JPH07154704A - Av機器 - Google Patents

Av機器

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JPH07154704A
JPH07154704A JP29586493A JP29586493A JPH07154704A JP H07154704 A JPH07154704 A JP H07154704A JP 29586493 A JP29586493 A JP 29586493A JP 29586493 A JP29586493 A JP 29586493A JP H07154704 A JPH07154704 A JP H07154704A
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JP
Japan
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center
vtr
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terminal
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JP29586493A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tanaka
繁雄 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 AVシステムに接続された機器からの出力信
号を機器毎に補正する。 【構成】 切換処理回路1fはAV制御部1cの制御に
より入力端子P1をモニタ1a、アンプ1bに接続し、
第4VTR6の出力端子P1から出力された映像信号と
オーディオ信号は、AVセンタ1の入力端子P1を介し
てモニタ1a、アンプ1bにそれぞれ供給される。モニ
タ1aはTV制御部1cにより制御され、供給された映
像信号に対して、記憶部1dに記憶されている各機器毎
の補正値に基づいて補正する。同様にして、アンプ1b
は、供給されたオーディオ信号に対して、前記補正値に
基づいて補正する。他の機器についても同様である。A
Vバス制御部1eは、AVセンタ1と各機器との間の通
信を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の機器からなるA
Vシステムに用いて好適なAV機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAVシステムは、AVセンタとし
て機能するTV、VTR(ビデオテープレコーダ)、M
DP(マルチディスクプレーヤ)などの複数のAV機器
により構成される。AVシステムにおいては、各機器は
1つまたは複数の外部AV端子を備え、AVセンタ,V
TR,MDPなどの複数のAV機器間が外部AV端子を
介してビデオ信号線やオーディオ信号線によって接続さ
れるとともに、AVバスによって接続され、AVバスを
介してAVセンタは各機器を制御するようになされてい
る。
【0003】各機器が内蔵する記録媒体の再生動作を行
うことによって発生する映像信号やオーディオ信号は、
外部AV端子を介してAVセンタに供給される。AVセ
ンタに供給された映像信号はCRTに出力され、オーデ
ィオ信号はスピーカに出力される。このとき、AVセン
タは予めAVセンタの外部AV端子毎の補正値を設定
し、その補正値を保持するようになされ、外部AV端子
より入力された映像信号またはオーディオ信号を、その
外部AV端子に対応する補正値に従って調整するように
なされている。
【0004】例えば、リモコンなどにより所定のVTR
を再生するコマンドがAVセンタに送信されると、AV
センタはそのVTRに対して、AVバスを介して再生コ
マンドを送信する。再生コマンドを受信したVTRは、
再生動作を開始し、再生動作により発生した映像信号ま
たはオーディオ信号はAVセンタの所定の外部AV端子
に出力される。
【0005】所定の外部AV端子より入力された映像信
号またはオーディオ信号は、AVセンタにおいて保持さ
れているその外部AV端子に対応する補正値に従って調
