JPH07152313A - 自動作曲装置 - Google Patents

自動作曲装置

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JPH07152313A
JPH07152313A JP5326088A JP32608893A JPH07152313A JP H07152313 A JPH07152313 A JP H07152313A JP 5326088 A JP5326088 A JP 5326088A JP 32608893 A JP32608893 A JP 32608893A JP H07152313 A JPH07152313 A JP H07152313A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誰でも簡単に作曲を楽しむことができる自動
作曲装置を提供する。 【構成】 カーソルスイッチSW1,…を操作すること
によりメロディが選択され、このメロディの演奏情報が
メロディメモリに記憶される。CPU5は、対応するメ
ロディの演奏情報を記憶しているメロディメモリの先頭
アドレスを所定のレジスタに記憶する。このようにして
各小節のメロディの演奏情報がメロディメモリに記憶さ
れる。メロディの連続演奏に際して、CPU5はレジス
タを参照し、レジスタに記憶されているアドレスのメロ
ディメモリから順に演奏情報を読み出すとともに、所定
のメモリから伴奏用の演奏情報を読み出し、これら演奏
情報をバス17等を介してサウンドシステム16に供給
し、各小節のメロディと伴奏とを演奏させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、幼児から大人まで誰
でも簡単に作曲を楽むことができる自動作曲装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、音感、リズム感などを発達させる
ことに主眼を置いた知育用玩具を要望する声が高くなっ
ている。さらに、そのような玩具で遊びながら簡単な操
作で作曲もできれば、子供は創作の喜びを味わうことが
でき、音楽に対する興味をより一層高めることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、簡単な
操作で作曲ができるように構成した自動作曲装置は現在
のところ提供されていないのが実情である。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、簡単な操作で複数の楽曲を自動的に作曲す
ることができる自動演奏装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の自動演奏装置は、複数区間に区分され、一
区間に所定の和音に調和する複数の演奏が用意される楽
曲の各区間毎に、当該区間の複数の演奏に対応した演奏
情報を各々記憶する演奏情報メモリと、上記演奏情報を
各区間について選択する選択手段と、上記選択手段によ
って選択された演奏情報を区間順に読み出す演奏情報読
出手段とを具備したことを特徴としている。
【0006】また、請求項2の自動演奏装置は、上記複
数の演奏情報メモリを書込可能に構成し、かつ、これら
のメモリに演奏情報を書き込む書込手段を設けたことを
特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1の自動演奏装置にあっては、演奏情報
メモリに記憶させた演奏情報を各区間毎に適宜選択する
ことにより、演奏情報が区間順に読み出されて1つの楽
曲が演奏される。また、請求項2に記載の自動作曲装置
にあっては、演奏情報メモリに演奏情報を書き込むこと
ができるので、各区間の演奏内容を任意に構成すること
ができる。
【0008】
【実施例】A.実施例の構成 まず、この発明の実施例の自動作曲装置について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明を知育用玩具に適
用した場合の電気的構成を示すブロック図、図2は全体
構成を示す図である。この実施例の自動演奏装置は、各
小節毎に4種類用意されたメロディを適宜選択して4小
節からなる楽曲を作曲するように構成されている。
【0009】図2において1は操作ボードである。操作
ボード1には、メロディを選択する際に操作する4つの
カーソルスイッチ(選択手段)SW1,…SW4が配置
されている。カーソルスイッチSW1,…は、十字をな
すように配列され、SW1から時計回りに「赤」、
「青」、「黄」、「緑」に色分けされている。また、操
作ボード1には、選択したメロディを確定するトリガー
スイッチ(選択手段)1bが配置され、操作ボード1
は、それらの操作情報をバス17(図1参照)を介して
出力する。図1において2はタッチペンであり、タブレ
ット3によってそのペン先位置が随時検出される。ま
