン25
による搬送面を、棚３における最下段の収納部２の荷受
け具３Ｂにレベル合わせした状態では、走行機体６の走
行動と、キャリッジ８の昇降動と、出し入れ具９の出退
動との組合せ動作により、目的とする収納部２と昇降コ
ンベヤ部21との間でパレット（荷）11の受け渡しを行え
る。ここで出し入れ具９はパレット11の下面に作用す
る。

【００２６】空またはパレット11を支持した昇降コンベ
ヤ部21は、昇降動装置23の逆作動によりコンベヤフレー
ム24を下降させることで、駆動チェーン25による搬送面
を、定置コンベヤ部31の駆動ローラ34群による搬送面に
レベル合わせし得る。このように、パレット11を支持し
た昇降コンベヤ部21の搬送面を定置コンベヤ部31の搬送
面にレベル合わせしたのち、これら両コンベヤ部21，31
を外側に向けて駆動することで、パレット11は、昇降コ
ンベヤ部21から定置コンベヤ部31へと搬送される。そし
て定置コンベヤ部31の第２ホームポジション14において
停止したパレット11は、渡りプレート36に対して設定高
さＨを置いて上方に位置される。

【００２７】このように第２ホームポジション14で停止
させたパレット11を手動運搬機40により横出しで取り出
すとき、まず前輪44を上昇してフォーク体43の前部の厚
みを薄くした状態で、この手動運搬機40を手押しにより
床面１上で前進させ、出入り口16を通して一側の架台18
上に移らせる。さらに引き続いて、パレット11に対して
横方向Ａから前進させると、前輪44は、フォーク挿入空
間11ｃ内で下位の受け板材11ｂ上を転動し、そして他側
の渡りプレート36へと転動することになり、以てフォー
ク体43はパレット11の内を通されることになる。

【００２８】この状態でレバー46を操作して前輪44を下
降させ、フォーク体43の前部を上昇させて駆動ローラ34
群上のパレット11を持ち上げる。その後、手動運搬機40
を手引きにより後進させる。これにより前輪44は、他側
の架台18上から渡りプレート36上へと転動し、そして渡
りプレート36上から一側の架台18上を介して床面１上へ
と転動することになり、以て前輪44を落ち込ませること
なくパレット11の取り出しを行える。その後にパレット
11は他の場所へ運搬し得る。

【００２９】なお空の定置コンベヤ部31に対するパレッ
ト11の供給は前述とは逆操作で行える。また他側方から
パレット11の取り出しや供給を行う場合は、囲壁体15の
他側に出入り口を形成することで行える。そして囲壁体
15は設けなくてもよい。

【００３０】上記実施例では、左右両側に架台18を設け
て作業床を形成しているが、本発明においてはピット12
の幅を小さくして、床面１により作業床を形成してもよ
い。また上記実施例では、ピット12内に駆動コンベヤ装
置20を配設しているが、本第１発明においては、ピット
12を設けず、床面１上に駆動コンベヤ装置20を配設した
実施例も可能であり、この場合に作業床は積上げ式で形
成される。

【００３１】上記実施例では、定置コンベヤ部31に対す
る荷捌き作業を手動運搬機40で行っているが、これは、
たとえば乗車式のフォークリフトで荷捌き作業を行うこ
とも可能である。また上記実施例では、自動倉庫に利用
した荷捌き装置を示したが、本第１〜第３発明において
は、コンベヤラインに対するパレット11の供給や取り出
しなど、自動倉庫以外に利用し得る。

【００３２】

【発明の効果】上記構成の本第１発明によると、駆動コ
ンベヤ装置の採用により、全体の制御ならびに配線など
を簡素化できる。また駆動コンベヤ装置の欠如部に設け
た渡りプレートを介して、両側方の作業床間を連なり状
にでき、したがって駆動コンベヤ装置に対する横方向か
らの荷捌き作業は、渡りプレートと両作業床とを利用し
て、常に安全に確実に行うことができる。

【００３３】そして上記構成の本第２発明によると、駆
動コンベヤ装置によるパレットの搬送は床面近くで安定
して行うことができる。そして一方のホームポジション
では、たとえば手動運搬機による荷捌きを安定して容易
に行うことができるとともに、他方のホームポジション
では、昇降コンベヤ部を最小限に上昇させることで、他
の移載装置を介しての荷捌きを安定して容易に行うこと
ができる。

【００３４】さらに上記構成の本第３発明によると、欠
如部は駆動ローラの除去により容易に形成でき、そして
渡りプレートの配設も容易に行うことができる。また上
記構成の本第４発明によると、上昇させた昇降コンベヤ
部の搬送面を、最下段の収納部の荷受け具にレベル合わ
せすることで、荷受け具のレベルを床面に対して低いレ
ベルにできて、自動倉庫の入出庫制御は何ら支障なく行
うことができるとともに、棚の収納効率を低下させるこ
となく、他方のホームポジションを棚内に位置できて、
自動倉庫に容易に採用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示し、自動倉庫におけるパ
レット使用の荷捌き装置部の斜視図である。

【図２】同自動倉庫における荷捌き装置部の平面図であ
る。

【図３】同自動倉庫における荷捌き装置部の側面図であ
る。

【図４】同自動倉庫の概略平面図である。

【符号の説明】

１ 床面（作業床） ２ 収納部 ３ 棚 ３Ｂ 荷受け具 ５ 出し入れ装置 10 荷捌き部 11 パレット 11ａ 桁材 11ｂ 受け板材 11ｃ フォーク挿入空間 12 ピット 13 第１ホームポジション（他方） 14 第２ホームポジション（一方） 18 架台（作業床） 20 駆動コンベヤ装置 20ａ コンベヤ搬送面 21 昇降コンベヤ部 23 昇降動装置 25 駆動チェーン 31 定置コンベヤ部 34 駆動ローラ 35 欠如部 36 渡りプレート 40 手動運搬機 Ａ 横方向 Ｈ 所定高さ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 離れた二箇所のホームポジション間に駆
   動コンベヤ装置を配設し、一方のホームポジションにお
   いて、前記駆動コンベヤ装置の搬送方向の複数箇所に欠
   如部を形成し、これら欠如部に、コンベヤ搬送面に対し
   て所定高さ下方に位置する渡りプレートを設け、一方の
   ホームポジションの両側に、前記渡りプレートにレベル
   合わせした作業床を形成したことを特徴とするパレット
   使用の荷捌き装置。
2. 【請求項２】 駆動コンベヤ装置を、一方のホームポジ
   ション側の定置コンベヤ部と、他方のホームポジション
   側の昇降コンベヤ部とにより構成するとともに、ピット
   内に配設し、ピットを形成した床面により作業床を形成
   したことを特徴とする請求項１記載のパレット使用の荷
   捌き装置。
3. 【請求項３】 定置コンベヤ部はローラ形式からなり、
   一部ローラの除去により欠如部を形成したことを特徴と
   する請求項２記載のパレット使用の荷捌き装置。
4. 【請求項４】 昇降コンベヤ部を、自動倉庫の荷捌き部
   に配置したことを特徴とする請求項２または３のいずれ
   かに記載のパレット使用の荷捌き装置。