整され、CRTまたはスピーカに出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のA
Vシステムは、予めAVセンタに設置された外部AV端
子毎に補正値を設定し、それを保持するようにし、映像
信号またはオーディオ信号が、ある外部AV端子から入
力された場合、その外部AV端子に対応する補正値に従
って、入力された映像信号またはオーディオ信号を調整
し、映像信号をCRTに出力し、オーディオ信号をスピ
ーカに出力する。
【0007】このため、例えば、AVセンタの同一の外
部AV端子にVTRとMDPが接続されているような場
合、AVセンタは、VTRが再生されたときに、AVセ
ンタに入力されるVTRの映像信号またはオーディオ信
号と、MDPが再生されたときに、AVセンタに入力さ
れるMDPの映像信号またはオーディオ信号のいづれの
信号に対しても、同一の外部AV端子に対応する同一の
補正値に基づいて調整が行われるという課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、AVセンタが、各機器から供給される映像
信号またはオーディオ信号に対して、各機器毎に予め設
定された補正値に基づいて調整を行うことができるよう
にするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のAV機器は、A
Vシステムを構成する機器より出力される、映像信号ま
たはオーディオ信号を調整するために、機器毎に予め設
定された補正値を記憶する補正値記憶手段(例えば、図
1の記憶部1d)と、記憶部1dに記憶された補正値に
基づいて、その機器から出力される映像信号またはオー
ディオ信号を調整する調整手段(例えば、図1のTV制
御部1c)とを備えることを特徴とする
【0010】
【作用】上記構成のAV機器においては、AVシステム
を構成する各機器より映像信号またはオーディオ信号を
出力したとき、各機器から入力される映像信号の画質ま
たはオーディオ信号の音質、音量を調整するために、各
機器毎に予め設定された補正値を記憶部1dに記憶す
る。そして、TV制御部1cにより、記憶部1dに記憶
された補正値に従って、各機器から入力された映像信号
またはオーディオ信号を調整する。従って、各機器から
供給された映像信号またはオーディオ信号に対して、各
機器ごとに予め設定された補正値に従って調整を行うよ
うにすることができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明のAV機器を適用したAVシ
ステムの一実施例の構成を示す図である。TVにより構
成されるAVセンタ1は、モニタ1a、アンプ1b、T
V制御部1c、記憶部1d、AVバス制御部1e、およ
び切換処理回路1fから構成され、外部AV端子P1乃
至P3を備えている。また、外部AV端子P1,P2は
入力端子より構成され、外部AV端子P3は入力端子と
出力端子より構成されている。さらに、外部AV端子P
1乃至P3を構成する入力端子または出力端子は、それ
ぞれ映像信号部とオーディオ信号部とで構成されてい
る。
【0012】モニタ1aは、TV制御部1cにより制御
され、外部AV端子P1乃至P3から入力される映像信
号を調整し、モニタ1aへ出力する。また、アンプ1b
は、TV制御部1cにより制御され、外部AV端子P1
乃至P3から入力されるオーディオ信号を調整し、スピ
ーカ1gへ出力するようになされている。
【0013】TV制御部1cは、ユーザにより各機器毎
に設定された補正値、即ち、AVセンタ1に接続された
各機器より入力されるAV信号(映像信号およびオーデ
ィオ信号)の画質、音質、または音量を調整するための
補正値を記憶部1dに記憶させるようになされている。
外部AV端子P1乃至P3を介して、ある機器よりAV
信号が入力されたとき、TV制御部1cは記憶部1dに
記憶されている、その機器に対応する補正値に基づい
て、モニタ1aまたはアンプ1bを制御し、補正された
AV信号に調整するようになされている。
【0014】また、TV制御部1cは、図示せぬリモコ
ンやAVバス制御部1eから入力される制御信号に従っ
て、切換処理回路1fを制御する。切換処理回路1f