た、タッチペン2のペン先にはスイッチが設けられてお
り、ペン先がタブレット3に押し当てられると、その操
作情報がタッチペン2からバス17を介して出力され
る。4はMIDIインターフェースであり、外部機器と
の間でMIDI信号の送受信を行う。なお、図2におい
て1cはタッチペン2を差し込むキャップである。
【0010】本実施例においては、図2に示すように、
タブレット3の上に各種の図柄を描いたシート体20が
載置される。シート体20は単に紙の上に各種の図形を
印刷したものであるが、このシート体20はROMカセ
ット7と一体に形成され、現在開いているページは所定
のセンサによって検出される。そして、タッチペン2が
シート体20の所定の図柄に押し当てられると、タブレ
ット3によって操作位置が検出され、現在開いているペ
ージとの関係で操作内容が特定される。なお、この技術
の詳細については、例えば特開平5−137846号公
報に記載されている。
【0011】次に、5はCPU(演奏情報読出手段)で
あり、ROMカセット7に記憶されたプログラムに基づ
いて、他の構成要素を制御する。ROMカセット7のメ
モリには、ディスプレイ9に表示する画面の画像情報、
音声情報の他、作曲した楽曲の演奏時にバックに流す伴
奏の演奏情報が記憶されている。また、ROMカセット
7には、図3に示す複数のメロディメモリ(演奏情報メ
モリ)M1−1〜M4−4が設けられている。各メロデ
ィメモリM1,…のメモリエリアは、メロディの音高、
符長およびイベントタイムからなる音符情報をフレーズ
の順番で記憶している。
【0012】メロディメモリM1−1〜M1−4は、各
々第1小節に採用される4つの異なるメロディを記憶し
ている。この場合、各メロディの音符並びは異なってい
るが、いずれも「C」の和音に調和するメロディとなっ
ている。これらはカーソルスイッチSW1〜SW4をそ
れぞれ操作することにより選択されるようになってい
る。また、メロディメモリM2−1〜M2−4には
「F」の和音に調和する第2小節のメロディが各々記憶
され、メロディメモリM3−1〜M3−4には「G7」
の和音に調和する第3小節のメロディが各々記憶され、
メロディメモリM4−1〜M4−4には「C」の和音に
調和する第4小節のメロディが各々記憶されている。第
2小節以降のメロディも各小節についてカーソルスイッ
チSW1〜SW4をそれぞれ操作することにより選択さ
れるようになっている。なお、第4小節のメロディは、
楽曲のエンディングらしく構成されている。
【0013】CPU5は、各小節においてカーソルスイ
ッチSW1〜SW4と対応するメロディメモリM1−
1,…の先頭アドレスをレジスタに記憶している。たと
えば、第1小節でのカーソルスイッチSW1に対応する
先頭アドレスは「100」、第2小節でのカーソルスイ
ッチSW2に対応する先頭アドレスは「600」と記憶
している。
【0014】次に、6はRAMであり、CPU5の処理
内容などが一時的に記憶されるようになっている。8は
グラフィックディスプレイ・コントローラであり、CP
U5から供給された画像データに基づいてビデオ信号を
出力する。このビデオ信号はディスプレイ9に表示され
る。また、10は音源であり、CPU5から供給された
演奏情報に基づいて楽音信号を合成し出力する。11は
エフェクタであり、音源10から出力された楽音信号に
対して、CPU制御のもと残響/音量制御等を行う。1
3はマイク・エフェクタであり、マイク12から入力さ
れた音声信号に対して残響/音量制御等を行う。マイク
・エフェクタ13もエフェクタ11と同様にCPU5の
制御により発生する音の音量、残響等を制御することが
できる。14はディジタル音声処理回路であり、CPU
5から供給されたディジタル音声信号をアナログ信号に
変換し出力する。また、ディジタル音声処理回路14
は、マイク・エフェクタ13を介してマイク12から供
給された信号をディジタル信号に変換し、バス17を介
してRAM6に記憶することが可能である。15はミキ
サであり、エフェクタ11、マイク・エフェクタ13お
よびディジタル音声処理回路14から供給された楽音信
号、音声信号を混合して出力する。出力された混合信号
は、サウンドシステム16を介して発音される。
【0015】B.実施例の動作 メロディの選択操作 次に、図4を参照して実施例の自動作曲装置の動作につ
いて説明する。操作者は、まずシート体20の所定の頁
を開き、自動作曲のモードを選択することができる状態
にする。次に、操作者は、自動作曲のモードを開始する
操作として、例えば、シート体20の左頁のキャラクタ
Aにタッチペン2の先端を押し当てる(SP0)。これ
により、CPU5は処理をステップSP1に進める。ス
テップSP1において、CPU5は、ROMカセット7
のメモリから画像情報を読み出し、ディスプレイ9に図
5に示す画像を表示させる。なお、この処理に関しては
