JPH0715305Y2 - 通信ケーブル用支持線の接続金具 - Google Patents
通信ケーブル用支持線の接続金具Info
- Publication number
- JPH0715305Y2 JPH0715305Y2 JP1988138782U JP13878288U JPH0715305Y2 JP H0715305 Y2 JPH0715305 Y2 JP H0715305Y2 JP 1988138782 U JP1988138782 U JP 1988138782U JP 13878288 U JP13878288 U JP 13878288U JP H0715305 Y2 JPH0715305 Y2 JP H0715305Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication cable
- cable support
- support wire
- steel
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は例えば鋼撚り線等の通信ケーブル用支持線を接
続する金具に関する。
続する金具に関する。
［従来の技術］ 第８図（ａ），（ｂ），（ｃ）は従来の鋼撚り線接続方
法を示す。即ち．第８図（ａ）に示すように．鋼撚り線
１と鋼撚り線２を突き合わせるために移動して後．第８
図（ｂ），（ｃ）に示すように．鋼撚り線１及び鋼撚り
線２の上に．鋼撚り線１及び鋼撚り線２との接触面に摩
擦増加剤を塗布した開放螺旋状の鋼線束（以下巻付グリ
ップという）３を巻き付けている。
法を示す。即ち．第８図（ａ）に示すように．鋼撚り線
１と鋼撚り線２を突き合わせるために移動して後．第８
図（ｂ），（ｃ）に示すように．鋼撚り線１及び鋼撚り
線２の上に．鋼撚り線１及び鋼撚り線２との接触面に摩
擦増加剤を塗布した開放螺旋状の鋼線束（以下巻付グリ
ップという）３を巻き付けている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら．上記のような従来の鋼撚り線接続方法で
は．第９図に示すような鋼撚り線の先端に環状の巻付グ
リップ４を取り付けてある場合は．この環状の巻付グリ
ップ４を取り外す必要がある。
は．第９図に示すような鋼撚り線の先端に環状の巻付グ
リップ４を取り付けてある場合は．この環状の巻付グリ
ップ４を取り外す必要がある。
又．第10図に示すように．鋼撚り線５と鋼撚り線６の突
き合わせができない場合は．割り入れ鋼撚り線７を割り
入れて接続する必要がある。
き合わせができない場合は．割り入れ鋼撚り線７を割り
入れて接続する必要がある。
その為．多大の経費がかかるとともに．作業性が悪い等
の欠点があった。
の欠点があった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので．鋼撚り線
の先端に環状の巻付グリップが取り付けられたり．ま
た．鋼撚り線の移動が不可能な場合にも鋼撚り線の接続
を容易に行い得．しかも．経費の節減及び作業性の向上
を図り得る通信ケーブル用支持線の接続金具を提供する
ことを目的とする。
の先端に環状の巻付グリップが取り付けられたり．ま
た．鋼撚り線の移動が不可能な場合にも鋼撚り線の接続
を容易に行い得．しかも．経費の節減及び作業性の向上
を図り得る通信ケーブル用支持線の接続金具を提供する
ことを目的とする。
［課題を解決するための手段と作用］ 本考案は上記目的を達成するために．平板状の金属より
なり両端近傍にそれぞれボルト穴が設けられた２枚の接
続金具本体と．この２枚の接続金具本体が重ね合わされ
るようにしてほぼ平行して配置されるように両端近傍の
ボルト穴に挿入されて取付けられるボルト及びナットと
を具備し．前記２枚の接続金具本体間で．前記ボルト穴
に挿入されたボルトが．通信ケーブル用支持線に設けら
れた環状部に挿通されることを特徴とするもので．鋼撚
り線の先端の環状巻付グリップを取り外すことなく．環
状巻付グリップの間隔を一定に保持して接続するもので
ある。
なり両端近傍にそれぞれボルト穴が設けられた２枚の接
続金具本体と．この２枚の接続金具本体が重ね合わされ
るようにしてほぼ平行して配置されるように両端近傍の
ボルト穴に挿入されて取付けられるボルト及びナットと
を具備し．前記２枚の接続金具本体間で．前記ボルト穴
に挿入されたボルトが．通信ケーブル用支持線に設けら
れた環状部に挿通されることを特徴とするもので．鋼撚
り線の先端の環状巻付グリップを取り外すことなく．環
状巻付グリップの間隔を一定に保持して接続するもので
ある。
［実施例］ 以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。
第１図〜第５図は本考案の一実施例を示す。即ち．接続
金具本体11（例えばＬ−１号）は第２図に示すように．
例えば厚さ3.2mm,長さ387mmの溶融亜鉛めっきを施した
鋼板（SS-41）等の細長い矩形平板状の金属よりなり一