は、TV制御部1cに制御され、ある外部AV端子に入
力されたAV信号が他の外部AV端子に出力されるよう
に、外部AV端子間の接続の切換処理(スイッチング処
理)を行うようになされている。
【0015】記憶部1dは、各機器毎に、映像またはオ
ーディオ信号の補正値、例えば、映像信号の画質(シャ
ープネス、明るさ、色の濃さ)、およびオーディオ信号
の音質(ラウドネス、高音(トレブル)、低音(バ
ス))、音量を記憶する。AVバス制御部1eは、AV
バス8を介して制御信号を送受信し、各機器との通信を
制御するようになされている。
【0016】AVセンタ1と第1VTR2とは、AVセ
ンタ1の出力端子P3と第1VTR2の入力端子P1を
介して接続されている。さらに、第1VTR2とAVセ
ンタ1とは、第1VTR2の出力端子P1とAVセンタ
1の入力端子P3を介しても接続されている。第1VT
R2と第3VTR3とは、第1VTR2の出力端子P2
と第3VTR3の入力端子P1を介して接続されてい
る。また、第3VTR3と第1VTR2とは、第3VT
R3の出力端子P1と第1VTR2の入力端子P2を介
しても接続されている。
【0017】また、AVセンタ1と第3VTR3とは、
第1VTR2の入力端子P1と第1VTR2の出力端子
P2とを図示せぬ切換処理回路によってスルー接続する
ことにより、AVセンタ1の出力端子P3、第1VTR
2の入力端子P1、第1VTR2の出力端子P2、およ
び第3VTR3の入力端子P1を介して接続することが
できる。
【0018】さらに、第3VTR3とAVセンタ1と
は、第1VTR2の入力端子P2と第1VTR2の出力
端子P1とを図示せぬ切換処理回路によってスルー接続
することにより、第3VTR3の出力端子P1、第1V
TR2の入力端子P2、第1VTR2の出力端子P1、
およびAVセンタ1の入力端子P3を介して接続するこ
とができる。
【0019】AVセンタ1と第2VTR4とは、AVセ
ンタ1の入力端子P2と第2VTR4の出力端子P1を
介して接続され、第2VTR4とV.TUNER(ビデ
オチュナ)5とは、第2VTR4の入力端子P1とV.
TUNER5の出力端子P1を介して接続されている。
また、AVセンタ1とV.TUNER5とは、第2VT
R4の入力端子P1と出力端子P1とを図示せぬ切換処
理回路によってスルー接続することにより、AVセンタ
1の入力端子P2、第2VTR4の出力端子P1、第2
VTR4の入力端子P1、およびV.TUNER5の出
力端子P1を介して接続することができる。
【0020】AVセンタ1と第4VTR6とは、AVセ
ンタ1の入力端子P1と第4VTR6の出力端子P1を
介して接続され、第4VTR6とMDP7とは、第4V
TR6の入力端子P1とMDP7の出力端子P1を介し
て接続されている。また、AVセンタ1とMDP7と
は、第4VTR6の入力端子P1と出力端子P1とを図
示せぬ切換処理回路によってスルー接続することによ
り、AVセンタ1の入力端子P1、第4VTR6の入力
端子P1、第4VTR6の出力端子P1、およびMDP
7の出力端子P1を介して接続することができる。
【0021】第1VTR2と第2VTR4とは、第1V
TR2の出力端子P3と、第2VTR4の入力端子P2
を介して接続されている。また、第1VTR2と第2V
TR4とは、第2VTR4の出力端子P2と、第1VT
R2の入力端子P3を介しても接続されている。
【0022】また、AVセンタ1と各機器とは、例え
ば、、D2BバスなどのAVバス8を介して互いに接続
され、制御信号を送受信することができるようになされ
ている。各機器は、図示せぬ制御部と切換処理回路を備
え、AVセンタ1との間の制御信号の送受信を制御し、
各機器内の入出力端子間の接続切換を行うようになされ
ている。
【0023】次に、その動作について説明する。まず、
使用者がリモコンを操作することにより、AVセンタ1
に対して、例えば、第4VTR6を再生し、第4VTR
6より出力される映像信号をモニタ1aに出力し、オー
ディオ信号をスピーカ1gに出力するように指示する。
【0024】AVセンタ1のTV制御部1cはリモコン
からの指示に対応して、第4VTR6に対して再生動作
の開始をAVバス制御部1eに指令する。AVバス制御