フローへの記載を省略している。図5に示す画像におい
て、キャラクタCの下段は4つに区画されており、キャ
ラクタCが左端に位置していることにより、これから選
択するメロディが第1小節用のものであることを示して
いる。キャラクタCの下段に4個づつ配列された円は、
カーソルスイッチSW1,SW2,SW3,SW4と同
じく上側のものから時計回りに「赤」、「青」、
「黄」、「緑」の順で色分けされている。また、ステッ
プSP1では、小節番号i、メロディ番号jをそれぞれ
初期値の「1」,「0」にセットする。
【0016】次に、CPU5は、ステップSP2に進
み、ROM7のメモリから操作案内用の音声情報例えば
「ボールを選んでね」を読み出してこの音声情報をデジ
タル音声処理回路14に供給する。デジタル音声処理回
路14は、供給された音声情報をアナログ信号にデコー
ドし、これをミキサ15を介してサウンドシステム16
に供給する。そして、サウンドシステム16は、第1小
節のメロディの選択を促す音声を発声し、操作者のカー
ソルスイッチ操作によるメロディ番号入力待ちの状態に
なる。次に、操作者がたとえばカーソルスイッチSW1
を操作すると、CPU5はステップSP3に進む。ステ
ップSP3において、CPU5は、カーソルスイッチS
W1の操作により対応するメロディメモリM1−1の先
頭アドレスである「100」を認識し、このアドレス
「100」から始まる演奏情報を順に読み出す。読み出
された演奏情報は、順次、音源10に供給され、予め定
められた音色でその演奏情報に対応する音高、符長の楽
音信号へ合成変換され、エフェクタ11、ミキサ15を
介してサウンドシステム16から発音される。以上のよ
うな過程で選択された第1小節のメロディがカーソルス
イッチSW1,…の操作に応じて試演奏される(SP
5)。メロディの演奏が終了すると、CPU5の処理は
ステップSP6に進む。ステップSP6において、CP
U5は、トリガスイッチ1bの入力待ちになり、入力さ
れた操作がトリガスイッチ1bのものでなければ判定の
結果が「NO」となり、上述したSP2〜SP6を繰り
返す。この繰返し処理の中で、他のメロディメモリM1
−2〜MI−4が選択されれば、当該メモリ内に記憶さ
れている第1小節用のメロディが試演奏される。一方、
トリガスイッチ1bが操作されていれば、ステップSP
6において判定結果は「YES」となり、次のステップ
SP7に進む。
【0017】ステップSP7において、CPU5は、現
時点において選択されているメロディの演奏情報を記憶
しているメロディメモリM1−1,…の先頭アドレスを
RAM6内の演奏バッファに記憶する。例えば、カーソ
ルスイッチSW1が操作されていたとすると、CPU5
は、メロディメモリM1−1の先頭アドレス「100」
を認識し、これを演奏バッファに記憶させる。また、C
PU5は、小節番号を表すレジスタiをインクリメント
する。次に、CPU5はステップSP8に進み、レジス
タiの内容が「5」であるか否かすなわち4小節分のメ
ロディが選択完了されたか否かを判定する。この判定が
「NO」の場合は残りの小節分のメロディを選択するた
めにステップSP9に進む。
【0018】ステップSP9では、CPU5は、選択さ
れたメロディの種類に応じて画面を変更する処理を行
う。例えば、メロディメモリM1−1が選択されている
とすると、画面の左端の区画の円のうち、カーソルスイ
ッチSW1に対応する「赤」の円が点灯するように(高
輝度となるように)画像制御する。また、CPU5は、
図5の画面の人物の周りに配置されたボールのうち、左
端に位置するもの(第1小節を示す)の色が赤色になる
ように画像制御する。さらに、CPU5は、画面中のキ
ャラクタCが1区画右側へ移動するように画像を制御
し、次の第2小節での処理をすすめるべくステップSP
2に進む。
【0019】そして、CPU5は、前述した第1小節の
場合と同様にして、ステップSP2からステップSP6
までの処理をトリガスイッチ1bが操作されるまで繰り
返す。ここで、ステップSP6においてトリガスイッチ
1bが操作されたときに、カーソルスイッチSW2が操
作されていたとすると、CPU5は、カーソルスイッチ
SW2に対応するメロディメモリM2−2の先頭アドレ
ス「600」を認識し、これを演奏バッファに記憶す
る。次に、レジスタiをインクリメントしてステップS
P8へ進む。そして、「i」=5であるかを判定する
と、この結果が「NO」となるため処理をステップ9に
進める。ステップSP9では、CPU5は、図5に示す
画面の左から2つ目の区画の円のうち、操作されたカー
ソルスイッチSW2に対応する「青」の円が点灯するよ
うに画像制御し、図5の画面の人物の周りに配置された
ボールのうち、左端から2つ目に位置するボールの色が
青色となるように画像制御する。また、CPU5は、画
面中のキャラクタCがさらに1区画右側へ移動するよう
に画像を制御し、次の第3小節での処理を進めるべくス