端近傍に１個のボルト穴12が設けられると共に．他端近
傍に３個のボルト穴13,14,15が設けられる。この場合、
ボルト穴12と13,14,15との間隔はそれぞれ210mm,260mm,
335mmである。しかして．第１図に示すように．前記接
続金具本体11が２枚重ね合わされるようにしてほぼ平行
して配置されるように両端近傍のボルト穴12及び15には
それぞれ第３図（ａ），（ｂ）に示すような例えば太さ
16mmの溶融亜鉛めっきを施したボルト（SWCH.ボルトの
種類M16×55mm）等のボルト穴16が第５図（ａ），
（ｂ）に示すような例えば溶融亜鉛めっきを施した角座
金（SS-41）等の座金18を介して挿入されると共にこの
各ボルト16にはそれぞれ第４図（ａ），（ｂ）に示すよ
うな例えば溶融亜鉛めっきを施した六角ナット（SWCH）
等のナット17が座金18を介して螺合されて取付けられ
る。尚．このようにして構成された通信ケーブル用支持
線の接続金具の設計張力は4.3tである。
金具本体11（例えばＬ−１号）は第２図に示すように．
例えば厚さ3.2mm,長さ387mmの溶融亜鉛めっきを施した
鋼板（SS-41）等の細長い矩形平板状の金属よりなり一
端近傍に１個のボルト穴12が設けられると共に．他端近
傍に３個のボルト穴13,14,15が設けられる。この場合、
ボルト穴12と13,14,15との間隔はそれぞれ210mm,260mm,
335mmである。しかして．第１図に示すように．前記接
続金具本体11が２枚重ね合わされるようにしてほぼ平行
して配置されるように両端近傍のボルト穴12及び15には
それぞれ第３図（ａ），（ｂ）に示すような例えば太さ
16mmの溶融亜鉛めっきを施したボルト（SWCH.ボルトの
種類M16×55mm）等のボルト穴16が第５図（ａ），
（ｂ）に示すような例えば溶融亜鉛めっきを施した角座
金（SS-41）等の座金18を介して挿入されると共にこの
各ボルト16にはそれぞれ第４図（ａ），（ｂ）に示すよ
うな例えば溶融亜鉛めっきを施した六角ナット（SWCH）
等のナット17が座金18を介して螺合されて取付けられ
る。尚．このようにして構成された通信ケーブル用支持
線の接続金具の設計張力は4.3tである。
即ち．第６図及び第７図に示すように．鋼撚り線19の先
端に取り付けられた環状の巻付グリップ20をシンブル21
の外周に取り付ける。その後.2個のシンブル21,21を２
枚の接続金具本体11と11の間の両端近傍にそれぞれ挟ん
で後．各ボルト穴12,15.及びシンブル21,21にそれぞれ
対応してボルト16,16を挿通してナット17,17で固定す
る。この場合．各ボルト16,16.及びナット17,17にはそ
れぞれ座金18,18が介在される。
端に取り付けられた環状の巻付グリップ20をシンブル21
の外周に取り付ける。その後.2個のシンブル21,21を２
枚の接続金具本体11と11の間の両端近傍にそれぞれ挟ん
で後．各ボルト穴12,15.及びシンブル21,21にそれぞれ
対応してボルト16,16を挿通してナット17,17で固定す
る。この場合．各ボルト16,16.及びナット17,17にはそ
れぞれ座金18,18が介在される。
このようにして．鋼撚り線19の先端の環状巻付グリップ
20を取り外すことなく．環状巻付グリップ20の間隔を一
定に保持して接続することができる。
20を取り外すことなく．環状巻付グリップ20の間隔を一
定に保持して接続することができる。
以上のように．従来の技術に比べて．環状巻付グリップ
の取り外し及び鋼撚り線の移動．あるいは鋼撚り線の割
り入れをしないで鋼撚り線の接続が可能となる。
の取り外し及び鋼撚り線の移動．あるいは鋼撚り線の割
り入れをしないで鋼撚り線の接続が可能となる。
［考案の効果］ 以上説明したように．従来の巻付グリップによる鋼撚り
線の接続方法では．鋼撚り線の先端を突き合わせる必要
があったが．本考案によれば．環状巻付グリップの取り
外し及び鋼撚り線の移動もしくは鋼撚り線の割り入れを
しないで．接続できる利点がある。従って．経費の節減
及び作業性の向上を図ることができる。
線の接続方法では．鋼撚り線の先端を突き合わせる必要
があったが．本考案によれば．環状巻付グリップの取り
外し及び鋼撚り線の移動もしくは鋼撚り線の割り入れを
しないで．接続できる利点がある。従って．経費の節減
及び作業性の向上を図ることができる。
第１図は本考案の一実施例を示す正面図．第２図は本考
案に係る接続金具本体の一例を示す平面図．第３図
（ａ）は本考案に係るボルトの一例を示す側面図．第３
図（ｂ）は同じく平面図．第４図（ａ）は本考案に係る
ナットの一例を示す側面図．第４図（ｂ）は同じく平面
図．第５図（ａ）は本考案に係る座金の一例を示す平面
図．第５図（ｂ）は同じく側面図．第６図は本考案の一
使用例を示す正面図．第７図は第６図の環状巻付グリッ
プ及びシンブル部を示す平面図．第８図（ａ），
（ｂ），（ｃ）は従来の通信ケーブル用支持線の接続方
法の一例を示す平面図．第９図及び第10図はそれぞれ従