部1eはTV制御部1cからの指令に対応する制御信号
を発生し、AVバス8を介して第4VTR6へ送信す
る。第4VTR6はAVバス8を介して受信した制御信
号により再生動作を開始する。
【0025】次に、TV制御部1cは、記憶部1dに記
憶されているシステム接続構成情報テーブルより、第4
VTR6の出力端子P1がAVセンタ1の入力端子P1
と接続されていることを認識する。
【0026】ここで、図2を参照して、システム接続構
成情報テーブルについて説明する。予め使用者がAVシ
ステムを構成する各機器の接続構成を設定し、システム
接続構成情報テーブルとして記憶部1dに記憶させてお
く。例えば、システム接続構成情報テーブルの「第4V
TR P1 −−−−−> AVセンタ P1」は、図
1に示した第4VTR6とAVセンタ1とが、第4VT
R6をAV信号の出力側(ソース)とし、AVセンタ1
を第4VTR6より出力されたAV信号の入力側(デス
ティネーション)として、第4VTR6の外部AV端子
P1とAVセンタ1の外部AV端子P1を介して接続さ
れていることを示している。
【0027】同様に、例えば、「V.TUNER P1
−−−−−> 第2VTR P1」は、図1に示した
V.TUNER5と第2VTR4とが、V.TUNER5
をAV信号の出力側とし、第2VTR4をV.TUNE
R5より出力されたAV信号の入力側として、V.TU
NER5の外部AV端子P1と第2VTR4の外部AV
端子P1を介して接続されていることを示している。
【0028】このように、図2に示したシステム接続構
成情報テーブルは、AVシステムを構成する各機器の接
続状況を示している。
【0029】次に、TV制御部1cは、AVセンタ1の
入力端子P1より入力される映像信号をモニタ1aに出
力させ、AVセンタ1の入力端子P1より入力されるオ
ーディオ信号をスピーカ1gに出力させるための制御信
号を、切換処理回路1fに対して出力する。切換処理回
路1fはTV制御部1cの制御信号に対応して、AVセ
ンタ1の入力端子P1の映像信号部をモニタ1aに接続
し、入力端子P1のオーディオ信号部をアンプ1bに接
続する。
【0030】次に、TV制御部1cは、記憶部1dに記
憶されている補正情報テーブル(図3を参照して後述す
る)より第4VTR6に対応する補正値を読み出し、そ
の補正値に基づいて、モニタ1aまたはアンプ1bを制
御する。即ち、モニタ1aは、TV制御部1cの制御に
より、AVセンタ1の入力端子P1より入力された映像
信号を、前記補正値に基づいて調整する。また、アンプ
1bは、TV制御部1cの制御により、AVセンタ1の
入力端子P1より入力されたオーディオ信号を、前記補
正値に基づいて調整する。
【0031】モニタ1aにより調整された映像信号はそ
のCRTに出力され、アンプ1bにより調整されたオー
ディオ信号はスピーカ1gから出力される。
【0032】ここで、図3を参照して、補正情報テーブ
ルについて説明する。予め使用者が各機器の補正値を設
定し、それを補正情報テーブルとして記憶部1dに記憶
させる。使用者が各機器の補正値を設定する方法につい
ては図4を参照して後述する。
【0033】この補正情報テーブルより、例えば図1の
第1VTR2は、画質のうち、シャープネスの補正値が
40H、明るさの補正値が40H、色の濃さの補正値が
40Hとされている。また、音質のうち、ラウドネスの
補正値が40H、高音の補正値が40H、低音の補正値
が40Hとされている。さらに、音量の補正値が40H
であることがわかる。
【0034】補正値は相対値であり、各機器から出力さ
れるAV信号の信号レベルを基準とし、補正値が40H
より大きいときは、それに対してプラスの補正を行い、
40Hより小さいときは、それに対してマイナスの補正
を行う。なお、補正値は20H乃至64Hの値をとるこ
とができる。
【0035】例えば、図1の第3VTR3の画質のシャ
ープネスの補正値は50Hであるから、AVセンタ1は
第3VTR3から入力される映像信号に対して、その画
質をさらにシャープにするような補正を行う。また、例
えば、図1のV.TUNER5のシャープネスの補正値
は30Hであるから、AVセンタ1はV.TUNER5