テップSP2に進める。
【0020】第3小節および第4小節での処理も上記と
同様に行われる。第4小節目の処理のステップSP8に
おいては、レジスタiの内容が5となっているため、判
定結果は「YES」となる。この結果、CPU5は処理
をステップSP10に進める。ステップSP10におい
て操作者がトリガスイッチ1bを操作すると、CPU5
は、連続演奏のステップSP11に処理を進める。
【0021】メロディの連続演奏 ステップSP11において、CPU5は演奏バッファに
記憶している各メロディメモリM1−1,…の先頭アド
レスを読み出す。例えば、読み出した先頭アドレスが
「100」、「600」、「900」、「1600」で
あるとすると、CPU5は、メロディメモリM1−1の
先頭アドレス「100」にアクセスして演奏情報を読み
出し、この演奏情報を音源10に供給して第1小節のメ
ロディを演奏させる。また、CPU5は、ROMカセッ
ト7のメモリから伴奏用の演奏情報を読み出し、この演
奏情報も音源10に供給して伴奏の演奏も同時に進行さ
せる。
【0022】メロディメモリM1−1の読み出しが終了
すると、CPU5は、メロディメモリM2−2の先頭ア
ドレス「600」をアクセスして演奏情報を読み出し、
音源10に供給する。このようにして第4小節までのメ
ロディを連続的に演奏させる。CPU5は、サウンドシ
ステム16による4回目の演奏が終了したか否かを判断
し、「終了」と判断すると処理をステップSP0に進め
る。ステップSP0において操作者がタッチペン2をキ
ャラクタAに押し当てると、前述の動作と同じ動作が繰
り返される。また、キャラクタA以外の例えば「雲」に
タッチペン2を押し当て、あるいはシート体20の頁を
めくることにより、「自動作曲」以外のモードとなる。
【0023】このように、上記構成の自動演奏装置によ
れば、各小節のために用意されているメロディは4つで
あるにも拘わらず、それらを組み合わせることにより2
56種類もの楽曲を演奏することができる。しかも、予
め用意されたコード進行に調和するフレーズを選択する
だけでよいので、どの組合せでも不足なく曲が完成する
上に、年少者でも簡単に作曲を楽しむことができる。特
に、上記実施例では、楽曲の種類が多いこともさること
ながら、カーソルスイッチSW1,…とトリガスイッチ
1bの操作によりメロディを聞きながらフレーズの選択
をすることができるので、操作者のイメージに合った作
曲をすることが容易となる。
【0024】C.変形例 次に、図6および図7を参照して上記実施例の変形例に
ついて説明する。この変形例は、操作者が作曲したメロ
ディの演奏情報を電池バックアップされたRAM6に記
憶させて使用できるように構成したものである。図6に
示すように、操作ボード1のボード1dには、鍵盤シー
ト(演奏手段)30が載置されている。この場合、タブ
レット3とROMカセット7内に記憶させたプログラム
で、タッチペン2が鍵盤シート30の鍵に押し当てられ
たときに、操作位置と操作時間を検出して演奏情報を発
生する演奏情報発生部(図示せず)を形成している。こ
のときの演奏情報は、音源10に供給されて演奏が行わ
れる。演奏情報は、操作ボード1に設けられた一時記憶
メモリに記憶され、RAM6に供給される。
【0025】この変形例の電気的構成は、前述した実施
例と同様に図1に示すようになっているが、リズムジェ
ネレータ31が付加されている。このリズムジェネッレ
ータ31は、タッチペン2を鍵盤シート30の所定箇所
に押し当てることによりオンとなり、リズム信号を発生
してバス17に供給する。リズムジェネレータ31によ
り発生させられるリズム信号の周期は任意に調節できる
ようになっている。図7はRAM6に設定されたメロデ
ィメモリM1−1〜M4−4を示す。この変形例も、上
記実施例と同様に各小節(1〜4)にそれぞれ4つのメ
ロディメモリM1−1,…を有している。どのメロディ
メモリM1−1,…に演奏情報を記憶させるかは、カー
ソルスイッチSW1,…を操作することにより指定され
る。鍵盤シート30の操作に応じて発生された演奏情報
は、カーソルスイッチSW1,…によって指定されたメ
ロディメモリM1−1,…に供給される。なお、メロデ
ィメモリM1−1,…に既に演奏情報が記憶されている
場合には、古い演奏情報は消去される。また、小節番号
を変更する場合には、トリガスイッチ1bを操作する。
その際、図5に示すキャラクタCが移動して、どの小節
が作曲の対象になっているかを表示する。
【0026】次に、上記変形例の動作について説明す
る。まず、操作者は、例えばカーソルスイッチSW1を
操作して演奏情報を記憶させるメロディメモリM1−1
を選択する。次に、操作者が鍵盤シート30の所定箇所
にタッチペン2を押し当てると、リズムジェネレータ3
1はリズム信号を発生し、バス17を介して音源10に
供給され、サウンドシステム16でリズム音として発音