来の通信ケーブル用支持線の接続方法の他の例を示す平
面図である。 11……接続金具本体.12〜15……ボルト穴.16……ボル
ト.17……ナット.18……座金.19……鋼撚り線.20……環
状巻付グリップ.21……シンブル。
案に係る接続金具本体の一例を示す平面図．第３図
（ａ）は本考案に係るボルトの一例を示す側面図．第３
図（ｂ）は同じく平面図．第４図（ａ）は本考案に係る
ナットの一例を示す側面図．第４図（ｂ）は同じく平面
図．第５図（ａ）は本考案に係る座金の一例を示す平面
図．第５図（ｂ）は同じく側面図．第６図は本考案の一
使用例を示す正面図．第７図は第６図の環状巻付グリッ
プ及びシンブル部を示す平面図．第８図（ａ），
（ｂ），（ｃ）は従来の通信ケーブル用支持線の接続方
法の一例を示す平面図．第９図及び第10図はそれぞれ従
来の通信ケーブル用支持線の接続方法の他の例を示す平
面図である。 11……接続金具本体.12〜15……ボルト穴.16……ボル
ト.17……ナット.18……座金.19……鋼撚り線.20……環
状巻付グリップ.21……シンブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大垣 秀夫 東京都品川区西五反田７丁目22番17号 大 谷工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭48−26488（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭35−9706（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】平板状の金属よりなり両端近傍にそれぞれ
ボルト穴が設けられた２枚の接続金具本体と．この２枚
の接続金具本体が重ね合わされるようにしてほぼ平行し
て配置されるように両端近傍のボルト穴に挿入されて取
付けられるボルト及びナットとを具備し．前記２枚の接
続金具本体間で．前記ボルト穴に挿入されたボルトが．
通信ケーブル用支持線に設けられた環状部に挿通される
ことを特徴とする通信ケーブル用支持線の接続金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988138782U JPH0715305Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 通信ケーブル用支持線の接続金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988138782U JPH0715305Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 通信ケーブル用支持線の接続金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0260427U JPH0260427U (ja) | 1990-05-02 |
| JPH0715305Y2 true JPH0715305Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31401441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988138782U Expired - Lifetime JPH0715305Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 通信ケーブル用支持線の接続金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715305Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014218335A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 東京製綱株式会社 | ペンダント索 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4826488U (ja) * | 1971-08-04 | 1973-03-30 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP1988138782U patent/JPH0715305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014218335A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 東京製綱株式会社 | ペンダント索 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0260427U (ja) | 1990-05-02 |
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