から入力される映像信号に対して、その画質のシャープ
さを減少させるような補正を行う。また、図1のMDP
7の音量は40Hであるから、AVセンタ1はMDP7
から入力されるオーディオ信号の音量に対して、補正は
行わない。
【0036】次に、MDP7が再生され、MDP7より
出力されたAV信号が第1VTR2によって録画される
場合の動作について説明する。まず、使用者が、リモコ
ンを操作することにより、AVセンタ1に対して、MD
P7を再生し、その再生画像(音声を含む)を第1VT
R2により録画するように指示する。
【0037】次に、AVセンタ1のTV制御部1cは、
記憶部1dより図2に示したシステム接続構成情報テー
ブルを読み出し、リモコンにより指示されたMDP7
(ソース)と、第1VTR2(デスティネーション)と
が、どういう経路で接続されているかを認識する。この
場合、システム接続構成情報テーブルより、まず、MD
P7の出力端子P1と第4VTR6の入力端子P1とが
接続されていることがわかる。次に、第4VTR6の出
力端子P1とAVセンタ1の入力端子P1とが接続され
ていることがわかる。さらに、AVセンタ1の出力端子
P3と第1VTR2の入力端子P1とが接続されている
ことがわかる。
【0038】即ち、MDP7は、第4VTR6とAVセ
ンタ1を介して第1VTR2と接続されていることが、
TV制御部1cによって認識される。TV制御部1c
は、システム接続構成情報テーブルより認識された各機
器の接続状況に基づいて、各機器の接続切換を行う。
【0039】まず、TV制御部1cは、第4VTR6に
対し、入力端子P1を出力端子P1にスルー接続するよ
うにAVバス制御部1eに指令する。
【0040】AVバス制御部1eは、TV制御部1cか
らの指令に対応して、制御信号をAVバス8を介して第
4VTR6に送信する。第4VTR6は、AVバス8を
介して制御信号を受信したとき、入力端子P1を出力端
子P1にスルー接続する。これにより、入力端子P1か
ら入力されたAV信号を、スルーで出力端子P1に出力
することができる。
【0041】次に、TV制御部1cは、AVセンタ1の
入力端子P1の映像信号部とモニタ1aを接続し、入力
端子P1のオーディオ信号部とアンプ1bを接続するよ
うに指示する制御信号を切換処理回路1fに出力する。
切換処理回路1fは、TV制御部1cより入力される制
御信号に対応して、入力端子P1の映像信号部とモニタ
1aとを接続し、入力端子P1のオーディオ信号部とア
ンプ1bとを接続する。
【0042】次に、TV処理回路1cは、AVセンタ1
の入力端子P1に入力された信号を出力端子P3に出力
するように切換処理回路1fを制御する。切換処理回路
1fは、TV制御部1cからの指令に対応して、AVセ
ンタ1の入力端子P1に入力される信号を出力端子P3
に供給するように内部の接続を切り換える。
【0043】次に、TV制御部1cは、記憶部1dから
補正情報テーブルを読み出し、この場合の信号ソースで
あるMDP7の補正値を取得する。
【0044】次に、TV制御部1cは、MDP7の再生
動作の開始を指示する制御信号の出力をAVバス制御部
1eに指令する。AVバス制御部1eは、TV制御部1
cからの指令に対応する制御信号をAVバス8を介して
MDP7へ送信する。MDP7はAVバス8を介してこ
の制御信号を受信したとき、再生動作を開始する。
【0045】次に、TV制御部1cは、第1VTR2の
録画動作の開始を指示する制御信号の出力をAVバス制
御部1eに指令する。AVバス制御部1eは、TV制御
部1cからの指令に対応する制御信号をAVバス8を介
して第1VTR2へ送信する。第1VTR2はAVバス
8を介してこの制御信号を受信したとき、録画動作を開
始する。
【0046】MDP7の再生により、AV信号がMDP
7の出力端子P1より出力され、第4VTR6の入力端
子P1に入力される。第4VTR6の入力端子P1に入
力されたAV信号は、第4VTR6の出力端子P1にス
ルーで送られ、そこからAVセンタ1の入力端子P1に
出力される。AVセンタ1の入力端子P1に入力された
AV信号を構成する映像信号がモニタ1aに送られ、A
Vセンタ1の入力端子P1に入力されたAV信号を構成
するオーディオ信号がアンプ1bに送られる。