される。操作者は、サウンドシステム16から発音され
るリズム音に合わせて、鍵盤シート30の鍵にタッチペ
ン2を押し当てながら第1小節分の演奏を行う。タッチ
ペン2が鍵盤シート30に押し当てられると、演奏情報
発生部は演奏情報を発生する。そして、CPU5は、演
奏情報をメロディメモリM1−1の先頭アドレスから入
力する。同時に、CPU5は、演奏情報を音源10に供
給し、サウンドシステム16に入力されたメロディ音が
発音される。このようにして、操作者は第1小節用のメ
ロディを思いつくままに、適宜メロディメモリM1−1
〜M1−4を選択し、記憶させる。
【0027】次に、操作者はトリガスイッチ1bを操作
する。CPU5は、図5に示す画面のキャラクタCが右
隣の区画へ移動するように画像制御し、これによって作
曲の対象が第2小節に移ったことが表示される。次に、
操作者は上記と同様にして第2小節用のメロディを演奏
する。CPU5は、演奏に応じた演奏情報をメロディメ
モリM2−1,…に記憶させる。このようにして、第4
小節用のメロディまでの作曲と、メロディメモリM1ー
1、…への演奏情報の記憶が行われる。作曲したメロデ
ィを組み合わせて1つの楽曲を構成する操作は前記実施
例と同じである。すなわち、記憶させたメロディを各小
節毎に適宜選択して4小節のつながったメロディにし、
これらを順に自動演奏する。
【0028】上記変形例によれば、各小節のメロディの
作曲をも操作者が行うことができるので、全くオリジナ
ルの楽曲を簡単にしかも多数作曲することができる。ま
た、異なるメロディを多数記憶してあるので、これらの
組合せのうちの最良のものを聞きながら選ぶことができ
る。なお、本発明は上述した実施例に限定されるもので
はなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
【0029】前記実施例および変形例はいずれも本発
明の自動作曲装置を知育玩具に組み込んだものである
が、自動作曲装置単体としても構成することができる。 前記実施例においては、メロディの進行を「C→F→
G7→C」としているが、これに限定されないことは言
うまでもなく、種々の和音に調和するメロディを使用す
ることができる。たとえば、上記メロディの進行を「C
→Am→G7→C」に変更したり、たとえば「Am→D
m→E7→Am」のようなメロディ進行により短調の楽
曲を構成することもできる。また、1つの小節を互いに
異なる和音に調和する複数のメロディで構成することも
できる。 1小節当たりのメロディメモリの数を増設することが
できるのは勿論のこと、1楽曲の最初から最後までのメ
ロディメモリの数も自由に増設することができる。 変形例においては、メロディの演奏情報を記憶させる
ように構成しているが、例えば、打楽器のみによる演奏
情報を記憶させるように構成しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動作曲
装置によれば、演奏情報メモリに記憶させた演奏情報を
各区間毎に適宜選択することにより、演奏情報が区間順
に読み出されて1つの楽曲が演奏される。したがって、
幼児から大人まで誰でも簡単に作曲を楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 操作ボード1およびタブレット3を上から見
た図である。
【図3】 ROMカセット7のメロディメモリを説明す
るための図である。
【図4】 実施例の制御プログラムのフローチャートで
ある。
【図5】 実施例におけるディスプレイ9の画面表示を
示す図である。
【図6】 実施例の変形例における操作ボード1の平面
図である。
【図7】 変形例におけるRAM6のメロディメモリを
説明するための図である。
【符号の説明】
SW1,SW2,SW3,SW4 カーソルスイッチ
(選択手段)、1b トリガスイッチ(選択手段)、
5 CPU(演奏情報読出手段)、30 鍵盤シート
(書込手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数区間に区分され、一区間に所定の和
    音に調和する複数の演奏が用意される楽曲の各区間毎
    に、当該区間の複数の演奏に対応した演奏情報を各々記
    憶する演奏情報メモリと、 上記演奏情報を各区間について選択する選択手段と、 上記選択手段によって選択された演奏情報を区間順に読
    み出す演奏情報読出手段とを具備したことを特徴とする
    自動作曲装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の演奏情報メモリは書込可能に
    構成され、かつ、これらのメモリに演奏情報を書き込む
    書込手段を有することを特徴とする請求項1記載の自動
    演奏装置。
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