【0047】また、このとき、TV制御部1cは、記憶
部1dの補正情報テーブルより予め取得しておいたMD
P7の補正値に従って、モニタ1aまたはアンプ1bを
制御する。モニタ1aはTV制御部1cの制御に従っ
て、AVセンタ1の入力端子P1より入力された映像信
号に対してMDP7に対応する補正値に基づいた補正処
理を行う。同様に、アンプ1bはTV制御部1cの制御
に従って、AVセンタ1の入力端子P1より入力された
オーディオ信号に対してMDP7に対応する補正値に基
づいた補正処理を行う。
【0048】このようにして、MDP7よりAVセンタ
1に入力された映像信号は、モニタ1aにより補正され
た後、AVセンタ1の出力端子P3へ送られ、同様に、
MDP7から入力されたオーディオ信号は、アンプ1b
により補正された後、AVセンタ1の出力端子P3へ送
られる。出力端子P3へ送られたAV信号は、第1VT
R2へ出力される。
【0049】TV制御部1cの制御により既に録画動作
を開始している第1VTR2に入力されたAV信号は、
そこで録画される。このようにして、MDP7が再生さ
れることにより発生されたAV信号は、第1VTR2に
より録画されるとともに、モニタ1aとスピーカ1gか
ら出力される。
【0050】次に、AVシステムを構成する各機器の補
正値を設定する方法を図4のフローチャートを参照して
説明する。図4に示したフローチャートは、例えば、第
1VTR2の補正値を設定する方法を示している。ま
ず、ステップS1において、使用者はリモコンなどを操
作して、AVセンタ1を補正値設定モードにする。
【0051】次に、ステップS2に進み、使用者は、リ
モコンを操作して、補正値を設定する機器(ここでは、
第1VTR2)が再生動作を開始するようAVセンタ1
に指示する。次に、ステップS3に進み、AVセンタ1
のTV処理部1cは、リモコンからの指示に従って、第
1VTR2の再生動作の開始を指示する制御信号の出力
をAVバス制御部1eに指令する。AVバス制御部1e
は、TV制御部1cからの指令に対応する制御信号をA
Vバス8を介して第1VTR2へ送信する。
【0052】次に、ステップS4に進み、第1VTR2
は再生動作を開始し、それによって発生したAV信号
が、第1VTR2の出力端子P1から出力される。次
に、ステップS5に進み、第1VTR2の出力端子P1
から出力されたAV信号は、AVセンタ1の入力端子P
3に入力され、入力端子P3より入力されたAV信号を
構成する映像信号がモニタ1aに出力されるとともに、
AV信号を構成するオーディオ信号がスピーカ1gに出
力される。
【0053】次に、ステップS6に進み、使用者がAV
センタ1に設置された図示せぬ映像調整用のボリューム
を調整し、CRTに表示された映像の画質を調整する。
同様に、使用者は、AVセンタ1に設置された図示せぬ
オーディオ信号調整用のボリュームを調整し、スピーカ
1gから出力される音質や音量を調整する。映像調整用
のボリュームの調整により映像信号の補正値が決まり、
オーディオ信号のボリュームの調整によりオーディオ信
号の補正値が決まる。次に、ステップS7に進む。
【0054】ステップS7において、使用者は、リモコ
ンまたはAVセンタに設置された図示せぬ補正値設定ボ
タンを押すことにより、ステップS6において設定した
補正値をAVセンタ1の記憶部1dに記憶するようにT
V制御部1cに指示する。次に、ステップS8に進み、
TV制御部1cは、ステップS6で設定されたモニタ1
aまたはアンプ1bの補正値を、図3に示した補正情報
テーブルとして記憶部1dに記憶させる。
【0055】上述の方法により、第1VTR2が再生さ
れたときに発生する映像信号およびオーディオ信号に対
する補正値を設定することができる。AVセンタ1に接
続されている他の機器の補正値も、この方法を適用する
ことにより同様に設定することができる。
【0056】なお、AVセンタ1が、映像信号をモニタ
1aに出力する際、AVセンタ1が設置されている外部
環境の明るさ、即ち、モニタ1aの表面に対して外部か
ら照射される光の強度を検知し、光の強度に対応してモ
ニタ1aに表示する映像の明るさを調整するための自動
調整信号を出力する、ルミスポンダーと呼ばれる装置を
搭載している場合、AVシステムを構成する機器からA
Vセンタ1に入力された映像信号は、補正情報テーブル
のその機器に対応する補正値に基づいた補正が行われる
とともに、さらにルミスポンダーから発生される自動調
整信号に基づいた補正が施される。
【0057】また、AVセンタ1が、オーディオ信号を
スピーカ1gに出力する際、AVセンタ1が設置されて
いる外部環境の騒音を検知して、スピーカ1gから出力
するオーディオ信号の音量を調節するための自動音量調
整信号を出力する、自動音量調整装置を搭載している場
合、AVシステムを構成する機器からAVセンタ1に入
力されたオーディオ信号は、アンプ1bにより、補正情
報テーブルのその機器に対応する補正値に基づいた補正
が行われるとともに、さらに自動音量調整装置から発生
される自動音量調整信号に基づいた補正が施される。
【0058】また、第1VTR2が再生され、第1VT
R2の出力端子P3から出力されたAV信号が、第2V
TR4の入力端子P2を介して第2VTR4に供給さ
れ、ダビングが行われる場合、第1VTR2から出力さ
れるAV信号は、それに対する補正処理は行われず、そ
のまま第2VTR4に供給され、そこで録画が行われ
る。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明のAV機器によれ
ば、補正値記憶手段により、AVシステムを構成する機
器より出力される、映像信号またはオーディオ信号を調
整するために、機器毎に予め設定された補正値を記憶す
るようにし、調整手段により、補正値記憶手段に記憶さ
れた各機器に対応する補正値に基づいて、その機器から
出力される映像信号またはオーディオ信号を調整するよ
うにしたので、各機器から供給される映像信号またはオ
ーディオ信号に対して、各機器毎に予め設定された補正
値に基づいて調整を行うようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAV機器を適用したAVシステムの一
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例における記憶部1dに記憶される
システム接続構成情報テーブルを説明する図である。
【図3】図1の実施例における記憶部1dに記憶される
補正情報テーブルを説明する図である。
【図4】図1の実施例におけるAVセンタ1により、使
用者が各機器の補正値を設定する方法を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 AVセンタ 1a モニタ 1b アンプ 1c TV制御部(調整手段) 1d 記憶部(補正値記憶手段) 1e AVバス制御部 1f 切換処理回路 1g スピーカ 2 第1VTR 3 第3VTR 4 第2VTR 5 V.TUNER 6 第4VTR 7 MDP 8 AVバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AVシステムを構成する機器より出力さ
    れる、映像信号またはオーディオ信号を調整するため
    に、前記機器毎に予め設定された補正値を記憶する補正
    値記憶手段と、 前記補正値記憶手段に記憶された前記補正値に基づい
    て、前記機器から出力される映像信号またはオーディオ
    信号を調整する調整手段とを備えることを特徴とするA
    V機器。
JP29586493A 1993-11-26 1993-11-26 Av機器 Withdrawn JPH07154704A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002541741A (ja) * 1999-04-06 2002-12-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 信号処理装置
JP2007318659A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Funai Electric Co Ltd 映像表示装置

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